1 00:00:00,917 --> 00:00:06,923 ♪~ 2 00:01:49,609 --> 00:01:54,239 ~♪ 3 00:01:58,993 --> 00:02:04,999 ♪~ 4 00:03:15,612 --> 00:03:21,618 ~♪ 5 00:03:30,293 --> 00:03:32,211 (サガ)次は巨蟹宮(きょかいきゅう) 6 00:03:34,088 --> 00:03:36,591 (カミュ)デスマスクも今はいない 無人の宮 7 00:03:36,925 --> 00:03:39,260 (シュラ)女神(アテナ)神殿に向けて急ぐぞ 8 00:03:56,486 --> 00:03:59,113 巨蟹宮に満ちた この小宇宙(コスモ)… 9 00:03:59,572 --> 00:04:01,449 いったい何だ? 10 00:04:05,578 --> 00:04:07,664 いや これは… 11 00:04:08,122 --> 00:04:10,917 小宇宙というより 死の気配に近い 12 00:04:11,042 --> 00:04:12,085 うん 13 00:04:13,086 --> 00:04:16,923 まるで冥界への入口のような 印象を受ける 14 00:04:17,464 --> 00:04:18,757 まさか… 15 00:04:20,510 --> 00:04:21,344 サガ 16 00:04:34,440 --> 00:04:35,400 サガ! 17 00:04:53,710 --> 00:04:55,128 (死人(しびと))ヒャーッ! 18 00:04:55,753 --> 00:04:56,879 (カミュ)あっ… 19 00:04:59,716 --> 00:05:01,009 これは? 20 00:05:12,854 --> 00:05:15,398 あれは… 黄泉比良坂(よもつひらさか) 21 00:05:15,523 --> 00:05:16,983 (死人)ウワーッ! 22 00:05:17,817 --> 00:05:21,779 (サガ)巨蟹宮の入口が まさしく死の国への入口― 23 00:05:21,904 --> 00:05:23,781 黄泉比良坂に変わっているとは 24 00:05:24,449 --> 00:05:27,410 (カミュ)このまま 巨蟹宮を突破しようと進めば― 25 00:05:27,535 --> 00:05:29,245 イヤでも あの穴に落ちてしまう 26 00:05:29,370 --> 00:05:30,705 (死人)ウワーッ… 27 00:05:31,372 --> 00:05:34,667 私たちに 死の国へ舞い戻れということか? 28 00:05:35,293 --> 00:05:36,419 (シュラ)バカな 29 00:05:36,919 --> 00:05:39,714 誰かが作り上げた幻影に 決まっている 30 00:05:40,548 --> 00:05:41,674 確かに 31 00:05:42,842 --> 00:05:46,721 しかし これほどの幻影を 作り出せる者とは いったい… 32 00:05:52,685 --> 00:05:53,686 サガ! 33 00:05:54,395 --> 00:05:55,480 あっ 34 00:05:56,856 --> 00:05:57,732 (死人)ウワー! 35 00:05:58,441 --> 00:05:59,358 これは… 36 00:06:01,235 --> 00:06:05,031 (サガ)現世と死界の間を 死にきれず さまよう亡者どもか? 37 00:06:05,698 --> 00:06:07,742 アアー 38 00:06:15,249 --> 00:06:19,087 (紫龍(しりゅう)) 何だ? この まがまがしい空気は 39 00:06:20,630 --> 00:06:24,133 ここは 本当に聖域(サンクチュアリ)なのか? 40 00:06:25,426 --> 00:06:27,678 老師(ろうし)は 無事でいらっしゃるだろうか? 41 00:06:27,887 --> 00:06:28,971 今は かろうじて― 42 00:06:29,097 --> 00:06:31,599 小宇宙を 感じ取ることができるだけ… 43 00:06:35,103 --> 00:06:38,231 いや ここで たじろいでいる暇はない 44 00:06:38,356 --> 00:06:40,983 行って 老師をお助けせねば 45 00:06:43,069 --> 00:06:43,903 ウッ! 46 00:06:46,030 --> 00:06:46,739 ウアッ! 47 00:06:51,410 --> 00:06:52,203 誰だ? 48 00:06:59,085 --> 00:07:00,128 この小宇宙は! 49 00:07:00,586 --> 00:07:05,049 (風の音) 50 00:07:09,053 --> 00:07:10,847 (サガ)ウッ ウウッ… 51 00:07:11,389 --> 00:07:12,640 消えろ! 52 00:07:16,352 --> 00:07:17,520 分からん 53 00:07:18,146 --> 00:07:21,315 いったい誰が この幻影を作り出しているのだ? 54 00:07:21,441 --> 00:07:24,026 サガ 双児宮(そうじきゅう)で― 55 00:07:24,152 --> 00:07:26,362 はるか教皇の間にいる カノンの存在さえ― 56 00:07:26,487 --> 00:07:28,406 見抜いた あなたにも 分からぬのか? 57 00:07:29,866 --> 00:07:33,119 己の存在を 一切 気取られぬようにしながら― 58 00:07:33,244 --> 00:07:37,248 なお これだけの小宇宙を放ち 我々を籠絡(ろうらく)するとは… 59 00:07:37,540 --> 00:07:39,709 なんという恐ろしい相手か 60 00:07:43,379 --> 00:07:44,505 (死人)ウウ… 61 00:07:45,339 --> 00:07:46,799 (シュラ)まったく― 62 00:07:47,133 --> 00:07:48,676 うっとおしい幻影どもだ! 63 00:07:51,888 --> 00:07:52,847 うおー 64 00:07:52,972 --> 00:07:54,682 うわー 65 00:07:55,391 --> 00:07:58,811 (サガ) 誰が作り出したかは知らんが この幻影… 66 00:07:59,270 --> 00:08:02,356 死の国からやってきた我々に 見せるとは― 67 00:08:02,732 --> 00:08:03,649 笑止! 68 00:08:04,192 --> 00:08:05,151 くらえ! 69 00:08:05,985 --> 00:08:09,363 ギャラクシアン エクスプロージョン! 70 00:08:13,493 --> 00:08:14,327 はあっ! 71 00:08:15,703 --> 00:08:17,121 とーあっ! 72 00:08:21,584 --> 00:08:22,460 (シュラ)ああ… 73 00:08:23,169 --> 00:08:24,837 幻影が消えた 74 00:08:25,338 --> 00:08:28,799 ここで いつまでも足止めを 食うわけにはいかぬからな 75 00:08:29,467 --> 00:08:32,595 ところで やつらは やはり ついてきているか? 76 00:08:33,179 --> 00:08:34,054 (シュラ)いる 77 00:08:34,514 --> 00:08:37,099 我々の後ろに ぴったりとな 78 00:08:37,808 --> 00:08:41,770 (カミュ) 無傷のまま抜けてきたはずの アルデバランの小宇宙も消えた 79 00:08:42,395 --> 00:08:46,067 恐らく やつらのうちの 誰かが残って やったのだろう 80 00:08:51,155 --> 00:08:52,490 (シュラ)チッ 81 00:08:53,491 --> 00:08:56,035 いっそのこと 片づけてしまうか? 82 00:08:56,160 --> 00:08:57,703 いや それはマズい 83 00:08:59,747 --> 00:09:01,582 やるのは いつでもできる 84 00:09:01,874 --> 00:09:03,793 それより 一刻も早く― 85 00:09:03,918 --> 00:09:06,546 アテナの元に たどり着くことが先決 86 00:09:07,088 --> 00:09:08,005 (シュラ)うん… 87 00:09:08,798 --> 00:09:09,840 アテナの元へ! 88 00:09:10,758 --> 00:09:12,385 (カミュ・シュラ)アテナの元へ! 89 00:09:20,601 --> 00:09:21,561 あっ… 90 00:09:22,436 --> 00:09:23,437 お前は? 91 00:09:23,563 --> 00:09:28,359 (足音) 92 00:09:30,528 --> 00:09:32,280 (一輝(いっき))五老峰(ごろうほう)に帰るんだな 93 00:09:32,863 --> 00:09:33,739 一輝 94 00:09:34,907 --> 00:09:36,617 なぜ俺に剣を向ける? 95 00:09:37,034 --> 00:09:40,371 (一輝)アテナは 聖域に近づくなと言ったはず 96 00:09:40,746 --> 00:09:44,959 足を踏み入れれば 命の保証はないとな 97 00:09:47,253 --> 00:09:48,671 そんなことを… 98 00:09:48,796 --> 00:09:51,299 アテナは 我々 青銅聖闘士(ブロンズセイント)を― 99 00:09:51,424 --> 00:09:53,801 用なしか足手まといと みなしたのだ 100 00:09:56,470 --> 00:09:59,515 だからといって アテナを見捨てるわけにはいかん 101 00:10:00,224 --> 00:10:06,439 一輝 お前もアテナの聖闘士ならば 共に戦うのが務めではないのか? 102 00:10:16,866 --> 00:10:19,493 俺は誰にも くみするつもりはない 103 00:10:19,952 --> 00:10:20,786 なんだと? 104 00:10:21,454 --> 00:10:23,289 それでは なぜここへ来た? 105 00:10:23,539 --> 00:10:25,333 (一輝)眺めに来たのだ 106 00:10:26,208 --> 00:10:30,671 恐らく最後の戦いとなるであろう 聖戦をな 107 00:10:31,005 --> 00:10:36,010 お前… そこまで分かっていながら なぜ ぬけぬけと― 108 00:10:36,135 --> 00:10:37,678 眺めに来たなどと言える? 109 00:10:37,803 --> 00:10:39,722 やあっ うっ! 110 00:10:39,930 --> 00:10:40,765 ウウッ… 111 00:10:42,224 --> 00:10:43,434 紫龍 112 00:10:44,477 --> 00:10:47,897 なぜ アテナの聖闘士という立場に こだわる? 113 00:10:48,105 --> 00:10:49,899 己を保つためか? 114 00:10:50,524 --> 00:10:52,568 それとも命令だからか? 115 00:10:53,194 --> 00:10:54,028 フン 116 00:10:55,780 --> 00:10:56,947 違う 117 00:10:57,323 --> 00:11:00,910 誰かに強いられたわけでも アテナの命令だからでもない! 118 00:11:01,869 --> 00:11:03,412 では なぜだ? 119 00:11:04,121 --> 00:11:06,791 俺自身がアテナを 仲間を 120 00:11:07,500 --> 00:11:10,503 そして アテナが守ろうとする人々を― 121 00:11:10,628 --> 00:11:12,296 守りたいと思うからだ 122 00:11:12,421 --> 00:11:13,255 (一輝)フッ 123 00:11:13,881 --> 00:11:15,132 何がおかしい? 124 00:11:15,257 --> 00:11:16,342 はっ! 125 00:11:17,343 --> 00:11:18,552 (一輝)とあっ! 126 00:11:18,928 --> 00:11:19,845 (紫龍)アアッ 127 00:11:20,763 --> 00:11:22,807 その体で何ができる? 128 00:11:23,391 --> 00:11:26,102 今ここに お前がいる意味はない! 129 00:11:26,560 --> 00:11:29,021 意味があろうと なかろうと― 130 00:11:29,355 --> 00:11:31,732 それでも俺は戦う! 131 00:11:32,400 --> 00:11:33,609 俺自身のために 132 00:11:34,860 --> 00:11:36,779 仲間との絆のために! 133 00:11:39,407 --> 00:11:41,909 それを邪魔しようというのなら― 134 00:11:42,368 --> 00:11:43,327 俺は! 135 00:11:50,751 --> 00:11:53,712 (一輝)どいつもこいつも バカなやつばかりだな 136 00:11:55,631 --> 00:11:56,715 (紫龍)なにっ? 137 00:11:59,343 --> 00:12:03,180 向こうにも1人 お前と同じようなバカがいたぞ 138 00:12:03,305 --> 00:12:04,140 フン 139 00:12:07,101 --> 00:12:08,144 もう1人… 140 00:12:08,978 --> 00:12:09,895 星矢(せいや)! 141 00:12:12,690 --> 00:12:13,524 待て 一輝! 142 00:12:14,942 --> 00:12:15,776 お前も… 143 00:12:16,861 --> 00:12:17,903 言ったはずだ 144 00:12:18,654 --> 00:12:21,907 誰にも くみするつもりはない… とな 145 00:12:27,079 --> 00:12:28,372 一輝… 146 00:12:35,463 --> 00:12:38,007 (シオン) とうに白羊宮(はくようきゅう)の火は消え― 147 00:12:38,215 --> 00:12:40,217 今や金牛宮(きんぎゅうきゅう)は おろか― 148 00:12:40,342 --> 00:12:43,596 双児宮の火まで 消えようとしているではないか 149 00:12:44,555 --> 00:12:46,599 (シオン)サガたちめ… 150 00:12:47,558 --> 00:12:50,102 なぜ 早く巨蟹宮を突破せぬのだ? 151 00:12:50,227 --> 00:12:52,855 (老師)フッホッホッホッホ 152 00:12:53,981 --> 00:12:58,027 あの世への入口でも 見つけたのじゃろうて 153 00:12:58,235 --> 00:12:59,111 (シオン)なにっ? 154 00:13:00,571 --> 00:13:04,283 (老師)死人が迷うて この世に出てきても― 155 00:13:04,408 --> 00:13:09,580 結局 死人の帰る所は あの世しかないということじゃよ 156 00:13:10,372 --> 00:13:14,210 (シオン)いいのか? 童虎(どうこ) そんなことを言って 157 00:13:15,169 --> 00:13:16,795 いずれは お前たちも― 158 00:13:16,921 --> 00:13:20,049 その死人の仲間入りを することになるのだぞ 159 00:13:21,717 --> 00:13:23,344 先の聖戦では― 160 00:13:23,469 --> 00:13:26,138 アテナと共に戦った 聖闘士のうち― 161 00:13:26,263 --> 00:13:30,226 私とお前 たった2人しか 生き残ることができなかった 162 00:13:33,187 --> 00:13:37,983 今度の聖戦は さらに長く 厳しいものとなるであろう 163 00:13:38,901 --> 00:13:42,321 恐らく 誰一人として生き残れまい 164 00:13:42,446 --> 00:13:44,782 聖闘士は全滅するのだ 165 00:13:46,408 --> 00:13:52,456 その最初の血祭りとなるのが 十二宮を守る黄金聖闘士たちよ 166 00:13:55,584 --> 00:13:59,088 (老師)神々のご意志とあらば それもまた― 167 00:13:59,213 --> 00:14:00,923 しかたなかろうな 168 00:14:08,472 --> 00:14:09,640 (紫龍)星矢! 169 00:14:11,016 --> 00:14:11,934 星矢! 170 00:14:15,020 --> 00:14:16,021 星矢 171 00:14:17,856 --> 00:14:18,691 星矢 172 00:14:20,276 --> 00:14:21,277 (星矢)アア… 173 00:14:23,153 --> 00:14:27,658 そうか… ペガサスの聖衣(クロス)を 勝ち取るために戦った― 174 00:14:27,783 --> 00:14:30,369 あのコロッセオに戻ってきたのか… 175 00:14:31,495 --> 00:14:33,497 なぜ こんな所に? 176 00:14:34,331 --> 00:14:39,086 ムウが… 俺を助けるために ここに飛ばしてくれたんだ 177 00:14:39,837 --> 00:14:40,796 ムウが? 178 00:14:41,338 --> 00:14:43,924 紫龍 お前こそ どうして? 179 00:14:45,926 --> 00:14:47,928 一輝が教えてくれたのだ 180 00:14:48,971 --> 00:14:51,348 一輝が? そりゃすげえ 181 00:14:51,473 --> 00:14:53,684 一輝が加わってくれりゃ 百人力だぜ 182 00:14:56,395 --> 00:14:57,938 あっ? どうした? 183 00:14:58,772 --> 00:14:59,690 一輝は どこだよ? 184 00:15:00,608 --> 00:15:01,775 一緒じゃないのか? 185 00:15:04,153 --> 00:15:05,529 一輝は加わらん 186 00:15:05,654 --> 00:15:06,739 ええっ? 187 00:15:07,948 --> 00:15:11,243 “俺たちが戦う意味は もはや ない”と 188 00:15:11,744 --> 00:15:14,663 何だって? 一輝が そんなことを? 189 00:15:20,794 --> 00:15:23,047 (星矢)双児宮の火が消えた 190 00:15:24,006 --> 00:15:24,965 (紫龍)あのときも― 191 00:15:26,383 --> 00:15:28,260 火時計が燃えていたな 192 00:15:31,055 --> 00:15:32,348 そうだ 193 00:15:33,140 --> 00:15:36,977 あのときも俺たちは アテナのために戦ったんだ 194 00:15:41,440 --> 00:15:42,566 一輝… 195 00:15:43,359 --> 00:15:45,611 臆病者のひきょう者が! 196 00:15:48,572 --> 00:15:50,783 もう どうでもいいぜ あんなやつ! 197 00:15:50,908 --> 00:15:51,825 (紫龍)いいや (星矢)えっ? 198 00:15:52,993 --> 00:15:55,788 一輝は 臆したから 加わらないのではない 199 00:15:56,413 --> 00:15:58,832 そういう男ではない ということは― 200 00:15:59,041 --> 00:16:01,251 お前が一番よく 分かっているんじゃないのか? 201 00:16:03,921 --> 00:16:05,881 何 言ってるんだよ 紫龍 202 00:16:06,382 --> 00:16:09,510 一輝は お前を聖域から 追い出そうとしたんだぜ? 203 00:16:09,969 --> 00:16:11,345 追い出そうとしたのは 204 00:16:11,470 --> 00:16:13,222 ムウも 同じではないのか? 205 00:16:18,519 --> 00:16:19,561 (星矢)ああ… 206 00:16:22,523 --> 00:16:24,400 今は何も言うまい 207 00:16:25,067 --> 00:16:27,152 きっと分かるときが来る 208 00:16:30,823 --> 00:16:32,574 ああー だといいけどな 209 00:16:33,075 --> 00:16:34,284 (紫龍)フッフフフ 210 00:16:34,743 --> 00:16:36,245 それより今は― 211 00:16:36,370 --> 00:16:39,456 アテナの元に たどり着くことだけを考えよう 212 00:16:40,457 --> 00:16:41,917 敵のことを考えると… 213 00:16:42,042 --> 00:16:45,129 ヘッ 死の国から フラフラ迷い出てきた― 214 00:16:45,254 --> 00:16:47,506 ヨボヨボの連中なんか 目じゃないぜ 215 00:16:48,215 --> 00:16:49,800 行こうぜ 紫龍 216 00:16:50,342 --> 00:16:51,218 (紫龍)うん 217 00:16:58,392 --> 00:17:00,185 絆… か 218 00:17:05,523 --> 00:17:06,567 (一輝の声)瞬(しゅん)… 219 00:17:07,401 --> 00:17:09,153 お前も そうなのか? 220 00:17:11,030 --> 00:17:12,614 (走る足音) 221 00:17:23,500 --> 00:17:25,169 どうなっているんだ? 222 00:17:25,836 --> 00:17:30,674 もう数十時間も この巨蟹宮の中を 走ってきた気がするが 223 00:17:31,216 --> 00:17:32,301 確かに 224 00:17:33,385 --> 00:17:37,890 だが それでいて まだ 数分間しか たっていない― 225 00:17:38,015 --> 00:17:39,099 そんな気もする 226 00:17:39,558 --> 00:17:44,396 どちらにしろ これはまた 何者かの幻影に取り込まれているな 227 00:17:48,609 --> 00:17:53,113 まるで 神の気まぐれにでも 翻弄されているかのような― 228 00:17:53,781 --> 00:17:55,365 この小宇宙は? 229 00:18:03,123 --> 00:18:04,416 この光は… 230 00:18:10,506 --> 00:18:12,758 (シュラ)よし 幻影を抜けるぞ 231 00:18:20,891 --> 00:18:21,725 あっ! 232 00:18:22,059 --> 00:18:23,102 (シュラ)サガ? (カミュ)どうした? 233 00:18:23,227 --> 00:18:26,605 出口などではない これは! 234 00:18:26,730 --> 00:18:27,606 ええっ? 235 00:18:28,273 --> 00:18:29,108 (シュラ)くうっ! 236 00:18:34,446 --> 00:18:35,322 (サガ)ううっ 237 00:18:41,620 --> 00:18:43,789 仏陀(ブッダ)の手のひらの上! 238 00:18:47,417 --> 00:18:51,630 俺たちは 数十時間も 走り続けたつもりでいたが… 239 00:18:51,755 --> 00:18:54,758 それも神仏にとっては 手のひらの上を― 240 00:18:54,883 --> 00:18:57,594 走り回っていたにすぎない とでもいうのか? 241 00:19:02,516 --> 00:19:03,767 分かったぞ 242 00:19:05,185 --> 00:19:07,980 ここまでのマネができるのは ただ1人― 243 00:19:08,772 --> 00:19:10,482 あの男しかいない 244 00:19:12,192 --> 00:19:14,486 最も神に近い男― 245 00:19:17,489 --> 00:19:20,742 乙女座バルゴのシャカ! 246 00:19:24,663 --> 00:19:26,206 (カミュ)バルゴのシャカ… 247 00:19:26,331 --> 00:19:27,166 あの男が― 248 00:19:27,958 --> 00:19:31,253 処女宮(しょじょきゅう)から この幻影のすべてを作り出して― 249 00:19:31,461 --> 00:19:34,089 俺たちを翻弄していたというのか? 250 00:19:35,883 --> 00:19:39,178 (サガ)だが 相手がシャカと分かった以上― 251 00:19:40,137 --> 00:19:42,389 これで反撃は可能となった 252 00:19:43,765 --> 00:19:47,102 シャカよ もはや 今までのようには いかんぞ 253 00:19:48,187 --> 00:19:51,064 黄金聖闘士の中で 次に死ぬのは― 254 00:19:51,190 --> 00:19:53,859 シャカよ お前だ! 255 00:20:00,574 --> 00:20:01,491 (シュラ)ああっ… 256 00:20:06,622 --> 00:20:08,749 (カミュ)仏陀の幻影が消し飛んだ 257 00:20:08,916 --> 00:20:12,002 これで この巨蟹宮から抜け出せる 258 00:20:12,127 --> 00:20:14,504 (サガ)いや それはまだできぬ 259 00:20:14,630 --> 00:20:15,464 なにっ? 260 00:20:16,924 --> 00:20:21,428 (サガ)我々は 単に 目の前の幻影を消したのみにすぎん 261 00:20:22,137 --> 00:20:25,891 これを作り出している根源である シャカを消さぬかぎり― 262 00:20:26,808 --> 00:20:29,853 我々が巨蟹宮を抜けることは できぬのだ 263 00:20:30,520 --> 00:20:32,773 シャカを倒さぬかぎり… 264 00:20:33,357 --> 00:20:34,399 そうだ 265 00:20:34,816 --> 00:20:35,651 見ろ 266 00:20:47,621 --> 00:20:49,957 無数の幻影が続いている 267 00:20:53,752 --> 00:20:55,212 くっ くくっ… 268 00:21:01,134 --> 00:21:05,973 シャカめ どうあっても ここから我々を出さぬつもりか? 269 00:21:06,473 --> 00:21:09,768 この巨蟹宮に 永遠に閉じ込めようというのか? 270 00:21:09,893 --> 00:21:12,354 いいや シャカとても― 271 00:21:12,562 --> 00:21:15,524 我々3人を相手に そこまで考えてはいまい 272 00:21:16,692 --> 00:21:19,319 火時計の火が 燃え尽きるまでの時間を― 273 00:21:19,444 --> 00:21:22,239 少しでも多く 稼ぐつもりに違いない 274 00:21:25,242 --> 00:21:28,412 だから こんな幻影に いちいち関わり合っていては― 275 00:21:28,537 --> 00:21:30,414 シャカの思惑に乗るだけ 276 00:21:30,956 --> 00:21:33,375 それを打ち崩すためには… 277 00:21:36,211 --> 00:21:39,798 死んでもらうぞ シャカ! 278 00:21:42,551 --> 00:21:46,013 (アイオリア)ああっ またしても巨蟹宮から小宇宙が! 279 00:21:46,638 --> 00:21:49,599 先ほど教皇の間に落ちたのと 同じレベルのものが― 280 00:21:49,725 --> 00:21:51,476 今度は処女宮に向かっている 281 00:21:54,396 --> 00:21:57,941 危ない! この近さでは 処女宮が粉々にされるぞ 282 00:22:00,944 --> 00:22:01,862 シャカ! 283 00:22:08,368 --> 00:22:09,828 やったか? 284 00:22:10,579 --> 00:22:12,205 いいや さすがシャカだ 285 00:22:13,290 --> 00:22:17,544 (サガ) 己の周りに完璧な防御壁を敷いて 微動だにせぬ 286 00:22:18,462 --> 00:22:22,507 (シャカ) カミュ シュラ そしてサガよ 287 00:22:23,383 --> 00:22:25,927 ハーデスの走狗(そうく)に 成り下がったとはいえ― 288 00:22:26,136 --> 00:22:29,389 かつては共に戦った アテナの聖闘士 289 00:22:29,931 --> 00:22:34,269 それゆえに できれば巨蟹宮に とどめておくだけにしたかったが… 290 00:22:38,732 --> 00:22:39,816 (シュラ)あれは… 291 00:22:40,358 --> 00:22:41,359 シャカの小宇宙が― 292 00:22:42,152 --> 00:22:44,988 (サガ) 最大に燃焼し始めたのを感じる 293 00:22:49,576 --> 00:22:51,328 (シャカ)オーム! 294 00:23:03,840 --> 00:23:05,842 天魔降伏(てんまこうふく) 295 00:23:08,970 --> 00:23:10,055 (3人)ああっ! 296 00:23:16,311 --> 00:23:17,145 (星矢)あっ 297 00:23:17,687 --> 00:23:22,609 まただ 最初は巨蟹宮から処女宮へ そして今度は逆に 298 00:23:22,734 --> 00:23:26,029 ああ すさまじい小宇宙がはじけた 299 00:23:26,154 --> 00:23:27,531 急がねば 300 00:23:28,281 --> 00:23:30,200 何か大変なことが起こっている 301 00:23:30,325 --> 00:23:31,159 (星矢)ああ 302 00:23:39,042 --> 00:23:42,295 一瞬にして サガたちの小宇宙が消えた… 303 00:23:42,420 --> 00:23:44,089 まさか サガたちは… 304 00:23:44,673 --> 00:23:49,511 あの世へ 逆戻りしたかもしれんのう 305 00:23:51,012 --> 00:23:52,389 くっ く… 306 00:23:53,014 --> 00:23:54,766 気になるか? シオン 307 00:23:55,267 --> 00:23:57,060 大事な仲間のことが 308 00:23:57,769 --> 00:24:02,566 (シオンの声) このままでは すべてが水泡に帰す やむをえん 309 00:24:03,024 --> 00:24:04,526 どこへ行く? シオン 310 00:24:05,485 --> 00:24:07,070 わしがいるかぎり― 311 00:24:07,195 --> 00:24:10,490 お前は この場を動くことはできんぞ 312 00:24:14,578 --> 00:24:16,163 ならば 童虎 313 00:24:16,997 --> 00:24:19,416 先にお前を倒すしかあるまい 314 00:24:24,921 --> 00:24:28,800 (シオンの声) かつての友 共に戦った仲間 315 00:24:28,925 --> 00:24:31,344 それゆえに 後にしようと思っていたが― 316 00:24:32,095 --> 00:24:35,807 遅かれ早かれ 討たねばならぬのだからな 317 00:24:36,474 --> 00:24:42,814 (老師)では わしは お前を 迎えうたねばならぬのであろうな 318 00:24:43,440 --> 00:24:45,108 いくぞ 童虎! 319 00:24:46,484 --> 00:24:47,986 いざ シオン! 320 00:25:01,541 --> 00:25:07,088 ♪~ 321 00:26:03,019 --> 00:26:09,025 ~♪ 322 00:26:14,072 --> 00:26:16,408 (星矢) 邪悪に染まったシオンの猛攻に 323 00:26:16,533 --> 00:26:18,994 紫龍と老師は なすすべもないのか? 324 00:26:19,577 --> 00:26:23,581 今こそ いにしえのアテナの封印を 解き放つ時が来た 325 00:26:24,582 --> 00:26:28,169 老師の背に 若き猛虎の姿が 浮かび上がるとき― 326 00:26:28,378 --> 00:26:30,797 光り輝く戦士が復活する 327 00:26:31,339 --> 00:26:33,967 聖闘士星矢「古(いにしえ)の闘士」 328 00:26:34,426 --> 00:26:37,429 君は小宇宙を感じたことがあるか? 329 00:26:40,432 --> 00:26:46,438 ♪~ 330 00:28:09,104 --> 00:28:15,110 ~♪