1 00:00:46,452 --> 00:02:10,920 2 00:02:10,920 --> 00:02:14,907 星矢たちは水没しつつある 地上の身代わりとなった 3 00:02:14,907 --> 00:02:18,907 沙織を救うため 苦戦の末 3本の柱を倒した 4 00:02:21,914 --> 00:02:24,917 一方 南氷洋に向かった瞬は 5 00:02:24,917 --> 00:02:28,921 姿 形を自在に操り 相手の心を惑わし殺すという 6 00:02:28,921 --> 00:02:32,909 伝説の水の魔物 リュムナデスのカーサによって 7 00:02:32,909 --> 00:02:35,909 絶体絶命の危機に陥った 8 00:02:39,916 --> 00:02:43,920 だが その恐るべき技も フェニックス一輝の 9 00:02:43,920 --> 00:02:48,908 非情にして強大な拳の前には 通用しなかった 10 00:02:48,908 --> 00:02:50,910 早く手当てを 11 00:02:50,910 --> 00:02:54,914 血止めの急所 真央点を突いておいた 12 00:02:54,914 --> 00:02:58,918 このまま死ぬか 再び立ち上がってくるか 13 00:02:58,918 --> 00:03:03,918 い… 一輝! あとは こいつらの小宇宙しだいだ 14 00:03:17,920 --> 00:03:22,909 い… 一輝の言うとおりだ あっ 氷河 15 00:03:22,909 --> 00:03:26,913 す… 全ては 自分の甘さから出たこと 16 00:03:26,913 --> 00:03:33,813 さ… さあ 一輝よ 俺たちにかまわず 先に行ってくれ 17 00:03:36,923 --> 00:03:38,923 一輝! 18 00:03:40,910 --> 00:03:43,913 れ… 礼を言うぞ一輝 19 00:03:43,913 --> 00:03:47,917 さすがに お前は 男の情けを知っている男 20 00:03:47,917 --> 00:03:52,922 今の敗残者としての惨めな この俺の姿を見ずに 21 00:03:52,922 --> 00:03:56,909 背を向けたまま行ってくれた 22 00:03:56,909 --> 00:04:02,915 お前の言うとおり 今の俺は聖闘士として失格なのだ 23 00:04:02,915 --> 00:04:07,920 戦場で油断するな 敵を前にしたら常にクールでいろ 24 00:04:07,920 --> 00:04:09,922 十二宮の戦いにおいて 25 00:04:09,922 --> 00:04:14,911 我が師 カミュに命を賭してまで 教えられたことなのに 26 00:04:14,911 --> 00:04:19,911 この氷河 いまだに非情になりきれんとは… 27 00:04:32,912 --> 00:04:36,916 貴鬼 すまないが星矢と瞬を頼むぞ 28 00:04:36,916 --> 00:04:39,919 えっ? 氷河 いったい どこへ? 29 00:04:39,919 --> 00:04:44,919 もちろん 次の北氷洋の柱だ 氷河 むちゃだよ! 30 00:04:50,913 --> 00:04:55,918 氷河よ そして星矢 瞬 31 00:04:55,918 --> 00:04:57,920 お前たちなら わかってくれるはずだ 32 00:04:57,920 --> 00:05:00,923 今の俺たちに情けは無用なのだ 33 00:05:00,923 --> 00:05:04,911 敵に対してだけではない 自分自身に対しても 34 00:05:04,911 --> 00:05:08,915 そして俺たちの戦いが 正義であるかぎり 35 00:05:08,915 --> 00:05:10,917 敗北は許されない 36 00:05:10,917 --> 00:05:13,917 女神を 地上を救うために 37 00:05:15,922 --> 00:05:20,927 いかなる敵を前にしても 常にクールに カミュの教えだ 38 00:05:20,927 --> 00:05:23,913 あれはリュムナデスではない カミュだ 39 00:05:23,913 --> 00:05:26,916 本当のカミュが リュムナデスの体を借りて 40 00:05:26,916 --> 00:05:29,919 この氷河に 忠告しに来てくれたのだ 41 00:05:29,919 --> 00:05:32,922 クールに徹しきれずにいる この氷河の甘さを 42 00:05:32,922 --> 00:05:37,927 あの世から断ち切るために 俺は そう信じる 43 00:05:37,927 --> 00:05:42,927 見えた! あれが5本目 北氷洋の柱か 44 00:05:48,921 --> 00:05:55,928 ん? これは凍気 何だ? いったい この凍気は… 45 00:05:55,928 --> 00:05:59,915 し… しかも 初めて感じる凍気ではない 46 00:05:59,915 --> 00:06:03,919 以前にも身に覚えのある この凍気は… 47 00:06:03,919 --> 00:06:06,919 誰だ!姿を見せろ! 48 00:06:11,927 --> 00:06:13,927 あっ 49 00:06:18,918 --> 00:06:21,921 フフフフッ… 氷河よ 50 00:06:21,921 --> 00:06:25,921 生きて再びお前に会えるとは 思わなかったぞ 51 00:06:27,927 --> 00:06:31,931 フフフフッ… 白鳥星座の聖衣 52 00:06:31,931 --> 00:06:33,931 なかなか似合っているではないか 氷河 53 00:06:35,918 --> 00:06:39,922 何だと? そういうお前はいったい 54 00:06:39,922 --> 00:06:42,925 フフフフッ… 55 00:06:42,925 --> 00:06:45,928 あっ お前は!? 56 00:06:45,928 --> 00:06:47,828 アイザック 57 00:06:51,917 --> 00:06:55,921 アイザック 本当に生きていてくれたのか 58 00:06:55,921 --> 00:06:59,925 残念だが幽霊ではない ア… アイザック… 59 00:06:59,925 --> 00:07:01,927 俺は お前のことを 60 00:07:01,927 --> 00:07:04,927 ただの一度も 忘れたことはなかった 61 00:07:09,919 --> 00:07:16,926 俺は あの日のことを なんと言ってわびたらよいのか… 62 00:07:16,926 --> 00:07:18,928 氷河 アイザック 63 00:07:18,928 --> 00:07:20,928 うあぁぁぁぁ! 64 00:07:22,932 --> 00:07:26,919 うっ… 戦場で何を寝ぼけている 氷河 65 00:07:26,919 --> 00:07:33,926 お前の目の前にいるアイザックは 今や この北氷洋を守る海将軍 66 00:07:33,926 --> 00:07:35,928 クラーケンのアイザックなのだぞ 67 00:07:35,928 --> 00:07:39,932 ジェ… 海将軍だと? ば… ばかな… 68 00:07:39,932 --> 00:07:41,917 アイザックよ 69 00:07:41,917 --> 00:07:43,919 お前とはシベリアの氷原で 70 00:07:43,919 --> 00:07:47,923 水晶聖闘士から 共に教えを受けた仲 71 00:07:47,923 --> 00:07:52,928 お前は清く正義感にあふれ まさしくシベリアの大地のように 72 00:07:52,928 --> 00:07:56,932 雄々しい強さを持っていた 本当なら お前こそが 73 00:07:56,932 --> 00:07:59,919 この白鳥星座の聖衣を まとうべき男だったのだ 74 00:07:59,919 --> 00:08:03,923 そ… それがなぜ 海将軍などに 75 00:08:03,923 --> 00:08:05,923 いったい なぜ! 76 00:08:12,932 --> 00:08:15,935 アイザックよ 今度 お前と一緒に 77 00:08:15,935 --> 00:08:17,937 聖闘士の訓練を 受けることになった 氷河だ 78 00:08:17,937 --> 00:08:21,924 はい 先生 俺の名はアイザックだ 79 00:08:21,924 --> 00:08:24,927 よろしくな 氷河 あ… あぁ… 80 00:08:24,927 --> 00:08:27,930 よ… よろしく… 何だか頼りないなぁ~ 81 00:08:27,930 --> 00:08:30,933 ただでさえ この東シベリアに来るやつは 82 00:08:30,933 --> 00:08:33,919 訓練がつらくて すぐいなくなっちゃうんだぜ 83 00:08:33,919 --> 00:08:35,921 えっ!? 84 00:08:35,921 --> 00:08:37,923 そんなに脅かすもんじゃないぞ アイザック 85 00:08:37,923 --> 00:08:40,926 だって先生の訓練は厳しいもんな 86 00:08:40,926 --> 00:08:43,929 この俺だって 何度逃げ出そうと思ったか 87 00:08:43,929 --> 00:08:45,931 うっ!いけねえ… 88 00:08:45,931 --> 00:08:49,935 ハハハッ… ハハハハッ… ハハハハッ… 89 00:08:49,935 --> 00:08:51,921 1年近く先生と2人きりの訓練で 90 00:08:51,921 --> 00:08:54,924 ちょっぴり寂しい思いを していたところさ 91 00:08:54,924 --> 00:08:56,926 2~3日で 行方不明にならないように 92 00:08:56,926 --> 00:08:59,926 頼むぜ 氷河 うん! 93 00:09:11,924 --> 00:09:13,924 フンッ! ハッ! 94 00:09:18,931 --> 00:09:21,931 ハッ! たあっ! 95 00:09:43,923 --> 00:09:46,926 たあっ!ていっ! 96 00:09:46,926 --> 00:09:51,931 たあっ! うあぁぁぁぁ!うっ… 97 00:09:51,931 --> 00:09:53,933 大丈夫か 氷河! 98 00:09:53,933 --> 00:09:58,933 さあ 俺の手につかまれ ありがとう アイザック 99 00:10:01,924 --> 00:10:04,927 フンッ! 100 00:10:04,927 --> 00:10:06,929 えいっ! 101 00:10:06,929 --> 00:10:08,929 たあぁぁぁぁ! 102 00:10:10,933 --> 00:10:13,936 フンッ! ハッ! 103 00:10:13,936 --> 00:10:15,936 フンッ! 104 00:10:18,924 --> 00:10:21,924 すっかりたくましくなったな 氷河 105 00:10:25,931 --> 00:10:30,936 今や実力は このアイザックと 五分と五分ではないか? 106 00:10:30,936 --> 00:10:34,940 いや まだまだ お前の足元にも及ばないさ アイザック 107 00:10:34,940 --> 00:10:39,929 ハハハハッ… どちらにせよ 俺たちは先生の指導によって 108 00:10:39,929 --> 00:10:42,932 一歩一歩 俺たちの夢に近づいている 109 00:10:42,932 --> 00:10:45,935 えっ? 夢? そうだとも 110 00:10:45,935 --> 00:10:47,935 お前も俺と思いは同じはずだ 111 00:10:49,939 --> 00:10:51,941 先生のような清く正しく 112 00:10:51,941 --> 00:10:54,927 真の強さを持った 聖闘士になることだ 113 00:10:54,927 --> 00:10:58,931 そして この美しい地上の平和を 守るために戦うんだ 114 00:10:58,931 --> 00:11:03,936 そうだろ? 氷河 えっ? う… うん… 115 00:11:03,936 --> 00:11:07,940 アイザックは我が師 水晶聖闘士のような男を目指し 116 00:11:07,940 --> 00:11:13,929 地上の平和のために戦うと言った そ… それがなぜ? 117 00:11:13,929 --> 00:11:16,929 うあぁぁぁぁ! 118 00:11:19,935 --> 00:11:22,938 アイザックよ 教えてくれ 119 00:11:22,938 --> 00:11:24,940 な… なぜ… 120 00:11:24,940 --> 00:11:31,931 あっ そ… その顔の傷は もしや あのときのものか? 121 00:11:31,931 --> 00:11:37,937 そうだ お前の命を助けるために できたものだ 122 00:11:37,937 --> 00:11:42,925 そして本来なら俺は あのときに確実に死んでいた 123 00:11:42,925 --> 00:11:45,928 お前の身代わりになってな 124 00:11:45,928 --> 00:11:51,828 アイザックよ 確かにお前には わびても わびきれぬだろう 125 00:11:54,937 --> 00:11:59,942 だ… だからアイザックよ 遠慮はいらん 126 00:11:59,942 --> 00:12:05,931 この俺の目を潰せ 同じように俺の顔に傷を付けろ 127 00:12:05,931 --> 00:12:09,935 そして俺を殺せ アイザック! 128 00:12:09,935 --> 00:12:13,935 よかろう 覚悟しろ 氷河! 129 00:12:29,938 --> 00:12:34,927 アイザック この程度では まぶたに傷を付けたにすぎんぞ… 130 00:12:34,927 --> 00:12:38,931 フッ… 今すぐ死んでいく身では 大した違いもあるまい 131 00:12:38,931 --> 00:12:42,935 確かに 俺は お前に殺されてもかまわない 132 00:12:42,935 --> 00:12:46,939 だ… だが なぜお前が 海将軍などになったのだ? 133 00:12:46,939 --> 00:12:51,927 お… 教えてくれ! 冥土の土産に聞きたいか? 氷河 134 00:12:51,927 --> 00:12:56,927 いつかお前にクラーケンの伝説を 話したことがあったな 135 00:13:04,940 --> 00:13:09,928 航海する船の前に 突然 その巨大な姿を現し 136 00:13:09,928 --> 00:13:12,931 全てを飲み込んでしまうという クラーケン 137 00:13:12,931 --> 00:13:17,936 今でも その伝説は 船人たちに恐れられているという 138 00:13:17,936 --> 00:13:20,939 だがクラーケンは 罪もない人々の乗った船は 139 00:13:20,939 --> 00:13:23,942 決して襲わなかったというぞ 140 00:13:23,942 --> 00:13:26,929 いわば クラーケンは 邪悪な人間のみを 141 00:13:26,929 --> 00:13:28,931 この海で葬ってきたのだ 142 00:13:28,931 --> 00:13:32,935 悪に対しては 完璧なまでの非情さを持っていた 143 00:13:32,935 --> 00:13:35,938 そういえば俺たちの先生も おっしゃっているな 144 00:13:35,938 --> 00:13:38,941 敵を前にしたら 常にクールでいろと 145 00:13:38,941 --> 00:13:43,929 だから俺はクラーケンの非情さと 強大さを身につける 146 00:13:43,929 --> 00:13:46,932 悪に対しては みじんも情け容赦しない 147 00:13:46,932 --> 00:13:51,937 常にクールに倒すだけ それが地上の平和のためでもあり 148 00:13:51,937 --> 00:13:56,937 そのために戦うのが 聖闘士なのだからな 149 00:14:00,929 --> 00:14:03,932 俺は お前も同じ目的のために 150 00:14:03,932 --> 00:14:06,935 厳しい訓練に 耐えていたと思っていた 151 00:14:06,935 --> 00:14:10,939 だからこそ 共に白鳥星座の聖闘士を目指す 152 00:14:10,939 --> 00:14:12,941 いわばライバルでありながらも 153 00:14:12,941 --> 00:14:15,941 お前を 一人の男として認めていたのだ 154 00:14:17,946 --> 00:14:20,946 だが氷河 お前は! 155 00:14:23,936 --> 00:14:27,940 うあぁ~! 立て 氷河 156 00:14:27,940 --> 00:14:29,942 お前 今 何と言った? 157 00:14:29,942 --> 00:14:33,946 は… 母の遺体を引き揚げるために 聖闘士になるだと? 158 00:14:33,946 --> 00:14:35,931 そ… そうだ 159 00:14:35,931 --> 00:14:39,952 東シベリア海に沈んだ マーマの遺体を引き揚げるためには 160 00:14:39,952 --> 00:14:43,939 何mもある分厚い氷を 割らなければならない 161 00:14:43,939 --> 00:14:47,943 その奇跡的な破壊力を 身につけるために 俺は 162 00:14:47,943 --> 00:14:50,946 ただそれだけの… 163 00:14:50,946 --> 00:14:56,935 そんな自分のことだけのために そ… そうだ 先生にも言われた 164 00:14:56,935 --> 00:14:59,938 そんな甘い考えでは いつか死ぬと 165 00:14:59,938 --> 00:15:01,940 当たり前だ! うおっ! 166 00:15:01,940 --> 00:15:03,942 聖闘士の力を 167 00:15:03,942 --> 00:15:06,942 そんなくだらんことのために 使おうなどと! 168 00:15:11,950 --> 00:15:14,950 たあっ! うあぁぁぁぁ! 169 00:15:18,941 --> 00:15:22,945 お前のような軟弱者は 聖闘士になる資格などない! 170 00:15:22,945 --> 00:15:27,950 この場で俺が とどめを刺してやる 立て 氷河! 171 00:15:27,950 --> 00:15:32,938 ア… アイザック 俺は共に厳しい 修行に耐えてきたお前を 172 00:15:32,938 --> 00:15:35,938 裏切っていたのかもしれん 173 00:15:37,943 --> 00:15:41,947 なんと罵られようと 俺には返す言葉もない 174 00:15:41,947 --> 00:15:44,950 だが お前にとっては くだらぬことでも 175 00:15:44,950 --> 00:15:47,936 この氷河には たとえ死したとはいえ 176 00:15:47,936 --> 00:15:52,941 マーマだけが この世で たった1つの心の支えなのだ 177 00:15:52,941 --> 00:15:57,946 マーマだけが… 黙れ~~! 178 00:15:57,946 --> 00:15:59,946 だあっ! 179 00:16:04,937 --> 00:16:08,941 す… すごい… 永久氷壁をここまで破壊するとは 180 00:16:08,941 --> 00:16:13,946 や… やはり 実力では 完全にアイザックのほうが上 181 00:16:13,946 --> 00:16:17,950 まさか!? わざと拳を外したのでは? 182 00:16:17,950 --> 00:16:20,953 アイザック 183 00:16:20,953 --> 00:16:22,938 東シベリア海の あの辺りは 184 00:16:22,938 --> 00:16:25,941 急激に潮流が 変わることがあるという 185 00:16:25,941 --> 00:16:29,945 えっ? たとえ お前が分厚い氷を割って 186 00:16:29,945 --> 00:16:32,948 海の底へ潜れたとしても 気をつけろ 187 00:16:32,948 --> 00:16:38,937 巻き込まれたら俺たちの実力では 到底 助からないぞ 188 00:16:38,937 --> 00:16:40,939 アイザック… 189 00:16:40,939 --> 00:16:42,939 あっ!? うわっ! 190 00:16:45,944 --> 00:16:49,948 しかし 俺は まだ 一抹の希望を持っていた 191 00:16:49,948 --> 00:16:53,952 いつか お前が 真の目的に 目覚めてくれるだろうと 192 00:16:53,952 --> 00:16:56,939 だが やはりお前は… 193 00:16:56,939 --> 00:16:58,941 ハーーーッ… 194 00:16:58,941 --> 00:17:01,941 たあぁぁぁぁ! 195 00:17:09,952 --> 00:17:13,939 や… やった 先生の教えを受けて5年 196 00:17:13,939 --> 00:17:16,942 やっとマーマに会うことができる 197 00:17:16,942 --> 00:17:18,942 とうっ! 198 00:17:25,951 --> 00:17:29,955 あっ あった!あの船だ 199 00:17:29,955 --> 00:17:33,942 沈んだときと少しも変わらない 200 00:17:33,942 --> 00:17:37,942 あの船の中にマーマがいる 201 00:17:39,948 --> 00:17:42,951 うあっ! これはアイザックの言っていた… 202 00:17:42,951 --> 00:17:45,937 しまった! 203 00:17:45,937 --> 00:17:48,940 氷河! 204 00:17:48,940 --> 00:17:50,942 やはり お前は… 205 00:17:50,942 --> 00:17:54,942 いかん まさか潮流に 巻き込まれたのでは? 206 00:17:56,948 --> 00:18:00,952 やはり思った以上に 潮流の勢いが強い 207 00:18:00,952 --> 00:18:02,954 うっかり巻き込まれたら 208 00:18:02,954 --> 00:18:05,941 とんでもない方向に 流されてしまう 209 00:18:05,941 --> 00:18:08,941 あれが… 氷河! 210 00:18:11,947 --> 00:18:14,950 気を失ったまま 船にしがみついている 211 00:18:14,950 --> 00:18:20,956 潮流に飲まれながらも 必死に この船だけを目指したのか 212 00:18:20,956 --> 00:18:23,942 そんなに母を 213 00:18:23,942 --> 00:18:28,947 氷河よ その熱い思いを 正義のために向けたのなら 214 00:18:28,947 --> 00:18:31,950 お前は とてつもなく強い 聖闘士になれるのだぞ 215 00:18:31,950 --> 00:18:34,953 マ… マーマ… 216 00:18:34,953 --> 00:18:38,940 さあ 帰ろう マーマには この次 きっと会えるさ 217 00:18:38,940 --> 00:18:41,943 第一 こんな所で死んでは 先生も悲しむぞ 218 00:18:41,943 --> 00:18:43,945 死ぬんじゃないぞ 氷河 219 00:18:43,945 --> 00:18:46,845 しまった!うあっ! 220 00:18:48,950 --> 00:18:53,955 うっ!だ… だめだ… 1人なら どうにかなるかもしれないが 221 00:18:53,955 --> 00:18:56,942 2人では この流れから 抜け出るのは不可能だ 222 00:18:56,942 --> 00:18:59,945 俺を置いていけ アイザック 223 00:18:59,945 --> 00:19:02,945 何を言う 諦めるな氷河… うあっ! 224 00:19:05,951 --> 00:19:09,955 うあぁぁぁぁ! ア… アイザック! 225 00:19:09,955 --> 00:19:13,942 うあっ! うっ… こ… これでは 226 00:19:13,942 --> 00:19:16,945 元の穴に戻るということは 到底無理だ 227 00:19:16,945 --> 00:19:19,945 この辺りの氷を割って 海上に出るしかない 228 00:19:32,944 --> 00:19:35,947 すまん アイザック 俺のために お前まで… 229 00:19:35,947 --> 00:19:38,950 しっかりしろ 氷河 230 00:19:38,950 --> 00:19:40,952 くそ~~っ! 231 00:19:40,952 --> 00:19:42,952 ハッ! 232 00:19:45,957 --> 00:19:47,857 行け 氷河 233 00:19:52,948 --> 00:19:56,948 ア… アイザック… あぁ… 234 00:20:00,956 --> 00:20:04,943 お… 俺は死んだのか? 235 00:20:04,943 --> 00:20:06,943 何も見えない… 236 00:20:10,949 --> 00:20:12,951 あっ… あれは!? 237 00:20:12,951 --> 00:20:16,951 あれは まさか 伝説のクラーケン… 238 00:20:26,948 --> 00:20:30,952 それが本当にクラーケンで あったかどうかは わからない 239 00:20:30,952 --> 00:20:34,956 ただ それが海界からの 大いなる意志であり 240 00:20:34,956 --> 00:20:37,956 この俺を救ってくれたのだけは 確かだ 241 00:20:47,953 --> 00:20:50,956 海界からの大いなる意志? 242 00:20:50,956 --> 00:20:53,959 確かに海界は 女神を守る聖闘士にとっては 243 00:20:53,959 --> 00:20:56,945 神話の時代より 宿敵ともいうべき相手 244 00:20:56,945 --> 00:20:59,948 俺も迷った 245 00:20:59,948 --> 00:21:03,948 だが やがてうわさに聞く 地上においては… 246 00:21:06,955 --> 00:21:09,958 ついに 白鳥星座の聖衣をまとった氷河 247 00:21:09,958 --> 00:21:11,958 お前まで茶番劇を演じたばかりか 248 00:21:14,946 --> 00:21:18,946 我が師 水晶聖闘士 249 00:21:21,953 --> 00:21:24,956 十二宮においては 同じく師も同然の 250 00:21:24,956 --> 00:21:26,958 水瓶座のカミュまでも殺すという 251 00:21:26,958 --> 00:21:28,960 お前だけではない 252 00:21:28,960 --> 00:21:33,960 地上を守るべき聖闘士同士が 醜い争いを繰り広げたのだ 253 00:21:36,952 --> 00:21:41,957 そして俺は はっきりと自らの宿命を悟った 254 00:21:41,957 --> 00:21:46,962 俺が敵とすべき相手こそ 女神の聖闘士であると 255 00:21:46,962 --> 00:21:52,951 そして この世によみがえられた ポセイドン様に忠誠を誓ったのだ 256 00:21:52,951 --> 00:21:54,953 ア… アイザック… 257 00:21:54,953 --> 00:21:57,956 お前たち聖闘士に 地上を守る資格など 258 00:21:57,956 --> 00:22:02,961 元よりないのだ そして汚れきった地上を救うには 259 00:22:02,961 --> 00:22:05,947 一度 全てを破壊し 260 00:22:05,947 --> 00:22:10,947 再び神話の時代のような 美しい地上を作り上げるしかない 261 00:22:13,955 --> 00:22:17,955 そして それを成しえるのは ポセイドン様以外にいないのだ! 262 00:22:20,962 --> 00:22:23,962 ば… ばかな!それは違う! 263 00:22:26,952 --> 00:22:30,956 待て アイザック お… 俺の話を聞いてくれ 264 00:22:30,956 --> 00:22:35,961 フフフフッ… 今更 命乞いでもする気か? 氷河 265 00:22:35,961 --> 00:22:37,963 これだけは言っておく 266 00:22:37,963 --> 00:22:41,963 このアイザック お前を葬るのに 何のためらいもない 267 00:22:43,952 --> 00:22:48,852 食らえ これがクラーケンのアイザック 最大の拳 268 00:22:50,959 --> 00:22:53,962 あぁ あれは!? 269 00:22:53,962 --> 00:22:56,962 オーロラボレアリス! 270 00:22:59,868 --> 00:23:02,868 うっ!うあぁぁぁぁ!