1 00:00:01,835 --> 00:00:07,841 ♪~ 2 00:01:18,912 --> 00:01:24,918 ~♪ 3 00:01:29,005 --> 00:01:31,925 (ナレーター) 目の治療のため 五老峰(ごろうほう)に戻った紫龍(しりゅう)だが 4 00:01:32,050 --> 00:01:33,927 春麗(しゅんれい)の手厚い看護のかいもなく― 5 00:01:34,427 --> 00:01:37,055 一向に回復の兆しはなかった 6 00:01:37,555 --> 00:01:39,224 その紫龍の前に― 7 00:01:39,349 --> 00:01:43,102 かつて 老師の下(もと)で 一緒に修行をしていた王虎(おうこ)が現れた 8 00:01:43,686 --> 00:01:46,523 紫龍に対して 激しい闘争心を燃やす王虎は― 9 00:01:46,648 --> 00:01:48,149 戦いを挑んできた 10 00:01:50,026 --> 00:01:52,821 そのころ 星矢(せいや)は 紫龍の目を治すため― 11 00:01:52,946 --> 00:01:56,116 ムウのいるジャミールへ 苦難の旅を続けていた 12 00:01:56,908 --> 00:01:59,035 そして 紫龍自身も― 13 00:01:59,202 --> 00:02:01,955 立ち直るために 悩み苦しんでいた 14 00:02:36,156 --> 00:02:37,240 (王虎)ふっ! 15 00:03:23,286 --> 00:03:24,120 ん? 16 00:03:24,954 --> 00:03:25,788 誰だ? 17 00:03:29,334 --> 00:03:30,919 フン 老師か 18 00:03:31,044 --> 00:03:32,378 破門した弟子に何の用だ? 19 00:03:33,463 --> 00:03:36,257 それとも あんたの愛弟子 紫龍に代わって― 20 00:03:36,382 --> 00:03:38,009 命乞いにでも来たのか? 21 00:03:39,093 --> 00:03:40,303 (老師)王虎や 22 00:03:40,428 --> 00:03:43,389 お前 相当に腕を上げたようじゃな 23 00:03:47,352 --> 00:03:49,395 確かに 腕だけはな 24 00:03:50,313 --> 00:03:51,481 どういう意味だ 25 00:03:53,733 --> 00:03:54,567 フッ 26 00:04:13,544 --> 00:04:14,796 (王虎)たあっ! 27 00:04:19,968 --> 00:04:22,428 どんなもんだい 紫龍 お前もやってみろよ 28 00:04:22,929 --> 00:04:24,430 (紫龍)よし 俺だって 29 00:04:25,139 --> 00:04:27,433 2人とも くだらんことは よしなさい 30 00:04:27,558 --> 00:04:28,726 老師 31 00:04:28,851 --> 00:04:32,981 でも自分の拳(けん)を鍛え試すことが どうして いけないんですか? 32 00:04:33,231 --> 00:04:37,110 (老師)岩を砕くのに なぜ拳を使う必要がある? 33 00:04:37,235 --> 00:04:40,613 玄翁(げんのう)でも使えば 済むことじゃなかろうか 34 00:04:40,738 --> 00:04:45,201 あーあ また老師の禅問答が始まった 35 00:04:45,952 --> 00:04:47,829 チェッ 面白くもねえ 36 00:04:48,371 --> 00:04:49,831 ならば 王虎よ 37 00:04:49,998 --> 00:04:52,917 その川の流れを砕いてみよ 38 00:04:53,876 --> 00:04:55,336 川の流れを? 39 00:04:55,461 --> 00:04:57,672 よ… よし やってやるぜ! 40 00:05:09,684 --> 00:05:10,518 とうっ! 41 00:05:12,437 --> 00:05:13,688 プハッ! ハア 42 00:05:13,813 --> 00:05:15,857 ハハハハハッ 43 00:05:16,607 --> 00:05:19,235 それでは 川面をたたいてるだけじゃわい 44 00:05:19,694 --> 00:05:20,695 クソォ! 45 00:05:21,779 --> 00:05:22,613 とうっ! 46 00:05:23,072 --> 00:05:24,073 たあっ! 47 00:05:24,198 --> 00:05:25,616 紫龍よ 48 00:05:26,451 --> 00:05:28,786 お前も よく見ておくがいい 49 00:05:28,911 --> 00:05:32,081 たとえ 王虎の拳が 岩をも砕く拳であろうと― 50 00:05:32,540 --> 00:05:35,043 水を砕くこともできんではないか 51 00:05:35,585 --> 00:05:37,712 (紫龍の声) 老師なら できるというのか? 52 00:05:40,548 --> 00:05:44,260 川の流れを砕くなんて はなから無理な話だったんだ 53 00:05:44,594 --> 00:05:46,179 いくら老師でも… 54 00:05:56,064 --> 00:05:58,608 (老師)んんん… 55 00:06:10,203 --> 00:06:11,370 なんだって! 56 00:06:11,871 --> 00:06:14,874 川の中に穴が! しかも流れにも消えない 57 00:06:15,666 --> 00:06:17,919 紫龍 そして王虎よ 58 00:06:18,086 --> 00:06:21,005 決して 己の強さに うぬぼれては ならん 59 00:06:21,130 --> 00:06:24,884 真の強さを知り 己が身につけるまではのう 60 00:06:28,012 --> 00:06:31,140 2人とも まだまだ修行が足らんようだな 61 00:06:31,265 --> 00:06:33,309 ハハハハハッ 62 00:06:39,065 --> 00:06:40,108 だが 老師 63 00:06:40,608 --> 00:06:44,028 俺には あんたのような屁理屈(へりくつ)は通用せん 64 00:06:44,987 --> 00:06:46,405 俺の親たちは― 65 00:06:46,614 --> 00:06:50,284 まだ俺が幼いとき 野盗に襲われ なぶり殺しにされた 66 00:06:50,701 --> 00:06:53,621 まるで この鹿のようにな 67 00:06:55,623 --> 00:06:58,417 (刺す音と悲鳴) 68 00:07:01,546 --> 00:07:03,965 (王虎)俺は そのとき 父や母 69 00:07:04,257 --> 00:07:06,926 兄弟たちをなぶり殺しにした 野盗たちよりも― 70 00:07:07,301 --> 00:07:09,887 何もできずに おびえていた自分を憎んだ 71 00:07:10,763 --> 00:07:12,765 そして あんたに 破門されたあと― 72 00:07:12,890 --> 00:07:15,435 強敵を求めて 各地で戦い抜くうち― 73 00:07:15,685 --> 00:07:17,145 はっきり分かったんだ 74 00:07:17,311 --> 00:07:20,273 敵を倒し 勝ち残ることこそ― 75 00:07:20,398 --> 00:07:22,984 まごうことなき 真の強さだとな! 76 00:07:29,490 --> 00:07:31,993 だから 紫龍も倒す 77 00:07:32,577 --> 00:07:35,121 やはり まだ わしが― 78 00:07:35,246 --> 00:07:40,042 お前を破門した理由を 悟っていなかったんじゃな 王虎 79 00:07:40,585 --> 00:07:42,044 そればかりか― 80 00:07:42,503 --> 00:07:45,506 とうとう 修羅にまで 落ちぶれ果てたか 81 00:07:45,631 --> 00:07:46,591 悲しいことよ 82 00:07:46,966 --> 00:07:47,884 なにっ 83 00:07:48,009 --> 00:07:50,428 あんたは 俺が紫龍を倒すことが不服なんだ 84 00:07:50,553 --> 00:07:51,721 だから そんなこと… 85 00:07:51,846 --> 00:07:54,849 いや 紫龍死すとも これまた宿命 86 00:07:54,974 --> 00:07:58,644 ただ たとえ お前が 世界一の使い手になろうと― 87 00:07:58,769 --> 00:08:00,688 それは真の強さではない 88 00:08:00,980 --> 00:08:04,066 戦うことの原点を 知らぬ者の拳は― 89 00:08:04,192 --> 00:08:06,068 いずれ 敗れ去るのみ 90 00:08:06,194 --> 00:08:08,321 わしの言いたいのは それだけじゃわい 91 00:08:08,446 --> 00:08:12,200 俺を侮るとは たとえ元師匠とはいえ許せん 92 00:08:12,742 --> 00:08:14,160 偉そうなことを言う前に― 93 00:08:14,285 --> 00:08:16,078 老師よ 俺の拳を受けてみろ 94 00:08:17,038 --> 00:08:18,080 たあーっ! 95 00:08:20,208 --> 00:08:21,209 うっ 96 00:08:21,584 --> 00:08:22,418 何だ? 97 00:08:22,543 --> 00:08:24,962 老師を包む この静かにて強固な小宇宙(コスモ)は 98 00:08:25,713 --> 00:08:28,174 あのときの川の流れと同じ 99 00:08:28,341 --> 00:08:31,052 砕くことも いや 近づくことさえできない 100 00:08:56,118 --> 00:09:00,039 (紫龍の声) 確かに あのときの俺は 生まれて初めて恐れを感じ 101 00:09:00,373 --> 00:09:02,792 かつての俺のような 自信を失っていた 102 00:09:03,626 --> 00:09:04,752 王虎の言うとおり― 103 00:09:05,294 --> 00:09:07,588 戦う前から 勝負は ついていたのだ 104 00:09:08,005 --> 00:09:10,466 俺は目の光よりも― 105 00:09:10,967 --> 00:09:14,136 聖闘士(セイント)として 最も大事なものを なくしてしまっていた 106 00:09:14,887 --> 00:09:16,764 どのみち 王虎に倒される俺ならば― 107 00:09:17,598 --> 00:09:21,227 もとより 聖闘士として 星矢たちと戦う資格もない! 108 00:09:22,895 --> 00:09:24,105 勝つもよし 109 00:09:24,772 --> 00:09:27,233 かつての友の手によって 負けるもよし 110 00:09:39,787 --> 00:09:43,457 いよいよ 王虎と戦うつもりだな 紫龍 111 00:09:45,751 --> 00:09:47,044 (紫龍)はい 老師 112 00:09:47,253 --> 00:09:51,007 どうか 勝負が終わるまで この聖衣(クロス)をお預かりください 113 00:09:51,632 --> 00:09:52,633 そして― 114 00:09:52,842 --> 00:09:55,636 私が 真のドラゴンに ふさわしい男ならば― 115 00:09:55,886 --> 00:09:58,264 必ず この聖衣を 取りにくるでしょう 116 00:10:11,777 --> 00:10:14,447 フン 死を覚悟することによって― 117 00:10:14,572 --> 00:10:17,658 もはや 何の迷いもないというわけか 118 00:10:27,043 --> 00:10:31,005 だが それだけでは 王虎に勝つことは叶(かな)うまいな 119 00:10:36,135 --> 00:10:39,513 お前が戦う目的を考えてみろ 120 00:10:39,680 --> 00:10:42,183 お前は何のために戦うのか? 121 00:10:42,308 --> 00:10:43,976 それが分からないかぎり― 122 00:10:44,101 --> 00:10:49,190 己の内にある小宇宙を 最大限に爆発させることはできまい 123 00:10:50,733 --> 00:10:51,567 老師… 124 00:11:06,707 --> 00:11:10,002 (紫龍の声) 春麗 俺のために薬を 125 00:11:10,878 --> 00:11:14,215 だが 俺は 二度と戻れないかもしれない 126 00:11:14,632 --> 00:11:16,050 許してくれ 春麗 127 00:11:22,264 --> 00:11:26,435 (走る足音) 128 00:11:34,527 --> 00:11:36,487 (星矢)あれがムウの館らしいな 129 00:11:51,794 --> 00:11:53,921 (風の音) (星矢)あっ… 130 00:12:08,436 --> 00:12:09,270 あっ! 131 00:12:12,064 --> 00:12:13,149 うわっ 132 00:12:13,274 --> 00:12:14,400 ああっ! 133 00:12:28,622 --> 00:12:31,250 こんなことで まいるような俺じゃねえぜ 134 00:12:31,375 --> 00:12:34,336 待ってろ もうすぐだからな 紫龍 135 00:12:55,483 --> 00:12:56,484 (紫龍)王虎 136 00:12:56,734 --> 00:13:00,362 お前との約束を果たすため 今日こそ決着をつけにきた 137 00:13:00,988 --> 00:13:02,114 いいだろう 138 00:13:07,077 --> 00:13:08,370 これで条件は同じだ 139 00:13:15,085 --> 00:13:18,506 (老師の声)ついに龍と虎が戦うか 140 00:13:19,048 --> 00:13:21,884 どちらが勝つにせよ ただでは済まぬ 141 00:13:22,593 --> 00:13:23,427 いくぜ 紫龍 142 00:13:23,594 --> 00:13:24,386 来い 王虎 143 00:13:25,179 --> 00:13:26,847 でやあーっ! 144 00:13:33,437 --> 00:13:34,355 あっ 145 00:13:34,647 --> 00:13:35,481 うやあーっ! 146 00:13:39,151 --> 00:13:40,152 でやあーっ! 147 00:13:43,280 --> 00:13:44,698 (王虎)むうっ! (紫龍)あっ 148 00:13:45,407 --> 00:13:46,617 (紫龍)ウアッ 149 00:13:49,078 --> 00:13:50,246 数え切れないほど― 150 00:13:50,371 --> 00:13:52,748 修羅どもの血を吸った この虎の爪が― 151 00:13:52,915 --> 00:13:55,501 今度は お前を血祭りにしてくれるわ 152 00:14:04,510 --> 00:14:06,720 フフフ… もう後がないぜ 153 00:14:12,851 --> 00:14:14,645 食らえ 紫龍! 154 00:14:14,770 --> 00:14:15,896 (紫龍)ああっ… 155 00:14:17,523 --> 00:14:18,732 (王虎)でぃやっ! 156 00:14:18,857 --> 00:14:20,401 勝負は これからだぜ 157 00:14:25,322 --> 00:14:26,282 (紫龍)くっ! 158 00:14:26,824 --> 00:14:28,075 王虎 貴様 159 00:14:30,911 --> 00:14:32,997 (王虎)フハハハハ… 160 00:14:33,205 --> 00:14:34,290 うっ? 161 00:14:34,748 --> 00:14:36,458 (2人)うわーっ! 162 00:14:40,629 --> 00:14:41,964 (水しぶきの音) 163 00:14:54,435 --> 00:14:56,020 ああ… うっ 164 00:14:56,186 --> 00:14:57,021 あっ 165 00:14:58,147 --> 00:15:01,901 辺りに気配はない どこへ消えたんだ 王虎 166 00:15:09,825 --> 00:15:11,201 (紫龍)あっ! (王虎)とりゃっ! 167 00:15:11,327 --> 00:15:12,953 (紫龍)なに? (王虎)でやっ! 168 00:15:15,414 --> 00:15:17,625 (王虎)フフフハハハ… 169 00:15:18,584 --> 00:15:20,711 ついに捕まえたぞ 紫龍 170 00:15:21,420 --> 00:15:23,005 これだけは言っといてやる 171 00:15:23,130 --> 00:15:24,715 (紫龍)ウウッ… 172 00:15:26,133 --> 00:15:29,970 いまだかつて この虎の爪から逃れたやつは― 173 00:15:30,679 --> 00:15:31,972 1人もいないとな! 174 00:15:32,431 --> 00:15:34,308 (紫龍)ウウア… 175 00:15:35,100 --> 00:15:37,978 (春麗の声) どこに行ったの 紫龍? まさか 紫龍は王虎と… 176 00:15:40,522 --> 00:15:43,734 もはや これまでのようだな 紫龍 この勝負 俺の… 177 00:15:44,276 --> 00:15:47,529 お前も言ったはずだ 勝負は これからだとな 178 00:15:47,655 --> 00:15:48,364 なに! 179 00:15:48,822 --> 00:15:49,907 ううっ! 180 00:15:54,411 --> 00:15:56,330 (紫龍)でやあっ! (王虎)ウワッ! 181 00:15:57,915 --> 00:15:59,124 アアッ 182 00:16:00,626 --> 00:16:04,421 たとえ片腕が砕けようと 虎の爪は死なず! 183 00:16:04,880 --> 00:16:06,423 (紫龍)もはや やむをえん! 184 00:16:06,548 --> 00:16:07,925 でやあーっ! 185 00:16:08,050 --> 00:16:10,552 (紫龍)廬山昇龍覇(ろざんしょうりゅうは)! 186 00:16:13,389 --> 00:16:14,765 グアッ! 187 00:16:18,352 --> 00:16:19,436 決まったか 188 00:16:20,521 --> 00:16:23,774 今のが老師直伝の廬山昇龍覇か… 189 00:16:23,899 --> 00:16:24,775 王虎! 190 00:16:25,442 --> 00:16:26,986 (王虎)見事だ 紫龍 191 00:16:27,111 --> 00:16:29,697 それでこそ 俺の宿敵にふさわしい男 192 00:16:30,030 --> 00:16:31,740 とくと見せてもらった 193 00:16:31,865 --> 00:16:32,700 だが それも― 194 00:16:32,825 --> 00:16:35,285 俺にとどめを刺すことは できなかったようだな 195 00:16:36,370 --> 00:16:39,248 (紫龍の声) 俺の昇龍覇を食らって 立ち上がってくるとは 196 00:16:40,290 --> 00:16:41,792 (春麗)ハア ハア… 197 00:16:42,710 --> 00:16:43,794 (春麗の声)紫龍! 198 00:16:44,545 --> 00:16:45,796 (紫龍の声)まさか 王虎は… 199 00:16:46,380 --> 00:16:48,799 この勝負 俺の勝ちだな 紫龍 200 00:16:48,924 --> 00:16:49,800 なに? 201 00:16:50,300 --> 00:16:53,095 そのわけは お前が 一番よく知っているはずだ 202 00:16:53,220 --> 00:16:55,639 なぜなら 昇龍覇という技は― 203 00:16:55,806 --> 00:16:59,435 お前の小宇宙を 最大限に 爆発させることによって なせる技 204 00:16:59,560 --> 00:17:00,811 二度は使えまい 205 00:17:00,936 --> 00:17:01,770 もし 使えば― 206 00:17:01,895 --> 00:17:04,815 お前は自らの昇龍覇によって 自滅することになる 207 00:17:04,940 --> 00:17:05,983 あっ 208 00:17:06,442 --> 00:17:08,402 まさに王虎の言うとおり 209 00:17:08,527 --> 00:17:09,903 王虎はそれを知っていて― 210 00:17:10,029 --> 00:17:13,406 わざと自分の体を的に 昇龍覇を受けたのだ 211 00:17:13,906 --> 00:17:15,784 何という執念の男 212 00:17:15,909 --> 00:17:18,287 まさに戦う鬼神か 213 00:17:18,412 --> 00:17:20,289 これで お前との決着はついたも同然! 214 00:17:20,914 --> 00:17:22,332 紫龍 覚悟! 215 00:17:23,166 --> 00:17:25,627 やめて! お願いだから 2人とも もうやめて 216 00:17:26,837 --> 00:17:28,088 (紫龍の声)春麗 217 00:17:28,505 --> 00:17:31,008 俺は どうしても 戦わねばならないんだ 218 00:17:31,550 --> 00:17:32,968 たとえ死んでも 219 00:17:33,844 --> 00:17:37,306 (瞬(しゅん))紫龍! 頑張るんだ! 220 00:17:37,681 --> 00:17:39,641 (氷河(ひょうが))しっかりしろよ 紫龍! 221 00:17:40,267 --> 00:17:42,478 (星矢) こんな所で くたばるつもりか! 222 00:17:42,603 --> 00:17:45,147 俺たちのことを忘れたのか 紫龍! 223 00:17:45,939 --> 00:17:46,940 星矢 224 00:17:47,232 --> 00:17:49,902 (老師) お前の戦う目的を考えてみろ 225 00:17:50,027 --> 00:17:51,945 お前は何のために戦うのか? 226 00:17:52,154 --> 00:17:54,656 (紫龍の声)そうか 今 はっきりと分かったぞ 227 00:17:55,074 --> 00:17:57,117 紫龍 貴様 まさか― 228 00:17:57,242 --> 00:17:58,827 再び昇龍覇を撃つのか 229 00:17:58,952 --> 00:18:00,329 死ぬのを承知のうえで 230 00:18:02,581 --> 00:18:04,458 (紫龍) もとより 死は覚悟のうえ 231 00:18:05,000 --> 00:18:08,962 だが 俺には 死を懸けても 守らねばならないものがある 232 00:18:09,213 --> 00:18:11,298 それが今 はっきりと分かった 233 00:18:11,882 --> 00:18:14,426 愛する仲間たちの住む この世界だ 234 00:18:14,635 --> 00:18:16,261 そのために俺は戦う 235 00:18:16,804 --> 00:18:19,348 くだらん! 血迷ったか 紫龍 236 00:18:19,807 --> 00:18:24,478 お前との勝負が宿命ならば それも あえて受けて立つ 237 00:18:25,312 --> 00:18:27,981 俺は本当の戦う目的を知った 238 00:18:28,774 --> 00:18:31,235 たとえ ここで死ぬことがあろうと― 239 00:18:31,360 --> 00:18:32,986 後悔はせん! 240 00:18:33,695 --> 00:18:35,364 でやあっ! 241 00:18:40,994 --> 00:18:43,997 一度目より 強力な昇龍覇を撃てるはずがない 242 00:18:44,123 --> 00:18:45,999 (紫龍)廬山昇龍覇! 243 00:18:54,591 --> 00:18:57,469 ついに悟ったな 紫龍よ 244 00:19:01,014 --> 00:19:02,099 (春麗)あ… 245 00:19:12,025 --> 00:19:12,985 (紫龍)王虎 246 00:19:14,903 --> 00:19:16,530 (王虎)見事だ 紫龍 247 00:19:16,697 --> 00:19:18,615 完全に俺の負けだ 248 00:19:19,241 --> 00:19:22,077 (紫龍) いや 利き腕を使えたら― 249 00:19:22,411 --> 00:19:25,205 お前の紫電拳(しでんけん)は もっと強かったはずだ 250 00:19:25,539 --> 00:19:28,792 だとすれば 負けていたのは 俺のほうだったかもしれん 251 00:19:29,251 --> 00:19:30,294 そうじゃない 252 00:19:30,419 --> 00:19:32,754 お前は 俺にないものを 見つけたのだ 253 00:19:32,963 --> 00:19:37,384 老師の言われた戦う目的 原点というものをな 254 00:19:37,926 --> 00:19:40,053 やっと分かったぜ 255 00:19:40,262 --> 00:19:42,848 お前こそ 真の強さを持つ男だ 256 00:19:42,973 --> 00:19:43,807 王虎 257 00:19:44,266 --> 00:19:46,768 (老師)王虎よ やっと分かってくれたな 258 00:19:46,935 --> 00:19:50,439 お前がそれを分かってくれる日を どんなに待っていたか 259 00:19:50,564 --> 00:19:51,732 破門は解こう 260 00:19:51,899 --> 00:19:54,818 お前も紫龍と同じ わしの大切な弟子じゃ 261 00:19:55,611 --> 00:19:57,571 (王虎)ありがとう 老師 262 00:19:58,405 --> 00:19:59,406 (老師)うん 263 00:20:00,949 --> 00:20:02,826 しっかりするんだ 王虎! 264 00:20:04,077 --> 00:20:05,954 ありがとう 紫龍 265 00:20:06,205 --> 00:20:08,749 お前は立派な ドラゴンの聖闘士として― 266 00:20:09,082 --> 00:20:12,461 俺の分まで生きて戦ってくれ 267 00:20:12,753 --> 00:20:13,795 ハア… 268 00:20:18,425 --> 00:20:19,718 (老師の声)紫龍よ 269 00:20:19,968 --> 00:20:24,264 お前には もう何も教えることは なくなってしまったようじゃな 270 00:20:24,556 --> 00:20:27,643 そろそろ わしも 自分の仕事に かかるとするか 271 00:20:32,731 --> 00:20:33,857 (紫龍の声)王虎 272 00:20:34,233 --> 00:20:36,443 また お前と約束をしてしまった 273 00:20:36,818 --> 00:20:40,072 だが今度も必ず守ってみせるぞ 274 00:20:41,031 --> 00:20:42,741 俺は 目の光より― 275 00:20:42,866 --> 00:20:45,077 もっと大切なものを 得ることができた 276 00:20:45,953 --> 00:20:48,914 俺は星矢たちのもとへ戻る 277 00:20:50,415 --> 00:20:53,418 お前は故郷の この五老峰で 静かに眠れ 278 00:20:53,919 --> 00:20:57,256 そして いつまでも 俺たちのことを― 279 00:20:57,798 --> 00:20:59,716 しっかり見守っていてくれ 280 00:21:02,386 --> 00:21:04,930 (星矢) なんだって! ムウがいない? 281 00:21:06,014 --> 00:21:09,184 ど… どこへ行ってしまったんだ? 貴鬼(きき) 教えてくれ 282 00:21:09,685 --> 00:21:12,729 (貴鬼) 俺も紫龍の目を治す方法を ご存じないかと思って― 283 00:21:12,854 --> 00:21:15,482 捜してみたんだけど 分からないんだ 284 00:21:15,607 --> 00:21:18,110 ただ 何となく妙な胸騒ぎがする 285 00:21:18,235 --> 00:21:19,069 えっ? 286 00:21:33,917 --> 00:21:36,837 (城戸沙織(きどさおり)) 何か 呼び合うような小宇宙が… 287 00:22:33,185 --> 00:22:39,024 ♪~ 288 00:23:34,955 --> 00:23:40,961 ~♪ 289 00:23:45,090 --> 00:23:46,842 (星矢)紫龍の目を 治せるかもしれないという 290 00:23:46,967 --> 00:23:49,344 命の水は本当にあるのか? 291 00:23:49,678 --> 00:23:53,557 霊峰ジャンダーラの頂上を 目指す俺に 次々と襲いくる巨岩 292 00:23:53,682 --> 00:23:54,850 そして オオワシの群れ 293 00:23:55,350 --> 00:23:59,271 そこに白銀(シルバー)聖闘士アラクネが放つ タランチュラネットが 294 00:23:59,396 --> 00:24:03,191 紫龍 俺は必ず持ち帰るぞ 命の水を! 295 00:24:03,567 --> 00:24:07,279 聖闘士星矢 「決死行! 開けドラゴンの目よ」 296 00:24:07,737 --> 00:24:10,574 君は小宇宙を感じたことがあるか?