1 00:00:46,584 --> 00:02:14,055 2 00:02:14,055 --> 00:02:17,058 聖域決戦の火ぶたは 切って落とされた 3 00:02:17,058 --> 00:02:20,044 邪悪の矢を受け倒れた 女神を救うためにも 4 00:02:20,044 --> 00:02:24,048 黄金聖闘士の立ちはだかる 十二の宮を突破せよ 5 00:02:24,048 --> 00:02:27,051 急げ 女神の聖闘士たち 6 00:02:27,051 --> 00:02:32,056 第六の宮 処女宮に突入した 星矢たちを待ち受けていたシャカは 7 00:02:32,056 --> 00:02:37,044 最も神に近い男といわれる 強大なパワーの持ち主だった 8 00:02:37,044 --> 00:02:39,046 ドラゴンの廬山昇龍覇も 9 00:02:39,046 --> 00:02:42,049 アンドロメダの星雲鎖も 全く歯が立たず 10 00:02:42,049 --> 00:02:46,053 星矢ともども 倒されてしまうのだった 11 00:02:46,053 --> 00:02:48,055 だが そのとき 12 00:02:48,055 --> 00:02:50,057 カノン島で静養していた フェニックスが現れ 13 00:02:50,057 --> 00:02:52,059 シャカと相対した 14 00:02:52,059 --> 00:02:56,047 しかし さすがのフェニックスも なすすべがなく 15 00:02:56,047 --> 00:02:58,049 シャカの放った六道輪廻によって 16 00:02:58,049 --> 00:03:00,049 六道の世界へ 落とされてしまうのだった 17 00:03:21,055 --> 00:03:24,058 六道へ落ちたか 一輝 18 00:03:24,058 --> 00:03:30,958 さしずめ お前の落ちそうな場所は 地獄か修羅界であろう 19 00:03:49,050 --> 00:03:53,050 まさか処女宮まで たどり着くとは… 20 00:03:55,056 --> 00:04:01,062 だが星矢たちも これで終わりだ シャカが敗れることなど 21 00:04:01,062 --> 00:04:07,062 たとえ天地が逆さになろうとも 絶対にありえぬからな 22 00:04:15,059 --> 00:04:17,059 落雷か… 23 00:04:20,047 --> 00:04:23,047 まさかシャカが… 24 00:04:37,048 --> 00:04:39,050 貴鬼 25 00:04:39,050 --> 00:04:43,054 だって おねえちゃんが かわいそうだから… 26 00:04:43,054 --> 00:04:45,056 うん… 27 00:04:45,056 --> 00:04:50,061 ムウ様 星矢たちは間に合うよね? 28 00:04:50,061 --> 00:04:56,050 聖闘士にとって第一の務めは 女神を守って戦うこと 29 00:04:56,050 --> 00:05:01,055 星矢たちが真の聖闘士なら 必ず戻ってくるよ 貴鬼 30 00:05:01,055 --> 00:05:03,055 そうだね 31 00:05:09,063 --> 00:05:15,063 処女宮の火が もうすぐ消える 残るは あと6時間余り… 32 00:05:26,063 --> 00:05:31,051 星矢 紫龍 氷河 瞬 33 00:05:31,051 --> 00:05:36,051 女神の命は 君たちのセブンセンシズに 懸かっているのですよ 34 00:05:46,050 --> 00:05:48,052 全て終わったようだな… 35 00:05:48,052 --> 00:05:51,052 フェニックス幻魔拳! 36 00:05:53,057 --> 00:05:55,057 うっ! 37 00:05:57,061 --> 00:06:00,064 うっ… ば… ばかな… 38 00:06:00,064 --> 00:06:04,051 六道輪廻を受けて まだ 息をしているとは… 39 00:06:04,051 --> 00:06:10,057 この男 まさしく その名のとおり 不死身だとでもいうのか? 40 00:06:10,057 --> 00:06:14,061 残念だが地獄の炎も修羅たちも 41 00:06:14,061 --> 00:06:17,064 俺には手を焼くと見えて 追い出されてしまったぜ 42 00:06:17,064 --> 00:06:19,066 何!? 43 00:06:19,066 --> 00:06:23,053 今度は お前が地獄を見る番だぜ 44 00:06:23,053 --> 00:06:26,056 今の一撃で お前は俺の幻魔拳にかかった 45 00:06:26,056 --> 00:06:30,060 さあ 六つの世界の どこがいいか選べ シャカ 46 00:06:30,060 --> 00:06:35,065 フフフフッ… 47 00:06:35,065 --> 00:06:41,055 残念だが 六道とは愚かな人間が落ちる場所 48 00:06:41,055 --> 00:06:45,059 神に近い私には無縁の所だ 何!? 49 00:06:45,059 --> 00:06:50,064 それよりも なぜそれほどまで 私に刃向かうのだ? 50 00:06:50,064 --> 00:06:55,052 万に一つも 私に勝つ見込みはないのだよ 51 00:06:55,052 --> 00:07:00,052 このまま立ち去るなら 命だけは 助けてやってもいいんだぞ? 52 00:07:02,059 --> 00:07:07,064 俺たちは親との縁は薄かったが 女神を守るためなら 53 00:07:07,064 --> 00:07:11,064 死ぬときは一緒と 契りを結んだ兄弟なんだ 54 00:07:15,055 --> 00:07:18,058 お前を倒さず おめおめ立ち去れるか! 55 00:07:18,058 --> 00:07:22,062 フッ… 麗しい兄弟愛ということか 56 00:07:22,062 --> 00:07:25,065 だったら もう一度 地獄を見せてやろう 57 00:07:25,065 --> 00:07:29,053 それは こっちのせりふだ! そうかな? 58 00:07:29,053 --> 00:07:35,053 六道輪廻の余韻が まだ君の周りで くすぶっているが… 59 00:07:38,062 --> 00:07:40,062 何!? 60 00:08:00,067 --> 00:08:02,069 な… 何だ? これは… 61 00:08:02,069 --> 00:08:08,058 シャカの深いソウルの中に 俺の心が吸い込まれていくようだ 62 00:08:08,058 --> 00:08:11,058 うあぁぁぁぁ… 63 00:08:17,067 --> 00:08:21,055 こ… ここは? ここは さいの河原 64 00:08:21,055 --> 00:08:23,057 さいの河原? 65 00:08:23,057 --> 00:08:28,062 ば… ばかな!? あの世の さんずの川にあるという… 66 00:08:28,062 --> 00:08:32,066 そうだ 幼くして亡くなった子供たちが 67 00:08:32,066 --> 00:08:36,070 親を恋しがり 親を供養するため 68 00:08:36,070 --> 00:08:41,058 小石を積んで 塔を作るといわれる河原だ 69 00:08:41,058 --> 00:08:46,063 確か その塔を鬼が壊してしまうとか… 70 00:08:46,063 --> 00:08:48,065 フフフフッ… 71 00:08:48,065 --> 00:08:51,068 向こうから やってくるのは 君たちではないか? 72 00:08:51,068 --> 00:08:53,070 な… 何!? 73 00:08:53,070 --> 00:08:55,070 あっ!? あれは! 74 00:08:59,059 --> 00:09:02,062 こ… この俺だ 75 00:09:02,062 --> 00:09:06,066 この俺の幼いころの姿だ 76 00:09:06,066 --> 00:09:11,071 ということは 俺が抱いている赤ん坊は… 77 00:09:11,071 --> 00:09:13,071 瞬だ! 78 00:09:17,061 --> 00:09:20,061 なんて歩きにくい道なんだろう 79 00:09:29,073 --> 00:09:35,073 何だ? ど… どうなってるんだ!? 瞬の体が だんだん重くなる 80 00:09:38,065 --> 00:09:40,067 うぅ… 81 00:09:40,067 --> 00:09:46,067 お… 重い!石を抱いてるようだ 手が ちぎれそうだ 82 00:09:48,058 --> 00:09:52,062 一輝 重ければ投げ出したらどうだ? 83 00:09:52,062 --> 00:09:56,062 そうすれば お前は楽になれるのだぞ 84 00:10:00,070 --> 00:10:04,074 このまま弟を抱いていれば 共倒れだ 85 00:10:04,074 --> 00:10:10,064 やっかい者の弟を捨てて 自分だけ助かるのだ 一輝 86 00:10:10,064 --> 00:10:16,070 一輝 弟がいなくなれば お前は自由に羽ばたけるのだぞ 87 00:10:16,070 --> 00:10:20,074 フフフフッ… 嫌だ! 88 00:10:20,074 --> 00:10:23,060 この先には きっと光のさす いい場所があるはずだもの 89 00:10:23,060 --> 00:10:26,063 そこまで 何があっても瞬を抱いていく! 90 00:10:26,063 --> 00:10:29,066 うぅ… 91 00:10:29,066 --> 00:10:32,069 うあぁぁぁぁ… 92 00:10:32,069 --> 00:10:36,073 うぅ… 93 00:10:36,073 --> 00:10:40,060 一輝 お前だけなら 助けてやってもいいんだぞ? 94 00:10:40,060 --> 00:10:43,060 くそ~っ! 95 00:10:47,067 --> 00:10:52,067 この先には きっと光がさす場所が あるはずなんだ 96 00:11:00,063 --> 00:11:03,063 早く弟を捨てるんだ 97 00:11:07,070 --> 00:11:09,072 黙れ! 98 00:11:09,072 --> 00:11:14,072 ハァ… ハァ… 99 00:11:16,063 --> 00:11:20,067 あぁ! フッ… どうかね? 100 00:11:20,067 --> 00:11:24,071 幼い日の自分に出会った気分は? 101 00:11:24,071 --> 00:11:26,073 ば… ばかな… 102 00:11:26,073 --> 00:11:30,073 幻魔拳を放った俺のほうが 幻を見るとは… 103 00:11:32,062 --> 00:11:36,066 フェニックス幻魔拳! 104 00:11:36,066 --> 00:11:38,066 うっ! 105 00:12:17,074 --> 00:12:20,077 わかったろ? 一輝 106 00:12:20,077 --> 00:12:23,063 いくら君が 歯を食いしばってみたところで 107 00:12:23,063 --> 00:12:28,068 君たちが 光がさす場所に行き着くことなど 108 00:12:28,068 --> 00:12:31,068 決してないのだ くっ… 109 00:12:36,076 --> 00:12:39,076 さすが シャカだ 110 00:12:44,067 --> 00:12:47,070 さあ 君には もはや聖衣など不要だ 111 00:12:47,070 --> 00:12:49,070 私が灰にしてやる 112 00:12:52,075 --> 00:12:57,075 あぁ!あ… あ… あぁぁぁぁ! 113 00:13:01,068 --> 00:13:04,071 ば… ばかな… 八十八の星座の中で 114 00:13:04,071 --> 00:13:08,075 最強を誇るはずの 鳳凰星座の聖衣が… 115 00:13:08,075 --> 00:13:11,078 さあ 今度こそ楽にしてくれるぞ 一輝 116 00:13:11,078 --> 00:13:13,078 何!? 117 00:13:15,065 --> 00:13:18,065 あぁ!? あ… あっ… 118 00:13:20,070 --> 00:13:22,072 うあぁぁぁぁ… 119 00:13:22,072 --> 00:13:26,072 う… うっ… うあぁぁ… 120 00:13:31,081 --> 00:13:33,081 う… うあぁぁぁぁ… 121 00:13:35,068 --> 00:13:41,074 うっ… うぅぅぅぅ! 122 00:13:41,074 --> 00:13:44,074 六道輪廻! 123 00:13:46,079 --> 00:13:48,081 うあぁぁぁぁ… 124 00:13:48,081 --> 00:13:50,081 たあっ! 125 00:13:53,070 --> 00:13:55,072 遠くだ ひとまず遠くへ 126 00:13:55,072 --> 00:13:58,075 六道輪廻から ひとまず 身を隠せるぐらいの距離を 127 00:13:58,075 --> 00:14:00,077 いや シャカの小宇宙が及ばないくらい 128 00:14:00,077 --> 00:14:03,080 遠くへ行かなければ 億か兆か… 129 00:14:03,080 --> 00:14:06,080 いいや 京の距離をも越えて飛べば十分だ 130 00:14:11,071 --> 00:14:14,074 ここまで飛べば十分だろう 131 00:14:14,074 --> 00:14:18,078 あっ!? な… 何!? 132 00:14:18,078 --> 00:14:20,080 こ… これは いったい… 133 00:14:20,080 --> 00:14:27,070 君の実力など 所詮 仏陀の手の上の猿にすぎんのだよ 134 00:14:27,070 --> 00:14:31,074 君は はるか那由他の位まで 逃げたつもりだろうが 135 00:14:31,074 --> 00:14:35,078 たった これだけの距離に すぎなかったということだ 136 00:14:35,078 --> 00:14:43,070 そうか… かわすのが不可能なら やはり攻撃しかないということか 137 00:14:43,070 --> 00:14:46,073 何!? 138 00:14:46,073 --> 00:14:49,076 何十回でも 何百回でも 139 00:14:49,076 --> 00:14:52,079 お前を倒すには 攻撃するのみということだ 140 00:14:52,079 --> 00:14:56,083 さいの河原で 子供が石を積むようにな! 141 00:14:56,083 --> 00:15:03,073 ばかめ 聖衣さえなくなった君に 攻撃の力など残ってはいない 142 00:15:03,073 --> 00:15:08,078 地獄の炎は すでに君をとらえているのだぞ 143 00:15:08,078 --> 00:15:10,080 受けてみろ! あぁ… 144 00:15:10,080 --> 00:15:13,083 あっ… あぁぁぁぁ! 145 00:15:13,083 --> 00:15:17,070 うぅぅぅぅ… 146 00:15:17,070 --> 00:15:19,070 あぁぁぁぁ… 147 00:15:21,074 --> 00:15:23,074 終わったか… 148 00:15:26,079 --> 00:15:28,079 こ… これは!? 149 00:15:32,085 --> 00:15:34,071 不死鳥… 150 00:15:34,071 --> 00:15:38,075 シャカよ デスクィーン島で 俺の師が言っていた 151 00:15:38,075 --> 00:15:41,078 鳳凰星座の聖衣は最高だ 152 00:15:41,078 --> 00:15:46,083 死しても再びよみがえる その名のとおり羽ばたくと 153 00:15:46,083 --> 00:15:51,071 確かに鳳凰星座の聖衣には 黄金聖衣にさえない 154 00:15:51,071 --> 00:15:54,074 自己修復能力を備えていると 聞いたことがあった 155 00:15:54,074 --> 00:15:56,076 わかるか シャカよ 156 00:15:56,076 --> 00:16:01,081 いかにお前が強く 百万回 俺を倒したとしても 157 00:16:01,081 --> 00:16:03,083 その度に フェニックスは よみがえってくる 158 00:16:03,083 --> 00:16:07,087 そして最後には お前を倒す! 159 00:16:07,087 --> 00:16:11,074 鳳翼天翔! 160 00:16:11,074 --> 00:16:13,076 あぁ! 161 00:16:13,076 --> 00:16:19,076 フッ… 君の鳳翼天翔など 私の前では涼風に等しい 162 00:16:23,086 --> 00:16:26,072 だから言ったはずだ たとえ一度で効かなくとも 163 00:16:26,072 --> 00:16:31,077 倒れるまで何百回でも続けてやる この一輝の命のあるかぎりな 164 00:16:31,077 --> 00:16:36,082 その命も もう消える 何だと!? 165 00:16:36,082 --> 00:16:40,086 鳳翼天翔! 166 00:16:40,086 --> 00:16:43,073 ま… またしても… 167 00:16:43,073 --> 00:16:46,076 フェニックス最大の奥義 鳳翼天翔が 168 00:16:46,076 --> 00:16:49,079 ここまで完璧に通用しないとは… 169 00:16:49,079 --> 00:16:52,082 やはり こいつを倒すことなど 不可能なのか? 170 00:16:52,082 --> 00:16:55,085 お… 俺が あいつを倒さなければ 171 00:16:55,085 --> 00:17:01,085 星矢たちも 沙織お嬢さんの命を 救うことができないんだ 172 00:17:06,079 --> 00:17:12,085 一輝よ 君は多少なりとも 地獄の底を見てきた男 173 00:17:12,085 --> 00:17:17,073 そんな男を生身のまま 六道へ落とそうとしたのは 174 00:17:17,073 --> 00:17:22,078 私の過ちだった 何だと!? 175 00:17:22,078 --> 00:17:26,082 君には それなりの姿になって いってもらう必要がある 176 00:17:26,082 --> 00:17:31,087 そうすれば いやおうなしに 復活など二度とありえん 177 00:17:31,087 --> 00:17:34,074 この乙女座 乙女座のシャカ 最大の奥義を 178 00:17:34,074 --> 00:17:37,077 今から君に見せてやるぞ 179 00:17:37,077 --> 00:17:39,077 天舞宝輪! 180 00:17:41,081 --> 00:17:43,083 天舞宝輪… ん? 181 00:17:43,083 --> 00:17:46,983 な… 何だ? これは! うあっ! 182 00:17:53,076 --> 00:17:56,079 うあぁぁぁぁ! 183 00:17:56,079 --> 00:18:02,085 この天舞宝輪は いわば宇宙の真理 184 00:18:02,085 --> 00:18:06,085 完璧に定められた 調和の世界 185 00:18:13,079 --> 00:18:21,087 いわば天舞宝輪は攻撃と防御 一体の戦陣ともいえるのだ 186 00:18:21,087 --> 00:18:24,090 攻防一体の戦陣… 187 00:18:24,090 --> 00:18:29,079 一輝よ この天舞宝輪の力が 今から君の五感を断つ 188 00:18:29,079 --> 00:18:32,079 何だって? あぁ!? 189 00:18:35,085 --> 00:18:39,089 シャカの目が開いた… あぁ! 190 00:18:39,089 --> 00:18:42,089 あぁぁぁぁ… あぁ! 191 00:18:47,080 --> 00:18:50,083 うっ… あっ!? な… 何だ? これは… 192 00:18:50,083 --> 00:18:54,087 手… 手が… いや 腕が… 足が… 193 00:18:54,087 --> 00:18:57,090 全身 しびれていく 194 00:18:57,090 --> 00:19:01,077 お… 俺の体全体が まひして動かない 195 00:19:01,077 --> 00:19:04,080 うっ… あぁ… 196 00:19:04,080 --> 00:19:06,082 そう! 197 00:19:06,082 --> 00:19:11,087 一輝よ 君は今 触覚を失ったのだ な… 何だと? 198 00:19:11,087 --> 00:19:17,087 もはや動くことも 拳を振るうこともできない 199 00:19:39,082 --> 00:19:41,084 次は嗅覚だ 200 00:19:41,084 --> 00:19:45,084 うあっ… うあぁぁぁぁ! 201 00:19:47,090 --> 00:19:51,094 何も匂わない… 息苦しいか? 202 00:19:51,094 --> 00:19:55,081 これで敵の匂いさえ 嗅ぎ取ることもできなくなった 203 00:19:55,081 --> 00:19:57,081 うっ… 204 00:20:11,081 --> 00:20:17,081 さて 触覚 嗅覚の次は どこを破壊してやろうか 205 00:20:19,089 --> 00:20:23,093 待… 待て! 何だ? 今更 命乞いか? 206 00:20:23,093 --> 00:20:25,095 シ… シャカよ 207 00:20:25,095 --> 00:20:28,081 お前は それほどの力を持っていながら 208 00:20:28,081 --> 00:20:31,081 なぜ 教皇の悪に加担しているのだ? 209 00:20:35,088 --> 00:20:39,092 神に近い力を持つお前ほどの男が 210 00:20:39,092 --> 00:20:42,095 教皇の本質を 見抜けぬわけがあるまい 211 00:20:42,095 --> 00:20:46,082 そ… それとも お前も教皇が悪と知りつつ 212 00:20:46,082 --> 00:20:49,085 あえて仕えている悪の片割れか? 213 00:20:49,085 --> 00:20:52,088 どうした? 答えられんのか シャカ! 214 00:20:52,088 --> 00:20:56,092 お前も黄金聖衣など まとう資格のない 215 00:20:56,092 --> 00:21:00,096 邪悪の化身なのか! どうやら次の場所は決まったな 216 00:21:00,096 --> 00:21:04,084 二度と口が利けぬようにしてやる 217 00:21:04,084 --> 00:21:06,086 あぁ… 218 00:21:06,086 --> 00:21:09,086 やめろ!うあっ… 219 00:21:11,091 --> 00:21:15,095 君の舌は まひした 味覚を破壊した上に 220 00:21:15,095 --> 00:21:17,097 言葉まで しゃべれないようにしたのだ 221 00:21:17,097 --> 00:21:20,083 五感のうち 残るは視覚と聴覚のみ 222 00:21:20,083 --> 00:21:23,083 さて どちらを破壊してほしいかな? 223 00:21:31,094 --> 00:21:37,083 なるほど ここまで来ても いまだ戦闘意欲を失わぬ その目か 224 00:21:37,083 --> 00:21:39,085 あっ!? 225 00:21:39,085 --> 00:21:41,085 うあぁぁぁぁ… 226 00:21:43,089 --> 00:21:47,093 お… 俺が こいつを倒さなければ 星矢たちは… 227 00:21:47,093 --> 00:21:52,098 これで残るは聴覚のみ 228 00:21:52,098 --> 00:21:56,086 その耳が聞こえるうちに 1つだけ教えてやる 229 00:21:56,086 --> 00:22:00,090 このシャカは仮にも 黄金聖衣をまとう女神の聖闘士 230 00:22:00,090 --> 00:22:06,990 正義のために戦うことはあっても 悪のためになど決して戦わない 231 00:22:09,099 --> 00:22:13,086 この宇宙全体の真理は 無情ということだ 232 00:22:13,086 --> 00:22:19,092 完全なる悪 完全なる正義など 存在しえないのだ 233 00:22:19,092 --> 00:22:23,096 私には どんな相手も 悪であるか正義であるかわかる 234 00:22:23,096 --> 00:22:27,100 その私が見た教皇は… 235 00:22:27,100 --> 00:22:30,086 正義だ ば… ばかな… 236 00:22:30,086 --> 00:22:34,090 だから私は あえて教皇に 敵対することはしない 237 00:22:34,090 --> 00:22:36,092 これが先ほどの答えだ 238 00:22:36,092 --> 00:22:40,096 さあ 一輝よ 君に残された五感の最後 239 00:22:40,096 --> 00:22:43,096 聴覚も今 破壊してやる 240 00:22:47,086 --> 00:22:51,007 うあぁぁぁぁ… 241 00:22:51,007 --> 00:22:55,007 女神~~!