1 00:00:13,534 --> 00:00:19,634 白馬陣の活躍によって 幽州の公孫瓚は 烏丸との戦いに勝利した 2 00:00:20,167 --> 00:00:21,868 だが それも束の間 3 00:00:22,734 --> 00:00:27,133 百万の軍を誇る袁紹が ついに動き出したのだった 4 00:00:29,901 --> 00:00:35,467 へっへっへ… この わしこそが 三璃紗全土を支配する帝王 5 00:00:35,567 --> 00:00:41,167 まず手始めに 烏丸との戦いで 疲弊した幽州を蹴散らしてやるわ! 6 00:00:41,400 --> 00:00:43,367 ぬはははは 7 00:00:43,467 --> 00:00:47,234 ぬはははは… 8 00:01:05,868 --> 00:01:08,100 「激闘白馬陣」 9 00:01:09,767 --> 00:01:13,501 白馬陣だと? 沮授よ 何だそれは? 10 00:01:14,200 --> 00:01:17,000 こちらをご覧下さい 袁紹閣下 11 00:01:19,200 --> 00:01:22,801 このように 騎馬隊の側面に 鋼鉄の車輪を装着し 12 00:01:22,901 --> 00:01:24,634 全軍で突撃する 13 00:01:24,734 --> 00:01:28,167 これが公孫瓚の兵法 白馬陣でございます 14 00:01:29,100 --> 00:01:31,934 田舎侍めが 小賢しい! 15 00:01:32,033 --> 00:01:34,734 田豊 何か手はあるんだろうな? 16 00:01:35,067 --> 00:01:39,234 勿論です 白馬陣がいかに強力な兵法であろうと 17 00:01:39,334 --> 00:01:43,968 我らの扱う本物の兵法の前には 子供の遊びも同然 18 00:01:44,701 --> 00:01:46,968 我ら両軍師にお任せ下さい 19 00:01:48,801 --> 00:01:49,634 えい! 20 00:01:50,200 --> 00:01:51,133 やあ! 21 00:01:51,767 --> 00:01:52,667 えい! 22 00:01:53,133 --> 00:01:53,634 やあ! 23 00:01:54,133 --> 00:01:56,067 いいぞ! その調子だ! 24 00:01:56,467 --> 00:01:59,601 いつでも出陣できるよう しっかり鍛えておけ! 25 00:02:00,334 --> 00:02:02,701 精が出ますな 張郃将軍 26 00:02:03,167 --> 00:02:06,133 これは軍師殿 いかがされましたか? 27 00:02:06,234 --> 00:02:13,100 実はですな… こたびの幽州攻略で 将軍に先鋒を務めて頂きたいのです 28 00:02:13,434 --> 00:02:17,934 俺が? はっ それは願ってもない事! 是非お任せ下さい! 29 00:02:18,234 --> 00:02:23,901 おお さすがは張郃将軍 話が早い 期待しておりますぞ 30 00:02:24,267 --> 00:02:24,934 ははっ! 31 00:02:25,567 --> 00:02:28,033 おーい みんな! いい知らせだぞ! 32 00:02:29,200 --> 00:02:31,934 ふっ 猪武者め… 33 00:02:32,901 --> 00:02:35,300 みんな あと一踏ん張りだ! 34 00:02:35,400 --> 00:02:38,434 易京楼にさえ たどり着けば 安心だからな! 35 00:02:39,434 --> 00:02:40,901 兄貴 見えたぜ! 36 00:02:48,100 --> 00:02:50,234 これが 易京楼… 37 00:03:00,400 --> 00:03:03,934 なんと… 山をくり抜き 要塞に仕立てるとは… 38 00:03:04,033 --> 00:03:06,033 こいつあ 大したもんだ 39 00:03:06,133 --> 00:03:10,167 我々も来たるべき時のために 準備をしてきたのだ 40 00:03:10,267 --> 00:03:14,300 ここならば 袁紹の攻撃から 民を守る事もできよう 41 00:03:23,300 --> 00:03:26,133 お待ちしておりました 公孫瓚将軍 42 00:03:27,100 --> 00:03:30,000 白馬陣の出撃準備は整っております 43 00:03:31,033 --> 00:03:32,767 ご苦労だったな 趙雲 44 00:03:33,300 --> 00:03:35,334 出撃準備って まさか… 45 00:03:38,734 --> 00:03:42,934 これより我が軍は袁紹軍に対し 奇襲攻撃をかける 46 00:03:43,234 --> 00:03:47,067 奇襲攻撃って… 相手は百万の大軍だぜ? 47 00:03:47,167 --> 00:03:51,234 いや 大軍であればある程 奇襲にはもろいものだ 48 00:03:51,701 --> 00:03:54,501 それに この白馬陣の機動力ならば… 49 00:03:54,868 --> 00:03:58,267 乱戦に持ち込めば 逆にこちらが有利となる 50 00:03:58,400 --> 00:04:00,400 なるほど そういう事か! 51 00:04:01,267 --> 00:04:03,567 俺達が袁紹軍の出鼻をくじく 52 00:04:04,167 --> 00:04:05,534 その間に劉備 53 00:04:05,634 --> 00:04:08,834 お前達は易京楼の守りを 固めておいてくれ 54 00:04:09,067 --> 00:04:10,901 分かった 任せてくれ! 55 00:04:12,834 --> 00:04:14,601 頼んだぞ 劉備! 56 00:04:16,901 --> 00:04:20,100 張郃将軍! 幽州軍が現れました! 57 00:04:20,634 --> 00:04:21,701 慌てるな! 58 00:04:22,300 --> 00:04:24,634 やはり 奇襲をかけてきたか… 59 00:04:25,167 --> 00:04:27,434 軍師殿の読まれた通りだ… 60 00:04:29,901 --> 00:04:31,167 白馬陣! 61 00:04:32,400 --> 00:04:33,400 突撃ー! 62 00:04:38,434 --> 00:04:42,267 みんな! 俺達の任務は敵の足を止める事だ! 63 00:04:42,367 --> 00:04:43,033 いいな! 64 00:04:43,133 --> 00:04:44,400 おー! 65 00:05:02,567 --> 00:05:02,968 うっ 66 00:05:03,067 --> 00:05:03,667 どやあっ 67 00:05:03,767 --> 00:05:04,367 どあっ はっ 68 00:05:04,868 --> 00:05:05,667 うわっ! 69 00:05:06,267 --> 00:05:06,634 うはっ! 70 00:05:07,934 --> 00:05:08,801 うー 71 00:05:09,167 --> 00:05:09,667 どわあっ! 72 00:05:10,367 --> 00:05:12,934 く… 盾で動きを封じ込めるとは 73 00:05:13,968 --> 00:05:17,434 本隊が到着するまで 何としてもここを凌ぐんだ 74 00:05:17,567 --> 00:05:20,300 我らが白馬陣を力ずくで止めたかっ 75 00:05:20,601 --> 00:05:22,667 趙雲 指揮官を狙え! 76 00:05:22,934 --> 00:05:23,801 御意! 77 00:05:29,200 --> 00:05:29,667 とおっ 78 00:05:29,767 --> 00:05:30,300 なあ 79 00:05:30,601 --> 00:05:31,868 ぬわああっ! 80 00:05:32,000 --> 00:05:33,067 ううっ たっ! 81 00:05:33,400 --> 00:05:34,067 やるなっ! 82 00:05:34,334 --> 00:05:34,868 ううっ! 83 00:05:36,033 --> 00:05:38,367 一騎打ちか… 望むところだ! 84 00:05:39,934 --> 00:05:43,467 俺は袁紹軍将軍 張郃! 貴様は? 85 00:05:43,801 --> 00:05:46,133 幽州将軍 趙雲だ! 86 00:05:46,334 --> 00:05:47,834 行くぞ 趙雲! 87 00:05:47,934 --> 00:05:48,567 たああっ! 88 00:05:49,200 --> 00:05:49,767 えいっ! 89 00:05:50,767 --> 00:05:51,434 えっ 90 00:05:51,767 --> 00:05:52,234 んっ 91 00:05:52,801 --> 00:05:57,467 ふふふっ 張郃め 素直に言いつけを守っておるわ… 92 00:05:58,801 --> 00:05:59,801 合図を出せ 93 00:06:05,767 --> 00:06:06,334 何っ? 94 00:06:08,734 --> 00:06:09,801 どあっ! はっ はっ! 95 00:06:10,334 --> 00:06:10,968 うわあっ! 96 00:06:11,067 --> 00:06:11,901 うわっ 97 00:06:12,000 --> 00:06:13,968 わあああっ! 98 00:06:14,801 --> 00:06:16,367 左右から伏兵だと? 99 00:06:16,534 --> 00:06:19,167 くっ… 正面の部隊は おとりか 100 00:06:19,300 --> 00:06:19,934 ぐわっ… 101 00:06:20,734 --> 00:06:22,167 これは どういう事だ? 102 00:06:23,167 --> 00:06:24,968 ほっほっほっ… 103 00:06:25,067 --> 00:06:28,133 白馬陣のような 正面突破に優れた陣形ほど 104 00:06:28,234 --> 00:06:30,901 真横からの攻撃には弱いもの… 105 00:06:31,167 --> 00:06:33,634 いかん! このままでは全滅だ! 106 00:06:33,734 --> 00:06:35,567 退け! 退けー! 107 00:06:36,000 --> 00:06:36,834 ええ… 108 00:06:38,767 --> 00:06:39,400 うっ 109 00:06:46,901 --> 00:06:47,334 うっ 110 00:06:47,434 --> 00:06:48,167 う… 111 00:06:49,968 --> 00:06:51,834 大丈夫か? しっかりしろ 112 00:06:51,868 --> 00:06:56,133 ちょ 張郃将軍… どうして俺達が… 113 00:06:58,434 --> 00:06:59,734 うう… 114 00:07:00,834 --> 00:07:05,100 田豊! よくも俺の兵達を 捨て駒に使ったな! 115 00:07:05,200 --> 00:07:09,133 捨て駒とは心外な 戦に犠牲はつきものです 116 00:07:09,734 --> 00:07:10,968 貴様… 117 00:07:11,667 --> 00:07:16,334 張郃よ 何をそんなに憤慨しておるのだ? 118 00:07:16,434 --> 00:07:21,200 田豊達の兵法により 白馬陣は撃破できたのであろう? 119 00:07:21,534 --> 00:07:25,200 だからといって 味方の兵まで 巻き添えにするのですか? 120 00:07:25,300 --> 00:07:28,901 こんな事をしていては 閣下に背く者が現れますぞ! 121 00:07:29,367 --> 00:07:32,434 ならば… 殺せばよい 122 00:07:32,868 --> 00:07:33,601 な… 123 00:07:35,067 --> 00:07:40,000 敵も味方も関係ない わしに従わぬと言うのなら… 124 00:07:42,767 --> 00:07:45,601 え… 皆殺しにするまでよ! 125 00:07:45,834 --> 00:07:48,901 え… 袁紹閣下… 126 00:07:50,100 --> 00:07:54,000 ぬははは… 127 00:08:01,634 --> 00:08:02,868 俺のせいだ… 128 00:08:04,234 --> 00:08:07,400 俺がもっと兵法を うまく使いこなせていれば… 129 00:08:07,567 --> 00:08:09,934 将軍だけの責任ではありません 130 00:08:10,267 --> 00:08:14,167 あれ程の大軍を 一糸乱さず統率するとは… 131 00:08:14,267 --> 00:08:16,834 敵には よほどの軍師がいるのでしょう 132 00:08:17,300 --> 00:08:21,434 軍師か… 俺に伏竜ほどの才能があればな 133 00:08:22,400 --> 00:08:23,367 伏竜? 134 00:08:24,167 --> 00:08:26,467 荊州にいるという伝説の軍師だ 135 00:08:28,400 --> 00:08:30,501 この兵法書を書いた侠(おとこ)さ 136 00:08:30,634 --> 00:08:34,534 これは… 蘆植先生の兵法書じゃないか! 137 00:08:34,634 --> 00:08:37,434 これって先生が書いたんじゃ なかったのか? 138 00:08:37,667 --> 00:08:43,200 ああ 先生はよく仰っていた 伏竜こそ まさに天才だと! 139 00:08:43,501 --> 00:08:47,067 天才… あの蘆植先生が それほどまでに? 140 00:08:47,868 --> 00:08:53,501 この中の兵法をすべて使いこなせれば 百万の袁紹軍にも太刀打ちできよう 141 00:08:53,601 --> 00:08:58,801 だが 悔しいが今の俺では 白馬陣でさえ思うように使えない… 142 00:08:59,167 --> 00:09:00,300 兄貴… 143 00:09:01,868 --> 00:09:04,033 伏竜がいれば勝てるんだな? 144 00:09:04,501 --> 00:09:05,167 ん? 145 00:09:05,934 --> 00:09:07,667 俺が伏竜を連れて来る 146 00:09:07,767 --> 00:09:13,167 本気か? 伏竜の手がかりは 荊州にいるという事以外は何も… 147 00:09:14,701 --> 00:09:17,634 力になりたいんだ! 兄貴の… 148 00:09:18,067 --> 00:09:19,167 劉備… 149 00:09:19,968 --> 00:09:24,667 けどよお… その伏竜がいくら天才でも たった1人じゃあ… 150 00:09:24,767 --> 00:09:29,267 確かに 軍師がいても 肝心の兵がいなければ意味がない 151 00:09:29,868 --> 00:09:34,234 公孫瓚殿 曹操に援軍を頼ってはいかがでしょう? 152 00:09:34,334 --> 00:09:38,400 曹操だと? あいつと一緒に戦えるわけないだろう 153 00:09:38,667 --> 00:09:45,133 しかし 曹操の都 許昌からならば 袁紹軍の背後をつく事ができます 154 00:09:45,434 --> 00:09:46,334 関羽… 155 00:09:47,400 --> 00:09:49,767 許昌には 拙者が参ります 156 00:09:49,868 --> 00:09:54,567 この関羽 一命を賭して 曹操を動かしてまいりましょう 157 00:09:55,067 --> 00:09:58,300 分かった お前がそこまで言うなら 158 00:09:58,601 --> 00:10:02,334 じゃあ俺様は兄貴と一緒に 伏竜を探しに行くぜ! 159 00:10:02,767 --> 00:10:05,868 ありがとう劉備 関羽 張飛 160 00:10:05,968 --> 00:10:11,200 お前達が戻るまで幽州の民は 俺達が命を懸けて守ってみせる! 161 00:10:11,367 --> 00:10:12,234 うん 162 00:10:12,501 --> 00:10:13,334 うん 163 00:10:13,467 --> 00:10:14,367 うん 164 00:10:18,634 --> 00:10:22,133 それぞれの使命を胸に侠達は旅立った 165 00:10:22,234 --> 00:10:23,868 目的は ただ一つ 166 00:10:23,968 --> 00:10:25,968 幽州の民を守るため 167 00:10:27,334 --> 00:10:29,067 兄貴… 趙雲… 168 00:10:29,467 --> 00:10:30,667 必ず戻る! 169 00:11:56,367 --> 00:11:58,734 関羽は曹操を動かせるか 170 00:11:58,834 --> 00:12:02,634 次回 SDガンダム三国伝 「関羽咆哮!」