1 00:00:10,010 --> 00:00:12,012 (シャウハ)ひとまず治療は成功ね。 2 00:00:15,682 --> 00:00:20,187 (ロゥジー)よかったです テルティナ様! 3 00:00:20,187 --> 00:00:24,691 (イドラ)アンタがトドメを刺してどうする! 4 00:00:24,691 --> 00:00:27,361 (灯悟)けど これで一安心だな。 5 00:00:27,361 --> 00:00:30,864 (シャウハ)種の侵食を抑える 魔法薬を処方するから➡ 6 00:00:30,864 --> 00:00:33,367 明日には快復すると思うわ。 7 00:00:39,539 --> 00:00:42,876 どうして アンタが そんな薬を? 8 00:00:42,876 --> 00:00:46,380 私も魔力の種を追ってたからに 決まってんじゃん。 9 00:00:46,380 --> 00:00:50,050 でも 私の後ろ盾って 王族様だからさ➡ 10 00:00:50,050 --> 00:00:52,719 表立って動けなかったんだよねぇ。 11 00:00:52,719 --> 00:00:56,056 やはり王族にも種の保有者が。 12 00:00:56,056 --> 00:00:58,225 まぁ 大半は未使用で➡ 13 00:00:58,225 --> 00:01:00,661 保有数を他の貴族と競ったり➡ 14 00:01:00,661 --> 00:01:04,665 いざってときの武力として 牽制に使ってるっぽいけどね。 15 00:01:07,000 --> 00:01:10,003 (シャウハ)さすがに魔王族由来の 代物とわかれば➡ 16 00:01:10,003 --> 00:01:12,606 アイツらも おとなしく手放すでしょ。 17 00:01:17,844 --> 00:01:23,016 皇帝への報告は テルティナ様の快復を待つとして➡ 18 00:01:23,016 --> 00:01:26,019 今日は ここに泊めてやるから ついて来な。 19 00:03:17,330 --> 00:03:20,333 ここにいるのは みんな魔導士なのか? 20 00:03:20,333 --> 00:03:23,336 (シャウハ)まあね 彼らは 研究資格を持った➡ 21 00:03:23,336 --> 00:03:25,505 正規の魔導研究員。 22 00:03:25,505 --> 00:03:30,010 そこらの野良魔導士とは違う 選りすぐりだよ。 23 00:03:30,010 --> 00:03:32,012 野良魔導士? 24 00:03:32,012 --> 00:03:34,848 研究資格もなく 塔にも所属してない➡ 25 00:03:34,848 --> 00:03:36,850 魔導士のことよ。 26 00:03:36,850 --> 00:03:40,854 この国では 魔法の習得や行使は 規制されてないけど➡ 27 00:03:40,854 --> 00:03:44,357 魔導具の開発や研究には 資格が必要なの。 28 00:03:44,357 --> 00:03:46,693 資格… イドラも? 29 00:03:46,693 --> 00:03:49,362 ええ 一応 持ってるわ。 30 00:03:49,362 --> 00:03:51,364 けど 資格があったとしても➡ 31 00:03:51,364 --> 00:03:53,867 魔導塔の審査を通らなければ➡ 32 00:03:53,867 --> 00:03:57,537 研究成果を世間に 発表することもできない。 33 00:03:57,537 --> 00:04:02,976 つまり 魔導士の研究の是非は すべて コイツが握ってるのよ。 34 00:04:02,976 --> 00:04:07,314 まあね。 私が目指すのは 資格制度による➡ 35 00:04:07,314 --> 00:04:10,817 魔導技術の 徹底的な管理と規制だから。 36 00:04:10,817 --> 00:04:15,989 そんなの 貴族や騎士どもに 独占させるための方便でしょう? 37 00:04:15,989 --> 00:04:17,991 フフ…。 38 00:04:17,991 --> 00:04:19,993 本来 魔導技術は➡ 39 00:04:19,993 --> 00:04:22,662 魔法を習得できない人にも 恩恵を与え➡ 40 00:04:22,662 --> 00:04:24,831 生活に困ってる人たちを助け➡ 41 00:04:24,831 --> 00:04:26,833 より多くの人を 笑顔にするために➡ 42 00:04:26,833 --> 00:04:28,835 使われるべきものよ。 43 00:04:28,835 --> 00:04:31,671 キヒッ! なぁんだ! 44 00:04:31,671 --> 00:04:35,175 アンタも あのバカ親父と まったく同じか。 45 00:04:35,175 --> 00:04:37,677 はぁ? (シャウハ)先代の王家の杖。 46 00:04:37,677 --> 00:04:41,181 アンタの親父の体制は すでに限界だったよ。 47 00:04:41,181 --> 00:04:44,851 より多くの人間に 広めようとした結果➡ 48 00:04:44,851 --> 00:04:46,853 管理が行き届かず➡ 49 00:04:46,853 --> 00:04:48,855 低級魔導士が作った 粗悪品が氾濫し➡ 50 00:04:48,855 --> 00:04:53,193 魔導具による事件 事故は 年々増加の一途をたどっていたわ。 51 00:04:53,193 --> 00:04:57,197 だからって なんでもかんでも 規制すればいいってわけじゃ…。 52 00:04:57,197 --> 00:05:02,803 質の悪い魔力ランプで 年間 何件の暴発事故が起きてた? 53 00:05:02,803 --> 00:05:05,472 魔導具で武装した貧民が➡ 54 00:05:05,472 --> 00:05:08,642 貴族の屋敷を 襲撃した事件を覚えてる? 55 00:05:08,642 --> 00:05:13,313 魔獣を調教する魔導具を 亜人に使ってた奴隷商は? 56 00:05:13,313 --> 00:05:15,315 魔導義肢を改造して➡ 57 00:05:15,315 --> 00:05:19,820 窃盗や殺人に使ってた 孤児なんかもいたっけ。 58 00:05:19,820 --> 00:05:22,989 ねっ? 人の善意に 依存しなければ➡ 59 00:05:22,989 --> 00:05:25,825 安全を 保障できないような技術は➡ 60 00:05:25,825 --> 00:05:29,496 人の手に余るんだよ。 61 00:05:29,496 --> 00:05:34,000 だから私は 独占という 汚名を被ってでも➡ 62 00:05:34,000 --> 00:05:36,503 魔導具を資格制にしたのさ。 63 00:05:36,503 --> 00:05:41,007 人々を魔導具の悪用から 守るためにね。 64 00:05:41,007 --> 00:05:44,177 アンタら親子の掲げる夢は➡ 65 00:05:44,177 --> 00:05:49,015 理想ばっかで これっぽっちも 現実が見えていないんだよ。 66 00:05:49,015 --> 00:05:52,519 ねぇ 異世界の人 アンタも そう思うだろ? 67 00:05:52,519 --> 00:05:54,521 レッド…。 確かに➡ 68 00:05:54,521 --> 00:05:58,358 イドラの夢は難しいかもしれないぜ。 えっ? 69 00:05:58,358 --> 00:06:02,629 便利な道具も使い方によっては 人を傷つけてしまう。 70 00:06:02,629 --> 00:06:04,631 アンタの言ってることも一理あるぜ。 71 00:06:04,631 --> 00:06:07,467 《なんで? 前は最高の夢だって…。 72 00:06:07,467 --> 00:06:10,971 どうして そんなヤツに同調するの? 73 00:06:10,971 --> 00:06:14,307 あなただけは あなただけは…。 74 00:06:14,307 --> 00:06:17,143 私の夢を!》 75 00:06:17,143 --> 00:06:19,145 だからこそ! 76 00:06:19,145 --> 00:06:21,147 えっ? 77 00:06:21,147 --> 00:06:26,052 戯れるように奔れ! 風精の遊興! シルフィ・ライド! 78 00:06:28,154 --> 00:06:30,857 イドラ!? あぁ…。 79 00:06:36,329 --> 00:06:41,668 《王家の杖の座を取り戻すための 協力をしてほしい? 80 00:06:41,668 --> 00:06:45,505 悪いけど 自由に研究は 出来なくなったが➡ 81 00:06:45,505 --> 00:06:47,507 稼ぎは前より断然いいんでね。 82 00:06:47,507 --> 00:06:51,678 いい加減 過去の栄光に すがるのは やめたら? 83 00:06:51,678 --> 00:06:53,680 人々の笑顔のため? 84 00:06:53,680 --> 00:06:57,684 まだ そんな夢物語を 語っているのか》 85 00:06:57,684 --> 00:06:59,886 (笑い声) 86 00:07:07,627 --> 00:07:09,829 待てって イドラ! 87 00:07:12,966 --> 00:07:16,636 ついて来んな! この八方熱血野郎! 88 00:07:16,636 --> 00:07:19,139 八方熱血野郎!? 89 00:07:19,139 --> 00:07:21,808 誰にだって味方して➡ 90 00:07:21,808 --> 00:07:24,811 いいこと言ったふうな 雰囲気 出して。 91 00:07:26,813 --> 00:07:28,815 あなただって 心の中では➡ 92 00:07:28,815 --> 00:07:32,018 無理だ バカだ 子どもの夢だって 思ってたんでしょ! 93 00:07:39,826 --> 00:07:42,662 そんなわけ…。 94 00:07:42,662 --> 00:07:45,365 ねえだろ~っ! 95 00:07:47,334 --> 00:07:49,836 ぐぇ~っ! 96 00:07:58,511 --> 00:08:02,282 あなただけは…。 97 00:08:02,282 --> 00:08:04,951 あなただけは➡ 98 00:08:04,951 --> 00:08:07,954 私の味方になってくれるって 思ってたのに…。 99 00:08:07,954 --> 00:08:10,123 なに言ってんだ? 100 00:08:10,123 --> 00:08:14,961 あの日から ずっと俺は いつだってイドラの味方だぜ。 101 00:08:14,961 --> 00:08:19,466 なによ 私の夢は 難しいって言ったくせに。 102 00:08:19,466 --> 00:08:22,969 ああ 難しい夢だ。 103 00:08:22,969 --> 00:08:25,972 でも だからこそ 叶えてほしいんだ! 104 00:08:27,974 --> 00:08:29,976 初めてイドラの夢を聞いたとき➡ 105 00:08:29,976 --> 00:08:34,314 本当にすばらしいと 絶対に叶えてほしいと思った。 106 00:08:34,314 --> 00:08:38,151 だけど同時に それが すごく難しい夢だってことも➡ 107 00:08:38,151 --> 00:08:40,153 俺は知っていた。 108 00:08:40,153 --> 00:08:43,656 一人の人間が守れる平和には 限界があるからな。 109 00:08:43,656 --> 00:08:45,658 だからこそ 絆だ! 110 00:08:47,660 --> 00:08:51,364 ええ そろそろ来ると思ってたわ。 111 00:08:57,837 --> 00:08:59,839 ハックション! 112 00:08:59,839 --> 00:09:03,777 フフッ… アンタって本当…。 113 00:09:03,777 --> 00:09:05,779 うん? なんだ? 114 00:09:08,448 --> 00:09:11,117 なんでもないわよ。 115 00:09:11,117 --> 00:09:14,120 より多くの人を 幸せにするためには➡ 116 00:09:14,120 --> 00:09:16,456 より多くの人との協力が必要だ。 117 00:09:16,456 --> 00:09:20,460 重要なのは いろんな人の考えを 柔軟に取り入れることだぜ。 118 00:09:20,460 --> 00:09:22,962 例えば シャウハだ。 119 00:09:22,962 --> 00:09:25,465 えっ!? アイツの資格制度ってのは➡ 120 00:09:25,465 --> 00:09:27,967 あながち間違っちゃいないぜ。 121 00:09:27,967 --> 00:09:30,804 俺の世界でも 危険なものを扱うには➡ 122 00:09:30,804 --> 00:09:32,806 資格が必要だったし➡ 123 00:09:32,806 --> 00:09:35,475 ルールをきっちりすることで 秩序を保ててたからな。 124 00:09:35,475 --> 00:09:38,478 正直 私も 安全面を考慮すれば➡ 125 00:09:38,478 --> 00:09:41,648 資格制度自体は 間違ってないと思っているわ。 126 00:09:41,648 --> 00:09:43,983 だけど アイツは極端すぎる! 127 00:09:43,983 --> 00:09:47,320 全部を規制するのは やりすぎだよな。 128 00:09:47,320 --> 00:09:49,656 質の低い魔導具だって➡ 129 00:09:49,656 --> 00:09:52,992 使い方を間違えなければ 暴発したりしないし➡ 130 00:09:52,992 --> 00:09:54,994 そもそも危険度が低いものは➡ 131 00:09:54,994 --> 00:09:57,664 教育で扱いを学ばせればいいのよ。 132 00:09:57,664 --> 00:10:01,334 そうね 学校がない街にも➡ 133 00:10:01,334 --> 00:10:03,336 魔導具教室を開いたり➡ 134 00:10:03,336 --> 00:10:06,172 魔導士を講師として 派遣するのは どうかしら? 135 00:10:06,172 --> 00:10:09,175 それから…。 なぁ イドラ。 136 00:10:09,175 --> 00:10:11,511 それをシャウハと 話し合ってみたら どうだ? 137 00:10:11,511 --> 00:10:13,513 はぁ!? 138 00:10:13,513 --> 00:10:15,515 人々を思うイドラの考えと➡ 139 00:10:15,515 --> 00:10:18,852 魔導具の安全を徹底する シャウハが協力すれば➡ 140 00:10:18,852 --> 00:10:21,688 きっといい世界が創れると思うぜ。 141 00:10:21,688 --> 00:10:26,526 だけど ヤツは お父様から 王家の杖の座を奪った宿敵で…。 142 00:10:26,526 --> 00:10:30,029 だったら なおさら シャウハと絆を結ばないとな。 143 00:10:30,029 --> 00:10:32,031 えっ? 144 00:10:32,031 --> 00:10:34,701 宿敵と絆を結ぶのは 確かに難しいぜ。 145 00:10:34,701 --> 00:10:36,703 けど それを乗り越えた先に➡ 146 00:10:36,703 --> 00:10:39,205 イドラが想像してたより ずっと すごい未来が➡ 147 00:10:39,205 --> 00:10:41,207 つかめるはずだぜ! 148 00:10:41,207 --> 00:10:44,210 安心しろ! 俺がついてる! 149 00:10:44,210 --> 00:10:47,380 絆を結ぶ手伝いなら 俺に任せろ! 150 00:10:47,380 --> 00:10:50,183 一緒につかみ取ろうぜ! イドラの夢を! 151 00:10:52,552 --> 00:10:54,554 《あぁ そっか。 152 00:10:54,554 --> 00:10:58,658 あのとき あんなにショックを受けたのは…》 153 00:11:04,497 --> 00:11:06,100 ヘックシ! あぁ! 154 00:11:06,100 --> 00:11:11,304 《コイツのことが 好きだったからなんだ》 155 00:11:13,339 --> 00:11:17,177 レッドと出会う きっかけにもなった このマナメタル。 156 00:11:17,177 --> 00:11:20,346 どうにか人々のために 活用できないかしら。 157 00:11:20,346 --> 00:11:23,016 やっぱり何度 調べても➡ 158 00:11:23,016 --> 00:11:26,686 魔力を結晶化させている因子が わからないのよね。 159 00:11:26,686 --> 00:11:32,192 《普通の魔鉱石は 鉱脈に 魔力が宿ることで形成され➡ 160 00:11:32,192 --> 00:11:35,695 内包する魔力を 魔導具の燃料にしたり➡ 161 00:11:35,695 --> 00:11:40,033 魔法を撃つ際の 魔力の増幅装置に活用される》 162 00:11:40,033 --> 00:11:43,202 これは確かに魔力を感じるのに➡ 163 00:11:43,202 --> 00:11:46,873 それを引き出すことも 干渉することも出来ないのよね。 164 00:11:46,873 --> 00:11:50,710 あぁ 考えれば考えるほど わからない! 165 00:11:50,710 --> 00:11:55,548 《このわけのわからなさ なんだかレッドに似てるわね。 166 00:11:55,548 --> 00:11:58,051 レッド…》 167 00:12:10,663 --> 00:12:14,667 🔊ベリーBAD! 168 00:12:14,667 --> 00:12:18,171 ギャー! え~っ!? 169 00:12:18,171 --> 00:12:20,173 わわわ…。 170 00:12:22,342 --> 00:12:24,677 だっ!? 171 00:12:24,677 --> 00:12:26,679 ぐえっ! 172 00:12:26,679 --> 00:12:30,083 えっ レッド!? うぅ…。 173 00:12:49,035 --> 00:12:51,037 よぉ ロゥジー! 174 00:12:51,037 --> 00:12:55,375 普通に登場しろ 普通に。 いきなり何の用だ? 175 00:12:55,375 --> 00:12:57,710 ありがとうを言いに来たんだぜ。 176 00:12:57,710 --> 00:13:02,649 あのとき助けてもらった お礼 まだ言ってなかったからさ。 177 00:13:02,649 --> 00:13:06,319 あれは ただの気まぐれだと 言っただろう。 178 00:13:06,319 --> 00:13:09,822 気まぐれでも 助けてもらったのは事実だぜ! 179 00:13:09,822 --> 00:13:12,992 でも もう二度とやらないでくれ。 180 00:13:12,992 --> 00:13:16,663 今のは貴様の声か? 181 00:13:16,663 --> 00:13:19,999 それより こんな寒いところで 何してたんだ!? 182 00:13:19,999 --> 00:13:22,335 離れろ! あぁ…。 183 00:13:22,335 --> 00:13:27,006 あのウチュウという場所を 思い出していた。 184 00:13:27,006 --> 00:13:29,008 宇宙を? 185 00:13:29,008 --> 00:13:32,178 (ロゥジー)雲の上… 蒼穹の天蓋の上には➡ 186 00:13:32,178 --> 00:13:36,015 天使にいざなわれた 死者の国があると言われている。 187 00:13:36,015 --> 00:13:38,017 それが まさか➡ 188 00:13:38,017 --> 00:13:41,187 あんな何もない空間が 広がっているとはな。 189 00:13:41,187 --> 00:13:43,189 がっかりしたのか? 190 00:13:43,189 --> 00:13:46,025 いや 美しかった。 191 00:13:46,025 --> 00:13:48,361 初めて見る景色➡ 192 00:13:48,361 --> 00:13:51,531 常識を覆す光景というものが➡ 193 00:13:51,531 --> 00:13:55,201 あんなにも心を 揺さぶるものだとは…。 194 00:13:55,201 --> 00:13:58,705 ああ 確かに 初めて見る景色ってのは➡ 195 00:13:58,705 --> 00:14:00,640 感動するよな。 おい 待て 貴様。 196 00:14:00,640 --> 00:14:03,476 なぜ輝いている? 197 00:14:03,476 --> 00:14:07,980 これは まさか 緊急キズナワープ!? 198 00:14:07,980 --> 00:14:11,484 何なんだ アイツは。 199 00:14:11,484 --> 00:14:15,488 キャー! え~っ!? 200 00:14:15,488 --> 00:14:18,157 緊急キズナワープ? 201 00:14:18,157 --> 00:14:20,159 ああ。 202 00:14:20,159 --> 00:14:23,329 《ツナガLAN:ランラン ランランラーン! 203 00:14:23,329 --> 00:14:25,331 ここでは ネットもつながラーン! 204 00:14:25,331 --> 00:14:28,334 お前は完全に孤立したのだ。 205 00:14:28,334 --> 00:14:31,170 まんまと罠に かかってしまったぜ! 206 00:14:31,170 --> 00:14:34,507 だが 俺たちの絆をなめるなよ! 🔊緊急キズナワープ! 207 00:14:34,507 --> 00:14:36,509 (ツカサ)ねぇねぇ このあと どうする? 208 00:14:36,509 --> 00:14:38,511 どうしたの? (通信音) 209 00:14:38,511 --> 00:14:41,180 いや 何でも。 (流)ええ そちらの件ですが➡ 210 00:14:41,180 --> 00:14:43,516 ビッグデータのプログラムに…。 (通信音) 211 00:14:43,516 --> 00:14:45,618 (通信音) 212 00:14:47,687 --> 00:14:50,690 (修二)むっ!? (通信音) 213 00:14:50,690 --> 00:14:52,692 待たせたであります》 214 00:14:52,692 --> 00:14:55,361 ピンチのとき 仲間を 即座に呼び出せる➡ 215 00:14:55,361 --> 00:14:57,864 キズナブレスの機能の一つだぜ。 216 00:14:57,864 --> 00:15:00,299 だけど こいつを 発動させるには➡ 217 00:15:00,299 --> 00:15:04,804 ブレス同士で強い絆エネルギーを 交信させる必要があるのに。 218 00:15:04,804 --> 00:15:08,307 いったい どうして…。 まさか!? 219 00:15:08,307 --> 00:15:11,144 マナメタルが絆エネルギーに反応した? 220 00:15:11,144 --> 00:15:15,982 だとすれば マナメタルの結晶化させた 未知の力は絆エネルギー!? 221 00:15:15,982 --> 00:15:17,984 ところで…。 うん? 222 00:15:17,984 --> 00:15:20,586 そろそろ風呂から出ないか? 223 00:15:25,158 --> 00:15:29,829 このキズナブレスやキズナビーストの開発者 ペタゴラス博士いわく…。 224 00:15:29,829 --> 00:15:33,666 《ペタゴラス:万物を構成する 原子の結合。 225 00:15:33,666 --> 00:15:36,335 それもまた絆の力。 226 00:15:36,335 --> 00:15:39,172 つまり 絆エネルギーとは! 227 00:15:39,172 --> 00:15:43,676 万物の創造を司る 万能の力なのである! 228 00:15:43,676 --> 00:15:46,179 おぉ すげぇな! 結局どういうこと? 229 00:15:46,179 --> 00:15:48,681 よくわからんであります。 (エミリ)絆の力が➡ 230 00:15:48,681 --> 00:15:51,184 質量をもつってわけ? 非論理的だな》 231 00:15:51,184 --> 00:15:53,186 ってことらしいぜ。 232 00:15:53,186 --> 00:15:55,188 要するに あのスーツや武器は➡ 233 00:15:55,188 --> 00:15:58,191 絆エネルギーで 創造していたってこと!? 234 00:15:58,191 --> 00:16:01,627 でも 創造の力で どうやってワープを…。 235 00:16:01,627 --> 00:16:05,465 絆の結びつきが強いと 引かれ合う性質を利用して➡ 236 00:16:05,465 --> 00:16:07,466 一旦 原子レベルまで 肉体を分解して➡ 237 00:16:07,466 --> 00:16:10,470 相手のところで 再構成してるとかなんとか…。 238 00:16:10,470 --> 00:16:12,972 なにそれ 怖い。 239 00:16:12,972 --> 00:16:17,643 というか その力で 元の世界には戻れないの? 240 00:16:17,643 --> 00:16:22,148 ああ。 さすがに世界の壁までは 越えられないみたいだぜ。 241 00:16:22,148 --> 00:16:26,152 だけど こうしてレッドが この世界に来ている以上➡ 242 00:16:26,152 --> 00:16:29,489 二つの世界がつながる法則は 存在するはず。 243 00:16:29,489 --> 00:16:34,994 この世界に なぜ絆エネルギーを含んだ 鉱石が存在するのか。 244 00:16:34,994 --> 00:16:38,664 レッドをこの世界に転移させた力。 245 00:16:38,664 --> 00:16:41,000 絆エネルギーによるワープ。 246 00:16:41,000 --> 00:16:43,002 うわっ! 247 00:16:43,002 --> 00:16:47,173 レッド あなたと絆エネルギー マナメタルとの関係➡ 248 00:16:47,173 --> 00:16:49,876 徹底的に調べ上げるわよ。 249 00:16:51,844 --> 00:16:55,348 今夜は 寝られると思わないでね。 250 00:16:55,348 --> 00:16:58,551 お手柔らかに お願いします。 251 00:17:07,460 --> 00:17:11,063 《一旦 冷静になったら…》 《すっげぇ気まずい!》 252 00:17:18,971 --> 00:17:22,308 (テルティナ)もしかして お二人 絆創合体されました? 253 00:17:22,308 --> 00:17:25,811 テルティナ様!? だって そのギクシャクした雰囲気➡ 254 00:17:25,811 --> 00:17:27,813 うっかり成り行きで 絆創合体しちゃって➡ 255 00:17:27,813 --> 00:17:29,815 気まずいからなんじゃないですか。 256 00:17:29,815 --> 00:17:32,318 なんですか!? 成り行きで絆創合体って! 257 00:17:32,318 --> 00:17:34,320 (ロゥジー)テルティナ様 絆創合体だなんて➡ 258 00:17:34,320 --> 00:17:36,322 はしたない言葉は お慎みください! 259 00:17:36,322 --> 00:17:40,159 お前ら 絆創合体 連呼するなよ! 260 00:17:40,159 --> 00:17:44,497 アイツら 謁見の間の前で 猥談とか正気か? 261 00:17:44,497 --> 00:17:46,499 🔊絆創合体。 262 00:17:46,499 --> 00:17:50,836 (テルティナ)お久しぶりです お父様。 263 00:17:50,836 --> 00:17:54,840 (ゴーティス)よくぞ帰ったな テルティナよ。 264 00:17:54,840 --> 00:17:56,842 魔力の種なる魔導具➡ 265 00:17:56,842 --> 00:18:01,280 そして 魔王族の出現については 報告を受けておる。 266 00:18:01,280 --> 00:18:03,783 (ダリエル)チッ… 放蕩娘が。 267 00:18:03,783 --> 00:18:05,785 (ゴーティス)種の所有者には➡ 268 00:18:05,785 --> 00:18:08,120 即刻 破棄するよう厳命を下そう。 269 00:18:08,120 --> 00:18:11,958 (ゴーティス)だからもう お前が 危険な旅をする必要はない。 270 00:18:11,958 --> 00:18:13,960 (テルティナ)お言葉ですが お父様➡ 271 00:18:13,960 --> 00:18:16,629 なかには 危険なものとわかっていても➡ 272 00:18:16,629 --> 00:18:19,799 手放すことを拒む者もいるはず。 273 00:18:19,799 --> 00:18:24,637 それに 人体に埋め込まれた 魔力の種を除去できるのは➡ 274 00:18:24,637 --> 00:18:27,807 私の特権魔法だけです。 275 00:18:27,807 --> 00:18:31,811 どうか 旅を続けるお許しを いただけませんでしょうか? 276 00:18:31,811 --> 00:18:33,813 むぅ…。 277 00:18:35,815 --> 00:18:39,986 よかろう。 だが くれぐれも気をつけるのだぞ。 278 00:18:39,986 --> 00:18:42,989 ありがとうございます お父様! 279 00:18:42,989 --> 00:18:45,324 なんだ いい人じゃん 王様。 280 00:18:45,324 --> 00:18:48,160 ええ 皇帝陛下は ね。 281 00:18:48,160 --> 00:18:50,830 (ダリエル)よいのですか? そんな便利なものを➡ 282 00:18:50,830 --> 00:18:53,332 安直に処分してしまっても。 283 00:18:53,332 --> 00:18:56,168 ダリエル 魔力の種は➡ 284 00:18:56,168 --> 00:18:59,171 魔王復活の原因となる おそれがあると➡ 285 00:18:59,171 --> 00:19:01,107 報告にあったであろう。 286 00:19:01,107 --> 00:19:05,611 フッ 魔王など復活したら また倒せばよいのですよ。 287 00:19:05,611 --> 00:19:10,616 (ダリエル)幸いにも我々には 聖剣の勇者がいるのですから。 288 00:19:10,616 --> 00:19:13,285 (ダリエル)魔力の種を軍事利用し➡ 289 00:19:13,285 --> 00:19:16,789 亜人連合国をも打倒して 属国に加え➡ 290 00:19:16,789 --> 00:19:21,994 今こそ 我が皇国が 世界を統一するのです。 291 00:19:23,963 --> 00:19:28,467 さすれば 魔王が 1体や2体 復活したところで。 292 00:19:28,467 --> 00:19:30,469 おそれながら お兄様➡ 293 00:19:30,469 --> 00:19:34,306 魔王族には魔力の種に 干渉する力があります。 294 00:19:34,306 --> 00:19:38,978 魔力の種を軍備に加えるのは どう考えても愚策です。 295 00:19:38,978 --> 00:19:41,814 ならば 干渉されぬよう 改良すればよい。 296 00:19:41,814 --> 00:19:43,816 (ダリエル)なぁ シャウハよ。 297 00:19:43,816 --> 00:19:47,153 もちろん。 完全制御が 可能になるまで➡ 298 00:19:47,153 --> 00:19:49,155 配備の許可は出来ませんが➡ 299 00:19:49,155 --> 00:19:51,824 改良実験のほうは 順調に進んでおります。 300 00:19:51,824 --> 00:19:53,826 なっ!? 王家の杖にも➡ 301 00:19:53,826 --> 00:19:56,662 こうして協力を 取りつけております。 302 00:19:56,662 --> 00:19:59,665 ですので 魔力の種に対する厳命は➡ 303 00:19:59,665 --> 00:20:03,369 破棄ではなく 接収で どうでしょう? 304 00:20:05,337 --> 00:20:07,339 よかろう。 305 00:20:07,339 --> 00:20:10,509 (ゴーティス)厳命により 魔力の種は接収とし➡ 306 00:20:10,509 --> 00:20:13,679 運用は シャウハとダリエルに委ね➡ 307 00:20:13,679 --> 00:20:17,683 接収に応じない者 すでに使用した者からの回収は➡ 308 00:20:17,683 --> 00:20:20,386 テルティナに委ねるものとする。 309 00:20:26,025 --> 00:20:28,527 (ダリエル)旅をするのは結構だが➡ 310 00:20:28,527 --> 00:20:32,031 くれぐれも王家の名に 泥を塗ってくれるなよ。 311 00:20:32,031 --> 00:20:35,034 (テルティナ)ご心配 ありがとうございます お兄様。 312 00:20:37,036 --> 00:20:40,039 礼儀も作法も知らなかった じゃじゃ馬娘が➡ 313 00:20:40,039 --> 00:20:43,375 ずいぶん しおらしくなったものだな。 314 00:20:43,375 --> 00:20:47,079 まさか アルテオの 代わりにでもなるつもりか? 315 00:20:50,049 --> 00:20:54,854 私に 兄貴の代わりなんて 務まりませんよ。 316 00:20:58,390 --> 00:21:00,326 シャウハ! 317 00:21:00,326 --> 00:21:02,828 あぁ やっぱし来ると思った。 318 00:21:02,828 --> 00:21:06,832 魔力の種を軍事利用だなんて 本当に考えてるの? 319 00:21:06,832 --> 00:21:11,170 まあ 立場上 お上の命令には 逆らえないからね。 320 00:21:11,170 --> 00:21:13,672 せめて人の手で 完全制御できるように➡ 321 00:21:13,672 --> 00:21:15,674 してやるわよ。 322 00:21:15,674 --> 00:21:17,676 これ。 なに? 323 00:21:17,676 --> 00:21:21,013 アンタの資格制度の改善案。 はぁ? 324 00:21:21,013 --> 00:21:23,015 私の理想だけじゃ➡ 325 00:21:23,015 --> 00:21:25,684 世界を変えられないのは よくわかったわ。 326 00:21:25,684 --> 00:21:29,522 だけど 魔導具を取り上げられて 苦しんでる人だっている。 327 00:21:29,522 --> 00:21:32,525 私の理想と あなたの管理が合わされば➡ 328 00:21:32,525 --> 00:21:35,861 もっと多くの人を 魔導具で幸せに出来るはず! 329 00:21:35,861 --> 00:21:39,031 だから 私と…。 330 00:21:39,031 --> 00:21:41,033 ハッ! くだらな! 331 00:21:41,033 --> 00:21:43,035 勝手な言い分 押しつけないでくれる? 332 00:21:43,035 --> 00:21:46,539 でも 私に媚びを 売りたいってんなら➡ 333 00:21:46,539 --> 00:21:49,542 ちょっと調べてきてほしい ところがあるんだよねぇ。 334 00:21:49,542 --> 00:21:53,045 別に アンタに媚びを 売るつもりなんかないわよ! 335 00:21:53,045 --> 00:21:58,050 まあまあ アンタたちの 目的にも合致してるし。 336 00:21:58,050 --> 00:22:00,052 とりあえず聞いとけって。