1 00:01:30,663 --> 00:01:32,665 この世に邪悪がはびこるとき 2 00:01:32,665 --> 00:01:38,665 必ずや現れるという希望の闘士 聖闘士による戦いが開始された 3 00:01:40,673 --> 00:01:44,677 氷のシベリアから帰国した 白鳥星座の聖闘士 氷河は 4 00:01:44,677 --> 00:01:48,677 ダイヤモンドダストで ヒドラを倒し 2回戦に進出した 5 00:02:17,677 --> 00:02:19,679 すごい人だな うん 6 00:02:19,679 --> 00:02:22,665 美穂ねえちゃんも 来ればよかったのにな 7 00:02:22,665 --> 00:02:27,670 ば~か 星矢にいちゃんが 戦うところを見てられないんだよ 8 00:02:27,670 --> 00:02:32,675 俺 見てられるぞ ば~か 女の気持ちもわかんねえで 9 00:02:32,675 --> 00:02:36,675 マコト わかるのかよ? そ… そりゃあ わかるさ 10 00:03:02,672 --> 00:03:04,674 すげぇ~! すげぇ~! 11 00:03:04,674 --> 00:03:06,674 すげぇ~! 12 00:03:11,681 --> 00:03:14,667 これより第2回戦を行います 13 00:03:14,667 --> 00:03:17,667 ペガサス星矢 対 ドラゴン紫龍 14 00:03:29,665 --> 00:03:31,665 頑張れ 星矢にいちゃん! 15 00:03:35,671 --> 00:03:40,676 どうか 星矢ちゃんをお守りください 16 00:03:40,676 --> 00:03:43,676 ハッ!タァーッ! 17 00:03:46,666 --> 00:03:48,666 ハッ! 18 00:04:03,683 --> 00:04:07,670 うっ!あぁ… 19 00:04:07,670 --> 00:04:10,673 あぁ! うぅ! 20 00:04:10,673 --> 00:04:13,673 あぁ… 21 00:04:27,673 --> 00:04:31,677 収容人員10万人を誇る このグラードコロッセオは 22 00:04:31,677 --> 00:04:33,679 早くも 興奮のるつぼと化しております 23 00:04:33,679 --> 00:04:36,682 10人の聖闘士による黄金聖衣を 巡っての死闘 24 00:04:36,682 --> 00:04:39,669 銀河戦争 たった今 ドラゴン紫龍の一撃が 25 00:04:39,669 --> 00:04:41,671 ペガサス星矢に さく裂したところです 26 00:04:41,671 --> 00:04:44,671 紫龍~! ん? 27 00:04:47,677 --> 00:04:50,680 紫龍… 春麗 28 00:04:50,680 --> 00:04:53,680 春麗が どうしてここに? 29 00:04:56,669 --> 00:04:59,672 春麗 何かあったのか? うん 30 00:04:59,672 --> 00:05:03,572 老師が危篤なの… 何!? 老師が! 31 00:05:23,679 --> 00:05:28,684 まだできんのか? 紫龍 できません 老師 32 00:05:28,684 --> 00:05:32,672 お前は この五老峰に来てから 何年になるかのう? 33 00:05:32,672 --> 00:05:35,675 も… もうじき5年になります 34 00:05:35,675 --> 00:05:41,681 やれやれ 5年も学べば ひなも空を羽ばたけるぞ 35 00:05:41,681 --> 00:05:43,683 し… しかし無理です 36 00:05:43,683 --> 00:05:46,686 無理… そうです 37 00:05:46,686 --> 00:05:50,673 人間の力で この廬山の大滝の水を 逆流させるなど 38 00:05:50,673 --> 00:05:52,675 天地の法則に逆らった行い 39 00:05:52,675 --> 00:05:56,679 神業をもってせねば 到底及ばないことです 40 00:05:56,679 --> 00:06:00,683 フッ… 天地の法則など 何も上から下へ 41 00:06:00,683 --> 00:06:05,671 高き所から低き所へなどと 決まっておるわけではないぞ 42 00:06:05,671 --> 00:06:09,675 あの大長江 揚子江でさえ 逆流するではないか 43 00:06:09,675 --> 00:06:12,678 し… しかし 老師… 黙れ 紫龍! 44 00:06:12,678 --> 00:06:15,681 神業をもってせねば 不可能というが 45 00:06:15,681 --> 00:06:18,684 それを身につけた者が 聖闘士ではないか 46 00:06:18,684 --> 00:06:20,686 あぁ… 47 00:06:20,686 --> 00:06:26,686 この5年間 宇宙の真理を学んだ お前に できぬはずはあるまい 48 00:06:28,678 --> 00:06:32,682 やれ この大滝を逆流させてみせろ 49 00:06:32,682 --> 00:06:34,684 そうだ 紫龍よ 50 00:06:34,684 --> 00:06:36,686 まるで天から地へ 流れ落ちるような 51 00:06:36,686 --> 00:06:39,672 その大滝を天へ返してやれ 52 00:06:39,672 --> 00:06:41,672 でやぁ~! 53 00:06:43,676 --> 00:06:45,678 でやっ! 54 00:06:45,678 --> 00:06:50,683 それができた者にこそ 聖衣を受け継ぐ資格があるのだ 55 00:06:50,683 --> 00:06:52,685 あの龍星座の聖衣をな 56 00:06:52,685 --> 00:06:56,672 でいっ!でやっ! 57 00:06:56,672 --> 00:06:59,672 あぁ~~! 58 00:07:30,673 --> 00:07:34,677 でやぁ~~! 59 00:07:34,677 --> 00:07:36,677 でいっ! 60 00:07:56,682 --> 00:07:59,682 でやぁぁぁ! 61 00:08:03,689 --> 00:08:07,689 おぉ! ついに紫龍が昇龍になりおったか 62 00:08:09,678 --> 00:08:12,681 あの大恩ある老師が… 63 00:08:12,681 --> 00:08:14,681 よし春麗 すぐに行こう 64 00:08:16,685 --> 00:08:19,685 あっ! あぁ! 65 00:08:26,679 --> 00:08:31,684 よく立てたな 春麗 今しばらく待っていてくれ 66 00:08:31,684 --> 00:08:35,688 なあに あと数秒だ いいのか? そんな約束して 67 00:08:35,688 --> 00:08:38,691 フフフフッ… 心配無用だ 68 00:08:38,691 --> 00:08:42,678 次の一撃で君は立てなくなる 何!? 69 00:08:42,678 --> 00:08:47,683 なぜなら これが中国 五老峰で 老師から授かった 70 00:08:47,683 --> 00:08:52,683 龍星座最大の奥義だからだ 龍星座最大の奥義!? 71 00:08:56,692 --> 00:08:58,692 何? あれは!? 72 00:09:04,683 --> 00:09:07,686 廬山昇龍覇! 73 00:09:07,686 --> 00:09:09,688 うわっ! 74 00:09:09,688 --> 00:09:11,690 うわぁ~~! 75 00:09:11,690 --> 00:09:13,690 あぁ! 76 00:09:20,683 --> 00:09:22,683 なんという技だ 77 00:09:28,691 --> 00:09:31,677 春麗 さあ行こう し… 紫龍 まだ 78 00:09:31,677 --> 00:09:35,681 あぁ!? うぅ… 79 00:09:35,681 --> 00:09:39,685 ばかな 昇龍覇をまともに受けて なお立ち上がるとは 80 00:09:39,685 --> 00:09:42,688 こ… こいつは不死身か!? お… 俺にも 81 00:09:42,688 --> 00:09:45,688 あっさり負けるわけにはいかない 訳があるんでね 82 00:09:53,682 --> 00:09:57,686 あぁ!? 紫龍 お前にもペガサス流星拳を 83 00:09:57,686 --> 00:09:59,686 味わわせてやる 84 00:10:01,690 --> 00:10:04,690 ペガサス流星拳! 85 00:10:11,684 --> 00:10:15,688 あっ!? 流星拳が1つ残らずかわされた 86 00:10:15,688 --> 00:10:18,691 ばかな いくら強じんな聖衣の盾で 防いだとしても 87 00:10:18,691 --> 00:10:23,679 100発以上もの流星拳を受けて ひび1つ入らないとは… 88 00:10:23,679 --> 00:10:27,683 そうか あれがうわさに高い 龍星座の盾か 89 00:10:27,683 --> 00:10:31,687 あの盾を前にしては 星矢の敗北は もはや確実だな 90 00:10:31,687 --> 00:10:34,690 ペガサス流星拳! 91 00:10:34,690 --> 00:10:37,693 あぁ… いったい これは!? 92 00:10:37,693 --> 00:10:40,679 まだわからんのか星矢 93 00:10:40,679 --> 00:10:43,679 この左腕の盾は そこいらの聖衣と同じではない 94 00:10:45,684 --> 00:10:48,687 俺が聖闘士となるべく 送り込まれた場所は 95 00:10:48,687 --> 00:10:51,687 龍神伝説で名高い 中国 廬山の五老峰だ 96 00:10:53,692 --> 00:10:57,696 その五老峰の大滝は 古代より銀河の星くずが 97 00:10:57,696 --> 00:11:01,684 九重の天空から 落ちて出来たといわれるものだ 98 00:11:01,684 --> 00:11:03,686 その大滝のはるか底で 99 00:11:03,686 --> 00:11:06,689 この龍星座の聖衣は 眠っていたのだ 100 00:11:06,689 --> 00:11:11,694 龍の化身とも言われ 悠久の間 銀河の水に打たれ続け 101 00:11:11,694 --> 00:11:16,682 ダイヤモンドさえもしのぐ輝きと 硬度を備えてな 102 00:11:16,682 --> 00:11:19,685 わかるか 星矢 この紫龍を倒すには 103 00:11:19,685 --> 00:11:22,688 まず この盾を砕く以外にないのだ 104 00:11:22,688 --> 00:11:25,691 くそっ どうすればいいんだ? 105 00:11:25,691 --> 00:11:28,694 しかし それは 完璧に不可能なことだ 106 00:11:28,694 --> 00:11:31,697 いかなる強力な拳や 蹴りをもってしても 107 00:11:31,697 --> 00:11:33,682 この盾は傷1つ付かん 108 00:11:33,682 --> 00:11:37,686 こうなった以上 もはや降伏あるのみかな 星矢よ 109 00:11:37,686 --> 00:11:40,689 な… 何だと!? フッ… 110 00:11:40,689 --> 00:11:43,692 それは聖闘士に対して 愚問だったな 111 00:11:43,692 --> 00:11:47,696 やはり決定的な敗北を 見せるしかないようだ 112 00:11:47,696 --> 00:11:51,684 いくぞ 星矢! しっかり見届けろ 自分の負けを! 113 00:11:51,684 --> 00:11:54,687 くっ… 何が負けだ! この程度の拳で! 114 00:11:54,687 --> 00:11:57,687 でやぁぁぁ! フン! 115 00:12:01,694 --> 00:12:04,694 何ぃ… あぁ!? 116 00:12:17,693 --> 00:12:20,696 あぁ!? 117 00:12:20,696 --> 00:12:22,696 うぉっ! 118 00:12:27,686 --> 00:12:29,686 あぁ… 119 00:12:33,692 --> 00:12:38,697 あぁ… 星矢にいちゃんの聖衣が 粉々になっちまったよ 120 00:12:38,697 --> 00:12:42,685 ま… まさか ドラゴンの右の拳も最強の拳 121 00:12:42,685 --> 00:12:45,688 そのようだね 122 00:12:45,688 --> 00:12:47,690 お嬢様 小生意気な星矢も 123 00:12:47,690 --> 00:12:50,693 どうやら これで おしまいのようですな 124 00:12:50,693 --> 00:12:55,698 辰巳 星矢は これぐらいのことで ギブアップなどしません 125 00:12:55,698 --> 00:12:57,698 はぁ? 126 00:13:00,686 --> 00:13:03,689 ペガサス星矢 ドラゴンの右の拳を受けて 127 00:13:03,689 --> 00:13:05,691 大ピンチです 128 00:13:05,691 --> 00:13:11,697 星矢 私の右の拳は 左の盾と同等の強度を持っている 129 00:13:11,697 --> 00:13:13,699 この龍星座の聖衣は 130 00:13:13,699 --> 00:13:18,687 いわば最強の拳と 最強の盾を兼ね備えているのだ 131 00:13:18,687 --> 00:13:23,692 さ… 最強の盾と最強の拳… 132 00:13:23,692 --> 00:13:29,698 紫龍の言うとおり もはや俺の敗北は確実なのか… 133 00:13:29,698 --> 00:13:35,687 いや 最強の盾と最強の拳… 134 00:13:35,687 --> 00:13:38,687 うっ… 待てよ… 135 00:13:40,692 --> 00:13:43,692 うぅ… あぁ… 136 00:13:47,699 --> 00:13:49,699 た… 立った 137 00:13:51,687 --> 00:13:56,692 ばかな 死ぬ気か? あいつ 最強の拳と盾を前にしては 138 00:13:56,692 --> 00:13:58,694 もはや勝ち目はねえだろう 139 00:13:58,694 --> 00:14:03,699 いや 1つだけある 何!? 140 00:14:03,699 --> 00:14:06,702 どうやら星矢は それに気が付いたようだな 141 00:14:06,702 --> 00:14:09,702 あっ!? あぁ!? 142 00:14:11,690 --> 00:14:14,693 フッ… 143 00:14:14,693 --> 00:14:17,696 なぜだ!? そうまでして立ち上がる意味は 144 00:14:17,696 --> 00:14:20,699 どこにあるというのだ 145 00:14:20,699 --> 00:14:24,703 見えたからよ 勝機が 何!? 146 00:14:24,703 --> 00:14:29,691 そうさ紫龍 お前の最強の盾と最強の拳を 147 00:14:29,691 --> 00:14:31,691 一瞬のうちに砕いてやるぜ 148 00:14:33,695 --> 00:14:35,695 うおぉぉぉ! 149 00:14:37,699 --> 00:14:40,702 無謀な 何の策もなしに 飛び込んでくるとは 150 00:14:40,702 --> 00:14:42,688 死ぬ気だな 星矢 151 00:14:42,688 --> 00:14:44,690 うおぉぉぉ!! 152 00:14:44,690 --> 00:14:47,690 よかろう ならば この場で死をくれてやる 153 00:14:49,695 --> 00:14:52,698 でやっ! 154 00:14:52,698 --> 00:14:55,701 あっ!? あぁ!? 155 00:14:55,701 --> 00:14:58,701 あぁ!? あぁ~~!? 156 00:15:04,693 --> 00:15:08,697 さ… 最強の龍星座の盾と拳が粉々に 157 00:15:08,697 --> 00:15:11,700 紫龍だけじゃない 星矢のほうも 158 00:15:11,700 --> 00:15:13,700 うぅ… 159 00:15:21,693 --> 00:15:23,695 お静かに お静かに願います 160 00:15:23,695 --> 00:15:25,697 ただいま 場内のクリスタルボードに 161 00:15:25,697 --> 00:15:28,697 先ほどの模様がリプレーされます 162 00:15:33,705 --> 00:15:37,693 無謀にも星矢が紫龍の胸元に 飛び込んでいった 163 00:15:37,693 --> 00:15:39,693 問題は そのあとだ 164 00:15:41,697 --> 00:15:46,702 あっ!? 星矢が狙ったのは ボディーではなく紫龍の左腕だ 165 00:15:46,702 --> 00:15:48,704 フン 甘いな 166 00:15:48,704 --> 00:15:51,690 そんなことぐらい 紫龍もお見通しだ 167 00:15:51,690 --> 00:15:54,693 すぐにブロックの体勢に入ってる 168 00:15:54,693 --> 00:15:57,696 自分から 頭をぶつけにいくようなもんだ 169 00:15:57,696 --> 00:16:00,699 潰れるのはむしろ… あぁ… 170 00:16:00,699 --> 00:16:03,702 あぁ!? 大事なのは このあとだ! 171 00:16:03,702 --> 00:16:07,706 なぜ 紫龍の拳と盾が潰れたかだ 172 00:16:07,706 --> 00:16:10,692 おぉ 見ろ! 紫龍が さらに間髪入れずに 173 00:16:10,692 --> 00:16:13,692 右の拳で とどめを刺しにいっているぞ 174 00:16:17,699 --> 00:16:19,699 あっ… 175 00:16:21,703 --> 00:16:26,692 紫龍の盾と拳を潰したのは これか そういうことだ 176 00:16:26,692 --> 00:16:30,696 つまり 中国の故事にある 矛盾ということだ 177 00:16:30,696 --> 00:16:35,701 どんな矛も通さない最強の盾 178 00:16:35,701 --> 00:16:40,706 どんな盾も貫き通す最強の矛 179 00:16:40,706 --> 00:16:43,706 その最強の2つがぶつかれば どうなるのか 180 00:16:45,694 --> 00:16:47,694 答えは これだ! 181 00:16:52,701 --> 00:16:54,701 うぅ… 182 00:16:57,706 --> 00:17:00,692 この戦いは終わりだな 当然だ 183 00:17:00,692 --> 00:17:06,698 紫龍は拳も盾も潰れて裸同然 星矢も半分 死んだも同然 184 00:17:06,698 --> 00:17:09,698 ハァ ハァ ハァ… 185 00:17:11,703 --> 00:17:14,703 ハァ ハァ… 186 00:17:20,696 --> 00:17:22,696 うぁ… 187 00:17:25,701 --> 00:17:28,701 嫌~! 星矢にいちゃん! 188 00:17:34,710 --> 00:17:40,699 マスクをしてなければ 完全に頭の骨を砕いたはず 189 00:17:40,699 --> 00:17:42,701 これで どちらが生き残ろうと 190 00:17:42,701 --> 00:17:46,705 次の準決勝で この俺と戦うべき人間は 191 00:17:46,705 --> 00:17:50,709 どちらも 戦闘不能になったということだ 192 00:17:50,709 --> 00:17:52,694 春麗 あっ 193 00:17:52,694 --> 00:17:55,697 すまないが もうしばらく待っていてくれ 194 00:17:55,697 --> 00:17:59,701 この戦い 下手をすると 少し長引くことになるかもしれん 195 00:17:59,701 --> 00:18:02,704 えっ!? で… でも紫龍… 196 00:18:02,704 --> 00:18:06,708 あの人は もう… いや 立ち上がってくる 197 00:18:06,708 --> 00:18:09,711 星矢は必ずまた 198 00:18:09,711 --> 00:18:11,697 そういう男だ 199 00:18:11,697 --> 00:18:14,700 今までの戦いぶりを見て それが はっきりわかった 200 00:18:14,700 --> 00:18:17,703 こいつは 単なる勝利ということではなく 201 00:18:17,703 --> 00:18:20,706 何か別のことのために戦っている 202 00:18:20,706 --> 00:18:22,708 星矢! 203 00:18:22,708 --> 00:18:24,710 星矢 204 00:18:24,710 --> 00:18:26,710 星矢ちゃん 205 00:18:29,698 --> 00:18:34,703 星矢~! 星矢 お前が負けるのは勝手だけど 206 00:18:34,703 --> 00:18:37,706 お前につきあった6年間が 無駄になるのが しゃくだわね 207 00:18:37,706 --> 00:18:42,711 星矢ちゃん 負けちゃだめ 勝つのよ 勝ち続けるのよ 208 00:18:42,711 --> 00:18:46,698 お姉さんが 星矢ちゃんに気が付くときまで 209 00:18:46,698 --> 00:18:48,700 それまで負けないで… 210 00:18:48,700 --> 00:18:51,700 それまで負けないで… 負けないで! 211 00:18:55,707 --> 00:19:00,712 そ… そうさ 負けられない 212 00:19:00,712 --> 00:19:02,712 俺は まだ… 213 00:19:04,700 --> 00:19:07,703 負けられないんだ 214 00:19:07,703 --> 00:19:11,707 あぁ… ま… まだやるというのか? 215 00:19:11,707 --> 00:19:14,710 どうあっても決着をつける気か 216 00:19:14,710 --> 00:19:17,710 お嬢様 もう 試合中止にしたほうが 217 00:19:20,699 --> 00:19:24,699 もしものことがあっては グラード財団の名に汚れが 218 00:19:28,707 --> 00:19:31,710 でぇい! 219 00:19:31,710 --> 00:19:33,712 やっ! な… 何だ!? 220 00:19:33,712 --> 00:19:36,698 ドラゴンが よろいを脱ぎ捨てちまったぞ 221 00:19:36,698 --> 00:19:39,701 ど… どうしようってんだ? 222 00:19:39,701 --> 00:19:41,701 でやっ! 223 00:19:45,707 --> 00:19:47,707 あぁ… 224 00:19:51,713 --> 00:19:53,698 盾も拳も砕けた今 225 00:19:53,698 --> 00:19:57,702 聖衣など俺にとっては無用の長物 あぁ!? 226 00:19:57,702 --> 00:20:02,707 星矢よ せめて最後は 生身の体で葬ってやろう 227 00:20:02,707 --> 00:20:05,710 いいだろう こちらも ハンデが付いて勝ったとあっちゃ 228 00:20:05,710 --> 00:20:08,710 あとあと面白くないからな 229 00:20:12,701 --> 00:20:14,701 やっ! 230 00:20:22,711 --> 00:20:26,715 これならお互い対等の条件だぜ 231 00:20:26,715 --> 00:20:31,703 愚かな… 星矢!紫龍! 232 00:20:31,703 --> 00:20:34,706 聖衣は身を守るための いわば よろいだ 233 00:20:34,706 --> 00:20:36,708 それを脱ぎ捨てて戦うなど 234 00:20:36,708 --> 00:20:39,711 火の中へ 裸で飛び込むようなものだ 235 00:20:39,711 --> 00:20:42,714 聖闘士の攻撃力は超人的だが 236 00:20:42,714 --> 00:20:45,700 肉体そのものは一般の人間と 変わらないのだからな 237 00:20:45,700 --> 00:20:49,704 その超人的な破壊力をもってして 生身の肉体で戦えば… 238 00:20:49,704 --> 00:20:54,709 放っとけ 瞬 2人にあるのは もはや死のみだ 239 00:20:54,709 --> 00:20:58,709 し… しかし なぜ… なぜ 2人は ここまでして… 240 00:21:10,709 --> 00:21:16,715 星矢 お前は何のために そこまでして戦うのだ? 241 00:21:16,715 --> 00:21:18,717 いや それは聞くまい 242 00:21:18,717 --> 00:21:22,704 ただ はっきりしているのは お前も俺と同じように 243 00:21:22,704 --> 00:21:26,704 単なる名声や黄金聖衣のために ではないということらしい 244 00:21:29,711 --> 00:21:31,713 孤児という闇の中にいた俺は 245 00:21:31,713 --> 00:21:35,713 老師と出会って 一筋の光明を見いだした 246 00:21:38,703 --> 00:21:41,706 ただ聖闘士としての 戦闘技術だけでなく 247 00:21:41,706 --> 00:21:44,709 生きるという 根本的なものを教えられた 248 00:21:44,709 --> 00:21:47,712 その大恩ある老師から 授かったもの全てを試す意味で 249 00:21:47,712 --> 00:21:51,716 俺は この戦いの場に臨んだ 250 00:21:51,716 --> 00:21:55,704 だから俺は 敗れて五老峰に 戻ったとあっては 251 00:21:55,704 --> 00:21:58,707 病床の老師に会わす顔がない 252 00:21:58,707 --> 00:22:01,710 星矢 俺は全力でお前を倒す 253 00:22:01,710 --> 00:22:03,712 今 まさに この世を去らんとする 老師に 254 00:22:03,712 --> 00:22:06,648 龍星座の勝利を 聞いていただくためにな 255 00:22:06,648 --> 00:22:09,648 いくぞ 星矢! 来い 紫龍!