1 00:00:02,010 --> 00:00:04,012 (ノックと扉の開閉音) 2 00:00:04,012 --> 00:00:06,181 (グライ)失礼します。 3 00:00:06,181 --> 00:00:11,019 殿下 出立の準備をお願いします。 4 00:00:11,019 --> 00:00:13,121 (フィオナ)わかりました。 5 00:00:15,524 --> 00:00:19,027 (セイカ)アミュ 頼みがあるんだけど。 (アミュ)なに? 6 00:00:19,027 --> 00:00:21,530 僕の家族に会ってほしいんだ。 7 00:00:21,530 --> 00:00:24,199 はぁ!? あっ? (本が落ちる音) 8 00:00:24,199 --> 00:00:27,202 (イーファ)私 アミュちゃんならいいよ…。 9 00:00:27,202 --> 00:00:30,205 (アミュ)アンタも何言ってんのよ! (メイベル)求婚? 10 00:00:30,205 --> 00:00:32,874 (セイカ)あぁ 違う違う。 (アミュ)じゃあ なに? 11 00:00:32,874 --> 00:00:36,545 実家から 春休みは 帰ってこいと手紙が来てね。 12 00:00:36,545 --> 00:00:40,882 父上たちが 全属性使いの 魔法剣士に会いたいって。 13 00:00:40,882 --> 00:00:44,219 (セイカ)どうかな? はぁ まあいいわよ。 14 00:00:44,219 --> 00:00:47,556 よかった。 そうだ メイベルも来ないか? 15 00:00:47,556 --> 00:00:50,726 (メイベル)私? クレイン男爵家の令嬢が→ 16 00:00:50,726 --> 00:00:53,895 顔を見せてくれるとなれば 父上も喜ぶよ。 17 00:00:53,895 --> 00:00:55,897 じゃあ行く。 18 00:00:55,897 --> 00:00:57,899 ありがとう。 19 00:00:57,899 --> 00:01:00,502 じゃあね セイカくん。 20 00:01:00,502 --> 00:01:04,673 あ~あ… とはいえ気が重い。 21 00:01:04,673 --> 00:01:07,843 (ユキ)そんなに帰るのが 嫌なのでございますか? 22 00:01:07,843 --> 00:01:10,012 まあね… 実は→ 23 00:01:10,012 --> 00:01:13,015 屋敷にかなり偉い人が来てるんだ。 24 00:01:13,015 --> 00:01:16,018 アミュや僕に会いたいって 言うのも その人なんだよ。 25 00:01:16,018 --> 00:01:18,020 (ユキ)は はあ…。 26 00:01:18,020 --> 00:01:21,690 まあ 政治が絡むと いろいろ面倒なのさ。 27 00:01:21,690 --> 00:01:25,527 (ユキ)そのようなしがらみ セイカ様が望むならば…。 28 00:01:25,527 --> 00:01:28,196 僕だって なんでもできるわけじゃない。 29 00:01:28,196 --> 00:01:32,534 下手に目立てば 前世での末路を 繰り返すことになる。 30 00:01:32,534 --> 00:01:34,703 だから 狡猾に生きると決めたんだ。 31 00:01:34,703 --> 00:01:36,905 ん…。 32 00:03:19,508 --> 00:03:21,510 (ルフト)おかえり セイカ。 33 00:03:21,510 --> 00:03:23,678 ただいま ルフト兄…。 34 00:03:23,678 --> 00:03:25,680 どうしたんだい? 35 00:03:25,680 --> 00:03:27,849 ちょっと 馬車酔いでね…。 36 00:03:27,849 --> 00:03:30,519 (ルフト)大丈夫か? うん…。 37 00:03:30,519 --> 00:03:33,855 それより なんだか雰囲気変わったね。 38 00:03:33,855 --> 00:03:36,358 次期領主の威厳を感じるよ。 39 00:03:36,358 --> 00:03:38,360 そうかな? 40 00:03:38,360 --> 00:03:41,363 ああ こちら同じクラスのアミュ。 41 00:03:41,363 --> 00:03:44,533 そして クレイン男爵家のメイベル。 42 00:03:44,533 --> 00:03:48,203 はじめまして セイカの兄のルフト・ランプローグです。 43 00:03:48,203 --> 00:03:50,205 はるばるようこそ。 44 00:03:50,205 --> 00:03:53,041 ん… ど どうも。 45 00:03:53,041 --> 00:03:55,377 お招きにあずかりまして。 46 00:03:55,377 --> 00:03:58,547 (エディス)皆さま ようこそお越しくださいました。 47 00:03:58,547 --> 00:04:01,483 セイカ様も おかえりなさいませ。 48 00:04:01,483 --> 00:04:03,485 ただいま エディス。 49 00:04:03,485 --> 00:04:07,489 えっと… ただいま お父さん。 50 00:04:07,489 --> 00:04:11,326 ああ… 変わりは ないか? 51 00:04:11,326 --> 00:04:13,328 うん。 (ルフト)イーファ。 52 00:04:13,328 --> 00:04:15,497 あっ。 久しぶりだね。 53 00:04:15,497 --> 00:04:17,999 キレイになって驚いたよ。 54 00:04:17,999 --> 00:04:20,001 あ ありがとうございます…。 55 00:04:20,001 --> 00:04:23,171 (グライ)セイカァアア~! (セイカたち)んっ! 56 00:04:23,171 --> 00:04:26,174 とうとう帰ってきやがったな! 57 00:04:26,174 --> 00:04:30,345 (グライ)今日この日を どれだけ待ちわびたか! 58 00:04:30,345 --> 00:04:33,014 フフ…。 (エディス/ルフト)ん…。 59 00:04:33,014 --> 00:04:36,685 や やあ グライ兄 元気そうで何よりだよ…。 60 00:04:36,685 --> 00:04:39,688 軍での生活は 楽しい? 61 00:04:39,688 --> 00:04:41,690 ああ 楽しいとも! 62 00:04:41,690 --> 00:04:45,694 自分でも ここまで性に 合っているとは思わなかったぜ。 63 00:04:45,694 --> 00:04:48,029 《あんなに嫌がっていたのに…》 64 00:04:48,029 --> 00:04:51,032 机に向かってるより ゲロ吐くほど剣振って→ 65 00:04:51,032 --> 00:04:53,869 魔法をぶっ放すほうが よほど楽しい。 66 00:04:53,869 --> 00:04:57,539 (グライ)セイカ お前には 感謝してやってもいいくらいだ。 67 00:04:57,539 --> 00:05:02,143 だがな 俺をコケにした恨みは忘れてねえ! 68 00:05:02,143 --> 00:05:05,146 勝負しろ! セイカ! 69 00:05:05,146 --> 00:05:07,315 ん…。 ねぇ。 70 00:05:07,315 --> 00:05:10,652 あの人が アンタたちをいじめてた 2番目の兄? 71 00:05:10,652 --> 00:05:13,154 うん… あっ。 72 00:05:13,154 --> 00:05:15,490 (アミュ)ちょっとアンタ! ああ? 73 00:05:15,490 --> 00:05:18,493 セイカの代わりに アタシと勝負しなさいよ! 74 00:05:18,493 --> 00:05:20,829 はぁ? なんだお前。 75 00:05:20,829 --> 00:05:24,332 ああ… 勝負してやってよ。 76 00:05:24,332 --> 00:05:28,003 アミュの剣は 僕より確実に強いからね。 77 00:05:28,003 --> 00:05:31,840 もし勝ったら そのときは僕も相手するから。 78 00:05:31,840 --> 00:05:34,509 はぁん それなら話が早え。 79 00:05:34,509 --> 00:05:37,012 その腰の立派なのを構えな。 80 00:05:37,012 --> 00:05:41,349 私だけ真剣? 素人相手ならこれで十分だ。 81 00:05:41,349 --> 00:05:44,185 おいセイカ 立会人しろ。 82 00:05:44,185 --> 00:05:47,689 《勇者のアミュなら 余裕で勝てるだろう》 83 00:05:47,689 --> 00:05:50,025 わかったよ。 84 00:05:50,025 --> 00:05:53,862 (セイカ)この立ち合いにおいては 魔法は一切禁止。 85 00:05:53,862 --> 00:05:55,864 双方 いいね? 86 00:05:55,864 --> 00:05:58,700 では はじめ! 87 00:05:58,700 --> 00:06:00,902 ふっ! ん…。 88 00:06:03,805 --> 00:06:07,642 ふっ! んっ! 89 00:06:07,642 --> 00:06:09,644 ふっ! なっ…。 90 00:06:09,644 --> 00:06:11,813 《よし 決着だ》 91 00:06:11,813 --> 00:06:14,015 燃え盛るは赤。 はっ!? 92 00:06:17,319 --> 00:06:19,654 はい 俺の勝ち。 93 00:06:19,654 --> 00:06:22,657 ひ 卑怯よ! 魔法はなしって…。 94 00:06:22,657 --> 00:06:24,993 俺がいつ魔法なんて使った? 95 00:06:24,993 --> 00:06:28,830 だまし討ち!? あ アンタそれでも騎士なの? 96 00:06:28,830 --> 00:06:32,500 戦場には お行儀のいい 勝負なんてないんでね。 97 00:06:32,500 --> 00:06:34,502 も もう1回! 98 00:06:34,502 --> 00:06:36,838 (グライ)やだね 次やったら負けそうだ。 99 00:06:36,838 --> 00:06:41,009 (アミュ)なっ!? セイカ 約束を果たしてもらおうか。 100 00:06:41,009 --> 00:06:44,512 聞いたぜ 武術大会で優勝したんだろ? 101 00:06:44,512 --> 00:06:46,681 俺とも決闘しろよ。 102 00:06:46,681 --> 00:06:48,683 はぁ わかったよ…。 103 00:06:48,683 --> 00:06:52,520 (フィオナ)まあ! わたくしの 聖騎士が決闘だなんて。 104 00:06:52,520 --> 00:06:55,357 なんということでしょう。 105 00:06:55,357 --> 00:06:57,525 これを見届けることが→ 106 00:06:57,525 --> 00:07:00,128 きっと わたくしの 定めなのでしょうね。 107 00:07:00,128 --> 00:07:02,130 なんだよ 殿下。 108 00:07:02,130 --> 00:07:04,799 あまりひとりで 行動するなって言ったろ。 109 00:07:04,799 --> 00:07:06,801 しかたがないでしょう。 110 00:07:06,801 --> 00:07:09,471 みんなどこかへ 行ってしまったのですから。 111 00:07:09,471 --> 00:07:12,807 あるいは それはわたくしのほうかも。 112 00:07:12,807 --> 00:07:15,310 (グライ)俺の部下たちを 困らせるんじゃねえ! 113 00:07:15,310 --> 00:07:20,315 (フィオナ)そんなことより さぁ 早く決闘を始めなさい。 114 00:07:20,315 --> 00:07:24,152 たとえ何一つ得ることのない 戦いであっても→ 115 00:07:24,152 --> 00:07:27,155 あなたにとっては 意味のあることなのでしょう? 116 00:07:27,155 --> 00:07:29,324 俺が負けるって言うのか。 117 00:07:29,324 --> 00:07:33,161 まあ 勝負の行く末を 口にするだなんて。 118 00:07:33,161 --> 00:07:36,664 そんな残酷なこと とてもできませんわ。 119 00:07:36,664 --> 00:07:41,169 (フィオナ)ですが 敗北にも 意味があるのではなくて? 120 00:07:41,169 --> 00:07:44,672 チッ… やめだ セイカ。 121 00:07:44,672 --> 00:07:48,176 《グライが素直に 言うこと聞くなんて…》 122 00:07:48,176 --> 00:07:52,347 早く客人に わたくしのことを紹介なさい。 123 00:07:52,347 --> 00:07:55,517 あ~ こちらにあらせられるは→ 124 00:07:55,517 --> 00:07:58,353 フィオナ・ウルド・エールグライフ皇女殿下だ。 125 00:07:58,353 --> 00:08:01,289 ウフ。 (イーファたち)はっ…。 126 00:08:01,289 --> 00:08:03,291 (イーファたち)聖皇女!? 127 00:08:08,963 --> 00:08:11,966 《ユキ:セイカ様 セイカ様》 《セイカ:んっ?》 128 00:08:11,966 --> 00:08:15,136 《ユキ:聖皇女とは いかなる位なのでしょう?》 129 00:08:15,136 --> 00:08:17,305 《セイカ:正式な称号じゃないが→ 130 00:08:17,305 --> 00:08:19,474 出自からそう呼ばれてるんだ》 131 00:08:19,474 --> 00:08:21,476 《ユキ:出自?》 132 00:08:21,476 --> 00:08:24,813 《セイカ:15年前 帝都の神殿に仕える巫女が→ 133 00:08:24,813 --> 00:08:26,815 子を宿したんだ。 134 00:08:26,815 --> 00:08:29,984 しかもその相手は 現皇帝》 135 00:08:29,984 --> 00:08:32,320 《ユキ:では そのとき生まれたのが…》 136 00:08:32,320 --> 00:08:35,824 《セイカ:巫女と皇室の 血を受け継ぐ 聖皇女だ》 137 00:08:38,993 --> 00:08:42,997 ねぇ なんで聖皇女が アンタの家にいるのよ。 138 00:08:42,997 --> 00:08:45,667 アミュさんに お会いしたかったからですわ。 139 00:08:45,667 --> 00:08:47,836 あっ!? アハッ。 140 00:08:47,836 --> 00:08:50,004 おうわさは聞いておりました。 141 00:08:50,004 --> 00:08:53,508 入学試験では 首席合格だったとか。 142 00:08:53,508 --> 00:08:56,177 全属性の魔法適性のみならず→ 143 00:08:56,177 --> 00:08:59,347 たぐいまれな 剣の腕までお持ちだとか。 144 00:08:59,347 --> 00:09:02,617 まるでおとぎ話の勇者のよう。 145 00:09:02,617 --> 00:09:04,786 あ ありがとう…。 146 00:09:04,786 --> 00:09:07,956 (フィオナ)赤い髪に若草色の瞳…。 147 00:09:07,956 --> 00:09:11,126 わたくしが視たとおりの姿ですわ。 148 00:09:11,126 --> 00:09:15,964 きっと お母様が最期に視たのも。 149 00:09:15,964 --> 00:09:18,967 んっ? セイカ・ランプローグ様。 150 00:09:18,967 --> 00:09:22,137 あ…。 急なワガママを聞いてくださって→ 151 00:09:22,137 --> 00:09:24,139 感謝しますわ。 152 00:09:24,139 --> 00:09:26,141 とんでもございません。 153 00:09:26,141 --> 00:09:28,143 皇女殿下のお望みならば→ 154 00:09:28,143 --> 00:09:30,311 いくらでもお申し付けください。 155 00:09:30,311 --> 00:09:33,481 ウフ。 156 00:09:33,481 --> 00:09:35,483 あの 何か? 157 00:09:35,483 --> 00:09:38,653 いいえ お二人とも わたくしの聖騎士として→ 158 00:09:38,653 --> 00:09:40,822 欲しいくらいなのですが…→ 159 00:09:40,822 --> 00:09:43,491 そうもいきませんものね。 160 00:09:43,491 --> 00:09:46,494 わたくしは もう少し滞在する予定です。 161 00:09:46,494 --> 00:09:48,997 よろしければ王都へ戻る際→ 162 00:09:48,997 --> 00:09:51,332 同行していただけませんか? 163 00:09:51,332 --> 00:09:53,668 はい お望みのままに。 164 00:09:53,668 --> 00:09:55,670 ここにいるあいだ→ 165 00:09:55,670 --> 00:10:00,008 どうかわたくしと 仲よくしてくださいね。 166 00:10:00,008 --> 00:10:02,010 それでは。 167 00:10:02,010 --> 00:10:04,012 ん…。 (ドアが開く音) 168 00:10:04,012 --> 00:10:06,514 んっ。 169 00:10:06,514 --> 00:10:09,517 (ドアが閉まる音) 170 00:10:09,517 --> 00:10:12,353 聖皇女って あんな人だったのね。 171 00:10:12,353 --> 00:10:14,522 ほ 本物に会えるなんて…。 172 00:10:14,522 --> 00:10:17,192 ていうか 知ってたの? いるって。 173 00:10:17,192 --> 00:10:19,694 う…。 なんで黙ってたの? 174 00:10:19,694 --> 00:10:22,397 ん~。 いやぁ…。 175 00:10:24,365 --> 00:10:28,069 生まれ変わったら 空を飛びたいですわね。 176 00:10:30,205 --> 00:10:34,542 それならば 南方の森に住む鳥がオススメですね。 177 00:10:34,542 --> 00:10:37,045 見た目も鮮やかでキレイですよ。 178 00:10:37,045 --> 00:10:39,047 でも せっかくですし→ 179 00:10:39,047 --> 00:10:43,384 次の生はもっと 強い存在になりたいものです。 180 00:10:43,384 --> 00:10:45,386 ドラゴンのような。 181 00:10:45,386 --> 00:10:47,388 実際に見てみると→ 182 00:10:47,388 --> 00:10:49,891 ドラゴンの生も なかなか大変そうでしたよ。 183 00:10:49,891 --> 00:10:51,893 ドラゴンをご覧に? 184 00:10:51,893 --> 00:10:54,729 (セイカ)ええ。 この夏 調査を依頼されて→ 185 00:10:54,729 --> 00:10:57,565 イーファとアスティリアに行ったのですが→ 186 00:10:57,565 --> 00:11:00,668 最終的には 背中に乗せてもらえるほど→ 187 00:11:00,668 --> 00:11:02,670 仲よくなったんです。 188 00:11:02,670 --> 00:11:06,341 まあ ステキ! イーファさんも一緒でしたのね。 189 00:11:06,341 --> 00:11:10,345 ん…。 それで お二人は どのような関係ですの? 190 00:11:10,345 --> 00:11:13,514 ケホケホッ! えっ え~っと…→ 191 00:11:13,514 --> 00:11:16,184 私はセイカく… 様の従者で…。 192 00:11:16,184 --> 00:11:18,519 セイカくんと呼んでいるのね。 193 00:11:18,519 --> 00:11:20,521 なんだか かわいらしいですわ。 194 00:11:20,521 --> 00:11:23,524 大事にしてあげなさいな セイカくん。 195 00:11:23,524 --> 00:11:25,526 からかわないでください…。 196 00:11:25,526 --> 00:11:29,197 そういえば 学園は実力主義なのでしょう? 197 00:11:29,197 --> 00:11:33,201 従者も平民も 等しく受け入れているのですね。 198 00:11:33,201 --> 00:11:36,037 メイベルが平民生まれって 言ったっけ? 199 00:11:36,037 --> 00:11:39,707 クレイン男爵家には 養子に入られたと…。 200 00:11:39,707 --> 00:11:42,043 気を悪くされたらごめんなさい。 201 00:11:42,043 --> 00:11:44,045 別にいい。 202 00:11:44,045 --> 00:11:46,047 そうだ グライ兄。 203 00:11:46,047 --> 00:11:48,549 明日は メイベルに相手してもらうといいよ。 204 00:11:48,549 --> 00:11:50,718 ああ? 205 00:11:50,718 --> 00:11:54,555 やだ めんどくさい。 206 00:11:54,555 --> 00:11:56,557 だよね…。 207 00:11:56,557 --> 00:11:59,994 (セイカ)アハハ…。 208 00:11:59,994 --> 00:12:01,996 ((ブレーズ:エディス。 209 00:12:01,996 --> 00:12:03,998 なんですか 旦那様。 210 00:12:03,998 --> 00:12:06,167 今はお前と私だけだ。 211 00:12:06,167 --> 00:12:08,503 いつもどおり話せばいいだろう。 212 00:12:08,503 --> 00:12:11,005 それとも まだ怒っているのか? 213 00:12:11,005 --> 00:12:14,008 イーファを学園にやったことを。 214 00:12:14,008 --> 00:12:17,011 (エディス)俺の不満は そんなことじゃない。 215 00:12:17,011 --> 00:12:20,848 イーファを あの忌み子の従者につけるなど。 216 00:12:20,848 --> 00:12:23,017 忌み子と呼ぶのはよせ。 217 00:12:23,017 --> 00:12:25,019 学園でも優秀で→ 218 00:12:25,019 --> 00:12:27,855 なんの問題も起こしてはいない。 219 00:12:27,855 --> 00:12:32,026 俺はいまだに… あれは不気味だ。 220 00:12:32,026 --> 00:12:34,862 私はそうは思わない。 221 00:12:34,862 --> 00:12:38,700 セイカは よい人間だ)) 222 00:12:38,700 --> 00:12:41,369 なにか? ん… ああ。 223 00:12:41,369 --> 00:12:44,205 アスティリアの件はご苦労だったな。 224 00:12:44,205 --> 00:12:47,208 報告書も専門家の間では→ 225 00:12:47,208 --> 00:12:49,877 一時 話題になっていたようだ。 226 00:12:49,877 --> 00:12:51,879 ありがとうございます。 227 00:12:51,879 --> 00:12:54,215 学園で学んだかいがありました。 228 00:12:54,215 --> 00:12:58,386 学園は… 今もいい場所か? 229 00:12:58,386 --> 00:13:00,822 ん… ええ。 230 00:13:00,822 --> 00:13:04,492 そうか。 ならいい。 231 00:13:04,492 --> 00:13:06,762 もう少しまめに手紙を書きなさい。 232 00:13:06,762 --> 00:13:10,498 は… はい 母上。 233 00:13:10,498 --> 00:13:12,500 《ビックリした…。 234 00:13:12,500 --> 00:13:15,169 今までずっと 無視されていたのに…》 235 00:13:15,169 --> 00:13:19,507 (ユキ)「生まれ変わったら 空を飛びたいですわね~」。 236 00:13:19,507 --> 00:13:23,845 あのような たわごと セイカ様も よく拾えるものですね。 237 00:13:23,845 --> 00:13:26,347 誰も拾わないほうが まずいだろ。 238 00:13:26,347 --> 00:13:28,349 (ユキ)それはそうですが…。 239 00:13:28,349 --> 00:13:31,018 ユキはあの姫御子が嫌いです。 240 00:13:31,018 --> 00:13:33,021 お前はそうだろうな。 241 00:13:33,021 --> 00:13:37,191 けどまあ 昔の妻が ああいう感じだったから。 242 00:13:37,191 --> 00:13:39,193 えっ!? 奥様が? 243 00:13:39,193 --> 00:13:41,195 そのお話 もう少し…。 244 00:13:41,195 --> 00:13:43,698 んっ! (アミュ)よっ。 (ドアが開く音) 245 00:13:43,698 --> 00:13:46,534 アミュ… ノックくらいしてくれ。 246 00:13:46,534 --> 00:13:48,870 驚きすぎでしょ。 247 00:13:48,870 --> 00:13:52,373 君なあ… 夜更けに 男の部屋に来たりして…。 248 00:13:52,373 --> 00:13:54,375 なによ。 (寝転ぶ音) 249 00:13:54,375 --> 00:13:57,211 もっと慎みをもて~ とか言うわけ? 250 00:13:57,211 --> 00:13:59,213 いいじゃない 今更。 251 00:13:59,213 --> 00:14:01,149 アンタには裸も見られてるし。 252 00:14:01,149 --> 00:14:03,818 んな! あれはやむを得ず…。 253 00:14:03,818 --> 00:14:05,987 (アミュ)アハハッ なんてね。 254 00:14:05,987 --> 00:14:08,656 それで? 別に。 255 00:14:08,656 --> 00:14:12,827 なんだか気疲れしたな~ と思って 遊びに来ただけ。 256 00:14:12,827 --> 00:14:15,997 悪かったな 皇女のこと黙ってて。 257 00:14:15,997 --> 00:14:17,999 (アミュ)気にしなくていいわよ。 258 00:14:17,999 --> 00:14:22,170 ねぇ 初等部を卒業したら どうするか決めてる? 259 00:14:22,170 --> 00:14:25,173 えっ? やっぱり高等部に進学するの? 260 00:14:25,173 --> 00:14:27,175 アミュはどうするんだ? 261 00:14:27,175 --> 00:14:30,678 私はやっぱり 家に帰って冒険者を続けるわ。 262 00:14:30,678 --> 00:14:33,014 他に思いつかないし。 263 00:14:33,014 --> 00:14:36,017 そういうのが 自分に合ってると思う。 264 00:14:36,017 --> 00:14:39,020 そうか。 (アミュ)で アンタは? 265 00:14:39,020 --> 00:14:41,689 君がいきなり 服を脱ぎだした あのダンジョンで…。 266 00:14:41,689 --> 00:14:43,691 (アミュ)それはもういいでしょ! (枕を投げる音) 267 00:14:43,691 --> 00:14:47,028 約束しただろ また一緒に冒険しようって。 268 00:14:47,028 --> 00:14:50,198 僕も冒険者になるつもりだよ。 269 00:14:50,198 --> 00:14:54,869 んっ! べ 別に… あんな約束 本気にしてないから! 270 00:14:54,869 --> 00:14:58,206 (セイカ)僕は本気だったけどな。 んっ! 271 00:14:58,206 --> 00:15:02,310 でも 僕は 冒険者のことはよく知らない。 272 00:15:02,310 --> 00:15:06,814 だから 卒業したら いろいろと教えてくれないか? 273 00:15:06,814 --> 00:15:09,650 しょ しょうがないわね。 274 00:15:09,650 --> 00:15:11,986 じゃあ もう一度約束! 275 00:15:11,986 --> 00:15:14,989 また一緒に冒険行きましょう。 276 00:15:14,989 --> 00:15:17,825 ああ 約束だ。 277 00:15:17,825 --> 00:15:20,995 じゃあね セイカ。 おやすみ。 278 00:15:20,995 --> 00:15:22,997 うん おやすみ。 279 00:15:22,997 --> 00:15:27,502 (ドアの開閉音) 280 00:15:27,502 --> 00:15:30,671 セイカ様 まだ覚えてらっしゃいますか? 281 00:15:30,671 --> 00:15:34,008 んっ? 勇者である あの娘のそばにいるのは→ 282 00:15:34,008 --> 00:15:38,346 そのお力を隠す傘にするため… ということを。 283 00:15:38,346 --> 00:15:41,148 ああ 忘れるわけないだろう。 284 00:15:46,020 --> 00:15:48,856 ん~。 285 00:15:48,856 --> 00:15:51,359 (フィオナ)向こうにあるのは 何ですか? 286 00:15:51,359 --> 00:15:53,361 (セイカ)この地の聖堂ですよ。 287 00:15:53,361 --> 00:15:56,531 では あそこは? ああ 貸し馬車屋です。 288 00:15:56,531 --> 00:15:59,967 わかってるな? 衛兵がいたんじゃ 楽しめないからって→ 289 00:15:59,967 --> 00:16:01,969 全員置いてきたんだ。 290 00:16:01,969 --> 00:16:05,139 (グライ)もしものときは俺とお前で 対処するしかねえんだぞ。 291 00:16:05,139 --> 00:16:07,141 (セイカ)わかってるよ。 292 00:16:07,141 --> 00:16:09,977 わぁ! これはなんですか? 293 00:16:09,977 --> 00:16:11,979 市ですね。 294 00:16:11,979 --> 00:16:14,482 (フィオナ)まあ人が多いですわね~。 295 00:16:14,482 --> 00:16:16,984 はぐれないよう 手でもつなぎましょうか。 296 00:16:16,984 --> 00:16:18,986 えっ? 297 00:16:18,986 --> 00:16:20,988 ウフフッ。 ああ…。 (グライ)お おい! 298 00:16:20,988 --> 00:16:22,990 なっ! ったく…。 299 00:16:22,990 --> 00:16:25,326 (フィオナ)まるで あいびきみたいですわね。 300 00:16:25,326 --> 00:16:28,162 (セイカ)殿下は 立場がある人なのですから。 301 00:16:28,162 --> 00:16:30,331 めったなことは 言わないでください。 302 00:16:30,331 --> 00:16:32,333 かまいませんわ。 303 00:16:32,333 --> 00:16:34,335 あっ! あれ食べたいですわ。 304 00:16:34,335 --> 00:16:36,671 グライ 買ってきなさい。 305 00:16:36,671 --> 00:16:38,873 はぁ~。 306 00:16:41,509 --> 00:16:44,679 (グライ)ほれ お前らも。 (アミュ)ありがと…。 307 00:16:44,679 --> 00:16:47,848 《セイカ:こんな気遣いが できるようになったなんて…》 308 00:16:47,848 --> 00:16:50,184 戻ったら代金はもらうからな。 309 00:16:50,184 --> 00:16:53,020 (フィオナ)まあ 小さい男。 (グライ)なっ!? 310 00:16:53,020 --> 00:16:56,357 やはり目立ってますわね。 311 00:16:56,357 --> 00:16:58,859 (フィオナ)わたくしも あのような身なりにすれば→ 312 00:16:58,859 --> 00:17:02,296 よかったのでしょうか…。 313 00:17:02,296 --> 00:17:06,300 ああして親しくなるには どうすればいいのでしょう? 314 00:17:06,300 --> 00:17:08,636 ああ… 物語などでは→ 315 00:17:08,636 --> 00:17:10,805 よく命の危機を救ったり→ 316 00:17:10,805 --> 00:17:12,974 救われたりして親しくなりますね。 317 00:17:12,974 --> 00:17:16,477 そういう話なら 冒険者の間でも聞くわ。 318 00:17:16,477 --> 00:17:19,313 まあ 興味深いですわ! 319 00:17:19,313 --> 00:17:23,317 暴漢やモンスターから助けて 色恋沙汰になるってやつ。 320 00:17:23,317 --> 00:17:25,319 それはよくあるのですか? 321 00:17:25,319 --> 00:17:27,321 たぶん… しょっちゅうね。 322 00:17:27,321 --> 00:17:30,658 いや どうかな…。 けっ そんなもの。 323 00:17:30,658 --> 00:17:32,827 何よ! 兄弟そろって! 324 00:17:32,827 --> 00:17:37,498 わたくし 障害はすべて 自分で乗り越えてきました。 325 00:17:37,498 --> 00:17:40,668 なので 誰かに 助けていただくことには→ 326 00:17:40,668 --> 00:17:42,837 憧れてしまいますわね。 327 00:17:42,837 --> 00:17:44,839 でしょ!? わかるわ! 328 00:17:44,839 --> 00:17:48,175 (セイカ)君の場合 どちらかというと助ける側だよな。 329 00:17:48,175 --> 00:17:51,679 (アミュ)うっさいわね! ウフフッ。 330 00:17:51,679 --> 00:17:54,181 (セイカ)殿下 次はどちらへ? 331 00:17:54,181 --> 00:17:56,350 (フィオナ)ええと… 向こうへ。 332 00:17:56,350 --> 00:18:00,454 どこか 目的でも? いいえ 散歩です ウフッ。 333 00:18:00,454 --> 00:18:03,291 ていうか いつまで手握ってんのよ。 334 00:18:03,291 --> 00:18:07,461 あっ 失礼しました。 いいえ 構いませんわ。 335 00:18:07,461 --> 00:18:10,298 でも 何があるかわかりませんから→ 336 00:18:10,298 --> 00:18:13,467 わたくしのそばに ついていてくださいね。 337 00:18:13,467 --> 00:18:16,137 はあ。 なにデレデレしてんのよ。 338 00:18:16,137 --> 00:18:19,140 いつしたよ。 ふん。 339 00:18:19,140 --> 00:18:21,475 (アミュ)わっ なんか建ててるわね。 340 00:18:21,475 --> 00:18:24,145 セイカ様 近くで見てみましょう。 341 00:18:24,145 --> 00:18:26,647 (セイカ)ああ…。 おい あまり近寄るなよ! 342 00:18:26,647 --> 00:18:28,849 大丈夫ですわ。 343 00:18:31,152 --> 00:18:33,154 はっ。 (グライ)チッ! 344 00:18:33,154 --> 00:18:35,156 ウィンドランス! クリエイトゴーレム! 345 00:18:39,994 --> 00:18:42,997 無事か!? (セイカ)はい 大丈夫です。 346 00:18:42,997 --> 00:18:45,332 やるじゃないか 優等生。 347 00:18:45,332 --> 00:18:47,835 アンタもね 軍人さん。 348 00:18:47,835 --> 00:18:50,338 助かったよ 二人とも。 349 00:18:50,338 --> 00:18:53,340 アンタ なにボーっとしてたのよ。 寝てたのか? 350 00:18:53,340 --> 00:18:56,010 2人なら 何とかしてくれるかなって。 351 00:18:56,010 --> 00:18:58,012 おけがはありませんでしたか? 352 00:18:58,012 --> 00:19:01,282 ん… ふんっ。 353 00:19:01,282 --> 00:19:03,951 ありがとうございました アミュさん。 354 00:19:03,951 --> 00:19:06,620 ついでに グライも。 ついでかよ。 355 00:19:06,620 --> 00:19:09,623 《失望させちゃったかな》 356 00:19:09,623 --> 00:19:11,625 んっ? ⚟おい 事故か? (ざわめき) 357 00:19:11,625 --> 00:19:13,627 大丈夫か? ⚟魔法か…。 (ざわめき) 358 00:19:13,627 --> 00:19:15,629 ⚟あの人たちって…。 (ざわめき) 359 00:19:15,629 --> 00:19:18,299 おい そろそろ戻ろうぜ。 360 00:19:18,299 --> 00:19:20,801 あら もう? 361 00:19:20,801 --> 00:19:23,003 (セイカ)ちょっと 待っててください。 362 00:19:25,306 --> 00:19:27,308 殿下 これを。 363 00:19:27,308 --> 00:19:29,977 えっ? ちょっと失礼します。 364 00:19:29,977 --> 00:19:31,979 は… はい。 365 00:19:31,979 --> 00:19:34,648 せめて屋敷に戻る間だけでも…。 366 00:19:34,648 --> 00:19:36,650 よしっと。 367 00:19:36,650 --> 00:19:39,153 変ではないでしょうか…。 368 00:19:39,153 --> 00:19:41,655 似合うじゃない。 (グライ)悪くねえよ。 369 00:19:41,655 --> 00:19:44,658 手鏡でも 持ってくればよかったですわ。 370 00:19:44,658 --> 00:19:47,862 (セイカ)土金の相 玻璃鏡の術。 371 00:19:50,831 --> 00:19:53,334 気に入っていただけたなら 何よりです。 372 00:19:53,334 --> 00:19:55,836 次はもう少し上等なものを…。 373 00:19:55,836 --> 00:19:58,339 いえ これがいいです。 374 00:19:58,339 --> 00:20:00,341 ありがとうございます。 375 00:20:00,341 --> 00:20:03,844 こうして贈り物をいただくのは 初めてですわ。 376 00:20:03,844 --> 00:20:06,013 大切にしますね! 377 00:20:06,013 --> 00:20:09,183 お前はほんと ワケのわかんねえ魔法使うなぁ。 378 00:20:09,183 --> 00:20:12,019 割って売ったら いい値がつきそうね。 379 00:20:12,019 --> 00:20:14,021 やめんか。 380 00:20:14,021 --> 00:20:16,023 ウフフッ。 381 00:21:49,884 --> 00:21:53,053 熱心だね。 何か用か? 382 00:21:53,053 --> 00:21:57,391 さすが あの皇女の聖騎士に 選ばれただけあるね。 383 00:21:57,391 --> 00:21:59,560 聖なる騎士か…。 384 00:21:59,560 --> 00:22:03,497 アイツの護衛がなんで そう呼ばれてるか 知ってるか? 385 00:22:03,497 --> 00:22:06,667 さぁ? アイツ自身が広めたんだ。 386 00:22:06,667 --> 00:22:08,669 (グライ)民衆の耳に心地よく→ 387 00:22:08,669 --> 00:22:11,839 詩人にうたわれやすい呼び名をな。 388 00:22:11,839 --> 00:22:14,174 俺が選ばれたのも実力じゃねえ。 389 00:22:14,174 --> 00:22:16,844 何か思惑があってのことだ。 390 00:22:16,844 --> 00:22:19,013 ああ見えて政治家だからな。 391 00:22:19,013 --> 00:22:21,015 そうは見えないけどね。 392 00:22:21,015 --> 00:22:23,017 見えないってだけだ。 393 00:22:23,017 --> 00:22:27,187 (グライ)アイツは昔 軟禁生活を強いられていたが→ 394 00:22:27,187 --> 00:22:29,189 いつの間にか脱したらしい。 395 00:22:29,189 --> 00:22:32,860 しかもその後 聖皇女として存在が広まり→ 396 00:22:32,860 --> 00:22:37,197 王位継承者にまで 名前を連ねちまってる。 397 00:22:37,197 --> 00:22:39,199 彼女の意図したことだと? 398 00:22:39,199 --> 00:22:41,201 (グライ)そうだ。 399 00:22:41,201 --> 00:22:44,371 アイツには未来が視えるからな。 400 00:22:44,371 --> 00:22:46,373 未来が!? 401 00:22:46,373 --> 00:22:48,375 そんなこと 本当に可能なの? 402 00:22:48,375 --> 00:22:51,712 ああ。 母親がただの巫女じゃねえ。 403 00:22:51,712 --> 00:22:54,048 託宣の巫女だ。 404 00:22:54,048 --> 00:22:56,050 アイツを生んだとき→ 405 00:22:56,050 --> 00:22:59,553 勇者と魔王の誕生を 予言したらしい。 406 00:22:59,553 --> 00:23:01,989 勇者と魔王か…。 407 00:23:01,989 --> 00:23:05,159 帝国や殿下は それが誰か知ってるのかな? 408 00:23:05,159 --> 00:23:08,829 さぁな。 けどアイツが あれほど会いたがったんだ。 409 00:23:08,829 --> 00:23:12,166 あの アミュってのが 勇者なんだろうな。 410 00:23:12,166 --> 00:23:16,837 (グライ)その様子だと お前も知ってたんじゃねえか? 411 00:23:16,837 --> 00:23:19,673 まあ いろいろあってね…。 412 00:23:19,673 --> 00:23:23,010 ところで なんでそんなこと 教えてくれたの? 413 00:23:23,010 --> 00:23:26,013 アイツはお前にも 会いたがってたからな。 414 00:23:26,013 --> 00:23:28,515 教えといて損はねえと思ったんだ。 415 00:23:28,515 --> 00:23:32,019 とはいえ あまり首を突っ込むんじゃねえぞ。 416 00:23:32,019 --> 00:23:35,022 (セイカ)心配してくれてる? (グライ)ちげぇよ。 417 00:23:35,022 --> 00:23:37,858 アイツの邪魔を するんじゃねえってことだ。 418 00:23:37,858 --> 00:23:42,196 あれでも 帝国の未来を 見据えているんだからな。 419 00:23:42,196 --> 00:23:44,365 ん…。 420 00:23:44,365 --> 00:23:47,368 (セイカ)帝国の未来 ね…。