1 00:00:01,434 --> 00:00:03,603 (フィオナ)セイカ様~ セイカ様? 2 00:00:03,603 --> 00:00:05,939 どこにいらっしゃいますか? 3 00:00:05,939 --> 00:00:08,275 (フィオナ)お茶でも どうですか? 4 00:00:08,275 --> 00:00:11,111 お話をしたいのですが。 5 00:00:11,111 --> 00:00:13,446 あら セイカ様? 6 00:00:13,446 --> 00:00:16,116 お散歩ですか? 7 00:00:16,116 --> 00:00:19,619 セイカ様 セイカ様? 8 00:00:19,619 --> 00:00:23,623 セイカ様~ どちらですか~! 9 00:00:23,623 --> 00:00:25,625 (セイカ)はぁ…。 10 00:00:25,625 --> 00:00:28,962 (ユキ)ずいぶんと あの姫御子に 気に入られてしまいましたね。 11 00:00:28,962 --> 00:00:31,798 みたいだね。 そういえば→ 12 00:00:31,798 --> 00:00:34,801 あの娘の 未来が見えるという力ですが→ 13 00:00:34,801 --> 00:00:36,803 その程度のことなら→ 14 00:00:36,803 --> 00:00:40,307 セイカ様も 占術で行えるのでは ございませんか? 15 00:00:40,307 --> 00:00:42,976 占いと未来視は 別ものだよ。 16 00:00:42,976 --> 00:00:45,812 占いは事前に 情報や道具が必要で→ 17 00:00:45,812 --> 00:00:47,814 わかることが 限定される。 18 00:00:47,814 --> 00:00:50,650 未来視は これとまったく違う。 19 00:00:50,650 --> 00:00:55,488 あの姫御子は セイカ様の 脅威となりうるでしょうか。 20 00:00:55,488 --> 00:00:58,325 いや… 大丈夫だろう。 21 00:00:58,325 --> 00:01:00,260 深く関わらなければ…。 22 00:01:00,260 --> 00:01:02,462 セイカ様~。 23 00:02:44,964 --> 00:02:47,467 (アミュ)うあっ! ビックリさせないでよ。 24 00:02:47,467 --> 00:02:50,804 あっ ごめんごめん 剣なんか持ってどうしたんだい? 25 00:02:50,804 --> 00:02:53,640 アンタの兄貴に 相手してもらってたのよ。 26 00:02:53,640 --> 00:02:56,976 へぇ~。 さっぱり 勝てなかったけどね。 27 00:02:56,976 --> 00:02:59,579 さすが アンタの兄なだけあるわ。 28 00:02:59,579 --> 00:03:02,415 《あれを兄弟と 思われたくないな…》 29 00:03:02,415 --> 00:03:04,751 何 その嫌そうな顔。 30 00:03:04,751 --> 00:03:06,753 《それにしても→ 31 00:03:06,753 --> 00:03:09,089 なぜアミュは グライに勝てないんだ? 32 00:03:09,089 --> 00:03:11,257 彼女には 才能もある。 33 00:03:11,257 --> 00:03:13,259 何より 勇者なのに…》 34 00:03:13,259 --> 00:03:15,261 アンタは 何してんの? 35 00:03:15,261 --> 00:03:17,931 殿下から 隠れてるんだよ。 36 00:03:17,931 --> 00:03:20,934 あ~ アンタずいぶん 気に入られてたもんね。 37 00:03:20,934 --> 00:03:23,603 でも 明日はもう出発よ。 38 00:03:23,603 --> 00:03:26,773 最後くらい 話し相手になってあげたら? 39 00:03:26,773 --> 00:03:30,276 テラスで戦棋の駒を ひとりで動かしてたわよ。 40 00:03:30,276 --> 00:03:32,479 寂しそうにね。 んん…。 41 00:03:36,116 --> 00:03:38,952 (セイカ)誰かに 相手を頼まないのですか? 42 00:03:38,952 --> 00:03:43,456 あっ もう誰も わたくしの前に 座ってくださいませんの。 43 00:03:43,456 --> 00:03:45,458 相手にならないからと。 44 00:03:45,458 --> 00:03:48,795 セイカ様 戦棋はわかりまして? 45 00:03:48,795 --> 00:03:50,964 駒の動かし方くらいは。 46 00:03:50,964 --> 00:03:53,299 (フィオナ)では お願いします。 47 00:03:53,299 --> 00:03:55,969 (セイカ)誰も殿下の相手に ならないのなら→ 48 00:03:55,969 --> 00:03:59,906 初心者の僕が 務まる道理がないのですが。 49 00:03:59,906 --> 00:04:03,510 ウッフフ 無論 駒を落として差し上げます。 50 00:04:05,578 --> 00:04:08,414 そんなに 落として 勝負になるんですか? 51 00:04:08,414 --> 00:04:10,917 ウフフ そうですわね。 52 00:04:10,917 --> 00:04:13,586 先攻をどうぞ セイカ様。 53 00:04:13,586 --> 00:04:18,091 いいんですか 僕は手加減できる ほど実力がないので→ 54 00:04:18,091 --> 00:04:20,593 本当に勝ってしまいますよ。 55 00:04:20,593 --> 00:04:23,263 どうぞ できるものならば。 56 00:04:23,263 --> 00:04:26,266 そうだ そこまでおっしゃるなら→ 57 00:04:26,266 --> 00:04:28,601 賭けませんか? 賭け? 58 00:04:28,601 --> 00:04:31,938 ええ 負けた方は 勝った方の言うことを→ 59 00:04:31,938 --> 00:04:34,274 なんでも一つ聞くのです。 60 00:04:34,274 --> 00:04:37,944 ヘヘ… 結構きついもの 賭けますね…。 61 00:04:37,944 --> 00:04:41,614 どうしても無理なことなら 拒否しても構いません。 62 00:04:41,614 --> 00:04:43,616 いかがですか? 63 00:04:43,616 --> 00:04:46,953 わかりました いいでしょう。 64 00:04:46,953 --> 00:04:51,057 (駒を打ち合う音) 65 00:04:53,459 --> 00:04:56,963 セイカ様 この世で最強の駒とは→ 66 00:04:56,963 --> 00:04:58,965 なんだと思われます? 67 00:04:58,965 --> 00:05:02,902 そうですね この場で表すならば→ 68 00:05:02,902 --> 00:05:06,906 最強の駒とは 僕でありあなただ。 69 00:05:06,906 --> 00:05:09,576 兵ばかりか 王までも背後から操り→ 70 00:05:09,576 --> 00:05:13,246 決して 戦場で討ち取ることが できない 政治家こそが→ 71 00:05:13,246 --> 00:05:15,582 この世で最強の駒でしょう。 72 00:05:15,582 --> 00:05:19,586 まぁ 気持ちのいい答えを くださいますね。 73 00:05:19,586 --> 00:05:21,588 おそらく常人ならば→ 74 00:05:21,588 --> 00:05:24,257 「竜騎士」や「王」と 答えたことでしょう。 75 00:05:24,257 --> 00:05:27,760 あなたのような回答を わたくしは求めていました。 76 00:05:27,760 --> 00:05:29,929 ならば 正解ですか? 77 00:05:29,929 --> 00:05:32,599 どうでしょう。 78 00:05:32,599 --> 00:05:35,935 ですが わたくしの考えは異なります。 79 00:05:35,935 --> 00:05:40,440 この世の最強とは ここにいる者たちのことですわ。 80 00:05:40,440 --> 00:05:43,943 今ここには 何もありません。 81 00:05:43,943 --> 00:05:47,614 しかし 現実では 兵や王や政治家の周りに→ 82 00:05:47,614 --> 00:05:49,949 たくさんの者たちがいます。 83 00:05:49,949 --> 00:05:53,453 この国に住む 民という者たちが。 84 00:05:53,453 --> 00:05:56,956 名もなき民衆こそが 最強であると? 85 00:05:56,956 --> 00:05:59,292 (フィオナ)ええ。 たしかに→ 86 00:05:59,292 --> 00:06:02,896 民衆の反乱によって 体制が崩れることはありますが。 87 00:06:02,896 --> 00:06:06,065 ほとんどの場合 民は ただ奪われる→ 88 00:06:06,065 --> 00:06:08,067 力のない者たちです。 89 00:06:08,067 --> 00:06:10,570 王や政治家は 何も生み出しません。 90 00:06:10,570 --> 00:06:13,573 民の生産する作物や資源を→ 91 00:06:13,573 --> 00:06:16,576 税という名目で ただくすねるばかり。 92 00:06:16,576 --> 00:06:19,078 仮にも 皇女というお立場で→ 93 00:06:19,078 --> 00:06:21,247 ずいぶんなことを おっしゃいますね。 94 00:06:21,247 --> 00:06:25,752 税収がなければ 政治家は存在できません。 95 00:06:25,752 --> 00:06:29,756 だから我々は 彼らを滅ぼすことはできない。 96 00:06:29,756 --> 00:06:32,926 決して。 加えて→ 97 00:06:32,926 --> 00:06:36,429 圧倒的多数という力を 民は持っている。 98 00:06:36,429 --> 00:06:38,431 だから殿下は…→ 99 00:06:38,431 --> 00:06:42,435 民衆へ積極的に自分の存在を 広めているのですか? 100 00:06:42,435 --> 00:06:45,605 ええ わたくしの手駒には→ 101 00:06:45,605 --> 00:06:47,941 「王」も「竜騎士」もありません。 102 00:06:47,941 --> 00:06:50,777 誰も注目しない駒を使います。 103 00:06:50,777 --> 00:06:53,780 それが 最強であるならなおのこと。 104 00:06:53,780 --> 00:06:57,283 言っておきますが わたくしは勝ちますよ。 105 00:06:57,283 --> 00:06:59,285 もう視えたんですか? 106 00:06:59,285 --> 00:07:02,388 殿下の未来視で。 フフッ…。 107 00:07:02,388 --> 00:07:04,891 まぁ グライから? 108 00:07:04,891 --> 00:07:07,393 はい ですが聞かされる前から→ 109 00:07:07,393 --> 00:07:09,562 なんとなく 気づいてました。 110 00:07:09,562 --> 00:07:12,565 グライが 僕との勝負に負けることも→ 111 00:07:12,565 --> 00:07:17,403 あの時 建材が落ちてくることも あなたは わかっていた。 112 00:07:17,403 --> 00:07:21,741 だから グライから未来視のことを 聞いて 腑に落ちたんです。 113 00:07:21,741 --> 00:07:26,245 感謝しなければ なりませんね グライには。 114 00:07:26,245 --> 00:07:29,248 んっ。 セイカ様に どうお話しするか→ 115 00:07:29,248 --> 00:07:31,751 ずっと悩んでおりましたから。 116 00:07:31,751 --> 00:07:36,589 この力を知った時 わたくしは 生まれた意味を悟ったのです。 117 00:07:36,589 --> 00:07:39,759 それは 未来視の力で→ 118 00:07:39,759 --> 00:07:42,261 帝国に利益を もたらすということですか? 119 00:07:42,261 --> 00:07:46,432 いいえ 視えたところで 未来は変わるもの。 120 00:07:46,432 --> 00:07:51,104 人の生には 天より 定められた意味などない…。 121 00:07:51,104 --> 00:07:53,106 それに気づいたとき→ 122 00:07:53,106 --> 00:07:56,776 わたくしは おとなしく 軟禁されるのではなく→ 123 00:07:56,776 --> 00:07:59,545 自分の意志で 生きようと決めたのです。 124 00:07:59,545 --> 00:08:01,547 んん…。 125 00:08:01,547 --> 00:08:05,051 セイカ様 だいぶ劣勢ですわね。 126 00:08:05,051 --> 00:08:07,053 まだ続けますか? 127 00:08:07,053 --> 00:08:09,722 もちろん 最後まで諦めませんよ。 128 00:08:09,722 --> 00:08:11,724 まぁ ステキ! 129 00:08:11,724 --> 00:08:14,894 ですが この盤面 実は七手詰めですの。 130 00:08:14,894 --> 00:08:17,397 あっ…。 131 00:08:17,397 --> 00:08:20,900 投了します 本当に強かったんですね。 132 00:08:20,900 --> 00:08:25,405 ウフフッ 未来が見えるのは ずるいと おっしゃらないんですか? 133 00:08:25,405 --> 00:08:27,907 ええ 単に殿下は→ 134 00:08:27,907 --> 00:08:30,243 この遊戯が お強いのだと思います。 135 00:08:30,243 --> 00:08:32,412 なんだか 嬉しいですね。 136 00:08:32,412 --> 00:08:36,249 ですが わたくしがそんな 卑怯なマネをするはずがないと→ 137 00:08:36,249 --> 00:08:38,918 おっしゃって ほしかったですわ。 さすがに→ 138 00:08:38,918 --> 00:08:40,920 そこまでは 断言しかねます。 139 00:08:40,920 --> 00:08:43,089 まぁ… ではどうすれば→ 140 00:08:43,089 --> 00:08:45,758 わたくしを信用して いただけるのでしょう? 141 00:08:45,758 --> 00:08:47,760 一般論ですが→ 142 00:08:47,760 --> 00:08:50,563 弱みや本音を話したりすると いいそうですよ。 143 00:08:52,598 --> 00:08:54,600 わかりました。 144 00:08:54,600 --> 00:08:57,437 では まずわたくしの弱みを。 145 00:08:57,437 --> 00:09:01,374 小さいころから シチューが怖かったのです。 146 00:09:01,374 --> 00:09:03,376 嫌いだったんですか? 147 00:09:03,376 --> 00:09:05,378 いいえ 好きでした。 148 00:09:05,378 --> 00:09:09,882 特に冬 暖炉のある部屋で 食べるのが 怖かったのです。 149 00:09:09,882 --> 00:09:14,053 幼いながらも わたくしは シチューとパンの材料に→ 150 00:09:14,053 --> 00:09:16,389 小麦粉があることを 知っていました。 151 00:09:16,389 --> 00:09:18,724 ある時 ふと思ったのです。 152 00:09:18,724 --> 00:09:20,893 シチューを食べて→ 153 00:09:20,893 --> 00:09:24,564 お腹に小麦粉がある状態で 暖炉にあたっていると→ 154 00:09:24,564 --> 00:09:28,734 体の中でパンが焼けて 膨らんでしまうのではないかと。 155 00:09:28,734 --> 00:09:30,737 本気で言ってます? 156 00:09:30,737 --> 00:09:33,573 本気です だから幼い頃→ 157 00:09:33,573 --> 00:09:37,910 シチューを食べ終わると 一目散に 寒い部屋へ逃げていましたの。 158 00:09:37,910 --> 00:09:42,081 フッフフフフ ハッハハハ! 皇族を笑いものにするとは→ 159 00:09:42,081 --> 00:09:45,418 セイカ様は 厳罰に処されることでしょうね。 160 00:09:45,418 --> 00:09:47,920 すみません ですがこれは→ 161 00:09:47,920 --> 00:09:50,089 どんな忠臣でも笑いますって。 162 00:09:50,089 --> 00:09:52,758 では 次に本音ですね。 163 00:09:52,758 --> 00:09:56,262 わたくしは 例えるならば→ 164 00:09:56,262 --> 00:09:58,931 助けたいのです。 えっ? 165 00:09:58,931 --> 00:10:02,101 草原で遊んでいる 子どものそばに→ 166 00:10:02,101 --> 00:10:04,937 大きな 穴が空いているとします。 167 00:10:04,937 --> 00:10:08,441 でも 子どもは そのことに気づいていない。 168 00:10:08,441 --> 00:10:10,610 いずれ転げ落ちてしまう。 169 00:10:10,610 --> 00:10:13,946 わたくしは それを助けたいのです。 170 00:10:13,946 --> 00:10:16,949 それは? ごめんなさい。 171 00:10:16,949 --> 00:10:20,286 詳しくは言えません 未来が予期せぬ方に→ 172 00:10:20,286 --> 00:10:22,955 変わって しまうかもしれませんから。 173 00:10:22,955 --> 00:10:25,625 アミュに会ったのも その一環だったと? 174 00:10:25,625 --> 00:10:29,796 それは… そう思っていただいて 構いませんわ。 175 00:10:29,796 --> 00:10:31,797 それら すべては→ 176 00:10:31,797 --> 00:10:34,467 殿下がご自分の意思で 望むことなのですか? 177 00:10:34,467 --> 00:10:36,469 うん。 178 00:10:36,469 --> 00:10:38,471 ならば応援しますよ。 179 00:10:38,471 --> 00:10:42,141 僕に手伝えることなら なんでもお申しつけください。 180 00:10:42,141 --> 00:10:44,810 嬉しいですわ…。 181 00:10:44,810 --> 00:10:47,647 楽しかったです セイカ様。 182 00:10:47,647 --> 00:10:50,983 いいえ こちらこそ。 183 00:10:50,983 --> 00:10:53,486 どんなお願いを 聞いてもらうかは→ 184 00:10:53,486 --> 00:10:55,488 よく考えておきますわ。 185 00:10:55,488 --> 00:10:57,824 あぁ…。 186 00:10:57,824 --> 00:11:00,760 《クソッ 忘れてなかったか》 187 00:11:00,760 --> 00:11:05,765 (カラスの鳴き声) 188 00:11:05,765 --> 00:11:09,101 (ムデレヴ)うむ やはり人はいい。 189 00:11:09,101 --> 00:11:11,270 この肉を 喰らっている時だけは→ 190 00:11:11,270 --> 00:11:14,607 この旅も 悪くないと思えてくるほどよ。 191 00:11:14,607 --> 00:11:16,943 ガッハハハハハ! 192 00:11:16,943 --> 00:11:18,945 (ロ・ニ)ね~隊長。 193 00:11:18,945 --> 00:11:21,113 (ロ・ニ)この子 連れてっていい? 194 00:11:21,113 --> 00:11:23,449 (ゾルムネム)ダメだ 目立ちすぎる。 195 00:11:23,449 --> 00:11:26,953 戦力としても お前のモンスターには及ばない。 196 00:11:26,953 --> 00:11:29,455 は~い じゃあ ミーデ→ 197 00:11:29,455 --> 00:11:31,457 これも食べていいよ。 198 00:11:31,457 --> 00:11:33,793 (ミノタウロスの断末魔) 199 00:11:33,793 --> 00:11:37,296 おいしい? まだ たくさんあるからね。 200 00:11:37,296 --> 00:11:40,967 (ピリスラリア)んん… お腹いっぱい…。 201 00:11:40,967 --> 00:11:44,136 (ガル・ガニス)あの ゾルさんもなんか食ってください。 202 00:11:44,136 --> 00:11:47,473 さっきから ずっと そうしてるじゃないですか。 203 00:11:47,473 --> 00:11:50,142 いや 私はまだ大丈夫だ。 204 00:11:50,142 --> 00:11:53,980 先の戦闘でも 皆のおかげで負担が少なかった。 205 00:11:53,980 --> 00:11:56,816 無理だけは しないでくださいよ。 206 00:11:56,816 --> 00:12:01,087 《ゾルムネム:ムデレヴ… 最強のオーガ。 207 00:12:01,087 --> 00:12:03,923 ロ・ニ… 優れたテイマ。 208 00:12:03,923 --> 00:12:06,425 ピリスラリアは邪眼使い…。 209 00:12:06,425 --> 00:12:08,928 そして 悪魔族のガル・ガニス。 210 00:12:08,928 --> 00:12:11,931 黒の一族の 次期族長候補…。 211 00:12:11,931 --> 00:12:14,767 皆 強い そして→ 212 00:12:14,767 --> 00:12:17,103 この旅で さらに強くなった》 213 00:12:17,103 --> 00:12:20,606 各自 しっかり補給をしておいてくれ。 214 00:12:20,606 --> 00:12:22,608 (ロ・ニ)は~い。 (ガル・ガニス)おっす。 215 00:12:22,608 --> 00:12:24,777 《ゾルムネム:力を見通す能力…。 216 00:12:24,777 --> 00:12:26,779 かつては 誰にも言えず→ 217 00:12:26,779 --> 00:12:30,449 なぜ これが 自分に備わっているのか→ 218 00:12:30,449 --> 00:12:32,451 思い悩んだりもしたが…。 219 00:12:32,451 --> 00:12:35,288 今となっては どうでもいい。 220 00:12:35,288 --> 00:12:37,456 目的を完遂するためには→ 221 00:12:37,456 --> 00:12:39,959 心強いものだ…》 222 00:12:41,961 --> 00:12:43,963 (ルフト)忘れものはないかい? 223 00:12:43,963 --> 00:12:46,132 (セイカ)大丈夫だよ ルフト兄。 224 00:12:46,132 --> 00:12:48,634 (ルフト)学園に戻っても 元気でやれよ。 225 00:12:48,634 --> 00:12:51,137 うん。 (ルフト)それと 初等部を→ 226 00:12:51,137 --> 00:12:53,973 卒業したらどうするか 早く決めるんだぞ。 227 00:12:53,973 --> 00:12:58,144 父上としては進学してほしいと 思ってるだろうけど…。 228 00:12:58,144 --> 00:13:01,080 あ~ うん わかってる。 229 00:13:01,080 --> 00:13:04,750 《冒険者になりたいって話は ギリギリまで黙っていよう》 230 00:13:04,750 --> 00:13:06,919 イーファも元気で。 231 00:13:06,919 --> 00:13:10,423 ずっと働いてたけど ちゃんと休めたかい? 232 00:13:10,423 --> 00:13:12,425 (イーファ)えへっ 大丈夫です。 233 00:13:12,425 --> 00:13:14,760 ルフト様も お体に気をつけて。 234 00:13:14,760 --> 00:13:16,762 おふたりも お元気で。 235 00:13:16,762 --> 00:13:18,764 機会があれば またいらしてください。 236 00:13:18,764 --> 00:13:21,434 ええ ありがとうございます。 237 00:13:21,434 --> 00:13:25,104 (メイベル)うぅ… ずっとここにいたかった。 238 00:13:25,104 --> 00:13:27,106 ずっと だらけてたよな。 239 00:13:27,106 --> 00:13:29,275 実家でも あんな感じなのか? 240 00:13:29,275 --> 00:13:31,444 家では 猫被ってる…。 241 00:13:31,444 --> 00:13:34,780 だから ちょっと疲れる…。 (セイカ)ここでこそ 被れよ。 242 00:13:34,780 --> 00:13:38,617 貴族と結婚したいと言ってる子の 気持ちがわかった…。 243 00:13:38,617 --> 00:13:40,619 貴族と結婚しても→ 244 00:13:40,619 --> 00:13:43,456 無条件で だらけられる わけじゃないんだぞ。 245 00:13:43,456 --> 00:13:45,624 なんで そんなヒドいこと言うの! 246 00:13:45,624 --> 00:13:49,128 (セイカ)学園に戻ったら また勉強 一緒に頑張ろうな。 247 00:13:49,128 --> 00:13:51,464 (メイベル)うぅ… ヤダ…。 248 00:13:51,464 --> 00:13:53,632 (グライ)おいセイカ もう時間だぞ! 249 00:13:53,632 --> 00:13:56,969 モタモタすんなよ! 悪いな グライ。 250 00:13:56,969 --> 00:13:58,971 僕が 引き止めていたんだ。 251 00:13:58,971 --> 00:14:02,742 (グライ)ふん… ならいい じゃあな 兄貴も元気で。 252 00:14:02,742 --> 00:14:05,411 グライ。 なんだよ…。 253 00:14:05,411 --> 00:14:07,913 どうせ たまに 帝都には来るんだろ? 254 00:14:07,913 --> 00:14:10,916 これからは その時に 顔を合わせられるだろ~が。 255 00:14:10,916 --> 00:14:12,918 (フィオナ)ええ そうですわ。 256 00:14:12,918 --> 00:14:16,088 グライが わたくしに 指し向けられた刺客と→ 257 00:14:16,088 --> 00:14:18,758 相打ちにならなければ ですけれど。 258 00:14:18,758 --> 00:14:21,260 不吉なこと言うんじゃね~よ。 259 00:14:21,260 --> 00:14:23,596 冗談ですわ… このわたくしが→ 260 00:14:23,596 --> 00:14:25,598 冗談だと言うのです。 261 00:14:25,598 --> 00:14:28,267 だから 安心なさい。 お おう…。 262 00:14:28,267 --> 00:14:31,604 ルフト卿 長きにわたる滞在で→ 263 00:14:31,604 --> 00:14:33,939 ご迷惑を かけてしまいましたわね。 264 00:14:33,939 --> 00:14:35,941 恐れ入ります 殿下。 265 00:14:35,941 --> 00:14:37,943 今後も 帝国のため→ 266 00:14:37,943 --> 00:14:41,781 領地の振興と魔法学の発展に 励んでまいります。 267 00:14:41,781 --> 00:14:45,284 じゃあね ルフト兄 元気で。 268 00:14:45,284 --> 00:14:47,787 ああ セイカ またな。 269 00:14:53,793 --> 00:14:55,961 ふん…。 フフッ…。 270 00:14:55,961 --> 00:14:58,130 はぁ…。 お前→ 271 00:14:58,130 --> 00:15:00,399 馬車に乗ると ホントしゃべんね~な。 272 00:15:00,399 --> 00:15:03,569 余計なことをして 酔うのが嫌なんだよ。 273 00:15:03,569 --> 00:15:07,239 これでも揺れは 少ない方なのですけれど…。 274 00:15:07,239 --> 00:15:10,910 お話相手にもなれず すみません。 275 00:15:10,910 --> 00:15:13,079 (フィオナ)お気になさらず。 しっかし→ 276 00:15:13,079 --> 00:15:15,748 お前にも 苦手なものがあったとはな。 277 00:15:15,748 --> 00:15:18,084 僕だって 人間だからね。 278 00:15:18,084 --> 00:15:20,486 (グライ)ハッ… どうだかな。 279 00:15:24,590 --> 00:15:28,094 (セイカ)そういえば グライ兄は ここに居てもいいの? 280 00:15:28,094 --> 00:15:30,262 小隊の隊長なんでしょ? 281 00:15:30,262 --> 00:15:34,600 いいんだよ 殿下のそばにいて 警護するのが最優先だ。 282 00:15:34,600 --> 00:15:37,770 (セイカ)でも もしもの時はどうするの? 283 00:15:37,770 --> 00:15:39,939 (グライ)もしもの時を こさせねぇために→ 284 00:15:39,939 --> 00:15:42,608 こんな大人数 率いてるんだろうが。 285 00:15:42,608 --> 00:15:47,113 万が一の時は 俺がここで 殿下を守りながら指揮をとるさ。 286 00:15:47,113 --> 00:15:49,114 それくらい わけねぇ。 287 00:15:49,114 --> 00:15:52,451 (セイカ)ならよかった ところで話は変わるけど→ 288 00:15:52,451 --> 00:15:56,288 この国の野盗って どのくらいの人数が普通なの? 289 00:15:56,288 --> 00:15:58,290 野盗? そんなもん→ 290 00:15:58,290 --> 00:16:01,393 数人から 100人規模まで バラバラだが…。 291 00:16:01,393 --> 00:16:03,395 そう じゃあ あれはなんだろう。 292 00:16:03,395 --> 00:16:05,397 (爆発音) 293 00:16:05,397 --> 00:16:07,733 なんだ!? (いななき) 294 00:16:07,733 --> 00:16:11,070 偽装した 空の馬車が やられたようですわね。 295 00:16:11,070 --> 00:16:13,572 万が一の状況→ 296 00:16:13,572 --> 00:16:16,242 きちゃったみたいだね んっ! 297 00:16:16,242 --> 00:16:20,412 はぁ… 久しぶりに こんな軽業やったな。 298 00:16:20,412 --> 00:16:22,915 ⚟やっ 野盗だ~! 299 00:16:22,915 --> 00:16:25,518 (ざわめき) 300 00:16:27,920 --> 00:16:30,923 (頭目)ハズレだ 「黄玉」は6へ移動! 301 00:16:30,923 --> 00:16:33,759 「鋼玉」は 8の馬車に! 302 00:16:33,759 --> 00:16:35,761 残りは 屋根のヤツを狙え! 303 00:16:38,597 --> 00:16:41,300 弓か ならこれで十分かな。 304 00:16:43,269 --> 00:16:45,771 《「陽の相 磁流雲の術」》 305 00:16:47,773 --> 00:16:50,609 (頭目)放て! 306 00:16:50,609 --> 00:16:52,945 (爆発音) 307 00:16:52,945 --> 00:16:56,448 (野盗たち)おっ…!? (セイカ)アハハッ どこ狙ってるのやら。 308 00:16:56,448 --> 00:16:59,885 チッ…。 お頭…。 「軟玉」は8へ援護に入れ! 309 00:16:59,885 --> 00:17:02,488 「鋼玉」予備隊 屋根のヤツを殺せ! 310 00:17:04,890 --> 00:17:08,060 なっ なんだあれは 魔法なのか!? 311 00:17:08,060 --> 00:17:10,896 ⚟お頭 6も7も偽装です! 312 00:17:10,896 --> 00:17:12,898 ⚟敵小隊の反撃を 受け始めてます! 313 00:17:12,898 --> 00:17:14,900 指示を…! くっ…。 314 00:17:14,900 --> 00:17:16,902 魔術師のいる馬車だぁ! 315 00:17:16,902 --> 00:17:19,071 「黄玉」隊 魔法で潰せっ! 316 00:17:19,071 --> 00:17:21,407 フン…。 フッ! 317 00:17:21,407 --> 00:17:23,409 聳え座すは黄! 318 00:17:23,409 --> 00:17:26,412 不動なる 石巌の精よ 今こそ降り落ちて→ 319 00:17:26,412 --> 00:17:28,581 その怒り 槌と為せ! 320 00:17:28,581 --> 00:17:30,583 ロックホール! 321 00:17:33,252 --> 00:17:35,588 魔法相手は 楽でいいなぁ。 322 00:17:35,588 --> 00:17:38,924 結界だと… お前たち 剣を抜け! (野盗たち)あっ…! 323 00:17:38,924 --> 00:17:40,926 護衛の魔術師には 構うな! 324 00:17:40,926 --> 00:17:43,095 全員でかかって 中の目標を…! 325 00:17:43,095 --> 00:17:45,097 あぁっ!? (爆発音) 326 00:17:45,097 --> 00:17:48,267 (グライ)弓は打ち止めか? ったく。 327 00:17:48,267 --> 00:17:50,269 ようやく 暴れられる。 あっ…。 328 00:17:50,269 --> 00:17:54,440 お前ら 聖皇女を助ける 絶好の機会だぞ! 329 00:17:54,440 --> 00:17:57,776 詩人に その武勇を 歌われたいヤツはいるかぁ! 330 00:17:57,776 --> 00:18:00,212 (兵士たち)おぉ~! 331 00:18:00,212 --> 00:18:03,882 (戦う声) 332 00:18:03,882 --> 00:18:06,885 《へぇ ちゃんと 隊長らしいことできるんだ》 333 00:18:06,885 --> 00:18:10,556 (フィオナ)セイカ様 敵を生け捕りにはできますか? 334 00:18:10,556 --> 00:18:12,891 かしこまりました。 335 00:18:12,891 --> 00:18:15,227 《「木の相 蔓縛りの術」》 336 00:18:15,227 --> 00:18:17,730 うお~! 337 00:18:17,730 --> 00:18:19,732 なんだ これは!? 338 00:18:19,732 --> 00:18:23,235 おっ うわぁ~!? 339 00:18:23,235 --> 00:18:27,039 (セイカ)どうでしょう これで全員 捕まえましたよ。 340 00:18:29,074 --> 00:18:32,578 (イーファ)えっ 野盗!? どうりで騒がしいと思った。 341 00:18:32,578 --> 00:18:34,913 アンタが全員 捕まえたわけ? 342 00:18:34,913 --> 00:18:38,917 うん っていうか 全然 気づいてなかったのか? 343 00:18:38,917 --> 00:18:42,254 後ろの馬車が ついて来ないことに気づいて→ 344 00:18:42,254 --> 00:18:44,590 慌てて 引き返したんだけど…。 345 00:18:44,590 --> 00:18:47,259 戻ってきたら もう終わってたから。 346 00:18:47,259 --> 00:18:50,095 どうやら 重傷者はいないみたいね。 347 00:18:50,095 --> 00:18:53,599 危なかったね 巻き込まれなくてよかった。 348 00:18:53,599 --> 00:18:56,935 え~ 何よ 来てたらやっつけてたのに。 349 00:18:56,935 --> 00:18:58,937 でしょ メイベル? 350 00:18:58,937 --> 00:19:01,206 私 めんどうなのはイヤ。 351 00:19:01,206 --> 00:19:03,375 君らは のんきだな。 352 00:19:03,375 --> 00:19:06,045 でも 軍が護衛についてるのに→ 353 00:19:06,045 --> 00:19:08,213 襲われることってあるんだね。 354 00:19:08,213 --> 00:19:10,883 ん… そうだな。 355 00:19:10,883 --> 00:19:13,218 (アミュ)アイツらのことは どうするのかしら。 356 00:19:13,218 --> 00:19:16,221 全員 帝都まで歩かせるとか? 357 00:19:16,221 --> 00:19:18,724 いや さすがにそれは…。 358 00:19:18,724 --> 00:19:21,727 おい! セイカ。 んっ? 359 00:19:21,727 --> 00:19:25,230 殿下が 呼んでるぜ。 ん? 360 00:19:25,230 --> 00:19:27,566 (フィオナ)ありがとうございます。 361 00:19:27,566 --> 00:19:29,735 刺客を捕らえてくださって。 362 00:19:29,735 --> 00:19:31,737 やはり 刺客でしたか。 363 00:19:31,737 --> 00:19:35,908 生け捕りにしたのは 政敵への追求が目的で? 364 00:19:35,908 --> 00:19:37,910 ええ もっとも→ 365 00:19:37,910 --> 00:19:40,579 まずは どなたが差し向けたものか→ 366 00:19:40,579 --> 00:19:42,581 突き止めなければ なりませんが…。 367 00:19:42,581 --> 00:19:45,250 心当たりは? さあ…。 368 00:19:45,250 --> 00:19:48,253 ありすぎて わかりません。 ははは…。 369 00:19:48,253 --> 00:19:51,757 ヤツら全員 帝都まで 連れて行くつもりですか? 370 00:19:51,757 --> 00:19:54,259 ええ もちろんですわ。 371 00:19:54,259 --> 00:19:56,929 (セイカ)殿下は この場面が 視えていたのですね。 372 00:19:56,929 --> 00:20:00,599 だから 余分に馬車を用意させた。 373 00:20:00,599 --> 00:20:04,770 歩かせたのでは 到着が 遅れてしまうかもしれませんし→ 374 00:20:04,770 --> 00:20:07,773 何より 新学期に間に合わなければ→ 375 00:20:07,773 --> 00:20:10,275 皆さんに 迷惑がかかってしまいます。 376 00:20:10,275 --> 00:20:12,611 お気遣いは ありがたいのですが→ 377 00:20:12,611 --> 00:20:17,116 全員を 連行するのは やめたほうがいいと思いますよ。 378 00:20:17,116 --> 00:20:19,118 あら どうして? 379 00:20:19,118 --> 00:20:21,120 万が一 拘束が解かれ→ 380 00:20:21,120 --> 00:20:23,789 反乱を 起こされたらどうします? 381 00:20:23,789 --> 00:20:26,792 手足の腱を 切っておく手もありますが…。 382 00:20:26,792 --> 00:20:28,794 その必要はありません。 383 00:20:28,794 --> 00:20:31,130 彼らは おとなしいはずです。 384 00:20:31,130 --> 00:20:34,133 次の襲撃を待つほうが 確実ですし。 385 00:20:34,133 --> 00:20:36,468 別働隊がいるということですか? 386 00:20:36,468 --> 00:20:38,804 それなら ますます危険では? 387 00:20:38,804 --> 00:20:42,307 いいえ その心配もありません。 388 00:20:42,307 --> 00:20:44,643 彼らの期待は空しく→ 389 00:20:44,643 --> 00:20:47,312 次の襲撃はないのです。 390 00:20:47,312 --> 00:20:50,983 運命には 蝶の羽ばたき程度では翻せない→ 391 00:20:50,983 --> 00:20:53,819 暴風のごとき 流れがあります。 392 00:20:53,819 --> 00:20:56,155 これは 彼らの定め…。 393 00:20:56,155 --> 00:20:59,158 その未来は こないのです。 394 00:20:59,158 --> 00:21:01,093 んっ…。 395 00:21:01,093 --> 00:21:04,430 (鳥の鳴き声) 396 00:21:04,430 --> 00:21:06,765 (フィオナ)本当に 残念ですわ。 397 00:21:06,765 --> 00:21:10,769 皆さんを宮廷に お招きできれば よかったのですが…。 398 00:21:10,769 --> 00:21:14,773 見たかったわね きっと一生の自慢になったわ。 399 00:21:14,773 --> 00:21:16,775 もう アミュちゃん…。 400 00:21:16,775 --> 00:21:19,611 高級宿 とってもらえたからいい。 401 00:21:19,611 --> 00:21:21,613 メイベルちゃんまで…。 402 00:21:21,613 --> 00:21:23,615 フフッ わたくし→ 403 00:21:23,615 --> 00:21:27,286 こうして 歳の近い人と 話すことがあまりなくて…。 404 00:21:27,286 --> 00:21:30,789 楽しかったですわ。 ヘヘッ。 405 00:21:30,789 --> 00:21:33,459 本当です…。 406 00:21:33,459 --> 00:21:37,629 きっとまた お招きする機会も あることでしょう。 407 00:21:37,629 --> 00:21:39,798 ええ またぜひ。 408 00:21:39,798 --> 00:21:42,634 (グライ)お~い 殿下! 409 00:21:42,634 --> 00:21:44,636 そろそろ 中へ。 410 00:21:44,636 --> 00:21:46,839 さて… 行かねばなりません。 411 00:21:48,807 --> 00:21:51,143 じゃあな セイカ。 412 00:21:51,143 --> 00:21:54,813 うん 元気で グライ兄。 413 00:21:54,813 --> 00:21:57,149 殿下もどうか お元気で。 414 00:21:57,149 --> 00:21:59,585 ここまで お供できて光栄でした。 415 00:21:59,585 --> 00:22:01,753 まぁ お供だなんて。 416 00:22:01,753 --> 00:22:05,090 わたくしは 友人になれたと 思っていたのですが。 417 00:22:05,090 --> 00:22:07,926 じゃあ それでいいですよ。 418 00:22:07,926 --> 00:22:10,095 セイカ様…。 んっ? 419 00:22:10,095 --> 00:22:13,599 わたくしは… あなたの味方です。 420 00:22:16,602 --> 00:22:20,939 どうか それだけは 忘れないでください。 421 00:22:20,939 --> 00:22:22,941 あっ…。 422 00:22:32,951 --> 00:22:35,120 《ゾルムネム:目的の地は近い。 423 00:22:35,120 --> 00:22:38,290 そして この旅の終焉も。 424 00:22:38,290 --> 00:22:40,959 厳しい旅だった。 425 00:22:40,959 --> 00:22:43,962 誰一人 欠けることなく たどり着けたのは→ 426 00:22:43,962 --> 00:22:46,632 幸運だったと言えよう。 427 00:22:46,632 --> 00:22:48,967 我々は この先の地で→ 428 00:22:48,967 --> 00:22:52,471 旅の目的を 果たさなければならない。 429 00:22:52,471 --> 00:22:55,641 これまで以上の困難が 待ち受けていることは→ 430 00:22:55,641 --> 00:22:58,143 皆も 覚悟していよう。 431 00:22:58,143 --> 00:23:00,078 勇者を倒したとなれば→ 432 00:23:00,078 --> 00:23:02,080 ただでは済むまい…。 433 00:23:02,080 --> 00:23:04,416 この旅は はなから 死地へと向かうもの…。 434 00:23:04,416 --> 00:23:06,418 しかし…》 435 00:23:06,418 --> 00:23:10,923 よいか 魔族の未来のために 勇者を倒す! 436 00:23:10,923 --> 00:23:13,759 その目的を完遂した暁には→ 437 00:23:13,759 --> 00:23:16,094 皆で 故郷へ帰ろう! 438 00:23:16,094 --> 00:23:19,264 ガッハハハハハ 何を言い出すかと思えば→ 439 00:23:19,264 --> 00:23:21,433 もとより そのつもりだ! 440 00:23:21,433 --> 00:23:25,103 ん… お布団 ゆっくり寝たい…。 441 00:23:25,103 --> 00:23:28,106 僕 作物の種を 持って帰るんだ。 442 00:23:28,106 --> 00:23:30,943 村のみんなにも 食べさせてあげたい。 443 00:23:30,943 --> 00:23:34,446 俺は 自分の武勇を語りたいっすね。 444 00:23:34,446 --> 00:23:37,616 ちゃんと 兄上のかたきを とったんだって。 445 00:23:37,616 --> 00:23:40,452 んっ… 必ず→ 446 00:23:40,452 --> 00:23:42,454 皆で 正義を果たそう。 447 00:23:44,957 --> 00:23:48,260 魔族と我々の 未来のために!