1 00:00:14,868 --> 00:00:20,501 逆らえない運命をこの手で切り裂いてく 2 00:00:20,901 --> 00:00:26,334 ごまかせない現実をこの胸に受け止めて 3 00:00:26,601 --> 00:00:37,200 嘆き苦しみの果てに 蠢く魂の行方は 光差す方へ 4 00:00:37,334 --> 00:00:49,300 叫んで 叶えて 揺るぎない執着の彼方へ 5 00:00:49,868 --> 00:00:55,400 あたしごと 心ごと一瞬でもいいから 6 00:00:55,534 --> 00:01:00,501 喜びという温もりを掴みとる為 7 00:01:00,601 --> 00:01:12,634 壊して 試して 精一杯生きて行くだけなんだ 8 00:01:12,901 --> 00:01:18,667 淋しさなら どっかに置き忘れてきたままで 9 00:01:18,767 --> 00:01:27,868 優しさなら 同情なら今はいらない 照らして 10 00:01:32,300 --> 00:01:33,100 旺里? 11 00:01:33,467 --> 00:01:37,133 兄貴 なんか騒がしいね 12 00:01:37,200 --> 00:01:40,267 ああ それより お前何でここに? 13 00:01:41,267 --> 00:01:44,434 お前は 眠らなかったのか 14 00:01:44,501 --> 00:01:47,567 眠ってなんか いられないよ 15 00:01:48,834 --> 00:01:50,534 うっ… 16 00:01:51,734 --> 00:01:55,734 こんな… 楽しい 夜に 17 00:02:02,234 --> 00:02:04,567 ううう… 18 00:02:05,934 --> 00:02:06,734 ぐはあっ 19 00:02:10,300 --> 00:02:12,601 ふっふふふふ 20 00:02:14,734 --> 00:02:15,434 んっ 21 00:02:18,400 --> 00:02:19,534 あ! 22 00:02:22,734 --> 00:02:24,100 あっ! 23 00:02:25,267 --> 00:02:28,400 何だ? 今 景世のルンが… 24 00:02:30,033 --> 00:02:31,968 縁が切れたんじゃないのか? 25 00:02:32,033 --> 00:02:32,834 あ… 26 00:02:33,367 --> 00:02:37,067 屍姫と契約僧は 縁で結ばれてるんだってなあ 27 00:02:37,501 --> 00:02:43,100 だったら分かるんじゃないのか? お前の契約僧が死んだってな 28 00:02:44,033 --> 00:02:44,868 嘘だ! 29 00:02:48,234 --> 00:02:49,767 こいつ 体が… 30 00:02:49,834 --> 00:02:54,100 さあ 俺も楽しませてもらうよ 2年前のように 31 00:02:56,968 --> 00:03:01,133 教祖大谷塚自らが屍だったという事か 32 00:03:01,567 --> 00:03:04,267 七星に先を越されるとはな 33 00:03:04,634 --> 00:03:08,734 その後駆けつけた職員や信者達も 皆殺しにされています 34 00:03:09,067 --> 00:03:11,601 手当たり次第… とでもいうように 35 00:03:11,667 --> 00:03:15,400 僧正様! 大変です 外が… 36 00:03:18,634 --> 00:03:19,868 これは… 37 00:03:19,934 --> 00:03:20,934 陣地だ 38 00:03:21,000 --> 00:03:21,968 え? 39 00:03:22,267 --> 00:03:26,667 屍の呪いの一つ 人間を捕らえる異空間 40 00:03:27,167 --> 00:03:31,968 だが この程度の陣地 本気で我々を倒すには不十分 41 00:03:32,267 --> 00:03:35,801 敵の目的は 単なる足止めに過ぎん 42 00:03:36,000 --> 00:03:37,901 真の狙いは… 43 00:03:38,067 --> 00:03:39,601 田神師兄と眞姫那ちゃん 44 00:03:43,501 --> 00:03:46,601 くそ坊主どもが なめた口を利く 45 00:03:46,968 --> 00:03:48,801 いっそ殺しますか 46 00:03:49,033 --> 00:03:53,334 ん… う う… はあ… はあ… 47 00:03:53,400 --> 00:03:58,167 悪い悪い兄貴 一発で楽にするつもりだったんだけど 48 00:04:00,434 --> 00:04:02,734 慣れない体は 扱いにくいな 49 00:04:02,868 --> 00:04:05,801 憑依… 別の七星か… 50 00:04:06,434 --> 00:04:09,834 でも… これで終わりにしてあげる 51 00:04:10,901 --> 00:04:11,801 ぬうっ! 52 00:04:13,767 --> 00:04:17,100 おいおい これはお前の弟だぞ? 53 00:04:17,300 --> 00:04:19,734 分かってる… だからこそ 54 00:04:22,667 --> 00:04:25,100 旺里に人殺しをさせるわけには いかないっ! 55 00:04:25,367 --> 00:04:26,234 喝! 56 00:04:26,534 --> 00:04:28,868 うえっ こいつ… 57 00:04:28,934 --> 00:04:29,667 兄貴… 58 00:04:29,734 --> 00:04:30,601 抵抗? 59 00:04:30,667 --> 00:04:31,400 こんな… 60 00:04:31,534 --> 00:04:32,534 やめろー 61 00:04:35,067 --> 00:04:37,834 うっ… は… 62 00:04:42,334 --> 00:04:43,467 ふ… 63 00:04:44,634 --> 00:04:48,434 やっぱり生者の霊魂は 抵抗が強いなあ 64 00:04:50,267 --> 00:04:52,434 後は見物 見物 65 00:04:53,534 --> 00:04:55,400 あ… 66 00:04:56,868 --> 00:04:58,567 あっ! 兄貴 67 00:04:58,801 --> 00:05:00,968 どうやら 正気だな 68 00:05:01,133 --> 00:05:03,367 あ… その傷… 69 00:05:03,801 --> 00:05:09,167 じゃ さっきのは… やっぱり夢じゃなかった 70 00:05:10,100 --> 00:05:11,234 俺が兄貴を… 71 00:05:11,934 --> 00:05:16,167 ふ… お前みたいなケンカ素人に 刺されたって どうもしねーよ 72 00:05:17,133 --> 00:05:19,400 ソーマが効いている間はな 73 00:05:20,567 --> 00:05:24,534 師兄 あなたは甘い 74 00:05:26,834 --> 00:05:28,033 旺里! 下がれ! 75 00:05:28,667 --> 00:05:29,334 旺里! 76 00:05:29,701 --> 00:05:31,334 ほら また 77 00:05:32,267 --> 00:05:32,801 はっ 78 00:05:34,300 --> 00:05:37,634 あ がっ… あ… 79 00:05:44,701 --> 00:05:48,033 やはり あなたは甘過ぎた 80 00:05:50,033 --> 00:05:51,067 えへへっ 81 00:05:51,767 --> 00:05:56,868 お… んん… もうっ! ああー うざったーい! 82 00:05:57,200 --> 00:05:58,367 うあああー 83 00:05:58,534 --> 00:06:00,033 いかがしますか? 84 00:06:00,100 --> 00:06:04,968 構わん 教えてやれ 剣姫と呼ばれる そのわけを 85 00:06:05,033 --> 00:06:07,367 はい 宗源様 86 00:06:13,300 --> 00:06:14,300 はっ 87 00:06:23,133 --> 00:06:25,133 ううー 88 00:06:25,901 --> 00:06:29,567 ほーお これが最強の屍姫か 89 00:06:29,634 --> 00:06:34,167 陣地が破られる だが 十分だ 90 00:06:34,868 --> 00:06:38,334 ああ あ… あっ 91 00:06:40,834 --> 00:06:42,267 く… う… 92 00:06:42,400 --> 00:06:45,334 まあだ抵抗する力が残ってるのかぁ 93 00:06:45,501 --> 00:06:49,234 どうやらお前のお供は まだくたばっちゃいないようだな 94 00:06:49,534 --> 00:06:53,334 へっへっへっへ だが それも時間の問題よぉ 95 00:06:53,400 --> 00:06:56,968 あの契約僧が死ねば お前もただの… 96 00:06:57,033 --> 00:06:57,534 ああっ 97 00:07:01,067 --> 00:07:02,100 あっ 98 00:07:04,300 --> 00:07:05,234 はっ 99 00:07:05,868 --> 00:07:08,100 お前に俺は倒せない 100 00:07:08,534 --> 00:07:13,801 俺には バラバラにする体も 破壊する脳も無いんだからなあ 101 00:07:14,734 --> 00:07:18,234 七星になって 俺はこの姿を手に入れた 102 00:07:18,534 --> 00:07:21,701 もうどこへでも行ける 永遠に生き続けられる! 103 00:07:25,901 --> 00:07:26,734 ああっ! 104 00:07:33,501 --> 00:07:39,067 言い忘れていたよ 俺はこの体の性質を自由に変えられる 105 00:07:39,501 --> 00:07:43,400 時に催眠ガスに 時に引火物に 106 00:07:44,000 --> 00:07:45,501 へっへっへっへ 107 00:07:46,400 --> 00:07:50,601 ずっと願っていた… お前達を殺すのだと… 108 00:07:52,100 --> 00:07:55,400 それが 私を屍にした未練 109 00:07:56,133 --> 00:08:01,567 でも 足りない… 未練だけじゃ足りないのか? 110 00:08:02,067 --> 00:08:02,834 へっ 111 00:08:07,734 --> 00:08:10,400 バーカが また引火したぞ! 112 00:08:15,667 --> 00:08:16,834 景世… 113 00:08:31,634 --> 00:08:37,534 確かに頂きましたよ 棺の中身を浴びた契約僧の眼球 114 00:08:38,133 --> 00:08:42,000 何十人分の末期の血よりも よほど貴重です 115 00:08:43,400 --> 00:08:45,367 う うう… 116 00:08:45,734 --> 00:08:47,734 その手で触れるな 117 00:08:47,801 --> 00:08:48,901 う うう… 118 00:08:49,167 --> 00:08:50,100 んっ! 119 00:08:54,901 --> 00:08:56,167 あ… 120 00:08:57,601 --> 00:09:01,033 やだ… 景世… やだ… 121 00:09:01,300 --> 00:09:04,601 そんな少女のような言葉は 似合いませんよ 122 00:09:05,133 --> 00:09:07,968 あなた達は所詮 屍なんですから 123 00:09:08,334 --> 00:09:11,968 今 師兄の目の前で その正体を暴いて… 124 00:09:12,167 --> 00:09:15,801 う… んあ 師兄! まさか… 125 00:09:17,567 --> 00:09:18,634 景世… 126 00:09:18,701 --> 00:09:23,000 こんな所にいたのか 小娘! 127 00:09:24,400 --> 00:09:25,267 眞姫那! 128 00:09:25,367 --> 00:09:27,734 このまま窒息させてやる! 129 00:09:27,801 --> 00:09:28,734 うっ 130 00:09:28,868 --> 00:09:29,534 やっ 131 00:09:32,634 --> 00:09:33,367 あ! 132 00:09:34,300 --> 00:09:35,067 ぷうっ 133 00:09:36,501 --> 00:09:37,767 な 何だ? 134 00:09:40,100 --> 00:09:43,901 う… 何だ? 何だこれは… 135 00:09:44,100 --> 00:09:46,767 しきみの猛毒が全身にまわっている… 136 00:09:47,300 --> 00:09:51,200 そんな… そんな物を口に含めばあなただって… 137 00:09:51,367 --> 00:09:53,334 ごちゃごちゃ うるせぇんだよ 138 00:09:53,400 --> 00:09:54,067 景世… 139 00:09:54,133 --> 00:09:59,133 分かってるのか? お前達は今 俺の射程圏内にいるって事を! 140 00:09:59,534 --> 00:10:01,501 ん… 開け! 我が座壇! 141 00:10:01,534 --> 00:10:01,868 うっああ! 142 00:10:02,200 --> 00:10:03,934 ぬうううあああっ! 143 00:10:05,267 --> 00:10:06,701 これは経典… 144 00:10:06,801 --> 00:10:10,100 そんな物で殴れば 屍にダメージを与えぬが 145 00:10:10,167 --> 00:10:12,234 自分の体もただで済むはずは… 146 00:10:13,167 --> 00:10:16,534 そうか! この目… 死を受け入れた者の… 147 00:10:16,701 --> 00:10:19,968 景世… 何してるの? 景世… 148 00:10:20,234 --> 00:10:22,133 力が入らない 149 00:10:26,100 --> 00:10:28,067 ううーうああーっ! 150 00:10:28,200 --> 00:10:32,100 師兄! あなたは知りたくないのですか? 真実を 151 00:10:32,234 --> 00:10:32,968 いらねーっ! 152 00:10:33,100 --> 00:10:33,667 師兄! 153 00:10:34,067 --> 00:10:39,601 それを知ったら お前のように自分の屍姫を 殺さなければならなくなるような真実なら 154 00:10:40,701 --> 00:10:42,534 知りたかねえーっ! 155 00:10:44,133 --> 00:10:45,300 これはっ! 156 00:10:45,934 --> 00:10:48,033 どわああああーっ! 157 00:10:51,300 --> 00:10:53,167 う… は… 158 00:10:53,901 --> 00:10:57,033 景世… バカ景世… 159 00:10:57,234 --> 00:10:58,734 はっ はっ 160 00:10:59,434 --> 00:11:00,901 お前のせいだ 161 00:11:01,234 --> 00:11:04,367 全部 俺のせいだ… ごめん 162 00:11:04,434 --> 00:11:07,634 謝るな! 謝るな… 163 00:11:08,133 --> 00:11:10,968 謝ったら あなたを殺すわ 164 00:11:12,501 --> 00:11:16,200 景世がこうなったのは あなたのせいじゃない 165 00:11:16,901 --> 00:11:19,467 家族と誇りを守っただけ 166 00:11:19,634 --> 00:11:22,901 決して あなたを選んだわけじゃない! 167 00:11:23,434 --> 00:11:27,000 まあ 要は俺がドジだったって事だ 168 00:11:27,667 --> 00:11:30,400 旺里 頼みがある 169 00:11:30,801 --> 00:11:31,567 え? 170 00:11:32,000 --> 00:11:38,267 あ… ああ… 俺の代わりに みんなと眞姫那を助けてくれ 171 00:11:39,167 --> 00:11:40,467 それ… どういう… 172 00:11:41,267 --> 00:11:45,701 それって 契約譲渡をするって… 意味? 173 00:11:46,000 --> 00:11:46,801 ああ 174 00:11:47,734 --> 00:11:48,334 はっ 175 00:11:48,534 --> 00:11:49,167 あ… 176 00:11:51,801 --> 00:11:55,234 許さない… そんな事許さない 177 00:11:56,567 --> 00:12:00,367 私の契約僧は ずっとあなた一人なんだから 178 00:12:01,334 --> 00:12:03,100 悪い 眞姫那 179 00:12:03,601 --> 00:12:07,934 もう無理なんだ 分かるだろ? 今の俺の状態… 180 00:12:09,100 --> 00:12:13,901 説明する時間も 納得できる理由も今は無い 181 00:12:15,133 --> 00:12:18,234 俺を恨んでくれていい だが見ただろう? 182 00:12:18,434 --> 00:12:19,133 水薙生(みない)を… 183 00:12:19,234 --> 00:12:19,767 はっ 184 00:12:19,901 --> 00:12:20,667 はっ 185 00:12:21,200 --> 00:12:25,734 契約僧を失った屍姫は死ぬか ただの屍になる… 186 00:12:26,501 --> 00:12:28,434 眞姫那をそうしたくない 187 00:12:28,534 --> 00:12:31,367 私の事なんかどうでもいい 188 00:12:32,033 --> 00:12:35,601 私はもう死んでるんだ 景世… 189 00:12:38,167 --> 00:12:40,200 俺 やるよ 190 00:12:40,400 --> 00:12:41,033 あ… 191 00:12:41,100 --> 00:12:42,067 はあ… 192 00:12:45,200 --> 00:12:46,634 真言 193 00:12:50,234 --> 00:12:53,501 我が体は滅ぶとも 我が智は滅びず 194 00:12:54,334 --> 00:12:59,334 理もわが手にあり されば大印を有する尊よ 195 00:12:59,868 --> 00:13:03,133 新たな者に等しく 光明を差し伸べたまえ 196 00:13:05,701 --> 00:13:09,200 ううう んん ううう あああ 197 00:13:09,667 --> 00:13:12,701 肉だ 肉をよこせ! 198 00:13:13,367 --> 00:13:15,467 お前の屍共を… 199 00:13:15,901 --> 00:13:17,901 わ… 分かりました 200 00:13:22,100 --> 00:13:29,100 うおおおーっ! どいつもこいつもみんな この俺がぶっ殺してやるーっ! 201 00:13:31,767 --> 00:13:34,234 意識が戻れば譲渡は完了だ 202 00:13:35,200 --> 00:13:37,367 旺里を安全な所に連れて… 203 00:13:40,667 --> 00:13:42,968 俺じゃない 旺里だ 204 00:13:43,467 --> 00:13:46,801 病院に連れて行く 本山に連絡して… 205 00:13:47,300 --> 00:13:48,601 眞姫那… 206 00:13:48,667 --> 00:13:51,667 出来ないよ… あたしには出来ない 207 00:13:52,968 --> 00:13:56,334 景世の命を諦めるなんて 出来ない 208 00:13:56,801 --> 00:13:59,834 頼む 旺里の所へ行ってくれ 209 00:14:00,434 --> 00:14:02,968 やだ… 死んじゃやだ 景世… 210 00:14:04,234 --> 00:14:05,801 ん… 211 00:14:10,501 --> 00:14:12,868 すまない… 眞姫那 212 00:14:13,534 --> 00:14:16,167 約束… 守れなかった… 213 00:14:17,634 --> 00:14:18,534 約束… 214 00:14:19,133 --> 00:14:21,667 お前と一緒に戦うって… 215 00:14:21,767 --> 00:14:25,067 そんなの… 約束なんて もうどうでもいい 216 00:14:25,501 --> 00:14:28,400 だから生きて 生きてよ景世 217 00:14:29,100 --> 00:14:31,601 戦わなくていいから 生きて 218 00:14:31,834 --> 00:14:33,567 ありがとな 眞姫那 219 00:14:33,701 --> 00:14:37,100 お前と一緒に戦った日々は悪くなかった 220 00:14:37,501 --> 00:14:42,267 楽しかったよ だから… 笑ってくれ 221 00:14:43,634 --> 00:14:45,734 お前は 最期には笑っていてくれ 222 00:14:46,534 --> 00:14:47,200 けい… 223 00:14:47,767 --> 00:14:49,934 笑ってくれ 眞姫那 224 00:14:51,067 --> 00:14:58,634 そしたら俺は お前をこの地獄のような 場所から 救えたんだと… 思えるからさ 225 00:15:00,033 --> 00:15:03,267 妄執… 死ぬ間際の未練 226 00:15:03,968 --> 00:15:08,767 もしそれが残れば 景世は 屍になってしまうかもしれない 227 00:15:10,167 --> 00:15:13,834 屍でも 生きていてくれれば… 228 00:15:16,801 --> 00:15:19,634 景世… 見て 229 00:15:27,901 --> 00:15:30,434 あ… は… 230 00:16:05,434 --> 00:16:07,534 景世… か? 231 00:16:09,400 --> 00:16:11,601 私達は田神師兄の元へ参ります 232 00:16:12,067 --> 00:16:13,167 先行くよ! 233 00:16:13,801 --> 00:16:16,667 んっ… 宗源様? 234 00:16:25,467 --> 00:16:26,601 はあ… 235 00:16:28,234 --> 00:16:31,868 あ… 貞比呂? まだ起きてたの? 236 00:16:32,300 --> 00:16:33,200 帰るぞ 237 00:16:33,300 --> 00:16:37,200 え? だって 田神景世にバレたら… 238 00:16:37,667 --> 00:16:40,133 もう… その心配はねーよ 239 00:16:41,734 --> 00:16:43,033 多分な… 240 00:16:43,567 --> 00:16:45,167 うらああっ! 241 00:16:50,100 --> 00:16:51,400 ヤツはどこだっ! 242 00:16:51,501 --> 00:16:53,300 う あ… 243 00:16:53,501 --> 00:16:56,734 死に損ないと屍姫は どこだっ! 244 00:16:57,167 --> 00:16:57,968 ここだ! 245 00:16:58,667 --> 00:16:59,501 ん? 246 00:17:02,667 --> 00:17:03,734 はっ 247 00:17:05,200 --> 00:17:05,968 ふっ 248 00:17:14,834 --> 00:17:19,901 消してやる… お前ら全て 私の前から! 249 00:17:20,300 --> 00:17:22,367 いい気になるなっ! 250 00:17:22,834 --> 00:17:25,300 死に損ないの小娘がっ! 251 00:17:28,834 --> 00:17:29,467 ああっ! 252 00:17:30,467 --> 00:17:36,734 消えろ! 私の前から 私の記憶から この世から! 253 00:17:36,801 --> 00:17:37,968 ぬううおおっ 254 00:17:38,167 --> 00:17:42,434 あの力は どこから? さっきまでとは まるで別… 255 00:17:42,834 --> 00:17:43,367 まさかっ! 256 00:17:43,667 --> 00:17:48,100 あれは… 星村さんなのか? 本当に 257 00:17:48,801 --> 00:17:49,367 はあっ 258 00:17:50,133 --> 00:17:52,467 くうううあああー! 259 00:17:56,133 --> 00:17:57,767 ひっ ふっ 260 00:18:04,167 --> 00:18:05,767 あっ! やっ! 261 00:18:06,534 --> 00:18:08,434 ぐおっ がっ 262 00:18:08,901 --> 00:18:10,501 これは 呪いだ 263 00:18:10,968 --> 00:18:15,267 屍姫も屍である以上 呪いをかける力を持つ 264 00:18:16,367 --> 00:18:18,767 彼女は屍を呪っている 265 00:18:19,133 --> 00:18:20,100 しかし! 266 00:18:20,400 --> 00:18:22,767 星村さん… いてっ あ… 267 00:18:24,834 --> 00:18:29,801 何だこれ? 手が 熱い… いや 痛い 268 00:18:30,100 --> 00:18:33,634 ひぎゃあああーっ! 269 00:18:33,801 --> 00:18:34,400 は… 270 00:18:35,167 --> 00:18:36,367 ああああーっ! 271 00:18:38,067 --> 00:18:39,267 ぬうっ うっ 272 00:18:40,234 --> 00:18:43,267 ううううーあああーっ! 273 00:18:45,834 --> 00:18:47,601 圧倒的な力だ 274 00:18:48,467 --> 00:18:52,701 だが師兄 あなたの屍姫は今… 275 00:18:52,901 --> 00:18:56,734 新たな契約者の命を削り力に変えている 276 00:18:57,467 --> 00:19:00,901 訓練もしていない子どもが 耐えられるわけもない 277 00:19:01,667 --> 00:19:04,267 彼は… 死にますよ 278 00:19:04,934 --> 00:19:06,868 眞姫… 那… 279 00:19:09,133 --> 00:19:13,133 お前が望んだ事だよ… ふっふっふ 280 00:19:17,033 --> 00:19:18,834 おい! 放せ! 281 00:19:19,667 --> 00:19:23,767 お前にだって 脳髄はある 形を変えているだけだ 282 00:19:24,801 --> 00:19:28,934 やめろ やめてくれ 何でもする 俺は生きていたい 283 00:19:29,167 --> 00:19:32,000 どんな形でもいい 生きていたいんだ! 284 00:19:32,834 --> 00:19:36,934 2年前 お前達の言った言葉を そのまま返す 285 00:19:37,634 --> 00:19:38,834 不様だな 286 00:19:50,434 --> 00:19:53,100 それで… その子はどうすんだ? 287 00:19:53,868 --> 00:19:55,968 うちには福祉施設がある 288 00:19:56,467 --> 00:19:57,767 育てるんですか? 289 00:19:57,834 --> 00:20:02,634 は 仕方無いだろう こいつの笑ったとこ 見てみたくなったんだ 290 00:20:03,167 --> 00:20:04,334 あっはは 291 00:20:04,634 --> 00:20:05,934 あ… 292 00:20:27,434 --> 00:20:29,300 ううう… 293 00:20:29,367 --> 00:20:35,300 あの人への未練… それもこれが最後だ 294 00:20:35,901 --> 00:20:37,667 ああ… 295 00:20:39,734 --> 00:20:40,868 あ… 296 00:21:01,434 --> 00:21:02,767 夜が明けた 297 00:21:04,868 --> 00:21:08,534 長い夜が明けて16歳になった日 298 00:21:09,400 --> 00:21:14,968 俺は 父で兄で親友であった人を亡くして… 299 00:21:17,167 --> 00:21:18,901 契約僧になった 300 00:21:47,267 --> 00:21:53,200 はっ あっああっ あっ ああっああっ 301 00:22:15,400 --> 00:22:20,501 新しい世界はもう 302 00:22:21,334 --> 00:22:27,267 目の前に迫る蜃気楼ね 303 00:22:27,801 --> 00:22:32,200 退屈な日々に別れを告げたら 304 00:22:33,701 --> 00:22:39,234 無限の可能性が あたしを待つ 305 00:22:39,934 --> 00:22:42,767 抱きしめて今 希望のかたち 306 00:22:42,834 --> 00:22:45,534 永遠に求めて 307 00:22:45,834 --> 00:22:48,701 孤独にさえ負けない心で 308 00:22:48,767 --> 00:22:52,334 立ち向かう未来へ 309 00:22:52,567 --> 00:23:02,000 夢果てなくとも 諦めたくはない 310 00:23:04,100 --> 00:23:09,434 不安な夜をいくつ数え いくつ超えて 311 00:23:10,067 --> 00:23:14,801 生まれた意味をたくさん考えて 312 00:23:14,868 --> 00:23:21,467 答え出ないまま朝を向かえて 313 00:23:25,767 --> 00:23:28,133 景世のお葬式だって? 314 00:23:28,267 --> 00:23:32,334 葬儀は屍姫達にとっちゃ 晩さん会のようなもの 315 00:23:33,000 --> 00:23:35,501 「契約僧告別式次第」 316 00:23:35,567 --> 00:23:39,334 お前の知らない世界が口を開ける