1 00:00:02,002 --> 00:00:07,841 ♬~ 2 00:00:07,841 --> 00:00:11,345 《キャサリン:第一印象は 普通の男の子》 3 00:00:18,018 --> 00:00:20,020 《でも彼は➨ 4 00:00:20,020 --> 00:00:24,825 私の嫌いな大人気ない男の子とは 違っていた…》 5 00:02:03,156 --> 00:02:06,827 (ジャミエル)キャサリン王女!? カーティス王子!? 6 00:02:06,827 --> 00:02:08,829 (ジャミエルたち)うっ…。 7 00:02:10,831 --> 00:02:12,833 (カーティス)なんの騒ぎだ。 8 00:02:12,833 --> 00:02:16,670 殿下 僕と友人がおしゃべりを 楽しんでいたところへ➨ 9 00:02:16,670 --> 00:02:20,340 あの野蛮な平民が理由もなく 殴りかかってきたんです! 10 00:02:20,340 --> 00:02:22,676 (イライジャ)よく言うよ! そっちが…。 11 00:02:22,676 --> 00:02:26,680 僕たちは何もしてないのに! うっ…。 12 00:02:26,680 --> 00:02:28,849 ドワーフにひどいケガを負わせて➨ 13 00:02:28,849 --> 00:02:31,685 そんな言い訳 通用するわけないでしょ。 14 00:02:31,685 --> 00:02:36,189 そうなのか!? いえ 僕たちは正当防衛です! 15 00:02:36,189 --> 00:02:40,193 《ウソに決まってるのに バカなお兄様》 16 00:02:40,193 --> 00:02:42,195 (アーサー)愚の骨頂だな。 17 00:02:42,195 --> 00:02:44,197 《ヴィンセント:アーサー!》 18 00:02:44,197 --> 00:02:48,702 サピン王国の王子に向かって なんという言いぐさだ! 19 00:02:48,702 --> 00:02:51,872 おっ…! (アーサー)おわびします。 20 00:02:51,872 --> 00:02:55,709 ウソを聞くと 口が悪くなりがちなもので。 21 00:02:55,709 --> 00:02:59,212 《この小さい体のどこから こんな力が…!?》 22 00:02:59,212 --> 00:03:03,817 まぁまぁ。 どうか私の甥をお許しください。 23 00:03:03,817 --> 00:03:07,821 あの子たちがウソをついていると 言いたいだけなんです。 24 00:03:07,821 --> 00:03:11,158 ヘルステアさん! こんな所で何を? 25 00:03:11,158 --> 00:03:13,827 (ヴィンセント)あの一味がこの子を いじめていたところに➨ 26 00:03:13,827 --> 00:03:15,829 偶然通りかかり…。 27 00:03:15,829 --> 00:03:17,831 グハッ。 28 00:03:17,831 --> 00:03:19,833 よくも私にウソをついたな! 29 00:03:19,833 --> 00:03:22,035 名を名乗れ! 30 00:03:24,171 --> 00:03:29,342 ジャミエルと申します。 トライデント家の長男です 殿下。 31 00:03:29,342 --> 00:03:31,845 んっ! トライデント家!? 32 00:03:31,845 --> 00:03:35,348 《面倒なことになってきた…。 33 00:03:35,348 --> 00:03:40,020 トライデント家は キシラスアカデミーと王家に 多大な寄付をしている。 34 00:03:40,020 --> 00:03:42,823 その跡継ぎに 何かあったと知れたら…》 35 00:03:44,858 --> 00:03:47,360 あなたたちの暴力行為は…。 とりあえず➨ 36 00:03:47,360 --> 00:03:49,863 誰一人 重傷者は出なかった。 37 00:03:49,863 --> 00:03:54,034 よって もし皆がこの件を 水に流すことに同意するなら…。 38 00:03:54,034 --> 00:03:56,870 《そりゃそうだろ! いくら王族でも➨ 39 00:03:56,870 --> 00:03:59,039 俺に手は出せないはず!》 40 00:03:59,039 --> 00:04:03,810 ヴィンセントおじさん 巻紙式通信装置を持ってるよね。 41 00:04:03,810 --> 00:04:07,647 あっ? ああ あるけど…。 42 00:04:07,647 --> 00:04:09,649 誰に? 43 00:04:12,152 --> 00:04:14,654 シンシア・グッドスカイ。 44 00:04:14,654 --> 00:04:19,826 《アホか!? キシラスアカデミーの理事長を 呼び出すとかありえねえだろ》 45 00:04:19,826 --> 00:04:23,330 (シンシア)ヴィンセント? 困るのよね。 46 00:04:23,330 --> 00:04:25,999 こうやって突然呼び出されるのが。 47 00:04:25,999 --> 00:04:28,168 アーサー・レイウィンです。 48 00:04:28,168 --> 00:04:33,673 まぁ アーサー! あなたからの連絡は いつでも大歓迎よ➨ 49 00:04:33,673 --> 00:04:35,842 ずいぶん久しぶりね。 50 00:04:35,842 --> 00:04:38,512 《一同:なに? このひょう変ぶり!?》 51 00:04:38,512 --> 00:04:42,849 アカデミー在校生の ジャミエル・トライデントとその仲間が➨ 52 00:04:42,849 --> 00:04:45,852 偏見によってドワーフを虐待しました。 53 00:04:45,852 --> 00:04:49,189 彼らを退学処分に してもらいたいのです。 54 00:04:49,189 --> 00:04:52,025 ちょっと 突然何を言いだすの! 55 00:04:52,025 --> 00:04:56,029 トライデントと言った? いくらなんでもそれは…。 56 00:04:56,029 --> 00:05:00,133 《ほ~ら見ろ。 いくら理事長が あの平民と親しいからって➨ 57 00:05:00,133 --> 00:05:03,637 うちの一族がアカデミーに 寄付してきた額を考えれば➨ 58 00:05:03,637 --> 00:05:06,139 肩を持つはずがないんだよ》 59 00:05:06,139 --> 00:05:09,476 もしも僕の入学を まだ望んでいるなら…。 60 00:05:09,476 --> 00:05:12,312 いいわ 彼らを退学させる! 61 00:05:12,312 --> 00:05:14,314 (ジャミエルたち)えっ! 62 00:05:21,655 --> 00:05:24,491 先ほどの私の言動を許してほしい。 63 00:05:24,491 --> 00:05:26,993 きぜんとした態度を 保てなかったのは➨ 64 00:05:26,993 --> 00:05:29,329 王子としてあるまじき行為だった。 65 00:05:29,329 --> 00:05:34,501 こちらこそおわびします。 自分の感情が抑えられなくて…。 66 00:05:34,501 --> 00:05:36,837 君が怒るのは当然だ。 67 00:05:36,837 --> 00:05:40,674 この大陸に 人種差別があってはならない。 68 00:05:40,674 --> 00:05:43,510 (扉の開く音) 69 00:05:43,510 --> 00:05:49,015 はぁ… アーサーか…。 まったく面倒なヤツだ。 70 00:05:49,015 --> 00:05:52,018 初めて会ったときも そうだったが…。 71 00:05:52,018 --> 00:05:55,689 んっ? ってか 人の話 聞いてないだろ! 72 00:05:55,689 --> 00:06:01,194 あの! いつか… 私とお茶でもいかが? 73 00:06:06,466 --> 00:06:08,468 いいけど? 74 00:06:10,470 --> 00:06:13,306 じゃあまた アカデミーでね。 75 00:06:13,306 --> 00:06:15,308 あっ! 76 00:06:22,148 --> 00:06:24,150 今の何? 77 00:06:24,150 --> 00:06:28,154 あれが冷酷で無情な僕の妹!? ふぅ…。 78 00:06:28,154 --> 00:06:33,059 《彼って本当に 他の人とは違う…》 79 00:06:35,495 --> 00:06:40,333 (ブレイン)人間 エルフ そしてドワーフの皆さん! 80 00:06:40,333 --> 00:06:45,005 私はブレイン・グレイダー。 サピン王国の王です。 81 00:06:45,005 --> 00:06:48,341 そしてここに 三王国から王と王妃が➨ 82 00:06:48,341 --> 00:06:51,845 この記念すべき日に 集まってくれました。 83 00:06:51,845 --> 00:06:56,850 皆さんは人間とエルフの間に存在する 敵意に気付いているでしょう。 84 00:06:56,850 --> 00:07:01,955 ドワーフでさえ単なるビジネスパートナーだと 考えられてきました。 85 00:07:01,955 --> 00:07:05,792 しかし 過去は水に流し 偏見を捨て➨ 86 00:07:05,792 --> 00:07:09,963 これまでとは違う視点で 物事を考えてください。 87 00:07:09,963 --> 00:07:12,966 それが あなた自身のためだけでなく➨ 88 00:07:12,966 --> 00:07:18,772 あなたの子どもや この大陸の 未来のためにもなるのです。 89 00:07:25,145 --> 00:07:30,817 《グレイ:ついに皆が ディカゼン以外の 大陸の存在を知ることになる。 90 00:07:30,817 --> 00:07:35,989 心配なのは その新大陸が マナビーストをカムフラージュして➨ 91 00:07:35,989 --> 00:07:39,659 ディカゼンを監視していた という事実だ。 92 00:07:39,659 --> 00:07:43,830 そんなことをするのは 相手が我々を恐れているか➨ 93 00:07:43,830 --> 00:07:46,499 あるいは敵意がある場合だけ》 94 00:07:46,499 --> 00:07:48,835 (アリス)どうかしたの? アーサー。 95 00:07:48,835 --> 00:07:51,171 えっ? (アリス)なんだか➨ 96 00:07:51,171 --> 00:07:53,840 心ここにあらずって感じだけど。 97 00:07:53,840 --> 00:07:56,543 ハハ… そんなことないよ。 98 00:07:58,511 --> 00:08:00,447 (アルデュイン)我々の大陸の 未来について➨ 99 00:08:00,447 --> 00:08:05,118 グレイダー王が述べられた すばらしい ご意見に賛同いたします。 100 00:08:05,118 --> 00:08:09,289 我らが祖国 ディカゼン大陸には 危険なあまり➨ 101 00:08:09,289 --> 00:08:12,959 誰も足を踏み入れていない 場所があります。 102 00:08:12,959 --> 00:08:16,296 ですが もし 更にすごい神秘と危険が➨ 103 00:08:16,296 --> 00:08:19,966 大陸の外にあるとしたら どうでしょう? 104 00:08:19,966 --> 00:08:24,137 皆さん 今日我々は 正式に宣言します。 105 00:08:24,137 --> 00:08:26,306 ディカゼン大陸の他に➨ 106 00:08:26,306 --> 00:08:30,110 別の大陸が存在するという証拠が 見つかりました! 107 00:08:34,314 --> 00:08:36,316 (アルデュイン)現時点で わかっているのは➨ 108 00:08:36,316 --> 00:08:40,653 向こうが私たちに 接触を試みたということです。 109 00:08:40,653 --> 00:08:43,490 しかし今のところ どちらの大陸も➨ 110 00:08:43,490 --> 00:08:47,160 長旅に耐えうる技術力は 持ち合わせていないようで…。 111 00:08:47,160 --> 00:08:52,332 (ドワーフ王)我々は皆 ディカゼンという 同じ大陸に生まれた者です。 112 00:08:52,332 --> 00:08:55,335 私自身 それを 誇りに思っているし➨ 113 00:08:55,335 --> 00:08:59,839 未来の世代にも同じように 感じてほしいのです。 114 00:08:59,839 --> 00:09:03,610 今日は私たちの祖国である この大陸にとって➨ 115 00:09:03,610 --> 00:09:06,946 新しい時代の 幕開けとなるでしょう! 116 00:09:06,946 --> 00:09:09,949 (拍手と歓声) 117 00:09:09,949 --> 00:09:12,285 (拍手) 118 00:09:12,285 --> 00:09:17,624 3つの種族と王国をまとめるには 大変な苦労もあるでしょうが➨ 119 00:09:17,624 --> 00:09:22,328 この場で6名を ある任務に 任命したいと思います。 120 00:09:25,131 --> 00:09:29,302 彼らは各王国において 最も勇敢で知的だと➨ 121 00:09:29,302 --> 00:09:33,973 王族が信頼を寄せている 三種族を代表する者です。 122 00:09:33,973 --> 00:09:39,145 この6名は我々と全国民が 新時代を迎えられるよう➨ 123 00:09:39,145 --> 00:09:42,982 祖国の安全と繁栄のために 尽くしていきます。 124 00:09:42,982 --> 00:09:44,984 今後 彼らのことを➨ 125 00:09:44,984 --> 00:09:48,321 6本の槍を意味する 「シックスランス」と呼び➨ 126 00:09:48,321 --> 00:09:51,624 大陸を象徴する存在となるのです。 127 00:09:54,494 --> 00:09:56,496 (ブレイン)アレア・トリスキャン。 128 00:09:59,999 --> 00:10:02,335 ヴァレイ・オーラ。 129 00:10:02,335 --> 00:10:05,171 オルフレッド・ワレンド。 130 00:10:05,171 --> 00:10:07,674 アヤ・グレフィン。 131 00:10:07,674 --> 00:10:10,343 マイヤ・アースボーン。 132 00:10:10,343 --> 00:10:12,846 バイロン・ワイクス。 133 00:10:15,181 --> 00:10:17,517 今 ワイクスって…。 134 00:10:17,517 --> 00:10:19,619 たしかルーカスも…。 135 00:10:23,690 --> 00:10:26,693 (ルーカス)クッ…。 (ブレイン)シックスランスたちよ➨ 136 00:10:26,693 --> 00:10:30,363 我々を守り 名誉をもたらせ! 137 00:10:30,363 --> 00:10:33,867 そして今 魔術師を目指している者たちも➨ 138 00:10:33,867 --> 00:10:38,204 いつかシックスランスの一員となれるよう 日々努力せよ! 139 00:10:38,204 --> 00:10:42,041 可能性は無限大なのだから! 140 00:10:42,041 --> 00:10:47,213 《グレイ:その日は私に現実を 直視させるきっかけとなった。 141 00:10:47,213 --> 00:10:49,716 ルーカス・ワイクス…。 142 00:10:49,716 --> 00:10:52,051 仲間を死に追いやりながら➨ 143 00:10:52,051 --> 00:10:55,722 親の権力とコネを使い罪を免れた。 144 00:10:55,722 --> 00:11:00,326 ルーカスへの報復は 自殺行為だと警告されていたが➨ 145 00:11:00,326 --> 00:11:04,497 それは背後にいる兄の存在だった。 146 00:11:04,497 --> 00:11:08,001 彼の兄は 強力な魔術師であるだけでなく➨ 147 00:11:08,001 --> 00:11:10,803 今やランスの一人だ…》 148 00:11:15,008 --> 00:11:17,177 《グレイ:ルーカスへの報復より➨ 149 00:11:17,177 --> 00:11:20,513 今の私には 差し迫った用があった》 150 00:11:20,513 --> 00:11:23,349 《シルビー:わ~い 行こ行こ~!》 あっ。 151 00:11:23,349 --> 00:11:25,685 今夜は部屋でお留守番だよ。 152 00:11:25,685 --> 00:11:29,022 キュ~…。 153 00:11:29,022 --> 00:11:31,357 不審者が紛れ込んでるかもって➨ 154 00:11:31,357 --> 00:11:33,693 ヴィンセントおじさんに忠告されたんだ。 155 00:11:33,693 --> 00:11:36,863 君を危険な目に 遭わせたくないからね。 156 00:11:36,863 --> 00:11:41,534 心配はいらないよ。 食べ物は いっぱい持ってこさせるから。 157 00:11:41,534 --> 00:11:43,536 《やった~!》 158 00:11:46,539 --> 00:11:49,876 ようこそ。 どうぞお入りください。 159 00:11:49,876 --> 00:11:53,212 あの男の子に あとでダンスを申し込むのよ。 160 00:11:53,212 --> 00:11:55,215 お母様…! 161 00:11:57,216 --> 00:12:01,487 実は僕 あのキシラスアカデミーに 入学するんだけどさ➨ 162 00:12:01,487 --> 00:12:04,324 今度お茶でも… あれ? 163 00:12:04,324 --> 00:12:07,160 この金属 僕がつくったんだ。 164 00:12:07,160 --> 00:12:09,495 よかったら君に… あぁ…。 165 00:12:09,495 --> 00:12:13,666 君の黒髪もすてきだね。 えっ あっ うっ…。 166 00:12:13,666 --> 00:12:17,003 アイツ どんだけ彼女欲しいんだよ。 167 00:12:17,003 --> 00:12:19,672 (レイノルズ)さぁ 主役の登場だ! 168 00:12:19,672 --> 00:12:21,674 みんな準備して! 169 00:12:21,674 --> 00:12:26,879 (エレナ)家族だけの 内輪のパーティーじゃなかったっけ? 170 00:12:30,516 --> 00:12:32,518 あっ! (クラッカーの音) 171 00:12:32,518 --> 00:12:34,854 (一同)お誕生日おめでとう エレナ! 172 00:12:34,854 --> 00:12:36,856 わぁ~っ! (拍手) 173 00:12:36,856 --> 00:12:39,025 ⚟おめでとう! ⚟おめでとう! (拍手) 174 00:12:39,025 --> 00:12:48,368 ♬~ 175 00:12:48,368 --> 00:12:50,370 (グラスを叩く音) 176 00:12:50,370 --> 00:12:53,039 この場を借りて 皆さんに礼を言いたい! 177 00:12:53,039 --> 00:12:58,211 今日は俺の大事な娘のために お祝いに来てくれてありがとう! 178 00:12:58,211 --> 00:13:00,647 パパ…! 179 00:13:00,647 --> 00:13:03,816 俺はこれまで 恵まれた人生を送ってきたけど➨ 180 00:13:03,816 --> 00:13:05,818 いちばんの願いは➨ 181 00:13:05,818 --> 00:13:09,822 愛する息子と娘が 初めてダンスを 一緒に踊ることです! 182 00:13:09,822 --> 00:13:11,824 いっ! (ざわめき) 183 00:13:11,824 --> 00:13:13,993 (タビサ)2人が踊るなんて 知らなかったわ。 184 00:13:13,993 --> 00:13:16,663 いつの間に練習したの? 185 00:13:16,663 --> 00:13:21,334 してない…。 レイノルズのヤツ…! 186 00:13:21,334 --> 00:13:25,004 も~ やだ アタシ踊れないし~。 187 00:13:25,004 --> 00:13:28,007 エレナ。 んっ? 188 00:13:28,007 --> 00:13:31,678 よろしければ 僕と踊っていただけませんか? 189 00:13:31,678 --> 00:13:36,182 お兄ちゃん… だけど… 私…。 190 00:13:36,182 --> 00:13:38,685 うん。 191 00:13:38,685 --> 00:13:41,187 あっ! 192 00:13:43,523 --> 00:13:46,025 ミュージック スタート! 193 00:13:46,025 --> 00:13:59,372 ♬~ 194 00:13:59,372 --> 00:14:03,309 やっぱり練習してたんじゃない。 してないわよ…。 195 00:14:03,309 --> 00:14:33,673 ♬~ 196 00:14:33,673 --> 00:14:35,842 (拍手と歓声) 197 00:14:35,842 --> 00:14:38,010 フッ。 198 00:14:38,010 --> 00:14:42,181 《グレイ:前世で習った社交ダンスが こんなところで役に立つとは…》 199 00:14:42,181 --> 00:14:44,183 いやぁ よかったよ エレナ。 200 00:14:44,183 --> 00:14:48,354 (ギデオン)憎らしいほど 見事なダンスだな。 201 00:14:48,354 --> 00:14:51,357 ちょっと話せるか? 202 00:14:51,357 --> 00:14:55,361 《グレイ:こよいは 一杯やりたいところだが➨ 203 00:14:55,361 --> 00:14:57,697 ジュースで我慢するか…》 204 00:14:57,697 --> 00:14:59,866 (ギデオン)ったく かっこつけやがって。 205 00:14:59,866 --> 00:15:02,468 それで 大陸一の技術者が➨ 206 00:15:02,468 --> 00:15:05,304 今日はまた どんなご用件でしょうか? 207 00:15:05,304 --> 00:15:07,974 皮肉たっぷりの言葉だな。 208 00:15:07,974 --> 00:15:12,145 お主の図面を手直しした設計が 諮問会に認められて➨ 209 00:15:12,145 --> 00:15:15,648 船を造り始めたとこだって 報告に来たんだよ。 210 00:15:15,648 --> 00:15:17,817 諮問会? 211 00:15:17,817 --> 00:15:21,320 (ギデオン)ディカゼンの 3つの王国の王と王妃が➨ 212 00:15:21,320 --> 00:15:25,158 同じ立場で話し合える場として 設けられた組織だ。 213 00:15:25,158 --> 00:15:27,326 おめでとうございます。 214 00:15:27,326 --> 00:15:30,329 あの設計なら かなりの褒美を もらえたでしょう。 215 00:15:30,329 --> 00:15:33,166 金? 名声? 権力? 216 00:15:33,166 --> 00:15:35,835 そんなものは 結果を出すための手段にすぎん! 217 00:15:35,835 --> 00:15:38,504 俺が本当に欲しいのは…。 あの すみません! 218 00:15:38,504 --> 00:15:42,175 ギデオン先生ですよね? ニュース見ましたよ。 219 00:15:42,175 --> 00:15:44,343 あなたが 巨大な船を設計されたって! 220 00:15:44,343 --> 00:15:46,345 今 ちょっと立て込んでるんだが。 僕 あなたの大ファンなんです! 221 00:15:46,345 --> 00:15:49,348 あっ おい アーサー 話はまだ…! 《グレイ:名声というのは➨ 222 00:15:49,348 --> 00:15:53,352 犠牲も伴うものだ》 223 00:15:53,352 --> 00:15:56,856 (風の音) 224 00:15:56,856 --> 00:16:00,560 (リリア)アーサー! んっ。 225 00:16:04,630 --> 00:16:06,799 ハァ ハァ あっ! あっ。 226 00:16:06,799 --> 00:16:09,802 ありがとう。 こんな所にいたんだ。 227 00:16:09,802 --> 00:16:12,638 生徒会に入って 忙しいって聞いたよ。 228 00:16:12,638 --> 00:16:14,974 うん さっき着いたとこ。 229 00:16:14,974 --> 00:16:17,476 久しぶりだね リリア。 230 00:16:17,476 --> 00:16:20,313 ええ ホント久しぶり。 231 00:16:20,313 --> 00:16:24,484 《リリア:私より こんなに背が高かったっけ…》 232 00:16:24,484 --> 00:16:26,486 フッ。 233 00:16:26,486 --> 00:16:29,489 さっきから君に見とれている 男子の数からして➨ 234 00:16:29,489 --> 00:16:33,492 学校でも モテモテなんだろ? えっ… えっ? 235 00:16:33,492 --> 00:16:36,495 ア… アタシ 彼氏とか そういう人はいないからね。 236 00:16:36,495 --> 00:16:41,667 それに 私の人生が変わったのは あなたのおかげだし…。 237 00:16:41,667 --> 00:16:44,337 そんなに言うなら…。 えっ! 238 00:16:44,337 --> 00:16:48,508 君の彼氏は僕が認めたヤツしか ダメってことで! 239 00:16:48,508 --> 00:16:52,345 僕はヴィンセントおじさんと同じくらい 見る目が厳しいよ! 240 00:16:52,345 --> 00:16:55,348 あっ… そうだよね…。 241 00:16:55,348 --> 00:16:58,184 アーサーは私のこと…。 242 00:16:58,184 --> 00:17:01,287 (ギデオン)エヘン 失礼 お嬢さん。 243 00:17:01,287 --> 00:17:04,957 すまないが その少年を 少し借りてもいいかな? 244 00:17:04,957 --> 00:17:06,959 (リリア)ギデオン先生!? 245 00:17:06,959 --> 00:17:09,128 もちろんです。 あぁ…。 246 00:17:09,128 --> 00:17:12,131 じゃあ またあとでね アーサー。 247 00:17:14,467 --> 00:17:17,470 ほらな? 俺は有名人だと 言っただろうが。 248 00:17:17,470 --> 00:17:19,805 ちょっとは謙遜しなよ。 249 00:17:19,805 --> 00:17:22,808 それにしても 女子からの人気が半端ないなぁ。 250 00:17:22,808 --> 00:17:26,145 今の子はお主にほれてるようだぞ。 知ってる。 251 00:17:26,145 --> 00:17:30,483 見た感じ2人は気が合うようだし 行動に移す気はないのか? 252 00:17:30,483 --> 00:17:34,820 彼女の僕に対する気持ちは 恋愛感情じゃなくて➨ 253 00:17:34,820 --> 00:17:38,324 どっちかっていうと 感謝の気持ちに近いってだけ。 254 00:17:38,324 --> 00:17:40,660 本人はまだ気付いてないけど➨ 255 00:17:40,660 --> 00:17:43,663 時間がたてば きっと区別がつくはずさ。 256 00:17:43,663 --> 00:17:47,166 その年で こういう話題に 慣れきってる感がむかつくわ。 257 00:17:47,166 --> 00:17:50,836 僕に恋愛のアドバイスをしにきた わけじゃないんだよね。 258 00:17:50,836 --> 00:17:53,839 あっ そうだ さっき言おうとしてたのは…。 259 00:17:53,839 --> 00:17:58,177 諮問会から送られた金 名声 権力を使って➨ 260 00:17:58,177 --> 00:18:01,781 あるものを手に入れたい。 んっ。 261 00:18:01,781 --> 00:18:03,783 お主の知識だ。 262 00:18:09,789 --> 00:18:15,127 蒸気エンジンの図面を渡したこと だけでも後悔してるのに…。 263 00:18:15,127 --> 00:18:17,129 これ以上➨ 264 00:18:17,129 --> 00:18:20,466 本来あるべき世界を変えるような まねはしたくないんだ。 265 00:18:20,466 --> 00:18:22,468 あ… うん? 266 00:18:22,468 --> 00:18:26,973 僕が介入しなくても この大陸はうまくいってる。 267 00:18:26,973 --> 00:18:31,310 じゃあやっぱり 世界を変えられる 発明のアイデアがもっとあるんだな! 268 00:18:31,310 --> 00:18:33,312 よっしゃ~! 《この人は➨ 269 00:18:33,312 --> 00:18:36,482 自分が聞きたいことしか 耳に入らないらしい…》 270 00:18:36,482 --> 00:18:38,818 ギデオンさん。 んっ? 271 00:18:38,818 --> 00:18:42,488 僕は あなたの自分本位な好奇心を 満たすつもりはないと➨ 272 00:18:42,488 --> 00:18:44,824 はっきり言っておきます。 273 00:18:44,824 --> 00:18:48,494 今の言葉で一気に酔いがさめたぞ。 274 00:18:48,494 --> 00:18:51,664 だったら ギブアンドテイクってのはどうだ? 275 00:18:51,664 --> 00:18:53,666 あっ。 276 00:18:53,666 --> 00:18:56,335 世界を変えるほどの 大発明までは求めないが➨ 277 00:18:56,335 --> 00:18:59,505 時々 お主の知恵を 拝借させてもらいたい。 278 00:18:59,505 --> 00:19:01,774 そのかわり 俺は お主が必要なものを➨ 279 00:19:01,774 --> 00:19:04,777 何でもそろえてやる。 それでどうだ? 280 00:19:07,446 --> 00:19:09,448 取引に応じるか? 281 00:19:12,284 --> 00:19:14,286 フッ。 282 00:19:14,286 --> 00:19:17,289 交渉成立。 283 00:19:17,289 --> 00:19:21,293 (はしゃぎ声) 284 00:19:21,293 --> 00:19:23,963 これなんかすてきじゃない? 285 00:19:23,963 --> 00:19:26,632 またドレス~? 286 00:19:26,632 --> 00:19:28,634 あっ。 287 00:19:30,636 --> 00:19:33,139 ここにもプレゼントが あるみたいだけど。 288 00:19:33,139 --> 00:19:35,641 あっ。 289 00:19:35,641 --> 00:19:37,977 (アリス)誰からのプレゼント? 290 00:19:37,977 --> 00:19:40,813 (破く音) 291 00:19:40,813 --> 00:19:43,983 あっ 手紙があるよ。 292 00:19:43,983 --> 00:19:46,318 「親愛なるエレナ。 293 00:19:46,318 --> 00:19:50,823 そろそろ大量のドレスやティーセットに 飽きている頃でしょう」。 294 00:19:50,823 --> 00:19:53,325 (エレナ)弓だ~! 295 00:19:55,995 --> 00:20:00,332 なんて美しい弓なの! エルフっぽいデザインだね。 296 00:20:00,332 --> 00:20:03,335 んっ? 贈り主の名前が 書いてないな。 297 00:20:03,335 --> 00:20:06,005 あっ…。 298 00:20:06,005 --> 00:20:09,008 《アーサー:まさかとは思うけど…》 299 00:20:09,008 --> 00:20:13,012 (フェイリス)プレゼントを渡しただけで 会わずに帰ってよかったの? 300 00:20:13,012 --> 00:20:17,349 (テシア)今日はアーサーに 妹のことだけ 考えさせてあげたいの。 301 00:20:17,349 --> 00:20:19,351 (ヴィオ)わかる わかる。 いきなり➨ 302 00:20:19,351 --> 00:20:22,688 好きな人の家族に挨拶するとか 勇気いるよな。 303 00:20:22,688 --> 00:20:24,690 (テシア)違うって! 304 00:20:24,690 --> 00:20:27,860 じゃあ 感動の再会を 邪魔されたくなかったとか? 305 00:20:27,860 --> 00:20:30,029 (テシア)もう 違うってば! 306 00:20:30,029 --> 00:20:34,333 アーサーとは もうじき アカデミーで会えるから…。 307 00:20:37,036 --> 00:20:40,039 大好きなお兄ちゃんからの プレゼントは? 308 00:20:40,039 --> 00:20:44,210 エレナ! もうプレゼントは十分でしょ? エヘヘ…。 309 00:20:44,210 --> 00:20:46,212 フッフフフ…。 310 00:20:49,548 --> 00:20:54,220 うわ~ 何これ? 母さんにもくれるの? 311 00:20:54,220 --> 00:20:57,556 ネックレスだ! 312 00:20:57,556 --> 00:20:59,558 それをつけていれば➨ 313 00:20:59,558 --> 00:21:02,328 父さんや僕がいないときでも 守ってもらえる。 314 00:21:02,328 --> 00:21:05,831 すっごくすてき! どこで売ってるの? 315 00:21:05,831 --> 00:21:11,003 残念だけど あのネックレスは 世界に2つしかない品なんだ。 316 00:21:11,003 --> 00:21:14,006 お誕生日おめでとう エレナ。 317 00:21:16,342 --> 00:21:19,845 《グレイ:私の 大切な人たち…》