1 00:00:34,968 --> 00:00:40,807 ♬~ 2 00:00:40,807 --> 00:00:44,311 《キャサリン:第一印象は 普通の男の子》 3 00:00:50,984 --> 00:00:52,986 《でも彼は➡ 4 00:00:52,986 --> 00:00:57,791 私の嫌いな大人気ない男の子とは 違っていた…》 5 00:02:36,123 --> 00:02:39,793 (ジャミエル)キャサリン王女!? カーティス王子!? 6 00:02:39,793 --> 00:02:41,795 (ジャミエルたち)うっ…。 7 00:02:43,797 --> 00:02:45,799 (カーティス)なんの騒ぎだ。 8 00:02:45,799 --> 00:02:49,636 殿下 僕と友人がおしゃべりを 楽しんでいたところへ➡ 9 00:02:49,636 --> 00:02:53,306 あの野蛮な平民が理由もなく 殴りかかってきたんです! 10 00:02:53,306 --> 00:02:55,642 (イライジャ)よく言うよ! そっちが…。 11 00:02:55,642 --> 00:02:59,646 僕たちは何もしてないのに! うっ…。 12 00:02:59,646 --> 00:03:01,815 ドワーフにひどいケガを負わせて➡ 13 00:03:01,815 --> 00:03:04,651 そんな言い訳 通用するわけないでしょ。 14 00:03:04,651 --> 00:03:09,156 そうなのか!? いえ 僕たちは正当防衛です! 15 00:03:09,156 --> 00:03:13,160 《ウソに決まってるのに バカなお兄様》 16 00:03:13,160 --> 00:03:15,162 (アーサー)愚の骨頂だな。 17 00:03:15,162 --> 00:03:17,164 《ヴィンセント:アーサー!》 18 00:03:17,164 --> 00:03:21,668 サピン王国の王子に向かって なんという言いぐさだ! 19 00:03:21,668 --> 00:03:24,838 おっ…! (アーサー)おわびします。 20 00:03:24,838 --> 00:03:28,675 ウソを聞くと 口が悪くなりがちなもので。 21 00:03:28,675 --> 00:03:32,179 《この小さい体のどこから こんな力が…!?》 22 00:03:32,179 --> 00:03:36,783 まぁまぁ。 どうか私の甥をお許しください。 23 00:03:36,783 --> 00:03:40,787 あの子たちがウソをついていると 言いたいだけなんです。 24 00:03:40,787 --> 00:03:44,124 ヘルステアさん! こんな所で何を? 25 00:03:44,124 --> 00:03:46,793 (ヴィンセント)あの一味がこの子を いじめていたところに➡ 26 00:03:46,793 --> 00:03:48,795 偶然通りかかり…。 27 00:03:48,795 --> 00:03:50,797 グハッ。 28 00:03:50,797 --> 00:03:52,799 よくも私にウソをついたな! 29 00:03:52,799 --> 00:03:55,001 名を名乗れ! 30 00:03:57,137 --> 00:04:02,309 ジャミエルと申します。 トライデント家の長男です 殿下。 31 00:04:02,309 --> 00:04:04,811 んっ! トライデント家!? 32 00:04:04,811 --> 00:04:08,315 《面倒なことになってきた…。 33 00:04:08,315 --> 00:04:12,986 トライデント家は キシラスアカデミーと王家に 多大な寄付をしている。 34 00:04:12,986 --> 00:04:15,789 その跡継ぎに 何かあったと知れたら…》 35 00:04:17,824 --> 00:04:20,327 あなたたちの暴力行為は…。 とりあえず➡ 36 00:04:20,327 --> 00:04:22,829 誰一人 重傷者は出なかった。 37 00:04:22,829 --> 00:04:27,000 よって もし皆がこの件を 水に流すことに同意するなら…。 38 00:04:27,000 --> 00:04:29,836 《そりゃそうだろ! いくら王族でも➡ 39 00:04:29,836 --> 00:04:32,005 俺に手は出せないはず!》 40 00:04:32,005 --> 00:04:36,776 ヴィンセントおじさん 巻紙式通信装置を持ってるよね。 41 00:04:36,776 --> 00:04:40,614 あっ? ああ あるけど…。 42 00:04:40,614 --> 00:04:42,616 誰に? 43 00:04:45,118 --> 00:04:47,621 シンシア・グッドスカイ。 44 00:04:47,621 --> 00:04:52,793 《アホか!? キシラスアカデミーの理事長を 呼び出すとかありえねえだろ》 45 00:04:52,793 --> 00:04:56,296 (シンシア)ヴィンセント? 困るのよね。 46 00:04:56,296 --> 00:04:58,965 こうやって突然呼び出されるのが。 47 00:04:58,965 --> 00:05:01,134 アーサー・レイウィンです。 48 00:05:01,134 --> 00:05:06,640 まぁ アーサー! あなたからの連絡は いつでも大歓迎よ➡ 49 00:05:06,640 --> 00:05:08,808 ずいぶん久しぶりね。 50 00:05:08,808 --> 00:05:11,478 《一同:なに? このひょう変ぶり!?》 51 00:05:11,478 --> 00:05:15,815 アカデミー在校生の ジャミエル・トライデントとその仲間が➡ 52 00:05:15,815 --> 00:05:18,818 偏見によってドワーフを虐待しました。 53 00:05:18,818 --> 00:05:22,155 彼らを退学処分に してもらいたいのです。 54 00:05:22,155 --> 00:05:24,991 ちょっと 突然何を言いだすの! 55 00:05:24,991 --> 00:05:28,995 トライデントと言った? いくらなんでもそれは…。 56 00:05:28,995 --> 00:05:33,099 《ほ~ら見ろ。 いくら理事長が あの平民と親しいからって➡ 57 00:05:33,099 --> 00:05:36,603 うちの一族がアカデミーに 寄付してきた額を考えれば➡ 58 00:05:36,603 --> 00:05:39,105 肩を持つはずがないんだよ》 59 00:05:39,105 --> 00:05:42,442 もしも僕の入学を まだ望んでいるなら…。 60 00:05:42,442 --> 00:05:45,278 いいわ 彼らを退学させる! 61 00:05:45,278 --> 00:05:47,280 (ジャミエルたち)えっ! 62 00:05:54,621 --> 00:05:57,457 先ほどの私の言動を許してほしい。 63 00:05:57,457 --> 00:05:59,960 きぜんとした態度を 保てなかったのは➡ 64 00:05:59,960 --> 00:06:02,295 王子としてあるまじき行為だった。 65 00:06:02,295 --> 00:06:07,467 こちらこそおわびします。 自分の感情が抑えられなくて…。 66 00:06:07,467 --> 00:06:09,803 君が怒るのは当然だ。 67 00:06:09,803 --> 00:06:13,640 この大陸に 人種差別があってはならない。 68 00:06:13,640 --> 00:06:16,476 (扉の開く音) 69 00:06:16,476 --> 00:06:21,982 はぁ… アーサーか…。 まったく面倒なヤツだ。 70 00:06:21,982 --> 00:06:24,985 初めて会ったときも そうだったが…。 71 00:06:24,985 --> 00:06:28,655 んっ? ってか 人の話 聞いてないだろ! 72 00:06:28,655 --> 00:06:34,160 あの! いつか… 私とお茶でもいかが? 73 00:06:39,432 --> 00:06:41,434 いいけど? 74 00:06:43,436 --> 00:06:46,273 じゃあまた アカデミーでね。 75 00:06:46,273 --> 00:06:48,275 あっ! 76 00:06:55,115 --> 00:06:57,117 今の何? 77 00:06:57,117 --> 00:07:01,121 あれが冷酷で無情な僕の妹!? ふぅ…。 78 00:07:01,121 --> 00:07:06,026 《彼って本当に 他の人とは違う…》 79 00:07:08,461 --> 00:07:13,300 (ブレイン)人間 エルフ そしてドワーフの皆さん! 80 00:07:13,300 --> 00:07:17,971 私はブレイン・グレイダー。 サピン王国の王です。 81 00:07:17,971 --> 00:07:21,308 そしてここに 三王国から王と王妃が➡ 82 00:07:21,308 --> 00:07:24,811 この記念すべき日に 集まってくれました。 83 00:07:24,811 --> 00:07:29,816 皆さんは人間とエルフの間に存在する 敵意に気付いているでしょう。 84 00:07:29,816 --> 00:07:34,921 ドワーフでさえ単なるビジネスパートナーだと 考えられてきました。 85 00:07:34,921 --> 00:07:38,758 しかし 過去は水に流し 偏見を捨て➡ 86 00:07:38,758 --> 00:07:42,929 これまでとは違う視点で 物事を考えてください。 87 00:07:42,929 --> 00:07:45,932 それが あなた自身のためだけでなく➡ 88 00:07:45,932 --> 00:07:51,738 あなたの子どもや この大陸の 未来のためにもなるのです。 89 00:07:58,111 --> 00:08:03,783 《グレイ:ついに皆が ディカゼン以外の 大陸の存在を知ることになる。 90 00:08:03,783 --> 00:08:08,955 心配なのは その新大陸が マナビーストをカムフラージュして➡ 91 00:08:08,955 --> 00:08:12,625 ディカゼンを監視していた という事実だ。 92 00:08:12,625 --> 00:08:16,796 そんなことをするのは 相手が我々を恐れているか➡ 93 00:08:16,796 --> 00:08:19,466 あるいは敵意がある場合だけ》 94 00:08:19,466 --> 00:08:21,801 (アリス)どうかしたの? アーサー。 95 00:08:21,801 --> 00:08:24,137 えっ? (アリス)なんだか➡ 96 00:08:24,137 --> 00:08:26,806 心ここにあらずって感じだけど。 97 00:08:26,806 --> 00:08:29,509 ハハ… そんなことないよ。 98 00:08:31,478 --> 00:08:33,413 (アルデュイン)我々の大陸の 未来について➡ 99 00:08:33,413 --> 00:08:38,084 グレイダー王が述べられた すばらしい ご意見に賛同いたします。 100 00:08:38,084 --> 00:08:42,255 我らが祖国 ディカゼン大陸には 危険なあまり➡ 101 00:08:42,255 --> 00:08:45,925 誰も足を踏み入れていない 場所があります。 102 00:08:45,925 --> 00:08:49,262 ですが もし 更にすごい神秘と危険が➡ 103 00:08:49,262 --> 00:08:52,932 大陸の外にあるとしたら どうでしょう? 104 00:08:52,932 --> 00:08:57,103 皆さん 今日我々は 正式に宣言します。 105 00:08:57,103 --> 00:08:59,272 ディカゼン大陸の他に➡ 106 00:08:59,272 --> 00:09:03,076 別の大陸が存在するという証拠が 見つかりました! 107 00:09:07,280 --> 00:09:09,282 (アルデュイン)現時点で わかっているのは➡ 108 00:09:09,282 --> 00:09:13,620 向こうが私たちに 接触を試みたということです。 109 00:09:13,620 --> 00:09:16,456 しかし今のところ どちらの大陸も➡ 110 00:09:16,456 --> 00:09:20,126 長旅に耐えうる技術力は 持ち合わせていないようで…。 111 00:09:20,126 --> 00:09:25,298 (ドワーフ王)我々は皆 ディカゼンという 同じ大陸に生まれた者です。 112 00:09:25,298 --> 00:09:28,301 私自身 それを 誇りに思っているし➡ 113 00:09:28,301 --> 00:09:32,806 未来の世代にも同じように 感じてほしいのです。 114 00:09:32,806 --> 00:09:36,576 今日は私たちの祖国である この大陸にとって➡ 115 00:09:36,576 --> 00:09:39,913 新しい時代の 幕開けとなるでしょう! 116 00:09:39,913 --> 00:09:42,916 (拍手と歓声) 117 00:09:42,916 --> 00:09:45,251 (拍手) 118 00:09:45,251 --> 00:09:50,590 3つの種族と王国をまとめるには 大変な苦労もあるでしょうが➡ 119 00:09:50,590 --> 00:09:55,295 この場で6名を ある任務に 任命したいと思います。 120 00:09:58,097 --> 00:10:02,268 彼らは各王国において 最も勇敢で知的だと➡ 121 00:10:02,268 --> 00:10:06,940 王族が信頼を寄せている 三種族を代表する者です。 122 00:10:06,940 --> 00:10:12,111 この6名は我々と全国民が 新時代を迎えられるよう➡ 123 00:10:12,111 --> 00:10:15,949 祖国の安全と繁栄のために 尽くしていきます。 124 00:10:15,949 --> 00:10:17,951 今後 彼らのことを➡ 125 00:10:17,951 --> 00:10:21,287 6本の槍を意味する 「シックスランス」と呼び➡ 126 00:10:21,287 --> 00:10:24,591 大陸を象徴する存在となるのです。 127 00:10:27,460 --> 00:10:29,462 (ブレイン)アレア・トリスキャン。 128 00:10:32,966 --> 00:10:35,301 ヴァレイ・オーラ。 129 00:10:35,301 --> 00:10:38,138 オルフレッド・ワレンド。 130 00:10:38,138 --> 00:10:40,640 アヤ・グレフィン。 131 00:10:40,640 --> 00:10:43,309 マイヤ・アースボーン。 132 00:10:43,309 --> 00:10:45,812 バイロン・ワイクス。 133 00:10:48,148 --> 00:10:50,483 今 ワイクスって…。 134 00:10:50,483 --> 00:10:52,585 たしかルーカスも…。 135 00:10:56,656 --> 00:10:59,659 (ルーカス)クッ…。 (ブレイン)シックスランスたちよ➡ 136 00:10:59,659 --> 00:11:03,329 我々を守り 名誉をもたらせ! 137 00:11:03,329 --> 00:11:06,833 そして今 魔術師を目指している者たちも➡ 138 00:11:06,833 --> 00:11:11,170 いつかシックスランスの一員となれるよう 日々努力せよ! 139 00:11:11,170 --> 00:11:15,008 可能性は無限大なのだから! 140 00:11:15,008 --> 00:11:20,179 《グレイ:その日は私に現実を 直視させるきっかけとなった。 141 00:11:20,179 --> 00:11:22,682 ルーカス・ワイクス…。 142 00:11:22,682 --> 00:11:25,018 仲間を死に追いやりながら➡ 143 00:11:25,018 --> 00:11:28,688 親の権力とコネを使い罪を免れた。 144 00:11:28,688 --> 00:11:33,293 ルーカスへの報復は 自殺行為だと警告されていたが➡ 145 00:11:33,293 --> 00:11:37,463 それは背後にいる兄の存在だった。 146 00:11:37,463 --> 00:11:40,967 彼の兄は 強力な魔術師であるだけでなく➡ 147 00:11:40,967 --> 00:11:43,770 今やランスの一人だ…》 148 00:11:47,974 --> 00:11:50,143 《グレイ:ルーカスへの報復より➡ 149 00:11:50,143 --> 00:11:53,479 今の私には 差し迫った用があった》 150 00:11:53,479 --> 00:11:56,316 《シルビー:わ~い 行こ行こ~!》 あっ。 151 00:11:56,316 --> 00:11:58,651 今夜は部屋でお留守番だよ。 152 00:11:58,651 --> 00:12:01,988 キュ~…。 153 00:12:01,988 --> 00:12:04,324 不審者が紛れ込んでるかもって➡ 154 00:12:04,324 --> 00:12:06,659 ヴィンセントおじさんに忠告されたんだ。 155 00:12:06,659 --> 00:12:09,829 君を危険な目に 遭わせたくないからね。 156 00:12:09,829 --> 00:12:14,500 心配はいらないよ。 食べ物は いっぱい持ってこさせるから。 157 00:12:14,500 --> 00:12:16,502 《やった~!》 158 00:12:19,505 --> 00:12:22,842 ようこそ。 どうぞお入りください。 159 00:12:22,842 --> 00:12:26,179 あの男の子に あとでダンスを申し込むのよ。 160 00:12:26,179 --> 00:12:28,181 お母様…! 161 00:12:30,183 --> 00:12:34,454 実は僕 あのキシラスアカデミーに 入学するんだけどさ➡ 162 00:12:34,454 --> 00:12:37,290 今度お茶でも… あれ? 163 00:12:37,290 --> 00:12:40,126 この金属 僕がつくったんだ。 164 00:12:40,126 --> 00:12:42,462 よかったら君に… あぁ…。 165 00:12:42,462 --> 00:12:46,633 君の黒髪もすてきだね。 えっ あっ うっ…。 166 00:12:46,633 --> 00:12:49,969 アイツ どんだけ彼女欲しいんだよ。 167 00:12:49,969 --> 00:12:52,639 (レイノルズ)さぁ 主役の登場だ! 168 00:12:52,639 --> 00:12:54,641 みんな準備して! 169 00:12:54,641 --> 00:12:59,846 (エレナ)家族だけの 内輪のパーティーじゃなかったっけ? 170 00:13:03,483 --> 00:13:05,485 あっ! (クラッカーの音) 171 00:13:05,485 --> 00:13:07,820 (一同)お誕生日おめでとう エレナ! 172 00:13:07,820 --> 00:13:09,822 わぁ~っ! (拍手) 173 00:13:09,822 --> 00:13:11,991 ⚟おめでとう! ⚟おめでとう! (拍手) 174 00:13:11,991 --> 00:13:21,334 ♬~ 175 00:13:21,334 --> 00:13:23,336 (グラスを叩く音) 176 00:13:23,336 --> 00:13:26,005 この場を借りて 皆さんに礼を言いたい! 177 00:13:26,005 --> 00:13:31,177 今日は俺の大事な娘のために お祝いに来てくれてありがとう! 178 00:13:31,177 --> 00:13:33,613 パパ…! 179 00:13:33,613 --> 00:13:36,783 俺はこれまで 恵まれた人生を送ってきたけど➡ 180 00:13:36,783 --> 00:13:38,785 いちばんの願いは➡ 181 00:13:38,785 --> 00:13:42,789 愛する息子と娘が 初めてダンスを 一緒に踊ることです! 182 00:13:42,789 --> 00:13:44,791 いっ! (ざわめき) 183 00:13:44,791 --> 00:13:46,959 (タビサ)2人が踊るなんて 知らなかったわ。 184 00:13:46,959 --> 00:13:49,629 いつの間に練習したの? 185 00:13:49,629 --> 00:13:54,300 してない…。 レイノルズのヤツ…! 186 00:13:54,300 --> 00:13:57,970 も~ やだ アタシ踊れないし~。 187 00:13:57,970 --> 00:14:00,973 エレナ。 んっ? 188 00:14:00,973 --> 00:14:04,644 よろしければ 僕と踊っていただけませんか? 189 00:14:04,644 --> 00:14:09,148 お兄ちゃん… だけど… 私…。 190 00:14:09,148 --> 00:14:11,651 うん。 191 00:14:11,651 --> 00:14:14,153 あっ! 192 00:14:16,489 --> 00:14:18,991 ミュージック スタート! 193 00:14:18,991 --> 00:14:32,338 ♬~ 194 00:14:32,338 --> 00:14:36,275 やっぱり練習してたんじゃない。 してないわよ…。 195 00:14:36,275 --> 00:15:06,639 ♬~ 196 00:15:06,639 --> 00:15:08,808 (拍手と歓声) 197 00:15:08,808 --> 00:15:10,977 フッ。 198 00:15:10,977 --> 00:15:15,148 《グレイ:前世で習った社交ダンスが こんなところで役に立つとは…》 199 00:15:15,148 --> 00:15:17,150 いやぁ よかったよ エレナ。 200 00:15:17,150 --> 00:15:21,320 (ギデオン)憎らしいほど 見事なダンスだな。 201 00:15:21,320 --> 00:15:24,323 ちょっと話せるか? 202 00:15:24,323 --> 00:15:28,327 《グレイ:こよいは 一杯やりたいところだが➡ 203 00:15:28,327 --> 00:15:30,663 ジュースで我慢するか…》 204 00:15:30,663 --> 00:15:32,832 (ギデオン)ったく かっこつけやがって。 205 00:15:32,832 --> 00:15:35,434 それで 大陸一の技術者が➡ 206 00:15:35,434 --> 00:15:38,271 今日はまた どんなご用件でしょうか? 207 00:15:38,271 --> 00:15:40,940 皮肉たっぷりの言葉だな。 208 00:15:40,940 --> 00:15:45,111 お主の図面を手直しした設計が 諮問会に認められて➡ 209 00:15:45,111 --> 00:15:48,614 船を造り始めたとこだって 報告に来たんだよ。 210 00:15:48,614 --> 00:15:50,783 諮問会? 211 00:15:50,783 --> 00:15:54,287 (ギデオン)ディカゼンの 3つの王国の王と王妃が➡ 212 00:15:54,287 --> 00:15:58,124 同じ立場で話し合える場として 設けられた組織だ。 213 00:15:58,124 --> 00:16:00,293 おめでとうございます。 214 00:16:00,293 --> 00:16:03,296 あの設計なら かなりの褒美を もらえたでしょう。 215 00:16:03,296 --> 00:16:06,132 金? 名声? 権力? 216 00:16:06,132 --> 00:16:08,801 そんなものは 結果を出すための手段にすぎん! 217 00:16:08,801 --> 00:16:11,471 俺が本当に欲しいのは…。 あの すみません! 218 00:16:11,471 --> 00:16:15,141 ギデオン先生ですよね? ニュース見ましたよ。 219 00:16:15,141 --> 00:16:17,310 あなたが 巨大な船を設計されたって! 220 00:16:17,310 --> 00:16:19,312 今 ちょっと立て込んでるんだが。 僕 あなたの大ファンなんです! 221 00:16:19,312 --> 00:16:22,315 あっ おい アーサー 話はまだ…! 《グレイ:名声というのは➡ 222 00:16:22,315 --> 00:16:26,319 犠牲も伴うものだ》 223 00:16:26,319 --> 00:16:29,822 (風の音) 224 00:16:29,822 --> 00:16:33,526 (リリア)アーサー! んっ。 225 00:16:37,597 --> 00:16:39,765 ハァ ハァ あっ! あっ。 226 00:16:39,765 --> 00:16:42,768 ありがとう。 こんな所にいたんだ。 227 00:16:42,768 --> 00:16:45,605 生徒会に入って 忙しいって聞いたよ。 228 00:16:45,605 --> 00:16:47,940 うん さっき着いたとこ。 229 00:16:47,940 --> 00:16:50,443 久しぶりだね リリア。 230 00:16:50,443 --> 00:16:53,279 ええ ホント久しぶり。 231 00:16:53,279 --> 00:16:57,450 《リリア:私より こんなに背が高かったっけ…》 232 00:16:57,450 --> 00:16:59,452 フッ。 233 00:16:59,452 --> 00:17:02,455 さっきから君に見とれている 男子の数からして➡ 234 00:17:02,455 --> 00:17:06,459 学校でも モテモテなんだろ? えっ… えっ? 235 00:17:06,459 --> 00:17:09,462 ア… アタシ 彼氏とか そういう人はいないからね。 236 00:17:09,462 --> 00:17:14,634 それに 私の人生が変わったのは あなたのおかげだし…。 237 00:17:14,634 --> 00:17:17,303 そんなに言うなら…。 えっ! 238 00:17:17,303 --> 00:17:21,474 君の彼氏は僕が認めたヤツしか ダメってことで! 239 00:17:21,474 --> 00:17:25,311 僕はヴィンセントおじさんと同じくらい 見る目が厳しいよ! 240 00:17:25,311 --> 00:17:28,314 あっ… そうだよね…。 241 00:17:28,314 --> 00:17:31,150 アーサーは私のこと…。 242 00:17:31,150 --> 00:17:34,253 (ギデオン)エヘン 失礼 お嬢さん。 243 00:17:34,253 --> 00:17:37,924 すまないが その少年を 少し借りてもいいかな? 244 00:17:37,924 --> 00:17:39,926 (リリア)ギデオン先生!? 245 00:17:39,926 --> 00:17:42,094 もちろんです。 あぁ…。 246 00:17:42,094 --> 00:17:45,097 じゃあ またあとでね アーサー。 247 00:17:47,433 --> 00:17:50,436 ほらな? 俺は有名人だと 言っただろうが。 248 00:17:50,436 --> 00:17:52,772 ちょっとは謙遜しなよ。 249 00:17:52,772 --> 00:17:55,775 それにしても 女子からの人気が半端ないなぁ。 250 00:17:55,775 --> 00:17:59,111 今の子はお主にほれてるようだぞ。 知ってる。 251 00:17:59,111 --> 00:18:03,449 見た感じ2人は気が合うようだし 行動に移す気はないのか? 252 00:18:03,449 --> 00:18:07,787 彼女の僕に対する気持ちは 恋愛感情じゃなくて➡ 253 00:18:07,787 --> 00:18:11,290 どっちかっていうと 感謝の気持ちに近いってだけ。 254 00:18:11,290 --> 00:18:13,626 本人はまだ気付いてないけど➡ 255 00:18:13,626 --> 00:18:16,629 時間がたてば きっと区別がつくはずさ。 256 00:18:16,629 --> 00:18:20,132 その年で こういう話題に 慣れきってる感がむかつくわ。 257 00:18:20,132 --> 00:18:23,803 僕に恋愛のアドバイスをしにきた わけじゃないんだよね。 258 00:18:23,803 --> 00:18:26,806 あっ そうだ さっき言おうとしてたのは…。 259 00:18:26,806 --> 00:18:31,143 諮問会から送られた金 名声 権力を使って➡ 260 00:18:31,143 --> 00:18:34,747 あるものを手に入れたい。 んっ。 261 00:18:34,747 --> 00:18:36,749 お主の知識だ。 262 00:18:42,755 --> 00:18:48,094 蒸気エンジンの図面を渡したこと だけでも後悔してるのに…。 263 00:18:48,094 --> 00:18:50,096 これ以上➡ 264 00:18:50,096 --> 00:18:53,432 本来あるべき世界を変えるような まねはしたくないんだ。 265 00:18:53,432 --> 00:18:55,434 あ… うん? 266 00:18:55,434 --> 00:18:59,939 僕が介入しなくても この大陸はうまくいってる。 267 00:18:59,939 --> 00:19:04,276 じゃあやっぱり 世界を変えられる 発明のアイデアがもっとあるんだな! 268 00:19:04,276 --> 00:19:06,278 よっしゃ~! 《この人は➡ 269 00:19:06,278 --> 00:19:09,448 自分が聞きたいことしか 耳に入らないらしい…》 270 00:19:09,448 --> 00:19:11,784 ギデオンさん。 んっ? 271 00:19:11,784 --> 00:19:15,454 僕は あなたの自分本位な好奇心を 満たすつもりはないと➡ 272 00:19:15,454 --> 00:19:17,790 はっきり言っておきます。 273 00:19:17,790 --> 00:19:21,460 今の言葉で一気に酔いがさめたぞ。 274 00:19:21,460 --> 00:19:24,630 だったら ギブアンドテイクってのはどうだ? 275 00:19:24,630 --> 00:19:26,632 あっ。 276 00:19:26,632 --> 00:19:29,301 世界を変えるほどの 大発明までは求めないが➡ 277 00:19:29,301 --> 00:19:32,471 時々 お主の知恵を 拝借させてもらいたい。 278 00:19:32,471 --> 00:19:34,740 そのかわり 俺は お主が必要なものを➡ 279 00:19:34,740 --> 00:19:37,743 何でもそろえてやる。 それでどうだ? 280 00:19:40,413 --> 00:19:42,415 取引に応じるか? 281 00:19:45,251 --> 00:19:47,253 フッ。 282 00:19:47,253 --> 00:19:50,256 交渉成立。 283 00:19:50,256 --> 00:19:54,260 (はしゃぎ声) 284 00:19:54,260 --> 00:19:56,929 これなんかすてきじゃない? 285 00:19:56,929 --> 00:19:59,598 またドレス~? 286 00:19:59,598 --> 00:20:01,600 あっ。 287 00:20:03,602 --> 00:20:06,105 ここにもプレゼントが あるみたいだけど。 288 00:20:06,105 --> 00:20:08,607 あっ。 289 00:20:08,607 --> 00:20:10,943 (アリス)誰からのプレゼント? 290 00:20:10,943 --> 00:20:13,779 (破く音) 291 00:20:13,779 --> 00:20:16,949 あっ 手紙があるよ。 292 00:20:16,949 --> 00:20:19,285 「親愛なるエレナ。 293 00:20:19,285 --> 00:20:23,789 そろそろ大量のドレスやティーセットに 飽きている頃でしょう」。 294 00:20:23,789 --> 00:20:26,292 (エレナ)弓だ~! 295 00:20:28,961 --> 00:20:33,299 なんて美しい弓なの! エルフっぽいデザインだね。 296 00:20:33,299 --> 00:20:36,302 んっ? 贈り主の名前が 書いてないな。 297 00:20:36,302 --> 00:20:38,971 あっ…。 298 00:20:38,971 --> 00:20:41,974 《アーサー:まさかとは思うけど…》 299 00:20:41,974 --> 00:20:45,978 (フェイリス)プレゼントを渡しただけで 会わずに帰ってよかったの? 300 00:20:45,978 --> 00:20:50,316 (テシア)今日はアーサーに 妹のことだけ 考えさせてあげたいの。 301 00:20:50,316 --> 00:20:52,318 (ヴィオ)わかる わかる。 いきなり➡ 302 00:20:52,318 --> 00:20:55,654 好きな人の家族に挨拶するとか 勇気いるよな。 303 00:20:55,654 --> 00:20:57,656 (テシア)違うって! 304 00:20:57,656 --> 00:21:00,826 じゃあ 感動の再会を 邪魔されたくなかったとか? 305 00:21:00,826 --> 00:21:02,995 (テシア)もう 違うってば! 306 00:21:02,995 --> 00:21:07,299 アーサーとは もうじき アカデミーで会えるから…。 307 00:21:10,002 --> 00:21:13,005 大好きなお兄ちゃんからの プレゼントは? 308 00:21:13,005 --> 00:21:17,176 エレナ! もうプレゼントは十分でしょ? エヘヘ…。 309 00:21:17,176 --> 00:21:19,178 フッフフフ…。 310 00:21:22,515 --> 00:21:27,186 うわ~ 何これ? 母さんにもくれるの? 311 00:21:27,186 --> 00:21:30,523 ネックレスだ! 312 00:21:30,523 --> 00:21:32,525 それをつけていれば➡ 313 00:21:32,525 --> 00:21:35,294 父さんや僕がいないときでも 守ってもらえる。 314 00:21:35,294 --> 00:21:38,797 すっごくすてき! どこで売ってるの? 315 00:21:38,797 --> 00:21:43,969 残念だけど あのネックレスは 世界に2つしかない品なんだ。 316 00:21:43,969 --> 00:21:46,972 お誕生日おめでとう エレナ。 317 00:21:49,308 --> 00:21:52,812 《グレイ:私の 大切な人たち…》