1 00:00:38,005 --> 00:00:45,679 (ルルグアット)この煙…。 また彼らですか。 2 00:00:45,679 --> 00:00:48,181 (灯悟)ありがとう 助かったぜ。 3 00:00:48,181 --> 00:00:52,019 (グロッサ)だから あの領主には 関わるなと言ったのさ。 4 00:00:52,019 --> 00:00:54,021 ここは いったい…。 5 00:00:54,021 --> 00:00:56,356 (グロッサ)あの領主から 街を取り戻そうとしている> 6 00:00:56,356 --> 00:00:58,692 反抗軍のアジトだよ。 7 00:00:58,692 --> 00:01:02,029 アタシは ここのリーダー グロッサ。 8 00:01:02,029 --> 00:01:05,032 (テルティナ)反抗軍って そんなことをすれば> 9 00:01:05,032 --> 00:01:07,034 領主の罰が下るのでは? 10 00:01:07,034 --> 00:01:09,703 (グロッサ)ヤツの魔力は街の中だけ。 11 00:01:09,703 --> 00:01:14,875 ここは街の外だから ヤツに感知されることはないわ。 12 00:01:14,875 --> 00:01:19,880 で アンタら なんで 領主と戦ったりしたんだ? 13 00:01:22,382 --> 00:01:25,719 フム 魔力の種の回収か。 14 00:01:25,719 --> 00:01:29,723 そういうことであれば こちらも全面的に協力しよう。 15 00:01:29,723 --> 00:01:31,725 設備も好きに使いな。 16 00:01:31,725 --> 00:01:33,660 いいのか!? 17 00:01:33,660 --> 00:01:38,332 アタシたちの力じゃ あの領主に 対抗できなかったからね。 18 00:01:38,332 --> 00:01:40,334 (ロゥジー)なぜ あの街にこだわる? 19 00:01:40,334 --> 00:01:43,837 あんな危険な領主 反抗せずとも> 20 00:01:43,837 --> 00:01:46,006 他の街に移住すればいいだろう。 21 00:01:46,006 --> 00:01:51,345 確かに アイツを恐れて 他の街に逃げたヤツは大勢いたよ。 22 00:01:51,345 --> 00:01:56,183 でもね アタシらは あの街が好きなんだよ。 23 00:01:56,183 --> 00:02:00,354 日が暮れても絶えることのない あの喧騒が。 24 00:02:00,354 --> 00:02:05,025 一日として同じ顔触れにならない にぎやかな あの街が> 25 00:02:05,025 --> 00:02:07,361 たまらなく好きなのさ。 26 00:02:07,361 --> 00:02:11,198 だから なんとしても 取り戻したいんだよ。 27 00:02:11,198 --> 00:02:13,533 アタシたちの故郷を。 28 00:02:13,533 --> 00:02:17,537 (グロッサ)アンタらにはないのかい? そういう場所が。 29 00:02:21,541 --> 00:02:25,045 故郷に戻れないのは悲しいもんな。 30 00:02:27,047 --> 00:02:29,049 その気持ち受け取ったぜ! 31 00:02:29,049 --> 00:02:32,052 街は必ず 俺たちが取り戻してみせる! 32 00:02:48,001 --> 00:02:53,006 (イドラ)はぁ… とは言ったものの どう攻略したものかしらね。 33 00:02:53,006 --> 00:02:55,842 あの特権魔法。 34 00:02:55,842 --> 00:03:00,514 正直 初見殺しだったとはいえ レッドがあそこまで苦戦するなんて。 35 00:03:00,514 --> 00:03:02,516 面目ないぜ。 36 00:03:02,516 --> 00:03:05,352 あぁ いい気味だったぞ。 アサガキ・トウゴ! 37 00:03:05,352 --> 00:03:08,689 ロゥジー 正直がいいとは かぎりませんよ。 38 00:03:08,689 --> 00:03:10,690 失礼しました。 39 00:03:10,690 --> 00:03:14,528 反抗軍が調べた 判明している掟のリストよ。 40 00:03:14,528 --> 00:03:16,530 街の中で これを破れば> 41 00:03:16,530 --> 00:03:18,865 即座に死角から 罰をくらうわ。 42 00:03:18,865 --> 00:03:23,537 それなら 街の外からキズナカイザーで 狙撃するってのは どうだ? 43 00:03:23,537 --> 00:03:27,541 あんな超火力を撃ったら 街が焦土と化すわ! 44 00:03:27,541 --> 00:03:31,044 領主の屋敷は 街の中心部。 45 00:03:31,044 --> 00:03:33,647 並の攻撃では射程圏外。 46 00:03:33,647 --> 00:03:37,150 睡眠時も魔法は 発動し続けているらしいから。 47 00:03:37,150 --> 00:03:40,654 (テルティナ)寝込みを襲うのも 不可能ということですね。 48 00:03:40,654 --> 00:03:44,324 それなら キズナカイザーで 乗り込むってのは どうだ? 49 00:03:44,324 --> 00:03:46,827 街が更地になるわ! 50 00:03:46,827 --> 00:03:50,497 というか ひとつだけ 至って簡単で> 51 00:03:50,497 --> 00:03:56,336 ある意味 一番難しい解決方法が あるっちゃあるのよ。 52 00:03:56,336 --> 00:03:59,840 つまり こうすればいいのよ! 53 00:03:59,840 --> 00:04:04,344 なるほど これなら互いの死角を カバーしながら戦えますね。 54 00:04:04,344 --> 00:04:08,181 ですが いくつか 難点がありまして。 55 00:04:08,181 --> 00:04:12,686 この私に コイツと背中を預けて 戦えと言うのか? 56 00:04:12,686 --> 00:04:16,356 難点その1 ロゥジーが嫌がる。 57 00:04:16,356 --> 00:04:20,527 燃え盛る 熱き友情の戦士! 58 00:04:20,527 --> 00:04:22,863 キズナレッド! 59 00:04:22,863 --> 00:04:24,865 熱っ! 60 00:04:24,865 --> 00:04:28,568 難点その2 ロゥジーが爆発に巻き込まれる。 61 00:04:30,537 --> 00:04:33,306 今 私の足を踏んだな アサガキ・トウゴ! 62 00:04:33,306 --> 00:04:36,977 俺は踏んでないぜ! 貴様以外に誰がいる! 63 00:04:36,977 --> 00:04:41,148 難点その3 そもそも息が合わない。 64 00:04:41,148 --> 00:04:44,818 アンタたち もうちょっと 頑張んなさいよ。 65 00:04:44,818 --> 00:04:47,320 俺は合わせようとしているぜ! 私は合わせようとしているぞ! 66 00:04:47,320 --> 00:04:49,322 そう その意気よ! 67 00:04:49,322 --> 00:04:54,327 ロゥジー あなたのほうがちょっとだけ お兄さんなのだから> 68 00:04:54,327 --> 00:04:56,663 レッドさんに合わせて あげられませんか? 69 00:04:56,663 --> 00:04:58,665 親子かな? 70 00:04:58,665 --> 00:05:00,667 しかし テルティナ様…。 71 00:05:00,667 --> 00:05:03,837 もし ちゃんと 連携がうまくできたら> 72 00:05:03,837 --> 00:05:07,841 耳かき 膝枕。 73 00:05:07,841 --> 00:05:10,510 (ロゥジー)うぉ~! やるぞ アサガキ・トウゴ! 74 00:05:10,510 --> 00:05:12,512 おっ やる気に なったみたいだな! 75 00:05:12,512 --> 00:05:15,182 (ロゥジー)私の動きについてこい! おう! 76 00:05:15,182 --> 00:05:18,685 (テルティナ)あらあら。 (灯悟たち)とりゃ~! 77 00:05:20,687 --> 00:05:24,691 ふぅ テルティナ様とロゥジー。 78 00:05:24,691 --> 00:05:28,361 あの2人って どういう関係なのかしら。 79 00:05:28,361 --> 00:05:32,132 私も イドラさんとレッドさんの 関係が気になります! 80 00:05:32,132 --> 00:05:34,801 テルティナ様!? 81 00:05:34,801 --> 00:05:39,306 (テルティナ)同年代の方と 水浴びするのなんて初めてです。 82 00:05:39,306 --> 00:05:42,142 わ 私もです。 83 00:05:42,142 --> 00:05:45,979 そっか 同年代か。 84 00:05:45,979 --> 00:05:48,481 ふつくしい。 85 00:05:48,481 --> 00:05:50,984 (テルティナ)どうされました? 86 00:05:50,984 --> 00:05:55,155 いえ 同年代なのに 全然違うな… と。 87 00:05:55,155 --> 00:05:58,158 それは こっちのセリフですよ。 88 00:05:58,158 --> 00:06:00,827 /ベリーGOOD! 89 00:06:00,827 --> 00:06:05,165 テルティナ様は どうして私を 選んでくれたんですか? 90 00:06:05,165 --> 00:06:08,335 (テルティナ)そうですね 実は> 91 00:06:08,335 --> 00:06:11,504 イドラさんには以前から 会ってみたいと思っていたんです。 92 00:06:11,504 --> 00:06:13,506 私に? 93 00:06:13,506 --> 00:06:17,344 イドラさん 先代のご当主様が 亡くなられたあとも> 94 00:06:17,344 --> 00:06:21,348 王都に報告書を送り続けて いらっしゃいますよね? 95 00:06:21,348 --> 00:06:25,852 人々の生活を手助けする 魔導具の設計書> 96 00:06:25,852 --> 00:06:30,690 混ぜると危険な魔法薬の 組み合わせの調査報告書。 97 00:06:30,690 --> 00:06:35,629 魔導技術を人々のために 使ってほしいという熱意と> 98 00:06:35,629 --> 00:06:38,465 なんとしても杖の座を 取り戻さんとする> 99 00:06:38,465 --> 00:06:40,467 執念を感じていました。 100 00:06:40,467 --> 00:06:43,637 だから ずっと 会ってみたかったのです。 101 00:06:43,637 --> 00:06:48,475 まさか テルティナ様が あの報告書を 読んでくれてたなんて。 102 00:06:48,475 --> 00:06:53,980 フフッ 本当に同年代か 疑わしくなりましたが。 103 00:06:53,980 --> 00:06:55,982 うん? 104 00:06:55,982 --> 00:06:58,151 集めて 繋いで! 105 00:06:58,151 --> 00:07:00,153 おっ テルティナ! 106 00:07:00,153 --> 00:07:03,657 あら レッドさん これから水浴びですか? 107 00:07:03,657 --> 00:07:06,993 ああ かなり 汗かいちまったからな。 108 00:07:06,993 --> 00:07:10,664 ((私は もう少し 浸かってから戻ります)) 109 00:07:10,664 --> 00:07:15,335 今なら貸切状態ですよ。 本当か? ラッキー! 110 00:07:15,335 --> 00:07:18,338 今日の訓練 お疲れさまでした。 111 00:07:18,338 --> 00:07:22,008 魔力なしで あそこまで 戦えるなんて すごいですね。 112 00:07:22,008 --> 00:07:25,011 まぁ うまくいきそうで よかったぜ。 113 00:07:25,011 --> 00:07:27,013 んじゃ ひとっ風呂。 114 00:07:27,013 --> 00:07:29,683 明日は頑張りましょう。 ああ! 115 00:07:29,683 --> 00:07:35,455 なぁ テルティナ 明日の作戦 本当に屋敷まで ついてくるのか? 116 00:07:35,455 --> 00:07:39,459 ええ 私にしかできない 使命がありますから。 117 00:07:39,459 --> 00:07:43,797 あんな危険な特権魔法を使う 敵がいるってのに> 118 00:07:43,797 --> 00:07:46,299 自分から行く理由は何なんだ? 119 00:07:46,299 --> 00:07:50,470 前に身の上話を してくれましたよね。 120 00:07:50,470 --> 00:07:54,808 単身で敵の首領と戦い 相打ちになったと思ったら> 121 00:07:54,808 --> 00:07:57,644 この世界に来ていたと。 122 00:07:57,644 --> 00:08:03,650 どうして1人で戦ったんですか? 絆の戦士のあなたが。 123 00:08:03,650 --> 00:08:05,652 死ぬとわかっていたから> 124 00:08:05,652 --> 00:08:09,990 誰も巻き込まないために 1人で戦ったのでしょう。 125 00:08:09,990 --> 00:08:14,828 自分1人 他の誰かが 傷つかずに済むなら> 126 00:08:14,828 --> 00:08:16,997 自らを犠牲にする。 127 00:08:16,997 --> 00:08:19,332 あなたも同じじゃないんですか? 128 00:08:19,332 --> 00:08:21,334 いいや 俺は…。 129 00:08:21,334 --> 00:08:25,338 死ぬつもりなんか これっぽっちもなかったぜ! 130 00:08:25,338 --> 00:08:29,175 でしょうね 私もそうです。 えっ? 131 00:08:29,175 --> 00:08:32,779 私だって この旅で 犠牲になるつもりなんて> 132 00:08:32,779 --> 00:08:34,781 みじんもありません。 133 00:08:34,781 --> 00:08:39,619 だから 私も この世界も 守ってくださいね。 134 00:08:39,619 --> 00:08:41,621 異世界のヒーローさん! 135 00:08:43,623 --> 00:08:46,826 おう 任せとけ! じゃ 行ってくるぜ! 136 00:08:49,129 --> 00:08:52,298 貸切だ~! 137 00:08:52,298 --> 00:08:54,634 えっ? 138 00:08:54,634 --> 00:08:56,803 えっ? 139 00:08:56,803 --> 00:08:59,806 /ベリーBAD! (2人)うわ~っ! 140 00:09:02,308 --> 00:09:04,310 《ロゥジー:アサガキ・トウゴ。 141 00:09:04,310 --> 00:09:07,313 テルティナ様と あんなに親しげに。 142 00:09:07,313 --> 00:09:10,316 私でさえ見たことのない笑顔。 143 00:09:10,316 --> 00:09:12,318 何なんだ アイツは。 144 00:09:12,318 --> 00:09:17,991 テルティナ様 私以外を頼らないで。 145 00:09:17,991 --> 00:09:21,828 テルティナ様 テルティナ様…。 146 00:09:21,828 --> 00:09:24,497 テルティナ様をお守りするのは> 147 00:09:24,497 --> 00:09:29,002 勇者は私1人でいい》 148 00:09:33,940 --> 00:09:38,945 頼みましたよ ロゥジー レッドさん。 149 00:09:38,945 --> 00:09:42,449 性懲りもなく挑んでくるとは。 150 00:09:42,449 --> 00:09:47,287 ヘッ! こっちには アンタを倒す秘策があんだよ! 151 00:09:47,287 --> 00:09:49,289 それじゃあ いくぜ! 152 00:09:49,289 --> 00:09:52,459 絆装甲 セット! 153 00:09:52,459 --> 00:09:55,128 うん? あ~っ! 154 00:09:55,128 --> 00:09:57,130 どうかしたのか? 155 00:09:57,130 --> 00:10:00,300 やべぇ! 絆装甲 どっかに 落っことしてきちまった! 156 00:10:00,300 --> 00:10:05,138 まずいぜ! このままじゃ変身…。 157 00:10:05,138 --> 00:10:09,142 御領主様の屋敷で騒ぐべからず! 158 00:10:09,142 --> 00:10:11,644 うわ~っ! 159 00:10:11,644 --> 00:10:13,847 レッド!? 160 00:10:16,649 --> 00:10:19,652 テルティナ様は ここで お待ちください! 161 00:10:19,652 --> 00:10:22,489 (テルティナ)イドラさん! 162 00:10:22,489 --> 00:10:25,492 御領主様に逆らうべからず。 163 00:10:25,492 --> 00:10:29,496 逆らうべからず。 逆らうべからず。 164 00:10:29,496 --> 00:10:37,003 《私の世界には 貴様も絆も必要ない》 165 00:10:51,017 --> 00:10:55,021 ((天理:絆は剣に似ているね レッド。 166 00:10:55,021 --> 00:11:00,026 (天理)手にすれば頼もしいけれど うまく扱えなければ> 167 00:11:00,026 --> 00:11:04,697 人を傷つけ 多くを持ち過ぎても扱いきれず> 168 00:11:04,697 --> 00:11:07,534 放置すれば錆びて朽ちゆく。 169 00:11:07,534 --> 00:11:10,703 そして 一度でも手にすれば> 170 00:11:10,703 --> 00:11:15,208 手放すことが 恐ろしくなってしまう。 171 00:11:15,208 --> 00:11:19,879 (天理)だから君は 声高に絆を求めるのだろう。 172 00:11:19,879 --> 00:11:27,053 なにせ君は 誰よりも絆に飢えた 寂しがり屋だからね。 173 00:11:27,053 --> 00:11:31,891 アンタは いっつも 見透かしたようなことを> 174 00:11:31,891 --> 00:11:34,160 言うよな シル…)) 175 00:11:34,160 --> 00:11:36,829 ぐわっ! 176 00:11:36,829 --> 00:11:38,831 ゴホッ ゴホッ ゴホッ! 177 00:11:38,831 --> 00:11:41,167 ようやく起きたみたいね。 178 00:11:41,167 --> 00:11:45,371 イドラが助けてくれたのか? ありがとな。 179 00:11:48,007 --> 00:11:51,511 イドラ? そっちに何かあるのか? 180 00:11:51,511 --> 00:11:54,847 いえ その…。 181 00:11:54,847 --> 00:11:58,518 回復魔法じゃ 体の傷は癒やせても> 182 00:11:58,518 --> 00:12:02,021 止まった呼吸は戻せなくて。 183 00:12:02,021 --> 00:12:06,192 ま そんなことより ロゥジーたちの状況は? 184 00:12:06,192 --> 00:12:09,529 そんなことですって!? こっちゃ初めてだったのよ! 185 00:12:09,529 --> 00:12:11,531 なに言ってんだ! 186 00:12:11,531 --> 00:12:13,533 イドラは いつだって 俺を助けてくれてるぜ! 187 00:12:13,533 --> 00:12:16,202 そういうことじゃねえわよ~! 188 00:12:16,202 --> 00:12:19,539 ロゥジー! テルティナ様!? 189 00:12:19,539 --> 00:12:21,541 作戦は失敗です! 190 00:12:21,541 --> 00:12:24,043 一旦 退いて イドラさんたちと合流を! 191 00:12:24,043 --> 00:12:27,380 問題ありません。 えっ? 192 00:12:27,380 --> 00:12:30,383 私は あなたの勇者ですから。 193 00:12:33,653 --> 00:12:35,655 第四聖剣! 194 00:12:37,991 --> 00:12:39,993 スロゥスノーム! 195 00:12:42,829 --> 00:12:46,666 ふっ! 196 00:12:46,666 --> 00:12:49,669 第五聖剣。 197 00:12:49,669 --> 00:12:51,671 グラトシルフ! 198 00:12:54,007 --> 00:12:56,009 はぁ! 199 00:12:58,011 --> 00:13:01,014 第三聖剣。 200 00:13:01,014 --> 00:13:03,016 エンヴィーネ! 201 00:13:11,024 --> 00:13:13,026 (指を鳴らす音) 202 00:13:15,028 --> 00:13:17,030 《さすがはロゥジー。 203 00:13:17,030 --> 00:13:20,366 王家の聖剣の 変型能力を使いこなし> 204 00:13:20,366 --> 00:13:23,703 死角からの攻撃を さばき切っている》 205 00:13:23,703 --> 00:13:27,040 なるほど。 206 00:13:27,040 --> 00:13:30,376 それが噂に聞く王家の聖剣。 207 00:13:30,376 --> 00:13:36,649 だとすれば あなたが例の 千年ぶりに聖剣に選ばれた勇者。 208 00:13:36,649 --> 00:13:40,820 ((テルティナ:ロゥジー・ミストさん… ですね? 209 00:13:40,820 --> 00:13:45,658 噂の魔力を持たない凄腕冒険者。 210 00:13:45,658 --> 00:13:49,495 あなた 勇者をやってみませんか? 211 00:13:49,495 --> 00:13:54,333 あなたには その証である 聖剣を持つ資格があります。 212 00:13:54,333 --> 00:13:57,503 魔力も授かれなかった この俺に> 213 00:13:57,503 --> 00:14:00,673 そんな大層な資質があるものか。 214 00:14:00,673 --> 00:14:05,011 むしろ魔力を持たない ということが重要なのです。 215 00:14:05,011 --> 00:14:10,350 (テルティナ)七体の精霊の力を融合し 創造された神器> 216 00:14:10,350 --> 00:14:12,351 王家の聖剣。 217 00:14:12,351 --> 00:14:14,354 その形態のひとつに> 218 00:14:14,354 --> 00:14:20,526 膨大な魔力消費を補うための 魔力を吸収する剣があります。 219 00:14:20,526 --> 00:14:23,196 どんなに屈強な戦士でも> 220 00:14:23,196 --> 00:14:25,698 触れるだけで 魔力を吸いつくされ> 221 00:14:25,698 --> 00:14:28,201 昏倒してしまうのです。 222 00:14:28,201 --> 00:14:33,639 つまり 皮肉にも 魔力を持たない俺だけが> 223 00:14:33,639 --> 00:14:36,976 聖剣を振るう資質が あるということか。 224 00:14:36,976 --> 00:14:42,648 というわけで 私と共に 世界を救ってくださいませんか? 225 00:14:42,648 --> 00:14:44,650 何が勇者だ。 226 00:14:44,650 --> 00:14:48,988 魔力を持たない俺を蔑み 不吉だと拒絶し> 227 00:14:48,988 --> 00:14:51,491 迫害してきた人間たちを> 228 00:14:51,491 --> 00:14:54,494 どうして俺が 救ってやらねばならない! 229 00:14:54,494 --> 00:14:58,798 俺は… 俺以外 何もいらない。 230 00:15:01,501 --> 00:15:04,337 あなたの これまでの人生を思えば> 231 00:15:04,337 --> 00:15:07,340 その気持ちは 至極 真っ当なものです。 232 00:15:07,340 --> 00:15:10,510 ですが 拒絶され傷ついたのは> 233 00:15:10,510 --> 00:15:13,012 誰かに受け入れて ほしかったからでしょう? 234 00:15:13,012 --> 00:15:18,184 (テルティナ)迫害され憤ったのは 人の輪に入りたかったから。 235 00:15:18,184 --> 00:15:20,186 違う! 俺は! 236 00:15:20,186 --> 00:15:23,022 (テルティナ)正直に言ってください。 237 00:15:23,022 --> 00:15:25,525 あなたが正直に 言ってくれるなら> 238 00:15:25,525 --> 00:15:28,861 私は ずっと あなたのそばにいます。 239 00:15:28,861 --> 00:15:33,299 この世界への憎しみも 心を凍てつかせる寂しさも> 240 00:15:33,299 --> 00:15:35,968 あなたが正直に 吐き出したいものは> 241 00:15:35,968 --> 00:15:39,305 すべて私が受け入れます。 242 00:15:39,305 --> 00:15:44,010 だから ロゥジー 私の勇者になってください)) 243 00:15:45,978 --> 00:15:48,648 暗く冷たい孤独から 救ってくださった> 244 00:15:48,648 --> 00:15:52,151 テルティナ様のためにも> 245 00:15:52,151 --> 00:15:55,822 魔力の種は 私が すべて刈りつくす! 246 00:15:55,822 --> 00:16:00,827 第二聖剣 ドラグラース! 247 00:16:00,827 --> 00:16:04,664 はぁ~っ! 248 00:16:04,664 --> 00:16:10,002 (魔物たち)ぐわ~っ! 249 00:16:10,002 --> 00:16:12,672 なんとも勇ましい。 250 00:16:12,672 --> 00:16:16,843 ですが 大切なお姫様が お留守ですよ。 251 00:16:16,843 --> 00:16:18,845 (ロゥジー)テルティナ様! 252 00:16:26,185 --> 00:16:28,187 (テルティナ)ロゥジー! 253 00:16:28,187 --> 00:16:33,626 あなた自身は確かに強い。 さすがは勇者だ。 254 00:16:33,626 --> 00:16:38,631 しかし 守る戦いというのは 不慣れなようですね。 255 00:16:38,631 --> 00:16:43,803 私の心の秩序を乱した罪は 重いですよ 勇者様。 256 00:16:43,803 --> 00:16:45,972 ぐっ… ぐっ! 257 00:16:45,972 --> 00:16:51,143 テルティナ様 私が隙を作ります。 258 00:16:51,143 --> 00:16:53,646 どうか お逃げくださ…。 259 00:16:53,646 --> 00:16:58,317 大丈夫。 私たちには仲間がいるわ。 260 00:16:58,317 --> 00:17:00,319 えっ? 261 00:17:04,323 --> 00:17:06,325 待たせたな 2人とも! 262 00:17:06,325 --> 00:17:09,161 アサガキ・トウゴ? 263 00:17:09,161 --> 00:17:12,999 月夜も閉ざす 闇精の外套! 264 00:17:12,999 --> 00:17:15,001 オーバーシェイド! 265 00:17:17,837 --> 00:17:20,673 魔力を遮断する結界を張ったわ。 266 00:17:20,673 --> 00:17:23,342 一時しのぎにしかならないけど。 267 00:17:23,342 --> 00:17:25,344 回復魔法などいい! 268 00:17:25,344 --> 00:17:28,514 テルティナ様を早く安全なところへ! 269 00:17:28,514 --> 00:17:31,684 無理するな ロゥジー! 270 00:17:31,684 --> 00:17:34,120 やめろ! 貴様の手など借りん! 271 00:17:34,120 --> 00:17:36,789 何か落ちたぜ。 (何かが落ちる音) 272 00:17:36,789 --> 00:17:39,458 あっ! 273 00:17:39,458 --> 00:17:43,462 って これは 絆装甲! 274 00:17:43,462 --> 00:17:46,966 レッドの変身アイテム!? どうして ロゥジーが? 275 00:17:46,966 --> 00:17:51,137 それは…。 ロゥジー。 276 00:17:51,137 --> 00:17:53,639 まさか お前! 277 00:17:56,809 --> 00:18:00,646 キズナレッドに 変身してみたかったのか!? 278 00:18:00,646 --> 00:18:02,648 はぁ? いや 私は…。 279 00:18:02,648 --> 00:18:04,650 いいや わかるぜ! 280 00:18:04,650 --> 00:18:06,986 男なら誰しも 変身に憧れるもんだぜ! 281 00:18:06,986 --> 00:18:09,655 かくいう俺も 初めて変身したときは> 282 00:18:09,655 --> 00:18:11,657 興奮しすぎて頭の血管が…。 ロゥジー。 283 00:18:11,657 --> 00:18:14,994 正直に言ってください。 284 00:18:14,994 --> 00:18:17,330 恐ろしかったのです。 285 00:18:17,330 --> 00:18:21,834 (ロゥジー)その男に 勇者の座を 奪われるのではないかと。 286 00:18:21,834 --> 00:18:25,171 勇者の座を… 奪われる? 287 00:18:25,171 --> 00:18:30,009 (ロゥジー)異世界から来た 絆に厚い勇敢な戦士。 288 00:18:30,009 --> 00:18:33,946 そして 私と同じく 魔力を持たない> 289 00:18:33,946 --> 00:18:37,283 聖剣に選ばれる資質を持った人間。 290 00:18:37,283 --> 00:18:40,119 だから排除しようとしたのです。 291 00:18:40,119 --> 00:18:42,121 あなたの隣を> 292 00:18:42,121 --> 00:18:46,125 私の唯一の居場所を 奪われないために! 293 00:18:48,127 --> 00:18:50,296 いいですか ロゥジー> 294 00:18:50,296 --> 00:18:54,467 私も あなたと同じなのです。 えっ? 295 00:18:54,467 --> 00:19:00,473 あの その話 長いですか? そろそろ結界が限界…。 296 00:19:00,473 --> 00:19:04,643 誰が魔力の種に関わっているか わからない以上> 297 00:19:04,643 --> 00:19:07,480 他の王族に頼ることはできず> 298 00:19:07,480 --> 00:19:09,482 立場が低い私には> 299 00:19:09,482 --> 00:19:12,651 ついてくれる騎士も いませんでした。 300 00:19:12,651 --> 00:19:16,989 それでも私には 世界を救いたい理由が…。 301 00:19:16,989 --> 00:19:20,826 果たさなければならない 使命がありました。 302 00:19:20,826 --> 00:19:24,997 そして やっとの思いで 捜し出したのが> 303 00:19:24,997 --> 00:19:30,503 私にとって唯一の味方 あなただったのです。 304 00:19:30,503 --> 00:19:34,607 たとえ レッドさんがどれだけ 勇者の資質を持っていようと> 305 00:19:34,607 --> 00:19:38,944 私の勇者は 初めて私の手をとってくれた> 306 00:19:38,944 --> 00:19:40,946 あなただけ。 307 00:19:40,946 --> 00:19:44,950 だからロゥジー 私が他の人に 乗り換えるだなんて> 308 00:19:44,950 --> 00:19:47,453 悲しい不安は捨ててください。 309 00:19:49,455 --> 00:19:52,291 昔 俺の仲間が言ってたぜ。 310 00:19:52,291 --> 00:19:55,294 絆は剣に似ている。 あぁ!? 311 00:19:55,294 --> 00:19:57,296 あれば頼りになるけど> 312 00:19:57,296 --> 00:20:00,966 人を傷つけたり 手放すのが怖くなる。 313 00:20:00,966 --> 00:20:02,968 とかなんとか。 314 00:20:02,968 --> 00:20:07,640 だけど 互いの剣の強さを 確かめ合えば より強く> 315 00:20:07,640 --> 00:20:11,977 決して折れない剣に することだってできるんだ! 316 00:20:11,977 --> 00:20:16,649 なぁ ロゥジー! 今こそ 俺とも絆を結んでくれないか? 317 00:20:16,649 --> 00:20:18,651 はぁ? 嫌だが。 318 00:20:18,651 --> 00:20:20,653 えっ!? 319 00:20:20,653 --> 00:20:24,657 (ロゥジー)なんというか 貴様とは 根源的に相容れない気がする。 320 00:20:24,657 --> 00:20:28,160 なぜだぜ!? まず 第一に顔だな。 321 00:20:28,160 --> 00:20:31,330 その見てるだけで 目が やけどしそうな> 322 00:20:31,330 --> 00:20:35,334 正統派 熱血勇者みたいな顔が 気に食わんのだ! 323 00:20:37,503 --> 00:20:40,673 だから貴様は そっちを向いて戦え! 324 00:20:40,673 --> 00:20:45,177 ヘヘ! そういう意固地なところも 嫌いじゃねえぜ! 325 00:20:45,177 --> 00:20:47,680 絆装甲 セット! 326 00:20:47,680 --> 00:20:49,682 /ペッTURN! 327 00:20:51,684 --> 00:20:53,686 絆装チェンジ! 328 00:20:56,355 --> 00:21:00,693 燃え盛る 熱き友情の戦士! 329 00:21:00,693 --> 00:21:04,196 キズナレッド! 330 00:21:04,196 --> 00:21:06,198 もう大丈夫です! 331 00:21:06,198 --> 00:21:08,901 よく耐えてくださいました。 イドラさん! 332 00:21:11,036 --> 00:21:14,874 ようやく邪魔な結界が なくなりましたか。 333 00:21:14,874 --> 00:21:21,180 では 最大級の秩序で 圧し潰してさしあげましょう。 334 00:21:24,049 --> 00:21:27,386 さあ 結んだ絆で悪を断つぜ! 335 00:21:27,386 --> 00:21:31,056 勝手に結んだことにするな。 336 00:21:31,056 --> 00:21:44,336 /~ 337 00:21:44,336 --> 00:21:47,840 /縁結ビームガン! 338 00:21:47,840 --> 00:21:49,842 なっ バカな!? 339 00:21:49,842 --> 00:21:53,512 我が領域でも 死角を捕捉できないだと!? 340 00:21:53,512 --> 00:21:57,016 なんなのだ!? その秩序のとれた連携は! 341 00:21:57,016 --> 00:21:59,018 勇者の! 絆の! 342 00:21:59,018 --> 00:22:02,521 (灯悟/ロゥジー)力だ! ぐわ~っ! 343 00:22:02,521 --> 00:22:05,191 俺たちの絆の勝利だぜ! 344 00:22:05,191 --> 00:22:07,193 結んでない。 345 00:22:07,193 --> 00:22:09,695 なんやかんや 息ピッタリじゃない。 346 00:22:09,695 --> 00:22:11,697 だろ! 違う! 347 00:22:11,697 --> 00:22:15,201 2人とも 後ろ! 348 00:22:15,201 --> 00:22:17,870 しまった! 魔力の種が> 349 00:22:17,870 --> 00:22:20,072 宿主を取り込んで暴走を! 350 00:22:22,041 --> 00:22:24,543 ちょ… どこまで でかくなる気よ!? 351 00:22:24,543 --> 00:22:27,346 早く! 屋敷から脱出するんだ! 352 00:22:33,986 --> 00:22:36,822 おい あれ! なんだ!? 353 00:22:36,822 --> 00:22:39,992 なんなの? 354 00:22:39,992 --> 00:22:44,163 この大きさは!? 355 00:22:44,163 --> 00:22:46,999 あんなのが落ちたら> 356 00:22:46,999 --> 00:22:50,002 アタシたちの街が!