1 00:02:03,323 --> 00:02:08,328 (水の聖女)ハァ… 正体を隠そうと姿を変えたのに➡ 2 00:02:08,328 --> 00:02:12,666 結局 見つかってしまいました。 3 00:02:12,666 --> 00:02:17,337 ハァ~ 神様でいるのも 楽じゃないですね。 4 00:02:17,337 --> 00:02:19,339 (草食ドラゴン)魔物から神に? 5 00:02:19,339 --> 00:02:24,344 コッホン! 不勉強ですね トカゲさん。 6 00:02:24,344 --> 00:02:28,348 ヒヒ~。 うわ~! わしのことを トカゲと呼んだら レーコが…。 7 00:02:28,348 --> 00:02:30,684 んっ? レ レーコ? 8 00:02:30,684 --> 00:02:32,919 (レーコ)んっ? (草食ドラゴン)どうしたんじゃ? 9 00:02:32,919 --> 00:02:36,590 いつもとは 反応が違うようじゃが…。 10 00:02:36,590 --> 00:02:40,260 ((邪竜様への無礼は 絶対に許さない! 11 00:02:40,260 --> 00:02:42,262 やめてくれ~! 12 00:02:42,262 --> 00:02:44,931 邪竜様への無礼は 絶対に許さない! 13 00:02:44,931 --> 00:02:46,933 (草食ドラゴン)やめてくれ~! 14 00:02:46,933 --> 00:02:49,936 邪竜様への無礼は 絶対に許さない! 15 00:02:49,936 --> 00:02:51,938 (草食ドラゴン)やめてくれ~!)) 16 00:02:51,938 --> 00:02:53,940 邪竜様が やめろとおっしゃったから➡ 17 00:02:53,940 --> 00:02:58,278 見逃そうと思いましたが ご命令とあらば! 18 00:02:58,278 --> 00:03:02,616 邪竜様への…。 待ってくれ! 勘違いじゃ! 19 00:03:02,616 --> 00:03:07,621 どうして 私が神になったか トカゲさんも気になりますよね? 20 00:03:07,621 --> 00:03:10,624 う~ん… 気にならんよ。 21 00:03:10,624 --> 00:03:14,961 何があったか 説明しましょう。 22 00:03:14,961 --> 00:03:18,298 ((プラバス:魔力の正体を 知っているかね? 23 00:03:18,298 --> 00:03:23,303 (プラバス)この世に存在する魔力は 人の感情から生まれる。 24 00:03:23,303 --> 00:03:25,305 (プラバス)やり方さえ覚えれば➡ 25 00:03:25,305 --> 00:03:27,974 人々の感情を使って➡ 26 00:03:27,974 --> 00:03:31,645 すさまじい魔力を 作り出すことができるのだ。 27 00:03:31,645 --> 00:03:37,918 ゆえに 魔力を得たくば アスガの民衆を扇動せねばなるまい。 28 00:03:37,918 --> 00:03:41,621 人々の感情が一定量に達せば➡ 29 00:03:41,621 --> 00:03:44,958 魔力の属性すら 変えることができる。 30 00:03:44,958 --> 00:03:49,629 よい感情から生まれる魔力は 強大なものだ。 31 00:03:49,629 --> 00:03:52,632 魔物を神に変えることができる。 32 00:03:52,632 --> 00:03:55,302 逆も しかり。 33 00:03:55,302 --> 00:04:00,974 人々から恐怖の感情を集めれば 我が輩は…。 34 00:04:00,974 --> 00:04:03,643 ウハハハハ…。 35 00:04:03,643 --> 00:04:06,646 アハハハハハハ!)) 36 00:04:06,646 --> 00:04:11,985 崇拝され続けると 魔力が増してくるのです! 37 00:04:11,985 --> 00:04:14,654 《あ~ 初めて聞いたぞ。 38 00:04:14,654 --> 00:04:18,658 つまり プラバスは 人々の恐怖をあおることで➡ 39 00:04:18,658 --> 00:04:22,329 邪竜を作ろうとしたのか》 それだけじゃない! 40 00:04:22,329 --> 00:04:25,665 魔力を集めるのは 大変な作業です。 41 00:04:25,665 --> 00:04:31,338 通常は 特別な魔石を使い 魔力を吸収して集めます。 42 00:04:31,338 --> 00:04:34,608 でも 私には必要ありません! 43 00:04:34,608 --> 00:04:36,943 《ハッ わかったぞ。 44 00:04:36,943 --> 00:04:41,948 あの偽眷属が持っていた石は 魔力を集める道具じゃ。 45 00:04:41,948 --> 00:04:47,621 ということは やつもまた 魔力を集めていたのか? 46 00:04:47,621 --> 00:04:49,956 まさか プラバスとグルなのか? 47 00:04:49,956 --> 00:04:52,292 どうりで おかしいと思った。 48 00:04:52,292 --> 00:04:56,630 信者たちに石を回収させたのは 正解じゃったな。 49 00:04:56,630 --> 00:04:58,632 いや 待てよ! 50 00:04:58,632 --> 00:05:01,968 1か所に集めるのは もっと危険じゃ!》 51 00:05:01,968 --> 00:05:03,970 (プラバス)ブハハハハハ! 52 00:05:03,970 --> 00:05:07,641 もっと媒介を集めねばならん。 53 00:05:07,641 --> 00:05:09,609 (ロゼッタ)わかりました。 54 00:05:09,609 --> 00:05:13,980 はっ! ぶほっ! ぐわっ…。 55 00:05:13,980 --> 00:05:15,949 うぅ…。 56 00:05:17,984 --> 00:05:21,655 レーコ! 魔石を守るよう 信者に伝えてくれ! 57 00:05:21,655 --> 00:05:24,324 はい! 邪竜様! 58 00:05:24,324 --> 00:05:26,993 はっ! 59 00:05:26,993 --> 00:05:31,298 《あぁ… あの邪教を気に入っておるな》 60 00:05:31,298 --> 00:05:36,570 聖女様 おかげで助かった。 さすがじゃな! 61 00:05:36,570 --> 00:05:40,574 ハァ…。 えっ? そうですか? ヘヘヘヘ。 62 00:05:40,574 --> 00:05:42,576 お安いご用よ! 63 00:05:42,576 --> 00:05:46,913 水と豊作の神ですもの! いくらでも頼ってください! 64 00:05:46,913 --> 00:05:50,250 それじゃあ もう一つ聞いてみようかのう。 65 00:05:50,250 --> 00:05:55,255 黒ずくめの男じゃったが 顔には仮面をつけていた。 66 00:05:55,255 --> 00:06:00,260 邪竜の眷属をかたり レーコの攻撃を軽々受け流した。 67 00:06:00,260 --> 00:06:02,929 あれほどのやり手は そういない。 68 00:06:02,929 --> 00:06:07,601 心当たりはないかのう? あ あ あぁ… あ~。 69 00:06:07,601 --> 00:06:09,603 あ~ あの人ね…。 70 00:06:09,603 --> 00:06:12,939 あ~ そうか きっとあの人だ。 71 00:06:12,939 --> 00:06:18,945 ほら そのさ えっと… このさ つまり その… あの~。 72 00:06:18,945 --> 00:06:21,948 これで わかったかな? 73 00:06:21,948 --> 00:06:23,950 知らないんじゃな。 74 00:06:23,950 --> 00:06:27,954 やつは 人を怖がらせて 魔力を吸収している。 75 00:06:27,954 --> 00:06:30,290 国王陛下に伝えておこう。 あっ あ~! 76 00:06:30,290 --> 00:06:32,626 失礼するよ。 あ~ 待って! 私は神よ。 77 00:06:32,626 --> 00:06:34,594 助けてあげるから 任せて! 78 00:06:34,594 --> 00:06:36,596 いい考えがあります。 79 00:06:36,596 --> 00:06:38,598 思い出してください➡ 80 00:06:38,598 --> 00:06:40,934 そもそも 魔力は どこから生まれてくるのか。 81 00:06:40,934 --> 00:06:44,237 ずばり トカゲさんへの恐怖なんです。 82 00:06:44,237 --> 00:06:47,574 《不本意じゃが 聖女様の言うとおりじゃ》 83 00:06:47,574 --> 00:06:50,911 もし 恐怖の感情から生まれた 魔力を➡ 84 00:06:50,911 --> 00:06:55,582 トカゲさん自身が回収したら すべて 丸く収まるのでは? 85 00:06:55,582 --> 00:06:57,584 あぁ どうすれば? 86 00:06:57,584 --> 00:06:59,586 ヒヒ~。 87 00:07:02,289 --> 00:07:07,627 まるで本物の邪竜かのように 悪さをすればいいんです。 88 00:07:07,627 --> 00:07:11,965 そうすれば 魔力を効率よく回収できます。 89 00:07:11,965 --> 00:07:15,235 そして この世で いちばんの悪事といえば…。 90 00:07:17,604 --> 00:07:22,976 それは ずばり 食べ物を粗末にすることよ! 91 00:07:22,976 --> 00:07:26,313 《ハァ… 期待した わしが悪かった》 92 00:07:26,313 --> 00:07:28,648 トカゲさん 任せて! 93 00:07:28,648 --> 00:07:31,651 城中の芝生を めちゃくちゃにすれば…。 94 00:07:31,651 --> 00:07:34,888 いや いっそのこと 食べちゃいましょうか。 95 00:07:34,888 --> 00:07:38,558 《う~ん なんとも 意味不明な提案じゃが➡ 96 00:07:38,558 --> 00:07:41,561 魔力は吸収しておきたい。 97 00:07:41,561 --> 00:07:44,564 他の方法も見つからんしな》 98 00:07:46,566 --> 00:07:48,568 (悲鳴) 99 00:07:48,568 --> 00:07:51,271 ガオ~!! いけ~! 100 00:07:54,908 --> 00:07:56,910 (ヴァネッサ)ハァ…。 101 00:07:56,910 --> 00:07:59,579 (エドワルド)陛下 気に病まないでください。 102 00:07:59,579 --> 00:08:01,915 わかってる。 103 00:08:01,915 --> 00:08:06,920 邪竜殿は あの場を 穏便に収めようとしたんだ。 104 00:08:06,920 --> 00:08:14,260 余とロゼッタが ケンカしないように 機転を利かせたんだろう。 105 00:08:14,260 --> 00:08:18,264 陛下…。 (ヴァネッサ)それより 風穴の整備は進んでるか? 106 00:08:18,264 --> 00:08:20,266 えっ? 107 00:08:20,266 --> 00:08:25,271 隣国への通達文書と 注文リストは用意ができている。 108 00:08:25,271 --> 00:08:29,275 一刻も早く 道路の整備を急がねば。 109 00:08:29,275 --> 00:08:33,580 余のことは心配するな。 務めを しっかり果たせ。 110 00:08:35,582 --> 00:08:37,550 はい 陛下。 111 00:08:40,920 --> 00:08:42,922 ハァ…。 112 00:08:42,922 --> 00:08:47,260 《ロゼッタの気持ちを わかってやれなかった。 113 00:08:47,260 --> 00:08:53,266 あの夜 墓暴きをしていたのは プラバス公復活のためだった。 114 00:08:53,266 --> 00:08:55,935 いや 妙だな。 115 00:08:55,935 --> 00:09:00,273 プラバス公の遺体など どこにも見当たらなかった。 116 00:09:00,273 --> 00:09:04,944 あの者は いったい誰なんだ? 117 00:09:04,944 --> 00:09:08,281 もう一度 墓地を調べてみよう》 118 00:09:08,281 --> 00:09:10,283 んっ? 119 00:09:10,283 --> 00:09:13,620 (ヴァネッサ)あ~ 考えがまとまったからなのか➡ 120 00:09:13,620 --> 00:09:17,257 外の景色が美しく見えるな~。 121 00:09:17,257 --> 00:09:22,629 ハァハァハァ…。 122 00:09:22,629 --> 00:09:25,298 どう? 何か感じる? 123 00:09:25,298 --> 00:09:28,301 何も… 感じない…。 124 00:09:28,301 --> 00:09:30,303 というか➡ 125 00:09:30,303 --> 00:09:35,575 怖がるどころか 街のみんなからは 感謝される始末じゃ! 126 00:09:35,575 --> 00:09:40,580 ハァ… これでは プラバスに先を越されるぞ。 127 00:09:40,580 --> 00:09:42,582 プラバス? 128 00:09:42,582 --> 00:09:46,586 アスガの伝説の大魔導士 プラバス公のこと? 129 00:09:46,586 --> 00:09:49,255 あぁ 復活したんじゃ。 130 00:09:49,255 --> 00:09:52,592 ありえないわ。 たとえ神でも➡ 131 00:09:52,592 --> 00:09:56,596 人の生死を操ることなんて できないはずです。 132 00:09:56,596 --> 00:10:00,266 私だって それくらいは わかりますよ。 133 00:10:00,266 --> 00:10:02,268 そいつは きっと偽者です。 134 00:10:02,268 --> 00:10:05,939 わしも同感じゃが しかし…。 135 00:10:05,939 --> 00:10:11,611 レーコが言うには プラバスの魔力は 王冠の魔力と一致してるそうじゃ。 136 00:10:11,611 --> 00:10:15,615 魔力の属性まで まねるのは難しいじゃろ? 137 00:10:15,615 --> 00:10:21,287 属性を似せるだけなら 方法はあります。 えっ? 138 00:10:21,287 --> 00:10:23,957 コショコショ…。 おっ! 139 00:10:23,957 --> 00:10:26,960 どうです? そうか! その手があったか! 140 00:10:26,960 --> 00:10:28,962 さすが聖女様! 141 00:10:28,962 --> 00:10:31,297 フフフッ じゃあね トカゲさん。 142 00:10:31,297 --> 00:10:34,634 もう行かなきゃ セーレンの民が待ってる。 143 00:10:34,634 --> 00:10:36,603 またね フフッ。 144 00:10:39,973 --> 00:10:43,543 《う~ん… プラバスの墓を 調べてみようかのう》 145 00:10:45,645 --> 00:10:47,981 (レーコ)何があったんだ? レーコ先輩! 146 00:10:47,981 --> 00:10:49,983 レーコ先輩が やっと来てくれた! 147 00:10:49,983 --> 00:10:53,653 うぅ…。 泣くな 事情を説明しろ。 148 00:10:53,653 --> 00:10:57,323 さっき 例の女が現れて 魔石を奪っていきました! 149 00:10:57,323 --> 00:10:59,292 何だと!? 150 00:11:02,328 --> 00:11:05,331 フフフフフ…。 151 00:11:05,331 --> 00:11:08,001 ハハハハハハ…。 152 00:11:08,001 --> 00:11:11,971 どうやら 準備は整ったようだな。 153 00:11:16,676 --> 00:11:19,012 プラバス様はどこ? 154 00:11:19,012 --> 00:11:20,980 んっ? 155 00:11:31,024 --> 00:11:32,992 うぅ! あ~! 156 00:11:39,599 --> 00:11:42,936 (2人)わっ うわ~!! 157 00:11:42,936 --> 00:11:46,272 やめて~! わしを食べないで~! 158 00:11:46,272 --> 00:11:49,275 うわ~! あっ? わし? 159 00:11:49,275 --> 00:11:52,612 あっ 国王陛下!? 邪竜殿! 160 00:11:52,612 --> 00:11:58,017 いよいよ 舞台の幕が上がるぞ!