1 00:00:02,069 --> 00:00:04,938 (ざわめき) 2 00:00:04,938 --> 00:00:07,808 ((スピリッツ:ハァ ハァ ハァ…。 3 00:00:07,808 --> 00:00:09,776 ⚟ありゃ女だな。 ⚟クリスマスだってのに➡ 4 00:00:09,776 --> 00:00:14,248 かわいそうに。 あっ おい! 5 00:00:14,248 --> 00:00:16,250 (スピリッツ)えっ…。 6 00:00:22,089 --> 00:00:25,759 マーマ… マーマ! ウソ! 7 00:00:25,759 --> 00:00:28,762 ヤダ… ヤダよ! 8 00:00:28,762 --> 00:00:30,931 マーマ! 9 00:00:30,931 --> 00:00:36,136 マーマ!) 10 00:00:36,136 --> 00:00:38,605 《スピリッツ:ずっと後悔してた》 11 00:00:41,475 --> 00:00:46,780 《スピリッツ:自分の気持ちを 言葉で伝えるのが苦手だった。 12 00:00:46,780 --> 00:00:50,150 私の放った一言が それまでの時間を➡ 13 00:00:50,150 --> 00:00:53,153 決定的に 変えてしまうのが怖かった》 14 00:00:55,255 --> 00:00:58,926 《スピリッツ:きっと あなたもそうだった。 15 00:00:58,926 --> 00:01:01,128 マーマ》 16 00:01:06,099 --> 00:01:09,102 《スピリッツ:あのとき➡ 17 00:01:09,102 --> 00:01:11,972 もしも➡ 18 00:01:11,972 --> 00:01:14,474 素直な気持ちが言えてたら》 19 00:01:16,777 --> 00:01:20,414 《スピリッツ:そんな後悔を 引きずったままだったから➡ 20 00:01:20,414 --> 00:01:23,283 実は ほんのちょっぴりだけね➡ 21 00:01:23,283 --> 00:01:26,820 私うれしいの。 22 00:01:26,820 --> 00:01:28,789 だって…》 23 00:01:32,426 --> 00:01:35,228 (スピリッツ)今なら伝えられる。 24 00:01:35,228 --> 00:01:37,431 私の思いを! 25 00:01:37,431 --> 00:01:39,766 マーマ! 26 00:01:39,766 --> 00:01:42,936 (ツィベタ)くっ…。 (シャイ)ペペシャさん! 27 00:01:44,938 --> 00:01:47,074 (ツィベタ)ペーシャ おとなしくして。 28 00:01:47,074 --> 00:01:49,443 あなたには何もできない。 29 00:01:49,443 --> 00:01:52,079 いいえ。 私にも➡ 30 00:01:52,079 --> 00:01:54,982 私にしか できないことがあるわ。 31 00:01:54,982 --> 00:01:57,751 《さっき見えた記憶のかけら…。 32 00:01:57,751 --> 00:02:02,255 あれが転心輪を通じて見えた マーマの心なら➡ 33 00:02:02,255 --> 00:02:05,759 きっと 伝えられるはず。 34 00:02:05,759 --> 00:02:08,428 私の心…。 35 00:02:08,428 --> 00:02:10,430 スピリッツを まっすぐに!》 36 00:02:14,434 --> 00:02:18,372 ねぇ マーマ 覚えてる? 37 00:02:18,372 --> 00:02:23,276 私が ずうっと 小さいころにした約束。 38 00:02:23,276 --> 00:02:27,280 もう二度と かなわないと思ってた願い。 39 00:02:27,280 --> 00:02:30,951 今なら あなたの手を取れる。 40 00:02:30,951 --> 00:02:33,954 ハッ… 来ないで! 41 00:02:33,954 --> 00:02:37,124 約束!? そんなもの知らない! 42 00:02:37,124 --> 00:02:39,626 ペーシャは何も話さなかった! 43 00:02:39,626 --> 00:02:42,496 私を憎んでいたに決まってる。 44 00:02:42,496 --> 00:02:45,298 不幸の元凶である私を…。 45 00:02:45,298 --> 00:02:48,468 私たちは ただ不器用だった。 46 00:02:48,468 --> 00:02:51,338 自分の気持ちを押し殺すことが➡ 47 00:02:51,338 --> 00:02:55,108 お互いの幸せと 勝手に思い込んで…。 48 00:02:55,108 --> 00:02:58,645 ねぇ マーマ 教えて。 49 00:02:58,645 --> 00:03:01,114 マーマの本当の心➡ 50 00:03:01,114 --> 00:03:03,550 私はまだ聞けてない。 51 00:03:03,550 --> 00:03:08,121 マーマにとって 私は どんな子だった? 52 00:03:08,121 --> 00:03:11,458 何を… 言ってるの…。 53 00:03:11,458 --> 00:03:14,628 私の 本当の…。 54 00:03:14,628 --> 00:03:16,630 ハッ…。 55 00:03:16,630 --> 00:03:19,132 ((レターナ:ペーシャ 寒いの? 56 00:03:19,132 --> 00:03:21,134 それなら 知ってるかしら…) 57 00:03:21,134 --> 00:03:27,541 心… なん て… そんな もの…。 58 00:03:27,541 --> 00:03:31,511 ((こんな寒い日の とっても あったかい魔法のこと) 59 00:03:33,480 --> 00:03:35,449 マーマ? 60 00:03:35,449 --> 00:03:37,984 (クフフ)サップラーイズ! あ… うっ! 61 00:03:37,984 --> 00:03:40,020 (クフフ)ダメダメー。 へっ? 62 00:03:40,020 --> 00:03:42,022 (クフフ)ツィベタちゃんには➡ 63 00:03:42,022 --> 00:03:44,624 クフフさんがついてるの~! 64 00:03:44,624 --> 00:03:47,794 くっ…。 かわいそうなツィベタちゃん。 65 00:03:47,794 --> 00:03:49,796 こんなに心が ズキズキして➡ 66 00:03:49,796 --> 00:03:51,965 とっても怖がってる。 67 00:03:51,965 --> 00:03:56,636 でも大丈夫! さぁ思い出して ツィベタちゃん! 68 00:03:56,636 --> 00:03:59,606 ツィベタちゃんの夢は なんだっけ? 69 00:04:03,110 --> 00:04:08,281 (ツィベタ)そう だ… 私は…。 70 00:04:08,281 --> 00:04:11,485 あぁ あ… あぁ~! 71 00:04:14,688 --> 00:04:16,790 私の命は➡ 72 00:04:16,790 --> 00:04:21,962 この世すべての 子どもたちのために! 73 00:04:21,962 --> 00:04:24,631 (悲鳴) 74 00:04:30,137 --> 00:04:32,639 (ツィベタ)この幸せな場所を➡ 75 00:04:32,639 --> 00:04:36,109 世界中にもたらすの。 76 00:04:36,109 --> 00:04:39,112 なんて強く悲しい力…。 77 00:04:39,112 --> 00:04:41,648 マーマ…。 78 00:04:41,648 --> 00:04:43,784 あ…。 ペペシャさん。 79 00:04:43,784 --> 00:04:47,220 きっと届きます 2人なら。 80 00:04:47,220 --> 00:04:49,122 2人の力があれば➡ 81 00:04:49,122 --> 00:04:51,224 どんな力にだって負けません! 82 00:04:56,029 --> 00:04:59,065 そうね。 83 00:04:59,065 --> 00:05:02,969 どんなに深い 氷の底だとしても…。 84 00:05:02,969 --> 00:05:05,972 必ず届ける! 85 00:05:05,972 --> 00:05:09,876 (2人)この思いを! 86 00:05:09,876 --> 00:05:12,746 ツィベタちゃん! 寒い。 87 00:05:15,782 --> 00:05:18,485 (2人)はぁ~! 88 00:05:18,485 --> 00:05:20,954 《ツィベタ:冷たい… 震えさえ消える➡ 89 00:05:20,954 --> 00:05:23,156 死体のような体》 90 00:05:25,792 --> 00:05:30,163 《だからなんだ! どうだっていい》 91 00:05:30,163 --> 00:05:32,966 うわっ! ツィベタちゃ… どうわっ! 92 00:05:32,966 --> 00:05:37,971 私の願いは たった一つだけ。 93 00:05:37,971 --> 00:05:41,474 あぁ~! 94 00:05:41,474 --> 00:05:44,811 《この いてついた世界を なくしてしまえれば➡ 95 00:05:44,811 --> 00:05:47,514 それでよかった》 マーマ! 96 00:05:49,449 --> 00:05:52,285 《誰のために? 97 00:05:52,285 --> 00:05:55,322 私の周りには➡ 98 00:05:55,322 --> 00:05:57,958 誰もいなかった。 99 00:05:57,958 --> 00:06:00,627 誰の手も 煩わせぬようにと➡ 100 00:06:00,627 --> 00:06:03,296 私が そう望んだ。 101 00:06:03,296 --> 00:06:05,932 私には誰もいない。 102 00:06:05,932 --> 00:06:09,135 誰も要らない…。 103 00:06:09,135 --> 00:06:12,005 寒い…》 104 00:06:12,005 --> 00:06:15,475 ((これで 寒くないでしょ? 105 00:06:17,544 --> 00:06:21,548 (レターナ)ようこそ 私のかわいい…) 106 00:06:23,450 --> 00:06:25,652 (ツィベタ)ペーシャ…。 107 00:06:38,265 --> 00:06:41,601 私が ここにいる。 108 00:06:41,601 --> 00:06:43,870 だから もう…。 109 00:06:47,340 --> 00:06:52,412 ((ほら こうして 一緒にいれば…) 110 00:06:52,412 --> 00:06:55,615 寒くないよ マーマ。 111 00:07:02,589 --> 00:07:04,591 《スピリッツ:いつも寡黙で➡ 112 00:07:04,591 --> 00:07:07,761 いつでも クールなマーマがね➡ 113 00:07:07,761 --> 00:07:11,431 時々 子どもみたいにかわいく笑って➡ 114 00:07:11,431 --> 00:07:14,768 一緒に おしゃべりする夜があったの。 115 00:07:14,768 --> 00:07:16,937 それはね…》 116 00:07:26,947 --> 00:07:28,915 ((ナタリア:何見てるんだ? ペペシャ。 117 00:07:28,915 --> 00:07:31,584 あっ…。 118 00:07:31,584 --> 00:07:33,887 (ナタリア)レーニャの写真か。 119 00:07:36,089 --> 00:07:38,091 マ… マーマは➡ 120 00:07:38,091 --> 00:07:41,094 私のこと 要らなかったの? 121 00:07:41,094 --> 00:07:46,132 だから マーマは 自分で死んじゃったの? 122 00:07:46,132 --> 00:07:50,070 ペペシャ… レーニャのことは事故だ。 123 00:07:50,070 --> 00:07:53,606 それに ちゃんと お前を大切に思ってたさ。 124 00:07:53,606 --> 00:07:56,609 ウソ… 私が嫌いだから➡ 125 00:07:56,609 --> 00:07:58,578 いなくなったんだ。 126 00:08:01,748 --> 00:08:03,750 これ。 127 00:08:06,252 --> 00:08:08,421 レーニャからの手紙だ。 128 00:08:08,421 --> 00:08:13,259 あの子は 時々 私に手紙をくれたんだよ。 129 00:08:13,259 --> 00:08:17,097 レーニャは 弱音を他人に 見せるヤツじゃなかったけど➡ 130 00:08:17,097 --> 00:08:21,267 ごくたまに 感情を 表に出すときがあったな。 131 00:08:21,267 --> 00:08:23,737 たぶん その手紙も そんなときにつづった➡ 132 00:08:23,737 --> 00:08:25,939 思いだろう。 133 00:08:25,939 --> 00:08:28,408 レーニャは酒に弱くてさ。 134 00:08:28,408 --> 00:08:32,112 きっと 手紙のことなんて 覚えてなかったな。 135 00:08:32,112 --> 00:08:34,581 まったく 困ったヤツだよ。 136 00:08:37,450 --> 00:08:40,587 ((レターナ:ペーシャ 寒いの? 137 00:08:40,587 --> 00:08:43,256 それなら 知ってるかしら? 138 00:08:43,256 --> 00:08:48,128 こんな寒い日の とっても あったかい魔法のこと。 139 00:08:48,128 --> 00:08:51,164 ほら こうして 一緒にいれば➡ 140 00:08:51,164 --> 00:08:54,267 寒くないよ ペーシャ。 フフッ。 141 00:08:54,267 --> 00:08:56,569 マーマ お酒の匂いする。 142 00:08:56,569 --> 00:08:58,905 えっ わかる? 143 00:08:58,905 --> 00:09:01,941 わかるよぉ。 144 00:09:01,941 --> 00:09:06,112 エヘヘ… 飲みすぎちゃったかな?) 145 00:09:06,112 --> 00:09:09,749 《そう そうなの。 マーマって➡ 146 00:09:09,749 --> 00:09:14,120 お酒を飲むと 子どもみたいに笑うのよ。 147 00:09:14,120 --> 00:09:16,923 友達みたいに はしゃぎ回って➡ 148 00:09:16,923 --> 00:09:19,926 たあいもないことなんて話して。 149 00:09:19,926 --> 00:09:22,429 だから私は思ってたの。 150 00:09:22,429 --> 00:09:26,599 お酒っていうのは 大人だって子どもに戻れる➡ 151 00:09:26,599 --> 00:09:30,103 魔法の薬だなんてね》 152 00:09:30,103 --> 00:09:34,274 ((レターナ:ねぇ ペーシャ。 すてきな場所があるの。 153 00:09:34,274 --> 00:09:36,743 おなかがすくことなんてなくて➡ 154 00:09:36,743 --> 00:09:40,413 いつでも ぬくもりに満ちた場所…。 155 00:09:40,413 --> 00:09:43,783 そんな所に 行ってみたい? 156 00:09:43,783 --> 00:09:46,086 マーマも一緒? 157 00:09:46,086 --> 00:09:49,389 ううん。 大人には行けないの。 158 00:09:51,591 --> 00:09:55,028 どう? 159 00:09:55,028 --> 00:09:57,030 どうして? 160 00:09:57,030 --> 00:09:59,199 マーマと一緒がいいから。 161 00:10:01,768 --> 00:10:03,736 そっか。 162 00:10:03,736 --> 00:10:06,773 マーマもおんなじよ。 163 00:10:06,773 --> 00:10:10,610 《レターナ:ペーシャ あなたが大人になったら➡ 164 00:10:10,610 --> 00:10:13,913 一緒に並んでお酒を飲もう。 165 00:10:13,913 --> 00:10:16,749 そうして その日も 今日みたいに➡ 166 00:10:16,749 --> 00:10:20,086 子どもみたいに笑い合おう。 167 00:10:20,086 --> 00:10:23,756 たったそれだけ 約束しよう。 168 00:10:23,756 --> 00:10:27,193 あなたが大人になる その日まで➡ 169 00:10:27,193 --> 00:10:30,263 この世界が 輝いているように》) 170 00:10:33,766 --> 00:10:36,903 マーマ…。 171 00:10:36,903 --> 00:10:40,073 あっ。 あっ そうだ! 172 00:10:40,073 --> 00:10:43,443 「これは私の夢だ」 って書いてあった。 173 00:10:43,443 --> 00:10:47,647 いつの日か こんなふうに 「おなかいっぱいの幸せの中で➡ 174 00:10:47,647 --> 00:10:50,917 ペーシャが 笑っていられますように」って。 175 00:10:53,620 --> 00:10:58,158 笑ってなきゃ アイツが悲しむぞ? 176 00:10:58,158 --> 00:11:01,294 違う のに…。 177 00:11:01,294 --> 00:11:05,632 この絵の私が… 笑ってるのは➡ 178 00:11:05,632 --> 00:11:08,535 おなかいっぱいだから じゃなくて➡ 179 00:11:08,535 --> 00:11:11,137 マーマがいるからなのに…。 180 00:11:11,137 --> 00:11:14,607 少しでも… 下手でもいいから➡ 181 00:11:14,607 --> 00:11:19,779 ちゃんと好きだよって 伝えればよかったなぁ) 182 00:11:19,779 --> 00:11:28,621 (泣きじゃくる声) 183 00:11:28,621 --> 00:11:31,524 《スピリッツ:それから 今日のこの日まで➡ 184 00:11:31,524 --> 00:11:34,794 一日だって忘れたことはないの。 185 00:11:34,794 --> 00:11:39,966 あなたのこと。 あなたがくれた愛情のこと。 186 00:11:39,966 --> 00:11:43,469 いつか 天国のあなたに届くようにと➡ 187 00:11:43,469 --> 00:11:47,440 優しい愛を世界に広げて➡ 188 00:11:47,440 --> 00:11:51,110 気付けば ヒーローなんて呼ばれてた。 189 00:11:51,110 --> 00:11:53,780 けど 私の愛の源は➡ 190 00:11:53,780 --> 00:11:56,182 今も あのころも変わらずに➡ 191 00:11:56,182 --> 00:11:58,284 いつまでも ずっと➡ 192 00:11:58,284 --> 00:12:00,286 あなたでした》 193 00:12:03,289 --> 00:12:05,458 届いたかな…。 194 00:12:05,458 --> 00:12:08,127 届いたらいいな…。 195 00:12:08,127 --> 00:12:12,799 私が ずうっと伝えたかったこと。 196 00:12:12,799 --> 00:12:16,169 でも 最後の一つだけは…。 197 00:12:16,169 --> 00:12:18,805 すっごく苦手なのだけど➡ 198 00:12:18,805 --> 00:12:21,307 私の言葉で 伝えさせてください。 199 00:12:23,309 --> 00:12:26,179 大好きよ マーマ。 200 00:12:55,308 --> 00:12:57,443 伝わったわ。 201 00:12:57,443 --> 00:13:00,146 あなたの思いが。 202 00:13:00,146 --> 00:13:03,983 マーマ…。 ごめんね ペーシャ。 203 00:13:03,983 --> 00:13:07,053 私はもう大丈夫。 204 00:13:07,053 --> 00:13:09,055 空が…。 ウキッ? 205 00:13:09,055 --> 00:13:11,090 へっ? あぁっ! 206 00:13:11,090 --> 00:13:13,159 ウッキッキー! 207 00:13:13,159 --> 00:13:15,995 今更だけど ペーシャ➡ 208 00:13:15,995 --> 00:13:18,298 聞いてほしいことが…。 (クフフ)ツィベタちゃん! 209 00:13:21,134 --> 00:13:24,170 (クフフ)まだ終わってない! 諦めちゃ ダメだよ! 210 00:13:24,170 --> 00:13:27,340 クフフさんだって! まだ戦えるもん! 211 00:13:27,340 --> 00:13:31,477 クフフさん もういいの。 212 00:13:31,477 --> 00:13:34,147 私の夢は 終わった。 213 00:13:34,147 --> 00:13:36,316 でも このままじゃ➡ 214 00:13:36,316 --> 00:13:38,484 ツィベタちゃんが消えちゃう! 215 00:13:38,484 --> 00:13:42,188 えっ? それでいいの。 216 00:13:42,188 --> 00:13:46,326 あなたは 彼の元に戻りなさい。 217 00:13:46,326 --> 00:13:48,628 これ以上は無意味よ。 218 00:13:51,864 --> 00:13:53,833 わかった。 219 00:13:53,833 --> 00:13:56,836 けど バイバイは言わないよ。 220 00:14:06,913 --> 00:14:12,018 マーマ 今あの子 消えるって…。 221 00:14:12,018 --> 00:14:16,356 この空間は 私の心そのもの。 222 00:14:16,356 --> 00:14:21,227 今の私の肉体は 心が形づくった姿だから➡ 223 00:14:21,227 --> 00:14:24,997 ここが崩れれば この肉体も崩れ去るわ。 224 00:14:24,997 --> 00:14:27,166 そんな どうして! 225 00:14:27,166 --> 00:14:32,338 せっかくまた こうして会えたのに…。 226 00:14:32,338 --> 00:14:34,741 あなたたちのおかげで➡ 227 00:14:34,741 --> 00:14:38,478 私は 悪い夢から 覚めることができた。 228 00:14:38,478 --> 00:14:41,347 だから あなたたちに託したい。 229 00:14:41,347 --> 00:14:45,151 ハッ。 (ツィベタ)私たちを作ったのは➡ 230 00:14:45,151 --> 00:14:48,521 あなたたちが スティグマと呼ぶ子。 231 00:14:48,521 --> 00:14:53,159 彼の能力は 人の夢をかなえる力。 232 00:14:53,159 --> 00:14:55,828 夢をかなえる? 233 00:14:55,828 --> 00:15:00,333 人が 心の奥底で 強く願うことを➡ 234 00:15:00,333 --> 00:15:04,504 現実の中に形づくる力よ。 235 00:15:04,504 --> 00:15:07,407 私たちを 再び巡り合わせたのが➡ 236 00:15:07,407 --> 00:15:10,443 彼の能力だったの。 237 00:15:10,443 --> 00:15:15,014 あなたの 母親に会いたいという願いが➡ 238 00:15:15,014 --> 00:15:20,319 彼に利用され あなたを傷つける私を生んだ。 239 00:15:20,319 --> 00:15:22,989 (スピリッツ)そんなことって…。 240 00:15:22,989 --> 00:15:26,659 ペペシャさんの夢を かなえたってことですか? 241 00:15:26,659 --> 00:15:31,697 それが本当なら その 計り知れない力を使って➡ 242 00:15:31,697 --> 00:15:33,866 スティグマは何をする気なの? 243 00:15:35,835 --> 00:15:38,704 彼は 大人のいない世界を➡ 244 00:15:38,704 --> 00:15:40,807 強く望んでいた。 245 00:15:40,807 --> 00:15:43,643 (ツィベタ)子どもたちのための世界。 246 00:15:43,643 --> 00:15:47,947 私の願いも そこに近かった。 247 00:15:47,947 --> 00:15:50,650 けど 彼の能力では➡ 248 00:15:50,650 --> 00:15:53,786 彼自身の夢はかなえられない。 249 00:15:53,786 --> 00:15:56,956 孤独では 意味を成さない力だった。 250 00:15:56,956 --> 00:16:01,461 だから 彼は仲間を作り上げた。 251 00:16:01,461 --> 00:16:05,631 それが私たち アマラリルク。 252 00:16:05,631 --> 00:16:09,502 彼は 私たち それぞれの心に根ざした能力を➡ 253 00:16:09,502 --> 00:16:11,537 与えた。 254 00:16:11,537 --> 00:16:16,809 あなたたち ヒーローと 対等に戦えるように。 255 00:16:16,809 --> 00:16:19,312 私が知るのは ここまで。 256 00:16:19,312 --> 00:16:22,481 この先 彼が何をなし➡ 257 00:16:22,481 --> 00:16:24,484 世界を どうするつもりなのかまでは➡ 258 00:16:24,484 --> 00:16:27,486 わからない。 けど➡ 259 00:16:27,486 --> 00:16:31,824 彼は間違いなく 今の世界を壊そうとしてる。 260 00:16:31,824 --> 00:16:35,328 誰かの夢をゆがめながら…。 261 00:16:35,328 --> 00:16:37,997 だから どうかお願い➡ 262 00:16:37,997 --> 00:16:40,333 彼らを止めて! 263 00:16:40,333 --> 00:16:45,171 スティグマに 世界を壊させないで。 264 00:16:45,171 --> 00:16:48,007 私は 気付けなかった。 265 00:16:48,007 --> 00:16:51,577 自分の心が ゆがまされてることも➡ 266 00:16:51,577 --> 00:16:54,180 自分のことだけを 見つめていては➡ 267 00:16:54,180 --> 00:16:57,383 心は通じ合わないってことも…。 268 00:16:59,852 --> 00:17:02,855 (ツィベタ)あなた お名前 なんて言ったかしら? 269 00:17:02,855 --> 00:17:06,025 テ… テルです! 紅葉山テル。 270 00:17:08,661 --> 00:17:13,332 テルさん。 不安だって 顔に出てるわ。 271 00:17:13,332 --> 00:17:17,236 けどね あなたは 乗り越えられる熱い心も➡ 272 00:17:17,236 --> 00:17:21,007 優しさも 十分持っていると思う。 273 00:17:21,007 --> 00:17:23,009 だって こうして もう一度➡ 274 00:17:23,009 --> 00:17:25,678 ペーシャと わかり合うことができたのは➡ 275 00:17:25,678 --> 00:17:29,649 紛れもなく あなたのおかげなのだから。 276 00:17:29,649 --> 00:17:34,320 ありがとうね テルさん。 いえ そんな…。 277 00:17:34,320 --> 00:17:36,822 そして ペーシャ。 278 00:17:36,822 --> 00:17:39,725 あなたは 彼女を導いてあげて。 279 00:17:39,725 --> 00:17:41,827 あなたの信じるすべてを➡ 280 00:17:41,827 --> 00:17:43,996 子どもたちに伝えるの。 281 00:17:43,996 --> 00:17:46,899 それが 大人である私たちが➡ 282 00:17:46,899 --> 00:17:51,170 未来のためにできる たった一つのことだから。 283 00:17:51,170 --> 00:17:53,673 えぇ。 284 00:17:53,673 --> 00:17:55,808 私は信じてる。 285 00:17:55,808 --> 00:17:59,345 きっと あなたたちが世界を救うって。 286 00:17:59,345 --> 00:18:02,848 任せたわね ヒーローさん。 287 00:18:02,848 --> 00:18:05,017 (2人)はい! 288 00:18:07,320 --> 00:18:09,322 あっ マーマ!? 289 00:18:09,322 --> 00:18:11,657 そんな もう…。 290 00:18:11,657 --> 00:18:14,660 いいのよ。 私は➡ 291 00:18:14,660 --> 00:18:19,599 たとえ スティグマの 意志の中であっても 罪を重ねた。 292 00:18:19,599 --> 00:18:23,970 あなたたちを傷つけたことに 変わりはないから。 293 00:18:23,970 --> 00:18:27,340 けど それでも あなたが まだ➡ 294 00:18:27,340 --> 00:18:31,410 こんな私を マーマと呼んでくれるなら➡ 295 00:18:31,410 --> 00:18:35,481 ペーシャ 最後に一つだけ お願いがあるの。 296 00:18:35,481 --> 00:18:37,483 えっ? 297 00:18:40,553 --> 00:18:43,322 こうして 大人になったあなたと➡ 298 00:18:43,322 --> 00:18:46,692 一緒に並んでお酒を飲むのが➡ 299 00:18:46,692 --> 00:18:50,096 たった一つの 小さな夢だった。 300 00:18:55,634 --> 00:18:58,638 フゥ…。 301 00:18:58,638 --> 00:19:02,141 私もおんなじ。 へっ? 302 00:19:02,141 --> 00:19:05,811 (笑い声) 303 00:19:05,811 --> 00:19:09,148 (ツィベタ)ペーシャ ちゃんと ごはん食べてる? 304 00:19:09,148 --> 00:19:11,484 (スピリッツ)えっ? そりゃそうよ! 305 00:19:11,484 --> 00:19:13,652 食べなきゃ死んじゃうもの。 306 00:19:13,652 --> 00:19:16,155 (ツィベタ)そう… よかった。 307 00:19:16,155 --> 00:19:18,524 病気には気をつけなさいね。 308 00:19:18,524 --> 00:19:20,559 特に肝臓とかの…。 309 00:19:20,559 --> 00:19:23,129 うん… はい。 310 00:19:25,131 --> 00:19:28,801 いざ こうして話してみると➡ 311 00:19:28,801 --> 00:19:30,970 結構 てれくさいわね。 312 00:19:30,970 --> 00:19:34,306 おんなじこと思った。 313 00:19:34,306 --> 00:19:36,642 ヒーローは 大変? 314 00:19:36,642 --> 00:19:40,012 ん~ まぁ大変かな。 315 00:19:40,012 --> 00:19:42,014 けど 誰かを救えるって➡ 316 00:19:42,014 --> 00:19:44,650 すごくすてきなことだと思う。 317 00:19:44,650 --> 00:19:48,320 人の役に立てるって うれしいのよ。 318 00:19:48,320 --> 00:19:52,291 そこは きっと マーマに似たんだと思うな。 319 00:19:52,291 --> 00:19:54,293 そうかしら。 320 00:19:56,295 --> 00:19:58,464 ペーシャ ありがとう。 321 00:19:58,464 --> 00:20:01,634 えっ 何が? 322 00:20:01,634 --> 00:20:04,470 私のもとに生まれてくれて➡ 323 00:20:04,470 --> 00:20:06,806 ありがとう。 324 00:20:06,806 --> 00:20:10,609 私は あなたを誇らしく思う。 325 00:20:10,609 --> 00:20:13,279 マーマ…。 326 00:20:13,279 --> 00:20:16,949 あなたが 今 こうして生きている。 327 00:20:16,949 --> 00:20:21,287 それだけで 私の生きた意味があった。 328 00:20:21,287 --> 00:20:24,123 私の命にも価値があったと➡ 329 00:20:24,123 --> 00:20:26,792 今になって思ったの。 330 00:20:26,792 --> 00:20:30,463 うん。 (ツィベタ)本当は こんなこと➡ 331 00:20:30,463 --> 00:20:34,967 もっとずっと前に 言えたらよかった。 332 00:20:34,967 --> 00:20:38,137 これだけは 忘れないでいて。 333 00:20:38,137 --> 00:20:40,139 (スピリッツ)なぁに? 334 00:20:43,309 --> 00:20:45,978 大好きよ ペーシャ。 335 00:20:47,980 --> 00:20:50,749 世界でいちばん 愛してるわ。 336 00:20:53,452 --> 00:20:55,888 うん…。 337 00:20:55,888 --> 00:20:58,057 うん。 338 00:21:06,132 --> 00:21:08,334 私も…。 339 00:21:15,107 --> 00:21:18,177 ペペシャさん…。 340 00:21:18,177 --> 00:21:20,312 残酷ね。 えっ? 341 00:21:20,312 --> 00:21:22,648 やっぱり➡ 342 00:21:22,648 --> 00:21:25,651 大好きな人と別れるのは➡ 343 00:21:25,651 --> 00:21:29,555 何度目だって つらいわねぇ。 344 00:21:29,555 --> 00:21:32,792 レターナさんは 最後➡ 345 00:21:32,792 --> 00:21:35,794 とても 幸せそうな顔をしてました。 346 00:21:35,794 --> 00:21:40,466 それは きっと 託すことができたから…。 347 00:21:40,466 --> 00:21:43,469 自分の思いを 未来へ! 348 00:21:43,469 --> 00:21:48,474 だから 私たちも 次のために進みましょう! 349 00:21:48,474 --> 00:21:51,477 フッ…。 350 00:21:51,477 --> 00:21:55,281 そうね。 こんな悲しいこと➡ 351 00:21:55,281 --> 00:21:57,583 残しちゃ ダメよね! 352 00:22:05,791 --> 00:22:08,627 あっ。 353 00:22:08,627 --> 00:22:12,031 ペペシャさん! えっ なぁに?