1 00:00:02,130 --> 00:00:04,970 (ざわめき) 2 00:00:04,970 --> 00:00:07,870 ⦅スピリッツ:ハァ ハァ ハァ…。 3 00:00:07,870 --> 00:00:09,770 ⚟ありゃ女だな。 ⚟クリスマスだってのに➡ 4 00:00:09,770 --> 00:00:14,280 かわいそうに。 あっ おい! 5 00:00:14,280 --> 00:00:16,250 (スピリッツ)えっ…。 6 00:00:22,120 --> 00:00:25,790 マーマ… マーマ! ウソ! 7 00:00:25,790 --> 00:00:28,790 ヤダ… ヤダよ! 8 00:00:28,790 --> 00:00:30,960 マーマ! 9 00:00:30,960 --> 00:00:36,100 マーマ!⦆ 10 00:00:36,100 --> 00:00:38,600 《スピリッツ:ずっと後悔してた》 11 00:00:41,470 --> 00:00:46,780 《スピリッツ:自分の気持ちを 言葉で伝えるのが苦手だった。 12 00:00:46,780 --> 00:00:50,150 私の放った一言が それまでの時間を➡ 13 00:00:50,150 --> 00:00:53,150 決定的に 変えてしまうのが怖かった》 14 00:00:55,280 --> 00:00:58,950 《スピリッツ:きっと あなたもそうだった。 15 00:00:58,950 --> 00:01:01,120 マーマ》 16 00:01:06,130 --> 00:01:09,130 《スピリッツ:あのとき➡ 17 00:01:09,130 --> 00:01:12,000 もしも➡ 18 00:01:12,000 --> 00:01:14,500 素直な気持ちが言えてたら》 19 00:01:16,810 --> 00:01:20,440 《スピリッツ:そんな後悔を 引きずったままだったから➡ 20 00:01:20,440 --> 00:01:23,310 実は ほんのちょっぴりだけね➡ 21 00:01:23,310 --> 00:01:26,880 私うれしいの。 22 00:01:26,880 --> 00:01:28,850 だって…》 23 00:01:32,420 --> 00:01:35,260 (スピリッツ)今なら伝えられる。 24 00:01:35,260 --> 00:01:37,460 私の思いを! 25 00:01:37,460 --> 00:01:39,760 マーマ! 26 00:01:39,760 --> 00:01:42,970 (ツィベタ)くっ…。 (シャイ)ペペシャさん! 27 00:01:44,930 --> 00:01:47,100 (ツィベタ)ペーシャ おとなしくして。 28 00:01:47,100 --> 00:01:49,440 あなたには何もできない。 29 00:01:49,440 --> 00:01:52,110 いいえ。 私にも➡ 30 00:01:52,110 --> 00:01:55,010 私にしか できないことがあるわ。 31 00:01:55,010 --> 00:01:57,780 《さっき見えた記憶のかけら…。 32 00:01:57,780 --> 00:02:02,280 あれが転心輪を通じて見えた マーマの心なら➡ 33 00:02:02,280 --> 00:02:05,790 きっと 伝えられるはず。 34 00:02:05,790 --> 00:02:08,460 私の心…。 35 00:02:08,460 --> 00:02:10,460 スピリッツを まっすぐに!》 36 00:02:14,460 --> 00:02:18,270 ねぇ マーマ 覚えてる? 37 00:02:18,270 --> 00:02:23,270 私が ずうっと 小さいころにした約束。 38 00:02:23,270 --> 00:02:27,280 もう二度と かなわないと思ってた願い。 39 00:02:27,280 --> 00:02:30,980 今なら あなたの手を取れる。 40 00:02:30,980 --> 00:02:33,980 ハッ… 来ないで! 41 00:02:33,980 --> 00:02:37,120 約束!? そんなもの知らない! 42 00:02:37,120 --> 00:02:39,620 ペーシャは何も話さなかった! 43 00:02:39,620 --> 00:02:42,520 私を憎んでいたに決まってる。 44 00:02:42,520 --> 00:02:45,290 不幸の元凶である私を…。 45 00:02:45,290 --> 00:02:48,500 私たちは ただ不器用だった。 46 00:02:48,500 --> 00:02:51,370 自分の気持ちを押し殺すことが➡ 47 00:02:51,370 --> 00:02:55,140 お互いの幸せと 勝手に思い込んで…。 48 00:02:55,140 --> 00:02:58,640 ねぇ マーマ 教えて。 49 00:02:58,640 --> 00:03:01,140 マーマの本当の心➡ 50 00:03:01,140 --> 00:03:03,550 私はまだ聞けてない。 51 00:03:03,550 --> 00:03:08,150 マーマにとって 私は どんな子だった? 52 00:03:08,150 --> 00:03:11,450 何を… 言ってるの…。 53 00:03:11,450 --> 00:03:14,660 私の 本当の…。 54 00:03:14,660 --> 00:03:16,660 ハッ…。 55 00:03:16,660 --> 00:03:19,160 ⦅レターナ:ペーシャ 寒いの? 56 00:03:19,160 --> 00:03:21,160 それなら 知ってるかしら…⦆ 57 00:03:21,160 --> 00:03:27,570 心… なん て… そんな もの…。 58 00:03:27,570 --> 00:03:31,540 ⦅こんな寒い日の とっても あったかい魔法のこと⦆ 59 00:03:33,480 --> 00:03:35,510 マーマ? 60 00:03:35,510 --> 00:03:38,010 (クフフ)サップラーイズ! あ… うっ! 61 00:03:38,010 --> 00:03:40,080 (クフフ)ダメダメー。 へっ? 62 00:03:40,080 --> 00:03:41,950 (クフフ)ツィベタちゃんには➡ 63 00:03:41,950 --> 00:03:44,620 クフフさんがついてるの~! 64 00:03:44,620 --> 00:03:47,820 くっ…。 かわいそうなツィベタちゃん。 65 00:03:47,820 --> 00:03:49,830 こんなに心が ズキズキして➡ 66 00:03:49,830 --> 00:03:51,990 とっても怖がってる。 67 00:03:51,990 --> 00:03:56,670 でも大丈夫! さぁ思い出して ツィベタちゃん! 68 00:03:56,670 --> 00:03:59,630 ツィベタちゃんの夢は なんだっけ? 69 00:04:03,140 --> 00:04:08,310 (ツィベタ)そう だ… 私は…。 70 00:04:08,310 --> 00:04:11,480 あぁ あ… あぁ~! 71 00:04:14,750 --> 00:04:16,820 私の命は➡ 72 00:04:16,820 --> 00:04:21,990 この世すべての 子どもたちのために! 73 00:04:21,990 --> 00:04:24,660 (悲鳴) 74 00:04:30,170 --> 00:04:32,630 (ツィベタ)この幸せな場所を➡ 75 00:04:32,630 --> 00:04:36,140 世界中にもたらすの。 76 00:04:36,140 --> 00:04:39,210 なんて強く悲しい力…。 77 00:04:39,210 --> 00:04:41,680 マーマ…。 78 00:04:41,680 --> 00:04:43,810 あ…。 ペペシャさん。 79 00:04:43,810 --> 00:04:47,250 きっと届きます 2人なら。 80 00:04:47,250 --> 00:04:49,150 2人の力があれば➡ 81 00:04:49,150 --> 00:04:51,220 どんな力にだって負けません! 82 00:04:56,020 --> 00:04:59,090 そうね。 83 00:04:59,090 --> 00:05:03,000 どんなに深い 氷の底だとしても…。 84 00:05:03,000 --> 00:05:06,000 必ず届ける! 85 00:05:06,000 --> 00:05:09,910 (2人)この思いを! 86 00:05:09,910 --> 00:05:12,810 ツィベタちゃん! 寒い。 87 00:05:15,810 --> 00:05:18,480 (2人)はぁ~! 88 00:05:18,480 --> 00:05:21,020 《ツィベタ:冷たい… 震えさえ消える➡ 89 00:05:21,020 --> 00:05:23,190 死体のような体》 90 00:05:25,820 --> 00:05:30,160 《だからなんだ! どうだっていい》 91 00:05:30,160 --> 00:05:32,960 うわっ! ツィベタちゃ… どうわっ! 92 00:05:32,960 --> 00:05:37,970 私の願いは たった一つだけ。 93 00:05:37,970 --> 00:05:41,500 あぁ~! 94 00:05:41,500 --> 00:05:44,840 《この いてついた世界を なくしてしまえれば➡ 95 00:05:44,840 --> 00:05:47,540 それでよかった》 マーマ! 96 00:05:49,480 --> 00:05:52,350 《誰のために? 97 00:05:52,350 --> 00:05:55,350 私の周りには➡ 98 00:05:55,350 --> 00:05:57,990 誰もいなかった。 99 00:05:57,990 --> 00:06:00,660 誰の手も 煩わせぬようにと➡ 100 00:06:00,660 --> 00:06:03,330 私が そう望んだ。 101 00:06:03,330 --> 00:06:05,960 私には誰もいない。 102 00:06:05,960 --> 00:06:09,200 誰も要らない…。 103 00:06:09,200 --> 00:06:12,070 寒い…》 104 00:06:12,070 --> 00:06:15,540 ⦅これで 寒くないでしょ? 105 00:06:17,510 --> 00:06:21,480 (レターナ)ようこそ 私のかわいい…⦆ 106 00:06:23,480 --> 00:06:25,680 (ツィベタ)ペーシャ…。 107 00:06:38,290 --> 00:06:41,700 私が ここにいる。 108 00:06:41,700 --> 00:06:43,970 だから もう…。 109 00:06:47,370 --> 00:06:52,440 ⦅ほら こうして 一緒にいれば…⦆ 110 00:06:52,440 --> 00:06:55,640 寒くないよ マーマ。 111 00:07:02,650 --> 00:07:04,650 《スピリッツ:いつも寡黙で➡ 112 00:07:04,650 --> 00:07:07,790 いつでも クールなマーマがね➡ 113 00:07:07,790 --> 00:07:11,460 時々 子どもみたいにかわいく笑って➡ 114 00:07:11,460 --> 00:07:14,800 一緒に おしゃべりする夜があったの。 115 00:07:14,800 --> 00:07:16,970 それはね…》 116 00:07:26,980 --> 00:07:28,980 ⦅ナタリア:何見てるんだ? ペペシャ。 117 00:07:28,980 --> 00:07:31,610 あっ…。 118 00:07:31,610 --> 00:07:33,920 (ナタリア)レーニャの写真か。 119 00:07:36,120 --> 00:07:38,120 マ… マーマは➡ 120 00:07:38,120 --> 00:07:41,160 私のこと 要らなかったの? 121 00:07:41,160 --> 00:07:46,090 だから マーマは 自分で死んじゃったの? 122 00:07:46,090 --> 00:07:50,100 ペペシャ… レーニャのことは事故だ。 123 00:07:50,100 --> 00:07:53,640 それに ちゃんと お前を大切に思ってたさ。 124 00:07:53,640 --> 00:07:56,640 ウソ… 私が嫌いだから➡ 125 00:07:56,640 --> 00:07:58,610 いなくなったんだ。 126 00:08:01,810 --> 00:08:03,780 これ。 127 00:08:06,250 --> 00:08:08,450 レーニャからの手紙だ。 128 00:08:08,450 --> 00:08:13,320 あの子は 時々 私に手紙をくれたんだよ。 129 00:08:13,320 --> 00:08:17,130 レーニャは 弱音を他人に 見せるヤツじゃなかったけど➡ 130 00:08:17,130 --> 00:08:21,300 ごくたまに 感情を 表に出すときがあったな。 131 00:08:21,300 --> 00:08:23,800 たぶん その手紙も そんなときにつづった➡ 132 00:08:23,800 --> 00:08:25,970 思いだろう。 133 00:08:25,970 --> 00:08:28,470 レーニャは酒に弱くてさ。 134 00:08:28,470 --> 00:08:32,140 きっと 手紙のことなんて 覚えてなかったな。 135 00:08:32,140 --> 00:08:34,610 まったく 困ったヤツだよ。 136 00:08:37,550 --> 00:08:40,620 ⦅レターナ:ペーシャ 寒いの? 137 00:08:40,620 --> 00:08:43,280 それなら 知ってるかしら? 138 00:08:43,280 --> 00:08:48,160 こんな寒い日の とっても あったかい魔法のこと。 139 00:08:48,160 --> 00:08:51,190 ほら こうして 一緒にいれば➡ 140 00:08:51,190 --> 00:08:54,300 寒くないよ ペーシャ。 フフッ。 141 00:08:54,300 --> 00:08:56,630 マーマ お酒の匂いする。 142 00:08:56,630 --> 00:08:58,970 えっ わかる? 143 00:08:58,970 --> 00:09:02,000 わかるよぉ。 144 00:09:02,000 --> 00:09:06,140 エヘヘ… 飲みすぎちゃったかな?⦆ 145 00:09:06,140 --> 00:09:09,780 《そう そうなの。 マーマって➡ 146 00:09:09,780 --> 00:09:14,150 お酒を飲むと 子どもみたいに笑うのよ。 147 00:09:14,150 --> 00:09:16,950 友達みたいに はしゃぎ回って➡ 148 00:09:16,950 --> 00:09:19,950 たあいもないことなんて話して。 149 00:09:19,950 --> 00:09:22,460 だから私は思ってたの。 150 00:09:22,460 --> 00:09:26,630 お酒っていうのは 大人だって子どもに戻れる➡ 151 00:09:26,630 --> 00:09:30,130 魔法の薬だなんてね》 152 00:09:30,130 --> 00:09:34,300 ⦅レターナ:ねぇ ペーシャ。 すてきな場所があるの。 153 00:09:34,300 --> 00:09:36,810 おなかがすくことなんてなくて➡ 154 00:09:36,810 --> 00:09:40,440 いつでも ぬくもりに満ちた場所…。 155 00:09:40,440 --> 00:09:43,810 そんな所に 行ってみたい? 156 00:09:43,810 --> 00:09:46,150 マーマも一緒? 157 00:09:46,150 --> 00:09:49,420 ううん。 大人には行けないの。 158 00:09:51,620 --> 00:09:55,060 どう? 159 00:09:55,060 --> 00:09:56,960 どうして? 160 00:09:56,960 --> 00:09:59,130 マーマと一緒がいいから。 161 00:10:01,800 --> 00:10:03,830 そっか。 162 00:10:03,830 --> 00:10:06,900 マーマもおんなじよ。 163 00:10:06,900 --> 00:10:10,640 《レターナ:ペーシャ あなたが大人になったら➡ 164 00:10:10,640 --> 00:10:14,010 一緒に並んでお酒を飲もう。 165 00:10:14,010 --> 00:10:16,780 そうして その日も 今日みたいに➡ 166 00:10:16,780 --> 00:10:20,120 子どもみたいに笑い合おう。 167 00:10:20,120 --> 00:10:23,790 たったそれだけ 約束しよう。 168 00:10:23,790 --> 00:10:27,120 あなたが大人になる その日まで➡ 169 00:10:27,120 --> 00:10:30,190 この世界が 輝いているように》⦆ 170 00:10:33,760 --> 00:10:36,930 マーマ…。 171 00:10:36,930 --> 00:10:40,100 あっ。 あっ そうだ! 172 00:10:40,100 --> 00:10:43,470 「これは私の夢だ」 って書いてあった。 173 00:10:43,470 --> 00:10:47,680 いつの日か こんなふうに 「おなかいっぱいの幸せの中で➡ 174 00:10:47,680 --> 00:10:50,950 ペーシャが 笑っていられますように」って。 175 00:10:53,650 --> 00:10:58,190 笑ってなきゃ アイツが悲しむぞ? 176 00:10:58,190 --> 00:11:01,320 違う のに…。 177 00:11:01,320 --> 00:11:05,660 この絵の私が… 笑ってるのは➡ 178 00:11:05,660 --> 00:11:08,560 おなかいっぱいだから じゃなくて➡ 179 00:11:08,560 --> 00:11:11,130 マーマがいるからなのに…。 180 00:11:11,130 --> 00:11:14,670 少しでも… 下手でもいいから➡ 181 00:11:14,670 --> 00:11:19,810 ちゃんと好きだよって 伝えればよかったなぁ⦆ 182 00:11:19,810 --> 00:11:28,650 (泣きじゃくる声) 183 00:11:28,650 --> 00:11:31,550 《スピリッツ:それから 今日のこの日まで➡ 184 00:11:31,550 --> 00:11:34,790 一日だって忘れたことはないの。 185 00:11:34,790 --> 00:11:39,960 あなたのこと。 あなたがくれた愛情のこと。 186 00:11:39,960 --> 00:11:43,460 いつか 天国のあなたに届くようにと➡ 187 00:11:43,460 --> 00:11:47,470 優しい愛を世界に広げて➡ 188 00:11:47,470 --> 00:11:51,140 気付けば ヒーローなんて呼ばれてた。 189 00:11:51,140 --> 00:11:53,810 けど 私の愛の源は➡ 190 00:11:53,810 --> 00:11:56,210 今も あのころも変わらずに➡ 191 00:11:56,210 --> 00:11:58,310 いつまでも ずっと➡ 192 00:11:58,310 --> 00:12:00,320 あなたでした》 193 00:12:03,320 --> 00:12:05,490 届いたかな…。 194 00:12:05,490 --> 00:12:08,120 届いたらいいな…。 195 00:12:08,120 --> 00:12:12,790 私が ずうっと伝えたかったこと。 196 00:12:12,790 --> 00:12:16,200 でも 最後の一つだけは…。 197 00:12:16,200 --> 00:12:18,830 すっごく苦手なのだけど➡ 198 00:12:18,830 --> 00:12:21,300 私の言葉で 伝えさせてください。 199 00:12:23,300 --> 00:12:26,210 大好きよ マーマ。 200 00:12:55,340 --> 00:12:57,510 伝わったわ。 201 00:12:57,510 --> 00:13:00,170 あなたの思いが。 202 00:13:00,170 --> 00:13:04,010 マーマ…。 ごめんね ペーシャ。 203 00:13:04,010 --> 00:13:07,080 私はもう大丈夫。 204 00:13:07,080 --> 00:13:09,120 空が…。 ウキッ? 205 00:13:09,120 --> 00:13:10,990 へっ? あぁっ! 206 00:13:10,990 --> 00:13:13,150 ウッキッキー! 207 00:13:13,150 --> 00:13:16,020 今更だけど ペーシャ➡ 208 00:13:16,020 --> 00:13:18,290 聞いてほしいことが…。 (クフフ)ツィベタちゃん! 209 00:13:21,160 --> 00:13:24,170 (クフフ)まだ終わってない! 諦めちゃ ダメだよ! 210 00:13:24,170 --> 00:13:27,300 クフフさんだって! まだ戦えるもん! 211 00:13:27,300 --> 00:13:31,510 クフフさん もういいの。 212 00:13:31,510 --> 00:13:34,180 私の夢は 終わった。 213 00:13:34,180 --> 00:13:36,340 でも このままじゃ➡ 214 00:13:36,340 --> 00:13:38,480 ツィベタちゃんが消えちゃう! 215 00:13:38,480 --> 00:13:42,180 えっ? それでいいの。 216 00:13:42,180 --> 00:13:46,390 あなたは 彼の元に戻りなさい。 217 00:13:46,390 --> 00:13:48,660 これ以上は無意味よ。 218 00:13:51,860 --> 00:13:53,860 わかった。 219 00:13:53,860 --> 00:13:56,830 けど バイバイは言わないよ。 220 00:14:06,840 --> 00:14:12,050 マーマ 今あの子 消えるって…。 221 00:14:12,050 --> 00:14:16,380 この空間は 私の心そのもの。 222 00:14:16,380 --> 00:14:21,190 今の私の肉体は 心が形づくった姿だから➡ 223 00:14:21,190 --> 00:14:25,030 ここが崩れれば この肉体も崩れ去るわ。 224 00:14:25,030 --> 00:14:27,200 そんな どうして! 225 00:14:27,200 --> 00:14:32,370 せっかくまた こうして会えたのに…。 226 00:14:32,370 --> 00:14:34,770 あなたたちのおかげで➡ 227 00:14:34,770 --> 00:14:38,540 私は 悪い夢から 覚めることができた。 228 00:14:38,540 --> 00:14:41,380 だから あなたたちに託したい。 229 00:14:41,380 --> 00:14:45,180 ハッ。 (ツィベタ)私たちを作ったのは➡ 230 00:14:45,180 --> 00:14:48,550 あなたたちが スティグマと呼ぶ子。 231 00:14:48,550 --> 00:14:53,190 彼の能力は 人の夢をかなえる力。 232 00:14:53,190 --> 00:14:55,860 夢をかなえる? 233 00:14:55,860 --> 00:15:00,360 人が 心の奥底で 強く願うことを➡ 234 00:15:00,360 --> 00:15:04,530 現実の中に形づくる力よ。 235 00:15:04,530 --> 00:15:07,440 私たちを 再び巡り合わせたのが➡ 236 00:15:07,440 --> 00:15:10,340 彼の能力だったの。 237 00:15:10,340 --> 00:15:15,010 あなたの 母親に会いたいという願いが➡ 238 00:15:15,010 --> 00:15:20,380 彼に利用され あなたを傷つける私を生んだ。 239 00:15:20,380 --> 00:15:23,020 (スピリッツ)そんなことって…。 240 00:15:23,020 --> 00:15:26,690 ペペシャさんの夢を かなえたってことですか? 241 00:15:26,690 --> 00:15:31,690 それが本当なら その 計り知れない力を使って➡ 242 00:15:31,690 --> 00:15:33,900 スティグマは何をする気なの? 243 00:15:35,860 --> 00:15:38,770 彼は 大人のいない世界を➡ 244 00:15:38,770 --> 00:15:40,840 強く望んでいた。 245 00:15:40,840 --> 00:15:43,670 (ツィベタ)子どもたちのための世界。 246 00:15:43,670 --> 00:15:48,040 私の願いも そこに近かった。 247 00:15:48,040 --> 00:15:50,680 けど 彼の能力では➡ 248 00:15:50,680 --> 00:15:53,850 彼自身の夢はかなえられない。 249 00:15:53,850 --> 00:15:57,020 孤独では 意味を成さない力だった。 250 00:15:57,020 --> 00:16:01,490 だから 彼は仲間を作り上げた。 251 00:16:01,490 --> 00:16:05,660 それが私たち アマラリルク。 252 00:16:05,660 --> 00:16:09,560 彼は 私たち それぞれの心に根ざした能力を➡ 253 00:16:09,560 --> 00:16:11,600 与えた。 254 00:16:11,600 --> 00:16:16,870 あなたたち ヒーローと 対等に戦えるように。 255 00:16:16,870 --> 00:16:19,340 私が知るのは ここまで。 256 00:16:19,340 --> 00:16:22,510 この先 彼が何をなし➡ 257 00:16:22,510 --> 00:16:24,510 世界を どうするつもりなのかまでは➡ 258 00:16:24,510 --> 00:16:27,550 わからない。 けど➡ 259 00:16:27,550 --> 00:16:31,850 彼は間違いなく 今の世界を壊そうとしてる。 260 00:16:31,850 --> 00:16:35,360 誰かの夢をゆがめながら…。 261 00:16:35,360 --> 00:16:38,030 だから どうかお願い➡ 262 00:16:38,030 --> 00:16:40,360 彼らを止めて! 263 00:16:40,360 --> 00:16:45,200 スティグマに 世界を壊させないで。 264 00:16:45,200 --> 00:16:48,070 私は 気付けなかった。 265 00:16:48,070 --> 00:16:51,610 自分の心が ゆがまされてることも➡ 266 00:16:51,610 --> 00:16:54,210 自分のことだけを 見つめていては➡ 267 00:16:54,210 --> 00:16:57,380 心は通じ合わないってことも…。 268 00:16:59,880 --> 00:17:02,880 (ツィベタ)あなた お名前 なんて言ったかしら? 269 00:17:02,880 --> 00:17:06,050 テ… テルです! 紅葉山テル。 270 00:17:08,690 --> 00:17:13,360 テルさん。 不安だって 顔に出てるわ。 271 00:17:13,360 --> 00:17:17,270 けどね あなたは 乗り越えられる熱い心も➡ 272 00:17:17,270 --> 00:17:21,000 優しさも 十分持っていると思う。 273 00:17:21,000 --> 00:17:23,040 だって こうして もう一度➡ 274 00:17:23,040 --> 00:17:25,670 ペーシャと わかり合うことができたのは➡ 275 00:17:25,670 --> 00:17:29,710 紛れもなく あなたのおかげなのだから。 276 00:17:29,710 --> 00:17:34,350 ありがとうね テルさん。 いえ そんな…。 277 00:17:34,350 --> 00:17:36,850 そして ペーシャ。 278 00:17:36,850 --> 00:17:39,720 あなたは 彼女を導いてあげて。 279 00:17:39,720 --> 00:17:41,860 あなたの信じるすべてを➡ 280 00:17:41,860 --> 00:17:44,030 子どもたちに伝えるの。 281 00:17:44,030 --> 00:17:46,930 それが 大人である私たちが➡ 282 00:17:46,930 --> 00:17:51,200 未来のためにできる たった一つのことだから。 283 00:17:51,200 --> 00:17:53,700 えぇ。 284 00:17:53,700 --> 00:17:55,800 私は信じてる。 285 00:17:55,800 --> 00:17:59,340 きっと あなたたちが世界を救うって。 286 00:17:59,340 --> 00:18:02,810 任せたわね ヒーローさん。 287 00:18:02,810 --> 00:18:05,010 (2人)はい! 288 00:18:07,320 --> 00:18:09,350 あっ マーマ!? 289 00:18:09,350 --> 00:18:11,690 そんな もう…。 290 00:18:11,690 --> 00:18:14,660 いいのよ。 私は➡ 291 00:18:14,660 --> 00:18:19,490 たとえ スティグマの 意志の中であっても 罪を重ねた。 292 00:18:19,490 --> 00:18:24,000 あなたたちを傷つけたことに 変わりはないから。 293 00:18:24,000 --> 00:18:27,370 けど それでも あなたが まだ➡ 294 00:18:27,370 --> 00:18:31,440 こんな私を マーマと呼んでくれるなら➡ 295 00:18:31,440 --> 00:18:35,510 ペーシャ 最後に一つだけ お願いがあるの。 296 00:18:35,510 --> 00:18:37,480 えっ? 297 00:18:40,550 --> 00:18:43,350 こうして 大人になったあなたと➡ 298 00:18:43,350 --> 00:18:46,690 一緒に並んでお酒を飲むのが➡ 299 00:18:46,690 --> 00:18:50,090 たった一つの 小さな夢だった。 300 00:18:55,660 --> 00:18:58,670 フゥ…。 301 00:18:58,670 --> 00:19:02,140 私もおんなじ。 へっ? 302 00:19:02,140 --> 00:19:05,840 (笑い声) 303 00:19:05,840 --> 00:19:09,140 (ツィベタ)ペーシャ ちゃんと ごはん食べてる? 304 00:19:09,140 --> 00:19:11,480 (スピリッツ)えっ? そりゃそうよ! 305 00:19:11,480 --> 00:19:13,650 食べなきゃ死んじゃうもの。 306 00:19:13,650 --> 00:19:16,150 (ツィベタ)そう… よかった。 307 00:19:16,150 --> 00:19:18,520 病気には気をつけなさいね。 308 00:19:18,520 --> 00:19:20,550 特に肝臓とかの…。 309 00:19:20,550 --> 00:19:23,120 うん… はい。 310 00:19:25,160 --> 00:19:28,830 いざ こうして話してみると➡ 311 00:19:28,830 --> 00:19:30,970 結構 てれくさいわね。 312 00:19:30,970 --> 00:19:34,340 おんなじこと思った。 313 00:19:34,340 --> 00:19:36,640 ヒーローは 大変? 314 00:19:36,640 --> 00:19:40,010 ん~ まぁ大変かな。 315 00:19:40,010 --> 00:19:41,980 けど 誰かを救えるって➡ 316 00:19:41,980 --> 00:19:44,650 すごくすてきなことだと思う。 317 00:19:44,650 --> 00:19:48,320 人の役に立てるって うれしいのよ。 318 00:19:48,320 --> 00:19:52,320 そこは きっと マーマに似たんだと思うな。 319 00:19:52,320 --> 00:19:54,320 そうかしら。 320 00:19:56,320 --> 00:19:58,490 ペーシャ ありがとう。 321 00:19:58,490 --> 00:20:01,660 えっ 何が? 322 00:20:01,660 --> 00:20:04,570 私のもとに生まれてくれて➡ 323 00:20:04,570 --> 00:20:06,800 ありがとう。 324 00:20:06,800 --> 00:20:10,670 私は あなたを誇らしく思う。 325 00:20:10,670 --> 00:20:13,340 マーマ…。 326 00:20:13,340 --> 00:20:17,010 あなたが 今 こうして生きている。 327 00:20:17,010 --> 00:20:21,380 それだけで 私の生きた意味があった。 328 00:20:21,380 --> 00:20:24,150 私の命にも価値があったと➡ 329 00:20:24,150 --> 00:20:26,820 今になって思ったの。 330 00:20:26,820 --> 00:20:30,490 うん。 (ツィベタ)本当は こんなこと➡ 331 00:20:30,490 --> 00:20:35,000 もっとずっと前に 言えたらよかった。 332 00:20:35,000 --> 00:20:38,170 これだけは 忘れないでいて。 333 00:20:38,170 --> 00:20:40,170 (スピリッツ)なぁに? 334 00:20:43,340 --> 00:20:46,040 大好きよ ペーシャ。 335 00:20:48,010 --> 00:20:50,780 世界でいちばん 愛してるわ。 336 00:20:53,480 --> 00:20:55,920 うん…。 337 00:20:55,920 --> 00:20:58,090 うん。 338 00:21:06,160 --> 00:21:08,330 私も…。 339 00:21:15,200 --> 00:21:18,210 ペペシャさん…。 340 00:21:18,210 --> 00:21:20,340 残酷ね。 えっ? 341 00:21:20,340 --> 00:21:22,680 やっぱり➡ 342 00:21:22,680 --> 00:21:25,650 大好きな人と別れるのは➡ 343 00:21:25,650 --> 00:21:29,620 何度目だって つらいわねぇ。 344 00:21:29,620 --> 00:21:32,820 レターナさんは 最後➡ 345 00:21:32,820 --> 00:21:35,820 とても 幸せそうな顔をしてました。 346 00:21:35,820 --> 00:21:40,490 それは きっと 託すことができたから…。 347 00:21:40,490 --> 00:21:43,500 自分の思いを 未来へ! 348 00:21:43,500 --> 00:21:48,500 だから 私たちも 次のために進みましょう! 349 00:21:48,500 --> 00:21:51,510 フッ…。 350 00:21:51,510 --> 00:21:55,340 そうね。 こんな悲しいこと➡ 351 00:21:55,340 --> 00:21:57,610 残しちゃ ダメよね! 352 00:22:05,820 --> 00:22:08,660 あっ。 353 00:22:08,660 --> 00:22:12,060 ペペシャさん! えっ なぁに?