1 00:00:02,002 --> 00:00:09,343 ♬~ 2 00:00:09,343 --> 00:00:11,345 (血の滴る音) 3 00:00:11,345 --> 00:00:47,047 ♬~ 4 00:00:47,047 --> 00:00:49,049 《グレイ:私は…》 5 00:00:54,054 --> 00:00:57,557 《グレイ:王となった》 6 00:01:04,698 --> 00:01:07,367 うおぉ~っ! 7 00:01:07,367 --> 00:01:11,838 ハァッ! ウッ! ウッ! ウッ! グッ…! 8 00:01:14,041 --> 00:01:19,813 ウゥ… ウゥ…。 9 00:01:24,885 --> 00:01:27,554 (爆撃機の飛行音) 10 00:01:31,725 --> 00:01:34,895 (爆発音) 11 00:01:34,895 --> 00:01:37,864 (悲鳴) 12 00:01:40,233 --> 00:01:43,704 《グレイ:最も強き王…》 13 00:01:57,918 --> 00:02:04,324 《グレイ:それが… 私の…。 14 00:02:04,324 --> 00:02:12,532 そうだ… 王… だったのだ…》 15 00:02:26,013 --> 00:02:28,115 (シルヴィ)どうか…。 16 00:02:30,183 --> 00:02:32,185 (羽ばたく音) 17 00:02:40,360 --> 00:02:45,065 (シルヴィ)新たな人生に 光を…。 18 00:02:47,034 --> 00:02:51,705 オギャァ オギャァ オギャァ オギャァ…。 19 00:02:51,705 --> 00:02:54,708 《グレイ:んっ…》 (アリス)見て レイ。 20 00:02:54,708 --> 00:02:59,980 (レイノルズ)あぁ 君と同じ髪の色だ。 目元はあなたにそっくり。 21 00:02:59,980 --> 00:03:04,184 《グレイ:誰だ? どこだ?》 22 00:03:04,184 --> 00:03:08,522 (レイノルズ)はじめまして チビのアーサー。 (アーサー)あう。 23 00:03:08,522 --> 00:03:13,193 僕はレイノル! パパだよ? パパって言える? 24 00:03:13,193 --> 00:03:15,195 (アーサー)あう。 《グレイ:知らぬ》 25 00:03:15,195 --> 00:03:17,864 (アリス)フフッ もう まだ無理よ。 26 00:03:17,864 --> 00:03:22,702 《グレイ:知らぬ。 こヤツらは いったい…》 27 00:03:22,702 --> 00:03:25,706 パパだよ アーサー。 28 00:03:25,706 --> 00:03:27,874 ママよ アーサー。 29 00:03:27,874 --> 00:03:33,380 《グレイ:この者たちは 私の父と母だという…。 30 00:03:33,380 --> 00:03:36,383 だとすると…。 31 00:03:36,383 --> 00:03:40,887 私は…。 32 00:03:40,887 --> 00:03:44,224 私は…。 33 00:03:44,224 --> 00:03:47,894 産み落とされたのか》 34 00:05:23,490 --> 00:05:25,492 《グレイ:かつて➡ 35 00:05:25,492 --> 00:05:29,329 数え切れない勝利を 手にした私が➡ 36 00:05:29,329 --> 00:05:32,832 ただの無力な 赤ん坊になるとはな…》 37 00:05:36,503 --> 00:05:39,172 さぁ ゲッてしましょうね~。 38 00:05:39,172 --> 00:05:42,175 (アーサー)うぅ… ゲップ。 39 00:05:42,175 --> 00:05:44,678 よくできました! 40 00:05:44,678 --> 00:05:48,515 《グレイ:アリスもレイノルズも よく世話をしている。 41 00:05:48,515 --> 00:05:51,685 私を子だと思い込んでいるのだ。 42 00:05:51,685 --> 00:05:55,021 これが当然なのだろう。 43 00:05:55,021 --> 00:05:57,023 だが。 44 00:05:57,023 --> 00:06:00,493 不満 あるいは恐怖は ついて回る》 45 00:06:00,493 --> 00:06:02,829 (レイノルズ)アーサー? あう。 46 00:06:02,829 --> 00:06:08,001 見てよ アリス! アーサーはやっぱり 僕を大好きなんだ! 47 00:06:08,001 --> 00:06:11,338 《グレイ:反射的な行動にすぎない》 48 00:06:11,338 --> 00:06:14,341 ん… ん… んん~…。 (お漏らしの音) 49 00:06:14,341 --> 00:06:16,509 あ… う…。 (お漏らしの音) 50 00:06:16,509 --> 00:06:20,347 《グレイ:制御不能の生理現象》 51 00:06:20,347 --> 00:06:24,017 いっぱい出たわね~ エライ エライ。 52 00:06:24,017 --> 00:06:26,853 《グレイ:何一つ 思いどおりにならない…。 53 00:06:26,853 --> 00:06:30,023 この肉体は まるで牢獄だ。 54 00:06:30,023 --> 00:06:32,692 何度も目覚めたいと願ったが➡ 55 00:06:32,692 --> 00:06:36,363 この奇妙な夢が 終わることはなかった。 56 00:06:36,363 --> 00:06:41,635 そして… 私は更に 奇妙なものを見ることになる…》 57 00:06:45,372 --> 00:06:48,341 ハ~ッ アァ~ッ! 58 00:06:50,543 --> 00:06:52,512 あ~…。 59 00:06:54,547 --> 00:06:56,883 ニッ! あたっ! 60 00:06:56,883 --> 00:06:59,552 もう… ほら 見せて。 61 00:07:01,488 --> 00:07:06,326 《グレイ:この世界には 私の知らない力が存在している。 62 00:07:06,326 --> 00:07:09,162 実に興味深い》 63 00:07:09,162 --> 00:07:11,531 (交戦の音) 64 00:07:14,501 --> 00:07:17,070 フッ ハアッ! 65 00:07:27,514 --> 00:07:30,517 (アリス)あっ パパ 帰ってきたわよ。 66 00:07:30,517 --> 00:07:33,019 《グレイ:知識は武器である。 67 00:07:33,019 --> 00:07:36,189 私は周囲を観察し続けた》 68 00:07:36,189 --> 00:07:39,859 ただいま アーサー! アリス! 69 00:07:39,859 --> 00:07:43,029 あぁ… おっと。 70 00:07:43,029 --> 00:07:46,199 これじゃ おかえりのハグは おあずけだな。 71 00:07:46,199 --> 00:07:49,369 《グレイ:個人が武器を 所持できる社会。 72 00:07:49,369 --> 00:07:51,705 それだけ危険だと言える。 73 00:07:51,705 --> 00:07:55,375 早急に力を手にする必要がある》 74 00:07:55,375 --> 00:07:58,545 大丈夫? 久しぶりだったでしょ? 75 00:07:58,545 --> 00:08:01,614 問題ないよ。 小さな仕事だったしね。 76 00:08:01,614 --> 00:08:07,320 よかった。 さぁ パパの顔も見たし もう寝ましょうね。 77 00:08:09,622 --> 00:08:11,624 ふぁ…。 78 00:08:11,624 --> 00:08:14,294 《グレイ:不自由にまみれた 日々だが➡ 79 00:08:14,294 --> 00:08:19,099 この時間だけは悪くない…》 80 00:08:24,637 --> 00:08:30,143 《グレイ:自由に眠れる時間など 望めなかったからだ…》 81 00:08:32,145 --> 00:08:41,654 ♬~ 82 00:08:41,654 --> 00:08:44,157 (アーサー)んっ んっ…。 83 00:08:44,157 --> 00:08:48,661 レイ 頭をぶつけないよう見てて。 もちろんだ。 84 00:08:48,661 --> 00:08:50,663 んっ んっ…。 85 00:08:53,833 --> 00:08:58,505 (レイノルズ)あぁ見て チビのアーサーが 鏡に映った自分を見てる! 86 00:08:58,505 --> 00:09:00,807 かわいすぎるわ! 87 00:09:00,807 --> 00:09:05,145 《グレイ:「チビのアーサー」。 数か月たった今でも➡ 88 00:09:05,145 --> 00:09:07,313 この名には慣れないでいた》 89 00:09:10,316 --> 00:09:14,154 《だが ささいな問題だ》 90 00:09:14,154 --> 00:09:17,490 (キスの音) 91 00:09:17,490 --> 00:09:21,561 いい夢を見てね アーサー。 92 00:09:31,137 --> 00:09:33,139 フン! 93 00:09:33,139 --> 00:09:36,643 《グレイ:私はようやく 自らの手足を➡ 94 00:09:36,643 --> 00:09:40,013 操ることが できるようになったのだ。 95 00:09:40,013 --> 00:09:43,183 あと少し 気付かれないよう➡ 96 00:09:43,183 --> 00:09:45,652 全速力で進むのだ》 97 00:09:48,855 --> 00:09:50,857 あうっ! 98 00:09:50,857 --> 00:09:52,859 《グレイ:成功だ。 99 00:09:52,859 --> 00:09:55,361 知識は武器である。 100 00:09:55,361 --> 00:09:59,199 私は ようやく 欲しいものを手に入れた。 101 00:09:59,199 --> 00:10:03,203 すなわち この世界の情報である。 102 00:10:03,203 --> 00:10:07,373 私が生まれ落ちた大陸 「ディカゼン」には➡ 103 00:10:07,373 --> 00:10:09,709 3つの王国があった。 104 00:10:09,709 --> 00:10:15,715 ダルブ王国。 地下に広がるドワーフの国。 105 00:10:15,715 --> 00:10:21,888 エレノア王国。 森の奥深くにある エルフたちの国。 106 00:10:21,888 --> 00:10:25,391 そして 私がいる サピン王国。 107 00:10:25,391 --> 00:10:30,063 最も多くの住人を誇る 人間たちの国。 108 00:10:30,063 --> 00:10:34,234 私の国と同じく 君主制をしいている。 109 00:10:34,234 --> 00:10:38,905 一つ違うのは ここでは王の座は 受け継がれるものであり➡ 110 00:10:38,905 --> 00:10:42,909 奪うものではないということだ》 111 00:10:42,909 --> 00:10:45,678 んっ んっ ん… んっ。 112 00:10:51,251 --> 00:10:55,922 《グレイ:前世に比べ この世界は発展途上と言える。 113 00:10:55,922 --> 00:10:59,092 技術が進歩していない 理由の一つは➡ 114 00:10:59,092 --> 00:11:03,830 この本に書かれていた。 魔術だ。 115 00:11:03,830 --> 00:11:09,168 この世界には 「マナ」と呼ばれる力がある。 116 00:11:09,168 --> 00:11:12,505 マナを操る力は 遺伝によるものが多く➡ 117 00:11:12,505 --> 00:11:16,676 100人に1人の確率で 備わって生まれてくる。 118 00:11:16,676 --> 00:11:19,679 かゆい》 んん…! 119 00:11:19,679 --> 00:11:24,017 《マナの使い方には 大きく分けて2とおりある。 120 00:11:24,017 --> 00:11:27,520 「オーグメンター」と 「コンジュラー」だ。 121 00:11:27,520 --> 00:11:30,690 オーグメンターはマナにより身体を強化し➡ 122 00:11:30,690 --> 00:11:36,196 巨大な力と 守り 機敏さを備える。 123 00:11:36,196 --> 00:11:42,535 コンジュラーはマナを外へ放ち 思いのままに操ることができる》 124 00:11:42,535 --> 00:11:44,537 ん~…。 125 00:11:48,207 --> 00:11:52,545 《何事にも例外はある か。 126 00:11:52,545 --> 00:11:54,881 まぁいい。 127 00:11:54,881 --> 00:11:59,385 マナの操作の要となるのが マナコアである。 128 00:11:59,385 --> 00:12:05,024 魔術師として目覚めるのは 思春期の初期から10代後半。 129 00:12:05,024 --> 00:12:09,195 自身の体内に眠るマナのかけらを 一か所に集めて➡ 130 00:12:09,195 --> 00:12:13,533 マナコアを生成することで 魔術師となれるのだ》 131 00:12:13,533 --> 00:12:15,535 あう…。 132 00:12:15,535 --> 00:12:19,205 《私はそれに似たものを 知っている。 133 00:12:19,205 --> 00:12:25,878 気。 自らが内包する力を認識し 支配し 解放する。 134 00:12:25,878 --> 00:12:30,350 そして その要となるのが 気のセンターだ》 135 00:12:33,019 --> 00:12:37,624 《果たして 前世の知識は 武器となりうるのか…》 136 00:12:46,733 --> 00:12:48,735 《これは…》 137 00:12:48,735 --> 00:12:50,737 見~つけた! あう。 138 00:12:50,737 --> 00:12:55,408 アーサー も~ ママを心配させて。 あう~…。 139 00:12:55,408 --> 00:12:59,412 《グレイ:ここまでか…》 あら? 140 00:12:59,412 --> 00:13:02,015 《グレイ:何か気付いたのか?》 141 00:13:02,015 --> 00:13:06,352 ウンチ 出た? 《グレイ:どうやら違うようだ。 142 00:13:06,352 --> 00:13:10,323 あいにくだが 私はまだ むっ!?》 143 00:13:12,859 --> 00:13:16,529 やっぱりね。 《私ともあろうものが…。 144 00:13:16,529 --> 00:13:19,532 集中して気付かなかったのか》 145 00:13:19,532 --> 00:13:22,201 さぁ おむつを替えましょう。 146 00:13:22,201 --> 00:13:25,538 《やはり この肉体は牢獄だ…。 147 00:13:25,538 --> 00:13:28,508 力を手に入れなければ》 148 00:13:33,379 --> 00:13:38,551 《アリス:「アーサーが生まれて2年 あっという間ね。 149 00:13:38,551 --> 00:13:45,058 世界一かわいくて 好奇心が旺盛で とってもいい子。 150 00:13:45,058 --> 00:13:49,896 でも 私たちは あの子の笑顔を 見たことがない」》 151 00:13:49,896 --> 00:13:52,732 んっ あら? 152 00:13:52,732 --> 00:13:55,234 (アーサー)んっ! んっ! 153 00:13:55,234 --> 00:13:57,737 (レイノルズ)筋がいいぞ~ アーサー。 154 00:13:57,737 --> 00:13:59,972 アリス~ 見てくれよ! 155 00:13:59,972 --> 00:14:03,810 アーサーを。 って えぇ~っ!? 156 00:14:03,810 --> 00:14:08,481 ん~…。 世界一かわいいアーサーに 何をしているの? 157 00:14:08,481 --> 00:14:10,817 何って あの いや 剣を教えて…。 158 00:14:10,817 --> 00:14:12,985 やっと歩けるようになった ばかりなのに➡ 159 00:14:12,985 --> 00:14:15,321 何考えてるのよ! ごめんなさ~い! 160 00:14:15,321 --> 00:14:17,657 《グレイ:2年の歳月を経て➡ 161 00:14:17,657 --> 00:14:20,827 私はこの夫婦の力関係を理解した。 162 00:14:20,827 --> 00:14:25,832 あるいは この世界そのものが 母系制なのかもしれない》 163 00:14:25,832 --> 00:14:30,503 (アーサー)あ~ あ~ あ~あ あ~! 164 00:14:30,503 --> 00:14:33,172 ここに来ると いつもご機嫌ね。 165 00:14:33,172 --> 00:14:35,675 《グレイ:ここは この世界を学ぶうえで➡ 166 00:14:35,675 --> 00:14:37,877 重要な場所であった》 167 00:14:40,346 --> 00:14:42,682 《武器の種類と品質は➡ 168 00:14:42,682 --> 00:14:46,352 この国の技術力を 推し量ることができる。 169 00:14:46,352 --> 00:14:50,523 前世の世界では存在しなかった 物質の数々。 170 00:14:50,523 --> 00:14:53,192 そして…。 171 00:14:53,192 --> 00:14:55,862 じかに魔術を 見ることができたのは➡ 172 00:14:55,862 --> 00:14:58,664 何よりも収穫であった》 173 00:15:01,667 --> 00:15:06,172 ふぁ…。 あら? おねむの時間ね。 174 00:15:06,172 --> 00:15:11,010 《グレイ:この夫婦は 実にこまやかに 私を世話してくれている。 175 00:15:11,010 --> 00:15:14,847 不自由だが 不満はない。 176 00:15:14,847 --> 00:15:19,519 親とは こういうものなのだろうか…》 177 00:15:29,695 --> 00:15:32,698 《グレイ:わからない…。 178 00:15:32,698 --> 00:15:37,203 だが このぬくもりは 嫌いではない…》 179 00:15:37,203 --> 00:15:39,872 おやすみなさい。 180 00:15:39,872 --> 00:15:42,208 ねぇ アーサー➡ 181 00:15:42,208 --> 00:15:46,512 あなたがベッドから抜け出して 本を読んでいることも➡ 182 00:15:46,512 --> 00:15:49,882 市場でいろんなことに 目を輝かしていることも➡ 183 00:15:49,882 --> 00:15:52,552 お母さんはうれしいわ。 184 00:15:52,552 --> 00:15:55,888 きっと レイの血を 引いているからよね。 185 00:15:55,888 --> 00:15:58,224 いつか あの人みたいに➡ 186 00:15:58,224 --> 00:16:01,661 世界中のいろいろなものを 見たくなるかもしれない。 187 00:16:01,661 --> 00:16:06,165 できることなら もっと平和な道を 選んでほしいわ…。 188 00:16:06,165 --> 00:16:10,036 私のかわいいアーサー。 189 00:16:15,341 --> 00:16:17,844 《グレイ:私は幸運だ。 190 00:16:17,844 --> 00:16:20,813 身近に 生きた教科書がいるのだから》 191 00:16:25,184 --> 00:16:27,186 んっ! 192 00:16:27,186 --> 00:16:30,356 ハ~ッ! 193 00:16:33,993 --> 00:16:35,995 ん~…。 194 00:16:39,832 --> 00:16:41,834 パパ すごいだろ? 195 00:16:41,834 --> 00:16:45,838 《手で動かしたほうが早いな…》 196 00:16:45,838 --> 00:16:48,708 んっ? あっちはイマイチね。 197 00:16:48,708 --> 00:16:53,179 ほら かっこいいパパが始まるわよ。 198 00:17:03,122 --> 00:17:05,291 グアッ! 199 00:17:05,291 --> 00:17:07,293 あっ! 200 00:17:07,293 --> 00:17:09,962 《グレイ:父親は オーグメンターだった》 201 00:17:09,962 --> 00:17:12,965 パパ すごいでしょ? んっ。 202 00:17:12,965 --> 00:17:15,134 《グレイ:こうしてはいられない》 203 00:17:15,134 --> 00:17:18,804 んっ…。 そろそろ お昼寝の時間ね。 204 00:17:18,804 --> 00:17:20,806 (キスの音) 205 00:17:20,806 --> 00:17:23,009 む~… あ~。 206 00:17:24,977 --> 00:17:27,647 あ~あ! 本は ダ~メ! 207 00:17:27,647 --> 00:17:31,317 今は おねんねの時間よ。 むぅ…。 208 00:17:31,317 --> 00:17:33,986 ん~…。 209 00:17:33,986 --> 00:17:39,325 うっ!? ダ… ダメよ。 今は おねんねの時間。 210 00:17:39,325 --> 00:17:43,329 んん~…。 そんな目で見ても…。 211 00:17:43,329 --> 00:17:47,333 んん~…。 ダメなんですから~っ! 212 00:17:49,502 --> 00:17:51,604 ちょっとだけだからね? ん…。 213 00:17:53,839 --> 00:17:56,042 《私の勝ちだ》 214 00:17:58,511 --> 00:18:02,315 《さまざまな知識と経験を得た この2年。 215 00:18:02,315 --> 00:18:05,151 最大の偉業は…。 216 00:18:05,151 --> 00:18:07,820 マナコアの生成だ。 217 00:18:07,820 --> 00:18:11,490 体内に眠る 無数のマナのかけら。 218 00:18:11,490 --> 00:18:15,828 その一つ一つを一点に集中させる。 219 00:18:15,828 --> 00:18:18,497 それは途方もない作業だった。 220 00:18:18,497 --> 00:18:22,335 だが それもようやく報われる》 221 00:18:22,335 --> 00:18:24,337 ふっ。 222 00:18:24,337 --> 00:18:26,672 《グレイ:あと少し…。 223 00:18:26,672 --> 00:18:29,141 最後のひとかけら…》 224 00:18:34,513 --> 00:18:42,788 (爆発音) 225 00:18:46,359 --> 00:18:48,861 (レイノルズ)あっ… ふぅ…。 226 00:18:48,861 --> 00:18:52,198 大丈夫か アリス!? えぇ…。 227 00:18:52,198 --> 00:18:54,533 アーサー… アーサー! 228 00:18:54,533 --> 00:18:57,303 あの中に! 229 00:19:04,777 --> 00:19:08,781 そんな まさか… 冗談だろ? 230 00:19:08,781 --> 00:19:11,450 まだ3歳にもならないのに…。 231 00:19:11,450 --> 00:19:14,453 (アリス)レイ! あの子は? アーサーは? 232 00:19:14,453 --> 00:19:16,455 ハッ! 233 00:19:21,460 --> 00:19:26,799 (レイノルズ)アリス… あの子はもう…。 234 00:19:26,799 --> 00:19:31,137 《グレイ:学びの日々は ついに実を結んだ。 235 00:19:31,137 --> 00:19:35,808 これは 大きな一歩となる》 236 00:19:35,808 --> 00:19:38,811 (2人)あっ…。 237 00:19:38,811 --> 00:19:42,982 (崩れる音) 238 00:19:42,982 --> 00:19:45,985 (2人)アーサー! 239 00:19:45,985 --> 00:19:47,987 あっ! 240 00:19:47,987 --> 00:19:53,092 《グレイ:油断した… この私が こんなところで…》 241 00:19:55,494 --> 00:19:57,596 ぬあぁ~っ! 242 00:20:01,834 --> 00:20:04,670 アーサー! 243 00:20:04,670 --> 00:20:06,672 ハァ ハァ…。 244 00:20:06,672 --> 00:20:09,008 《グレイ:そうだったな。 245 00:20:09,008 --> 00:20:12,344 私の安全は この2人が守ってくれる。 246 00:20:12,344 --> 00:20:14,847 親とは そういう役目だった》 247 00:20:14,847 --> 00:20:16,849 えっ? 248 00:20:20,352 --> 00:20:22,521 アリス! アーサーは!? 249 00:20:22,521 --> 00:20:25,191 大丈夫 大丈夫よ…。 250 00:20:25,191 --> 00:20:27,193 あっ…。 251 00:20:27,193 --> 00:20:31,530 よかった… 本当によかった…。 252 00:20:31,530 --> 00:20:35,034 《グレイ:なぜ 涙を流す?》 253 00:20:39,205 --> 00:20:44,710 《グレイ:役目を果たしたのだ。 誇ればいい…》 254 00:20:48,380 --> 00:20:50,382 《グレイ:わからない…。 255 00:20:50,382 --> 00:20:53,719 わからない…。 256 00:20:53,719 --> 00:20:59,558 これは この世界の書物でも 学ぶことができなかった…。 257 00:20:59,558 --> 00:21:03,195 前世でも知ることがなかった…》 258 00:21:03,195 --> 00:21:07,366 うぅ… ママ… パパ~! 259 00:21:07,366 --> 00:21:09,869 《グレイ:教えてくれ。 260 00:21:09,869 --> 00:21:13,839 これは なんというものなのだ?》