1 00:00:46,246 --> 00:00:49,750 (スカーレット)本日はお招きいただき ありがとうございます。 2 00:00:49,750 --> 00:00:53,086 ザザーラン様。 (ザザーラン)は はい! 3 00:00:53,086 --> 00:00:55,088 (ザザーラン)では こちらを…。 4 00:00:58,258 --> 00:01:01,595 お互いに いいお買い物が できるといいですわね。 5 00:01:01,595 --> 00:01:04,598 《それも 今日で終わりですが》 6 00:01:09,102 --> 00:01:14,107 (ジュリアス)レオ もし 本当に ヴァンキッシュの紅天竜騎兵団が➨ 7 00:01:14,107 --> 00:01:16,610 関わっているとするなら➨ 8 00:01:16,610 --> 00:01:20,280 なおさら スカーレットの 潜入には賛成だぞ。 9 00:01:20,280 --> 00:01:22,282 オークションまで もう日がない。 10 00:01:22,282 --> 00:01:25,619 潜入させられる調査室の人員は➨ 11 00:01:25,619 --> 00:01:28,622 せいぜい 10人と いったところだろう。 12 00:01:28,622 --> 00:01:32,793 会場内では 当然 武装を解除させられる。 13 00:01:32,793 --> 00:01:36,563 潜入させている人員は 戦闘に長けているが➨ 14 00:01:36,563 --> 00:01:40,734 あくまで それは 武装をしているのが前提だ。 15 00:01:40,734 --> 00:01:43,904 魔法を使ったとしても ゴドウィンどもを➨ 16 00:01:43,904 --> 00:01:46,239 捕らえきるのは難しいだろう。 17 00:01:46,239 --> 00:01:53,046 その点 お前の妹は 武器がなくても力を発揮できる。 18 00:01:55,582 --> 00:01:58,418 (ジュリアス)それに ゴドウィン含め➨ 19 00:01:58,418 --> 00:02:00,921 奴隷オークションに 関わっている者どもを➨ 20 00:02:00,921 --> 00:02:05,092 倒したとなれば スカーレットの血生臭い二つ名も➨ 21 00:02:05,092 --> 00:02:07,260 こう変わるだろう。 22 00:02:07,260 --> 00:02:10,063 (みんな)ハッハハハ…! 23 00:02:14,601 --> 00:02:18,305 (ジュリアス)救国の鉄拳姫と…。 24 00:04:07,247 --> 00:04:10,083 王宮騎士団 位置につきました。 25 00:04:10,083 --> 00:04:12,085 レオナルド様。 26 00:04:12,085 --> 00:04:15,589 (レオナルド)ご苦労 ジュリアス様から 合図が出たら突入する。 27 00:04:15,589 --> 00:04:18,592 はっ! 準備はよし。 28 00:04:18,592 --> 00:04:22,596 《あとは 我が愚妹が 約束さえ守ってくれれば…》 29 00:04:22,596 --> 00:04:26,266 ((潜入は許可するが くれぐれも無用な暴力は➨ 30 00:04:26,266 --> 00:04:28,935 振るわないこと いいな? 31 00:04:28,935 --> 00:04:30,937 はい ありがとうございます! 32 00:04:30,937 --> 00:04:34,040 お兄様!)) 33 00:04:34,040 --> 00:04:36,343 ダメだ… 胃が痛い! 34 00:04:38,545 --> 00:04:41,715 やはり止めるべきだったのか。 35 00:04:41,715 --> 00:04:45,519 (レオナルド)おとなしく しているんだぞ! スカーレット! 36 00:04:47,554 --> 00:04:50,056 皆さん 今日は どのような奴隷をお探しに? 37 00:04:50,056 --> 00:04:52,893 有翼人が出品されると 聞きましたので➨ 38 00:04:52,893 --> 00:04:54,895 それを見に来ましたの。 39 00:04:54,895 --> 00:04:59,399 私は 甥に プレゼントする 奴隷エルフを見繕いに。 40 00:04:59,399 --> 00:05:03,570 戦闘用奴隷を戦わせる 催しを考えていましてな! 41 00:05:03,570 --> 00:05:08,375 ですが 今回のオークションの目玉は やはり 獣人族の…。 42 00:05:11,077 --> 00:05:15,916 失礼…。 いえ お気になさらず。 43 00:05:15,916 --> 00:05:21,421 《今の声 どこかで 聞いたような気が…》 44 00:05:21,421 --> 00:05:25,759 お集まりの皆様 長らく お待たせいたしました! 45 00:05:25,759 --> 00:05:29,262 これより オークションを開始いたします! 46 00:05:31,765 --> 00:05:34,868 よし! 今日は 必ず目当ての 奴隷を手に入れるぞ! 47 00:05:34,868 --> 00:05:38,038 今日のために 領民の税を 横領して たんまりと➨ 48 00:05:38,038 --> 00:05:40,373 資金を用意してきましたよ! 49 00:05:40,373 --> 00:05:42,709 皆様 用意周到で いらっしゃること。 50 00:05:42,709 --> 00:05:46,046 私ごときが持参したお金では とてもとても。 51 00:05:46,046 --> 00:05:48,048 なにをおっしゃいます。 52 00:05:48,048 --> 00:05:50,050 パルミア教の神官たちを とりこにして➨ 53 00:05:50,050 --> 00:05:53,553 たくさん貢がせたと お聞きしましたぞ。 54 00:05:53,553 --> 00:05:56,723 それでは 最初の商品を ご紹介しましょう! 55 00:05:56,723 --> 00:06:02,729 ご覧ください! 世にも珍しい 片翼の有翼人でございます! 56 00:06:02,729 --> 00:06:05,899 金貨50枚! 65枚! 57 00:06:05,899 --> 00:06:07,901 100枚だ! (歓声) 58 00:06:07,901 --> 00:06:10,904 どなたか ほかには いらっしゃいませんか? 59 00:06:10,904 --> 00:06:13,573 (ジュリアス)おい。 60 00:06:13,573 --> 00:06:16,576 あら 指揮官のあなたが なぜ ここに? 61 00:06:16,576 --> 00:06:18,912 様子を見にな。 62 00:06:18,912 --> 00:06:21,581 ゴドウィンは見つけたか? まだです。 63 00:06:21,581 --> 00:06:24,918 おおよその 見当はついておりますが。 64 00:06:24,918 --> 00:06:29,756 王宮騎士団は準備ができ 私の合図を待っている。 65 00:06:29,756 --> 00:06:32,592 早くしないと 獲物を取られるぞ。 66 00:06:32,592 --> 00:06:36,863 ジュリアス様 取り引きをいたしましょう。 67 00:06:36,863 --> 00:06:40,200 私が ゴドウィン様を しっかり ぶん殴りますので➨ 68 00:06:40,200 --> 00:06:42,702 もうしばらく 突入を 待ってくださいませんか? 69 00:06:42,702 --> 00:06:45,705 それは 私とて望むところだ。 70 00:06:45,705 --> 00:06:49,042 あなたが やつを 殴るところを見るために➨ 71 00:06:49,042 --> 00:06:51,211 潜入班に加わったのだからな。 72 00:06:51,211 --> 00:06:54,047 《そんなことだろうと 思っていましたわ…》 73 00:06:54,047 --> 00:06:57,717 で その願いを聞く代わりに あなたは 私に➨ 74 00:06:57,717 --> 00:07:00,020 どんなメリットを 提示してくれるのだ? 75 00:07:03,890 --> 00:07:09,562 王家に 王国に この身が朽ちる そのときまで➨ 76 00:07:09,562 --> 00:07:12,899 生涯 変わらぬ 忠誠を捧げると誓いましょう。 77 00:07:12,899 --> 00:07:16,403 ダメだ 王家ではない。 78 00:07:16,403 --> 00:07:21,741 私個人に忠誠を誓うと 約束してもらおう。 79 00:07:21,741 --> 00:07:25,412 時がたてば いずれ そうなるでしょう。 80 00:07:25,412 --> 00:07:28,415 あなたは 次期国王陛下なのですから。 81 00:07:28,415 --> 00:07:31,251 待てん 今 誓ってもらおう。 82 00:07:31,251 --> 00:07:34,854 (ジュリアス)それが条件だ。 83 00:07:34,854 --> 00:07:37,857 わかりました…。 84 00:07:37,857 --> 00:07:40,694 その言葉に嘘偽りはないな。 85 00:07:40,694 --> 00:07:45,198 卑怯ですわ。 こんな脅迫めいた真似。 86 00:07:45,198 --> 00:07:48,535 今更だな。 《この腹黒王子!》 87 00:07:48,535 --> 00:07:51,538 こちらの商品は 20からスタートです! 30! 88 00:07:51,538 --> 00:07:54,874 (ジュリアス)それで ゴドウィンの居場所は? 35! 89 00:07:54,874 --> 00:07:58,044 (スカーレット)この会場を 見渡せる あちらに。 90 00:07:58,044 --> 00:08:02,048 それでは 見せてもらおう。 91 00:08:02,048 --> 00:08:07,887 スカーレット・エル・ヴァンディミオンが送る 一世一代の撲殺劇を。 92 00:08:07,887 --> 00:08:11,224 (スカーレット)それは構いませんが 台本を間違えて➨ 93 00:08:11,224 --> 00:08:14,728 金髪の殿方も殴ってしまう 可能性がありますので➨ 94 00:08:14,728 --> 00:08:17,063 お気をつけください。 95 00:08:17,063 --> 00:08:20,066 《では 会いに行きましょうか。 96 00:08:20,066 --> 00:08:24,070 私の拳の想い人…。 97 00:08:24,070 --> 00:08:27,774 愛しのサンドバッグに…》 98 00:08:30,910 --> 00:08:34,848 ママ! やだ 行かないで! 騒ぐんじゃねえ! 99 00:08:34,848 --> 00:08:37,183 キャッ…! 100 00:08:37,183 --> 00:08:39,519 ママ! 101 00:08:39,519 --> 00:08:41,521 (ナナカ)無駄なあがきはよせ。 102 00:08:43,523 --> 00:08:45,525 ディアナ様…。 103 00:08:45,525 --> 00:08:47,861 どうかお助けください ディアナ様! 104 00:08:47,861 --> 00:08:52,065 うるさい! 聖女様は 奴隷の祈りなんざ聞きやしねえよ。 105 00:08:54,868 --> 00:08:58,204 うっ…! 106 00:08:58,204 --> 00:09:02,208 大丈夫 必ず お母さんと一緒に助かるから! 107 00:09:02,208 --> 00:09:05,512 《頼んだぞ スカーレット!》 108 00:09:08,882 --> 00:09:11,551 無関係な兵士だけを 眠らせるとは➨ 109 00:09:11,551 --> 00:09:14,387 さすがのコントロールだな。 110 00:09:14,387 --> 00:09:18,391 魔法学の試験で首位だった ジュリアス様に言われても➨ 111 00:09:18,391 --> 00:09:20,560 全然 うれしくないですわ。 112 00:09:20,560 --> 00:09:22,562 まだ 根に持ってるのか? 113 00:09:22,562 --> 00:09:30,403 ♬~ 114 00:09:30,403 --> 00:09:33,339 あ? なんだ お前ら? 115 00:09:33,339 --> 00:09:36,509 メインディッシュの前に…。 116 00:09:36,509 --> 00:09:39,212 楽しい前菜パーティーと いきましょうか。 117 00:09:41,181 --> 00:09:43,183 さて 皆様! 118 00:09:43,183 --> 00:09:46,019 しばらくの休憩の間 お楽しみください! 119 00:09:46,019 --> 00:09:50,190 ラードルト 交響曲五番 『薔薇の乱舞』! 120 00:09:50,190 --> 00:09:52,492 ぐっ…! 121 00:09:54,527 --> 00:09:56,529 がふっ…! 122 00:09:58,698 --> 00:10:00,867 うお~っ! 123 00:10:00,867 --> 00:10:05,538 ぐっ… ああっ…! 124 00:10:05,538 --> 00:10:15,381 ♬~ 125 00:10:15,381 --> 00:10:17,383 おわっ…! 126 00:10:17,383 --> 00:10:20,053 (ゴドウィン)なんだ!? (ハイネ)あっ…。 127 00:10:20,053 --> 00:10:24,557 ようやく お会いすることができましたわね。 128 00:10:24,557 --> 00:10:27,227 私のサンドバッグ…。 129 00:10:27,227 --> 00:10:30,230 スカーレット・エル・ヴァンディミオン! 130 00:10:30,230 --> 00:10:34,234 き 貴様… どのツラ下げて 私の前に! 131 00:10:34,234 --> 00:10:38,238 ご機嫌麗しゅうございます ハイネ様。 132 00:10:38,238 --> 00:10:41,074 その後 お加減はいかがですか? 133 00:10:41,074 --> 00:10:44,744 言うに事欠いて! 父上 ここは 私が…! 134 00:10:44,744 --> 00:10:46,746 雷よ! 135 00:10:46,746 --> 00:10:50,049 (ハイネ)天井から降り注ぎ 彼の者も打ち据えよ! 136 00:10:52,252 --> 00:10:55,088 王族たる我が名において命じる。 137 00:10:55,088 --> 00:10:58,091 私は その魔法を許可しない。 138 00:11:00,927 --> 00:11:02,929 魔法が発動しない!? 139 00:11:02,929 --> 00:11:05,265 そ その指輪は…! 140 00:11:05,265 --> 00:11:07,767 王国すべての人間の 魔法を打ち消す➨ 141 00:11:07,767 --> 00:11:09,769 王帝印の指輪! 142 00:11:09,769 --> 00:11:12,105 それを使えるということは…! 143 00:11:12,105 --> 00:11:14,107 あなたは まさか…! 144 00:11:14,107 --> 00:11:17,310 (ゴドウィン)ジュリアス殿下!? ふぅ…。 145 00:11:20,280 --> 00:11:22,448 い いや このような場所に➨ 146 00:11:22,448 --> 00:11:24,951 ジュリアス殿下がいらっしゃるわけが ありますまい! 147 00:11:24,951 --> 00:11:26,953 もし あれが殿下であれば➨ 148 00:11:26,953 --> 00:11:29,122 私たちは もう おしまいではないですか! 149 00:11:29,122 --> 00:11:31,324 (みんな)ハッハハハ…! 150 00:11:35,228 --> 00:11:37,397 (3人)だまされないぞ! この偽者! 151 00:11:37,397 --> 00:11:40,733 そ そのとおりだ! ならば やつを呼べ…! 152 00:11:40,733 --> 00:11:42,735 フッ…。 153 00:11:46,906 --> 00:11:48,908 あら。 154 00:11:48,908 --> 00:11:50,910 (ドノヴァン)グルルル…! 155 00:11:50,910 --> 00:11:52,912 ドノヴァンさん。 156 00:11:52,912 --> 00:11:56,249 行け ドノヴァン! 偽王子も スカーレットも殺し尽くせ! 157 00:11:56,249 --> 00:11:58,251 ぐお~っ! 158 00:12:00,253 --> 00:12:03,089 ぐわ~っ! 159 00:12:03,089 --> 00:12:06,426 遅いぞ 護衛がどこを ほっつき歩いていた。 160 00:12:06,426 --> 00:12:08,428 (ジュリアス)シグルド…。 (シグルド)俺をまいて➨ 161 00:12:08,428 --> 00:12:11,264 勝手にいなくなったのは ジュリアス殿下のほうでしょ。 162 00:12:11,264 --> 00:12:14,434 先ほど ぶつかったお肉は あなたでしたのね。 163 00:12:14,434 --> 00:12:16,436 肉…? 164 00:12:16,436 --> 00:12:19,772 次から次へと! 全員でかかれ! 165 00:12:19,772 --> 00:12:21,941 お二人は離れていてください! 166 00:12:21,941 --> 00:12:23,943 あっ…! 167 00:12:23,943 --> 00:12:27,447 ゲホッ ゲホッ… な 何をなさいますか? 168 00:12:27,447 --> 00:12:29,449 スカーレット様! 169 00:12:29,449 --> 00:12:35,054 シグルド様 私のお肉 取っちゃメッ ですよ。 170 00:12:35,054 --> 00:12:41,227 シグルド様のお相手は ライカンスロープのお方のみ ですよね? 171 00:12:41,227 --> 00:12:45,231 (スカーレット)そのほか 悪徳貴族の方々は 私のお肉。 172 00:12:45,231 --> 00:12:47,900 ご理解いただけましたか? 173 00:12:47,900 --> 00:12:50,236 も… 問題ありません! 174 00:12:50,236 --> 00:12:55,241 次は ティーボンヌ 交響曲三番 『可憐な乙女』! 175 00:12:55,241 --> 00:12:59,078 アッハハハハ…! 176 00:12:59,078 --> 00:13:01,581 アッハハハ…! 177 00:13:01,581 --> 00:13:04,250 アッハハハ…! 178 00:13:04,250 --> 00:13:06,252 (みんな)なっ…! 179 00:13:06,252 --> 00:13:08,421 アッハハハ…! 180 00:13:08,421 --> 00:13:10,923 ウッフフ…。 181 00:13:10,923 --> 00:13:14,761 アハハハッ…! 182 00:13:14,761 --> 00:13:17,263 (みんな)ひぃ…! 183 00:13:17,263 --> 00:13:19,265 (スカーレット)アッハハハ…! 184 00:13:19,265 --> 00:13:21,768 うわっ…! (食器が割れる音) 185 00:13:21,768 --> 00:13:23,770 キャーッ! 186 00:13:23,770 --> 00:13:26,439 な なんだ? 187 00:13:26,439 --> 00:13:29,342 (ざわめき) 188 00:13:31,277 --> 00:13:33,880 いつまでたっても 突入の合図が来ないから➨ 189 00:13:33,880 --> 00:13:38,051 馳せ参じましたが…。 190 00:13:38,051 --> 00:13:43,389 父上! 母上! ついに 妹が 大量殺人を犯してしまいました! 191 00:13:43,389 --> 00:13:46,893 殺してはいませんよ 峰打ちです。 192 00:13:46,893 --> 00:13:49,729 お前の手足のどこに峰がある!? 全身刃であろう! 193 00:13:49,729 --> 00:13:52,231 (食器が割れる音) 194 00:13:52,231 --> 00:13:54,567 (みんな)うわ~っ! 195 00:13:54,567 --> 00:13:56,736 まずい… 客が逃げ始める! 196 00:13:56,736 --> 00:14:00,573 さすがに これ以上は 警備隊の突入を引き延ばせんな。 197 00:14:00,573 --> 00:14:05,745 待ってください 私は まだ ゴドウィン様を殴ってません。 198 00:14:05,745 --> 00:14:08,414 レオ ゴドウィンを追ってくれ。 199 00:14:08,414 --> 00:14:10,750 約束が違います。 200 00:14:10,750 --> 00:14:14,754 案ずるな ゴドウィンは 必ず あなたの手で殴らせてやる。 201 00:14:14,754 --> 00:14:17,757 今 何かよからぬ 話をしていませんでしたか? 202 00:14:17,757 --> 00:14:21,260 レオ 私は スカーレットと誓いを交わした。 203 00:14:21,260 --> 00:14:24,263 えっ… はっ? 誓い!? 204 00:14:24,263 --> 00:14:27,767 ああ だから スカーレットとの約束は 守らねばならん。 205 00:14:27,767 --> 00:14:30,436 今の話は本当か? 206 00:14:30,436 --> 00:14:33,372 ジュリアス様と誓いを 交わしたというのは…。 207 00:14:33,372 --> 00:14:38,211 本当ですわ 私は ジュリアス様に 生涯尽くすと誓いました。 208 00:14:38,211 --> 00:14:41,547 おおっ… なんという…。 209 00:14:41,547 --> 00:14:44,050 おおっ! スカーレット! 210 00:14:44,050 --> 00:14:47,720 貴族の娘としての 幸せは もう諦めていたのに! 211 00:14:47,720 --> 00:14:50,056 父上… 母上…! 212 00:14:50,056 --> 00:14:53,893 よくわかりませんが お兄様が うれしそうで何よりです。 213 00:14:53,893 --> 00:14:56,562 《兄妹そろって天然すぎる》 214 00:14:56,562 --> 00:14:59,365 リリース。 215 00:15:01,567 --> 00:15:04,237 ジュリアス様の合図だ! 全員突入! 216 00:15:04,237 --> 00:15:07,240 人を殴ることにしか 喜びを見いだせなかった妹が➨ 217 00:15:07,240 --> 00:15:09,575 こんなにも立派に…! 218 00:15:09,575 --> 00:15:12,578 いかん! ゴドウィンを追わなければ! 219 00:15:12,578 --> 00:15:15,581 千里を見通す我が魔眼よ。 220 00:15:15,581 --> 00:15:17,583 クレアボヤンス! 221 00:15:22,588 --> 00:15:24,590 捉えました。 222 00:15:24,590 --> 00:15:28,594 息子のハイネとともに 中央階段から 屋上に上がるつもりです。 223 00:15:28,594 --> 00:15:33,099 お待ちを… あれは まさか…。 224 00:15:33,099 --> 00:15:37,036 (レオナルド)屋上に飛竜が接近中です! 225 00:15:37,036 --> 00:15:41,040 やはり ゴドウィンは 裏で 紅天竜騎兵団とつながっていたか。 226 00:15:41,040 --> 00:15:44,243 ヴァンキッシュに逃げられては 手が出せなくなるな。 227 00:15:46,879 --> 00:15:50,383 ここは 地下1階 屋上は5階…。 228 00:15:50,383 --> 00:15:53,219 急いでも 追いつけるかどうか…。 229 00:15:53,219 --> 00:15:58,057 ん… スカーレット なぜ 靴を脱いでいる? 230 00:15:58,057 --> 00:16:01,227 もちろん 本気を出すためですわ。 231 00:16:01,227 --> 00:16:06,232 レオお兄様 ナナカたちのことを よろしくお願いします。 232 00:16:06,232 --> 00:16:10,570 アクセラレーション スリーバースト! 233 00:16:10,570 --> 00:16:14,574 スカーレット! 234 00:16:14,574 --> 00:16:17,910 《クロノアの加護 アクセラレーションは➨ 235 00:16:17,910 --> 00:16:20,580 自らの時間を加速させることで➨ 236 00:16:20,580 --> 00:16:23,749 人の限界を超えた 速度を生み出す》 237 00:16:23,749 --> 00:16:26,252 失礼します! 238 00:16:26,252 --> 00:16:34,861 ♬~ 239 00:16:34,861 --> 00:16:37,864 《さすがに 三倍速だと 身体がきしみますね。 240 00:16:37,864 --> 00:16:43,536 けれど 極上の熟成肉を 逃すわけにはいきません》 241 00:16:43,536 --> 00:16:48,040 早く逃げましょう 父上! ああ…! 242 00:16:48,040 --> 00:16:50,042 (咆哮) 243 00:16:50,042 --> 00:16:52,044 おい 貴様! 一般兵士ごときが➨ 244 00:16:52,044 --> 00:16:54,714 私たちを見下ろすとは 頭が高いぞ! 245 00:16:54,714 --> 00:16:56,716 (ハイネ)飛竜から下りて平伏せよ! 246 00:16:56,716 --> 00:17:00,219 (アルフレイム)クズどもが… レックスやれ。 247 00:17:04,724 --> 00:17:07,059 (咆哮) 248 00:17:07,059 --> 00:17:10,229 ん…。 249 00:17:10,229 --> 00:17:15,234 それは困ります。 250 00:17:15,234 --> 00:17:17,236 ハイネ! 251 00:17:17,236 --> 00:17:21,073 ご機嫌よう ゴドウィン様。 先ほどぶりでございますね。 252 00:17:21,073 --> 00:17:24,744 スカーレット・エル・ヴァンディミオン。 253 00:17:24,744 --> 00:17:27,914 レックスの尻尾を片手で止めるとは➨ 254 00:17:27,914 --> 00:17:31,083 なんと すばらしい! 255 00:17:31,083 --> 00:17:34,854 どうやら 私は あなたに 恋をしてしまったようだ。 256 00:17:34,854 --> 00:17:36,856 結婚してくれ。 257 00:17:36,856 --> 00:17:38,858 お断りいたします。 258 00:17:38,858 --> 00:17:42,194 おっ…! 259 00:17:42,194 --> 00:17:47,366 (咆哮) 260 00:17:47,366 --> 00:17:51,871 おいたはいけませんよ! 261 00:17:51,871 --> 00:17:55,875 フッ… この私の顔を 拳で殴ったばかりか➨ 262 00:17:55,875 --> 00:18:01,047 レックスを一撃で昏倒させるとは…。 263 00:18:01,047 --> 00:18:04,050 ますます惚れたぞ スカーレット! 264 00:18:04,050 --> 00:18:06,218 (スカーレット)頭の中 お花畑ですか? 265 00:18:06,218 --> 00:18:08,220 今一度 俺の求愛を! 266 00:18:08,220 --> 00:18:10,222 お引き取り願います。 267 00:18:10,222 --> 00:18:14,393 ああ その美しい碧眼は 世界中の宝石を閉じ込めた➨ 268 00:18:14,393 --> 00:18:17,897 宝石箱のよう…! 269 00:18:17,897 --> 00:18:19,899 おたわむれを。 270 00:18:19,899 --> 00:18:22,234 (アルフレイム)これほどの 蹴りが放てる女性は➨ 271 00:18:22,234 --> 00:18:27,907 武力を最も尊ぶ 我が ヴァンキッシュにも存在せぬ。 272 00:18:27,907 --> 00:18:30,743 どうか 私と共に 来ていただきたい。 273 00:18:30,743 --> 00:18:32,912 しつこい人ですね。 274 00:18:32,912 --> 00:18:35,848 私などに かまけていていいのですか? 275 00:18:35,848 --> 00:18:38,351 あなたの目的は 無能なゴドウィン様の始末でしょう? 276 00:18:38,351 --> 00:18:40,353 なに!? 277 00:18:40,353 --> 00:18:42,355 フッ…。 278 00:18:42,355 --> 00:18:44,357 ヴァンキッシュ帝国第一皇子➨ 279 00:18:44,357 --> 00:18:47,193 アルフレイム・レア・ヴァンキッシュ殿下? 280 00:18:47,193 --> 00:18:50,196 フッ… あなたの言うとおり➨ 281 00:18:50,196 --> 00:18:53,199 私は この者たちを 殺すために来た。 282 00:18:53,199 --> 00:18:55,368 こ… この若造が! 283 00:18:55,368 --> 00:18:58,037 あれだけ 貴殿に 情報をもたらした➨ 284 00:18:58,037 --> 00:19:00,373 私を ここで 切り捨てるというのか! 285 00:19:00,373 --> 00:19:04,043 (ゴドウィン)ヴァンキッシュの大臣に してくれると約束したはずだ! 286 00:19:04,043 --> 00:19:07,046 自分の国を 売り渡すようなやつを➨ 287 00:19:07,046 --> 00:19:09,548 本気で重用するとでも 思っていたのか? 288 00:19:09,548 --> 00:19:11,550 な… に…? 289 00:19:11,550 --> 00:19:15,054 裏切り者は 潔く死ぬがよい。 290 00:19:17,056 --> 00:19:19,392 ひぃ…! 291 00:19:19,392 --> 00:19:21,394 お肉の横取りは許しません。 292 00:19:21,394 --> 00:19:25,231 足癖の悪いお姫様だな だが…。 293 00:19:25,231 --> 00:19:29,235 そんなところも また愛おしいぞ スカーレット。 294 00:19:29,235 --> 00:19:34,173 淑女の足をつかむなんて 紳士的とは言えませんわね。 295 00:19:34,173 --> 00:19:36,342 なんと 愛らしい笑み。 296 00:19:36,342 --> 00:19:39,512 私の愛を受け入れてくれる 気になったのだな? 297 00:19:39,512 --> 00:19:41,514 《この方…》 298 00:19:41,514 --> 00:19:46,018 殿下はご自分の頑健さに相当の 自信を持っておられるようですね。 299 00:19:46,018 --> 00:19:48,020 まぁな。 300 00:19:48,020 --> 00:19:52,191 (アルフレイム)私が使える加護の力 鋼鉄の神 メテオールの鋼体化は➨ 301 00:19:52,191 --> 00:19:56,862 どんな物理攻撃も通じない 無敵の身体にしてくれるのだ。 302 00:19:56,862 --> 00:19:59,698 あなたも加護を使えるようだが➨ 303 00:19:59,698 --> 00:20:03,536 徒手空拳では 私は倒せんよ。 304 00:20:03,536 --> 00:20:07,707 わかってくれたのなら そこのクズの始末を➨ 305 00:20:07,707 --> 00:20:09,875 おとなしく見ていてくれ。 306 00:20:09,875 --> 00:20:14,046 お言葉ですが殿下 あなたを倒す方法はあります。 307 00:20:14,046 --> 00:20:16,048 なに? 308 00:20:16,048 --> 00:20:22,888 ♬~ 309 00:20:22,888 --> 00:20:25,391 首相撲とは…。 310 00:20:25,391 --> 00:20:27,560 なんとも原始的で…! 311 00:20:27,560 --> 00:20:31,564 (アルフレイム)あっ… 効果的な…! 痛め方をするな! 312 00:20:31,564 --> 00:20:33,733 我が姫君よ! ぐわっ… あっ…! 313 00:20:33,733 --> 00:20:36,035 (スカーレット)お褒めいただき光栄です。 314 00:20:39,905 --> 00:20:43,743 ふぅ…。 (アルフレイム)抵抗は もう終わりか? 315 00:20:43,743 --> 00:20:46,745 はい 殿下もお疲れのようですね。 316 00:20:46,745 --> 00:20:49,415 フッ… なにを言っている? 317 00:20:49,415 --> 00:20:52,585 私は こんなにもピンピンして…。 318 00:20:52,585 --> 00:20:54,587 な… に…? 319 00:20:54,587 --> 00:20:57,923 安心しました。 頭の中まで鋼鉄でできていたら➨ 320 00:20:57,923 --> 00:20:59,925 さすがにお手上げでした。 321 00:20:59,925 --> 00:21:02,094 (アルフレイム)これは まさか…。 322 00:21:02,094 --> 00:21:04,430 《脳震盪!》 323 00:21:04,430 --> 00:21:07,433 (アルフレイム)このような手段で 私に ひざをつかせるとは➨ 324 00:21:07,433 --> 00:21:11,270 やはり こんな軟弱な国に あなたは ふさわしくない! 325 00:21:11,270 --> 00:21:13,439 私と共に参ろうではないか。 326 00:21:13,439 --> 00:21:18,277 あなたと踊るのは疲れましたわ。 327 00:21:18,277 --> 00:21:21,614 さっさと ご自分の国に お帰りください。 328 00:21:21,614 --> 00:21:24,416 アクセラレーションスリーバースト。 329 00:21:26,452 --> 00:21:30,656 私は諦めないからな~! 330 00:21:32,625 --> 00:21:35,895 さて お待ちかねの時間が やってまいりましたよ。 331 00:21:35,895 --> 00:21:37,897 ゴドウィン様。 332 00:21:37,897 --> 00:21:40,399 ひっ… まままま 待て! 333 00:21:40,399 --> 00:21:42,735 お前の命を狙ったことは謝ろう! 334 00:21:42,735 --> 00:21:45,571 バカ息子が だだをこねるから しかたなかったのだ! 335 00:21:45,571 --> 00:21:49,408 テレネッツァを使って カイル様に婚約を 破棄させたことも悪かった! 336 00:21:49,408 --> 00:21:51,911 テレネッツァ…? (ゴドウィン)あっ…。 337 00:21:51,911 --> 00:21:54,246 彼女と お知り合いだったのですか? 338 00:21:54,246 --> 00:21:57,583 それは初耳ですね。 いや 今のは…! 339 00:21:57,583 --> 00:22:00,252 なるほど テレネッツァさんには あなたという➨ 340 00:22:00,252 --> 00:22:03,589 後ろ盾があったわけですか。 いや…! 341 00:22:03,589 --> 00:22:08,427 つまり あなたが カイル様と テレネッツァさんをそそのかしたと? 342 00:22:08,427 --> 00:22:11,096 そのおかげで 私は舞踏会で➨ 343 00:22:11,096 --> 00:22:14,600 あのような無様な姿を さらすはめになったわけですね。 344 00:22:14,600 --> 00:22:16,769 違う! 私は ただ➨ 345 00:22:16,769 --> 00:22:20,272 あの小娘の提案に乗っただけだ! 346 00:22:20,272 --> 00:22:22,608 そ そうだ…! いいことを教えてやろう。 347 00:22:22,608 --> 00:22:24,944 代わりに 私を見逃してくれ! 348 00:22:24,944 --> 00:22:30,282 テレネッツァの正体 あの小娘は この世界の人間ではない。 349 00:22:30,282 --> 00:22:32,785 あ あいつは…! 350 00:22:32,785 --> 00:22:36,055 (ゴドウィン)女神の力によって 異世界から➨ 351 00:22:36,055 --> 00:22:39,258 転生してきた人間なのだ!