1 00:00:01,835 --> 00:00:07,841 ♪~ 2 00:01:18,870 --> 00:01:24,918 ~♪ 3 00:01:31,591 --> 00:01:34,219 (ナレーター)聖域(サンクチュアリ)決戦の火ぶたは 切って落とされた 4 00:01:34,844 --> 00:01:37,555 邪悪の矢を受け 倒れたアテナを救うためにも― 5 00:01:37,847 --> 00:01:40,850 黄金聖闘士(ゴールドセイント)の立ちはだかる 12の宮(きゅう)を突破せよ 6 00:01:41,309 --> 00:01:43,686 急げ アテナの聖闘士たち 7 00:01:45,772 --> 00:01:47,732 第1 第2の宮を経て― 8 00:01:47,857 --> 00:01:51,319 第3の宮 双児(そうじ)宮を守護する ジェミニの聖闘士によって― 9 00:01:51,444 --> 00:01:54,823 最大の危機にさらされていた アンドロメダを救ったのは― 10 00:01:54,948 --> 00:01:58,535 1人 傷を癒やしていた フェニックス一輝(いっき)の小宇宙(コスモ)だった 11 00:01:59,202 --> 00:02:02,163 だが 一輝は再び眠りにつき― 12 00:02:02,288 --> 00:02:04,666 アンドロメダは異次元へと 飛ばされそうになったが― 13 00:02:05,250 --> 00:02:07,585 今度は 自ら 小宇宙を完全燃焼させ― 14 00:02:08,044 --> 00:02:10,839 セブンセンシズに目覚めて 敢然と反撃に移った 15 00:02:12,465 --> 00:02:16,636 しかし ジェミニの聖衣(クロス)の中は もぬけの殻だった 16 00:02:17,679 --> 00:02:20,640 一方 異次元から抜け出た キグナスの前に― 17 00:02:21,224 --> 00:02:23,726 新たなる黄金聖闘士が現れた 18 00:02:33,069 --> 00:02:34,487 (氷河(ひょうが))ううっ… 19 00:02:36,823 --> 00:02:37,866 ああ… 20 00:02:41,911 --> 00:02:43,913 そ… その聖衣は 21 00:02:44,622 --> 00:02:46,040 み… 水瓶座(みずがめざ) 22 00:02:46,374 --> 00:02:47,876 あなたは ま… まさか 23 00:02:48,459 --> 00:02:50,169 アクエリアスのカミュ 24 00:02:50,628 --> 00:02:53,882 (カミュ)お前のことは 水晶(クリスタル)聖闘士から聞いていたぞ 氷河 25 00:02:56,843 --> 00:02:57,886 俺もです 26 00:03:03,141 --> 00:03:03,975 (水晶聖闘士)やってみろ 27 00:03:04,642 --> 00:03:05,476 はい! 28 00:03:10,481 --> 00:03:11,983 うーっ 29 00:03:12,108 --> 00:03:14,485 はー! 30 00:03:15,403 --> 00:03:16,988 ウッ ウウ… 31 00:03:18,031 --> 00:03:20,533 (水晶聖闘士) ハッハッハッ どうした 氷河 32 00:03:22,952 --> 00:03:24,871 そんなことでは いつまでたっても― 33 00:03:24,996 --> 00:03:27,582 キグナスの聖衣を 身に着けることは できんぞ 34 00:03:27,790 --> 00:03:30,960 でも どうしたって俺が先生に かないっこありません 35 00:03:31,085 --> 00:03:32,003 だって 先生は― 36 00:03:32,128 --> 00:03:34,589 世界で一番 強い 聖闘士なんですから 37 00:03:35,256 --> 00:03:36,549 (水晶聖闘士)ハハハッ 38 00:03:36,799 --> 00:03:38,468 お前は この生まれ故郷の シベリアと― 39 00:03:38,593 --> 00:03:40,428 日本しか知らぬから 無理もない 40 00:03:40,887 --> 00:03:43,598 だが 上には上がある ということを忘れるな 41 00:03:44,057 --> 00:03:44,974 …というと 42 00:03:45,099 --> 00:03:48,603 まさか 先生より強い聖闘士が この世の中にいるとでも… 43 00:03:49,270 --> 00:03:54,234 そう 例えば私の師 アクエリアスのカミュのように 44 00:03:54,567 --> 00:03:55,610 先生の師… 45 00:03:55,735 --> 00:03:57,820 私の師というからだけではない 46 00:03:58,154 --> 00:04:00,490 私が今までに出会った 聖闘士の中でも― 47 00:04:00,740 --> 00:04:02,367 最も すばらしい聖闘士だ 48 00:04:03,368 --> 00:04:05,870 先生の師 アクエリアスのカミュ 49 00:04:06,663 --> 00:04:07,497 うん 50 00:04:08,706 --> 00:04:09,999 その あなたが― 51 00:04:10,124 --> 00:04:13,628 俺の先生の師である アクエリアスのカミュ 52 00:04:14,295 --> 00:04:17,131 そして あなたは 黄金聖闘士だったんですね 53 00:04:19,842 --> 00:04:20,802 でも… 54 00:04:21,386 --> 00:04:24,555 水瓶座アクエリアスの あなたがいるということは― 55 00:04:25,098 --> 00:04:26,140 ここは宝瓶(ほうべい)宮 56 00:04:26,683 --> 00:04:29,060 違う 宝瓶宮は まだ ずっと先だ 57 00:04:29,185 --> 00:04:31,896 ここは7番目の宮 天秤(てんびん)宮だ 58 00:04:32,021 --> 00:04:33,273 天秤宮? 59 00:04:33,648 --> 00:04:37,443 しかし 天秤宮といえば 紫龍(しりゅう)の師である老師の… 60 00:04:38,861 --> 00:04:39,696 そうだ 61 00:04:39,821 --> 00:04:43,199 本来なら五老峰(ごろうほう)の老師が預かる この天秤宮だが― 62 00:04:43,366 --> 00:04:45,660 老師は長い間 廬山(ろざん)を動かれん 63 00:04:45,785 --> 00:04:48,788 いわば ここは 無人の宮 64 00:04:49,038 --> 00:04:52,208 その無人の宮に なぜ あなたが… 65 00:04:58,631 --> 00:04:59,465 (カミュ)氷河 66 00:05:00,591 --> 00:05:02,927 それは お前をここで 食い止めるためだ 67 00:05:03,386 --> 00:05:04,429 ええ? 68 00:05:05,096 --> 00:05:07,181 これ以上 先に進むな 69 00:05:07,432 --> 00:05:08,933 これは 私の命令だ 70 00:05:09,809 --> 00:05:10,810 それは… 71 00:05:11,144 --> 00:05:13,396 残念ながら 俺の先生の師のお言葉でも― 72 00:05:13,521 --> 00:05:14,939 従うわけにはいきません 73 00:05:15,565 --> 00:05:19,027 ならば 力をもってしてでも 止めねばならないか 74 00:05:21,779 --> 00:05:24,449 ウワーッ! 75 00:05:26,868 --> 00:05:27,994 ううっ 76 00:05:33,333 --> 00:05:34,292 カミュ… 77 00:05:34,417 --> 00:05:37,128 あ… あなたまで 俺たちの十二宮(じゅうにきゅう) 突破を― 78 00:05:37,253 --> 00:05:38,629 阻もうというのですか 79 00:05:39,297 --> 00:05:41,632 俺の… 俺の話を 聞いてください 80 00:05:41,758 --> 00:05:45,011 氷河 お前の取る道は 2つしかない 81 00:05:45,136 --> 00:05:46,929 あきらめて この宮を去るか― 82 00:05:47,055 --> 00:05:49,807 それとも この私と戦うかだ 83 00:05:50,099 --> 00:05:52,977 その前に 俺の話を 聞いてください 84 00:05:53,102 --> 00:05:53,936 うわあ 85 00:05:56,064 --> 00:06:00,443 グワアー! 86 00:06:01,027 --> 00:06:01,944 (ムウ)ハッ 87 00:06:04,405 --> 00:06:06,282 無人のはずの天秤宮に― 88 00:06:06,866 --> 00:06:09,911 老師でない 誰か 黄金聖闘士が来ている 89 00:06:10,661 --> 00:06:12,872 (ムウの声) それにしても この強力な小宇宙は 90 00:06:13,081 --> 00:06:15,833 私の知る 黄金聖闘士の中でも屈指のもの 91 00:06:16,042 --> 00:06:17,460 イヤな予感がする 92 00:06:19,921 --> 00:06:20,963 (氷河)ウウッ 93 00:06:23,633 --> 00:06:24,467 ウワー! 94 00:06:24,926 --> 00:06:25,968 グワーッ 95 00:06:26,552 --> 00:06:27,386 グハッ 96 00:06:28,012 --> 00:06:30,389 グアー! ああっ 97 00:06:32,600 --> 00:06:36,270 (カミュ) どうだ 氷河 おとなしく 引き返す気になったか 98 00:06:38,064 --> 00:06:38,898 い… いいえ 99 00:06:39,607 --> 00:06:40,733 ならば 来い 100 00:06:40,942 --> 00:06:44,362 進むためには この私を 倒さねばならないのだからな 101 00:06:44,779 --> 00:06:47,532 ああ… そ… それもできません 102 00:06:47,865 --> 00:06:49,867 あなたは水晶聖闘士の師 103 00:06:50,118 --> 00:06:52,620 つまり俺の師も同然の方です 104 00:06:53,246 --> 00:06:56,457 師である あなたに 拳(けん)を向けることはできない 105 00:06:56,916 --> 00:06:57,834 何? 106 00:06:58,543 --> 00:07:00,086 どうしても あなたに― 107 00:07:00,211 --> 00:07:03,214 真実を聞いてもらうまでは あきらめません 108 00:07:05,842 --> 00:07:09,303 あなたの教え子であり 俺の先生でもあった― 109 00:07:09,554 --> 00:07:13,224 水晶聖闘士が死んだのは あなたも知っているはずです 110 00:07:14,142 --> 00:07:17,228 そして 水晶聖闘士を死なせたのが― 111 00:07:17,353 --> 00:07:18,980 この俺だということも 112 00:07:19,814 --> 00:07:22,191 村人たちを強制的に働かせ― 113 00:07:22,525 --> 00:07:25,486 シベリアの地に ピラミッドを建設しようとした― 114 00:07:25,611 --> 00:07:27,363 アーレスに抗議するため― 115 00:07:27,488 --> 00:07:29,657 聖域に行った水晶聖闘士は― 116 00:07:30,074 --> 00:07:32,535 まるで別人のようになって 帰ってきた 117 00:07:34,245 --> 00:07:35,121 (水晶聖闘士)死ね! 118 00:07:37,206 --> 00:07:38,374 (氷河) 今は逃げるしかない 119 00:07:38,833 --> 00:07:40,793 (水晶聖闘士) この俺から逃げることが できると… 120 00:07:40,918 --> 00:07:41,836 おっ… 121 00:07:42,420 --> 00:07:45,089 ああっ まただ… 122 00:07:45,423 --> 00:07:48,009 教皇に会って以来 めまいがする 123 00:07:49,802 --> 00:07:52,305 氷河 今度こそ とどめだ! 124 00:07:54,265 --> 00:07:56,767 ダイヤモンドダスト! 125 00:07:59,479 --> 00:08:00,480 うっ 126 00:08:00,897 --> 00:08:02,982 (氷河) ダイヤモンドダスト! 127 00:08:04,859 --> 00:08:06,152 おおっ 128 00:08:06,277 --> 00:08:09,614 ウオーッ! 129 00:08:19,457 --> 00:08:21,334 キエー! 130 00:08:43,773 --> 00:08:44,815 (氷河)先生! 131 00:08:47,068 --> 00:08:48,694 しっかりしてください 132 00:08:49,570 --> 00:08:51,072 ひょ… 氷河 133 00:08:51,197 --> 00:08:54,992 聖闘士は この世を 邪悪から守るものなのだが… 134 00:08:55,660 --> 00:08:58,412 先生 もう しゃべらないで 135 00:08:58,538 --> 00:08:59,997 (水晶聖闘士)ひょ… 氷河 136 00:09:00,581 --> 00:09:03,668 自分の死に時ぐらい 分かってるよ 137 00:09:04,293 --> 00:09:06,462 俺を乗り越えていってくれ 138 00:09:06,754 --> 00:09:08,631 お… お前ならできる 139 00:09:09,423 --> 00:09:13,052 あ… 愛をいつも心に 140 00:09:13,302 --> 00:09:15,054 マーマへの思いを― 141 00:09:15,179 --> 00:09:18,599 す… すべての人々に ああっ 142 00:09:18,724 --> 00:09:19,809 (星矢(せいや))水晶聖闘士! 143 00:09:19,934 --> 00:09:21,936 (氷河)先生 先生! 144 00:09:23,688 --> 00:09:24,939 氷河… 145 00:09:26,107 --> 00:09:26,941 先生… 146 00:09:32,989 --> 00:09:35,199 (氷河) 先生は 何者かの手によって 147 00:09:35,324 --> 00:09:37,868 催眠術のようなものを かけられていたんだ 148 00:09:38,786 --> 00:09:41,455 その 何者かとは 間違いなく… 149 00:09:45,793 --> 00:09:46,919 うおっ 150 00:09:47,461 --> 00:09:48,421 ああっ 151 00:09:49,171 --> 00:09:50,548 グオオ… 152 00:09:50,673 --> 00:09:53,050 ああっ グオオ… 153 00:09:53,968 --> 00:09:55,845 (氷河)聖域のアーレス 154 00:09:58,931 --> 00:10:00,391 それだけじゃない 155 00:10:00,516 --> 00:10:01,642 アーレスは… 156 00:10:02,226 --> 00:10:04,520 お前の話とは それだけか? 157 00:10:04,645 --> 00:10:05,646 え? 158 00:10:06,564 --> 00:10:08,649 (カミュ) 水晶聖闘士は敗れ去り 死んだ 159 00:10:09,150 --> 00:10:10,526 それが すべてだ 160 00:10:10,651 --> 00:10:11,902 あ… あなたは 161 00:10:12,153 --> 00:10:15,197 自分の愛弟子(まなでし)を亡くして 何とも思わないのですか 162 00:10:15,448 --> 00:10:16,824 私が聞きたいのは― 163 00:10:16,991 --> 00:10:20,953 お前がこの宮を去るか それとも私と戦うか それだけだ 164 00:10:21,078 --> 00:10:21,912 そ… そんな 165 00:10:22,038 --> 00:10:26,042 しょせん 水晶聖闘士は 真の聖闘士とは ほど遠かったのだ 166 00:10:26,167 --> 00:10:29,045 その教えを請うた お前と同様にな 167 00:10:29,587 --> 00:10:30,713 何… 168 00:10:32,715 --> 00:10:34,634 この俺だけならともかく― 169 00:10:34,884 --> 00:10:37,720 俺の尊敬する先生まで 侮辱する気なのですか 170 00:10:38,262 --> 00:10:41,265 フッ やっと決心がついたか 氷河 171 00:10:41,682 --> 00:10:42,683 う… 172 00:10:44,101 --> 00:10:45,269 たしか お前には― 173 00:10:45,394 --> 00:10:49,190 シベリアの海に沈んだ船に眠る 母親がいたな 174 00:10:52,234 --> 00:10:54,070 よく見ておくがいい 175 00:11:09,710 --> 00:11:13,214 (氷河の声) これは… マーマの眠るシベリアの海 176 00:11:15,841 --> 00:11:16,675 マーマ! 177 00:11:23,933 --> 00:11:25,017 マーマ… 178 00:11:30,398 --> 00:11:33,192 (カミュ) もう 別れは済んだか? 氷河 179 00:11:36,362 --> 00:11:37,822 うりゃー! 180 00:11:49,417 --> 00:11:50,334 あ… 181 00:12:02,430 --> 00:12:04,765 (氷河の声) ああ… マーマの船が 182 00:12:06,058 --> 00:12:09,770 マーマの船が 海底の一番 深い所へ沈んでいく 183 00:12:10,604 --> 00:12:12,314 ダ… ダメだ! 184 00:12:13,107 --> 00:12:16,485 あそこへ落ちたら もう 誰も近づくことはできない 185 00:12:17,528 --> 00:12:21,407 もう 二度と マーマの顔を見ることはできない 186 00:12:23,159 --> 00:12:25,536 マーマ! 187 00:12:30,916 --> 00:12:32,001 あ… 188 00:12:34,044 --> 00:12:35,379 い… 今のは 189 00:12:35,838 --> 00:12:39,383 夢や幻覚ではない 現実を お前に見せてやったのだ 190 00:12:39,925 --> 00:12:41,385 な… 何だって 191 00:12:44,180 --> 00:12:46,098 あなたが俺のマーマを… 192 00:12:46,599 --> 00:12:48,392 なぜ… なぜなんだ! 193 00:12:56,358 --> 00:12:57,818 な… なぜなんだ? 194 00:12:58,027 --> 00:12:59,862 俺の先生を侮辱したばかりか― 195 00:13:00,738 --> 00:13:01,739 マーマを! 196 00:13:04,533 --> 00:13:07,870 たとえ死んでいても あそこへ行けばマーマに会える 197 00:13:10,247 --> 00:13:13,792 それが たった1つの 心のよりどころであり― 198 00:13:14,210 --> 00:13:15,836 安らぎの場であったんだ 199 00:13:24,345 --> 00:13:26,597 何も持たない この氷河にとって― 200 00:13:26,847 --> 00:13:29,391 唯一 残された 大切なものだったんだ 201 00:13:29,517 --> 00:13:30,684 それをなぜ! 202 00:13:31,352 --> 00:13:33,646 過ぎ去った過去に いつまでもとらわれ― 203 00:13:33,771 --> 00:13:35,814 ましてや 涙するなど… 204 00:13:35,940 --> 00:13:38,317 普通の人間ならば それでもいいだろう 205 00:13:38,526 --> 00:13:40,945 だが 聖闘士なら話は別だ 206 00:13:41,695 --> 00:13:42,696 いわば 氷河 207 00:13:43,030 --> 00:13:45,491 私がお前の弱点を 断ち切ってやったのだ 208 00:13:45,616 --> 00:13:46,450 何だと? 209 00:13:46,575 --> 00:13:49,453 それが悔しければ かかってくるのだ! 210 00:13:50,037 --> 00:13:50,871 (氷河)何? 211 00:13:50,996 --> 00:13:54,458 たとえ誰であろうと 俺からマーマを奪う権利はない! 212 00:13:56,585 --> 00:13:59,755 許さない! たとえ相手が誰であっても 213 00:13:59,964 --> 00:14:03,092 ダイヤモンドダスト! 214 00:14:04,885 --> 00:14:08,430 でやーっ! 215 00:14:11,892 --> 00:14:14,353 あ… 冷気を手のひらで止めた 216 00:14:15,145 --> 00:14:16,897 (カミュ) 忘れたわけではあるまい 217 00:14:17,231 --> 00:14:21,360 このカミュは お前の師 水晶聖闘士の師でもあるのだ 218 00:14:21,485 --> 00:14:24,405 ダイヤモンドダストごとき 初歩的な技で― 219 00:14:24,530 --> 00:14:27,032 この私が倒せると思っているのか 220 00:14:29,076 --> 00:14:29,910 ハア… 221 00:14:31,078 --> 00:14:33,998 今のお前の小宇宙は この程度のものなのだ 222 00:14:34,623 --> 00:14:38,002 これでは この先 どんな黄金聖闘士と戦おうと― 223 00:14:38,127 --> 00:14:39,503 勝負は見えている 224 00:14:43,591 --> 00:14:46,176 決して お前が勝つことは できないだろう 225 00:14:46,635 --> 00:14:49,680 黙れ! まだ あなたとの勝負は ついていない 226 00:14:50,431 --> 00:14:53,350 ううーっ 227 00:14:57,187 --> 00:14:58,355 とあー! 228 00:14:58,606 --> 00:15:00,149 たーっ 229 00:15:05,821 --> 00:15:08,365 オーロラサンダー! 230 00:15:08,949 --> 00:15:11,076 アタック! 231 00:15:19,752 --> 00:15:21,420 ムダなことだ 232 00:15:24,006 --> 00:15:26,091 (氷河の声) 高速の動きをする相手に対して 233 00:15:26,300 --> 00:15:28,469 俺の拳は ただ すり抜けるばかり 234 00:15:28,594 --> 00:15:29,595 クソッ こうなったら― 235 00:15:29,720 --> 00:15:31,972 たとえ勝てなくても 一矢(いっし)報いるまでだ! 236 00:15:32,097 --> 00:15:32,973 とああっ 237 00:15:34,183 --> 00:15:36,101 (カミュ) ムダだと言ったはずだ 238 00:15:36,352 --> 00:15:37,603 まだ 分からないのか! 239 00:15:38,103 --> 00:15:38,938 かあっ! 240 00:15:40,940 --> 00:15:41,815 ああっ 241 00:15:44,443 --> 00:15:45,778 おわっ 242 00:15:46,862 --> 00:15:48,822 うわあ! 243 00:15:54,078 --> 00:15:54,995 ウハッ 244 00:16:01,251 --> 00:16:03,212 お前の心の中は 今― 245 00:16:03,504 --> 00:16:08,342 水晶聖闘士や母への思いと 私への憎悪で満ち満ちている 246 00:16:08,467 --> 00:16:11,178 いわば薄っぺらな 感情というものでな 247 00:16:11,428 --> 00:16:12,346 そして それは― 248 00:16:12,471 --> 00:16:16,100 真の聖闘士が持つべき 究極の小宇宙とは― 249 00:16:16,225 --> 00:16:17,893 遠くかけ離れたものだ 250 00:16:18,560 --> 00:16:20,396 (氷河) き… 究極の小宇宙? 251 00:16:21,647 --> 00:16:23,691 (ムウ) 今更 言うまでもありませんが― 252 00:16:24,858 --> 00:16:28,070 自己の小宇宙を より燃焼させた者が勝つ 253 00:16:29,405 --> 00:16:31,782 なぜ 黄金聖闘士が 強大無比なのか 254 00:16:32,282 --> 00:16:33,867 それは小宇宙の神髄 255 00:16:33,993 --> 00:16:36,578 セブンセンシズを 極めているからなのです 256 00:16:37,413 --> 00:16:39,832 いくら あなたたちが 闘争心を燃やし― 257 00:16:39,957 --> 00:16:41,667 やみくもに戦おうと― 258 00:16:42,001 --> 00:16:44,670 黄金聖闘士を倒すことは 決してできない 259 00:16:45,045 --> 00:16:48,173 セブンセンシズを 自分自身の力で身につけるまでは 260 00:16:49,299 --> 00:16:50,426 ああ… 261 00:16:50,843 --> 00:16:52,177 あなたは まさか… 262 00:16:52,845 --> 00:16:53,679 この俺に― 263 00:16:53,804 --> 00:16:57,725 セブンセンシズというものを 教えようとして わざとマーマを… 264 00:16:57,933 --> 00:17:01,562 少なくとも黄金聖闘士と 互角に戦うためには― 265 00:17:01,729 --> 00:17:04,732 氷河 くだらぬ感情など 捨ててしまえ! 266 00:17:04,940 --> 00:17:05,899 (氷河)俺に… 267 00:17:06,775 --> 00:17:10,195 この俺に マーマのことを 忘れてしまえと言うのですか? 268 00:17:11,989 --> 00:17:13,699 マーマ! 269 00:17:17,828 --> 00:17:20,205 マーマ 早く! 270 00:17:21,165 --> 00:17:23,459 マーマ! 271 00:17:26,086 --> 00:17:29,548 (マーマ) さようなら… 氷河 272 00:17:31,300 --> 00:17:34,219 (氷河)マーマ! 273 00:17:38,974 --> 00:17:40,225 さよなら 274 00:17:41,393 --> 00:17:42,311 氷河 275 00:17:43,729 --> 00:17:45,773 マーマ! 276 00:17:47,983 --> 00:17:49,526 俺には できない 277 00:17:49,943 --> 00:17:51,195 この俺にとって― 278 00:17:51,612 --> 00:17:54,239 この世に残された たった1つの大切なもの 279 00:17:55,282 --> 00:17:56,825 忘れることなど… 280 00:17:59,536 --> 00:18:01,914 忘れることなどできない! 281 00:18:02,998 --> 00:18:06,418 (カミュの声) 氷河… やはり お前には 無理だったのか 282 00:18:11,632 --> 00:18:13,300 もはや これまで! 283 00:18:14,259 --> 00:18:17,888 このまま ほかの黄金聖闘士に なぶり殺しにされるよりは― 284 00:18:18,180 --> 00:18:21,725 お前にとって 師も同然の この私が引導を渡してやる 285 00:18:22,101 --> 00:18:24,728 アクエリアスのカミュ 最大の拳でな! 286 00:18:25,896 --> 00:18:26,730 ああ! 287 00:18:27,481 --> 00:18:28,732 あの形は… 288 00:18:29,024 --> 00:18:31,777 両腕が重なり水瓶の形になった 289 00:18:33,737 --> 00:18:34,571 ああっ 290 00:18:39,326 --> 00:18:41,745 水瓶の口から ほとばしる あれは… 291 00:18:45,082 --> 00:18:47,668 (カミュ) オーロラエクスキューション! 292 00:18:47,793 --> 00:18:49,753 (氷河)うわあー! 293 00:18:59,930 --> 00:19:01,181 (氷河の声)俺は負けた… 294 00:19:01,557 --> 00:19:02,766 完全に負けた 295 00:19:03,433 --> 00:19:04,476 でも もうすぐ― 296 00:19:04,601 --> 00:19:07,396 マーマや水晶聖闘士の待つ 世界に行ける 297 00:19:08,438 --> 00:19:09,731 (氷河)マーマ 298 00:19:12,776 --> 00:19:13,861 氷河… 299 00:19:13,986 --> 00:19:16,864 (氷河)マーマ! 300 00:19:17,364 --> 00:19:18,740 こっちへ来てはダメ 301 00:19:19,116 --> 00:19:20,200 たとえ1人でも― 302 00:19:20,450 --> 00:19:23,370 立派な強い子になると 約束したのを忘れたの? 303 00:19:23,871 --> 00:19:25,289 (氷河の声)ごめん マーマ… 304 00:19:25,622 --> 00:19:27,040 でも 氷河は― 305 00:19:27,374 --> 00:19:29,376 氷河は どうしても… 306 00:19:29,501 --> 00:19:32,129 (城戸沙織(きどさおり)) 氷河 あきらめてはいけません 307 00:19:32,254 --> 00:19:33,255 (氷河の声)沙織さん 308 00:19:33,463 --> 00:19:36,675 俺は セブンセンシズに 目覚めることはできなかったようだ 309 00:19:37,176 --> 00:19:39,553 俺は聖闘士として 失格だったらしい 310 00:19:40,012 --> 00:19:41,513 でも もういいんだ 311 00:19:41,972 --> 00:19:43,015 (星矢)氷河! 312 00:19:43,473 --> 00:19:44,433 (紫龍)どうした 氷河! 313 00:19:44,558 --> 00:19:46,059 (瞬(しゅん)) しっかりして 氷河! 314 00:19:46,185 --> 00:19:49,146 (氷河の声) 許してくれ 星矢 紫龍 瞬 315 00:19:49,438 --> 00:19:52,566 俺は… 俺はマーマの所へ行く 316 00:19:54,026 --> 00:19:56,612 さようなら! 317 00:19:57,446 --> 00:19:58,280 (瞬)ハッ 318 00:20:01,700 --> 00:20:03,452 今の小宇宙は… 319 00:20:03,577 --> 00:20:04,411 そんな! 320 00:20:04,953 --> 00:20:05,787 (星矢)紫龍! 321 00:20:05,913 --> 00:20:07,414 (紫龍) 星矢 お前も感じたか? 322 00:20:07,831 --> 00:20:11,752 ああ 氷河の小宇宙が 一瞬 大きくはじけて… 323 00:20:12,419 --> 00:20:14,129 そのあと 完全に消えてしまった 324 00:20:14,922 --> 00:20:18,133 (星矢) まさか 氷河の命が燃え尽きた? 325 00:20:27,643 --> 00:20:29,478 (ムウの声)氷河の小宇宙が… 326 00:20:29,686 --> 00:20:32,022 そして 第3の宮の火も消えた… 327 00:20:46,745 --> 00:20:48,872 (カミュの声) オーロラエクスキューションの 冷気によって 328 00:20:48,997 --> 00:20:51,291 永遠の眠りについたか 氷河よ 329 00:20:51,750 --> 00:20:54,544 私が お前に与えた試練も ムダに終わったようだ 330 00:20:55,379 --> 00:20:59,341 だが これ以上 戦い進んだところで 結果は同じだった 331 00:20:59,549 --> 00:21:03,053 むしろ 苦しまずに死ねたほうが よかったかもしれない 332 00:21:06,431 --> 00:21:11,228 せめて最後に お前の棺(ひつぎ)も 私の手で作ってやりたい 333 00:21:21,571 --> 00:21:23,865 許せ 水晶聖闘士よ 334 00:21:24,241 --> 00:21:25,492 たとえ宿命とはいえ― 335 00:21:25,617 --> 00:21:28,829 お前の愛弟子を この手で葬ることになろうとは… 336 00:21:30,038 --> 00:21:31,415 優しすぎたのだ 337 00:21:32,249 --> 00:21:34,501 より 人間的すぎたのだ 338 00:21:35,252 --> 00:21:38,505 お前と同様に この氷河も… 339 00:21:43,260 --> 00:21:44,177 かーっ 340 00:21:52,853 --> 00:21:54,438 (カミュの声)その氷の棺は― 341 00:21:54,688 --> 00:21:57,232 いかなることがあっても とけることはない 342 00:21:57,691 --> 00:22:01,611 たとえ黄金聖闘士が何人かかろうと 砕くこともできない 343 00:22:02,779 --> 00:22:03,905 氷河よ 344 00:22:04,156 --> 00:22:07,659 お前の肉体は永遠に その中で朽ち果てることはない 345 00:22:08,452 --> 00:22:10,203 魂は天に昇っても― 346 00:22:10,454 --> 00:22:13,665 この無人の天秤宮で永遠に 347 00:22:14,166 --> 00:22:16,418 さらばだ 氷河 348 00:22:16,877 --> 00:22:18,920 水晶聖闘士よ 349 00:22:32,434 --> 00:22:38,273 ♪~ 350 00:23:34,371 --> 00:23:40,377 ~♪ 351 00:23:45,173 --> 00:23:47,425 (星矢) 蟹座(かにざ)キャンサーの黄金聖闘士 352 00:23:47,551 --> 00:23:50,595 デスマスクが待ち受ける 第4の宮 巨蟹(きょかい)宮 353 00:23:51,263 --> 00:23:54,266 この無数の成仏できずに さまよう死人の顔は― 354 00:23:54,766 --> 00:23:57,144 やつの強さの勲章だというのか 355 00:23:57,269 --> 00:23:58,478 許せねえ! 356 00:23:58,895 --> 00:24:02,357 紫龍 五老峰での決着を 今こそ つけるんだ! 357 00:24:03,275 --> 00:24:07,320 聖闘士聖夜 「ドラゴン! 甦れ死の国から」 358 00:24:07,571 --> 00:24:10,657 君は小宇宙を感じたことがあるか?