1 00:00:02,002 --> 00:00:04,171 (少女)きれいなものを見つけたわ。 2 00:00:04,171 --> 00:00:07,841 二度と現れないでしょう。 (女性)そう。 3 00:00:07,841 --> 00:00:10,844 (少女)とても きれいだった。 4 00:00:10,844 --> 00:00:13,013 (女性)よくないことが起きる? 5 00:00:13,013 --> 00:00:15,115 (少女)このままだとね。 6 00:00:21,355 --> 00:00:26,059 (アーサー)あっ… あぁ… えっ…。 7 00:02:01,355 --> 00:02:05,025 《グレイ:なんだ コイツは…。 8 00:02:05,025 --> 00:02:08,028 どうして私はここにいる? 9 00:02:08,028 --> 00:02:12,532 いや 今 いちばん重要なのは…》 10 00:02:12,532 --> 00:02:15,702 (シルビア)グゥ…。 はっ! ぐっ! 11 00:02:15,702 --> 00:02:18,005 《誘われたか!》 12 00:02:18,005 --> 00:02:20,040 わぁっ! 13 00:02:20,040 --> 00:02:23,710 うっ! ぐっ…。 うぅ…。 14 00:02:23,710 --> 00:02:25,879 はっ! 15 00:02:25,879 --> 00:02:29,216 (シルビア)まだまだだね チビのアーサー。 16 00:02:29,216 --> 00:02:32,552 《グレイ:コイツは…?》 (シルビア)私は味方だよ。 17 00:02:32,552 --> 00:02:37,624 あ… あの… 味方って…? 18 00:02:41,895 --> 00:02:44,064 あ… あの…? 19 00:02:47,567 --> 00:02:50,070 おなかすいてるだろう? 20 00:02:50,070 --> 00:02:54,241 すいてなくても 何か口に入れたほうがいい。 21 00:02:54,241 --> 00:02:57,911 早く動けるように なりたいのならね。 22 00:02:57,911 --> 00:03:02,149 僕の話を… ぐっ… あぁ~っ! 23 00:03:02,149 --> 00:03:04,151 動かないほうがいい。 うぅ…。 24 00:03:04,151 --> 00:03:07,487 命があっただけでも よかったと思わないとね。 うぅ…。 25 00:03:07,487 --> 00:03:11,825 あぁ… あっ! あ… あの…。 26 00:03:11,825 --> 00:03:15,328 ちゃんと食べないと 質問には答えないよ。 27 00:03:22,335 --> 00:03:24,337 (シルビア)ちゃんと かむこと。 28 00:03:28,008 --> 00:03:30,177 いい食べっぷりだ。 29 00:03:30,177 --> 00:03:35,015 ぼ… 僕の パパと… ママのこと…。 30 00:03:35,015 --> 00:03:37,017 何か知ってる? 31 00:03:37,017 --> 00:03:43,190 私はここから動けない。 あっ…。 32 00:03:43,190 --> 00:03:48,028 でもね 少しだけ遠くを見ることと➡ 33 00:03:48,028 --> 00:03:53,033 少しだけ遠くに 手を伸ばすことができる。 34 00:03:53,033 --> 00:03:58,705 アンタの家族は無事だよ。 もう何日か前に立ち去った。 35 00:03:58,705 --> 00:04:02,709 えっ… ぶ… 無事…? 36 00:04:05,011 --> 00:04:07,981 みんな… 無事なんだ…。 37 00:04:14,521 --> 00:04:18,024 よかった…。 よかった…。 38 00:04:18,024 --> 00:04:21,528 《グレイ:ああ… 本当によかった》 39 00:04:21,528 --> 00:04:26,867 (アーサー)あっ あの ありがとう。 えっと…。 40 00:04:26,867 --> 00:04:29,202 シルビアだよ アーサー。 41 00:04:29,202 --> 00:04:33,874 あ… ありがとう シルビア。 42 00:04:38,044 --> 00:04:40,547 (少女)どうすればいいと思う? 43 00:04:40,547 --> 00:04:44,551 (女性)もう答えは出ている… でしょ? 44 00:04:44,551 --> 00:04:47,387 (少女)隠し事はできないね。 45 00:04:47,387 --> 00:04:54,060 (女性)だって… ですもの。 46 00:04:56,062 --> 00:05:00,467 《グレイ:シルビアに助けられ数日たった。 47 00:05:00,467 --> 00:05:05,472 傷は癒え 一刻も早く 家に戻りたかったが➡ 48 00:05:05,472 --> 00:05:09,142 それは すぐには かなわなかった。 49 00:05:09,142 --> 00:05:15,482 シルビアの話では ここは エルシャーの森の外れであり➡ 50 00:05:15,482 --> 00:05:21,321 野生動物や 無法者たちの領域なのだ。 51 00:05:21,321 --> 00:05:25,825 だが シルビアが 解決策を用意してくれていた》 52 00:05:25,825 --> 00:05:28,662 (シルビア)すぐに帰りたいのは わかるけど➡ 53 00:05:28,662 --> 00:05:34,000 次元の裂け目を開くには それなりに準備が必要なんだ。 54 00:05:34,000 --> 00:05:36,102 (アーサー)うん。 55 00:05:39,839 --> 00:05:42,509 はっ! うっ! 56 00:05:42,509 --> 00:05:45,345 (シルビア)体を動かすことは いいことだ。 57 00:05:45,345 --> 00:05:48,682 子どもは元気がいちばんだからね。 58 00:05:48,682 --> 00:05:52,018 《グレイ:シルビアは 自らを語らなかった。 59 00:05:52,018 --> 00:05:58,024 異形の魔物 その姿に チビのアーサーは何度も悲鳴を上げた。 60 00:05:58,024 --> 00:06:03,163 何かと戦ったのか? それも教えてはくれなかった。 61 00:06:03,163 --> 00:06:09,836 だが その外見とは真逆で 優しく温かな人物であった》 62 00:06:09,836 --> 00:06:16,810 ハァ ハァ ハァ ハァ フゥ…。 63 00:06:32,192 --> 00:06:36,696 (シルビア)その年で もう マナコアを持っているんだ。 64 00:06:36,696 --> 00:06:40,166 ならば これはできるかな? えっ? 65 00:06:43,370 --> 00:06:47,040 あっ!? 何をやっているか わかるかい? 66 00:06:47,040 --> 00:06:50,210 うん。 魔法を使いながら➡ 67 00:06:50,210 --> 00:06:52,212 マナを集めている…? 68 00:06:52,212 --> 00:06:56,049 《グレイ:燃料を補給しながら 飛び続けるようなものだ。 69 00:06:56,049 --> 00:06:59,052 そんなことができたのか》 70 00:06:59,052 --> 00:07:02,822 (シルビア)人間は マナに対して 固定観念がある。 71 00:07:02,822 --> 00:07:08,161 集めるときと使うときを 分けて考えてしまっているわけだ。 72 00:07:08,161 --> 00:07:11,831 人間以外は普通にやっているよ。 73 00:07:11,831 --> 00:07:15,835 特に マナビーストと呼ばれる 魔物たちにとっては➡ 74 00:07:15,835 --> 00:07:18,338 呼吸と同じだからね。 75 00:07:18,338 --> 00:07:20,840 できるようになりたいかい? 76 00:07:20,840 --> 00:07:24,344 な… なりたい! じゃあ質問だ。 77 00:07:24,344 --> 00:07:27,681 これができるようになったら 何をしたい? 78 00:07:27,681 --> 00:07:30,183 えっ…。 これができれば➡ 79 00:07:30,183 --> 00:07:33,520 アンタは今より もっと強くなれる。 80 00:07:33,520 --> 00:07:35,789 その力で何をする? 81 00:07:38,525 --> 00:07:41,695 《グレイ:今よりも大きな力…。 82 00:07:41,695 --> 00:07:45,065 力を手にした私は…》 83 00:07:48,501 --> 00:07:50,537 くっ…。 84 00:07:50,537 --> 00:07:54,808 (アーサー/グレイ)私の大切なものを 奪うヤツらに… 死を。 85 00:07:56,876 --> 00:08:01,281 うっ…! な… 何すんの! 86 00:08:01,281 --> 00:08:03,783 失格。 はあ? 87 00:08:03,783 --> 00:08:07,787 そんな顔している子には 教えてあげないよ。 88 00:08:07,787 --> 00:08:11,458 なんで! 敵を倒すのは当たり前でしょ! 89 00:08:11,458 --> 00:08:16,629 《グレイ:そうだ。 私は そうやって最強の王に…》 90 00:08:16,629 --> 00:08:21,301 そうやって誰かを倒すこと ばかりで頭をいっぱいにして➡ 91 00:08:21,301 --> 00:08:23,970 楽しいかい? えっ…。 92 00:08:23,970 --> 00:08:26,806 (シルビア)強く叩きすぎたかな? 93 00:08:26,806 --> 00:08:29,976 痛くないかい? アーサー。 94 00:08:29,976 --> 00:08:32,779 うん… 大丈夫。 95 00:08:34,814 --> 00:08:39,652 この手は アンタを 簡単に引き裂くことができる。 96 00:08:39,652 --> 00:08:43,556 でも 優しく触れることもできる。 97 00:08:46,659 --> 00:08:50,997 どっちが好き? 優しいほう。 98 00:08:50,997 --> 00:08:53,166 私もさ。 99 00:08:53,166 --> 00:08:56,169 怒りや憎しみは簡単に燃える。 100 00:08:56,169 --> 00:08:59,839 それは暴力として姿を現す。 101 00:08:59,839 --> 00:09:04,310 そのときは気持ちいいだろうね。 でも➡ 102 00:09:04,310 --> 00:09:07,480 憎しみだけが残る。 《アーサー/グレイ:はっ!》 103 00:09:09,482 --> 00:09:14,487 私が助けた命を そんなふうに使ってほしくないな。 104 00:09:14,487 --> 00:09:16,656 シルビア…。 105 00:09:16,656 --> 00:09:20,160 《グレイ:一瞬 この者は私のすべてを知って➡ 106 00:09:20,160 --> 00:09:22,662 言っているのかと思えた…。 107 00:09:22,662 --> 00:09:25,331 そんなことは あるはずがないのに…》 108 00:09:25,331 --> 00:09:28,334 さて 質問の時間だ。 109 00:09:28,334 --> 00:09:34,007 アーサー アンタは今よりも強くなれたら その力で何をする? 110 00:09:34,007 --> 00:09:51,324 ♬~ 111 00:09:51,324 --> 00:09:54,327 大切な人を守りたい。 112 00:09:54,327 --> 00:09:57,130 100点満点だ。 113 00:10:04,537 --> 00:10:11,811 (カデル)近い…。 どこに隠れようと 逃がしませんよ シルビア。 114 00:10:21,354 --> 00:10:38,071 ♬~ 115 00:10:38,071 --> 00:10:42,542 ((あっ。 お… おはようございます グレイ様。 116 00:10:45,411 --> 00:10:49,749 (マーローン)んっ!? これはこれは。 (ドアの開く音) 117 00:10:49,749 --> 00:10:54,754 よくお越しいただきました 我らが王よ。 118 00:10:54,754 --> 00:10:57,257 《グレイ:王とは名ばかりだ。 119 00:10:57,257 --> 00:11:00,527 国の実権は議会が握っている。 120 00:11:00,527 --> 00:11:06,032 資源が枯渇し 出生率が低下した この世界において➡ 121 00:11:06,032 --> 00:11:13,873 王の役目とは 戦争の代理人 暴力装置でしかないのだ》 122 00:11:13,873 --> 00:11:18,044 (マーローン)グレイ王 あなたは偉大なお方だ。 123 00:11:18,044 --> 00:11:20,713 あまたの戦いに勝利し➡ 124 00:11:20,713 --> 00:11:24,884 我らに 富と栄光を もたらしてくれました。 125 00:11:27,220 --> 00:11:31,724 ところで 本日は どのような御用でございましょう。 126 00:11:31,724 --> 00:11:36,596 んっ!? (グレイ)私は退くよ マーローン)) 127 00:11:45,405 --> 00:11:47,907 (シルビア)使いながら集める➡ 128 00:11:47,907 --> 00:11:50,243 それができるようになれば➡ 129 00:11:50,243 --> 00:11:56,249 アーサー 魔法はもっと大きく広がるよ。 130 00:11:56,249 --> 00:11:58,251 くっ…。 131 00:11:58,251 --> 00:12:01,721 《グレイ:焦るな… マナを支配しろ…》 132 00:12:05,325 --> 00:12:08,161 《グレイ:多くのものに 恵まれなかった。 133 00:12:08,161 --> 00:12:13,499 そんな私が勝ち続けるために 最も欲したものは…》 134 00:12:13,499 --> 00:12:17,170 ((うおぉ~っ! 135 00:12:17,170 --> 00:12:19,172 あぁ…!)) 136 00:12:22,008 --> 00:12:24,510 《グレイ:気の支配だった》 137 00:12:33,519 --> 00:12:35,521 あっ! 138 00:12:39,025 --> 00:12:42,528 はっ! あっ…。 《グレイ:これだ…》 139 00:12:42,528 --> 00:12:44,530 お見事。 140 00:12:47,200 --> 00:12:49,702 アーサー。 141 00:12:49,702 --> 00:12:52,372 うっ!? 142 00:12:52,372 --> 00:12:56,376 あっ!? いったい何が…? 143 00:12:56,376 --> 00:12:59,545 (シルビア)声を出してはいけない。 はっ!? 144 00:12:59,545 --> 00:13:01,681 はっ!? 145 00:13:01,681 --> 00:13:03,850 (大きな足音) 146 00:13:03,850 --> 00:13:06,352 はっ!? 147 00:13:06,352 --> 00:13:12,025 《グレイ:何者だ…? どことなくシルビアに似ているが…》 148 00:13:12,025 --> 00:13:14,527 (シルビア)よくここが わかったね。 149 00:13:14,527 --> 00:13:18,531 (カデル)血のにおいが 導いてくれました。 150 00:13:18,531 --> 00:13:21,534 さぁ 共に来てください。 151 00:13:21,534 --> 00:13:23,536 (シルビア)お断りだよ。 152 00:13:23,536 --> 00:13:26,873 (カデル)手荒なまねは したくありませんが➡ 153 00:13:26,873 --> 00:13:29,042 致し方ありません。 154 00:13:31,544 --> 00:13:34,547 がっ… ぐっ…。 はっ! 155 00:13:34,547 --> 00:13:38,885 (シルビア)大丈夫 心配しないで。 シルビア…。 156 00:13:38,885 --> 00:13:41,888 (カデル)無理をすれば➡ 157 00:13:41,888 --> 00:13:44,557 死を早めますよ。 (シルビア)ハハ…。 158 00:13:44,557 --> 00:13:48,828 それは こっちのせりふだ! (カデル)むっ!? 159 00:13:53,733 --> 00:13:55,702 シルビア!? 160 00:14:07,814 --> 00:14:10,616 シルビア…。 ぐっ! 161 00:14:18,991 --> 00:14:23,996 バカな… こんな力を使えば あなたも無事では済みませんよ! 162 00:14:23,996 --> 00:14:28,501 かまわないさ。 私は十分幸せだった。 163 00:14:28,501 --> 00:14:30,803 ちょっと惜しいがね。 164 00:14:34,841 --> 00:14:37,543 オオ~ッ! 165 00:14:41,347 --> 00:14:44,350 あっ!? ハァ~ッ! 166 00:14:53,192 --> 00:14:55,528 ハッ! 167 00:14:55,528 --> 00:14:58,030 (カデル)どこを見ているのです! 168 00:15:00,500 --> 00:15:02,502 まずい。 はっ! 169 00:15:02,502 --> 00:15:04,470 ハァ~ッ! 170 00:15:14,680 --> 00:15:18,151 えっ…? (シルビア)おいで アーサー。 171 00:15:24,690 --> 00:15:28,694 これは…? 私の力さ。 172 00:15:28,694 --> 00:15:31,864 そんなことより どう? 173 00:15:31,864 --> 00:15:35,034 前より シルビアらしく見える? 174 00:15:35,034 --> 00:15:38,371 うん…。 竜だったんだね。 175 00:15:38,371 --> 00:15:41,541 人間は そう呼ぶわ。 さぁ➡ 176 00:15:41,541 --> 00:15:43,810 急がないとね。 177 00:15:48,714 --> 00:15:53,386 (シルビア)ごめん ちょっと 離れた場所につながったみたい。 178 00:15:53,386 --> 00:15:56,055 でも大丈夫よね。 179 00:15:56,055 --> 00:16:00,326 あなたには 生きるすべを教えたから。 180 00:16:00,326 --> 00:16:05,998 チビのアーサー その力で何をする? 181 00:16:10,503 --> 00:16:13,005 大切な人を守りたい。 182 00:16:13,005 --> 00:16:15,074 約束だよ。 183 00:16:18,845 --> 00:16:20,847 でも…。 アーサー…。 184 00:16:20,847 --> 00:16:25,318 はっ!? アンタにいくつか渡すものがある。 185 00:16:28,855 --> 00:16:33,526 その羽根に包んで 大切にしてあげてね。 186 00:16:33,526 --> 00:16:35,995 それと もう一つ。 187 00:16:40,366 --> 00:16:43,836 えっ? あっ… えっ!? 188 00:16:45,872 --> 00:16:50,543 これって…? いずれ… わかる…。 189 00:16:50,543 --> 00:16:55,381 これで終わり…。 お別れの時間だ。 190 00:16:55,381 --> 00:16:59,552 もう? 名残惜しいけどね。 はっ! 191 00:16:59,552 --> 00:17:03,456 本当は すぐに帰すこともできたんだ。 192 00:17:03,456 --> 00:17:06,959 けど… したくなかった…。 193 00:17:06,959 --> 00:17:10,296 どうして? アンタと暮らすのが➡ 194 00:17:10,296 --> 00:17:14,300 楽しかったから… だよ アーサー。 195 00:17:14,300 --> 00:17:20,306 シルビア… 守れないんだね… 僕の力じゃ…。 196 00:17:22,475 --> 00:17:26,646 せっかくシルビアに 教えてもらったのに…。 197 00:17:26,646 --> 00:17:28,981 約束したのに。 198 00:17:28,981 --> 00:17:31,984 これは決まっていたことさ。 199 00:17:31,984 --> 00:17:34,987 約束に入れなくてもいいよ。 200 00:17:34,987 --> 00:17:40,826 《グレイ:その言葉は 信じられないほど しぜんに出た。 201 00:17:40,826 --> 00:17:44,497 彼女から受けた恩が そうさせたのか…。 202 00:17:44,497 --> 00:17:50,169 ここでの日々が私を変えたのか…。 203 00:17:50,169 --> 00:17:52,338 あるいは…》 204 00:17:52,338 --> 00:17:57,343 竜でも… 魔物でも… なんでもいい…。 205 00:17:57,343 --> 00:18:00,146 シルビアは大切な家族だ。 206 00:18:00,146 --> 00:18:05,651 お母さんは もういるでしょ。 じゃあ… ばあば。 207 00:18:05,651 --> 00:18:09,655 はっ! ああ…。 208 00:18:09,655 --> 00:18:11,657 シルビア? 209 00:18:11,657 --> 00:18:13,993 なんでもないわ…。 210 00:18:13,993 --> 00:18:16,829 ねぇ もう一度 呼んでくれる? 211 00:18:16,829 --> 00:18:19,098 うん… ばあば。 212 00:18:22,001 --> 00:18:26,839 ありがとう… ぼうや…。 213 00:18:26,839 --> 00:18:44,190 ♬~ 214 00:18:44,190 --> 00:18:48,694 やっぱり嫌だよ! 一緒に行こうよ シルビア! 215 00:18:48,694 --> 00:18:51,664 シルビア~! 216 00:18:57,703 --> 00:18:59,672 フゥ…。 217 00:19:05,444 --> 00:19:08,547 アッ! ウゥ…。 218 00:19:11,450 --> 00:19:15,121 ようやく おとなしくなりましたか。 219 00:19:15,121 --> 00:19:17,623 (足音) 220 00:19:17,623 --> 00:19:20,960 まさか 死んでしまったのですか? 221 00:19:20,960 --> 00:19:24,296 あなたほどの方が あの程度で。 222 00:19:24,296 --> 00:19:26,999 わかっているじゃないか。 223 00:19:35,307 --> 00:19:37,510 ウガ~ッ! 224 00:19:40,146 --> 00:19:43,482 (爆発音) 225 00:19:43,482 --> 00:19:48,154 (女性)これでいい? (少女)十分よ ありがとう。 226 00:19:48,154 --> 00:19:51,657 (女性)あとはお願いね。 (少女)ええ。 227 00:19:51,657 --> 00:19:54,860 ここからは私がやるの。 228 00:19:56,829 --> 00:20:01,500 (シルビア)アーサー 私が言ったこと覚えている? 229 00:20:01,500 --> 00:20:04,170 (アーサー)うん 覚えている。 230 00:20:04,170 --> 00:20:09,508 (シルビア)なら大丈夫だ。 でも やっぱり悲しいよ。 231 00:20:09,508 --> 00:20:14,180 (シルビア)そうだね。 世界は悲しみに満ちている…。 232 00:20:14,180 --> 00:20:18,350 だからそれを 笑顔に変えないといけない…。 233 00:20:18,350 --> 00:20:22,688 そんなの無理だよ! 今は無理でもいい。 234 00:20:22,688 --> 00:20:26,859 一歩ずつ… 一歩ずつ…。 235 00:20:26,859 --> 00:20:30,362 それが私の望み。 くっ…。 236 00:20:30,362 --> 00:20:32,698 あなたなら きっとできる。 237 00:20:32,698 --> 00:20:35,367 最強の王だったのだから。 238 00:20:35,367 --> 00:20:37,703 あっ!? シルビア…? 239 00:20:37,703 --> 00:20:42,875 (シルビア)怒りと憎しみで その心をいっぱいにしないで…。 240 00:20:42,875 --> 00:20:49,548 どうか 新たな人生に光を。 グレイ王。 241 00:20:49,548 --> 00:20:53,219 はっ! 《グレイ:シルビア…。 242 00:20:53,219 --> 00:20:58,124 まさか お前が…?》 243 00:21:06,365 --> 00:21:08,367 (鳥の鳴き声) 244 00:21:08,367 --> 00:21:14,140 《アーサー:わかったよ シルビア》 245 00:21:19,378 --> 00:21:23,849 あっ! (物音)