1 00:00:13,013 --> 00:00:16,517 (スカーレット)本日はお招きいただき ありがとうございます。 2 00:00:16,517 --> 00:00:19,853 ザザーラン様。 (ザザーラン)は はい! 3 00:00:19,853 --> 00:00:21,855 (ザザーラン)では こちらを…。 4 00:00:25,025 --> 00:00:28,362 お互いに いいお買い物が できるといいですわね。 5 00:00:28,362 --> 00:00:31,365 《それも 今日で終わりですが》 6 00:00:35,869 --> 00:00:40,874 (ジュリアス)レオ もし 本当に ヴァンキッシュの紅天竜騎兵団が➨ 7 00:00:40,874 --> 00:00:43,377 関わっているとするなら➨ 8 00:00:43,377 --> 00:00:47,047 なおさら スカーレットの 潜入には賛成だぞ。 9 00:00:47,047 --> 00:00:49,049 オークションまで もう日がない。 10 00:00:49,049 --> 00:00:52,386 潜入させられる調査室の人員は➨ 11 00:00:52,386 --> 00:00:55,389 せいぜい 10人と いったところだろう。 12 00:00:55,389 --> 00:00:59,559 会場内では 当然 武装を解除させられる。 13 00:00:59,559 --> 00:01:03,330 潜入させている人員は 戦闘に長けているが➨ 14 00:01:03,330 --> 00:01:07,501 あくまで それは 武装をしているのが前提だ。 15 00:01:07,501 --> 00:01:10,671 魔法を使ったとしても ゴドウィンどもを➨ 16 00:01:10,671 --> 00:01:13,006 捕らえきるのは難しいだろう。 17 00:01:13,006 --> 00:01:19,813 その点 お前の妹は 武器がなくても力を発揮できる。 18 00:01:22,349 --> 00:01:25,185 (ジュリアス)それに ゴドウィン含め➨ 19 00:01:25,185 --> 00:01:27,688 奴隷オークションに 関わっている者どもを➨ 20 00:01:27,688 --> 00:01:31,858 倒したとなれば スカーレットの血生臭い二つ名も➨ 21 00:01:31,858 --> 00:01:34,027 こう変わるだろう。 22 00:01:34,027 --> 00:01:36,830 (みんな)ハッハハハ…! 23 00:01:41,368 --> 00:01:45,072 (ジュリアス)救国の鉄拳姫と…。 24 00:03:34,014 --> 00:03:36,850 王宮騎士団 位置につきました。 25 00:03:36,850 --> 00:03:38,852 レオナルド様。 26 00:03:38,852 --> 00:03:42,355 (レオナルド)ご苦労 ジュリアス様から 合図が出たら突入する。 27 00:03:42,355 --> 00:03:45,358 はっ! 準備はよし。 28 00:03:45,358 --> 00:03:49,362 《あとは 我が愚妹が 約束さえ守ってくれれば…》 29 00:03:49,362 --> 00:03:53,033 ⸨潜入は許可するが くれぐれも無用な暴力は➨ 30 00:03:53,033 --> 00:03:55,702 振るわないこと いいな? 31 00:03:55,702 --> 00:03:57,704 はい ありがとうございます! 32 00:03:57,704 --> 00:04:00,807 お兄様!⸩ 33 00:04:00,807 --> 00:04:03,110 ダメだ… 胃が痛い! 34 00:04:05,312 --> 00:04:08,482 やはり止めるべきだったのか。 35 00:04:08,482 --> 00:04:12,285 (レオナルド)おとなしく しているんだぞ! スカーレット! 36 00:04:14,321 --> 00:04:16,823 皆さん 今日は どのような奴隷をお探しに? 37 00:04:16,823 --> 00:04:19,659 有翼人が出品されると 聞きましたので➨ 38 00:04:19,659 --> 00:04:21,661 それを見に来ましたの。 39 00:04:21,661 --> 00:04:26,166 私は 甥に プレゼントする 奴隷エルフを見繕いに。 40 00:04:26,166 --> 00:04:30,337 戦闘用奴隷を戦わせる 催しを考えていましてな! 41 00:04:30,337 --> 00:04:35,142 ですが 今回のオークションの目玉は やはり 獣人族の…。 42 00:04:37,844 --> 00:04:42,682 失礼…。 いえ お気になさらず。 43 00:04:42,682 --> 00:04:48,188 《今の声 どこかで 聞いたような気が…》 44 00:04:48,188 --> 00:04:52,526 お集まりの皆様 長らく お待たせいたしました! 45 00:04:52,526 --> 00:04:56,029 これより オークションを開始いたします! 46 00:04:58,532 --> 00:05:01,635 よし! 今日は 必ず目当ての 奴隷を手に入れるぞ! 47 00:05:01,635 --> 00:05:04,805 今日のために 領民の税を 横領して たんまりと➨ 48 00:05:04,805 --> 00:05:07,140 資金を用意してきましたよ! 49 00:05:07,140 --> 00:05:09,476 皆様 用意周到で いらっしゃること。 50 00:05:09,476 --> 00:05:12,813 私ごときが持参したお金では とてもとても。 51 00:05:12,813 --> 00:05:14,815 なにをおっしゃいます。 52 00:05:14,815 --> 00:05:16,817 パルミア教の神官たちを とりこにして➨ 53 00:05:16,817 --> 00:05:20,320 たくさん貢がせたと お聞きしましたぞ。 54 00:05:20,320 --> 00:05:23,490 それでは 最初の商品を ご紹介しましょう! 55 00:05:23,490 --> 00:05:29,496 ご覧ください! 世にも珍しい 片翼の有翼人でございます! 56 00:05:29,496 --> 00:05:32,666 金貨50枚! 65枚! 57 00:05:32,666 --> 00:05:34,668 100枚だ! (歓声) 58 00:05:34,668 --> 00:05:37,671 どなたか ほかには いらっしゃいませんか? 59 00:05:37,671 --> 00:05:40,340 (ジュリアス)おい。 60 00:05:40,340 --> 00:05:43,343 あら 指揮官のあなたが なぜ ここに? 61 00:05:43,343 --> 00:05:45,679 様子を見にな。 62 00:05:45,679 --> 00:05:48,348 ゴドウィンは見つけたか? まだです。 63 00:05:48,348 --> 00:05:51,685 おおよその 見当はついておりますが。 64 00:05:51,685 --> 00:05:56,523 王宮騎士団は準備ができ 私の合図を待っている。 65 00:05:56,523 --> 00:05:59,359 早くしないと 獲物を取られるぞ。 66 00:05:59,359 --> 00:06:03,630 ジュリアス様 取り引きをいたしましょう。 67 00:06:03,630 --> 00:06:06,967 私が ゴドウィン様を しっかり ぶん殴りますので➨ 68 00:06:06,967 --> 00:06:09,469 もうしばらく 突入を 待ってくださいませんか? 69 00:06:09,469 --> 00:06:12,472 それは 私とて望むところだ。 70 00:06:12,472 --> 00:06:15,809 あなたが やつを 殴るところを見るために➨ 71 00:06:15,809 --> 00:06:17,978 潜入班に加わったのだからな。 72 00:06:17,978 --> 00:06:20,814 《そんなことだろうと 思っていましたわ…》 73 00:06:20,814 --> 00:06:24,484 で その願いを聞く代わりに あなたは 私に➨ 74 00:06:24,484 --> 00:06:26,786 どんなメリットを 提示してくれるのだ? 75 00:06:30,657 --> 00:06:36,329 王家に 王国に この身が朽ちる そのときまで➨ 76 00:06:36,329 --> 00:06:39,666 生涯 変わらぬ 忠誠を捧げると誓いましょう。 77 00:06:39,666 --> 00:06:43,169 ダメだ 王家ではない。 78 00:06:43,169 --> 00:06:48,508 私個人に忠誠を誓うと 約束してもらおう。 79 00:06:48,508 --> 00:06:52,178 時がたてば いずれ そうなるでしょう。 80 00:06:52,178 --> 00:06:55,181 あなたは 次期国王陛下なのですから。 81 00:06:55,181 --> 00:06:58,018 待てん 今 誓ってもらおう。 82 00:06:58,018 --> 00:07:01,621 (ジュリアス)それが条件だ。 83 00:07:01,621 --> 00:07:04,624 わかりました…。 84 00:07:04,624 --> 00:07:07,460 その言葉に嘘偽りはないな。 85 00:07:07,460 --> 00:07:11,965 卑怯ですわ。 こんな脅迫めいた真似。 86 00:07:11,965 --> 00:07:15,302 今更だな。 《この腹黒王子!》 87 00:07:15,302 --> 00:07:18,305 こちらの商品は 20からスタートです! 30! 88 00:07:18,305 --> 00:07:21,641 (ジュリアス)それで ゴドウィンの居場所は? 35! 89 00:07:21,641 --> 00:07:24,811 (スカーレット)この会場を 見渡せる あちらに。 90 00:07:24,811 --> 00:07:28,815 それでは 見せてもらおう。 91 00:07:28,815 --> 00:07:34,654 スカーレット・エル・ヴァンディミオンが送る 一世一代の撲殺劇を。 92 00:07:34,654 --> 00:07:37,991 (スカーレット)それは構いませんが 台本を間違えて➨ 93 00:07:37,991 --> 00:07:41,494 金髪の殿方も殴ってしまう 可能性がありますので➨ 94 00:07:41,494 --> 00:07:43,830 お気をつけください。 95 00:07:43,830 --> 00:07:46,833 《では 会いに行きましょうか。 96 00:07:46,833 --> 00:07:50,837 私の拳の想い人…。 97 00:07:50,837 --> 00:07:54,541 愛しのサンドバッグに…》 98 00:07:57,677 --> 00:08:01,614 ママ! やだ 行かないで! 騒ぐんじゃねえ! 99 00:08:01,614 --> 00:08:03,950 キャッ…! 100 00:08:03,950 --> 00:08:06,286 ママ! 101 00:08:06,286 --> 00:08:08,288 (ナナカ)無駄なあがきはよせ。 102 00:08:10,290 --> 00:08:12,292 ディアナ様…。 103 00:08:12,292 --> 00:08:14,627 どうかお助けください ディアナ様! 104 00:08:14,627 --> 00:08:18,832 うるさい! 聖女様は 奴隷の祈りなんざ聞きやしねえよ。 105 00:08:21,634 --> 00:08:24,971 うっ…! 106 00:08:24,971 --> 00:08:28,975 大丈夫 必ず お母さんと一緒に助かるから! 107 00:08:28,975 --> 00:08:32,278 《頼んだぞ スカーレット!》 108 00:08:35,648 --> 00:08:38,318 無関係な兵士だけを 眠らせるとは➨ 109 00:08:38,318 --> 00:08:41,154 さすがのコントロールだな。 110 00:08:41,154 --> 00:08:45,158 魔法学の試験で首位だった ジュリアス様に言われても➨ 111 00:08:45,158 --> 00:08:47,327 全然 うれしくないですわ。 112 00:08:47,327 --> 00:08:49,329 まだ 根に持ってるのか? 113 00:08:49,329 --> 00:08:57,170 ♬~ 114 00:08:57,170 --> 00:09:00,106 あ? なんだ お前ら? 115 00:09:00,106 --> 00:09:03,276 メインディッシュの前に…。 116 00:09:03,276 --> 00:09:05,979 楽しい前菜パーティーと いきましょうか。 117 00:09:07,947 --> 00:09:09,949 さて 皆様! 118 00:09:09,949 --> 00:09:12,786 しばらくの休憩の間 お楽しみください! 119 00:09:12,786 --> 00:09:16,956 ラードルト 交響曲五番 『薔薇の乱舞』! 120 00:09:16,956 --> 00:09:19,259 ぐっ…! 121 00:09:21,294 --> 00:09:23,296 がふっ…! 122 00:09:25,465 --> 00:09:27,634 うお~っ! 123 00:09:27,634 --> 00:09:32,305 ぐっ… ああっ…! 124 00:09:32,305 --> 00:09:42,148 ♬~ 125 00:09:42,148 --> 00:09:44,150 おわっ…! 126 00:09:44,150 --> 00:09:46,820 (ゴドウィン)なんだ!? (ハイネ)あっ…。 127 00:09:46,820 --> 00:09:51,324 ようやく お会いすることができましたわね。 128 00:09:51,324 --> 00:09:53,993 私のサンドバッグ…。 129 00:09:53,993 --> 00:09:56,996 スカーレット・エル・ヴァンディミオン! 130 00:09:56,996 --> 00:10:01,000 き 貴様… どのツラ下げて 私の前に! 131 00:10:01,000 --> 00:10:05,004 ご機嫌麗しゅうございます ハイネ様。 132 00:10:05,004 --> 00:10:07,841 その後 お加減はいかがですか? 133 00:10:07,841 --> 00:10:11,511 言うに事欠いて! 父上 ここは 私が…! 134 00:10:11,511 --> 00:10:13,513 雷よ! 135 00:10:13,513 --> 00:10:16,816 (ハイネ)天井から降り注ぎ 彼の者も打ち据えよ! 136 00:10:19,018 --> 00:10:21,855 王族たる我が名において命じる。 137 00:10:21,855 --> 00:10:24,858 私は その魔法を許可しない。 138 00:10:27,694 --> 00:10:29,696 魔法が発動しない!? 139 00:10:29,696 --> 00:10:32,031 そ その指輪は…! 140 00:10:32,031 --> 00:10:34,534 王国すべての人間の 魔法を打ち消す➨ 141 00:10:34,534 --> 00:10:36,536 王帝印の指輪! 142 00:10:36,536 --> 00:10:38,872 それを使えるということは…! 143 00:10:38,872 --> 00:10:40,874 あなたは まさか…! 144 00:10:40,874 --> 00:10:44,077 (ゴドウィン)ジュリアス殿下!? ふぅ…。 145 00:10:47,046 --> 00:10:49,215 い いや このような場所に➨ 146 00:10:49,215 --> 00:10:51,718 ジュリアス殿下がいらっしゃるわけが ありますまい! 147 00:10:51,718 --> 00:10:53,720 もし あれが殿下であれば➨ 148 00:10:53,720 --> 00:10:55,889 私たちは もう おしまいではないですか! 149 00:10:55,889 --> 00:10:58,091 (みんな)ハッハハハ…! 150 00:11:01,995 --> 00:11:04,163 (3人)だまされないぞ! この偽者! 151 00:11:04,163 --> 00:11:07,500 そ そのとおりだ! ならば やつを呼べ…! 152 00:11:07,500 --> 00:11:09,502 フッ…。 153 00:11:13,673 --> 00:11:15,675 あら。 154 00:11:15,675 --> 00:11:17,677 (ドノヴァン)グルルル…! 155 00:11:17,677 --> 00:11:19,679 ドノヴァンさん。 156 00:11:19,679 --> 00:11:23,016 行け ドノヴァン! 偽王子も スカーレットも殺し尽くせ! 157 00:11:23,016 --> 00:11:25,018 ぐお~っ! 158 00:11:27,020 --> 00:11:29,856 ぐわ~っ! 159 00:11:29,856 --> 00:11:33,192 遅いぞ 護衛がどこを ほっつき歩いていた。 160 00:11:33,192 --> 00:11:35,194 (ジュリアス)シグルド…。 (シグルド)俺をまいて➨ 161 00:11:35,194 --> 00:11:38,031 勝手にいなくなったのは ジュリアス殿下のほうでしょ。 162 00:11:38,031 --> 00:11:41,201 先ほど ぶつかったお肉は あなたでしたのね。 163 00:11:41,201 --> 00:11:43,202 肉…? 164 00:11:43,202 --> 00:11:46,539 次から次へと! 全員でかかれ! 165 00:11:46,539 --> 00:11:48,708 お二人は離れていてください! 166 00:11:48,708 --> 00:11:50,710 あっ…! 167 00:11:50,710 --> 00:11:54,213 ゲホッ ゲホッ… な 何をなさいますか? 168 00:11:54,213 --> 00:11:56,216 スカーレット様! 169 00:11:56,216 --> 00:12:01,821 シグルド様 私のお肉 取っちゃメッ ですよ。 170 00:12:01,821 --> 00:12:07,994 シグルド様のお相手は ライカンスロープのお方のみ ですよね? 171 00:12:07,994 --> 00:12:11,998 (スカーレット)そのほか 悪徳貴族の方々は 私のお肉。 172 00:12:11,998 --> 00:12:14,667 ご理解いただけましたか? 173 00:12:14,667 --> 00:12:17,003 も… 問題ありません! 174 00:12:17,003 --> 00:12:22,008 次は ティーボンヌ 交響曲三番 『可憐な乙女』! 175 00:12:22,008 --> 00:12:25,845 アッハハハハ…! 176 00:12:25,845 --> 00:12:28,348 アッハハハ…! 177 00:12:28,348 --> 00:12:31,017 アッハハハ…! 178 00:12:31,017 --> 00:12:33,019 (みんな)なっ…! 179 00:12:33,019 --> 00:12:35,188 アッハハハ…! 180 00:12:35,188 --> 00:12:37,690 ウッフフ…。 181 00:12:37,690 --> 00:12:41,527 アハハハッ…! 182 00:12:41,527 --> 00:12:44,030 (みんな)ひぃ…! 183 00:12:44,030 --> 00:12:46,032 (スカーレット)アッハハハ…! 184 00:12:46,032 --> 00:12:48,534 うわっ…! (食器が割れる音) 185 00:12:48,534 --> 00:12:50,536 キャーッ! 186 00:12:50,536 --> 00:12:53,206 な なんだ? 187 00:12:53,206 --> 00:12:56,109 (ざわめき) 188 00:12:58,044 --> 00:13:00,647 いつまでたっても 突入の合図が来ないから➨ 189 00:13:00,647 --> 00:13:04,817 馳せ参じましたが…。 190 00:13:04,817 --> 00:13:10,156 父上! 母上! ついに 妹が 大量殺人を犯してしまいました! 191 00:13:10,156 --> 00:13:13,660 殺してはいませんよ 峰打ちです。 192 00:13:13,660 --> 00:13:16,496 お前の手足のどこに峰がある!? 全身刃であろう! 193 00:13:16,496 --> 00:13:18,998 (食器が割れる音) 194 00:13:18,998 --> 00:13:21,334 (みんな)うわ~っ! 195 00:13:21,334 --> 00:13:23,503 まずい… 客が逃げ始める! 196 00:13:23,503 --> 00:13:27,340 さすがに これ以上は 警備隊の突入を引き延ばせんな。 197 00:13:27,340 --> 00:13:32,512 待ってください 私は まだ ゴドウィン様を殴ってません。 198 00:13:32,512 --> 00:13:35,181 レオ ゴドウィンを追ってくれ。 199 00:13:35,181 --> 00:13:37,517 約束が違います。 200 00:13:37,517 --> 00:13:41,521 案ずるな ゴドウィンは 必ず あなたの手で殴らせてやる。 201 00:13:41,521 --> 00:13:44,524 今 何かよからぬ 話をしていませんでしたか? 202 00:13:44,524 --> 00:13:48,027 レオ 私は スカーレットと誓いを交わした。 203 00:13:48,027 --> 00:13:51,030 えっ… はっ? 誓い!? 204 00:13:51,030 --> 00:13:54,534 ああ だから スカーレットとの約束は 守らねばならん。 205 00:13:54,534 --> 00:13:57,203 今の話は本当か? 206 00:13:57,203 --> 00:14:00,139 ジュリアス様と誓いを 交わしたというのは…。 207 00:14:00,139 --> 00:14:04,977 本当ですわ 私は ジュリアス様に 生涯尽くすと誓いました。 208 00:14:04,977 --> 00:14:08,314 おおっ… なんという…。 209 00:14:08,314 --> 00:14:10,817 おおっ! スカーレット! 210 00:14:10,817 --> 00:14:14,487 貴族の娘としての 幸せは もう諦めていたのに! 211 00:14:14,487 --> 00:14:16,823 父上… 母上…! 212 00:14:16,823 --> 00:14:20,660 よくわかりませんが お兄様が うれしそうで何よりです。 213 00:14:20,660 --> 00:14:23,329 《兄妹そろって天然すぎる》 214 00:14:23,329 --> 00:14:26,132 リリース。 215 00:14:28,334 --> 00:14:31,003 ジュリアス様の合図だ! 全員突入! 216 00:14:31,003 --> 00:14:34,006 人を殴ることにしか 喜びを見いだせなかった妹が➨ 217 00:14:34,006 --> 00:14:36,342 こんなにも立派に…! 218 00:14:36,342 --> 00:14:39,345 いかん! ゴドウィンを追わなければ! 219 00:14:39,345 --> 00:14:42,348 千里を見通す我が魔眼よ。 220 00:14:42,348 --> 00:14:44,350 クレアボヤンス! 221 00:14:49,355 --> 00:14:51,357 捉えました。 222 00:14:51,357 --> 00:14:55,361 息子のハイネとともに 中央階段から 屋上に上がるつもりです。 223 00:14:55,361 --> 00:14:59,866 お待ちを… あれは まさか…。 224 00:14:59,866 --> 00:15:03,803 (レオナルド)屋上に飛竜が接近中です! 225 00:15:03,803 --> 00:15:07,807 やはり ゴドウィンは 裏で 紅天竜騎兵団とつながっていたか。 226 00:15:07,807 --> 00:15:11,010 ヴァンキッシュに逃げられては 手が出せなくなるな。 227 00:15:13,646 --> 00:15:17,150 ここは 地下1階 屋上は5階…。 228 00:15:17,150 --> 00:15:19,986 急いでも 追いつけるかどうか…。 229 00:15:19,986 --> 00:15:24,824 ん… スカーレット なぜ 靴を脱いでいる? 230 00:15:24,824 --> 00:15:27,994 もちろん 本気を出すためですわ。 231 00:15:27,994 --> 00:15:32,999 レオお兄様 ナナカたちのことを よろしくお願いします。 232 00:15:32,999 --> 00:15:37,336 アクセラレーション スリーバースト! 233 00:15:37,336 --> 00:15:41,340 スカーレット! 234 00:15:41,340 --> 00:15:44,677 《クロノアの加護 アクセラレーションは➨ 235 00:15:44,677 --> 00:15:47,346 自らの時間を加速させることで➨ 236 00:15:47,346 --> 00:15:50,516 人の限界を超えた 速度を生み出す》 237 00:15:50,516 --> 00:15:53,019 失礼します! 238 00:15:53,019 --> 00:16:01,627 ♬~ 239 00:16:01,627 --> 00:16:04,630 《さすがに 三倍速だと 身体がきしみますね。 240 00:16:04,630 --> 00:16:10,303 けれど 極上の熟成肉を 逃すわけにはいきません》 241 00:16:10,303 --> 00:16:14,807 早く逃げましょう 父上! ああ…! 242 00:16:14,807 --> 00:16:16,809 (咆哮) 243 00:16:16,809 --> 00:16:18,811 おい 貴様! 一般兵士ごときが➨ 244 00:16:18,811 --> 00:16:21,481 私たちを見下ろすとは 頭が高いぞ! 245 00:16:21,481 --> 00:16:23,482 (ハイネ)飛竜から下りて平伏せよ! 246 00:16:23,482 --> 00:16:26,986 (アルフレイム)クズどもが… レックスやれ。 247 00:16:31,490 --> 00:16:33,826 (咆哮) 248 00:16:33,826 --> 00:16:36,996 ん…。 249 00:16:36,996 --> 00:16:42,001 それは困ります。 250 00:16:42,001 --> 00:16:44,003 ハイネ! 251 00:16:44,003 --> 00:16:47,840 ご機嫌よう ゴドウィン様。 先ほどぶりでございますね。 252 00:16:47,840 --> 00:16:51,510 スカーレット・エル・ヴァンディミオン。 253 00:16:51,510 --> 00:16:54,680 レックスの尻尾を片手で止めるとは➨ 254 00:16:54,680 --> 00:16:57,850 なんと すばらしい! 255 00:16:57,850 --> 00:17:01,621 どうやら 私は あなたに 恋をしてしまったようだ。 256 00:17:01,621 --> 00:17:03,623 結婚してくれ。 257 00:17:03,623 --> 00:17:05,625 お断りいたします。 258 00:17:05,625 --> 00:17:08,961 おっ…! 259 00:17:08,961 --> 00:17:14,133 (咆哮) 260 00:17:14,133 --> 00:17:18,638 おいたはいけませんよ! 261 00:17:18,638 --> 00:17:22,642 フッ… この私の顔を 拳で殴ったばかりか➨ 262 00:17:22,642 --> 00:17:27,813 レックスを一撃で昏倒させるとは…。 263 00:17:27,813 --> 00:17:30,816 ますます惚れたぞ スカーレット! 264 00:17:30,816 --> 00:17:32,985 (スカーレット)頭の中 お花畑ですか? 265 00:17:32,985 --> 00:17:34,987 今一度 俺の求愛を! 266 00:17:34,987 --> 00:17:36,989 お引き取り願います。 267 00:17:36,989 --> 00:17:41,160 ああ その美しい碧眼は 世界中の宝石を閉じ込めた➨ 268 00:17:41,160 --> 00:17:44,664 宝石箱のよう…! 269 00:17:44,664 --> 00:17:46,666 おたわむれを。 270 00:17:46,666 --> 00:17:49,001 (アルフレイム)これほどの 蹴りが放てる女性は➨ 271 00:17:49,001 --> 00:17:54,674 武力を最も尊ぶ 我が ヴァンキッシュにも存在せぬ。 272 00:17:54,674 --> 00:17:57,510 どうか 私と共に 来ていただきたい。 273 00:17:57,510 --> 00:17:59,679 しつこい人ですね。 274 00:17:59,679 --> 00:18:02,615 私などに かまけていていいのですか? 275 00:18:02,615 --> 00:18:05,117 あなたの目的は 無能なゴドウィン様の始末でしょう? 276 00:18:05,117 --> 00:18:07,119 なに!? 277 00:18:07,119 --> 00:18:09,121 フッ…。 278 00:18:09,121 --> 00:18:11,123 ヴァンキッシュ帝国第一皇子➨ 279 00:18:11,123 --> 00:18:13,960 アルフレイム・レア・ヴァンキッシュ殿下? 280 00:18:13,960 --> 00:18:16,963 フッ… あなたの言うとおり➨ 281 00:18:16,963 --> 00:18:19,966 私は この者たちを 殺すために来た。 282 00:18:19,966 --> 00:18:22,134 こ… この若造が! 283 00:18:22,134 --> 00:18:24,804 あれだけ 貴殿に 情報をもたらした➨ 284 00:18:24,804 --> 00:18:27,139 私を ここで 切り捨てるというのか! 285 00:18:27,139 --> 00:18:30,810 (ゴドウィン)ヴァンキッシュの大臣に してくれると約束したはずだ! 286 00:18:30,810 --> 00:18:33,813 自分の国を 売り渡すようなやつを➨ 287 00:18:33,813 --> 00:18:36,315 本気で重用するとでも 思っていたのか? 288 00:18:36,315 --> 00:18:38,317 な… に…? 289 00:18:38,317 --> 00:18:41,821 裏切り者は 潔く死ぬがよい。 290 00:18:43,823 --> 00:18:46,158 ひぃ…! 291 00:18:46,158 --> 00:18:48,160 お肉の横取りは許しません。 292 00:18:48,160 --> 00:18:51,998 足癖の悪いお姫様だな だが…。 293 00:18:51,998 --> 00:18:56,002 そんなところも また愛おしいぞ スカーレット。 294 00:18:56,002 --> 00:19:00,940 淑女の足をつかむなんて 紳士的とは言えませんわね。 295 00:19:00,940 --> 00:19:03,109 なんと 愛らしい笑み。 296 00:19:03,109 --> 00:19:06,278 私の愛を受け入れてくれる 気になったのだな? 297 00:19:06,278 --> 00:19:08,280 《この方…》 298 00:19:08,280 --> 00:19:12,785 殿下はご自分の頑健さに相当の 自信を持っておられるようですね。 299 00:19:12,785 --> 00:19:14,787 まぁな。 300 00:19:14,787 --> 00:19:18,958 (アルフレイム)私が使える加護の力 鋼鉄の神 メテオールの鋼体化は➨ 301 00:19:18,958 --> 00:19:23,629 どんな物理攻撃も通じない 無敵の身体にしてくれるのだ。 302 00:19:23,629 --> 00:19:26,465 あなたも加護を使えるようだが➨ 303 00:19:26,465 --> 00:19:30,302 徒手空拳では 私は倒せんよ。 304 00:19:30,302 --> 00:19:34,473 わかってくれたのなら そこのクズの始末を➨ 305 00:19:34,473 --> 00:19:36,642 おとなしく見ていてくれ。 306 00:19:36,642 --> 00:19:40,813 お言葉ですが殿下 あなたを倒す方法はあります。 307 00:19:40,813 --> 00:19:42,815 なに? 308 00:19:42,815 --> 00:19:49,655 ♬~ 309 00:19:49,655 --> 00:19:52,158 首相撲とは…。 310 00:19:52,158 --> 00:19:54,326 なんとも原始的で…! 311 00:19:54,326 --> 00:19:58,330 (アルフレイム)あっ… 効果的な…! 痛め方をするな! 312 00:19:58,330 --> 00:20:00,499 我が姫君よ! ぐわっ… あっ…! 313 00:20:00,499 --> 00:20:02,802 (スカーレット)お褒めいただき光栄です。 314 00:20:06,672 --> 00:20:10,509 ふぅ…。 (アルフレイム)抵抗は もう終わりか? 315 00:20:10,509 --> 00:20:13,512 はい 殿下もお疲れのようですね。 316 00:20:13,512 --> 00:20:16,182 フッ… なにを言っている? 317 00:20:16,182 --> 00:20:19,351 私は こんなにもピンピンして…。 318 00:20:19,351 --> 00:20:21,353 な… に…? 319 00:20:21,353 --> 00:20:24,690 安心しました。 頭の中まで鋼鉄でできていたら➨ 320 00:20:24,690 --> 00:20:26,692 さすがにお手上げでした。 321 00:20:26,692 --> 00:20:28,861 (アルフレイム)これは まさか…。 322 00:20:28,861 --> 00:20:31,197 《脳震盪!》 323 00:20:31,197 --> 00:20:34,200 (アルフレイム)このような手段で 私に ひざをつかせるとは➨ 324 00:20:34,200 --> 00:20:38,037 やはり こんな軟弱な国に あなたは ふさわしくない! 325 00:20:38,037 --> 00:20:40,206 私と共に参ろうではないか。 326 00:20:40,206 --> 00:20:45,044 あなたと踊るのは疲れましたわ。 327 00:20:45,044 --> 00:20:48,380 さっさと ご自分の国に お帰りください。 328 00:20:48,380 --> 00:20:51,183 アクセラレーションスリーバースト。 329 00:20:53,219 --> 00:20:57,423 私は諦めないからな~! 330 00:20:59,391 --> 00:21:02,661 さて お待ちかねの時間が やってまいりましたよ。 331 00:21:02,661 --> 00:21:04,663 ゴドウィン様。 332 00:21:04,663 --> 00:21:07,166 ひっ… まままま 待て! 333 00:21:07,166 --> 00:21:09,502 お前の命を狙ったことは謝ろう! 334 00:21:09,502 --> 00:21:12,338 バカ息子が だだをこねるから しかたなかったのだ! 335 00:21:12,338 --> 00:21:16,175 テレネッツァを使って カイル様に婚約を 破棄させたことも悪かった! 336 00:21:16,175 --> 00:21:18,677 テレネッツァ…? (ゴドウィン)あっ…。 337 00:21:18,677 --> 00:21:21,013 彼女と お知り合いだったのですか? 338 00:21:21,013 --> 00:21:24,350 それは初耳ですね。 いや 今のは…! 339 00:21:24,350 --> 00:21:27,019 なるほど テレネッツァさんには あなたという➨ 340 00:21:27,019 --> 00:21:30,356 後ろ盾があったわけですか。 いや…! 341 00:21:30,356 --> 00:21:35,194 つまり あなたが カイル様と テレネッツァさんをそそのかしたと? 342 00:21:35,194 --> 00:21:37,863 そのおかげで 私は舞踏会で➨ 343 00:21:37,863 --> 00:21:41,367 あのような無様な姿を さらすはめになったわけですね。 344 00:21:41,367 --> 00:21:43,536 違う! 私は ただ➨ 345 00:21:43,536 --> 00:21:47,039 あの小娘の提案に乗っただけだ! 346 00:21:47,039 --> 00:21:49,375 そ そうだ…! いいことを教えてやろう。 347 00:21:49,375 --> 00:21:51,710 代わりに 私を見逃してくれ! 348 00:21:51,710 --> 00:21:57,049 テレネッツァの正体 あの小娘は この世界の人間ではない。 349 00:21:57,049 --> 00:21:59,552 あ あいつは…! 350 00:21:59,552 --> 00:22:02,822 (ゴドウィン)女神の力によって 異世界から➨ 351 00:22:02,822 --> 00:22:06,025 転生してきた人間なのだ!