1 00:00:46,652 --> 00:02:13,105 2 00:02:13,105 --> 00:02:16,108 聖域決戦の火ぶたは 切って落とされた 3 00:02:16,108 --> 00:02:19,111 邪悪の矢を受け倒れた 女神を救うためにも 4 00:02:19,111 --> 00:02:23,115 黄金聖闘士の立ちはだかる 十二の宮を突破せよ 5 00:02:23,115 --> 00:02:26,118 急げ 女神の聖闘士たち 6 00:02:26,118 --> 00:02:30,105 十番目の宮 磨羯宮を守る 山羊座のシュラに対して 7 00:02:30,105 --> 00:02:32,107 反撃に転じた紫龍は 8 00:02:32,107 --> 00:02:36,111 あえて弱点をさらけ出して 倒そうとした 9 00:02:36,111 --> 00:02:40,115 そして ついに究極の小宇宙を 爆発させた紫龍は 10 00:02:40,115 --> 00:02:45,120 自らをも滅ぼすという 廬山亢龍覇を放った 11 00:02:45,120 --> 00:02:49,108 その中でシュラは 沙織こそが女神であると悟った 12 00:02:49,108 --> 00:02:52,111 だが 時すでに遅く 13 00:02:52,111 --> 00:02:55,111 紫龍は天に輝く星となって 消えたのであった 14 00:03:07,109 --> 00:03:09,111 紫龍… 紫龍… 15 00:03:09,111 --> 00:03:12,111 紫龍が死んだ… 16 00:03:17,119 --> 00:03:21,119 あぁ… 紫龍~~! 17 00:03:25,110 --> 00:03:27,110 紫龍… 18 00:03:48,116 --> 00:03:50,118 瞬 19 00:03:50,118 --> 00:03:53,121 ん!? 20 00:03:53,121 --> 00:03:57,109 二人とも紫龍の死を 悲しんでいる暇はないようだぜ 21 00:03:57,109 --> 00:03:59,111 ん? ハッ!? 22 00:03:59,111 --> 00:04:05,117 カミュ… あ… あれが宝瓶宮のカミュ 23 00:04:05,117 --> 00:04:08,120 氷河の師ともいうべき人であり 天秤宮において 24 00:04:08,120 --> 00:04:12,120 氷河を氷のひつぎに 閉じ込めたのが あの男だ 25 00:04:20,115 --> 00:04:24,119 星矢 瞬 先に行ってくれ 氷河 26 00:04:24,119 --> 00:04:27,122 ここは師のカミュと 俺だけにしてもらいたい 27 00:04:27,122 --> 00:04:31,109 誰にも邪魔をされたくない たとえ お前たちにもだ 28 00:04:31,109 --> 00:04:33,109 氷河… 29 00:04:40,118 --> 00:04:43,118 行くんだ 星矢 瞬 30 00:04:54,116 --> 00:04:57,116 行くんだ!星矢 瞬! 31 00:05:10,115 --> 00:05:15,120 氷河… なぜ よみがえってきた なぜ あのまま… 32 00:05:15,120 --> 00:05:18,120 いや もはや何も言うまい 33 00:05:31,119 --> 00:05:35,123 我が師ともいうべきカミュ 34 00:05:35,123 --> 00:05:38,126 俺は あなたに 礼を言わなくてはなりません 35 00:05:38,126 --> 00:05:41,113 水晶聖闘士を通じて あなたの技を学び 36 00:05:41,113 --> 00:05:45,117 また 天秤宮において あなたと 直接 拳を交えることによって 37 00:05:45,117 --> 00:05:48,017 この氷河が得たものは 計り知れません 38 00:05:50,122 --> 00:05:54,126 その礼を言葉でなく 聖闘士としての行動で示したい 39 00:05:54,126 --> 00:05:57,112 それは あなたから授かったもの 全てをぶつけ 40 00:05:57,112 --> 00:06:00,112 カミュ あなたを倒すことだ! 41 00:06:03,118 --> 00:06:07,122 よかろう ならば私も全てをもって お前に応え 42 00:06:07,122 --> 00:06:10,125 今度こそ確実に葬ってやろう 43 00:06:10,125 --> 00:06:12,125 来い 氷河! 44 00:06:15,113 --> 00:06:19,117 瞬 行くぞ 氷河はカミュとの戦いを 45 00:06:19,117 --> 00:06:21,117 誰にも邪魔されたくないと 言ったろ 46 00:06:23,121 --> 00:06:27,121 うん… さあ 行くぞ 瞬! 47 00:06:37,119 --> 00:06:41,119 ダイヤモンドダスト! 48 00:06:52,117 --> 00:06:54,119 天秤宮でも言ったはずだ 49 00:06:54,119 --> 00:06:59,124 ダイヤモンドダストは水晶聖闘士を通じ 私が お前に授けたもの 50 00:06:59,124 --> 00:07:03,128 まして この程度の冷気で 私を倒せるか! 51 00:07:03,128 --> 00:07:07,115 冷気とは このようなものをいうんだ! 52 00:07:07,115 --> 00:07:10,118 たあっ! 53 00:07:10,118 --> 00:07:15,118 うおっ… うあぁぁぁぁ! 54 00:07:19,127 --> 00:07:23,115 う… うぅ… 55 00:07:23,115 --> 00:07:25,115 左足が凍らされた 56 00:07:31,123 --> 00:07:35,123 絶対零度とは何だ? 答えろ 氷河 57 00:07:37,129 --> 00:07:40,129 ぜ… 絶対零度とは… 58 00:07:44,119 --> 00:07:46,121 いいか 氷河 59 00:07:46,121 --> 00:07:50,125 絶対零度とは 全てのものが凍結される 60 00:07:50,125 --> 00:07:54,129 摂氏零下273.15℃の温度をいう 61 00:07:54,129 --> 00:07:56,131 つまり絶対零度とは 62 00:07:56,131 --> 00:08:00,118 物質が全ての運動を失う 温度のことなのだ 63 00:08:00,118 --> 00:08:04,122 前に あらゆるものは 原子でできていると教えたな 64 00:08:04,122 --> 00:08:09,127 はい 石ころや花や 僕の体も原子でできていると 65 00:08:09,127 --> 00:08:12,130 そうだ あらゆる物質を作っている原子は 66 00:08:12,130 --> 00:08:15,130 1個1個 それぞれ 乱雑な動きをしているのだ 67 00:08:17,119 --> 00:08:22,124 温度とは原子の運動の激しさを 示す 尺度なのだ 68 00:08:22,124 --> 00:08:24,126 原子の動きが激しければ 温度は高く 69 00:08:24,126 --> 00:08:27,129 動きが鈍ければ 温度は低くなる 70 00:08:27,129 --> 00:08:31,133 わかるか? 氷河 つまり物質を凍らせようとすれば 71 00:08:31,133 --> 00:08:34,119 その物質の原子を 止めればよいのだ 72 00:08:34,119 --> 00:08:38,123 破壊の根本は 原子を砕くことにある 73 00:08:38,123 --> 00:08:40,125 だが 氷の闘技を身につけるためには 74 00:08:40,125 --> 00:08:45,130 原子を砕くのではなく 原子の動きを止めろ 75 00:08:45,130 --> 00:08:47,132 砕くのではなく 止める… 76 00:08:47,132 --> 00:08:50,118 そうだ 氷河 あぁ! 77 00:08:50,118 --> 00:08:56,118 原子の動きを止めるんだ お前自らの小宇宙によってな 78 00:09:04,132 --> 00:09:08,132 うあぁぁぁぁ! 79 00:09:11,123 --> 00:09:14,123 う… うぅ… 80 00:09:28,123 --> 00:09:33,128 う… うぅ… 右足までも凍りついた… 81 00:09:33,128 --> 00:09:36,131 だ… だめだ これではもはや 動きがとれない 82 00:09:36,131 --> 00:09:42,120 氷河 お前も知ってのとおり 絶対零度こそが究極の冷気なのだ 83 00:09:42,120 --> 00:09:44,122 だが そこまでの冷気を 作り出すことなど 84 00:09:44,122 --> 00:09:47,125 このカミュにとっても 不可能なこと 85 00:09:47,125 --> 00:09:52,130 いわば 氷の聖闘士の戦いは 自分の冷気を絶対零度の位まで 86 00:09:52,130 --> 00:09:55,133 より近づけた者が 勝つということだ 87 00:09:55,133 --> 00:09:58,136 そ… それは 全て小宇宙によって決まる… 88 00:09:58,136 --> 00:10:01,122 そうだ 氷河よ お前は どうあがいても 89 00:10:01,122 --> 00:10:05,126 この私の位まで 冷気を高めることはできん! 90 00:10:05,126 --> 00:10:10,131 私より以上に絶対零度に 近づくことはできん 91 00:10:10,131 --> 00:10:14,135 それが勝敗を分ける 決定的な違いなのだ 92 00:10:14,135 --> 00:10:17,135 あっ あれは… あの構えは… 93 00:10:30,135 --> 00:10:33,121 オーロラエクスキューション! 94 00:10:33,121 --> 00:10:39,121 うあぁぁぁぁ… 95 00:10:42,130 --> 00:10:44,132 完全なる敗北を悟り 96 00:10:44,132 --> 00:10:48,132 再び この冷気によって死すべし 氷河! 97 00:11:00,131 --> 00:11:02,131 何!? 98 00:11:05,136 --> 00:11:09,124 氷河 お前 オーロラエクスキューションを受けて なぜ? 99 00:11:09,124 --> 00:11:14,129 師よ 聖闘士なら一度見た技は 二度とは通用しない 100 00:11:14,129 --> 00:11:17,129 そうでしょ? なっ… 101 00:11:19,134 --> 00:11:22,134 ハーーッ! 102 00:11:26,124 --> 00:11:30,128 絶対零度まで行かなくても カミュ あなたの位までは 103 00:11:30,128 --> 00:11:36,128 必ず冷気を高めてみせる そして あなたを倒す! 104 00:11:39,137 --> 00:11:43,137 オーロラ・サンダー・アタック! 105 00:11:49,130 --> 00:11:54,130 無駄だと言ったはずだ! うあぁぁぁぁ!うっ… 106 00:12:20,128 --> 00:12:24,132 お前の攻撃が ことごとく私に通用しないことが 107 00:12:24,132 --> 00:12:29,137 ようやく理解できたか 氷河 うぅ… 108 00:12:29,137 --> 00:12:31,139 もはや勝敗の決まった戦いで 109 00:12:31,139 --> 00:12:34,125 これ以上 お前を痛めつける気にはなれん 110 00:12:34,125 --> 00:12:38,125 せめて お前の死には もう一度 氷のひつぎをくれてやろう 111 00:12:40,131 --> 00:12:43,131 このフリージングコフィンをな 112 00:12:54,129 --> 00:12:59,134 知ってのとおり その氷のひつぎは いかなることがあってもとけん 113 00:12:59,134 --> 00:13:03,138 たとえ 黄金聖闘士の 数人をもってしても砕けん 114 00:13:03,138 --> 00:13:07,142 天秤座のソードをもって お前を解き放つ者も もはやいない 115 00:13:07,142 --> 00:13:10,128 今度こそ安らかに眠るのだ 氷河よ 116 00:13:10,128 --> 00:13:15,133 ウ… ウゥ! 今更 そこで何をするつもりだ? 117 00:13:15,133 --> 00:13:19,137 やがて訪れる死をおとなしく待て 氷河 118 00:13:19,137 --> 00:13:24,137 ウッ… ウゥゥゥゥ… 119 00:13:30,131 --> 00:13:34,135 カミュよ これだけは言っておく 120 00:13:34,135 --> 00:13:39,140 この氷河は 天秤宮で あなたに 敗れたときの氷河ではない 121 00:13:39,140 --> 00:13:42,143 俺は かけがえのない友のため 122 00:13:42,143 --> 00:13:46,143 女神のために戦い抜くと誓った 123 00:13:57,142 --> 00:14:01,129 そして この氷のひつぎを 天秤座のソードで断ち切り 124 00:14:01,129 --> 00:14:03,131 俺を救ってくれた紫龍は 125 00:14:03,131 --> 00:14:06,134 残った俺たちに夢を託して 死んでいった 126 00:14:06,134 --> 00:14:11,139 紫龍のためにも こんな所で くたばってたまるか 127 00:14:11,139 --> 00:14:13,141 見ていてくれ 紫龍 128 00:14:13,141 --> 00:14:18,129 ウアァァァァ! 何? ま… まさか… 129 00:14:18,129 --> 00:14:24,129 ウオォォォォ… 130 00:14:26,137 --> 00:14:30,141 まさか お前は内からそのひつぎを 砕こうとしているのか? 131 00:14:30,141 --> 00:14:34,145 ウオォォォォ… 132 00:14:34,145 --> 00:14:36,131 ん!? 133 00:14:36,131 --> 00:14:40,131 ウアァァァァ! 134 00:14:42,137 --> 00:14:46,141 ば… ばかな!? 黄金聖闘士 数人がかりでも 135 00:14:46,141 --> 00:14:51,146 破壊することは不可能な フリージングコフィンを粉々に砕くとは… 136 00:14:51,146 --> 00:14:56,134 いったい 氷河に なぜ? フリージングコフィンを砕くには 137 00:14:56,134 --> 00:14:59,137 それ以上の冷気をもって せねばならない 138 00:14:59,137 --> 00:15:04,142 しかも その冷気は 零下273℃以下を必要とする 139 00:15:04,142 --> 00:15:07,142 それは つまり… 絶対零度! 140 00:15:11,132 --> 00:15:14,135 ま… まさか!? 141 00:15:14,135 --> 00:15:16,137 氷河は無意識のうちに… 142 00:15:16,137 --> 00:15:19,140 いや そんなはずはない! 143 00:15:19,140 --> 00:15:26,147 氷河の両足は重度の凍傷にかかり その肉体は もはや凍死寸前の状態 144 00:15:26,147 --> 00:15:30,134 その氷河のどこに それほどの力が 残されているというのだ 145 00:15:30,134 --> 00:15:33,137 カミュよ 言ったはずだ 146 00:15:33,137 --> 00:15:37,141 たとえ この氷河の冷気が 絶対零度まで行かなくても 147 00:15:37,141 --> 00:15:42,146 あなたの位には高めてみせると あなたを倒すと! 148 00:15:42,146 --> 00:15:44,132 よせ 氷河! 149 00:15:44,132 --> 00:15:49,032 ウアァァァァ… ハーーッ! たあっ! 150 00:15:54,142 --> 00:15:59,147 これは… 何!? 冷気が 氷河と私の間でくすぶっている 151 00:15:59,147 --> 00:16:01,149 ばかな… それでは氷河は 152 00:16:01,149 --> 00:16:05,149 このカミュと同じ位までの冷気を 放ったというのか! 153 00:16:09,140 --> 00:16:11,142 み… 見事だ 氷河 154 00:16:11,142 --> 00:16:14,145 よくぞ このカミュの位まで 冷気を高めた 155 00:16:14,145 --> 00:16:20,134 しかし 残念ながら それでも 私を倒すことにはならんのだ 156 00:16:20,134 --> 00:16:22,136 水が摂氏0℃で凍るように 157 00:16:22,136 --> 00:16:26,140 アルコールが 零下114.5℃で凍結するように 158 00:16:26,140 --> 00:16:30,144 聖衣にも凍結する温度がある 159 00:16:30,144 --> 00:16:34,148 青銅聖衣は 零下150℃以下で凍りつく 160 00:16:34,148 --> 00:16:37,135 たとえ お前の聖衣が 永久氷壁の中から 161 00:16:37,135 --> 00:16:39,137 生まれたとしても例外ではなく 162 00:16:39,137 --> 00:16:44,142 白銀聖衣でさえ 零下200℃以下で その機能が停止する 163 00:16:44,142 --> 00:16:47,145 だが 黄金聖衣を凍結するには 164 00:16:47,145 --> 00:16:52,150 零下273.15℃の冷気でなければ 不可能なのだ 165 00:16:52,150 --> 00:16:55,136 絶対零度を もってせねばならんのだ 166 00:16:55,136 --> 00:16:57,138 わかるか? 氷河 167 00:16:57,138 --> 00:17:02,143 私が黄金聖衣をまとっている以上 お前が どんなに冷気を高めようと 168 00:17:02,143 --> 00:17:07,148 絶対に倒すのは 不可能なのだということが 氷河! 169 00:17:07,148 --> 00:17:10,151 こ… この男 私と互角に冷気を放ちながら 170 00:17:10,151 --> 00:17:12,151 すでに意識を失っている 171 00:17:14,138 --> 00:17:19,138 うっ! くっ… 冷気の塊が氷河の方に 172 00:17:21,145 --> 00:17:24,148 このままでは 私と氷河の放った全ての冷気が 173 00:17:24,148 --> 00:17:27,148 氷河を襲い 粉々にしてしまう 174 00:17:31,139 --> 00:17:34,142 だが そうなってもやむをえまい 175 00:17:34,142 --> 00:17:38,142 氷河よ それがお前に与えられた 宿命ならば 176 00:17:49,140 --> 00:17:53,144 氷河 このまま死んではいけません 目を覚ますのです 177 00:17:53,144 --> 00:17:57,148 氷河 お前は氷のひつぎからでさえ よみがえってきたはずだ 178 00:17:57,148 --> 00:18:02,136 こんなところで死ぬ気か? 氷河 教皇の間は まだ先だぞ 179 00:18:02,136 --> 00:18:05,139 氷河 しっかりして どんなことがあっても 180 00:18:05,139 --> 00:18:09,143 みんなで教皇の間まで 乗り込もうと誓い合ったはずだよ 181 00:18:09,143 --> 00:18:11,143 氷河! 182 00:18:13,147 --> 00:18:17,151 もはや これまで さらばだ 氷河! 183 00:18:17,151 --> 00:18:21,151 氷河 目を覚ますのです 氷河 184 00:18:24,142 --> 00:18:26,144 ん! 185 00:18:26,144 --> 00:18:32,150 ハーーッ… な… 何!? 186 00:18:32,150 --> 00:18:36,150 ば… ばかな あれほどの冷気を 再び跳ね返すとは 187 00:18:38,139 --> 00:18:41,139 ハーーッ… たあっ! 188 00:18:43,144 --> 00:18:46,144 うあっ!うっ… 189 00:18:53,154 --> 00:18:56,140 ん? こ… これは… 190 00:18:56,140 --> 00:18:59,143 ば… ばかな… 黄金聖衣が凍りついている 191 00:18:59,143 --> 00:19:04,143 やはり 先ほどの考えに 間違いはなかったのだ 192 00:19:07,151 --> 00:19:10,154 氷河が 命燃え尽きようとする今 193 00:19:10,154 --> 00:19:14,142 このカミュをもしのぐ 絶対零度の冷気を身につけたのだ 194 00:19:14,142 --> 00:19:18,146 しかし 氷河よ お前には もはや何も残ってはいない 195 00:19:18,146 --> 00:19:22,150 その絶対零度を生かす 決め技がないのだ 196 00:19:22,150 --> 00:19:25,150 所詮は お前の負けということだ 氷河よ 197 00:19:27,155 --> 00:19:33,155 さあ 今度は確実に葬ってやるぞ このオーロラエクスキューションでな! 198 00:19:36,147 --> 00:19:38,147 何!? 199 00:19:40,151 --> 00:19:43,154 な… 何だ? 氷河の この構えは… 200 00:19:43,154 --> 00:19:47,141 ばかな… あれは!? オーロラエクスキューション! 201 00:19:47,141 --> 00:19:50,144 愚かな 自分の技が全て通用しない今 202 00:19:50,144 --> 00:19:54,148 このカミュの技をもって 最後のあがきをしようというのか 203 00:19:54,148 --> 00:19:56,150 だが オーロラエクスキューションは 204 00:19:56,150 --> 00:20:00,154 冷気を無限大に発揮する カミュ最大の技 205 00:20:00,154 --> 00:20:02,156 1度や2度 その身に受けたからといって 206 00:20:02,156 --> 00:20:07,145 やすやすとまねることなどできん ハーーッ… 207 00:20:07,145 --> 00:20:12,145 それは 身をもってわかるはずだ! ハーーーッ… 208 00:20:14,152 --> 00:20:19,157 受けろ 氷河 オーロラエクスキューションの神髄を! 209 00:20:19,157 --> 00:20:21,142 ハーーーッ… 210 00:20:21,142 --> 00:20:24,142 てやぁぁぁぁ! てやっ! 211 00:20:30,151 --> 00:20:32,151 あぁ!? 星矢! 212 00:20:41,145 --> 00:20:44,148 この季節に雪とは… 213 00:20:44,148 --> 00:20:48,152 こ… これはまるで 氷河が僕たちに 214 00:20:48,152 --> 00:20:52,156 星矢 氷河の小宇宙が 今 僕たちに さよならを… 215 00:20:52,156 --> 00:20:54,158 振り返るなよ 瞬 216 00:20:54,158 --> 00:20:57,158 俺たちに今 振り返ってる暇はないんだ 217 00:21:06,153 --> 00:21:10,157 さあ 十二番目の宮 双魚宮が もう目の前だぜ 218 00:21:10,157 --> 00:21:13,157 いくぞ 瞬 うん 219 00:21:37,151 --> 00:21:40,154 うっ… み… 見事だ 氷河よ 220 00:21:40,154 --> 00:21:44,158 この戦いの中でオーロラエクスキューションを その身に受けながら 221 00:21:44,158 --> 00:21:46,160 見事 自分の技にするとは 222 00:21:46,160 --> 00:21:50,147 まさしく お前は このカミュの全てを受け継いだ 223 00:21:50,147 --> 00:21:54,151 氷河 お前は 凍死寸前の生と死の間において 224 00:21:54,151 --> 00:21:59,156 全ての感覚を失う その中で 絶対零度を身につけたのだ 225 00:21:59,156 --> 00:22:03,160 それは 師である このカミュの 小宇宙をも はるかに超え 226 00:22:03,160 --> 00:22:09,150 究極の小宇宙 セブンセンシズに目覚めたのだ 227 00:22:09,150 --> 00:22:11,152 ここまで お前が成長できたのも 228 00:22:11,152 --> 00:22:14,155 お前の信じるものが 正しかったからだ 229 00:22:14,155 --> 00:22:19,160 そして できればその力を これからも使わせてやりたい 230 00:22:19,160 --> 00:22:21,162 お前をこの先も生かしてやりたい 231 00:22:21,162 --> 00:22:26,150 だが このカミュにも どうすることもできぬようだ… 232 00:22:26,150 --> 00:22:30,150 許せ 氷河!うっ… 233 00:22:34,158 --> 00:22:38,162 カミュ あなたは自分の命を懸けて 234 00:22:38,162 --> 00:22:42,149 俺を絶対零度まで 導いてくれたのですね 235 00:22:42,149 --> 00:22:47,071 あなたから受けた数々のことは 決して忘れない 236 00:22:47,071 --> 00:22:53,971 ありがとう 我が師 カミュ そして さようなら…