1 00:00:01,835 --> 00:00:07,841 ♪~ 2 00:01:18,870 --> 00:01:24,876 ~♪ 3 00:01:27,378 --> 00:01:29,964 (ナレーター)射手座(いてざ)の 黄金聖衣(ゴールドクロス)を身に着けた星矢(せいや)と 4 00:01:30,089 --> 00:01:32,759 アイオリアの死闘のさなか 現れた沙織(さおり)は― 5 00:01:33,301 --> 00:01:36,262 アイオリアに 真の敵は アーレスであることを告げた 6 00:01:37,972 --> 00:01:39,349 そして アーレスこそが― 7 00:01:39,474 --> 00:01:43,311 13年前 アテナを抹殺しようとした 張本人であり― 8 00:01:43,436 --> 00:01:46,898 逆賊の汚名を着せられた アイオリアの兄 アイオロスは― 9 00:01:47,023 --> 00:01:49,150 正義のために戦った 聖闘士(セイント)だったことが― 10 00:01:49,275 --> 00:01:50,735 分かったのである 11 00:01:52,445 --> 00:01:55,490 新たなる決意を胸に 聖域(サンクチュアリ)へ戻るアイオリア 12 00:01:56,074 --> 00:01:58,493 それを見送る沙織と星矢も― 13 00:01:58,618 --> 00:02:03,081 聖域との決戦の日が近づいたことを ひしと感じるのであった 14 00:02:22,016 --> 00:02:25,061 (星矢)そうか 紫龍(しりゅう)からは まだ連絡がないのか 15 00:02:25,562 --> 00:02:28,314 貴鬼(きき)もとっくに 五老峰(ごろうほう)に着いているはずなんだが 16 00:02:28,439 --> 00:02:30,692 (氷河(ひょうが)) 連絡がないといえば 一輝(いっき)もだ 17 00:02:30,817 --> 00:02:33,236 (瞬(しゅん))ごめんね いよいよという時に兄さんまで 18 00:02:33,820 --> 00:02:36,573 瞬 何もお前が謝ることはないさ 19 00:02:36,739 --> 00:02:40,368 ただ これから俺たちが 乗り込もうとする聖域には― 20 00:02:40,535 --> 00:02:42,537 俺たち以上のパワーを持った 黄金(ゴールド)聖闘士が― 21 00:02:42,662 --> 00:02:44,289 待ち構えているかもしれない 22 00:02:44,414 --> 00:02:45,957 アイオリアを見ても 分かるように― 23 00:02:46,416 --> 00:02:48,459 今まで俺たちが戦った どんな聖闘士とも― 24 00:02:49,168 --> 00:02:51,462 比べものにならない 最強の聖闘士が 25 00:02:52,255 --> 00:02:53,965 光速の動きか 26 00:02:54,674 --> 00:02:59,345 今度は俺たちも ただでは済まんな 無論 覚悟はできているが 27 00:03:00,597 --> 00:03:03,725 (星矢の声) 紫龍 一刻も早く戻ってきてくれ 28 00:03:24,120 --> 00:03:26,998 (貴鬼) ど… どうだい? 紫龍 見えるか? 29 00:03:33,087 --> 00:03:34,005 (紫龍)いや 30 00:03:34,464 --> 00:03:36,424 (春麗(しゅんれい))紫龍 (貴鬼)ああ… 31 00:03:37,300 --> 00:03:40,678 命の水って ただの迷信だったのかな 32 00:03:41,012 --> 00:03:43,014 クッソー 星矢がせっかく… 33 00:03:43,681 --> 00:03:45,516 (紫龍) ガッカリすることはないさ 貴鬼 34 00:03:45,642 --> 00:03:47,393 星矢にも心から感謝している 35 00:03:47,769 --> 00:03:51,064 だって今の俺には たとえ目は見えなくても― 36 00:03:51,314 --> 00:03:55,026 この美しい五老峰の眺めを 誰よりも感じ取ることができるんだ 37 00:03:55,151 --> 00:03:56,152 (2人)えっ? 38 00:03:56,653 --> 00:04:00,531 (紫龍) それは君たちや星矢たち仲間― 39 00:04:01,449 --> 00:04:06,746 そして 王虎(おうこ)という 俺の無二の親友が命懸けで― 40 00:04:07,247 --> 00:04:09,958 俺の心の目というものを 開いてくれたおかげだ 41 00:04:18,757 --> 00:04:21,552 世の中には この世界の美しさを― 42 00:04:21,678 --> 00:04:23,972 本当に知っている人は ほとんどいない 43 00:04:24,097 --> 00:04:27,350 まして それを 守らなければいけないことも 44 00:04:27,600 --> 00:04:30,061 でも 俺はみんなのおかげで― 45 00:04:30,186 --> 00:04:31,896 自分が何のために生きるのか― 46 00:04:32,021 --> 00:04:33,982 その目的まで はっきり見えるようになったんだ 47 00:04:34,524 --> 00:04:36,234 ハア… 紫龍 48 00:04:36,359 --> 00:04:39,445 うーん 俺にはよく分からないけど― 49 00:04:39,570 --> 00:04:41,281 とにかく安心したよ 50 00:04:41,447 --> 00:04:42,782 星矢もきっと喜ぶよ 51 00:04:42,907 --> 00:04:43,866 うん 52 00:04:43,992 --> 00:04:46,786 (老師) 本当によい友を持ったな 紫龍や 53 00:04:46,911 --> 00:04:47,745 老師! 54 00:04:48,329 --> 00:04:51,749 (老師) わしも命の水のうわさを 聞いたことがある 55 00:04:51,874 --> 00:04:53,751 決して ただの迷信ではないぞ 56 00:04:54,711 --> 00:04:57,380 だが どんなすばらしい薬だろうと― 57 00:04:57,505 --> 00:05:01,259 自分の病を治すのは あくまでも自分自身じゃ 58 00:05:01,384 --> 00:05:05,013 お前の持つ小宇宙(コスモ)と 命の水の持つ神秘的な力が― 59 00:05:05,138 --> 00:05:09,684 最大限に作用し合った時 初めて奇跡は起きるじゃろう 60 00:05:09,809 --> 00:05:12,186 その日が来ることを信じてるわ 紫龍 61 00:05:12,312 --> 00:05:14,522 俺も! 絶対 治るさ 紫龍 62 00:05:15,023 --> 00:05:16,941 ありがとう 春麗 貴鬼 63 00:05:17,233 --> 00:05:19,986 それで老師 今まで いったいどこに? 64 00:05:20,153 --> 00:05:22,530 突然 姿を消されて 案じておりました 65 00:05:22,655 --> 00:05:25,533 うん そのことなんじゃが 66 00:05:30,663 --> 00:05:34,584 こうしていると 昔を思い出すな 紫龍 67 00:05:35,793 --> 00:05:40,631 お前は ここで わしの下 血のにじむような稽古に耐え― 68 00:05:40,757 --> 00:05:43,885 ドラゴンの聖衣(クロス)を 身にすることができた 69 00:05:50,641 --> 00:05:53,895 そして今 立派な聖闘士と なりつつあるのは― 70 00:05:54,020 --> 00:05:55,396 わしも認めるところだ 71 00:05:56,064 --> 00:05:57,899 紫龍や そこでお前に― 72 00:05:58,024 --> 00:06:00,401 話しておかなければ ならぬことがある 73 00:06:01,527 --> 00:06:02,904 聖域のことじゃ 74 00:06:03,529 --> 00:06:04,697 聖域? 75 00:06:04,906 --> 00:06:07,658 しかし どうして 老師が聖域のことを? 76 00:06:08,201 --> 00:06:09,494 (老師)まあ 聞け 77 00:06:09,619 --> 00:06:11,871 お前が この世で ただ1つと思っている― 78 00:06:11,996 --> 00:06:15,416 黄金聖衣は 射手座を含めて12体ある 79 00:06:15,541 --> 00:06:16,667 な… なんですって? 80 00:06:17,168 --> 00:06:21,464 そして アーレスは ついに アテナとアテナを守るお前たち― 81 00:06:21,589 --> 00:06:23,716 青銅(ブロンズ)聖闘士 抹殺のために― 82 00:06:23,841 --> 00:06:25,676 黄金聖闘士の派遣を決意した 83 00:06:26,219 --> 00:06:27,720 黄金聖闘士 84 00:06:27,845 --> 00:06:30,306 ついに最悪の事態になったのだ 85 00:06:30,681 --> 00:06:34,685 そのことを察した わしは しばらく この五老峰を離れ― 86 00:06:34,811 --> 00:06:37,355 来たるべき 最大の戦いに備えて― 87 00:06:37,480 --> 00:06:41,150 1人 おのれの小宇宙を 燃焼させていた 88 00:06:46,864 --> 00:06:49,325 わしも立つ時が来たのじゃ 89 00:06:50,660 --> 00:06:53,496 (紫龍) 老師 あなたはいったい… 90 00:06:54,372 --> 00:06:55,248 (紫龍の声)何だ? 91 00:06:55,373 --> 00:06:56,874 (鳥の鳴き声) 92 00:07:01,254 --> 00:07:03,047 (紫龍の声) この強大な小宇宙は? 93 00:07:03,172 --> 00:07:05,591 今まで感じたこともない すさまじい殺気が… 94 00:07:12,473 --> 00:07:13,224 老師! 95 00:07:37,957 --> 00:07:40,751 (デスマスク) 老師 お久しぶりでございます 96 00:07:41,377 --> 00:07:43,296 (老師)デスマスクか 97 00:07:43,421 --> 00:07:46,674 フンッ わしにまで 刺客を差し向けるとは― 98 00:07:46,799 --> 00:07:49,093 教皇も よほど焦ってきたと見える 99 00:07:49,218 --> 00:07:50,511 (紫龍の声)アーレスの刺客? 100 00:07:50,636 --> 00:07:52,889 だが 今までとは違う お前は まさか… 101 00:07:53,014 --> 00:07:55,266 (デスマスク) 勅命により お命 頂戴する! 102 00:07:55,391 --> 00:07:56,767 (紫龍の声)何? 103 00:07:58,853 --> 00:08:01,606 (デスマスク)この 蟹座(かにざ)キャンサーのデスマスクが! 104 00:08:01,731 --> 00:08:02,648 そうはさせるか! 105 00:08:08,613 --> 00:08:11,199 ウワッ! アア… 106 00:08:11,657 --> 00:08:13,826 このデスマスクの邪魔をする気か 小僧 107 00:08:13,951 --> 00:08:15,119 貴様は? 108 00:08:16,704 --> 00:08:18,247 俺はドラゴン紫龍 109 00:08:18,748 --> 00:08:20,458 老師に拳(けん)を向ける者は― 110 00:08:20,583 --> 00:08:22,793 たとえ 黄金聖闘士だろうと何だろうと― 111 00:08:22,919 --> 00:08:24,128 許しはしない! 112 00:08:24,879 --> 00:08:27,673 (デスマスク) フッ 青銅聖闘士のドラゴン 113 00:08:27,965 --> 00:08:31,093 まさに俺たち黄金聖闘士にとっては 小僧も同然 114 00:08:31,552 --> 00:08:34,889 どけ! どかぬと貴様も死ぬことになるぞ 115 00:08:38,017 --> 00:08:38,893 あっ! 116 00:08:39,684 --> 00:08:40,811 (春麗) どうしたの? 貴鬼 117 00:08:40,937 --> 00:08:43,438 (貴鬼) 何か すさまじい殺気が ぶつかり合ってる 118 00:08:44,148 --> 00:08:45,650 まさか紫龍に何か… 119 00:08:48,152 --> 00:08:52,406 (デスマスク) 青銅聖闘士が黄金聖闘士に 挑戦してくるなど聞いたこともない 120 00:08:52,532 --> 00:08:53,449 いいだろう 121 00:08:53,574 --> 00:08:56,369 言っても分からぬなら 自分で試してみるまでだ 122 00:08:56,494 --> 00:08:57,745 (紫龍)黙れ! 123 00:08:57,912 --> 00:09:00,665 能書きは このドラゴンの拳を 受けてからにしろ 124 00:09:00,790 --> 00:09:01,874 でええっ! 125 00:09:10,174 --> 00:09:11,008 ふっ! 126 00:09:11,384 --> 00:09:12,260 あっ 127 00:09:12,927 --> 00:09:13,761 でやっ! 128 00:09:17,598 --> 00:09:19,058 ええいっ! 129 00:09:21,269 --> 00:09:22,186 やあっ! 130 00:09:24,480 --> 00:09:25,398 とうっ! 131 00:09:29,151 --> 00:09:30,152 てやあっ! 132 00:09:32,989 --> 00:09:34,031 (紫龍の声)バカな 133 00:09:34,156 --> 00:09:37,201 俺の拳が 蹴りが すり抜けていく 134 00:09:47,128 --> 00:09:49,964 フハハハ どうした? ドラゴン 135 00:09:54,093 --> 00:09:56,470 (老師) いかに成長した紫龍といえど― 136 00:09:56,596 --> 00:10:00,474 黄金聖闘士の光速の動きの前では 赤子同然 137 00:10:01,100 --> 00:10:04,312 今 青銅聖闘士と 黄金聖闘士の実力の差を― 138 00:10:04,437 --> 00:10:06,647 じっくりと味わわせてやる 139 00:10:07,523 --> 00:10:08,524 はあっ! 140 00:10:13,321 --> 00:10:16,324 ウワアアッ! 141 00:10:17,450 --> 00:10:18,200 ウッ! 142 00:10:18,951 --> 00:10:20,077 ウオオ… 143 00:10:21,454 --> 00:10:23,122 アアッ ウッ… 144 00:10:31,422 --> 00:10:35,509 (デスマスク) どうした? ドラゴン 反撃する気力も うせたか? 145 00:10:37,762 --> 00:10:40,890 (紫龍の声) デスマスクの言うとおり 完全に実力が違う 146 00:10:41,682 --> 00:10:44,352 俺には 目が見えていても いなくても― 147 00:10:44,477 --> 00:10:46,228 やつの気配すらつかめない 148 00:10:46,771 --> 00:10:49,899 もし 俺に 反撃のチャンスがあるとすれば― 149 00:10:50,024 --> 00:10:51,859 やつが とどめを刺してきた時 150 00:10:52,026 --> 00:10:54,278 その一瞬の間を利用するしか… 151 00:10:58,074 --> 00:11:01,243 お遊びは これまでだ そろそろ楽にしてやろう 152 00:11:01,452 --> 00:11:02,995 たあーっ! 153 00:11:04,997 --> 00:11:05,831 はあっ! 154 00:11:09,210 --> 00:11:10,294 今だ! 155 00:11:13,464 --> 00:11:14,757 (貴鬼)あっ (春麗)紫龍! 156 00:11:14,882 --> 00:11:15,674 フッ 157 00:11:16,300 --> 00:11:18,677 (紫龍) くらえ ドラゴンの蹴りを! 158 00:11:24,392 --> 00:11:25,309 何? 159 00:11:25,434 --> 00:11:26,310 (2人)ああっ! 160 00:11:35,945 --> 00:11:40,282 バカな… たった指1本で この俺の渾身(こんしん)の蹴りを 161 00:11:40,408 --> 00:11:43,452 フッ 井の中の蛙(かわず)とは貴様のこと 162 00:11:43,619 --> 00:11:47,957 死の間際になって初めて知ったか 黄金聖闘士の恐ろしさを 163 00:11:48,332 --> 00:11:51,460 貴様ら青銅聖闘士とは 根本から違うのだ 164 00:11:51,585 --> 00:11:53,963 (紫龍)ウワアア… 165 00:11:56,841 --> 00:11:57,925 (2人)ああっ! 166 00:12:00,719 --> 00:12:01,929 (紫龍)ウワアー! 167 00:12:03,722 --> 00:12:04,557 (デスマスク)はっ! 168 00:12:05,349 --> 00:12:06,308 (紫龍)グワアッ! 169 00:12:06,434 --> 00:12:07,435 紫龍! 170 00:12:10,062 --> 00:12:11,063 紫龍が! 171 00:12:15,192 --> 00:12:16,861 し… 紫龍 172 00:12:17,194 --> 00:12:19,822 ああっ 春麗 しっかり! 173 00:12:21,740 --> 00:12:24,410 フッ 雉(きじ)も鳴かずば撃たれまいに 174 00:12:24,577 --> 00:12:27,037 しゃしゃり出てきた貴様の不運 175 00:12:29,165 --> 00:12:32,835 そして私が本来 討たなければならない相手は… 176 00:12:33,878 --> 00:12:35,296 あなたでしたね 老師 177 00:12:35,838 --> 00:12:38,757 いや 黄金聖闘士12人の1人 178 00:12:38,883 --> 00:12:41,051 天秤座(てんびんざ)ライブラの聖闘士 179 00:12:53,189 --> 00:12:56,066 老師がライブラの黄金聖闘士? 180 00:13:01,447 --> 00:13:02,865 (紫龍の声)老師… 181 00:13:07,036 --> 00:13:08,078 (貴鬼)老師! 182 00:13:08,579 --> 00:13:10,456 あなたが黄金聖闘士なら― 183 00:13:10,581 --> 00:13:13,083 どうして 紫龍を助けてやらなかったんだ! 184 00:13:13,584 --> 00:13:16,295 紫龍はあなたの愛弟子(まなでし)だろ! 185 00:13:18,255 --> 00:13:22,218 (デスマスク)フフフ 老師も覚悟なされたようですな 186 00:13:22,343 --> 00:13:25,846 聖域に長年 反逆の意を示したあなただ 187 00:13:25,971 --> 00:13:28,098 これも当然の報いでしょう 188 00:13:29,016 --> 00:13:30,434 反逆か 189 00:13:31,727 --> 00:13:36,065 お前に このライブラを討てとの 命令を発した教皇アーレスこそ― 190 00:13:36,190 --> 00:13:37,274 アテナを葬り― 191 00:13:37,399 --> 00:13:41,111 聖域を我がものにしようとする 反逆者じゃ! 192 00:13:41,862 --> 00:13:44,114 それがどうかしましたか? フフ 193 00:13:44,240 --> 00:13:46,242 (老師)ほう なるほど 194 00:13:46,408 --> 00:13:48,911 聖闘士のすべてが 教皇の悪事を知らずに― 195 00:13:49,036 --> 00:13:51,872 忠誠を誓っているのかと 思っておったが 196 00:13:52,248 --> 00:13:55,918 お前のようにアーレスを 悪のやからと知りながらも― 197 00:13:56,043 --> 00:13:58,128 あえて仕えている者も おるのじゃな 198 00:13:58,254 --> 00:14:00,673 正義と悪の定義など 時の流れによって― 199 00:14:00,798 --> 00:14:03,425 どうにでも 変わってしまうものなのだ 200 00:14:03,551 --> 00:14:06,929 それは過去の歴史が 証明しているでしょう 201 00:14:07,346 --> 00:14:11,141 たとえ悪だろうが 最後に勝った者こそが正義になる 202 00:14:11,267 --> 00:14:12,601 言い方を変えれば― 203 00:14:12,726 --> 00:14:15,604 正義も負ければ 悪となりうることもあるのです 204 00:14:15,729 --> 00:14:17,147 分かりますか? 老師 205 00:14:17,690 --> 00:14:21,110 つまりは教皇の行いも 今は悪であろうと― 206 00:14:21,235 --> 00:14:23,654 将来においては 正義とされるのです 207 00:14:24,029 --> 00:14:25,656 (老師)バカ者め! (デスマスク)な… 何? 208 00:14:26,949 --> 00:14:29,660 悪が正義になることなど あるものか! 209 00:14:32,121 --> 00:14:36,375 それこそ お前の言う過去の歴史が 何よりの証しではないか 210 00:14:36,834 --> 00:14:40,212 かつて どんなに最強を誇る 軍隊を持つ帝国でさえ― 211 00:14:40,379 --> 00:14:43,424 いつかは滅び 歴史の中に消え去っていった 212 00:14:43,674 --> 00:14:46,719 それが しょせん 正義なき力の宿命というものだ 213 00:14:46,886 --> 00:14:48,679 悪はしょせん 悪にすぎん! 214 00:14:51,140 --> 00:14:55,769 真の正義とは どんな時の流れにも不変のものじゃ 215 00:14:56,395 --> 00:15:00,941 この大いなる流れのごとく 何者も変えることはできん! 216 00:15:16,832 --> 00:15:20,169 (デスマスク) フッ 刺客にまで説教をなさるとは あなたらしい 217 00:15:20,336 --> 00:15:23,297 だが これ以上の問答は無用 覚悟! 218 00:15:47,655 --> 00:15:48,781 あっ 219 00:15:52,910 --> 00:15:53,786 あっ… 220 00:15:57,790 --> 00:15:59,041 何だ あの水柱は? 221 00:16:05,172 --> 00:16:06,674 し… 紫龍だ! 222 00:16:15,599 --> 00:16:18,936 おのれ 聖衣など身に着けおって まだ懲りぬと見えるな 223 00:16:19,561 --> 00:16:22,022 ほざけ! 老師のおっしゃるとおり― 224 00:16:22,147 --> 00:16:24,942 真の正義は どんなことがあろうと 変わりはせん 225 00:16:25,526 --> 00:16:29,446 それさえ分からぬお前こそ 黄金聖衣をまとう資格はない! 226 00:16:31,448 --> 00:16:34,410 くらえ! ドラゴン最大の奥義 227 00:16:35,661 --> 00:16:37,913 廬山昇龍覇(ろざんしょうりゅうは)! 228 00:16:39,289 --> 00:16:40,874 でやあーっ! 229 00:16:42,793 --> 00:16:45,713 (デスマスクの声)バカな! うわさ以上の小宇宙を持つ拳 230 00:16:46,547 --> 00:16:48,799 これが廬山昇龍覇か! 231 00:16:55,514 --> 00:16:56,515 (老師の声)んっ! 232 00:16:56,682 --> 00:17:00,060 黄金聖闘士のデスマスクを あそこまで はじき飛ばすとは 233 00:17:00,811 --> 00:17:04,064 紫龍め 心身ともに成長した分― 234 00:17:04,189 --> 00:17:07,358 昇龍覇もまた数倍に 威力を増しておったのだな 235 00:17:09,987 --> 00:17:12,531 おのれ 青銅聖闘士の分際で― 236 00:17:12,656 --> 00:17:15,701 この黄金聖闘士の俺を 本気にさせる気か 237 00:17:15,826 --> 00:17:16,910 しかたあるまい 238 00:17:17,036 --> 00:17:20,914 ドラゴン 貴様に見せてやる キャンサーの真の力を 239 00:17:23,041 --> 00:17:25,044 (紫龍の声) 何だ? この異様な小宇宙は 240 00:17:27,128 --> 00:17:30,132 (デスマスク) 蟹座キャンサーの 散開星団(さんかいせいだん)プレセペは― 241 00:17:30,299 --> 00:17:32,551 中国では積尸気(せきしき)と呼ばれる 242 00:17:32,760 --> 00:17:37,431 積尸気とは積み重ねた死体から 立ち上る鬼火の燐気(りんき)のこと 243 00:17:37,598 --> 00:17:42,811 そう つまりプレセペは 地上の霊魂が天へ昇る穴なのだ 244 00:17:46,315 --> 00:17:48,067 いかん! 積尸気を使うとは 245 00:18:03,332 --> 00:18:06,752 (紫龍の声) 何だか地獄の底へ 吸い込まれてしまうような… 246 00:18:11,340 --> 00:18:13,717 全く体の自由が利かない 247 00:18:13,842 --> 00:18:14,718 (貴鬼)ああ… 248 00:18:18,305 --> 00:18:19,640 フッ ドラゴンよ 249 00:18:19,765 --> 00:18:22,476 この積尸気を通って あの世へ行くがよい 250 00:18:36,990 --> 00:18:38,951 (男) 待ちなさい デスマスク 251 00:18:39,076 --> 00:18:39,785 ん? 252 00:18:40,410 --> 00:18:41,829 (男) 青銅聖闘士を相手に― 253 00:18:41,954 --> 00:18:44,456 黄金聖闘士のあなたが 本気になるとは― 254 00:18:44,581 --> 00:18:45,791 大人げないじゃないですか 255 00:18:46,500 --> 00:18:47,334 あっ? 256 00:18:47,793 --> 00:18:48,961 (紫龍)あっ… 257 00:18:51,338 --> 00:18:52,422 (貴鬼)ああ… 258 00:18:55,843 --> 00:18:58,720 フウ… 友 遠方より来たるか 259 00:18:59,221 --> 00:19:01,557 (男) それに紫龍は私の知人 260 00:19:01,723 --> 00:19:04,393 むざむざと 討たせるわけにはゆかない 261 00:19:04,852 --> 00:19:08,230 お… お前は ジャミールの黄金聖闘士 262 00:19:09,523 --> 00:19:12,067 牡羊座(おひつじざ)アリエスのムウ! 263 00:19:21,618 --> 00:19:24,246 ム… ムウ様も黄金聖闘士? 264 00:19:24,997 --> 00:19:26,123 あっ… 265 00:19:35,090 --> 00:19:37,926 ムウ なぜ お前がこの五老峰に? 266 00:19:38,051 --> 00:19:41,430 フッ もちろん 決戦の時が来たということさ 267 00:19:41,722 --> 00:19:45,017 聖域の教皇と 日本におられるアテナのな 268 00:19:45,559 --> 00:19:46,518 決戦の時? 269 00:19:47,060 --> 00:19:49,188 さあ どうする? デスマスクよ 270 00:19:49,354 --> 00:19:53,150 戦いの幕を お前と この私の一戦で開けるか? 271 00:19:53,317 --> 00:19:55,277 フッ 冗談ではない 272 00:19:55,527 --> 00:19:56,695 このデスマスク 273 00:19:56,862 --> 00:20:00,657 黄金聖闘士を2人も相手に 戦うほどバカではないわ 274 00:20:00,782 --> 00:20:03,577 今日のところは ひとまず引いておくとするか 275 00:20:03,702 --> 00:20:06,288 待て デスマスク 勝負はまだついてないぞ 276 00:20:07,623 --> 00:20:08,582 勝負? 277 00:20:08,707 --> 00:20:12,628 フッ 命が助かっただけでも ありがたいと思え 小僧 278 00:20:13,128 --> 00:20:14,296 何だと! 279 00:20:14,463 --> 00:20:17,883 (デスマスク) そんなに命が捨てたければ 聖域まで来い 280 00:20:19,468 --> 00:20:20,302 あっ… 281 00:20:20,928 --> 00:20:23,055 (デスマスク) いつでも相手になってやる 282 00:20:23,263 --> 00:20:25,557 フハハハハ! 283 00:20:26,433 --> 00:20:27,809 (紫龍の声)き… 消えた 284 00:20:28,685 --> 00:20:32,231 やつの小宇宙が この滝の流れの中に 285 00:20:33,273 --> 00:20:35,901 ムウよ よいところへ来てくれたな 286 00:20:36,193 --> 00:20:37,945 なんの 老師がおられるのに― 287 00:20:38,070 --> 00:20:40,072 かえって出しゃばったマネを してしまいました 288 00:20:40,739 --> 00:20:42,532 申し訳ありません 289 00:20:50,165 --> 00:20:52,960 老師がライブラの黄金聖闘士 だったとは 290 00:20:53,585 --> 00:20:57,381 いや 今まで黙っておって すまなかったな 紫龍や 291 00:20:57,506 --> 00:21:01,468 だが お前たちもこれからは 最強の黄金聖闘士を相手に― 292 00:21:01,593 --> 00:21:05,097 戦っていかねばならなくなった ということが よく分かったじゃろ 293 00:21:05,222 --> 00:21:08,016 はい そして 考えていたより― 294 00:21:08,141 --> 00:21:10,352 その実力の差の大きさを 実感いたしました 295 00:21:10,477 --> 00:21:14,064 しかし お前は自分1人の力で 水底より― 296 00:21:14,189 --> 00:21:17,359 まさに龍神のごとく 舞い昇ってきおったではないか 297 00:21:19,569 --> 00:21:23,031 そうか! 老師は紫龍を試していたのか 298 00:21:23,156 --> 00:21:24,574 いじわるだな 299 00:21:24,700 --> 00:21:25,534 うむ 300 00:21:26,159 --> 00:21:29,538 お前は今まで わしが与えた幾多の試練に耐え― 301 00:21:29,705 --> 00:21:31,581 立派に乗り越えてきた 302 00:21:31,999 --> 00:21:34,376 もう これからは 師と弟子ではなく― 303 00:21:34,501 --> 00:21:39,673 同じ聖闘士としてアテナを守り 聖域を悪の手から救うのじゃ 304 00:21:42,509 --> 00:21:46,847 紫龍よ 今日から わしも お前たちの仲間だ 305 00:21:46,972 --> 00:21:48,015 老師! 306 00:21:52,436 --> 00:21:53,353 うむ 307 00:22:01,320 --> 00:22:04,323 (紫龍の声) 星矢 長い間 待たせたな 308 00:22:04,740 --> 00:22:08,035 ついに俺も 日本へ戻る時が来たようだ 309 00:22:32,934 --> 00:22:38,732 ♪~ 310 00:23:34,830 --> 00:23:40,836 ~♪ 311 00:23:45,924 --> 00:23:48,218 (星矢) いよいよ聖域決戦の時 312 00:23:48,343 --> 00:23:51,346 俺たちが戦う相手は 並の相手じゃない 313 00:23:51,513 --> 00:23:53,682 小宇宙の究極を極めた 黄金聖闘士だ 314 00:23:54,307 --> 00:23:56,226 俺は すばらしい仲間たちと― 315 00:23:56,351 --> 00:23:59,146 平和な未来を 絶対 守っていかなければいけない 316 00:23:59,271 --> 00:24:01,606 美穂(みほ)ちゃん 姉さん 見ててくれ 317 00:24:01,731 --> 00:24:03,859 俺たちの青春の爆発を! 318 00:24:04,234 --> 00:24:07,112 聖闘士星矢 「行くぞ! 俺たちの旅立ち」 319 00:24:07,529 --> 00:24:10,407 君は小宇宙を感じたことがあるか?