1 00:00:01,835 --> 00:00:07,841 ♪~ 2 00:01:18,995 --> 00:01:25,001 ~♪ 3 00:01:27,837 --> 00:01:30,882 (ナレーター)真の聖闘士(セイント)にのみ 授けられる黄金聖衣(ゴールドクロス)が 4 00:01:31,007 --> 00:01:33,676 デスクィーン島から 悪の化身となって戻った― 5 00:01:33,802 --> 00:01:35,887 フェニックス一味に奪い去られた 6 00:01:37,639 --> 00:01:39,557 星矢(せいや)以下 青銅(ブロンズ)聖闘士たちは― 7 00:01:39,682 --> 00:01:43,311 必死の追撃によって 4つのパーツを奪還する 8 00:01:45,522 --> 00:01:48,691 そして その直後 紫龍(しりゅう)1人だけは― 9 00:01:48,817 --> 00:01:52,237 破損したペガサスとドラゴンの 聖衣(クロス)を修復すべく― 10 00:01:52,362 --> 00:01:54,823 中国へと旅立っていった 11 00:02:20,390 --> 00:02:23,726 (辰巳(たつみ))ご覧のように 奪われた黄金聖衣のうち― 12 00:02:23,852 --> 00:02:26,688 両手両足に当たる 4つのパーツは奪還しました 13 00:02:26,813 --> 00:02:28,606 残り5つ つまり― 14 00:02:28,731 --> 00:02:31,401 マスク ウエスト チェスト ショルダー ボディーの― 15 00:02:31,526 --> 00:02:32,777 各パーツについても― 16 00:02:32,902 --> 00:02:34,988 我がグラード財団の 威信に懸けて― 17 00:02:35,113 --> 00:02:39,534 可及的かつ速やかに取り戻すことを 私は ここに約束します 18 00:02:39,659 --> 00:02:42,579 (記者1) “威信に懸けて”は結構ですがね 犯人グループのリーダーは― 19 00:02:42,704 --> 00:02:44,831 もともと グラード財団が 聖闘士に仕立てるべく― 20 00:02:44,956 --> 00:02:47,167 世界各地に送り込んだ 少年のうちの1人とか… 21 00:02:47,292 --> 00:02:48,501 (記者2)これは いったい どういうことです? 22 00:02:48,960 --> 00:02:50,461 (辰巳)どうもこうもありません 23 00:02:50,587 --> 00:02:53,756 やつは悪魔に魂を売った外道 と言う以外にありませんな 24 00:02:53,882 --> 00:02:55,508 (記者2) 悪魔って どんな悪魔なんです? 25 00:02:55,633 --> 00:02:58,011 (記者3) グラード財団の商売敵と解釈して よろしいんですか? 26 00:02:58,136 --> 00:03:00,054 (記者1) 大会が再開される見通しは? 27 00:03:00,179 --> 00:03:01,890 (記者2)犯行の動機として 考えられるのは? 28 00:03:02,015 --> 00:03:03,474 (記者1) 前売り等の払い戻しなど― 29 00:03:03,600 --> 00:03:05,602 被害の総額は いくらぐらいになるんです? 30 00:03:24,329 --> 00:03:25,830 (記者1)ねえ 沙織(さおり)さん ひと言 お願いしますよ! 31 00:03:25,955 --> 00:03:27,540 (記者2) なんとか言ってください 沙織さん! 32 00:03:27,707 --> 00:03:29,250 (シャッター音) (城戸(きど)沙織)ハッ! 33 00:03:29,792 --> 00:03:31,294 どうなんですか? 沙織さん 34 00:03:31,419 --> 00:03:32,670 (記者1)犯人の目的は? 35 00:03:32,795 --> 00:03:34,464 (記者2) ファンに対して何か ひと言! 36 00:03:34,756 --> 00:03:37,800 (記者たちの質問する声) 37 00:03:38,343 --> 00:03:39,761 予定の時間が過ぎました 38 00:03:40,511 --> 00:03:42,263 これで記者会見を 終わらせていただきます 39 00:03:42,388 --> 00:03:43,973 えっ? ちょっと待ってくださいよ 40 00:03:44,098 --> 00:03:45,391 (記者1) これじゃ記事になりませんよ 41 00:03:45,516 --> 00:03:46,684 お嬢様 42 00:03:47,101 --> 00:03:48,895 沙織さん ここはひとつ― 43 00:03:49,020 --> 00:03:50,772 グラード財団の 代表としての立場から― 44 00:03:50,897 --> 00:03:52,357 責任あるコメントを… 45 00:03:52,482 --> 00:03:54,108 (沙織) 1つだけ確かなことがあります 46 00:03:54,234 --> 00:03:55,068 ほう それは? 47 00:03:55,652 --> 00:03:57,028 今度の大会の趣旨は― 48 00:03:57,153 --> 00:04:00,073 格闘技大会を通じて 世界中の人々に― 49 00:04:00,198 --> 00:04:03,076 真の勇気とは ファイトとは たくましさとは何かを― 50 00:04:03,201 --> 00:04:04,661 知ってもらおうというものです 51 00:04:04,786 --> 00:04:09,624 それは 私(わたくし)の祖父 城戸光政(みつまさ)の 長年の夢であり理想でした 52 00:04:11,292 --> 00:04:13,878 それを踏みにじった あのフェニックスこそ 53 00:04:14,003 --> 00:04:15,880 憎むべき 卑劣な裏切り者です 54 00:04:16,005 --> 00:04:19,592 (パトカーのサイレン) 55 00:04:22,720 --> 00:04:23,888 (ノック) 56 00:04:24,889 --> 00:04:27,850 お嬢様 ただ今 警察の方が お見えになりました 57 00:04:28,476 --> 00:04:31,271 警察? 何か手がかりでも つかめたのかしら? 58 00:04:31,396 --> 00:04:34,857 ああ さすがは捜査力世界一を誇る 日本の警察だ 59 00:04:34,983 --> 00:04:36,693 (犬の吠(ほ)え声) (一同)ん? 60 00:04:38,820 --> 00:04:39,904 (2人)あっ 61 00:04:40,863 --> 00:04:41,864 失礼します 62 00:04:41,990 --> 00:04:45,576 最も優秀な警察犬を1頭 大至急との要請の電話を頂き― 63 00:04:45,702 --> 00:04:50,415 早速 この検挙率95%を誇る ハヤテ号を連れてまいりました 64 00:04:51,708 --> 00:04:53,459 辰巳 お前が電話を? 65 00:04:53,584 --> 00:04:55,086 いいえ お嬢様 66 00:04:55,712 --> 00:04:57,588 それにしても いったい誰が? 67 00:04:57,714 --> 00:05:00,091 (星矢) エッヘヘヘ 俺だよ 俺 68 00:05:00,633 --> 00:05:03,344 (辰巳) 貴様 グラード財団の名を 勝手に使いおって… 69 00:05:03,469 --> 00:05:05,930 (星矢)頭 悪(わり)いね あんた (辰巳)なんだと? 70 00:05:06,055 --> 00:05:07,348 (星矢)だって そうだろうが 71 00:05:07,473 --> 00:05:08,599 いいかい? 72 00:05:08,725 --> 00:05:11,102 この黄金聖衣の箱とパーツには― 73 00:05:11,227 --> 00:05:14,188 一輝(いっき)の野郎のにおいが バッチリ染みついてる なっ? 74 00:05:14,314 --> 00:05:15,732 …となりゃ ここは当然― 75 00:05:15,857 --> 00:05:19,861 におい嗅ぎのプロ ハヤテに 登場してもらって 犯人追跡だわな 76 00:05:19,986 --> 00:05:21,279 (辰巳)うーん 77 00:05:22,196 --> 00:05:25,116 沙織お嬢様 どう? 何か文句ある? 78 00:05:26,617 --> 00:05:28,786 自分なりの成算があるのでしょう 79 00:05:28,911 --> 00:05:30,621 やってみるのもいいことです 80 00:05:30,747 --> 00:05:31,873 (星矢)ん? 81 00:05:39,756 --> 00:05:42,675 “やってみるのも いいことです”か… 82 00:05:43,301 --> 00:05:44,510 (ハヤテの吠え声) 83 00:05:44,635 --> 00:05:45,595 (星矢)よし 行くぞ 84 00:05:45,720 --> 00:05:47,930 においを覚えたら港へ直行だ 85 00:05:48,264 --> 00:05:50,892 ゆうべ 一輝とやり合った港を 出発点として― 86 00:05:51,017 --> 00:05:52,435 やつの行方を追うんだ 87 00:05:52,894 --> 00:05:54,062 (ハヤテの吠え声) 88 00:05:54,562 --> 00:05:55,438 (星矢)お待たせ! 89 00:05:56,064 --> 00:05:57,106 さあ 乗れ 90 00:05:57,398 --> 00:05:58,941 ほら 乗るんだよ 91 00:05:59,233 --> 00:06:00,443 あっ 待て ハヤテ 92 00:06:01,360 --> 00:06:03,446 …ったく しょうがねえな 93 00:06:15,041 --> 00:06:17,293 (瞬(しゅん)の声) 悪夢のような ゆうべの出来事 94 00:06:17,543 --> 00:06:19,462 兄さんが 僕を殺そうとするなんて… 95 00:06:27,011 --> 00:06:28,846 僕には まだ信じられない 96 00:06:34,936 --> 00:06:38,272 (星矢の声) 待てよ? もしかしたら こっちのほうに 一輝のにおいが… 97 00:06:38,397 --> 00:06:39,482 それで ハヤテは… 98 00:06:55,206 --> 00:06:56,249 (瞬の声)ん? 99 00:06:56,374 --> 00:06:58,126 そうだ 確かに この木だ 100 00:06:59,127 --> 00:07:01,129 幼いころ 兄さんは よく この木に向かって― 101 00:07:01,254 --> 00:07:03,214 拳法の練習に励んでいた 102 00:07:03,756 --> 00:07:06,259 懐かしい 兄さんの拳(けん)の跡 103 00:07:06,759 --> 00:07:08,094 (一輝)たあっ! 104 00:07:08,511 --> 00:07:09,595 ていっ! 105 00:07:09,720 --> 00:07:10,930 えいっ! 106 00:07:11,055 --> 00:07:12,849 とうっ! えいっ! 107 00:07:13,307 --> 00:07:15,726 たあっ! えいっ! たあっ! 108 00:07:16,185 --> 00:07:17,854 えいっ! たあっ! 109 00:07:17,979 --> 00:07:19,272 (瞬)ああ… 110 00:07:20,648 --> 00:07:22,442 (一輝)えいっ! とあっ! 111 00:07:22,567 --> 00:07:23,443 瞬! 112 00:07:23,568 --> 00:07:25,945 あっ う… うん 113 00:07:34,954 --> 00:07:35,872 えいっ! 114 00:07:35,997 --> 00:07:37,582 ウッ ウウ… 115 00:07:37,707 --> 00:07:39,041 (一輝)続けろ 瞬 116 00:07:39,167 --> 00:07:41,127 兄さん 僕 できないよ 117 00:07:41,252 --> 00:07:44,714 (泣き声) 118 00:07:44,839 --> 00:07:45,882 (一輝)いいか? 瞬 119 00:07:46,007 --> 00:07:48,593 俺たちには 親も身よりも財産もない 120 00:07:48,718 --> 00:07:50,094 そんな俺たち兄弟が― 121 00:07:50,219 --> 00:07:53,306 今の どん底から日の当たる場所へ 出たいと思ったら― 122 00:07:53,431 --> 00:07:55,808 この2つの拳を 鍛えに鍛え上げて― 123 00:07:55,933 --> 00:07:58,352 腕力で はい上がるしか 道はないんだぞ 124 00:07:59,896 --> 00:08:01,355 この2つの拳で? 125 00:08:01,814 --> 00:08:05,026 うん よく覚えておけよ 瞬 126 00:08:07,612 --> 00:08:09,113 (瞬の声)6年たった今 127 00:08:09,238 --> 00:08:13,201 兄さんは その2つの拳を 破壊と殺戮(さつりく)のために使っている 128 00:08:20,541 --> 00:08:21,876 なぜなの? 129 00:08:22,335 --> 00:08:25,046 いったい何が兄さんを ここまで変えてしまったんだ? 130 00:08:27,840 --> 00:08:28,716 あっ 131 00:08:31,928 --> 00:08:33,054 あれは! 132 00:08:34,347 --> 00:08:37,767 あれは キグナスのトレードマーク ノーザンクロスの形 133 00:08:39,185 --> 00:08:42,730 この鋭い牙で えぐったような 爪の跡 134 00:08:42,855 --> 00:08:45,483 氷河(ひょうが)が これを この木に刻んだというのか? 135 00:08:45,608 --> 00:08:47,818 しかし いったい何のために? 136 00:08:48,736 --> 00:08:49,570 ハッ 137 00:08:59,413 --> 00:09:00,331 ああ… 138 00:09:01,791 --> 00:09:02,625 (ハヤテの吠え声) 139 00:09:05,711 --> 00:09:07,463 (星矢の声)この真剣な様子 140 00:09:07,588 --> 00:09:10,132 やっぱり こいつは 一輝のにおいを追ってるんだ 141 00:09:10,841 --> 00:09:12,260 (吠え声) 142 00:09:12,385 --> 00:09:13,261 (星矢)こっちか! 143 00:09:30,570 --> 00:09:32,863 何だ? この突然の冷気は 144 00:09:34,532 --> 00:09:35,825 ハッ! 145 00:09:37,743 --> 00:09:38,869 わあっ! 146 00:09:45,918 --> 00:09:46,877 誰だ! 147 00:09:49,380 --> 00:09:51,299 (瞬の声)鎖が凍りついている 148 00:09:51,424 --> 00:09:55,344 こんな強烈な冷気を放射できる男は やっぱり 氷河しかいない 149 00:09:55,886 --> 00:09:58,306 しかし なぜ氷河が? 150 00:09:58,556 --> 00:10:03,102 (男の笑い声) 151 00:10:03,394 --> 00:10:05,187 (男)氷河が どうしたと? 152 00:10:05,563 --> 00:10:06,981 (瞬)正体を現せ! 153 00:10:07,106 --> 00:10:09,984 (男の笑い声) 154 00:10:10,109 --> 00:10:11,819 (瞬)星雲鎖(ネビュラチェーン)! 155 00:10:15,573 --> 00:10:16,532 (瞬の声)あっ 156 00:10:17,241 --> 00:10:18,326 ダメだ 157 00:10:18,451 --> 00:10:20,870 アンドロメダ星雲の 小宇宙(コスモ)パワーを持った この鎖が― 158 00:10:20,995 --> 00:10:23,497 すべて 冷気に侵されて 役立たない! 159 00:10:25,791 --> 00:10:27,126 (男)ハハハハッ 160 00:10:27,251 --> 00:10:31,589 アンドロメダ 貴様の鎖など たかが その程度の代物よ 161 00:10:32,298 --> 00:10:33,507 お前は! 162 00:10:34,383 --> 00:10:35,760 ハハハハッ 163 00:10:40,306 --> 00:10:43,434 はああーっ! 164 00:10:48,272 --> 00:10:49,607 こ… これは 165 00:10:54,737 --> 00:10:55,696 しゃあっ! 166 00:10:55,821 --> 00:10:56,614 ウッ 167 00:10:59,241 --> 00:11:00,576 (瞬の声) ダイヤモンドダスト! 168 00:11:01,535 --> 00:11:03,621 氷河 なぜだ? 169 00:11:03,871 --> 00:11:05,998 何のために こんなことをする? 170 00:11:07,750 --> 00:11:08,584 お前は… 171 00:11:09,293 --> 00:11:10,670 黒ずくめの その姿 172 00:11:10,795 --> 00:11:13,089 そして 黒い雪の結晶の ダイヤモンドダスト 173 00:11:13,756 --> 00:11:15,091 お前はキグナスではない 174 00:11:15,758 --> 00:11:18,594 (暗黒スワン) キグナスさ 暗黒聖闘士のな 175 00:11:18,719 --> 00:11:19,428 くおっ! 176 00:11:20,679 --> 00:11:23,641 兄には似ても似つかんやつよ 軟弱な! 177 00:11:26,102 --> 00:11:27,311 (瞬の声)暗黒聖闘士? 178 00:11:27,436 --> 00:11:29,730 すると ゆうべ 兄さんの手下どもが言っていた― 179 00:11:29,855 --> 00:11:30,731 最強の聖闘士! 180 00:11:32,149 --> 00:11:34,402 (暗黒スワン) たあっ! とあっ! かーっ! 181 00:11:34,527 --> 00:11:35,903 ウワアアッ! 182 00:11:39,281 --> 00:11:41,700 (瞬)なに? これは幻覚か 183 00:11:41,826 --> 00:11:44,245 黒い雪の結晶に 体が溶け込んでいく 184 00:11:44,370 --> 00:11:45,579 フハハハッ 185 00:11:45,704 --> 00:11:48,833 暗黒スワンの恐ろしさを 肝に銘じて あの世へ行け! 186 00:11:48,958 --> 00:11:50,084 アアッ 187 00:11:52,503 --> 00:11:54,046 とどめだ! 188 00:11:54,171 --> 00:11:55,798 だあーっ! 189 00:11:55,923 --> 00:11:56,799 あっ 190 00:12:04,598 --> 00:12:07,601 う… 腕が 俺の腕が凍りついてる 191 00:12:07,726 --> 00:12:09,687 バ… バカな 192 00:12:09,812 --> 00:12:11,313 これは いったい? 193 00:12:13,524 --> 00:12:17,361 (氷河)ハハハハッ それが本物のキグナスの冷気よ! 194 00:12:19,029 --> 00:12:20,781 (鳥の鳴き声) (暗黒スワン)あっ? 195 00:12:25,786 --> 00:12:26,871 氷河! 196 00:12:27,413 --> 00:12:30,291 (氷河) 暗黒聖闘士に 俺と同じ ノーザンクロスを持つ― 197 00:12:30,416 --> 00:12:32,877 黒い白鳥座(はくちょうざ)の男がいると 聞いていたが 198 00:12:33,586 --> 00:12:35,921 それが お前か? 暗黒スワン! 199 00:12:36,046 --> 00:12:37,173 くっ… 200 00:12:47,308 --> 00:12:50,478 こ… これは! 俺の黒い雪が白くなっていく 201 00:12:51,145 --> 00:12:54,356 どちらが真の十字架を背負う 聖闘士にふさわしいか 202 00:12:54,482 --> 00:12:56,567 この場で決着をつけてやる! 203 00:12:57,067 --> 00:12:58,402 とあっ! 204 00:13:00,946 --> 00:13:02,948 来い 暗黒スワンよ! 205 00:13:03,199 --> 00:13:06,076 (暗黒スワン)ハハッ キグナスよ 望むところだ! 206 00:13:06,827 --> 00:13:09,788 (瞬)まるで うり二つ 氷河が2人いるようだ 207 00:13:09,955 --> 00:13:12,374 だが 敵は あくまでも暗黒聖闘士 208 00:13:12,500 --> 00:13:14,084 たとえ 聖衣の形は同じでも― 209 00:13:14,710 --> 00:13:16,921 しょせんは 悪の衣を まとっているにすぎない 210 00:13:17,046 --> 00:13:18,088 (ハヤテの吠え声) 211 00:13:18,214 --> 00:13:19,173 (瞬)ハッ 212 00:13:19,548 --> 00:13:21,592 (吠え声) 213 00:13:23,219 --> 00:13:24,220 氷河! 214 00:13:24,803 --> 00:13:25,763 (瞬)星矢! 215 00:13:26,222 --> 00:13:27,765 どうして ここへ? 216 00:13:27,890 --> 00:13:30,351 (星矢)一輝のにおいを嗅いで こいつが連れてきてくれたのさ 217 00:13:30,476 --> 00:13:32,186 瞬 一輝はどこだ? 218 00:13:32,311 --> 00:13:34,021 (瞬)兄さんは ここにはいないよ 219 00:13:34,146 --> 00:13:35,105 その犬は 多分― 220 00:13:35,231 --> 00:13:37,441 ここの木に染みついていた 昔の兄さんのにおいを― 221 00:13:37,566 --> 00:13:39,068 嗅ぎつけてきたんだろう 222 00:13:39,193 --> 00:13:40,694 そうだったのか 223 00:13:41,070 --> 00:13:42,279 …となりゃ しかたがねえ 224 00:13:42,404 --> 00:13:44,740 ここは いっちょう 氷河に手を貸して あの野郎を… 225 00:13:44,865 --> 00:13:46,200 手出し無用 226 00:13:46,325 --> 00:13:47,910 ここは1対1の勝負だ! 227 00:13:48,035 --> 00:13:49,870 1対1もクソもあるか 228 00:13:49,995 --> 00:13:52,164 敵を前にして ボケッとしていられるほど― 229 00:13:52,289 --> 00:13:54,124 俺は お人よしじゃねえ 230 00:13:55,042 --> 00:13:55,876 あっ 231 00:13:57,795 --> 00:14:01,674 (星矢の声)すごい気迫だ 俺など とても入り込む隙がない 232 00:14:03,801 --> 00:14:04,718 ああっ 233 00:14:05,594 --> 00:14:07,555 いくぞ キグナス! 受けてみろ 234 00:14:07,972 --> 00:14:09,932 暗黒ブリザードの恐怖を 235 00:14:11,183 --> 00:14:13,852 はあああーっ! 236 00:14:15,729 --> 00:14:17,481 ウワッ! 237 00:14:19,733 --> 00:14:21,485 ハハハッ 見たか キグナス! 238 00:14:28,492 --> 00:14:32,538 この暗黒スワンの黒雪は たとえ炎でも凍りつかせるのだ 239 00:14:33,080 --> 00:14:34,790 いかん! このままでは氷河が 240 00:14:34,915 --> 00:14:36,041 あっ? 241 00:14:43,674 --> 00:14:45,259 (暗黒スワン)ああっ… 242 00:14:46,302 --> 00:14:47,803 見たか 暗黒スワン 243 00:14:47,928 --> 00:14:51,849 貴様が凍らせたのは キグナスのたった皮一枚よ 244 00:14:51,974 --> 00:14:53,726 こ… こんなバカな… 245 00:14:54,602 --> 00:14:56,228 今度は お前が知る番だ 246 00:14:56,896 --> 00:15:00,858 キグナスの真の冷気 ダイヤモンドダストの恐怖をな! 247 00:15:01,650 --> 00:15:04,653 はあああーっ! 248 00:15:21,378 --> 00:15:22,755 ウオオッ 249 00:15:23,422 --> 00:15:26,342 (氷河)ダイヤモンドダスト! 250 00:15:26,467 --> 00:15:27,593 アアッ 251 00:15:30,471 --> 00:15:31,472 (2人)あっ! 252 00:15:33,849 --> 00:15:35,309 (氷河)よくぞ かわした 253 00:15:35,434 --> 00:15:38,896 …と言いたいところだが 片足が凍りついているぞ 254 00:15:41,190 --> 00:15:42,441 その足では もはや― 255 00:15:42,566 --> 00:15:44,735 次のダイヤモンドダストは かわし切れまい 256 00:15:44,860 --> 00:15:47,237 暗黒スワンよ 貴様の最期だ! 257 00:15:47,363 --> 00:15:48,739 いくぞ! 258 00:15:51,825 --> 00:15:52,743 うおっ 259 00:15:57,206 --> 00:15:59,917 あっ 黒い鎖とは… まさか! 260 00:16:06,423 --> 00:16:09,259 (暗黒ドラゴン)暗黒スワンよ こんな所で何を遊んでいる? 261 00:16:09,385 --> 00:16:10,636 ううっ 262 00:16:11,303 --> 00:16:14,139 (暗黒スワン) よけいな手出しをするな これは 俺とキグナスの… 263 00:16:14,264 --> 00:16:17,893 黙れ! 一輝様が お待ちかねだ すぐに引き揚げるのだ 264 00:16:18,435 --> 00:16:19,520 (暗黒スワン)しかたがない 265 00:16:19,645 --> 00:16:22,481 キグナスよ しばらく命は預けておくぞ 266 00:16:23,023 --> 00:16:23,941 (氷河)待て! 267 00:16:27,695 --> 00:16:28,529 我らは… 268 00:16:28,654 --> 00:16:31,031 (一同)暗黒聖闘士四天王! 269 00:16:31,740 --> 00:16:34,034 (暗黒四天王の笑い声) 270 00:16:34,159 --> 00:16:36,036 暗黒聖闘士四天王… 271 00:16:36,161 --> 00:16:39,081 (4人の笑い声) 272 00:16:40,708 --> 00:16:42,668 (うなり声) (星矢)よしよし 273 00:16:43,919 --> 00:16:45,546 悔しいよな ハヤテ 274 00:16:45,671 --> 00:16:48,590 俺も ペガサスの聖衣さえありゃ 逃がしゃしねえんだが… 275 00:16:48,716 --> 00:16:51,218 (瞬)どうしたの? 大丈夫か? 276 00:16:51,802 --> 00:16:54,722 完全に勝ったつもりでいたが やられていた 277 00:16:54,847 --> 00:16:56,223 左腕がしびれる 278 00:16:56,932 --> 00:17:00,227 ダイヤモンドダストをかわしながら これだけの反撃をするとは… 279 00:17:00,352 --> 00:17:03,731 さすが暗黒聖闘士 恐るべき技量と破壊力 280 00:17:03,856 --> 00:17:07,901 一輝の野郎 恐ろしく手ごわいのを そろえたもんだぜ 281 00:17:08,027 --> 00:17:10,946 これで完璧に 戦闘態勢を整えたわけだ 282 00:17:12,489 --> 00:17:14,241 面白くなってきたぜ 283 00:17:24,126 --> 00:17:25,210 (操作音) 284 00:17:41,518 --> 00:17:44,646 (沙織の声)おじい様が 私のために造ってくださった 285 00:17:44,772 --> 00:17:47,483 この小さな小さなプラネタリウム 286 00:17:48,734 --> 00:17:50,694 ここは 私にとって― 287 00:17:50,819 --> 00:17:54,156 一生忘れられない思い出が いっぱい詰まっている 288 00:17:58,827 --> 00:18:01,747 毎日のように おじい様が語ってくださる― 289 00:18:01,872 --> 00:18:06,418 ギリシャ神話と その主人公たちの 名をつけた美しい星座が彩る― 290 00:18:06,543 --> 00:18:08,796 無限の大宇宙のすばらしさ 291 00:18:09,171 --> 00:18:12,841 両親のいない私が 少しもいじけず 育つことができたのも― 292 00:18:12,966 --> 00:18:16,595 このことが 何より心の支えと なってきたからだ 293 00:18:16,720 --> 00:18:19,515 でも そのおじい様も もういない 294 00:18:20,933 --> 00:18:22,851 (沙織) 聞いてください おじい様 295 00:18:23,352 --> 00:18:26,772 大切な黄金聖衣が 卑劣な裏切り者のために― 296 00:18:26,897 --> 00:18:28,857 盗まれてしまいました 297 00:18:28,982 --> 00:18:32,694 私は… 私は これから どうすればいいのか… 298 00:18:32,820 --> 00:18:33,654 ハッ 299 00:18:41,120 --> 00:18:42,371 (沙織の声)おじい様? 300 00:18:43,205 --> 00:18:45,165 (城戸光政)うむ 沙織 301 00:18:45,290 --> 00:18:47,292 この大会を計画したときに― 302 00:18:47,417 --> 00:18:50,045 お前に話したことを 覚えているかね? 303 00:18:50,337 --> 00:18:51,421 “もしかしたら 大会は―” 304 00:18:51,547 --> 00:18:55,717 “恐ろしい力を持った悪の手で 妨害されるかもしれない” 305 00:18:56,510 --> 00:18:59,388 “そのときこそ お前は くじけたりせず―” 306 00:18:59,513 --> 00:19:04,309 “聖闘士たちと力を合わせて戦い 悪を滅ぼすのだ”とね 307 00:19:04,810 --> 00:19:06,645 ええ 確かに 308 00:19:06,770 --> 00:19:09,398 そして “この大会の本当の目的は―” 309 00:19:09,523 --> 00:19:14,278 “気配を殺して闇に潜む巨大な悪を 白日の下(もと)に おびき出すことだ” 310 00:19:14,403 --> 00:19:17,281 “闘技場(コロッセオ)は そのための おとりとして造るのだ”と… 311 00:19:17,406 --> 00:19:18,615 そうだ そのとおり 312 00:19:18,740 --> 00:19:22,536 (沙織) では その誘いに乗って出てきた 裏切り者 一輝こそ― 313 00:19:22,661 --> 00:19:24,746 憎むべき悪の首魁(しゅかい) 314 00:19:25,581 --> 00:19:29,251 (光政)いや きやつは 単なる先発部隊にすぎぬ 315 00:19:30,627 --> 00:19:32,671 しっかりしなさい 沙織 316 00:19:33,088 --> 00:19:36,466 聖闘士たちと力を合わせて しっかりな 317 00:19:37,551 --> 00:19:40,095 それが 聖闘士たちが… 318 00:19:40,262 --> 00:19:41,096 ことに― 319 00:19:41,221 --> 00:19:44,391 この計画の最初から おじい様が 見込んでらっしゃった― 320 00:19:44,516 --> 00:19:46,768 星矢と どうも しっくりゆかず… 321 00:19:47,644 --> 00:19:51,940 おまけに マスコミまでが グラード財団を変な目で… 322 00:19:52,399 --> 00:19:53,442 (光政)うむ 323 00:19:54,568 --> 00:19:58,906 地球人類全体に対しての おじい様の配慮を理解し― 324 00:19:59,823 --> 00:20:04,036 私に従って戦うことこそ 聖闘士の使命のはずです 325 00:20:04,203 --> 00:20:05,120 それなのに… 326 00:20:05,996 --> 00:20:07,122 それなのに! 327 00:20:08,665 --> 00:20:09,541 あっ 328 00:20:14,421 --> 00:20:15,923 いいかい? 沙織 329 00:20:16,298 --> 00:20:19,384 あの美しく気高い アテナの女神でさえ― 330 00:20:19,509 --> 00:20:22,179 10人の聖闘士たちに 接するときは― 331 00:20:22,304 --> 00:20:25,933 女らしい 優しい心遣いを 忘れなかったという 332 00:20:26,934 --> 00:20:27,935 女らしい? 333 00:20:28,685 --> 00:20:29,937 そうとも 334 00:20:30,062 --> 00:20:33,565 人の心を自分のほうに 向けさせようと思ったら― 335 00:20:33,690 --> 00:20:35,943 地位や権力を かさに着てはいかん 336 00:20:36,485 --> 00:20:37,778 おじい様 337 00:20:40,072 --> 00:20:44,034 (光政)いいね? 沙織 女らしい 優しい心遣いだよ 338 00:20:44,409 --> 00:20:45,827 ま… 待って おじい様! 339 00:20:45,953 --> 00:20:47,955 ほかにも もっともっと お聞きしたいことが… 340 00:20:48,538 --> 00:20:49,873 おじい様! 341 00:20:50,624 --> 00:20:52,626 おじい様! 342 00:20:58,048 --> 00:21:02,511 (泣き声) 343 00:21:18,986 --> 00:21:21,446 (一輝)お前らを はるばる デスクィーン島から呼んだのは― 344 00:21:21,571 --> 00:21:22,781 ほかでもない 345 00:21:22,906 --> 00:21:27,911 黄金聖衣の残りのパーツを分配し 一人ひとりに預かってもらうためだ 346 00:21:28,036 --> 00:21:29,246 受け取れ 347 00:21:30,455 --> 00:21:33,333 (暗黒ペガサス)ペガサス 確かにウエスト お預かりします 348 00:21:34,042 --> 00:21:36,044 ドラゴン チェスト お預かりします 349 00:21:37,713 --> 00:21:39,589 スワン ショルダー お預かりします 350 00:21:41,049 --> 00:21:42,968 (暗黒アンドロメダ) アンドロメダ ボディー 確かに 351 00:21:43,218 --> 00:21:45,679 (一輝)マスクの部分は この一輝が持つ 352 00:21:46,013 --> 00:21:48,932 これで黄金聖衣は 9つに分かれたわけだが 353 00:21:49,349 --> 00:21:52,894 お前たちの役目は それを預かるだけではないぞ 354 00:21:53,145 --> 00:21:57,024 (暗黒ペガサス)フフフッ 分かっておりますよ 一輝様 355 00:21:57,482 --> 00:22:01,695 やつらに奪い返された 残り4つのパーツを取り返します 356 00:22:04,364 --> 00:22:06,950 青銅聖闘士4人の命 357 00:22:07,367 --> 00:22:09,244 (暗黒四天王)必ず 我らの手で! 358 00:22:19,463 --> 00:22:20,839 ハハハハッ 359 00:22:23,383 --> 00:22:27,012 ハハハハハハッ! 360 00:22:33,477 --> 00:22:39,399 ♪~ 361 00:23:35,455 --> 00:23:41,461 ~♪ 362 00:23:45,340 --> 00:23:49,719 (星矢) 悪魔の申し子 一輝からの挑戦状が ついに俺たちの所へ来た 363 00:23:49,845 --> 00:23:52,097 だが 今の俺は裸同然 364 00:23:52,222 --> 00:23:54,224 ペガサス聖衣が使えない 365 00:23:54,516 --> 00:23:56,476 紫龍は 聖衣を直せるムウに会うため― 366 00:23:56,601 --> 00:23:58,895 亡霊に守られたジャミールへと 入っていく 367 00:23:59,563 --> 00:24:03,191 暗黒聖闘士との決戦までに 紫龍よ 戻ってきてくれ! 368 00:24:04,025 --> 00:24:07,612 聖闘士星矢 「危うし紫龍! 聖衣の墓場」 369 00:24:07,821 --> 00:24:10,866 君は小宇宙を感じたことがあるか?