1 00:00:24,780 --> 00:00:30,430 ぼっちゃま、朝ですよ。 2 00:00:31,850 --> 00:00:32,850 誰? 3 00:00:36,060 --> 00:00:37,740 寝ぼけていらっしゃるのですか? 4 00:00:40,740 --> 00:00:45,140 リリース... はい、おはようございます、ぼっちゃま。 5 00:00:45,460 --> 00:00:48,220 お前、確か今日は休みじゃなかったのか? 6 00:00:54,560 --> 00:00:59,060 しかしですね、朝のお仕事まで休むわけには... 7 00:01:02,990 --> 00:01:06,070 すぐに朝食の準備をいたしますね。 8 00:01:06,550 --> 00:01:07,550 うん。 9 00:01:15,750 --> 00:01:17,250 あの子は一体 10 00:01:41,760 --> 00:01:46,120 ... 11 00:02:08,150 --> 00:02:16,150 失 礼 12 00:02:54,600 --> 00:02:55,840 します、 ぼっちゃま。 13 00:03:07,590 --> 00:03:10,340 なぜこんなにおしゃれをしているんだ? 14 00:03:11,320 --> 00:03:12,320 人と会うのか? 15 00:03:13,490 --> 00:03:15,641 まさか... デート! 16 00:03:16,990 --> 00:03:21,020 ぼっちゃま、本当にお休みをいただいてもよろしいのでしょうか? 17 00:03:22,150 --> 00:03:23,150 あ、当たり前だ! 18 00:03:23,400 --> 00:03:27,660 使用人に休暇を与えるのも、主の務めだからな。 19 00:03:28,060 --> 00:03:29,060 かしこまりました。 20 00:03:29,640 --> 00:03:32,600 では、お言葉に甘えさせていただきます。 21 00:03:54,340 --> 00:04:00,020 約束の時間までまだ少しありますし、どうしましょうか? 22 00:04:02,280 --> 00:04:05,700 いい匂い。 何かしら? 23 00:04:19,190 --> 00:04:20,330 いらっしゃいませ。 24 00:04:23,930 --> 00:04:24,990 おいしそう。 25 00:04:25,630 --> 00:04:29,470 せっかくですから、ぼっちゃまのお土産に買っていきましょう。 26 00:04:36,110 --> 00:04:42,610 ぼっちゃまは甘いパンがお好きですし、このチョコとイチゴのクローネ、 それから、季節限定のマロンデニッシュも、定番のクロワッサンは必須ですし、 27 00:04:43,570 --> 00:04:44,710 よかったらご試食してみます? 28 00:04:47,550 --> 00:04:48,550 ありがとうございます。 29 00:04:51,710 --> 00:04:58,810 とってもおいしいです。 よかった。 どうかされました? 30 00:04:59,330 --> 00:05:14,740 いえ、なんでもありません。 待って! 31 00:05:15,350 --> 00:05:21,120 だってママに、早く見せたいんだもん。 32 00:05:34,990 --> 00:05:38,390 ぼっちゃま、お一人で大丈夫でしょうか? 33 00:05:39,030 --> 00:05:41,270 お食事は召し上がられたでしょうか? 34 00:05:42,100 --> 00:05:44,410 何か困ったことは起きていないでしょうか? 35 00:05:45,270 --> 00:05:50,230 ああ、心配です。 また主人の心配ですか? 36 00:05:51,010 --> 00:05:52,010 藤崎さん。 37 00:05:52,650 --> 00:05:54,490 すみません、遅くなりました。 38 00:05:55,250 --> 00:05:56,990 来てくださってありがとうございます。 39 00:05:58,150 --> 00:06:01,110 いけ、私も今日は非番でしたので。 40 00:06:01,450 --> 00:06:04,390 いらっしゃいませ。 ご注文はお決まりでしょうか? 41 00:06:05,330 --> 00:06:07,270 彼女と同じものを。 かしこまりました。 42 00:06:09,280 --> 00:06:16,450 しかし、あなたという人は、 せっかくの休みなのに主人の心配ばかりというのもどうか と思いますよ。 43 00:06:17,170 --> 00:06:18,170 はい。 44 00:06:19,210 --> 00:06:22,350 藤崎さんは、ご乗員様が心配にはならないのですか? 45 00:06:22,950 --> 00:06:23,950 まったく。 46 00:06:31,130 --> 00:06:32,410 ひゃっはっはー そうですか、長年の絆というものでしょうか? 47 00:06:33,650 --> 00:06:34,850 そんな良いものに見えますかね? 48 00:06:35,250 --> 00:06:37,790 うちもあなた方とさ、ほど変わらないでしょう。 49 00:06:38,450 --> 00:06:39,510 全然違います。 50 00:06:41,140 --> 00:06:47,670 過ごした日の長さはもちろん、 私はまだ、ぼっちゃまの心を開ききれていないのです。 51 00:06:53,380 --> 00:06:55,880 そんなに慌てる必要はないと思いますよ。 52 00:07:01,420 --> 00:07:05,540 藤崎さんは本当に変わられましたね。 53 00:07:05,780 --> 00:07:09,580 学園にいた頃、あなたの噂をよく耳にしました。 54 00:07:10,880 --> 00:07:16,140 学園一の問題時だったあなたが、ある日を境に変したと。 55 00:07:16,840 --> 00:07:21,920 当時は噂にすぎないと思っていたのですが、 再会して確信しました。 56 00:07:24,070 --> 00:07:27,120 ご乗員様と出会って、あなたは変わられたのだと。 57 00:07:28,290 --> 00:07:32,540 お二人の纏う空気はすごく柔らかくて。 やめませんか。 58 00:07:34,315 --> 00:07:35,315 恥ずかしいので。 59 00:07:36,020 --> 00:07:37,020 す、すみません。 60 00:07:39,110 --> 00:07:42,680 とにかく私には、お二人が眩しく見えるのです。 61 00:07:43,740 --> 00:07:46,560 どうしたらお二人のようになれるのでしょうか。 62 00:07:48,360 --> 00:07:52,440 私から見れば、あなた方の方が眩しくて仕方がないですよ。 63 00:07:53,030 --> 00:07:57,100 お嬢様も、すっかりあなた方の関係に興味津々ですし。 64 00:07:59,540 --> 00:08:00,540 でも、そうですね。 65 00:08:01,020 --> 00:08:08,560 あえて私から言わせていただくとすれば、 あなた自身が心を開くことが大事なんじゃないか と。 66 00:08:13,070 --> 00:08:16,400 そうすれば、主人もあなたに心を開いてくれるでしょう。 67 00:08:18,115 --> 00:08:20,480 できるでしょうか、私に。 68 00:08:50,240 --> 00:08:55,330 学園にいた頃のあなたは、 私とはまた違った孤独を抱えているんだと思いました。 69 00:08:57,920 --> 00:09:03,970 そんな、人を寄せつけない雰囲気を出していたあなたが、 わざわざ私を尋ねてくるくらい です。 70 00:09:05,410 --> 00:09:09,250 あ なたはすでに、変わりつつあるのだと思いますよ。 71 00:09:13,070 --> 00:09:14,070 すみません。 72 00:09:17,160 --> 00:09:19,110 早く、早く2ショットのお写真を送ってください。 73 00:09:19,490 --> 00:09:23,390 帰ったらメイドさんとどんなお話をしたかも詳しく教えてくださいね。 74 00:09:23,750 --> 00:09:24,750 もしや、恋花。 75 00:09:24,990 --> 00:09:26,690 私も混ざりたいですわ。 76 00:09:27,550 --> 00:09:30,971 もし、恋花なのだとしたら、 私の代わりに聞いてください。 どうされました? 77 00:09:31,730 --> 00:09:32,730 すみません。 78 00:09:33,030 --> 00:09:36,130 お嬢様がお呼びですので、私は追いとまします。 79 00:09:38,250 --> 00:09:41,330 やはり、御乗員様のことが心配なのですね。 80 00:09:43,430 --> 00:09:47,390 と、とにかく、今日は懐かしいお話もできてよかったです。 81 00:09:50,550 --> 00:09:52,390 まだ、主人に話していないんでしょ? 82 00:09:52,850 --> 00:09:53,250 え? 83 00:09:53,870 --> 00:09:54,870 あのこと。 84 00:09:56,255 --> 00:10:10,150 今のあなたなら、話せると思いますよ。 あのこと? 85 00:10:10,650 --> 00:10:11,870 あのことってなんだ? 86 00:10:13,190 --> 00:10:17,350 気になって、つい後をつけてしまったが... 87 00:10:18,150 --> 00:10:27,390 リリスは、僕に何か隠していることがあるのか、 僕の知らない... うるうる... 88 00:10:31,980 --> 00:10:39,640 いつか来た未来を... 89 00:10:39,840 --> 00:10:45,769 あなたのと も、 輝くと. 90 00:10:50,769 --> 00:10:51,720 .. 91 00:10:51,721 --> 00:10:58,940 探し続ける、虹の彼方には... 92 00:11:10,290 --> 00:11:12,830 坊様、ただいま戻りました。 93 00:11:14,280 --> 00:11:21,240 お土産、たくさん買ってきましたよ。 どうかされましたか? 94 00:11:21,870 --> 00:11:24,690 いつも以上に、視線が... 95 00:11:25,140 --> 00:11:27,030 僕に、話すことがあるんじゃないか。 96 00:11:27,150 --> 00:11:27,390 え? 97 00:11:28,030 --> 00:11:29,370 あのことって何なんだ? 98 00:11:30,930 --> 00:11:31,930 あのこと? 99 00:11:32,270 --> 00:11:37,030 そうだ、あのことだ。 どのことでしょうか? 100 00:11:37,510 --> 00:11:38,670 大事なことだ! 101 00:11:40,070 --> 00:11:42,010 大事な... 102 00:11:44,730 --> 00:11:46,650 今日の晩ごはんは、ハンバーグですよ。 103 00:11:46,950 --> 00:11:47,950 違う! 104 00:11:48,470 --> 00:11:50,210 お気に召さなかったでしょうか? 105 00:11:50,730 --> 00:11:53,511 では、別のものに... そうじゃない! 106 00:11:53,750 --> 00:11:55,710 ハンバーグは好きだ! 107 00:11:56,190 --> 00:11:58,690 肉汁がジュワッて出てるやつがいい。 108 00:12:00,210 --> 00:12:02,870 かしこまりました。 じゃなくて! 109 00:12:05,100 --> 00:12:08,759 もっと大事な、僕に内緒にしていることがあるだろう。 大事な. 110 00:12:09,669 --> 00:12:10,830 ..内緒? 111 00:12:12,450 --> 00:12:16,186 今日、ご乗員の羊と話していただろう。 なぜそれを. 112 00:12:17,246 --> 00:12:17,350 .. 113 00:12:19,890 --> 00:12:23,070 もしかして、後をつけられていたのですか? 114 00:12:25,250 --> 00:12:27,430 気になって仕方なかったんだ。 115 00:12:27,710 --> 00:12:32,570 リ リスが見たことのない、こんな可愛い姿で出て行くんだもん。 116 00:12:32,770 --> 00:12:38,330 僕の前ではずっとメイド服なのにつるい。 一体誰とどこで会うんだ? 117 00:12:38,650 --> 00:12:41,333 どうして僕じゃないんだって。 お坊ちゃま. 118 00:12:41,853 --> 00:12:42,530 .. 119 00:12:42,531 --> 00:12:47,403 しかも、あのことがどうとか、意味深な話までして。 ごめん. 120 00:12:53,263 --> 00:12:54,550 .. 121 00:12:54,800 --> 00:12:56,390 リリス... 122 00:12:58,040 --> 00:13:03,450 リリスが僕に伝えようとしていたあのことって、 僕とリリスが、 昔会っていたことなのか? 123 00:13:06,270 --> 00:13:11,870 どうしてそれを... 少しだけ思い出したんだ。 124 00:13:12,450 --> 00:13:14,550 小さい頃のことを。 125 00:13:14,945 --> 00:13:20,103 お父様たちがこの屋敷に連れてきた女の子。 今と全然違う姿だったけど. 126 00:13:21,703 --> 00:13:22,990 .. 127 00:13:29,060 --> 00:13:34,160 あの子は... リリスだったんだろう? 128 00:13:39,360 --> 00:13:44,480 あの歌だって、 お母様の代わりにリリスが歌ってくれていたんだ。 そうだろう? 129 00:13:50,200 --> 00:13:52,600 なんでそんな大事なことを隠していたんだ? 130 00:13:55,500 --> 00:13:56,500 それは... 131 00:13:59,780 --> 00:14:00,780 あなた自身が心を開くことが大事なんじゃないかと。 132 00:14:02,660 --> 00:14:12,040 これを言ったら、ボッテマは私を... ひどいやつだと... いえ、嫌いになってしまうかも。 なるもんか! 133 00:14:15,220 --> 00:14:18,400 本当は、初めにお伝えすべきだと思っていたのです。 134 00:14:21,210 --> 00:14:25,100 けど、ボッチャマに思い出してほしくて... 135 00:14:26,530 --> 00:14:34,800 自分から言っても気づいてもらえなかったら... そう思うと、なかなか言い出せませんでした。 136 00:14:36,260 --> 00:14:37,260 気づけたよ。 137 00:14:37,580 --> 00:14:38,800 気づけたよ、リリス。 138 00:14:40,030 --> 00:14:44,380 僕が忘れているリリスのことだって、全部、全部思い出す。 139 00:14:45,420 --> 00:14:47,940 だから、そんな錆びそうな顔をするな! 140 00:15:13,300 --> 00:15:14,300 ボッチャマ? 141 00:15:15,580 --> 00:15:17,300 どこに行かれたのかしら? 142 00:15:24,590 --> 00:15:32,280 ボッチャマ、こんな朝早くから何を... リリス、 ちょうどいいところに、手を出してくれ。 手、ですか? 143 00:15:39,270 --> 00:15:41,490 ボッ、ボッチャマ、これは... 144 00:15:43,470 --> 00:15:46,751 やっぱりダメか... だ、ダメ? 145 00:15:47,400 --> 00:16:01,130 あ、いえ、ダメではなくて、いや、ダメなんですが... あの日と同じことをすれば、 リリスのこと、もっと思い出せると思ったんだけどな... あの日... 146 00:16:08,740 --> 00:16:13,100 ボッチャマ、そろそろ支度をしなくては、学校に遅れてしまいます。 147 00:16:13,580 --> 00:16:15,440 しまった、急ぐぞ、リリス。 148 00:16:16,270 --> 00:16:17,270 続きは帰ってからだ。 149 00:16:22,480 --> 00:16:23,480 続き? 150 00:16:35,360 --> 00:16:37,340 おはよう、ご乗員。 151 00:16:37,900 --> 00:16:39,240 お、 おはようございます。 152 00:16:40,430 --> 00:16:43,440 ゆうりさん、何かいいことでもあったのかしら? 153 00:16:52,920 --> 00:16:57,280 枯らしてしまうのはもったいないですし、仕寄りにしましょう。 154 00:17:09,425 --> 00:17:13,140 えーっと、それじゃあ今日は、後ろの席から答えてもらおうかな。 155 00:17:13,860 --> 00:17:21,860 ゆうりさん、もしやメイドさんと何か進展がありましたの? 156 00:17:23,240 --> 00:17:24,940 私ったらはしたない。 157 00:17:25,440 --> 00:17:29,020 見守るだけのつもりがつい、供給が欲しい。 158 00:17:29,640 --> 00:17:30,640 供給? 159 00:17:34,500 --> 00:17:42,500 い、いえ、今朝からゆうりさんのご機嫌がよろしいようでしたので、 その、恋についてメイドさんと何か進展があったのかと。 160 00:17:46,630 --> 00:17:50,880 リリスのことを思い出すのに夢中で、すっかり忘れていた。 161 00:17:51,300 --> 00:17:57,040 やはり何かあったのですね、 教えてくださいまし。 な、何が知りたいんだ? 162 00:17:57,620 --> 00:18:01,920 何でもいいのです、メイドさんと。 163 00:18:02,540 --> 00:18:03,540 あ。 164 00:18:05,105 --> 00:18:06,220 一緒に寝たりしたな。 165 00:18:08,560 --> 00:18:09,680 一緒に寝た。 166 00:18:14,500 --> 00:18:18,860 ゆうりさん、大人の階段を登られたのですね。 167 00:18:19,700 --> 00:18:20,700 え? 168 00:18:21,480 --> 00:18:24,020 それで、いつ告白しましたの? 169 00:18:24,500 --> 00:18:25,500 告白? 170 00:18:30,540 --> 00:18:34,860 も、もしや告白もせず、ね、ね、ね、ね、ね、寝たのですか? 171 00:18:35,300 --> 00:18:38,760 それは順番というものが。 告白って? 172 00:18:39,000 --> 00:18:40,940 愛の告白に決まっています。 173 00:18:42,090 --> 00:18:48,700 あ、愛とか恋とか、僕はリリスを怪しく思っていて、だからもっと知りたいと。 174 00:18:49,080 --> 00:18:51,620 またまた、わかっているのでしょ。 175 00:18:52,550 --> 00:19:01,580 ゆうりさんはメイドさんのことが大好きだってこと。 僕がリリスを? 176 00:19:02,000 --> 00:19:03,000 はい。 177 00:19:03,200 --> 00:19:06,220 お相手のことが知りたくて気になって仕方ない。 178 00:19:06,780 --> 00:19:07,780 それは。 179 00:19:14,290 --> 00:19:18,800 しゃあ、僕がずっとリリスのことを知りたいと思っていた気持ちは。 180 00:19:20,740 --> 00:19:36,720 怪しいと思っていた。 この気持ちは。 ゆうりさん? 181 00:19:36,880 --> 00:19:38,040 ありがとう、御上院。 182 00:19:38,910 --> 00:19:40,060 僕、行ってくる。 183 00:19:40,950 --> 00:19:43,640 あ、待ってくださいまし、私も。 184 00:19:45,280 --> 00:19:48,200 お嬢様、いつまで待たせるのですか? 185 00:19:49,250 --> 00:19:50,560 今日は習い事ですよ。 186 00:19:51,040 --> 00:19:53,400 ああ、いいところですのに。 187 00:19:58,080 --> 00:19:59,260 そうだったんだ。 188 00:20:00,400 --> 00:20:03,680 ずっとリリスのことがわからなくて、不安だった。 189 00:20:07,320 --> 00:20:08,420 リリスも不安だったんじゃないか。 190 00:20:09,480 --> 00:20:11,320 僕がリリスを思い出せないんじゃないかって。 191 00:20:12,300 --> 00:20:19,340 僕がいつもリリスを怪しんで、今も、伝えなきゃ、今すぐ。 192 00:20:28,440 --> 00:20:29,440 僕は、 193 00:20:33,435 --> 00:20:34,450 リ リスが好きだ。 194 00:20:38,160 --> 00:20:41,300 掃除する姿も目で追ってしまうくらい好きだ。 195 00:20:50,050 --> 00:20:58,340 毎朝起こしてくれるその声も、子守唄を歌うときの優しい歌声も、 せっかくの日盤なのに僕のものばかり買ってしまうリリスも、僕に向けてくれる太陽のような 笑 顔が好きだ。 196 00:20:59,165 --> 00:21:05,180 からかうように笑うところも、キラキラ吸い寄せられる、その美しい瞳も好きだ。 197 00:21:09,870 --> 00:21:11,940 リリスの全部が大好きだ。 198 00:21:23,850 --> 00:21:25,830 私は... 199 00:21:26,030 --> 00:21:32,710 さっきから聞いていれば、口ばっかり達者な子供だな。 だ、誰だ? 200 00:21:33,210 --> 00:21:36,170 私は、そこのメイドに用があんの。 201 00:21:39,430 --> 00:21:43,190 リリス、こんな屋敷早く出て、 私のところに戻ってきな。 な、なんだと? 202 00:21:45,290 --> 00:21:46,830 なつめ... 203 00:22:22,420 --> 00:22:30,420 下で揺れていく目と目があった はじまり、はじまり 心と言葉がちぐはぐなようで ぴった りのこと気づいてるかな まだまだこれから ひとりぼっちの日思い出すのは あの太陽 204 00:22:45,240 --> 00:22:53,240 みたい な 笑顔でしょ 君が生まれて初めて出会った あったたたくてちょっとくすぐった その思い知っているよ 明日、みんなには内緒でそっと教えてあげるから 待ってて、 205 00:23:11,500 --> 00:23:19,500 その代わり聞こえるよ どのページにも載ってなかった ふたりの物語のタイトルは なん...