1 00:00:01,876 --> 00:00:07,882 ♪~ 2 00:01:18,953 --> 00:01:24,959 ~♪ 3 00:01:27,378 --> 00:01:30,048 (ナレーター)聖域(サンクチュアリ)決戦の火ぶたは 切って落とされた 4 00:01:30,548 --> 00:01:33,259 邪悪の矢を受け 倒れたアテナを救うためにも― 5 00:01:33,384 --> 00:01:36,805 黄金聖闘士(ゴールドセイント)の立ちはだかる 12の宮(きゅう)を突破せよ 6 00:01:36,930 --> 00:01:39,224 急げ アテナの聖闘士たち 7 00:01:40,934 --> 00:01:44,437 10番目の宮 磨羯(まかつ)宮を守る カプリコーンのシュラに対して― 8 00:01:44,562 --> 00:01:46,523 反撃に転じた紫龍(しりゅう)は― 9 00:01:46,648 --> 00:01:49,150 あえて弱点をさらけ出して 倒そうとした 10 00:01:50,110 --> 00:01:53,863 そして ついに究極の小宇宙(コスモ)を 爆発させた紫龍は― 11 00:01:54,197 --> 00:01:57,784 みずからをも滅ぼすという 廬山亢龍覇(ろざんこうりゅうは)を放った 12 00:01:58,868 --> 00:02:02,705 その中で シュラは 沙織(さおり)こそがアテナであると悟った 13 00:02:03,706 --> 00:02:05,834 だが 時すでに遅く 14 00:02:06,292 --> 00:02:09,963 紫龍は天に輝く星となって 消えたのであった 15 00:02:20,932 --> 00:02:22,100 (星矢(せいや))紫龍… 16 00:02:22,225 --> 00:02:23,226 (氷河(ひょうが))紫龍! 17 00:02:23,560 --> 00:02:26,062 (瞬(しゅん))紫龍が… 死んだ? 18 00:02:33,611 --> 00:02:35,446 紫龍! 19 00:02:39,617 --> 00:02:41,703 紫龍! 20 00:03:02,181 --> 00:03:03,016 (星矢)瞬… 21 00:03:04,851 --> 00:03:05,977 (氷河)うん? 22 00:03:07,395 --> 00:03:11,274 二人とも 紫龍の死を 悲しんでいる暇はないようだぜ 23 00:03:11,399 --> 00:03:12,525 (星矢・瞬)あっ 24 00:03:13,693 --> 00:03:14,527 (星矢)カミュ! 25 00:03:16,446 --> 00:03:17,906 あれが宝瓶(ほうべい)宮のカミュ 26 00:03:19,073 --> 00:03:20,950 (星矢) 氷河の師ともいうべき人であり― 27 00:03:21,284 --> 00:03:22,452 天秤(てんびん)宮において― 28 00:03:22,660 --> 00:03:25,914 氷河を氷の棺(ひつぎ)に 閉じ込めたのがあの男だ 29 00:03:34,589 --> 00:03:35,965 星矢 瞬 30 00:03:36,257 --> 00:03:37,759 (氷河)先に行ってくれ (星矢)氷河! 31 00:03:38,426 --> 00:03:40,845 ここは 師のカミュと俺だけに してもらいたい 32 00:03:41,221 --> 00:03:42,889 誰にも邪魔をされたくない 33 00:03:43,139 --> 00:03:44,515 たとえ お前たちにもだ 34 00:03:44,641 --> 00:03:46,017 氷河… 35 00:03:54,525 --> 00:03:56,027 行くんだ 星矢 瞬 36 00:03:56,152 --> 00:03:57,320 (瞬・星矢)ああ… 37 00:04:08,456 --> 00:04:10,458 行くんだ 星矢 瞬! 38 00:04:23,846 --> 00:04:26,683 (カミュの声)氷河… なぜ よみがえってきた? 39 00:04:26,849 --> 00:04:28,226 なぜ あのまま… 40 00:04:28,768 --> 00:04:31,187 いや… もはや何も言うまい 41 00:04:45,118 --> 00:04:47,120 (氷河) わが師ともいうべきカミュ 42 00:04:48,955 --> 00:04:51,457 俺はあなたに 礼を言わなくてはなりません 43 00:04:52,083 --> 00:04:54,961 水晶(クリスタル)聖闘士を通じて あなたの技を学び― 44 00:04:55,211 --> 00:04:56,754 また天秤宮において― 45 00:04:56,921 --> 00:04:59,465 あなたと直接 拳(けん)を交えることによって― 46 00:04:59,590 --> 00:05:01,718 この氷河が 得たものは計り知れません 47 00:05:03,845 --> 00:05:07,390 その礼を言葉でなく 聖闘士としての行動で示したい 48 00:05:08,349 --> 00:05:10,935 それは あなたから授かったもの すべてをぶつけ― 49 00:05:11,060 --> 00:05:13,104 カミュ あなたを倒すことだ! 50 00:05:17,650 --> 00:05:18,568 よかろう 51 00:05:18,693 --> 00:05:21,279 ならば 私もすべてをもって お前に応え― 52 00:05:21,404 --> 00:05:23,573 今度こそ確実に葬ってやろう 53 00:05:24,699 --> 00:05:26,117 こい 氷河! 54 00:05:29,245 --> 00:05:31,497 (星矢)瞬 行くぞ 55 00:05:31,748 --> 00:05:33,082 氷河はカミュとの戦いを― 56 00:05:33,207 --> 00:05:35,293 誰にも邪魔されたくないと 言ったろう 57 00:05:37,503 --> 00:05:38,421 うん… 58 00:05:39,756 --> 00:05:41,132 さあ行くぞ 瞬! 59 00:05:51,517 --> 00:05:54,896 (氷河)ダイヤモンドダスト! 60 00:06:05,907 --> 00:06:07,658 天秤宮でも言ったはずだ 61 00:06:07,867 --> 00:06:09,160 ダイヤモンドダストは― 62 00:06:09,285 --> 00:06:12,538 水晶聖闘士を通じ 私がお前に授けたもの 63 00:06:13,039 --> 00:06:15,541 まして この程度の 冷気で私を倒せるか! 64 00:06:17,335 --> 00:06:20,254 冷気とは このようなものを言うんだ! 65 00:06:21,422 --> 00:06:22,757 (氷河)うわあっ! 66 00:06:24,092 --> 00:06:25,176 うあ! 67 00:06:25,301 --> 00:06:28,012 わああ! 68 00:06:28,137 --> 00:06:29,013 アッ… 69 00:06:36,354 --> 00:06:38,981 ウッ 左足が凍らされた 70 00:06:45,780 --> 00:06:48,866 絶対零度とは何だ? 答えろ氷河 71 00:06:51,244 --> 00:06:53,371 ぜ… 絶対零度とは… 72 00:06:58,334 --> 00:06:59,752 (水晶聖闘士)いいか 氷河 73 00:07:00,211 --> 00:07:01,629 絶対零度とは― 74 00:07:02,088 --> 00:07:07,969 すべての物が凍結される 摂氏零下273,15度の温度をいう 75 00:07:08,845 --> 00:07:10,638 つまり絶対零度とは― 76 00:07:10,763 --> 00:07:14,058 物質がすべての運動を失う 温度のことなのだ 77 00:07:14,851 --> 00:07:18,020 前に あらゆる物は 原子でできていると教えたな? 78 00:07:18,146 --> 00:07:19,230 はい 79 00:07:19,355 --> 00:07:22,525 石ころや花や僕の体も 原子でできていると 80 00:07:22,942 --> 00:07:23,776 そうだ 81 00:07:23,901 --> 00:07:25,778 あらゆる物質を 作っている原子は― 82 00:07:25,987 --> 00:07:27,488 1個1個 それぞれ― 83 00:07:27,613 --> 00:07:29,615 乱雑な動きを しているのだ 84 00:07:31,075 --> 00:07:35,163 温度とは原子の運動の激しさを 示す尺度なのだ 85 00:07:35,830 --> 00:07:38,416 原子の動きが激しければ 温度は高く― 86 00:07:38,624 --> 00:07:42,503 動きが鈍ければ温度は低くなる 分かるか 氷河 87 00:07:42,628 --> 00:07:47,049 つまり物質を凍らせようとすれば その物質の原子を止めればよいのだ 88 00:07:48,009 --> 00:07:50,595 破壊の根本は原子を砕くことにある 89 00:07:52,096 --> 00:07:54,474 だが 氷の闘技を 身に着けるためには― 90 00:07:54,599 --> 00:07:58,060 原子を砕くのではなく 原子の動きを止めろ 91 00:07:58,895 --> 00:08:01,063 砕くのではなく止める? 92 00:08:01,355 --> 00:08:02,482 (水晶聖闘士)そうだ 氷河 93 00:08:03,149 --> 00:08:04,066 (氷河)ああ… 94 00:08:04,692 --> 00:08:09,071 原子の動きを止めるんだ お前みずからの小宇宙によってな 95 00:08:18,414 --> 00:08:20,708 うわああ! 96 00:08:25,129 --> 00:08:26,088 アア… 97 00:08:42,146 --> 00:08:43,689 ウウ… 98 00:08:43,981 --> 00:08:46,025 右足までも凍りついた 99 00:08:46,776 --> 00:08:47,860 ダ… ダメだ 100 00:08:47,985 --> 00:08:50,029 これでは もはや動きが取れない 101 00:08:50,154 --> 00:08:55,284 氷河 お前も知ってのとおり 絶対零度こそが究極の冷気なのだ 102 00:08:55,868 --> 00:08:58,538 だが そこまでの冷気を 作り出すことなど― 103 00:08:58,663 --> 00:09:00,790 このカミュにとっても不可能なこと 104 00:09:00,915 --> 00:09:03,709 いわば 氷の聖闘士の戦いは― 105 00:09:03,834 --> 00:09:06,337 自分の冷気を 絶対零度の位(くらい)まで― 106 00:09:06,462 --> 00:09:08,798 より近づけた者が 勝つということだ 107 00:09:08,923 --> 00:09:11,801 そ… それはすべて 小宇宙によって決まる 108 00:09:11,926 --> 00:09:13,553 そうだ 氷河よ 109 00:09:13,844 --> 00:09:15,221 お前は どうあがいても― 110 00:09:15,346 --> 00:09:18,307 この私の位まで冷気を 高めることはできん 111 00:09:19,183 --> 00:09:22,812 私より以上に 絶対零度に近づくことはできん 112 00:09:24,689 --> 00:09:27,817 それが 勝敗を分ける 決定的な違いなのだ 113 00:09:27,942 --> 00:09:30,736 あ… あれは あの構えは! 114 00:09:43,958 --> 00:09:46,544 (カミュ) オーロラエクスキューション! 115 00:09:47,086 --> 00:09:52,383 (氷河)うわああ! 116 00:09:56,470 --> 00:09:58,472 (カミュ)完全なる敗北を悟り― 117 00:09:58,598 --> 00:10:01,684 再び この冷気によって 死すべし 氷河! 118 00:10:12,945 --> 00:10:13,779 (物音) 119 00:10:13,904 --> 00:10:14,739 なに? 120 00:10:19,660 --> 00:10:20,870 氷河 お前… 121 00:10:20,995 --> 00:10:23,247 オーロラエクスキューションを 受けてなぜ? 122 00:10:23,372 --> 00:10:24,373 師よ 123 00:10:24,498 --> 00:10:28,294 聖闘士なら 一度 見た技は二度とは通用しない 124 00:10:28,419 --> 00:10:29,253 そうでしょう 125 00:10:29,378 --> 00:10:30,463 なっ 126 00:10:33,341 --> 00:10:35,635 (氷河)はああ! 127 00:10:40,389 --> 00:10:42,391 絶対零度までいかなくても― 128 00:10:42,558 --> 00:10:47,146 カミュ あなたの位までは 必ず冷気を高めてみせる 129 00:10:47,688 --> 00:10:49,273 そして あなたを倒す! 130 00:10:53,486 --> 00:10:56,864 オーロラサンダーアタック! 131 00:11:03,329 --> 00:11:05,247 ムダだと言ったはずだ! 132 00:11:05,748 --> 00:11:06,999 うわああ! 133 00:11:24,850 --> 00:11:28,521 (カミュ) お前の攻撃が ことごとく 私に通用しないことが― 134 00:11:28,813 --> 00:11:30,481 ようやく理解できたか 氷河 135 00:11:33,692 --> 00:11:35,778 もはや勝敗の決まった戦いで― 136 00:11:35,903 --> 00:11:38,322 これ以上 お前を 痛めつける気にはなれん 137 00:11:39,365 --> 00:11:42,660 せめて お前の死には もう一度 氷の棺をくれてやろう 138 00:11:45,079 --> 00:11:47,373 このフリージングコフィンをな 139 00:11:54,046 --> 00:11:55,548 ウウッ クッ 140 00:11:58,551 --> 00:11:59,802 (カミュ)知ってのとおり 141 00:11:59,927 --> 00:12:02,680 その氷の棺は いかなることがあっても溶けん 142 00:12:03,681 --> 00:12:06,684 たとえ黄金聖闘士の 数人をもってしても砕けん 143 00:12:07,643 --> 00:12:11,605 ライブラのソードをもって お前を解き放す者も もはやいない 144 00:12:12,273 --> 00:12:15,192 今度こそ安らかに眠るのだ 氷河よ 145 00:12:15,317 --> 00:12:17,403 (氷河)ウウッ ググッ 146 00:12:17,528 --> 00:12:19,613 いまさら そこで 何をするつもりだ? 147 00:12:19,738 --> 00:12:22,783 やがて訪れる死を おとなしく待て 氷河 148 00:12:24,660 --> 00:12:25,786 (氷河)クウッ 149 00:12:25,911 --> 00:12:29,290 ウウッ クッ… 150 00:12:34,920 --> 00:12:37,965 (氷河の声) カミュよ これだけは言っておく 151 00:12:38,424 --> 00:12:39,633 この氷河は― 152 00:12:39,758 --> 00:12:42,720 天秤宮であなたに敗れたときの 氷河ではない 153 00:12:43,512 --> 00:12:46,891 俺は かけがえのない友のため 154 00:12:47,016 --> 00:12:49,768 アテナのために戦い抜くと誓った 155 00:12:49,894 --> 00:12:51,479 (氷河)ぬう… 156 00:12:54,398 --> 00:12:56,775 ぬうう… 157 00:13:01,363 --> 00:13:05,242 (氷河の声) そして この氷の棺を ライブラのソードで断ち切り 158 00:13:05,659 --> 00:13:07,912 俺を救ってくれた紫龍は― 159 00:13:08,037 --> 00:13:10,915 残った俺たちに夢を託して 死んでいった 160 00:13:11,040 --> 00:13:15,377 紫龍のためにも こんな所で くたばってたまるか 161 00:13:15,711 --> 00:13:17,421 見ていてくれ 紫龍 162 00:13:17,546 --> 00:13:20,925 (氷河)ぬああ! 163 00:13:21,050 --> 00:13:22,927 (カミュの声) なに? ま… まさか 164 00:13:30,559 --> 00:13:34,438 まさか お前は内からその棺を 砕こうとしているのか? 165 00:13:39,068 --> 00:13:39,944 うっ! 166 00:13:40,069 --> 00:13:43,948 (氷河)ぬああ! 167 00:13:46,575 --> 00:13:48,160 バ… バカな! 168 00:13:49,453 --> 00:13:51,163 黄金聖闘士 数人がかりでも― 169 00:13:51,288 --> 00:13:54,041 破壊することは不可能な フリージングコフィンを― 170 00:13:54,166 --> 00:13:55,459 粉々に砕くとは… 171 00:13:56,085 --> 00:13:58,212 (カミュの声) いったい 氷河になぜ? 172 00:13:59,463 --> 00:14:00,965 フリージングコフィンを 砕くには― 173 00:14:01,090 --> 00:14:03,717 それ以上の冷気をもって せねばならない 174 00:14:04,343 --> 00:14:09,265 しかも その冷気は 零下273度以下を必要とする 175 00:14:09,390 --> 00:14:11,892 それは つまり絶対零度! 176 00:14:16,146 --> 00:14:17,231 ま… まさか! 177 00:14:18,607 --> 00:14:20,276 氷河は無意識のうちに? 178 00:14:20,901 --> 00:14:23,237 いや そんなはずはない 179 00:14:24,363 --> 00:14:26,782 氷河の両足は 重度の凍傷にかかり― 180 00:14:27,491 --> 00:14:30,202 その肉体は もはや凍死寸前の状態 181 00:14:31,412 --> 00:14:34,790 その氷河のどこに それほどの力が 残されているというのだ? 182 00:14:35,249 --> 00:14:38,002 (氷河)カミュよ 言ったはずだ 183 00:14:38,294 --> 00:14:41,922 たとえ この氷河の冷気が 絶対零度までいかなくても― 184 00:14:42,047 --> 00:14:44,842 あなたの位には高めてみせると… 185 00:14:44,967 --> 00:14:46,802 あなたを倒すと! 186 00:14:46,927 --> 00:14:48,262 よせ 氷河! 187 00:14:48,846 --> 00:14:51,140 ああっ たあっ! 188 00:14:51,849 --> 00:14:53,225 (カミュ)だああ! 189 00:14:58,731 --> 00:14:59,815 これは… 190 00:14:59,940 --> 00:15:01,066 なに! 191 00:15:01,191 --> 00:15:03,903 冷気が氷河と私のあいだで くすぶっている 192 00:15:04,028 --> 00:15:05,070 バカな… 193 00:15:05,195 --> 00:15:06,196 それでは 氷河は― 194 00:15:06,322 --> 00:15:09,491 このカミュと同じ位までの 冷気を放ったというのか? 195 00:15:14,121 --> 00:15:16,081 み… 見事だ 氷河 196 00:15:16,206 --> 00:15:18,959 よくぞ このカミュの位まで 冷気を高めた 197 00:15:19,084 --> 00:15:20,669 しかし 残念ながら― 198 00:15:20,794 --> 00:15:23,130 それでも私を 倒すことにはならんのだ 199 00:15:24,548 --> 00:15:26,926 水が摂氏 零度で凍るように― 200 00:15:27,051 --> 00:15:30,638 アルコールが 零下114,5度で凍結するように― 201 00:15:30,846 --> 00:15:33,015 聖衣(クロス)にも凍結する温度がある 202 00:15:35,100 --> 00:15:38,812 青銅聖衣(ブロンズクロス)は 零下150度以下で凍りつく 203 00:15:39,188 --> 00:15:40,064 たとえ お前の聖衣が― 204 00:15:40,189 --> 00:15:43,776 永久氷壁の中から生まれたとしても 例外ではなく 205 00:15:44,193 --> 00:15:48,697 白銀聖衣(シルバークロス)でさえ零下200度以下で その機能が停止する 206 00:15:49,156 --> 00:15:51,992 だが 黄金聖衣(ゴールドクロス)を凍結するには― 207 00:15:52,117 --> 00:15:56,455 零下273,15度の冷気でなければ 不可能なのだ 208 00:15:56,997 --> 00:15:59,541 絶対零度をもってせねば ならんのだ 209 00:16:00,209 --> 00:16:01,460 分かるか 氷河 210 00:16:01,710 --> 00:16:04,380 私が黄金聖衣をまとっている以上 211 00:16:04,505 --> 00:16:06,548 お前がどんなに 冷気を高めようと― 212 00:16:06,674 --> 00:16:09,969 絶対に倒すのは 不可能なのだということが 213 00:16:10,094 --> 00:16:11,136 氷河? 214 00:16:11,595 --> 00:16:14,431 (カミュの声)こ… この男 私と互角に冷気を放ちながら 215 00:16:14,556 --> 00:16:16,517 すでに意識を失っている! 216 00:16:19,478 --> 00:16:20,521 ウッ クッ 217 00:16:21,355 --> 00:16:23,524 冷気の塊が氷河のほうに… 218 00:16:25,651 --> 00:16:28,988 このままでは 私と氷河の 放ったすべての冷気が― 219 00:16:29,113 --> 00:16:31,532 氷河を襲い粉々にしてしまう! 220 00:16:35,828 --> 00:16:38,580 だが そうなっても やむをえまい 221 00:16:38,706 --> 00:16:42,209 氷河よ それが お前に与えられた宿命ならば! 222 00:16:53,137 --> 00:16:54,221 (氷河の母)氷河 223 00:16:54,346 --> 00:16:57,224 このまま死んではいけません 目を覚ますのです 224 00:16:57,474 --> 00:16:58,392 (紫龍)氷河 225 00:16:58,642 --> 00:17:01,562 お前は氷の棺からでさえ よみがえってきたはずだ 226 00:17:02,354 --> 00:17:04,523 (星矢) こんな所で死ぬ気か 氷河 227 00:17:04,648 --> 00:17:06,650 教皇の間(ま)は まだ先だぞ! 228 00:17:07,234 --> 00:17:08,777 (瞬)氷河 しっかりして! 229 00:17:08,902 --> 00:17:09,820 どんなことがあっても― 230 00:17:09,945 --> 00:17:13,240 みんなで教皇の間まで 乗り込もうと誓い合ったはずだよ 231 00:17:13,741 --> 00:17:14,742 (水晶聖闘士)氷河! 232 00:17:17,619 --> 00:17:18,996 (カミュ)もはや これまで! 233 00:17:19,121 --> 00:17:20,247 さらばだ 氷河! 234 00:17:21,832 --> 00:17:25,085 (沙織)氷河 目を覚ますのです 氷河 235 00:17:28,964 --> 00:17:29,798 うん! 236 00:17:35,387 --> 00:17:36,847 な… なに! 237 00:17:37,181 --> 00:17:40,225 バカな あれほどの冷気を 再び跳ね返すとは! 238 00:17:43,312 --> 00:17:44,229 (氷河)ぬああ… 239 00:17:44,354 --> 00:17:45,814 とああ! 240 00:17:48,233 --> 00:17:49,234 (カミュ)グワッ 241 00:17:49,735 --> 00:17:50,903 アアッ 242 00:17:57,618 --> 00:17:58,494 うん? 243 00:17:58,619 --> 00:18:00,412 こ… これは! 244 00:18:00,621 --> 00:18:03,499 バ… バカな 黄金聖衣が凍りついている! 245 00:18:03,999 --> 00:18:07,503 やはり 先ほどの考えに 間違いはなかったのだ 246 00:18:12,132 --> 00:18:15,135 (カミュの声)氷河は 命 燃え尽きようとする今 247 00:18:15,302 --> 00:18:18,972 このカミュをもしのぐ 絶対零度の冷気を身につけたのだ 248 00:18:19,098 --> 00:18:20,265 しかし 氷河よ 249 00:18:20,390 --> 00:18:22,518 お前には もはや何も残ってはいない 250 00:18:22,643 --> 00:18:25,521 その絶対零度を生かす 決め技がないのだ 251 00:18:26,271 --> 00:18:29,108 (カミュ)しょせんは お前の負けということだ 氷河よ 252 00:18:32,069 --> 00:18:34,863 さあ 今度は確実に葬ってやるぞ 253 00:18:35,322 --> 00:18:37,699 この オーロラエクスキューションでな! 254 00:18:41,120 --> 00:18:42,162 なに! 255 00:18:44,540 --> 00:18:45,999 な… 何だ? 256 00:18:46,125 --> 00:18:47,584 氷河のこの構えは… 257 00:18:47,709 --> 00:18:51,046 バカな あれは オーロラエクスキューション? 258 00:18:51,880 --> 00:18:52,714 愚かな… 259 00:18:52,840 --> 00:18:54,925 自分の技がすべて通用しない今 260 00:18:55,050 --> 00:18:58,554 このカミュの技をもって 最後のあがきをしようというのか? 261 00:18:58,971 --> 00:18:59,805 ムダだ 262 00:18:59,930 --> 00:19:01,140 オーロラエクスキューションは― 263 00:19:01,265 --> 00:19:05,018 冷気を無限大に発揮する カミュ最大の技 264 00:19:05,144 --> 00:19:07,104 一度や二度 その身に受けたからといって― 265 00:19:07,229 --> 00:19:09,022 やすやすと まねることなどできん! 266 00:19:09,439 --> 00:19:10,774 (氷河)はああ… 267 00:19:11,150 --> 00:19:13,569 それは身をもって分かるはずだ! 268 00:19:13,694 --> 00:19:15,571 (氷河)はああ… 269 00:19:18,657 --> 00:19:20,117 受けろ 氷河! 270 00:19:20,284 --> 00:19:22,619 オーロラエクスキューションの 神髄を! 271 00:19:26,248 --> 00:19:27,833 (カミュ・氷河)とああ! 272 00:19:34,173 --> 00:19:36,717 (爆発音) (瞬)あっ 星矢! 273 00:19:46,476 --> 00:19:48,020 この季節に雪とは… 274 00:19:49,479 --> 00:19:51,523 これは まるで氷河が僕たちに… 275 00:19:52,482 --> 00:19:53,317 星矢 276 00:19:53,859 --> 00:19:56,778 氷河の小宇宙が 今 僕たちにさよならを… 277 00:19:57,404 --> 00:19:58,739 (星矢)振り返るなよ 瞬 278 00:19:59,406 --> 00:20:01,742 俺たちに 今 振り返っている暇はないんだ 279 00:20:11,084 --> 00:20:14,838 さあ 12番目の宮 双魚(そうぎょ)宮がもう目の前だぜ 280 00:20:14,963 --> 00:20:15,797 行くぞ 瞬! 281 00:20:16,298 --> 00:20:17,132 (瞬)うん 282 00:20:42,699 --> 00:20:44,743 (カミュ)み… 見事だ 氷河よ 283 00:20:44,868 --> 00:20:46,370 この戦いの中で― 284 00:20:46,495 --> 00:20:48,914 オーロラエクスキューションを その身に受けながら― 285 00:20:49,039 --> 00:20:50,958 見事 自分の技にするとは… 286 00:20:51,291 --> 00:20:54,294 まさしく お前は このカミュのすべてを受け継いだ 287 00:20:54,711 --> 00:20:55,545 氷河… 288 00:20:55,671 --> 00:20:58,423 お前は凍死寸前の 生と死のあいだにおいて― 289 00:20:58,548 --> 00:21:02,761 すべての感覚を失うその中で 絶対零度を身につけたのだ 290 00:21:04,054 --> 00:21:07,307 それは師である このカミュの 小宇宙をも はるかに超え― 291 00:21:08,183 --> 00:21:12,187 究極の小宇宙 セブンセンシズに目覚めたのだ 292 00:21:13,730 --> 00:21:15,857 ここまで お前が成長できたのも― 293 00:21:16,233 --> 00:21:18,819 お前の信じるものが 正しかったからだ 294 00:21:19,319 --> 00:21:23,323 そして… できればその力を これからも使わせてやりたい 295 00:21:23,490 --> 00:21:25,826 お前をこの先も生かしてやりたい 296 00:21:26,326 --> 00:21:30,747 だが… このカミュにも どうすることもできぬようだ 297 00:21:31,081 --> 00:21:34,084 許せ 氷河… ああっ 298 00:21:39,006 --> 00:21:42,509 (氷河の声)カミュ あなたは 自分の命を懸けて 299 00:21:43,010 --> 00:21:45,595 俺を絶対零度まで 導いてくれたのですね 300 00:21:47,222 --> 00:21:50,142 あなたから受けた数々のことは 決して忘れない 301 00:21:52,060 --> 00:21:55,689 ありがとう 我が師 カミュ 302 00:21:56,148 --> 00:21:59,026 そして… さようなら 303 00:22:18,170 --> 00:22:24,051 ♪~ 304 00:23:20,107 --> 00:23:26,113 ~♪ 305 00:23:30,325 --> 00:23:32,410 (星矢) 残る宮は双魚宮 ただ一つ 306 00:23:32,786 --> 00:23:34,371 そこで俺と瞬を待ち受ける― 307 00:23:34,496 --> 00:23:37,666 最後の黄金聖闘士 魚座(うおざ)ピスケスのアフロディーテ 308 00:23:38,125 --> 00:23:40,127 その怪しいバラが俺を襲う 309 00:23:40,252 --> 00:23:41,920 ここまで来て俺は死ぬのか? 310 00:23:42,045 --> 00:23:44,089 瞬よ 小宇宙を燃やせ! 311 00:23:44,214 --> 00:23:45,298 俺たちを乗り越え― 312 00:23:45,423 --> 00:23:48,301 お前がアフロディーテを倒して 教皇の間に行くんだ! 313 00:23:49,010 --> 00:23:51,847 聖闘士星矢 「美の戦士! アフロディーテ」 314 00:23:51,972 --> 00:23:54,850 君は小宇宙を感じたことがあるか?