1 00:00:34,368 --> 00:00:36,536 (少女)きれいなものを見つけたわ。 2 00:00:36,536 --> 00:00:40,207 二度と現れないでしょう。 (女性)そう。 3 00:00:40,207 --> 00:00:43,210 (少女)とても きれいだった。 4 00:00:43,210 --> 00:00:45,379 (女性)よくないことが起きる? 5 00:00:45,379 --> 00:00:47,481 (少女)このままだとね。 6 00:00:53,720 --> 00:00:58,425 (アーサー)あっ… あぁ… えっ…。 7 00:02:33,720 --> 00:02:37,391 《グレイ:なんだ コイツは…。 8 00:02:37,391 --> 00:02:40,394 どうして私はここにいる? 9 00:02:40,394 --> 00:02:44,898 いや 今 いちばん重要なのは…》 10 00:02:44,898 --> 00:02:48,068 (シルビア)グゥ…。 はっ! ぐっ! 11 00:02:48,068 --> 00:02:50,370 《誘われたか!》 12 00:02:50,370 --> 00:02:52,406 わぁっ! 13 00:02:52,406 --> 00:02:56,076 うっ! ぐっ…。 うぅ…。 14 00:02:56,076 --> 00:02:58,245 はっ! 15 00:02:58,245 --> 00:03:01,581 (シルビア)まだまだだね チビのアーサー。 16 00:03:01,581 --> 00:03:04,918 《グレイ:コイツは…?》 (シルビア)私は味方だよ。 17 00:03:04,918 --> 00:03:09,990 あ… あの… 味方って…? 18 00:03:14,261 --> 00:03:16,430 あ… あの…? 19 00:03:19,933 --> 00:03:22,436 おなかすいてるだろう? 20 00:03:22,436 --> 00:03:26,606 すいてなくても 何か口に入れたほうがいい。 21 00:03:26,606 --> 00:03:30,277 早く動けるように なりたいのならね。 22 00:03:30,277 --> 00:03:34,514 僕の話を… ぐっ… あぁ~っ! 23 00:03:34,514 --> 00:03:36,516 動かないほうがいい。 うぅ…。 24 00:03:36,516 --> 00:03:39,853 命があっただけでも よかったと思わないとね。 うぅ…。 25 00:03:39,853 --> 00:03:44,191 あぁ… あっ! あ… あの…。 26 00:03:44,191 --> 00:03:47,694 ちゃんと食べないと 質問には答えないよ。 27 00:03:54,701 --> 00:03:56,703 (シルビア)ちゃんと かむこと。 28 00:04:00,373 --> 00:04:02,542 いい食べっぷりだ。 29 00:04:02,542 --> 00:04:07,380 ぼ… 僕の パパと… ママのこと…。 30 00:04:07,380 --> 00:04:09,382 何か知ってる? 31 00:04:09,382 --> 00:04:15,555 私はここから動けない。 あっ…。 32 00:04:15,555 --> 00:04:20,393 でもね 少しだけ遠くを見ることと➡ 33 00:04:20,393 --> 00:04:25,398 少しだけ遠くに 手を伸ばすことができる。 34 00:04:25,398 --> 00:04:31,071 アンタの家族は無事だよ。 もう何日か前に立ち去った。 35 00:04:31,071 --> 00:04:35,075 えっ… ぶ… 無事…? 36 00:04:37,377 --> 00:04:40,347 みんな… 無事なんだ…。 37 00:04:46,887 --> 00:04:50,390 よかった…。 よかった…。 38 00:04:50,390 --> 00:04:53,894 《グレイ:ああ… 本当によかった》 39 00:04:53,894 --> 00:04:59,232 (アーサー)あっ あの ありがとう。 えっと…。 40 00:04:59,232 --> 00:05:01,568 シルビアだよ アーサー。 41 00:05:01,568 --> 00:05:06,239 あ… ありがとう シルビア。 42 00:05:10,410 --> 00:05:12,913 (少女)どうすればいいと思う? 43 00:05:12,913 --> 00:05:16,917 (女性)もう答えは出ている… でしょ? 44 00:05:16,917 --> 00:05:19,753 (少女)隠し事はできないね。 45 00:05:19,753 --> 00:05:26,426 (女性)だって… ですもの。 46 00:05:28,428 --> 00:05:32,832 《グレイ:シルビアに助けられ数日たった。 47 00:05:32,832 --> 00:05:37,837 傷は癒え 一刻も早く 家に戻りたかったが➡ 48 00:05:37,837 --> 00:05:41,508 それは すぐには かなわなかった。 49 00:05:41,508 --> 00:05:47,848 シルビアの話では ここは エルシャーの森の外れであり➡ 50 00:05:47,848 --> 00:05:53,687 野生動物や 無法者たちの領域なのだ。 51 00:05:53,687 --> 00:05:58,191 だが シルビアが 解決策を用意してくれていた》 52 00:05:58,191 --> 00:06:01,027 (シルビア)すぐに帰りたいのは わかるけど➡ 53 00:06:01,027 --> 00:06:06,366 次元の裂け目を開くには それなりに準備が必要なんだ。 54 00:06:06,366 --> 00:06:08,468 (アーサー)うん。 55 00:06:12,205 --> 00:06:14,875 はっ! うっ! 56 00:06:14,875 --> 00:06:17,711 (シルビア)体を動かすことは いいことだ。 57 00:06:17,711 --> 00:06:21,047 子どもは元気がいちばんだからね。 58 00:06:21,047 --> 00:06:24,384 《グレイ:シルビアは 自らを語らなかった。 59 00:06:24,384 --> 00:06:30,390 異形の魔物 その姿に チビのアーサーは何度も悲鳴を上げた。 60 00:06:30,390 --> 00:06:35,528 何かと戦ったのか? それも教えてはくれなかった。 61 00:06:35,528 --> 00:06:42,202 だが その外見とは真逆で 優しく温かな人物であった》 62 00:06:42,202 --> 00:06:49,175 ハァ ハァ ハァ ハァ フゥ…。 63 00:07:04,557 --> 00:07:09,062 (シルビア)その年で もう マナコアを持っているんだ。 64 00:07:09,062 --> 00:07:12,532 ならば これはできるかな? えっ? 65 00:07:15,735 --> 00:07:19,406 あっ!? 何をやっているか わかるかい? 66 00:07:19,406 --> 00:07:22,575 うん。 魔法を使いながら➡ 67 00:07:22,575 --> 00:07:24,577 マナを集めている…? 68 00:07:24,577 --> 00:07:28,415 《グレイ:燃料を補給しながら 飛び続けるようなものだ。 69 00:07:28,415 --> 00:07:31,418 そんなことができたのか》 70 00:07:31,418 --> 00:07:35,188 (シルビア)人間は マナに対して 固定観念がある。 71 00:07:35,188 --> 00:07:40,527 集めるときと使うときを 分けて考えてしまっているわけだ。 72 00:07:40,527 --> 00:07:44,197 人間以外は普通にやっているよ。 73 00:07:44,197 --> 00:07:48,201 特に マナビーストと呼ばれる 魔物たちにとっては➡ 74 00:07:48,201 --> 00:07:50,704 呼吸と同じだからね。 75 00:07:50,704 --> 00:07:53,206 できるようになりたいかい? 76 00:07:53,206 --> 00:07:56,710 な… なりたい! じゃあ質問だ。 77 00:07:56,710 --> 00:08:00,046 これができるようになったら 何をしたい? 78 00:08:00,046 --> 00:08:02,549 えっ…。 これができれば➡ 79 00:08:02,549 --> 00:08:05,885 アンタは今より もっと強くなれる。 80 00:08:05,885 --> 00:08:08,154 その力で何をする? 81 00:08:10,890 --> 00:08:14,060 《グレイ:今よりも大きな力…。 82 00:08:14,060 --> 00:08:17,430 力を手にした私は…》 83 00:08:20,867 --> 00:08:22,902 くっ…。 84 00:08:22,902 --> 00:08:27,173 (アーサー/グレイ)私の大切なものを 奪うヤツらに… 死を。 85 00:08:29,242 --> 00:08:33,646 うっ…! な… 何すんの! 86 00:08:33,646 --> 00:08:36,149 失格。 はあ? 87 00:08:36,149 --> 00:08:40,153 そんな顔している子には 教えてあげないよ。 88 00:08:40,153 --> 00:08:43,823 なんで! 敵を倒すのは当たり前でしょ! 89 00:08:43,823 --> 00:08:48,995 《グレイ:そうだ。 私は そうやって最強の王に…》 90 00:08:48,995 --> 00:08:53,666 そうやって誰かを倒すこと ばかりで頭をいっぱいにして➡ 91 00:08:53,666 --> 00:08:56,336 楽しいかい? えっ…。 92 00:08:56,336 --> 00:08:59,172 (シルビア)強く叩きすぎたかな? 93 00:08:59,172 --> 00:09:02,342 痛くないかい? アーサー。 94 00:09:02,342 --> 00:09:05,145 うん… 大丈夫。 95 00:09:07,180 --> 00:09:12,018 この手は アンタを 簡単に引き裂くことができる。 96 00:09:12,018 --> 00:09:15,922 でも 優しく触れることもできる。 97 00:09:19,025 --> 00:09:23,363 どっちが好き? 優しいほう。 98 00:09:23,363 --> 00:09:25,532 私もさ。 99 00:09:25,532 --> 00:09:28,535 怒りや憎しみは簡単に燃える。 100 00:09:28,535 --> 00:09:32,205 それは暴力として姿を現す。 101 00:09:32,205 --> 00:09:36,676 そのときは気持ちいいだろうね。 でも➡ 102 00:09:36,676 --> 00:09:39,846 憎しみだけが残る。 《アーサー/グレイ:はっ!》 103 00:09:41,848 --> 00:09:46,853 私が助けた命を そんなふうに使ってほしくないな。 104 00:09:46,853 --> 00:09:49,022 シルビア…。 105 00:09:49,022 --> 00:09:52,525 《グレイ:一瞬 この者は私のすべてを知って➡ 106 00:09:52,525 --> 00:09:55,028 言っているのかと思えた…。 107 00:09:55,028 --> 00:09:57,697 そんなことは あるはずがないのに…》 108 00:09:57,697 --> 00:10:00,700 さて 質問の時間だ。 109 00:10:00,700 --> 00:10:06,372 アーサー アンタは今よりも強くなれたら その力で何をする? 110 00:10:06,372 --> 00:10:23,690 ♬~ 111 00:10:23,690 --> 00:10:26,693 大切な人を守りたい。 112 00:10:26,693 --> 00:10:29,496 100点満点だ。 113 00:10:36,903 --> 00:10:44,177 (カデル)近い…。 どこに隠れようと 逃がしませんよ シルビア。 114 00:10:53,720 --> 00:11:10,436 ♬~ 115 00:11:10,436 --> 00:11:14,908 ((あっ。 お… おはようございます グレイ様。 116 00:11:17,777 --> 00:11:22,115 (マーローン)んっ!? これはこれは。 (ドアの開く音) 117 00:11:22,115 --> 00:11:27,120 よくお越しいただきました 我らが王よ。 118 00:11:27,120 --> 00:11:29,622 《グレイ:王とは名ばかりだ。 119 00:11:29,622 --> 00:11:32,892 国の実権は議会が握っている。 120 00:11:32,892 --> 00:11:38,398 資源が枯渇し 出生率が低下した この世界において➡ 121 00:11:38,398 --> 00:11:46,239 王の役目とは 戦争の代理人 暴力装置でしかないのだ》 122 00:11:46,239 --> 00:11:50,410 (マーローン)グレイ王 あなたは偉大なお方だ。 123 00:11:50,410 --> 00:11:53,079 あまたの戦いに勝利し➡ 124 00:11:53,079 --> 00:11:57,250 我らに 富と栄光を もたらしてくれました。 125 00:11:59,586 --> 00:12:04,090 ところで 本日は どのような御用でございましょう。 126 00:12:04,090 --> 00:12:08,962 んっ!? (グレイ)私は退くよ マーローン)) 127 00:12:17,770 --> 00:12:20,273 (シルビア)使いながら集める➡ 128 00:12:20,273 --> 00:12:22,609 それができるようになれば➡ 129 00:12:22,609 --> 00:12:28,615 アーサー 魔法はもっと大きく広がるよ。 130 00:12:28,615 --> 00:12:30,617 くっ…。 131 00:12:30,617 --> 00:12:34,087 《グレイ:焦るな… マナを支配しろ…》 132 00:12:37,690 --> 00:12:40,526 《グレイ:多くのものに 恵まれなかった。 133 00:12:40,526 --> 00:12:45,865 そんな私が勝ち続けるために 最も欲したものは…》 134 00:12:45,865 --> 00:12:49,535 ((うおぉ~っ! 135 00:12:49,535 --> 00:12:51,537 あぁ…!)) 136 00:12:54,374 --> 00:12:56,876 《グレイ:気の支配だった》 137 00:13:05,885 --> 00:13:07,887 あっ! 138 00:13:11,391 --> 00:13:14,894 はっ! あっ…。 《グレイ:これだ…》 139 00:13:14,894 --> 00:13:16,896 お見事。 140 00:13:19,565 --> 00:13:22,068 アーサー。 141 00:13:22,068 --> 00:13:24,737 うっ!? 142 00:13:24,737 --> 00:13:28,741 あっ!? いったい何が…? 143 00:13:28,741 --> 00:13:31,911 (シルビア)声を出してはいけない。 はっ!? 144 00:13:31,911 --> 00:13:34,047 はっ!? 145 00:13:34,047 --> 00:13:36,215 (大きな足音) 146 00:13:36,215 --> 00:13:38,718 はっ!? 147 00:13:38,718 --> 00:13:44,390 《グレイ:何者だ…? どことなくシルビアに似ているが…》 148 00:13:44,390 --> 00:13:46,893 (シルビア)よくここが わかったね。 149 00:13:46,893 --> 00:13:50,897 (カデル)血のにおいが 導いてくれました。 150 00:13:50,897 --> 00:13:53,900 さぁ 共に来てください。 151 00:13:53,900 --> 00:13:55,902 (シルビア)お断りだよ。 152 00:13:55,902 --> 00:13:59,238 (カデル)手荒なまねは したくありませんが➡ 153 00:13:59,238 --> 00:14:01,407 致し方ありません。 154 00:14:03,910 --> 00:14:06,913 がっ… ぐっ…。 はっ! 155 00:14:06,913 --> 00:14:11,250 (シルビア)大丈夫 心配しないで。 シルビア…。 156 00:14:11,250 --> 00:14:14,253 (カデル)無理をすれば➡ 157 00:14:14,253 --> 00:14:16,923 死を早めますよ。 (シルビア)ハハ…。 158 00:14:16,923 --> 00:14:21,194 それは こっちのせりふだ! (カデル)むっ!? 159 00:14:26,099 --> 00:14:28,067 シルビア!? 160 00:14:40,179 --> 00:14:42,982 シルビア…。 ぐっ! 161 00:14:51,357 --> 00:14:56,362 バカな… こんな力を使えば あなたも無事では済みませんよ! 162 00:14:56,362 --> 00:15:00,867 かまわないさ。 私は十分幸せだった。 163 00:15:00,867 --> 00:15:03,169 ちょっと惜しいがね。 164 00:15:07,206 --> 00:15:09,909 オオ~ッ! 165 00:15:13,713 --> 00:15:16,716 あっ!? ハァ~ッ! 166 00:15:25,558 --> 00:15:27,894 ハッ! 167 00:15:27,894 --> 00:15:30,396 (カデル)どこを見ているのです! 168 00:15:32,865 --> 00:15:34,867 まずい。 はっ! 169 00:15:34,867 --> 00:15:36,836 ハァ~ッ! 170 00:15:47,046 --> 00:15:50,516 えっ…? (シルビア)おいで アーサー。 171 00:15:57,056 --> 00:16:01,060 これは…? 私の力さ。 172 00:16:01,060 --> 00:16:04,230 そんなことより どう? 173 00:16:04,230 --> 00:16:07,400 前より シルビアらしく見える? 174 00:16:07,400 --> 00:16:10,736 うん…。 竜だったんだね。 175 00:16:10,736 --> 00:16:13,906 人間は そう呼ぶわ。 さぁ➡ 176 00:16:13,906 --> 00:16:16,175 急がないとね。 177 00:16:21,080 --> 00:16:25,751 (シルビア)ごめん ちょっと 離れた場所につながったみたい。 178 00:16:25,751 --> 00:16:28,421 でも大丈夫よね。 179 00:16:28,421 --> 00:16:32,692 あなたには 生きるすべを教えたから。 180 00:16:32,692 --> 00:16:38,364 チビのアーサー その力で何をする? 181 00:16:42,869 --> 00:16:45,371 大切な人を守りたい。 182 00:16:45,371 --> 00:16:47,440 約束だよ。 183 00:16:51,210 --> 00:16:53,212 でも…。 アーサー…。 184 00:16:53,212 --> 00:16:57,683 はっ!? アンタにいくつか渡すものがある。 185 00:17:01,220 --> 00:17:05,892 その羽根に包んで 大切にしてあげてね。 186 00:17:05,892 --> 00:17:08,361 それと もう一つ。 187 00:17:12,732 --> 00:17:16,202 えっ? あっ… えっ!? 188 00:17:18,237 --> 00:17:22,909 これって…? いずれ… わかる…。 189 00:17:22,909 --> 00:17:27,747 これで終わり…。 お別れの時間だ。 190 00:17:27,747 --> 00:17:31,918 もう? 名残惜しいけどね。 はっ! 191 00:17:31,918 --> 00:17:35,821 本当は すぐに帰すこともできたんだ。 192 00:17:35,821 --> 00:17:39,325 けど… したくなかった…。 193 00:17:39,325 --> 00:17:42,662 どうして? アンタと暮らすのが➡ 194 00:17:42,662 --> 00:17:46,666 楽しかったから… だよ アーサー。 195 00:17:46,666 --> 00:17:52,672 シルビア… 守れないんだね… 僕の力じゃ…。 196 00:17:54,840 --> 00:17:59,011 せっかくシルビアに 教えてもらったのに…。 197 00:17:59,011 --> 00:18:01,347 約束したのに。 198 00:18:01,347 --> 00:18:04,350 これは決まっていたことさ。 199 00:18:04,350 --> 00:18:07,353 約束に入れなくてもいいよ。 200 00:18:07,353 --> 00:18:13,192 《グレイ:その言葉は 信じられないほど しぜんに出た。 201 00:18:13,192 --> 00:18:16,862 彼女から受けた恩が そうさせたのか…。 202 00:18:16,862 --> 00:18:22,535 ここでの日々が私を変えたのか…。 203 00:18:22,535 --> 00:18:24,704 あるいは…》 204 00:18:24,704 --> 00:18:29,709 竜でも… 魔物でも… なんでもいい…。 205 00:18:29,709 --> 00:18:32,511 シルビアは大切な家族だ。 206 00:18:32,511 --> 00:18:38,017 お母さんは もういるでしょ。 じゃあ… ばあば。 207 00:18:38,017 --> 00:18:42,021 はっ! ああ…。 208 00:18:42,021 --> 00:18:44,023 シルビア? 209 00:18:44,023 --> 00:18:46,359 なんでもないわ…。 210 00:18:46,359 --> 00:18:49,195 ねぇ もう一度 呼んでくれる? 211 00:18:49,195 --> 00:18:51,464 うん… ばあば。 212 00:18:54,367 --> 00:18:59,205 ありがとう… ぼうや…。 213 00:18:59,205 --> 00:19:16,555 ♬~ 214 00:19:16,555 --> 00:19:21,060 やっぱり嫌だよ! 一緒に行こうよ シルビア! 215 00:19:21,060 --> 00:19:24,030 シルビア~! 216 00:19:30,069 --> 00:19:32,038 フゥ…。 217 00:19:37,810 --> 00:19:40,913 アッ! ウゥ…。 218 00:19:43,816 --> 00:19:47,486 ようやく おとなしくなりましたか。 219 00:19:47,486 --> 00:19:49,989 (足音) 220 00:19:49,989 --> 00:19:53,325 まさか 死んでしまったのですか? 221 00:19:53,325 --> 00:19:56,662 あなたほどの方が あの程度で。 222 00:19:56,662 --> 00:19:59,365 わかっているじゃないか。 223 00:20:07,673 --> 00:20:09,875 ウガ~ッ! 224 00:20:12,511 --> 00:20:15,848 (爆発音) 225 00:20:15,848 --> 00:20:20,519 (女性)これでいい? (少女)十分よ ありがとう。 226 00:20:20,519 --> 00:20:24,023 (女性)あとはお願いね。 (少女)ええ。 227 00:20:24,023 --> 00:20:27,226 ここからは私がやるの。 228 00:20:29,195 --> 00:20:33,866 (シルビア)アーサー 私が言ったこと覚えている? 229 00:20:33,866 --> 00:20:36,535 (アーサー)うん 覚えている。 230 00:20:36,535 --> 00:20:41,874 (シルビア)なら大丈夫だ。 でも やっぱり悲しいよ。 231 00:20:41,874 --> 00:20:46,545 (シルビア)そうだね。 世界は悲しみに満ちている…。 232 00:20:46,545 --> 00:20:50,716 だからそれを 笑顔に変えないといけない…。 233 00:20:50,716 --> 00:20:55,054 そんなの無理だよ! 今は無理でもいい。 234 00:20:55,054 --> 00:20:59,225 一歩ずつ… 一歩ずつ…。 235 00:20:59,225 --> 00:21:02,728 それが私の望み。 くっ…。 236 00:21:02,728 --> 00:21:05,064 あなたなら きっとできる。 237 00:21:05,064 --> 00:21:07,733 最強の王だったのだから。 238 00:21:07,733 --> 00:21:10,069 あっ!? シルビア…? 239 00:21:10,069 --> 00:21:15,241 (シルビア)怒りと憎しみで その心をいっぱいにしないで…。 240 00:21:15,241 --> 00:21:21,914 どうか 新たな人生に光を。 グレイ王。 241 00:21:21,914 --> 00:21:25,584 はっ! 《グレイ:シルビア…。 242 00:21:25,584 --> 00:21:30,489 まさか お前が…?》 243 00:21:38,731 --> 00:21:40,733 (鳥の鳴き声) 244 00:21:40,733 --> 00:21:46,505 《アーサー:わかったよ シルビア》 245 00:21:51,744 --> 00:21:56,215 あっ! (物音)