1 00:00:02,919 --> 00:00:07,924 ♪~ 2 00:01:25,919 --> 00:01:30,924 ~♪ 3 00:01:31,883 --> 00:01:36,304 (ナレーション)水の都といわれる 藍州(らんしゅう)に その広大な城はあった 4 00:01:36,429 --> 00:01:40,892 縦横に 堀や水路を張り巡らし 空から一望すれば― 5 00:01:41,017 --> 00:01:43,937 まるで 水に浮いた城のごとく 見えることから― 6 00:01:44,521 --> 00:01:48,691 湖と海の城 湖海(こかい)城と呼ばれていた 7 00:01:51,903 --> 00:01:54,447 (3つ子B) で 末っ子からの文は? 8 00:01:55,365 --> 00:01:59,410 (雪那(せつな))世の中が宙返りしたような 気分を味わったと書いてある 9 00:01:59,828 --> 00:02:01,454 (3つ子B)18年 生きてきて― 10 00:02:01,579 --> 00:02:05,583 やっと 心の友その1 その2が できたのだからな 11 00:02:05,708 --> 00:02:07,794 龍蓮(りゅうれん)も よほどうれしいと見える 12 00:02:08,795 --> 00:02:12,090 (雪那)楸瑛(しゅうえい)も たまには 帰ってくればいいのにな 13 00:02:12,215 --> 00:02:14,968 玉華(ぎょくか)と一緒に ずっと待っているのに 14 00:02:16,261 --> 00:02:18,847 (ナレーション) 藍(らん) 楸瑛 藍 龍蓮の兄である― 15 00:02:18,972 --> 00:02:24,310 この3つ子こそ 3人そろって 名門 藍家の当主である 16 00:02:24,644 --> 00:02:26,563 (3つ子A) そろそろ帰らせればいい 17 00:02:26,688 --> 00:02:29,566 (3つ子B)いいねえ あの王に楸瑛はもったいない 18 00:02:30,150 --> 00:02:31,484 (3つ子A)どうせ そろそろ― 19 00:02:31,609 --> 00:02:34,988 自分が 王に本当の忠誠を 誓ってなかったとか― 20 00:02:35,113 --> 00:02:37,448 くだらないことで 悩み始める頃だろうし 21 00:02:38,199 --> 00:02:40,326 ねえ 雪那 そうしよう 22 00:02:40,785 --> 00:02:43,371 雪那だって 楸瑛を ずっと王のそばに― 23 00:02:43,496 --> 00:02:46,207 置いとくつもりなんか さらさらなかったろ? 24 00:02:46,708 --> 00:02:50,253 そうだね そろそろ楸瑛も 遊学を終えて― 25 00:02:50,378 --> 00:02:52,922 うちに帰ってもいい頃だね 26 00:02:59,137 --> 00:03:01,598 (ナレーション) そのころ ここ王都 貴陽(きよう)では― 27 00:03:01,723 --> 00:03:04,100 朝議が開かれていた 28 00:03:04,726 --> 00:03:07,729 (旺(おう) 季(き)) 私から1つ提案があります 29 00:03:07,979 --> 00:03:10,398 (官吏たちのざわめき) 30 00:03:13,151 --> 00:03:18,948 (旺 季)現在 冗官(じょうかん)の位にある 官吏の一斉退官を提案いたします 31 00:03:19,073 --> 00:03:20,700 (官吏たちのどよめき) (劉輝(りゅうき))あっ 32 00:03:20,825 --> 00:03:24,829 (官吏たちのどよめき) 33 00:03:26,247 --> 00:03:29,542 (劉輝)な… 何か言わなくては… 34 00:03:30,126 --> 00:03:31,419 あっ あ… 35 00:03:36,341 --> 00:03:37,675 あ… 36 00:03:38,468 --> 00:03:39,385 ん… 37 00:03:41,054 --> 00:03:44,057 (悠舜(ゆうしゅん))旺 季殿のご意見には 一理あります 38 00:03:44,641 --> 00:03:46,935 (劉輝)少し助けたらどうだ クソジジイ 39 00:03:47,727 --> 00:03:50,563 目を開けて寝ているのか 給料泥棒 40 00:03:50,939 --> 00:03:53,399 (霄太師(しょうたいし)) フン ケツの青い小わっぱめ 41 00:03:53,524 --> 00:03:56,110 ほけほけしとるから こういうことになるんじゃい 42 00:03:56,903 --> 00:03:58,529 (劉輝)くっ くう… 43 00:03:59,155 --> 00:04:03,910 (悠舜)しかし すべての冗官が 無能というわけでもないはずです 44 00:04:04,285 --> 00:04:06,412 期間を区切って査定をし― 45 00:04:06,829 --> 00:04:09,916 使える者は残してからのほうが よろしいかと存じます 46 00:04:10,833 --> 00:04:12,794 当然ですな 47 00:04:13,127 --> 00:04:18,007 冗官の中でも 特に 何の役にも立たぬ者を選び出し― 48 00:04:18,132 --> 00:04:19,676 切り捨てるべきです 49 00:04:20,426 --> 00:04:22,428 (悠舜)期限はひと月― 50 00:04:22,553 --> 00:04:25,556 それまでに ある程度の結果を 出せなかった者は― 51 00:04:25,682 --> 00:04:28,935 それなりの措置をとるということで よろしいですか? 52 00:04:29,686 --> 00:04:31,396 結構 53 00:04:31,521 --> 00:04:32,689 ハァ… 54 00:04:32,814 --> 00:04:34,941 (旺 季)それと もう1つ (劉輝)あっ 55 00:04:35,400 --> 00:04:40,488 国にとって重要な生産物である 茶 鉄 そして 塩において― 56 00:04:40,613 --> 00:04:42,323 引き締めを図るため― 57 00:04:42,615 --> 00:04:46,494 選任の官位を設けることを 提案いたします 58 00:04:47,036 --> 00:04:49,038 うむ それは… (悠舜)そちらは 少々― 59 00:04:49,163 --> 00:04:51,499 保留ということにさせてください 60 00:04:52,083 --> 00:04:55,503 後日 必ず議案に取り上げます 61 00:05:02,885 --> 00:05:03,720 (劉輝)すまぬ 62 00:05:04,470 --> 00:05:06,723 余が ほけほけしていたから 63 00:05:07,181 --> 00:05:11,477 たまには ほけほけいたしませんと 疲れてしまいますよ 64 00:05:12,353 --> 00:05:13,938 (劉輝)んっ (悠舜)ん? 65 00:05:14,188 --> 00:05:16,691 余は 頑張らなくては… 66 00:05:17,400 --> 00:05:21,195 王が完璧である必要はありませんし 不可能です 67 00:05:21,321 --> 00:05:24,532 そこを補うために 私たち 家臣がいるのです 68 00:05:24,657 --> 00:05:25,783 (劉輝)ん… 69 00:05:25,908 --> 00:05:29,787 (悠舜)ただ 私をはじめ 誰かが主上をいさめたときは― 70 00:05:29,912 --> 00:05:31,789 よく お話を聞いてください 71 00:05:32,332 --> 00:05:33,624 相手が官吏でも― 72 00:05:33,750 --> 00:05:37,128 道端で遊ぶ子どもの言葉でも 同じように 73 00:05:37,503 --> 00:05:38,504 (劉輝)うん 74 00:05:40,423 --> 00:05:42,717 甘い言葉は耳半分で― 75 00:05:42,842 --> 00:05:46,721 厳しい言葉は 民草の声とお思いください 76 00:05:47,346 --> 00:05:49,307 私からのお願いは それだけです 77 00:05:49,724 --> 00:05:50,725 (劉輝)あ… 78 00:05:51,225 --> 00:05:55,313 悠舜殿は 余に甘い言葉しか 言わない気がする 79 00:05:55,897 --> 00:05:59,192 では それも 耳半分でお聞きください 80 00:05:59,317 --> 00:06:02,320 そうすれば 私が本気で怒ることもないでしょう 81 00:06:02,904 --> 00:06:05,823 えっ あっ… はい 82 00:06:06,240 --> 00:06:07,533 フフフ… 83 00:06:07,658 --> 00:06:09,786 実際 主上は ちょっと抜けているくらいで― 84 00:06:09,911 --> 00:06:11,579 ちょうどいいと思います 85 00:06:11,704 --> 00:06:15,416 相手も うっかり気を抜いて 隙を見せてくれますから 86 00:06:15,541 --> 00:06:20,088 (劉輝)旺長官の出した 茶 鉄 塩に関する案件のことか 87 00:06:20,463 --> 00:06:22,590 余は 妥当だと思ったのだが 88 00:06:22,715 --> 00:06:25,343 (悠舜)では なぜ 私が反対するのか― 89 00:06:25,468 --> 00:06:28,346 お暇なときに ちょっと考えてみてください 90 00:06:28,471 --> 00:06:29,722 分かった 91 00:06:30,264 --> 00:06:31,766 官の整理のほうは― 92 00:06:31,891 --> 00:06:34,852 私も考えておりましたから よいのですが… 93 00:06:37,063 --> 00:06:40,358 ただ気がかりなのは 秀麗(しゅうれい)殿ですね 94 00:06:40,483 --> 00:06:41,734 (劉輝)秀麗なら― 95 00:06:41,859 --> 00:06:44,779 茶州(さしゅう)のときと同じように 頑張り通せるはずだ 96 00:06:44,904 --> 00:06:46,030 そうだろう? 97 00:06:50,409 --> 00:06:52,995 (悠舜)そうですね (劉輝)あ… 98 00:06:53,788 --> 00:06:55,998 そうあってほしいと思います 99 00:06:56,874 --> 00:06:58,000 (絳攸(こうゆう))冗官一掃!? 100 00:06:58,668 --> 00:07:01,379 (黎深(れいしん))悠舜が帰ってきて よかったな 101 00:07:01,504 --> 00:07:04,841 お前と はなたれ王の掘った 浅はかな穴を埋めてくれたぞ 102 00:07:04,966 --> 00:07:05,800 (絳攸)しかし! 103 00:07:06,134 --> 00:07:08,136 (絳攸)朝廷の古ダヌキたちを 黙らせるには― 104 00:07:08,261 --> 00:07:11,681 秀麗を冗官にするのが あのときの最善の策だと… 105 00:07:12,306 --> 00:07:17,645 甘い 目先のことだけ見ているから 古ダヌキどもに足をすくわれるんだ 106 00:07:18,062 --> 00:07:18,980 うっ… 107 00:07:19,647 --> 00:07:23,192 もし 秀麗が この試練を 乗り越えられなければ― 108 00:07:23,317 --> 00:07:27,447 あの子に解雇通知を出すのは 私とお前の仕事なんだ 109 00:07:27,572 --> 00:07:29,866 どこかの 抜けさく王のせいでな 110 00:07:30,700 --> 00:07:33,244 うっ… あ… 111 00:07:34,120 --> 00:07:35,872 (黎深)しばらく吏部で仕事だ 112 00:07:36,581 --> 00:07:40,168 はなたれ王の周りを うろうろする暇などないと思え 113 00:07:40,293 --> 00:07:41,502 いいな? 114 00:07:41,961 --> 00:07:42,879 (絳攸)はい 115 00:07:58,895 --> 00:08:01,355 (晏樹(あんじゅ))御史台(ぎょしだい)は忙しそうだね 116 00:08:02,023 --> 00:08:04,942 (晏樹)皇毅(こうき) 君 仕事しすぎだよ 117 00:08:05,443 --> 00:08:08,821 (皇毅)晏樹 お前は しなさすぎに見えるが? 118 00:08:11,949 --> 00:08:15,077 (晏樹) 冗官の処分策 通ったってさ 119 00:08:15,495 --> 00:08:17,663 (皇毅) 使えない者はいらないからな 120 00:08:17,788 --> 00:08:21,083 (晏樹)で 榛(しん) 蘇芳(すおう)くんも 切り捨てたのかい? 121 00:08:21,667 --> 00:08:26,547 父親と一緒に極刑に処せば 他の者への見せしめになる 122 00:08:26,672 --> 00:08:29,425 仕事上で使えないなら 使えないで― 123 00:08:29,550 --> 00:08:34,096 官吏として 最後に それくらいの 役に立てればいいと思ったのだがな 124 00:08:34,972 --> 00:08:37,183 頑張った紅(こう)家のお嬢さんに― 125 00:08:37,308 --> 00:08:39,352 連れ出されてしまったと 聞いたけれど? 126 00:08:41,270 --> 00:08:45,983 (皇毅)あれも使えない娘だ 目先のことに たやすく惑わされる 127 00:08:46,609 --> 00:08:50,363 まったく使えないかどうか 今回で分かるだろう 128 00:08:50,488 --> 00:08:53,616 御史台を預かる者として 見せてもらう 129 00:08:54,283 --> 00:08:58,663 あんまり いじめないようにね 相手は女の子なんだし 130 00:08:59,622 --> 00:09:02,667 バカを言え 自分から割り込んできて― 131 00:09:02,792 --> 00:09:05,795 ここで そんなふざけた言い訳が まかり通るか 132 00:09:06,420 --> 00:09:08,381 そう言うと思ったよ 133 00:09:08,506 --> 00:09:13,177 じゃあ 君が冷たい分 僕が優しくしてあげようかな 134 00:09:13,719 --> 00:09:14,845 (皇毅)フン 135 00:09:20,184 --> 00:09:25,189 (冗官たちのざわめき) 136 00:09:26,315 --> 00:09:30,444 (秀麗) うっ 見えないじゃない んっ… 137 00:09:31,821 --> 00:09:34,407 うっ んっ… 138 00:09:34,532 --> 00:09:36,742 (蘇芳) “官と人員の整理により―” 139 00:09:36,867 --> 00:09:39,829 “職務に就いていない冗官のうち 右の者―” 140 00:09:39,954 --> 00:09:42,540 “ひと月のうちに 一斉免職に処す” 141 00:09:43,082 --> 00:09:43,916 タンタン 142 00:09:44,500 --> 00:09:46,002 ほーらな 143 00:09:46,586 --> 00:09:47,628 えっ? 144 00:09:48,504 --> 00:09:50,673 (蘇芳)人生 甘くねえだろ 145 00:09:58,764 --> 00:10:01,767 (蘇芳)しっかり書いてあるねえ 146 00:10:02,018 --> 00:10:04,312 俺の名前も あんたのも 147 00:10:04,437 --> 00:10:08,149 何 のんきに構えてんのよ このまま クビになってもいいの? 148 00:10:08,524 --> 00:10:11,360 (蘇芳)いいも何も もう決定ってこったろ? 149 00:10:11,485 --> 00:10:13,446 (秀麗)いい? 猶予がひと月 150 00:10:13,571 --> 00:10:16,449 普通にクビなら 今月末が常道だっていうのに― 151 00:10:16,574 --> 00:10:18,826 この中途半端な猶予期間 152 00:10:18,951 --> 00:10:20,578 しかも 理由は明瞭簡潔に― 153 00:10:20,578 --> 00:10:20,911 しかも 理由は明瞭簡潔に― 154 00:10:20,578 --> 00:10:20,911 (冗官)ん? (冗官)んっ… 155 00:10:20,911 --> 00:10:21,037 (冗官)ん? (冗官)んっ… 156 00:10:21,037 --> 00:10:22,788 (冗官)ん? (冗官)んっ… 157 00:10:21,037 --> 00:10:22,788 単なる人員整理ってことだけ (蘇芳)うん… 158 00:10:22,788 --> 00:10:23,956 単なる人員整理ってことだけ (蘇芳)うん… 159 00:10:25,207 --> 00:10:27,710 何かの様子見っぽいってことか? 160 00:10:27,835 --> 00:10:32,006 そう しかも 職務に就いていない 冗官って書いてあるんだから 161 00:10:32,131 --> 00:10:33,674 どこの部署でもいいわ 162 00:10:33,799 --> 00:10:35,801 ひと月で 自分 使えますってとこを― 163 00:10:35,926 --> 00:10:38,429 ガンガン売り込んで 拾ってもらえばいいのよ 164 00:10:38,554 --> 00:10:40,598 そうすれば 解雇はできないはずだわ 165 00:10:40,723 --> 00:10:42,892 官吏は まだ人手不足なはずだし 166 00:10:43,392 --> 00:10:46,354 なんか 超都合いい考えしてね? 167 00:10:46,479 --> 00:10:49,065 都合よく考えて 頑張んないで どうするの? 168 00:10:49,190 --> 00:10:51,484 しょんぼり うなだれて 引き下がる余裕なんか― 169 00:10:51,609 --> 00:10:52,902 私とあなたには ないでしょ? 170 00:10:53,611 --> 00:10:56,155 手柄立てて お父様 助けるんでしょ? 171 00:10:56,280 --> 00:10:57,239 (冗官)まあ 親に言えば 何とかしてくれるよね~ 172 00:10:57,239 --> 00:10:58,366 (冗官)まあ 親に言えば 何とかしてくれるよね~ 173 00:10:57,239 --> 00:10:58,366 (2人)あっ 174 00:10:58,366 --> 00:10:59,909 (冗官)まあ 親に言えば 何とかしてくれるよね~ 175 00:11:00,284 --> 00:11:02,036 (冗官のあくび) 176 00:11:02,161 --> 00:11:04,163 (冗官)早起きしたから眠いよ 177 00:11:04,872 --> 00:11:06,999 (冗官)帰って 父上に文 書こう 178 00:11:07,124 --> 00:11:07,667 (冗官)そうだね (冗官)帰ろう 179 00:11:07,667 --> 00:11:08,626 (冗官)そうだね (冗官)帰ろう 180 00:11:07,667 --> 00:11:08,626 んっ 181 00:11:08,751 --> 00:11:10,544 (冗官)ここにいても やることないしね~ 182 00:11:10,670 --> 00:11:12,671 (冗官)帰ろうぜ (冗官)帰ろう 183 00:11:12,963 --> 00:11:15,132 ちょっと いいんですか? 184 00:11:15,257 --> 00:11:17,426 クビになっちゃうかも しれないんですよ 185 00:11:18,135 --> 00:11:20,721 (冗官) あれ あんたのせいじゃないの? 186 00:11:20,721 --> 00:11:21,389 (冗官) あれ あんたのせいじゃないの? 187 00:11:20,721 --> 00:11:21,389 (秀麗)はあ? 188 00:11:21,389 --> 00:11:21,514 (秀麗)はあ? 189 00:11:21,514 --> 00:11:21,972 (秀麗)はあ? 190 00:11:21,514 --> 00:11:21,972 (冗官) 今まで こんなことなかったもんな 191 00:11:21,972 --> 00:11:24,100 (冗官) 今まで こんなことなかったもんな 192 00:11:24,225 --> 00:11:25,726 (冗官)とばっちりで 俺らまで退官させられるなんて― 193 00:11:25,726 --> 00:11:26,894 (冗官)とばっちりで 俺らまで退官させられるなんて― 194 00:11:25,726 --> 00:11:26,894 くっ… んっ… 195 00:11:26,894 --> 00:11:27,019 くっ… んっ… 196 00:11:27,019 --> 00:11:28,896 くっ… んっ… 197 00:11:27,019 --> 00:11:28,896 とんだ迷惑 198 00:11:32,108 --> 00:11:34,693 この解雇通知は 当たり前だと思うわよ! 199 00:11:32,108 --> 00:11:34,693 (冗官たちのざわめき) 200 00:11:35,361 --> 00:11:37,196 普通 ないわよ こんな職場 201 00:11:37,321 --> 00:11:39,740 ちんたら何もしないで 養ってくれるとこなんて 202 00:11:39,865 --> 00:11:41,492 クビ切られたって当然ってもんよ 203 00:11:41,992 --> 00:11:44,745 しかも 私たちのお給料は 税金なのよ 204 00:11:45,079 --> 00:11:46,247 血税! 205 00:11:46,831 --> 00:11:50,000 みんな 汗水垂らして 一生懸命 働いて収めてるお金を― 206 00:11:50,126 --> 00:11:51,502 働かないで ネコババして― 207 00:11:51,627 --> 00:11:54,296 とんだ迷惑なのは あなたたちじゃなくて納税者! 208 00:11:54,296 --> 00:11:55,131 とんだ迷惑なのは あなたたちじゃなくて納税者! 209 00:11:54,296 --> 00:11:55,131 (蘇芳)ん? 210 00:11:55,548 --> 00:11:57,716 (秀麗)ちゃんと働きますって とこ見せて― 211 00:11:57,842 --> 00:11:59,760 何とかするしかないじゃないの 212 00:11:59,885 --> 00:12:01,887 (清雅(せいが))そうですね 僕も そう思います 213 00:12:01,887 --> 00:12:02,888 (清雅(せいが))そうですね 僕も そう思います 214 00:12:01,887 --> 00:12:02,888 (冗官たち)うん? 215 00:12:03,556 --> 00:12:05,808 (清雅) ここに書いてある名前を見ると― 216 00:12:05,933 --> 00:12:09,145 皆さん 見放されて 足切りされたと考えるのが― 217 00:12:09,270 --> 00:12:11,021 妥当だと思いますけど? 218 00:12:11,147 --> 00:12:13,190 (冗官)ど… どういうこと? 219 00:12:14,233 --> 00:12:18,696 (清雅)同じ冗官でも 中位以上の 貴族の名前は見えないですから― 220 00:12:18,821 --> 00:12:21,657 上層部で すでに 話がついているんでしょう 221 00:12:22,199 --> 00:12:26,328 たぶん 親に言っても もう とりなしは不可能でしょうね 222 00:12:26,454 --> 00:12:27,288 (冗官たち)ええっ!? 223 00:12:27,705 --> 00:12:30,249 (冗官) 親に言えば 何とかなると思ってた 224 00:12:30,374 --> 00:12:32,918 僕も 官位 買ってくれたの 親だし 225 00:12:33,043 --> 00:12:35,045 (冗官)まだ 朝廷で いいツテつかんでないのに― 226 00:12:35,296 --> 00:12:37,715 このまま追い返されたら勘当だよ 227 00:12:37,840 --> 00:12:39,800 (蘇芳)絶望してるだろう 228 00:12:40,259 --> 00:12:41,927 紅 秀麗 229 00:12:42,261 --> 00:12:44,638 でも あんなもんだと思うぜ 230 00:12:44,763 --> 00:12:46,932 それにしたって 普通じゃないわ 231 00:12:47,516 --> 00:12:49,518 けどなあ 朝廷は― 232 00:12:49,643 --> 00:12:54,148 まっとうな理屈とか感情なんて 通じない場所なんだよなあ 233 00:12:55,983 --> 00:12:57,109 (蘇芳)そういうこと― 234 00:12:57,234 --> 00:13:00,613 誰か こいつに言ってやるヤツ いなかったんかなあ 235 00:13:00,738 --> 00:13:02,448 ん… どうしたの? 236 00:13:03,240 --> 00:13:05,743 いなかったんだろうなあ (秀麗)んっ… 237 00:13:06,368 --> 00:13:07,870 (修(しゅう))ひと月で何とかすれば― 238 00:13:07,995 --> 00:13:11,081 任官できるかもしれないって 言ってましたよね? 239 00:13:11,415 --> 00:13:13,083 えっ? あっ はい 240 00:13:13,501 --> 00:13:16,754 (修)わたくし どうしても残りたいんです 241 00:13:16,879 --> 00:13:18,756 あの まさか― 242 00:13:18,881 --> 00:13:22,092 私に 何とかしてもらいたい とか言うんじゃ… 243 00:13:22,801 --> 00:13:25,471 1人じゃ 何をどうしていいか 分からないんです 244 00:13:25,888 --> 00:13:27,181 あ… あの― 245 00:13:27,306 --> 00:13:29,558 私だって崖っぷちなのは 同じなんですけど… 246 00:13:29,683 --> 00:13:30,518 (修)んっ… (秀麗)えっ 247 00:13:30,768 --> 00:13:33,479 (修)お願いします (冗官たち)お願いします 248 00:13:33,604 --> 00:13:35,356 えっ ええっ!? 249 00:13:39,193 --> 00:13:42,571 (劉輝)楸瑛 楸瑛 250 00:13:42,696 --> 00:13:44,031 (楸瑛)あっ… あっ はい 251 00:13:44,532 --> 00:13:48,619 (劉輝)どうしたのだ? また珠翠(しゅすい)に小言でも言われたのか? 252 00:13:48,744 --> 00:13:50,454 (楸瑛)しゅ… 珠翠殿が何か? 253 00:13:50,746 --> 00:13:53,582 しょっちゅう そなたへの苦情を 言われるぞ 254 00:13:53,707 --> 00:13:56,961 後宮を妓楼(ぎろう)と勘違いするなとか 255 00:13:57,086 --> 00:14:00,506 追い払っても 追い払っても 湧いて出てくるボウフラだとか 256 00:14:00,756 --> 00:14:03,842 それは 申し訳ありません 257 00:14:03,968 --> 00:14:07,846 (劉輝)いや こんな話 絳攸が聞いたら何と言うだろう 258 00:14:08,764 --> 00:14:11,475 きっと大きな声で そなたを叱りつけるだろうな 259 00:14:11,725 --> 00:14:13,978 (絳攸)常春頭があー! 260 00:14:14,645 --> 00:14:18,440 (楸瑛)絳攸がいないと どうも静かで調子が狂いますね 261 00:14:18,566 --> 00:14:22,611 (劉輝)うん ひと月ほどは 吏部も忙しいから しかたないが 262 00:14:23,946 --> 00:14:27,241 私が おそばを離れても 寂しいですか? 263 00:14:30,411 --> 00:14:31,245 もちろんだ 264 00:14:34,248 --> 00:14:35,291 ん… 265 00:14:36,292 --> 00:14:39,795 ありがとうございます 主上 266 00:14:40,713 --> 00:14:44,133 (劉輝)楸瑛 だんごを食べよう (楸瑛)はっ? 267 00:14:44,633 --> 00:14:47,261 (劉輝)悠舜殿の奥方が 差し入れてくれたのだ 268 00:14:48,012 --> 00:14:49,763 で 碁を打とう 269 00:14:50,806 --> 00:14:52,016 はあ 270 00:14:52,391 --> 00:14:55,269 (劉輝)そなたが勝ったら ちょっとだけ休みをやる 271 00:14:55,394 --> 00:14:56,937 ちょっとだけだぞ 272 00:14:57,062 --> 00:14:59,732 言っておくが 余は たぶん そんなに弱くないぞ 273 00:14:59,857 --> 00:15:03,777 (楸瑛)私は たぶん強いですよ (劉輝)おお? 言ったな 274 00:15:05,654 --> 00:15:07,656 年の順から言えば― 275 00:15:07,781 --> 00:15:11,368 上から 私 絳攸 主上でしょうかね 276 00:15:12,578 --> 00:15:14,955 いや 余は真ん中だ 277 00:15:15,372 --> 00:15:18,667 上から 楸瑛 余 絳攸だ 278 00:15:20,628 --> 00:15:24,298 (楸瑛) ああっ 私を頭からかじりましたね 279 00:15:24,423 --> 00:15:26,258 (劉輝) これから対戦するのだから― 280 00:15:26,383 --> 00:15:28,802 挑戦状ぐらい たたきつけないといかん 281 00:15:28,928 --> 00:15:31,639 (楸瑛) ハハッ では やりましょうか 282 00:15:31,764 --> 00:15:32,848 (劉輝)おう 283 00:15:34,099 --> 00:15:36,352 (秀麗)ね… ねえ タンタン 284 00:15:36,644 --> 00:15:37,519 ん? 285 00:15:37,645 --> 00:15:40,481 なんか 後ろ振り向くの怖いんだけど 286 00:15:40,606 --> 00:15:42,149 ああ 287 00:15:42,274 --> 00:15:44,234 あっ あ… 288 00:15:47,655 --> 00:15:48,948 ハァ… 289 00:15:49,073 --> 00:15:51,784 ほっとけって 別に君― 290 00:15:51,909 --> 00:15:55,746 あいつらの保護者でも 監督係でも何でもないだろ 291 00:15:55,871 --> 00:15:57,831 (清雅)僕も そう思いますよ (秀麗・蘇芳)うん? 292 00:15:58,958 --> 00:16:01,251 えっと あの… 293 00:16:02,294 --> 00:16:03,462 申し遅れました 294 00:16:04,380 --> 00:16:05,965 陸(りく) 清雅といいます 295 00:16:06,423 --> 00:16:07,925 あっ はあ 296 00:16:08,050 --> 00:16:11,470 僕も あんまり気にしなくていいと 思いますけどね 297 00:16:11,595 --> 00:16:15,891 彼らは それぞれ故郷に帰れば それなりのお金持ちですから 298 00:16:16,433 --> 00:16:20,062 ってことは 君 自分は 何とかできるって思ってるわけ? 299 00:16:20,521 --> 00:16:23,107 はい 僕は仕事上のことで― 300 00:16:23,232 --> 00:16:26,235 上司に 一時的に 冗官に落とされただけなんです 301 00:16:26,652 --> 00:16:28,487 そうなんですか 302 00:16:29,113 --> 00:16:30,531 問題は… 303 00:16:33,659 --> 00:16:35,327 んな余裕ないだろ 304 00:16:35,452 --> 00:16:38,622 もちろん 自分のことだって 何とかするけど― 305 00:16:38,747 --> 00:16:41,375 ついでに 何とかできそうなら 何とかしたいわ 306 00:16:41,500 --> 00:16:45,087 アッハハ ウワサどおりの方ですね 307 00:16:45,212 --> 00:16:47,673 何かするおつもりなら お手伝いしますが 308 00:16:48,007 --> 00:16:51,093 ああ 余計なこと言って あおらないでくれるかな 309 00:16:51,218 --> 00:16:54,555 (秀麗)せっかくのご好意を 勝手にお断りしないでちょうだい 310 00:16:55,139 --> 00:16:58,517 余計なお世話っていうの こういうのは 311 00:16:58,642 --> 00:17:00,728 タダで出されたもん 何でもかんでも― 312 00:17:00,853 --> 00:17:04,148 ほいほい受け取るなよ 貧乏だからってさ 313 00:17:04,273 --> 00:17:06,775 自分の人生で 手いっぱいだってのに― 314 00:17:06,900 --> 00:17:10,863 何だって わざわざ ひと事まで しょい込もうと思うのかなあ 315 00:17:10,988 --> 00:17:12,448 (秀麗)タンタン (蘇芳)うん? 316 00:17:15,909 --> 00:17:16,910 フン 317 00:17:20,706 --> 00:17:22,499 あっ くっ… 318 00:17:23,834 --> 00:17:25,919 (冗官たちのざわめき) (秀麗)シャキシャキ 立つ! 319 00:17:26,045 --> 00:17:28,630 ここは 家でも遊び場でもなく 職場です! 320 00:17:29,006 --> 00:17:32,676 最終的に クビを回避できるか どうかは あなた方しだいです 321 00:17:33,052 --> 00:17:35,971 クビが嫌なら 自分で 職をもぎ取るの 322 00:17:36,055 --> 00:17:36,263 (秀麗)分かったわね さあ さっさと動いて! 323 00:17:36,263 --> 00:17:39,141 (秀麗)分かったわね さあ さっさと動いて! 324 00:17:36,263 --> 00:17:39,141 あなたの言葉 彼女は ちゃんと聞くんですね 325 00:17:39,141 --> 00:17:39,975 あなたの言葉 彼女は ちゃんと聞くんですね 326 00:17:40,768 --> 00:17:43,479 なかなか やるじゃないですか 蘇芳さん 327 00:17:45,022 --> 00:17:45,981 ん? 328 00:17:47,107 --> 00:17:49,151 (秀麗)行きましょう タンタン 329 00:17:57,493 --> 00:17:59,953 な… 何 この部屋 330 00:18:02,539 --> 00:18:04,875 これが冗官用の部屋? 331 00:18:05,667 --> 00:18:07,252 あ… 332 00:18:07,461 --> 00:18:08,629 あっ 333 00:18:10,798 --> 00:18:12,800 一応 本もあったりするのね (清雅)あっ 334 00:18:13,467 --> 00:18:14,301 あっ 335 00:18:14,635 --> 00:18:16,011 ぬあっ! 336 00:18:20,349 --> 00:18:21,725 こ… これって… 337 00:18:21,850 --> 00:18:25,354 桃色草紙 見たことないの? (秀麗)あるわけないでしょ 338 00:18:26,146 --> 00:18:28,357 (清雅)あ… (冗官たちの笑い声) 339 00:18:28,649 --> 00:18:31,860 男なんて みんな そんなもんだよ (秀麗)あっ 340 00:18:32,319 --> 00:18:36,406 あんたんちの あの やたら美形の家人だってな― 341 00:18:36,532 --> 00:18:39,660 こういう本 絶対 寝台裏とか 衣装箱の奥に― 342 00:18:39,785 --> 00:18:41,245 隠してるに決まってんの 343 00:18:41,745 --> 00:18:43,664 せ… 静蘭(せいらん)は違うわよ 344 00:18:43,789 --> 00:18:46,416 そんな やらしい本なんか 持ってないわよ 345 00:18:46,542 --> 00:18:50,921 そんな お金があったら 食費に入れてくれるもん たぶん 346 00:18:51,255 --> 00:18:53,757 絶対 持ってるよなあ 347 00:18:53,882 --> 00:18:55,926 セーガくんも持ってるだろ? (清雅)えっ? 348 00:18:56,301 --> 00:18:58,178 あっ いや あの… 349 00:18:58,303 --> 00:18:59,930 持ってませんよ 350 00:19:00,222 --> 00:19:05,102 ウソつけ こういうことは 早めに現実を教えておくべきなの 351 00:19:05,227 --> 00:19:08,564 女が男に変な夢見るから フラれる男が増えて… 352 00:19:08,689 --> 00:19:11,316 桃色草紙のことなんか どうでもいいの 353 00:19:11,859 --> 00:19:13,402 ここは 職場なのよ 354 00:19:13,819 --> 00:19:15,445 掃除よ! 掃除! 355 00:19:15,571 --> 00:19:17,823 (冗官たちの不満の声) 356 00:19:18,532 --> 00:19:19,366 やるのよ! 357 00:19:19,491 --> 00:19:21,535 (冗官たち)ああ… 358 00:19:27,916 --> 00:19:29,168 終わりましたね 359 00:19:29,293 --> 00:19:31,879 (冗官) 同じ部屋とは思えないよなあ 360 00:19:32,629 --> 00:19:33,672 (秀麗)んっ 361 00:19:34,464 --> 00:19:37,176 何 この量 信じられない 362 00:19:37,801 --> 00:19:40,888 君さ そういうとこは 子どもっぽくて― 363 00:19:41,013 --> 00:19:43,182 普通の女の子に見えるよ 364 00:19:43,307 --> 00:19:44,808 かわいいとこあるね 365 00:19:45,434 --> 00:19:46,476 (秀麗)ん… 366 00:19:47,936 --> 00:19:49,688 ちょっとだけ 休憩 367 00:19:51,440 --> 00:19:52,316 (蘇芳)君は? 368 00:19:54,026 --> 00:19:56,111 これ 片づけてくるわ 369 00:19:58,989 --> 00:20:03,452 根本的に 男を危険人物と 認識してない節があんだよなあ 370 00:20:06,079 --> 00:20:07,164 間違いなく― 371 00:20:07,706 --> 00:20:09,875 原因は あいつだろうな 372 00:20:19,301 --> 00:20:22,387 絳攸様 また迷ってるのかしら 373 00:20:23,222 --> 00:20:25,265 絳攸様! (絳攸)ん? 374 00:20:26,183 --> 00:20:28,644 (秀麗) 吏部まで お供いたしましょうか? 375 00:20:28,769 --> 00:20:29,645 いや 376 00:20:30,687 --> 00:20:33,982 今回の件 落ち度は俺にある 悪かった 377 00:20:34,107 --> 00:20:35,359 (秀麗)どうしてですか? 378 00:20:35,484 --> 00:20:38,528 実に納得のいく合理的な処分だと 思いますけど 379 00:20:38,654 --> 00:20:39,655 (絳攸)ん… 380 00:20:40,697 --> 00:20:44,076 今までと同じように やれることをやるだけですから 381 00:20:44,660 --> 00:20:48,080 (絳攸)ん… 吏部に来れば こき使ってやる 382 00:20:48,830 --> 00:20:50,499 ありがとうございます 383 00:20:50,874 --> 00:20:54,878 あの… 劉輝は また変に落ち込んでませんか? 384 00:20:55,587 --> 00:20:56,630 いや― 385 00:20:56,755 --> 00:21:00,592 俺も しばらく吏部に詰めることに なっているから 分からん 386 00:21:01,134 --> 00:21:04,680 じゃあ 今頃 寂しがっているでしょうね 387 00:21:07,224 --> 00:21:08,684 ま… 負けた 388 00:21:08,934 --> 00:21:11,353 ぐわーっ… 389 00:21:11,478 --> 00:21:14,648 (楸瑛) 思わず本気を出してしまいましたよ 390 00:21:14,773 --> 00:21:17,484 (劉輝)ぐっ… (楸瑛)あっ… ああっ! 391 00:21:17,943 --> 00:21:20,279 主上 負けたからって― 392 00:21:20,404 --> 00:21:23,365 だんごの一番上だけ食べるのは よしてください 393 00:21:24,157 --> 00:21:25,867 私への当てつけですね 394 00:21:31,373 --> 00:21:35,377 (劉輝)フフ フフフ… ハハハ… (楸瑛)何ですか? 主上 395 00:21:36,378 --> 00:21:39,715 いや 分かっている 休みだろう? 396 00:21:39,965 --> 00:21:43,760 負けたのだから しかたがない ちょっとだけだからな 397 00:21:47,306 --> 00:21:50,267 (楸瑛) はい ちょっとだけ頂きます 398 00:21:55,355 --> 00:21:56,189 ん? 399 00:21:57,441 --> 00:21:58,442 静蘭 400 00:21:58,567 --> 00:22:00,527 (静蘭)あなたは優しすぎますね 401 00:22:01,153 --> 00:22:04,281 (劉輝)いや 失うのが怖いだけだ 402 00:22:04,406 --> 00:22:06,033 (静蘭)そばにいます 403 00:22:07,075 --> 00:22:12,539 何があっても おそばにいます 私と… お嬢様だけは必ず 404 00:22:13,332 --> 00:22:14,374 うん 405 00:22:15,542 --> 00:22:17,085 (静蘭)ところで そのだんご― 406 00:22:17,210 --> 00:22:19,379 余っているなら 持ち帰ってよろしいですか? 407 00:22:19,504 --> 00:22:22,424 (劉輝)あ… いくらでもどうぞ 408 00:22:23,133 --> 00:22:26,136 (冗官)18歳か いいよなあ 409 00:22:26,428 --> 00:22:29,306 旬だよな (冗官)よく見りゃ かわいいよね 410 00:22:29,431 --> 00:22:32,017 (冗官)女の子がいるだけで やる気になるよな 411 00:22:32,142 --> 00:22:35,437 (蘇芳)男ってのは 基本的に こういうもんなの 412 00:22:35,562 --> 00:22:36,396 タンタン 413 00:22:37,022 --> 00:22:42,194 自分の物差しで測ってると あとで 痛い目見ても知らないよ 414 00:22:42,319 --> 00:22:43,987 あんたんちの家人みたいに― 415 00:22:44,112 --> 00:22:48,700 優しく守ってくれる男ばかりだと 思ってたら 大間違いだぜ 416 00:22:48,992 --> 00:22:50,994 はっ… はい 417 00:22:51,578 --> 00:22:54,664 よし まあ あいつら 無害なほうだし― 418 00:22:54,790 --> 00:22:56,708 それに かわいいって 言ってくれてるしさ 419 00:22:56,833 --> 00:22:59,336 (冗官)もうちょっと 胸がでかければなあ~ 420 00:22:59,336 --> 00:23:00,170 (冗官)もうちょっと 胸がでかければなあ~ 421 00:22:59,336 --> 00:23:00,170 (秀麗)んっ! (蘇芳)うっ 422 00:23:00,295 --> 00:23:02,589 (冗官たちの笑い声) (秀麗)くうっ… 423 00:23:02,714 --> 00:23:04,216 (扉の開く音) (冗官たち)うわっ! 424 00:23:04,591 --> 00:23:07,219 休憩は終わり! やるわよ! 425 00:23:09,054 --> 00:23:10,138 (秀麗)ここに並んで! 426 00:23:10,263 --> 00:23:13,058 1人ずつ どこの部署に 行きたいのか聞きます! 427 00:23:13,183 --> 00:23:17,187 (冗官たちのざわめき) 428 00:23:17,562 --> 00:23:18,814 (蘇芳)フゥ… 429 00:23:18,939 --> 00:23:20,190 (清雅)フフッ 430 00:23:20,857 --> 00:23:22,734 クビになって 実家に帰るか― 431 00:23:22,859 --> 00:23:25,487 朝廷に残れるかは あなた方しだいです! 432 00:23:27,572 --> 00:23:28,615 んっ 433 00:23:31,034 --> 00:23:36,039 ♪~ 434 00:24:39,769 --> 00:24:44,774 ~♪ 435 00:24:46,568 --> 00:24:49,279 (秀麗)ええい みんな 気合いを入れなさい 気合いを! 436 00:24:49,404 --> 00:24:52,199 早く職を見つけないと クビになっちゃうのよ クビに 437 00:24:52,699 --> 00:24:54,826 力のかぎり 駆け回りなさい! 438 00:24:54,951 --> 00:24:56,870 ああっ 今日も日が暮れる~