1 00:00:08,070 --> 00:00:13,976 あぁ プサンの街が 夕日に照らされている。 2 00:00:13,976 --> 00:00:16,379 いい出会いがあったな。 3 00:00:16,379 --> 00:00:19,682 占いのおばちゃんが言ってた 「運が来る」って➡ 4 00:00:19,682 --> 00:00:22,382 この事だったのかなあ。 5 00:00:33,329 --> 00:00:36,265 ♬~(オープニングテーマ) 6 00:00:36,265 --> 00:00:57,420 ♬~ 7 00:00:57,420 --> 00:01:00,456 ♬「ちいさな若葉が のびるよに」 8 00:01:00,456 --> 00:01:03,926 ♬「りょうの手 空にさしあげて」 9 00:01:03,926 --> 00:01:06,963 ♬「大地のかおり すいこめば」 10 00:01:06,963 --> 00:01:10,266 ♬「わたしが緑に そまってく」 11 00:01:10,266 --> 00:01:15,938 ♬「わたしの中から あふれだす」 12 00:01:15,938 --> 00:01:24,647 ♬「春のさけびは いのちのさけび」 13 00:01:24,647 --> 00:01:31,287 ♬「こずえをわたる風のよに」 14 00:01:31,287 --> 00:01:37,727 ♬「春のさけびよ かなたへとどけ」 15 00:01:37,727 --> 00:01:43,599 ♬「こずえをわたる風のよに」 16 00:01:43,599 --> 00:01:50,740 ♬「春のさけびよ かなたへとどけ」 17 00:01:50,740 --> 00:02:02,084 ♬~ 18 00:02:02,084 --> 00:02:05,421 (ローニャ)私 向こう側へ行きたい。➡ 19 00:02:05,421 --> 00:02:07,657 この石の かけらの 向こうの どこかに➡ 20 00:02:07,657 --> 00:02:11,494 今の今 ビルクが いるかもしれないじゃない! 21 00:02:11,494 --> 00:02:16,766 <熱が下がり ローニャは すっかり 元のようになりました。➡ 22 00:02:16,766 --> 00:02:18,701 雪の降り続く中➡ 23 00:02:18,701 --> 00:02:23,272 ローニャは きょうだいになった ビルクに 会いたい 一心で➡ 24 00:02:23,272 --> 00:02:27,443 地下通路を塞いでいる石を どかし続けました。➡ 25 00:02:27,443 --> 00:02:30,443 そして ある日…> 26 00:02:32,281 --> 00:02:44,627 ≪(響く足音) 27 00:02:44,627 --> 00:02:46,562 あ…。 ≪(響く足音) 28 00:02:46,562 --> 00:02:50,399 ≪(響く足音) 29 00:02:50,399 --> 00:02:52,335 ん…。 ≪(響く足音) 30 00:02:52,335 --> 00:02:56,906 …ん? ≪♬~(口笛) 31 00:02:56,906 --> 00:02:58,841 あ…! ≪♬~(口笛) 32 00:02:58,841 --> 00:03:02,244 [ 回想 ] ♬~(ビルクの口笛) 33 00:03:02,244 --> 00:03:05,281 ♬~(ビルクの口笛) 34 00:03:05,281 --> 00:03:09,418 ≪♬~(口笛) 35 00:03:09,418 --> 00:03:11,921 (息を吸う音) ≪♬~(口笛) 36 00:03:11,921 --> 00:03:21,430 ≪♬~(口笛) ♬~(ローニャの口笛) 37 00:03:21,430 --> 00:03:26,302 ♬~(ローニャの口笛) 38 00:03:26,302 --> 00:03:28,304 ハッ! 39 00:03:28,304 --> 00:03:30,840 ≪(物音) 40 00:03:30,840 --> 00:03:34,377 ん…? ん…。 ≪(物音) 41 00:03:34,377 --> 00:03:38,247 ≪(石が崩れる音) 42 00:03:38,247 --> 00:03:40,249 ん…。 ≪(石が崩れる音) 43 00:03:40,249 --> 00:03:44,387 ≪(石が崩れる音) 44 00:03:44,387 --> 00:03:46,722 あっ…! ≪(ビルク)ローニャ? 45 00:03:46,722 --> 00:03:48,722 ビルク! 46 00:03:50,593 --> 00:03:54,593 ビルク! 本当に ビルクなのね! 47 00:03:58,067 --> 00:04:01,771 あなたが 「私の きょうだいに なりたい」っていうのは 本当? 48 00:04:01,771 --> 00:04:05,274 ≪フフフフ! アハハハハ! 49 00:04:05,274 --> 00:04:07,209 あ…。 50 00:04:07,209 --> 00:04:11,047 ≪僕の きょうだい。 わ~! 51 00:04:11,047 --> 00:04:14,917 ≪僕は 君の声の声を聞くのが好きだ。 52 00:04:14,917 --> 00:04:17,953 ≪けれど 君を目でも見たいよ。 53 00:04:17,953 --> 00:04:21,590 ≪君は 前のとおりに 黒い目をしているかい? 54 00:04:21,590 --> 00:04:26,929 フフフフフ! だったら こっちに来て 見てみなさいよ。 55 00:04:26,929 --> 00:04:29,432 ≪(扉が開く音) あっ! 56 00:04:29,432 --> 00:04:32,334 ≪(風の音) しっ! 57 00:04:32,334 --> 00:04:35,037 ≪(扉が閉じる音) 58 00:04:35,037 --> 00:04:38,941 ≪(足音) 59 00:04:38,941 --> 00:04:44,580 ≪(近づく足音) 60 00:04:44,580 --> 00:04:47,483 ん…! ≪(近づく足音) 61 00:04:47,483 --> 00:04:54,256 ≪(近づく足音) 62 00:04:54,256 --> 00:04:56,592 明日ね! 63 00:04:56,592 --> 00:04:59,395 ん…! はっ! 64 00:04:59,395 --> 00:05:01,395 ハァ! 65 00:05:12,408 --> 00:05:14,944 わっ! (ペール)お~! はぁ! 66 00:05:14,944 --> 00:05:21,417 わしの探してたとおりだ。 鳥女どもに懸けて尋ねるが➡ 67 00:05:21,417 --> 00:05:26,322 ローニャ 一体 あんた ここで何をしとるのかな? 68 00:05:26,322 --> 00:05:29,458 ん…! あっ! 69 00:05:29,458 --> 00:05:31,393 私だって そう いつも いつも➡ 70 00:05:31,393 --> 00:05:34,330 雪かきばかり していられないのよ! 71 00:05:34,330 --> 00:05:38,230 行きましょ! もう 私 ここから出たいわ。 72 00:05:41,871 --> 00:05:48,371 あ~ 確かに そう いつも いつも 雪かきばかりしちゃ いられない。 73 00:05:51,380 --> 00:05:54,283 だけど ここは 少し寒すぎる。 74 00:05:54,283 --> 00:05:58,283 さいころ遊びなら 昼でも 夜でも やってられる。 75 00:06:00,890 --> 00:06:04,393 そうは思わんかね? ん? 76 00:06:04,393 --> 00:06:06,328 ん? 77 00:06:06,328 --> 00:06:09,665 思うわ! 特に 今は… ね! 78 00:06:09,665 --> 00:06:12,401 ヘヘヘヘ。 ん? 79 00:06:12,401 --> 00:06:15,171 ん…! ヒヒヒヒヒ…。 80 00:06:15,171 --> 00:06:18,407 ヒヒヒヒヒヒヒ…。 81 00:06:18,407 --> 00:06:23,279 ≪(扉の開閉音) 82 00:06:23,279 --> 00:06:32,922 ♬~ 83 00:06:32,922 --> 00:06:34,922 (ロヴィス)いいわよ。 うん。 84 00:06:40,362 --> 00:06:43,933 はぁ~。 85 00:06:43,933 --> 00:06:45,868 ♬~(ビルクの口笛のメロディー) 86 00:06:45,868 --> 00:06:49,371 あっ! い~! い~! 87 00:06:49,371 --> 00:06:52,308 ん…! んんん…! 88 00:06:52,308 --> 00:06:56,245 あ~! うっ…! 89 00:06:56,245 --> 00:06:59,381 あっ ういい…! 90 00:06:59,381 --> 00:07:02,318 うん。 はぁ~。 91 00:07:02,318 --> 00:07:06,255 (お湯をかける音) 92 00:07:06,255 --> 00:07:08,457 ふっ。 93 00:07:08,457 --> 00:07:10,392 あ あ…。 94 00:07:10,392 --> 00:07:12,328 ん~! 95 00:07:12,328 --> 00:07:14,330 あ~! 96 00:07:14,330 --> 00:07:22,830 ≪(いびき)(マッティス)ぐがががが…! 97 00:07:29,078 --> 00:07:31,981 父さんは ボルカ山賊たちを追い出すのに➡ 98 00:07:31,981 --> 00:07:36,281 どうして地下の通路の事を 思い出さなかったのかしら…? 99 00:07:41,357 --> 00:07:43,357 ≪(いびき)ぐががが…。 100 00:07:45,861 --> 00:07:48,364 でも よかったわ。 101 00:07:48,364 --> 00:07:52,868 ボルカ山賊たちは ずっと 北の砦に いなきゃいけないのよ。 102 00:07:52,868 --> 00:07:55,368 ビルクのために。 103 00:07:59,375 --> 00:08:03,375 明日だわ 明日になれば…! 104 00:08:19,128 --> 00:08:22,865 (髪をすく音) 105 00:08:22,865 --> 00:08:26,735 う…! いっ! いい… うっ! 106 00:08:26,735 --> 00:08:31,140 週に一度は こうして やらないと…。➡ 107 00:08:31,140 --> 00:08:37,012 「マッティス山賊の娘は シラミが たかる」 って… 笑われっちまうからね。 108 00:08:37,012 --> 00:08:40,349 ん… ん~。 109 00:08:40,349 --> 00:08:43,018 うお~! はぁ! 110 00:08:43,018 --> 00:08:44,953 ん…? 111 00:08:44,953 --> 00:08:49,158 ヒィ~! 112 00:08:49,158 --> 00:08:51,226 (ロヴィス)あんたもよ マッティスさん。 113 00:08:51,226 --> 00:08:55,030 ヒッ! うわっ! 114 00:08:55,030 --> 00:08:57,833 ふん。 115 00:08:57,833 --> 00:08:59,768 ハウッ! 116 00:08:59,768 --> 00:09:02,237 んふ~! 117 00:09:02,237 --> 00:09:06,108 イテテテテ… テッテ! 118 00:09:06,108 --> 00:09:09,345 イテテテテ… テ! 119 00:09:09,345 --> 00:09:12,247 イテテテ! ううっ! 120 00:09:12,247 --> 00:09:14,850 イテ~テテテ… テッ! 121 00:09:14,850 --> 00:09:16,785 い~…! 122 00:09:16,785 --> 00:09:19,054 もじゃもじゃ頭で…。 イテテテ! 123 00:09:19,054 --> 00:09:21,957 シラミたかりの山賊たちが…。 イテテテ! 124 00:09:21,957 --> 00:09:24,860 12人も いるだけで…。 イテテテ! 125 00:09:24,860 --> 00:09:28,430 もう たくさん… よ! ニギ~! ガッ! 126 00:09:28,430 --> 00:09:32,301 だけど これじゃあ 頭の毛が 全部 抜けちまうぜ! 127 00:09:32,301 --> 00:09:39,141 山賊の頭の髪には 私 何が何でも くしを かける つもり… よ! 128 00:09:39,141 --> 00:09:42,277 私が シラミとりの くし… を! ニギギギ…! ヒィ! 129 00:09:42,277 --> 00:09:46,782 手に持ってる間は… ね! ギギギギ! ヒィィィ! 130 00:09:46,782 --> 00:09:48,717 もう 勘弁してくれ! 131 00:09:48,717 --> 00:09:53,355 う~ん。 すっかり 雪も やんだな。 132 00:09:53,355 --> 00:09:56,625 (フョーソク)久しぶりに いい天気だぜ。 133 00:09:56,625 --> 00:09:59,528 (クリッペン)腹も すくってもんだ! 134 00:09:59,528 --> 00:10:03,899 みんな 表に出て 一っ働きしておくれ。 135 00:10:03,899 --> 00:10:06,368 (ストゥルカス) えっ? こんな朝っぱらから? 136 00:10:06,368 --> 00:10:08,437 (ペール)朝ごはん まだなのに…? 137 00:10:08,437 --> 00:10:12,241 雪が降りだす前に 仕事を片づけるんだよ。 138 00:10:12,241 --> 00:10:15,811 あら? ん…! 139 00:10:15,811 --> 00:10:17,746 あっ! 140 00:10:17,746 --> 00:10:20,749 昨日の晩 これっぽっちも眠らずに➡ 141 00:10:20,749 --> 00:10:24,486 ボルカ山賊どもを追い出す 新しい方法を考えたぜ。 142 00:10:24,486 --> 00:10:28,056 いびきをかきながら 考え事ができるとは➡ 143 00:10:28,056 --> 00:10:30,759 さすが 山賊の お頭じゃなあ。 144 00:10:30,759 --> 00:10:32,694 言ってろ じいさん。 145 00:10:32,694 --> 00:10:36,565 今度ばかりは あんたも膝を打って 感心するに決まってるさ。 146 00:10:36,565 --> 00:10:39,067 ゴホン! ん! ん! 147 00:10:39,067 --> 00:10:41,970 ただ ここじゃあ 話せない。 ん? 148 00:10:41,970 --> 00:10:44,940 ちぃとばかり 長話になりそうなんだが…。 149 00:10:44,940 --> 00:10:48,444 ん~? 150 00:10:48,444 --> 00:10:50,746 ああ ああ…。 151 00:10:50,746 --> 00:10:54,616 そんなら わしの部屋で 聞かせてもらおうか。 うっ! 152 00:10:54,616 --> 00:10:58,420 そいつは… 願ったり かなったりだ。 153 00:10:58,420 --> 00:11:01,323 いや~ ハッハッハッハ! 154 00:11:01,323 --> 00:11:06,295 ハッハッハッ! ハッハッハッ…! 155 00:11:06,295 --> 00:11:09,431 何をボサっとしているんだい! 156 00:11:09,431 --> 00:11:11,967 へ ヘイ! 157 00:11:11,967 --> 00:11:14,436 (クリッペン)はい はい はい はい…! 158 00:11:14,436 --> 00:11:16,371 (ロヴィス)ふん。 159 00:11:16,371 --> 00:11:19,871 (扉を閉じる音) 160 00:11:33,922 --> 00:11:35,922 ハッ! うん! 161 00:11:43,398 --> 00:11:48,098 ん! 食べるのは 地下でだって ちゃんと食べられるわ。 162 00:11:55,410 --> 00:11:59,281 (駆け下りる音) 163 00:11:59,281 --> 00:12:02,281 ハァ ハァ ハァ ハァ…。 164 00:12:05,420 --> 00:12:10,420 (扉の開閉音) 165 00:12:14,429 --> 00:12:18,929 (風の音) 166 00:12:22,304 --> 00:12:24,439 わ~! 167 00:12:24,439 --> 00:12:32,247 (風の音) 168 00:12:32,247 --> 00:12:34,249 ビルク。 169 00:12:34,249 --> 00:12:38,387 (風の音) 170 00:12:38,387 --> 00:12:40,322 ビルク。 171 00:12:40,322 --> 00:12:44,259 (風の音) 172 00:12:44,259 --> 00:12:46,261 ビルク? 173 00:12:46,261 --> 00:12:50,399 (風の音) 174 00:12:50,399 --> 00:12:52,334 ん…。 175 00:12:52,334 --> 00:12:54,970 (ため息) 176 00:12:54,970 --> 00:12:56,905 ヒッ! わっ! あ! 177 00:12:56,905 --> 00:12:58,840 は…! 178 00:12:58,840 --> 00:13:02,311 僕は 長い事 待ってたよ。 179 00:13:02,311 --> 00:13:06,648 わぁ… 私だって そうよ! 180 00:13:06,648 --> 00:13:11,320 私は ずんぐり小人の穴から抜け 出せた時から ずっと待ってたわ! 181 00:13:11,320 --> 00:13:15,924 ♬~ 182 00:13:15,924 --> 00:13:19,928 やっぱり 君は 黒い目をしてる。 前と変わらない。 183 00:13:19,928 --> 00:13:24,633 ♬~ 184 00:13:24,633 --> 00:13:28,103 ただ ちょっと 色が白くなったね。 185 00:13:28,103 --> 00:13:31,373 あ… あ!? 186 00:13:31,373 --> 00:13:34,276 一体 あなた 何をしたの? 187 00:13:34,276 --> 00:13:40,048 何にも。 ただ あんまり 食べてないだけさ。 188 00:13:40,048 --> 00:13:42,384 それでも ボルカ砦の中じゃあ➡ 189 00:13:42,384 --> 00:13:45,287 誰よりも余計に 食べてるんだけどね。 190 00:13:45,287 --> 00:13:49,257 そっちには あまり 食べ物が ないっていうの? 191 00:13:49,257 --> 00:13:51,793 おなか いっぱい 食べられないっていうの? 192 00:13:51,793 --> 00:13:54,229 「おなか いっぱい」だなんて➡ 193 00:13:54,229 --> 00:13:57,429 僕たち 誰1人 そんなふうに なった事ないよ。 194 00:13:59,401 --> 00:14:01,336 早く春が来なかったら➡ 195 00:14:01,336 --> 00:14:04,239 みんな 奈落の底まで 飛んでっちゃうだろうね。 196 00:14:04,239 --> 00:14:06,174 君の望んだとおりにさ。 197 00:14:06,174 --> 00:14:10,374 クククッ…。 覚えてるだろう? 198 00:14:12,914 --> 00:14:14,850 前は そう思ってたわ。 199 00:14:14,850 --> 00:14:18,153 あの時 私には きょうだいが いなかったもの。 200 00:14:18,153 --> 00:14:21,757 あっ!? だけど 今は違う。 201 00:14:21,757 --> 00:14:24,426 今は 「きょうだい」が いるわ! 202 00:14:24,426 --> 00:14:32,134 ♬~ 203 00:14:32,134 --> 00:14:34,069 んっ! 204 00:14:34,069 --> 00:14:36,571 あっ! (生唾をのむ音) 205 00:14:36,571 --> 00:14:39,841 おなかが すいてるなら 食べなさいな。 206 00:14:39,841 --> 00:14:47,215 ♬~ 207 00:14:47,215 --> 00:14:49,251 あっん…! うん! 208 00:14:49,251 --> 00:15:02,397 ♬~ 209 00:15:02,397 --> 00:15:04,332 ん! んぐ…! あっ! 210 00:15:04,332 --> 00:15:06,334 うっ! ううう…! あっ! 211 00:15:06,334 --> 00:15:09,271 んっ! んん! んっ! 212 00:15:09,271 --> 00:15:14,271 ん! ん ん ん…! 213 00:15:16,411 --> 00:15:18,346 プハ~! 214 00:15:18,346 --> 00:15:24,286 ♬~ 215 00:15:24,286 --> 00:15:26,421 フッ! んっ! 216 00:15:26,421 --> 00:15:29,224 フフフフフ…! ヘヘヘ…! 217 00:15:29,224 --> 00:15:34,730 ヘヘヘ! これ 君が食べようと思って 持ってきたんじゃないの? 218 00:15:34,730 --> 00:15:40,030 私 おなか すいてないの。 それに…。 219 00:15:43,872 --> 00:15:47,375 [ 回想 ] 私の所には まだ たくさん あるわ。 220 00:15:47,375 --> 00:16:03,391 ♬~ 221 00:16:03,391 --> 00:16:06,762 (おなかの音)グゥ~。 ハッ! 222 00:16:06,762 --> 00:16:11,362 どうして そっちでは みんな おなかをすかせているの? 223 00:16:13,401 --> 00:16:17,901 このごろじゃあ 僕らは 貧乏な山賊なんだ。 224 00:16:19,908 --> 00:16:24,746 蓄えておいた食べ物が いよいよ 少なくなってきたのさ。 225 00:16:24,746 --> 00:16:28,346 う~ん! はぁ。 226 00:16:37,192 --> 00:16:42,364 ここに来る前は 僕たちも ヤギや羊を持っていたんだ。 227 00:16:42,364 --> 00:16:45,267 けれど 今いるのは 馬だけさ。 228 00:16:45,267 --> 00:16:50,172 冬の間は 森の向こうに住んでる お百姓の所に預けてある。 229 00:16:50,172 --> 00:16:54,709 ん…。 そうしておいて よかったよ。 230 00:16:54,709 --> 00:16:58,313 でなけりゃ 僕らは あの馬を食べちゃったところだ。 231 00:16:58,313 --> 00:17:03,913 アハハ…。 いや 全く ひどい冬だよ! 232 00:17:05,887 --> 00:17:11,693 フフフフフ…! フフフ! アハハハハ…! 233 00:17:11,693 --> 00:17:17,399 貧乏な山賊たち…。 クスッ。 うん。 全く そのとおり! 234 00:17:17,399 --> 00:17:21,736 僕が どんなに泥だらけの 貧乏くさい臭いをさせているか➡ 235 00:17:21,736 --> 00:17:23,736 君 気付いたろ? 236 00:17:26,408 --> 00:17:29,311 僕らは 水も ろくに持っていない…。 237 00:17:29,311 --> 00:17:36,218 [ 回想 ] (吹雪の音) 238 00:17:36,218 --> 00:17:40,922 (吹雪の音) 239 00:17:40,922 --> 00:17:44,893 水をくんでも こんな調子だから➡ 240 00:17:44,893 --> 00:17:49,731 今じゃ 雪を溶かして水にしてる。 241 00:17:49,731 --> 00:17:53,869 少しの水を手に入れるにも なけなしの薪と➡ 242 00:17:53,869 --> 00:17:57,369 気が遠くなるほどの 時間をかけてね。 243 00:18:01,376 --> 00:18:05,881 だから 僕は まるで 泥山賊 みたいな臭いをさせているのさ! 244 00:18:05,881 --> 00:18:10,385 こっちの山賊だって そういう臭いをさせてるわ。 245 00:18:10,385 --> 00:18:12,885 フッ! 246 00:18:18,894 --> 00:18:22,894 私の きょうだいは きれいだわ…。 247 00:18:25,767 --> 00:18:30,138 あなたが貧乏で 泥だらけで シラミに たかられていたって➡ 248 00:18:30,138 --> 00:18:32,841 そんなの 何でもないわ。 249 00:18:32,841 --> 00:18:37,646 でも 私 あなたが おなかを すかせているのはイヤよ! 250 00:18:37,646 --> 00:18:41,516 どうして 僕がシラミたかりだって 知ってるんだい? 251 00:18:41,516 --> 00:18:44,152 あっ…! 252 00:18:44,152 --> 00:18:46,087 フフフフフ! 253 00:18:46,087 --> 00:18:49,024 そう。 確かに 僕は そうだよ! 254 00:18:49,024 --> 00:18:53,895 だけど シラミたかりの方が 腹をすかせているより いい。 255 00:18:53,895 --> 00:18:57,365 それだけは 確かさ。 256 00:18:57,365 --> 00:19:00,365 腹を減らすっていうのは ひどいもんさ…。 257 00:19:02,237 --> 00:19:04,706 僕 ウンディス母さんのために➡ 258 00:19:04,706 --> 00:19:09,377 パンの端っこぐらい 残しておいても よかったのにな! 259 00:19:09,377 --> 00:19:11,947 私 もっと 持ってこられるわ! 260 00:19:11,947 --> 00:19:17,385 ダメだよ。 僕が ウンディス母さんの ために パンを持って帰ったら➡ 261 00:19:17,385 --> 00:19:20,956 どこで手に入れたのか 話さない訳にはいかない。 262 00:19:20,956 --> 00:19:25,694 そしたら ボルカ父さんは 空が割れるみたいに怒り狂うよ。 263 00:19:25,694 --> 00:19:30,394 それこそ 君の「きょうだい」に なってるのなんて知ったら…。 264 00:19:32,334 --> 00:19:36,004 はぁ~。 全く 何だってまぁ➡ 265 00:19:36,004 --> 00:19:40,342 何から何まで こうやって ややこしいのかしら! 266 00:19:40,342 --> 00:19:46,147 私たち こっそりとでなきゃ 決して会えないわ。 267 00:19:46,147 --> 00:19:50,986 そうなんだ! でも 僕は こっそりと やるのは 嫌いだ。 268 00:19:50,986 --> 00:19:53,355 私だって! 269 00:19:53,355 --> 00:19:57,225 古くなった塩漬けの魚と 長すぎる冬は➡ 270 00:19:57,225 --> 00:20:01,096 私の知ってる中でも 一番イヤなものだわ。 271 00:20:01,096 --> 00:20:03,365 それより もっともっと イヤなのは➡ 272 00:20:03,365 --> 00:20:06,835 ばかげている事を こっそりと やる事よ! 273 00:20:06,835 --> 00:20:09,704 ハハハハハ…! 274 00:20:09,704 --> 00:20:15,343 だけど… それでも君は そうして くれるかい? 僕のために。 275 00:20:15,343 --> 00:20:18,246 うん! 276 00:20:18,246 --> 00:20:22,250 春になったら 僕らは 森で会えるよ。 277 00:20:22,250 --> 00:20:26,354 こんな氷みたいに 寒いとこじゃなくてね! 278 00:20:26,354 --> 00:20:29,057 うう…! ハァ~。 279 00:20:29,057 --> 00:20:33,057 もう 私 行かなきゃいけないと思うわ。 280 00:20:36,698 --> 00:20:39,698 凍えて死なないうちにね! 281 00:20:53,281 --> 00:20:56,418 また明日 来てくれるかい? 282 00:20:56,418 --> 00:21:00,418 ヒヒッ! シラミたかりの きょうだいの所に? 283 00:21:02,290 --> 00:21:04,292 ええ! 284 00:21:04,292 --> 00:21:11,966 ♬~ 285 00:21:11,966 --> 00:21:15,770 <ローニャは 約束を守りました。➡ 286 00:21:15,770 --> 00:21:20,442 長い冬が続いている間 毎朝 早くに起きて➡ 287 00:21:20,442 --> 00:21:24,245 ビルクの命を つなぐようになったのです> 288 00:21:24,245 --> 00:21:26,314 ♬~ ≪(いびき)ぐががが…! 289 00:21:26,314 --> 00:21:30,452 ♬~ 290 00:21:30,452 --> 00:21:34,322 ♬~ ≪(いびき)ぐががが…! 291 00:21:34,322 --> 00:21:38,259 ♬~ 292 00:21:38,259 --> 00:21:40,261 ♬~ ≪(いびき)ぐががが…! 293 00:21:40,261 --> 00:22:05,286 ♬~ 294 00:22:05,286 --> 00:22:07,286 はい! 295 00:22:09,457 --> 00:22:12,360 それから これは あなたの母さんに。 296 00:22:12,360 --> 00:22:15,360 え!? 297 00:22:19,434 --> 00:22:22,971 僕 君たちから ものを とってるような気がするよ。 298 00:22:22,971 --> 00:22:28,843 フフフフフ。 あ~ら 私 山賊の娘じゃなかったかしら? 299 00:22:28,843 --> 00:22:34,582 山賊っていうのは 尋ねもせず 許しも得ずに 人のものをとるの。 300 00:22:34,582 --> 00:22:38,453 そのくらいは やっと私だって覚えたわ。 301 00:22:38,453 --> 00:22:41,890 それだって もともとは 森を旅している➡ 302 00:22:41,890 --> 00:22:45,890 金持ちや商人から 尋ねもせずに とったものなのよ! 303 00:22:48,396 --> 00:22:52,000 でも そのパンは ロヴィス母さんが焼いたものよ。 304 00:22:52,000 --> 00:22:53,935 ん…。 305 00:22:53,935 --> 00:22:57,805 今 私は 覚えたように やってるだけ。 306 00:22:57,805 --> 00:23:00,508 だから かまわないで お食べなさいよ! 307 00:23:00,508 --> 00:23:02,508 うん! 308 00:23:07,282 --> 00:23:09,282 フフフフフ! フフフ! 309 00:23:12,921 --> 00:23:15,423 ん。 310 00:23:15,423 --> 00:23:17,423 んっ! 311 00:23:19,928 --> 00:23:21,863 はぁ! 312 00:23:21,863 --> 00:23:25,867 <もしも こんな事が マッティスに知られたら➡ 313 00:23:25,867 --> 00:23:30,438 ローニャは ひどい目に遭うに 決まっています> 314 00:23:30,438 --> 00:23:34,309 とうとう 私 ここまで来ちゃった…。 315 00:23:34,309 --> 00:23:44,309 ♬~ 316 00:24:01,402 --> 00:24:08,076 ♬「I'm looking for Beautiful」 317 00:24:08,076 --> 00:24:13,881 ♬「この頼りない世界の中で」 318 00:24:13,881 --> 00:24:20,421 ♬「私だけの宝物」 319 00:24:20,421 --> 00:24:26,928 ♬「歩いて手に入れたもの」 320 00:24:26,928 --> 00:24:34,736 ♬「I'm looking for Beautiful」 321 00:24:34,736 --> 00:24:40,375 ♬「マイスピードで」 322 00:24:40,375 --> 00:24:43,278 ♬「答えなどない」 323 00:24:43,278 --> 00:24:52,887 ♬「そこにはない 机の上には」 324 00:24:52,887 --> 00:24:55,923 ♬「忙しそうなエンジェル」 325 00:24:55,923 --> 00:24:59,227 ♬「アクビするサタン」 326 00:24:59,227 --> 00:25:06,401 ♬「さぁ、 なにか食べましょ」 327 00:25:06,401 --> 00:25:10,071 ♬~ 328 00:25:10,071 --> 00:25:12,106 ♬「I'm a Player」 329 00:25:12,106 --> 00:25:20,748 ♬「答え合わせは 最後の最後で」 330 00:25:20,748 --> 00:25:26,248 ♬~