1 00:00:14,868 --> 00:00:20,501 逆らえない運命をこの手で切り裂いてく 2 00:00:20,901 --> 00:00:26,334 ごまかせない現実をこの胸に受け止めて 3 00:00:26,601 --> 00:00:37,200 嘆き苦しみの果てに 轟く魂の行方は 光差す方へ 4 00:00:37,334 --> 00:00:49,300 叫んで 叶えて 揺るぎない執着の彼方へ 5 00:00:49,868 --> 00:00:55,400 あたしごと 心ごと一瞬でもいいから 6 00:00:55,534 --> 00:01:00,501 喜びとゆう温もりを掴みとる為 7 00:01:00,601 --> 00:01:12,634 壊して 試して 精一杯生きて行くだけなんだ 8 00:01:12,901 --> 00:01:18,667 淋しさならどっかに置き忘れてきたままで 9 00:01:18,767 --> 00:01:27,868 優しさなら 同情なら今はいらない 照らして 10 00:01:31,701 --> 00:01:32,434 旺里(オーリ)くん! 11 00:01:32,667 --> 00:01:34,300 どこだ! 星村さん! 12 00:01:34,601 --> 00:01:35,100 あっ! 13 00:01:35,501 --> 00:01:37,367 こらぁ! どこだー! 14 00:01:37,434 --> 00:01:37,934 あっ… 15 00:01:38,701 --> 00:01:40,968 あいつは… あの傷でまだ… 16 00:01:45,467 --> 00:01:45,968 あっ… 17 00:01:47,200 --> 00:01:48,734 おい お前じゃ無理だ! 18 00:01:49,234 --> 00:01:50,167 ボクがやります 19 00:01:51,534 --> 00:01:52,300 どうだい 20 00:01:53,100 --> 00:01:55,367 どのアニキがお気に入りかな? 21 00:01:56,434 --> 00:01:56,934 ああっ… 22 00:02:14,634 --> 00:02:15,968 やぁー! 23 00:02:16,667 --> 00:02:19,868 うっ ぐぁっ うわっ! ああっ… 24 00:02:20,601 --> 00:02:21,234 ああっ! 25 00:02:21,868 --> 00:02:24,033 なに いい気になってるんだい坊主 26 00:02:24,501 --> 00:02:30,033 お前みたいなただの人間に 不意打ちでもなけりゃ やられるわけがないだろうが 27 00:02:30,267 --> 00:02:31,634 うう… 28 00:02:31,968 --> 00:02:32,601 旺里! 29 00:02:33,167 --> 00:02:34,467 やめろっ 眞姫那(マキナ)! 30 00:02:35,567 --> 00:02:36,667 ざまぁないぜ 31 00:02:37,334 --> 00:02:41,767 アニキの顔をしてるだけだって わかってるのに いやな気分になっちまった 32 00:02:42,767 --> 00:02:46,167 言ったろ こんな気持ちは オレだけでいいんだって! 33 00:02:47,968 --> 00:02:48,467 ちっ! 34 00:02:49,801 --> 00:02:53,634 いやーっ! でいっ! でやぁ! 35 00:02:56,868 --> 00:02:57,367 んっ 36 00:02:57,834 --> 00:02:59,801 旺里! 無駄に振り回すな! 37 00:03:00,234 --> 00:03:02,901 錫杖の先端に意識を集中するんだ! 38 00:03:04,067 --> 00:03:04,734 ん… 39 00:03:05,667 --> 00:03:11,067 ふっん 矮小で貧弱な肉体に 閉じ込められている人間どもが… 40 00:03:16,400 --> 00:03:18,100 くたばっちまいな 41 00:03:19,200 --> 00:03:20,567 うりゃぁー! 42 00:03:20,634 --> 00:03:21,801 いやー! 43 00:03:27,467 --> 00:03:31,100 ぐあっ! があっ… 44 00:03:32,667 --> 00:03:33,334 んっ 45 00:03:34,133 --> 00:03:35,567 ああ あ… 46 00:03:36,300 --> 00:03:36,801 あ… 47 00:03:36,868 --> 00:03:41,901 はぁーはぁーはぁー… 48 00:03:43,334 --> 00:03:44,067 旺里… 49 00:03:45,033 --> 00:03:46,167 座壇術法… 50 00:03:46,834 --> 00:03:50,467 光言宗の契約僧が修行によって 身につける奇跡… 51 00:03:51,567 --> 00:03:54,300 前に重無(エナ)を倒したのは 不意打ちだったからじゃない 52 00:03:54,801 --> 00:03:57,801 でも… どうして まともな修行もしてない旺里が… 53 00:03:58,300 --> 00:04:00,701 座壇術法は僧の力じゃない 54 00:04:01,567 --> 00:04:05,167 僧を守護する 星や仏尊の力を借りることだ 55 00:04:07,968 --> 00:04:12,367 あいつも守られているのさ… いろいろなものに… 56 00:04:42,701 --> 00:04:46,801 ねー かくれてないで 出て来て下さいませんかー? 57 00:04:47,400 --> 00:04:50,067 幸せになりたくないのぉ? 58 00:04:50,434 --> 00:04:51,033 んっ 59 00:04:52,300 --> 00:04:55,100 幸せ? あんたに殺されることが? 60 00:04:55,834 --> 00:05:00,267 幸福感の中で死ぬことが 最高の幸せではありませんか 61 00:05:00,734 --> 00:05:03,300 それ以外の幸せがありますか? 62 00:05:03,667 --> 00:05:04,267 ちっ 63 00:05:09,033 --> 00:05:09,534 んっ! 64 00:05:10,434 --> 00:05:11,033 ええいっ! 65 00:05:14,200 --> 00:05:14,701 えっ? 66 00:05:18,968 --> 00:05:20,934 黙って死んでればよかったっていうの… 67 00:05:21,501 --> 00:05:22,534 惑わされないで 68 00:05:23,300 --> 00:05:26,634 あの七星は人の心を 操る力を持っているわ 69 00:05:27,367 --> 00:05:27,868 んっ 70 00:05:30,400 --> 00:05:34,167 ふう こいつらはただの操り人形だったのか 71 00:05:35,100 --> 00:05:35,601 んっ… 72 00:05:36,133 --> 00:05:36,701 旺里! 73 00:05:36,901 --> 00:05:38,100 えっ 74 00:05:38,267 --> 00:05:41,734 人形じゃねー オレだよ クソガキ! 75 00:05:41,801 --> 00:05:44,300 七星… でも奴は確かに… 76 00:05:44,501 --> 00:05:50,067 ハッハッハッハッ オレは死なない 永遠の命 これが七星だ! 77 00:05:50,968 --> 00:05:51,467 うっ 78 00:05:52,734 --> 00:05:55,868 重無は死体を操り その死体に魂を移す 79 00:05:56,467 --> 00:05:58,801 そいつらはみんな重無の体の予備だ 80 00:05:59,300 --> 00:05:59,834 予備? 81 00:06:00,133 --> 00:06:02,300 ハッハッハッハッ そうだ 82 00:06:02,734 --> 00:06:06,834 オレは肉体などというものに閉じ込められない 自由な存在なんだよ! 83 00:06:07,300 --> 00:06:10,634 フハハハハハ… ん? 84 00:06:13,367 --> 00:06:16,801 だったら お前が潜り込む体を 全部つぶすまでさ! 85 00:06:17,167 --> 00:06:18,901 わかってるね 少年! 86 00:06:19,133 --> 00:06:19,968 うおー! 87 00:06:20,033 --> 00:06:20,534 でやっ! 88 00:06:21,067 --> 00:06:22,367 うらっ! うらあっ! 89 00:06:22,534 --> 00:06:24,400 はっはっ ぬううう! 90 00:06:25,167 --> 00:06:25,667 うらっ! 91 00:06:31,501 --> 00:06:36,534 なっなんて奴らだ… その顔を見て心が痛まないのか? 92 00:06:36,801 --> 00:06:37,634 ぬかせ! 93 00:06:39,400 --> 00:06:39,901 ぬっ! 94 00:06:39,968 --> 00:06:40,734 あぁー! 95 00:06:40,968 --> 00:06:41,467 ぐっ! 96 00:06:44,300 --> 00:06:46,834 もう お前が乗り移る死体はないぞ! 97 00:06:47,400 --> 00:06:52,234 う… 頭屋(トーヤ)! 頭屋 なにしてるっ! 98 00:06:52,534 --> 00:06:53,033 ん? 99 00:06:53,334 --> 00:06:53,834 ん? 100 00:06:55,133 --> 00:06:58,567 重無 いつまで遊んでいるつもりですか… 101 00:07:00,267 --> 00:07:00,767 んっ… 102 00:07:01,234 --> 00:07:03,300 プレゼントですよ 重無 103 00:07:06,901 --> 00:07:09,300 フフフ… ありがとう頭屋 104 00:07:22,968 --> 00:07:25,801 よいしょっと あ〜あ 105 00:07:26,567 --> 00:07:30,400 この体は気に入ってるから 使いたくなかったのになぁ 106 00:07:30,834 --> 00:07:32,567 今更カワイコぶるな 107 00:07:33,033 --> 00:07:35,801 どうせそれだって どこかの死体だったんだろ 108 00:07:36,067 --> 00:07:39,067 フフフ… 傷つくな その言い方 109 00:07:39,501 --> 00:07:41,567 まずはお前からおしおきだね 110 00:07:43,567 --> 00:07:45,300 くらえ〜! 111 00:07:47,234 --> 00:07:47,734 はっ! 112 00:07:48,133 --> 00:07:48,834 貞比呂(さだひろ)! 113 00:07:51,200 --> 00:07:51,734 くっ… 114 00:07:53,334 --> 00:07:56,234 どうやら おしおき程度じゃ済まないようだな 115 00:07:56,601 --> 00:07:58,501 はっはははは… 116 00:07:58,601 --> 00:08:02,501 より美しく より完璧な存在になるために 117 00:08:02,667 --> 00:08:05,567 多くの死体を集めて作り上げたこの体 118 00:08:06,434 --> 00:08:08,033 やっぱり最高だ 119 00:08:08,634 --> 00:08:11,033 どうだい ボクの呪いの力は… 120 00:08:11,934 --> 00:08:13,501 今度ははずさないよ 121 00:08:20,467 --> 00:08:21,367 星村さん… 122 00:08:21,868 --> 00:08:24,968 眞姫那でいいわ 私の契約僧なんでしょ 123 00:08:25,367 --> 00:08:25,868 えっ! 124 00:08:26,701 --> 00:08:31,067 へぇー 死者と生者の美しき友愛の光景か 125 00:08:31,968 --> 00:08:35,167 君もボクのように全てを捨て去ればいい 126 00:08:36,133 --> 00:08:40,467 より美しく より強く 進化していく事ができるよ 127 00:08:40,801 --> 00:08:42,634 死者に進化が必要なの? 128 00:08:43,567 --> 00:08:45,734 あぁ〜! 129 00:08:46,000 --> 00:08:47,267 いやぁー! 130 00:08:47,434 --> 00:08:48,300 あぁあああ! 131 00:08:52,567 --> 00:08:53,067 くっ 132 00:08:53,501 --> 00:08:54,000 うりゃ! 133 00:08:54,534 --> 00:08:55,100 眞姫那! 134 00:08:55,501 --> 00:08:57,300 あっはははは… 135 00:08:57,467 --> 00:09:01,767 ボクの呪いに 君の未練など なんの役にもたたないのさ! 136 00:09:01,868 --> 00:09:03,834 くっ うあ〜! 137 00:09:05,734 --> 00:09:08,901 うっ ぐ… 七星… 138 00:09:13,901 --> 00:09:19,067 あっあああ… 眞姫那… 139 00:09:20,968 --> 00:09:22,934 ダメ ダメ そんなことしても 140 00:09:23,501 --> 00:09:27,334 この高速回転で君の指なんて 簡単に削れちゃうよ 141 00:09:27,400 --> 00:09:27,901 くっ… 142 00:09:28,300 --> 00:09:31,067 このままだと 手首までなくなっちゃうかなー 143 00:09:31,300 --> 00:09:31,801 ううっ… 144 00:09:31,968 --> 00:09:36,834 ま〜そのほうが君を作り変えて 北斗に捧げるにはちょうどいいけどさ… 145 00:09:38,367 --> 00:09:39,367 旺里 大丈夫? 146 00:09:39,934 --> 00:09:41,734 霊気(ルン)を吸い取られている… 147 00:09:41,801 --> 00:09:42,300 え? 148 00:09:45,501 --> 00:09:46,067 んっ! 149 00:09:47,601 --> 00:09:49,267 なに? 回転を止めた? 150 00:09:49,901 --> 00:09:54,467 まさか! 削り取られるより早く 指が再生しているというのか! 151 00:09:55,701 --> 00:09:57,734 どんな屍だって そこまで早くは… 152 00:09:59,133 --> 00:10:01,267 まるで無限の再生力! 153 00:10:02,167 --> 00:10:04,067 そうか! これがお前の… 154 00:10:05,901 --> 00:10:06,701 呪いよ! 155 00:10:07,133 --> 00:10:07,634 うっ… 156 00:10:08,067 --> 00:10:09,133 ああああっ! 157 00:10:10,868 --> 00:10:12,834 私の呪いはただの呪いじゃない… 158 00:10:13,467 --> 00:10:16,033 未練と未練が重なった力だ! 159 00:10:17,234 --> 00:10:19,467 あああああっ! 160 00:10:26,534 --> 00:10:31,334 ううう… ぐっ うう… 161 00:10:31,567 --> 00:10:35,501 美しく… 美しく… 162 00:10:37,067 --> 00:10:39,133 もっと美しく… 163 00:10:40,100 --> 00:10:41,601 本当の美を… 164 00:10:42,400 --> 00:10:45,234 こんなのはオレじゃない オレじゃないんだ! 165 00:10:45,801 --> 00:10:48,868 本当の… 本当のオレはっ! 166 00:10:49,367 --> 00:10:52,634 うわっ! ぐあ… く… 167 00:10:56,434 --> 00:10:59,634 ううー やめろーやめてくれ ごめんなさい ごめんなさい 168 00:10:59,701 --> 00:11:02,000 体を捨てれば 別の自分になれると思った? 169 00:11:02,067 --> 00:11:05,467 ボクは… ちがうんだ ボクじゃない ボクは… ああ… 170 00:11:05,534 --> 00:11:07,501 それで思いのままに生きたつもり? 171 00:11:07,801 --> 00:11:12,601 ボクは… オレは… 私は… ちがうんだ ちがう… ちがう… ちがう… ちがう… ちがう… ボクじゃない 172 00:11:12,667 --> 00:11:17,968 私は捨てない 私 自身を… あなたたち全てを滅ぼすまでは… 173 00:11:18,033 --> 00:11:18,767 ちがう! ボクじゃない! 174 00:11:29,934 --> 00:11:31,234 ん… ん… 175 00:11:32,367 --> 00:11:34,334 星村さん 花神(かがみ)くん… 176 00:11:37,868 --> 00:11:38,367 えっ! 177 00:11:42,834 --> 00:11:43,334 あ? 178 00:11:46,367 --> 00:11:46,901 ああ… 179 00:11:49,868 --> 00:11:51,901 こんばんは お嬢さん 180 00:11:52,634 --> 00:11:54,901 ふっふふふ… 181 00:11:55,734 --> 00:11:57,434 君にとって… 死とは? 182 00:11:58,067 --> 00:11:59,901 あ… あっ… 183 00:12:00,501 --> 00:12:01,400 死とは? 184 00:12:02,100 --> 00:12:06,734 最高に美しいもの… 最高の幸せ… 185 00:12:07,367 --> 00:12:08,968 そうです その通り 186 00:12:09,434 --> 00:12:13,334 やっと出会えました 同じ考えを持っている人に 187 00:12:14,667 --> 00:12:20,133 星村眞姫那は美しい… きっと彼女は死んでいるから 188 00:12:20,968 --> 00:12:24,834 死は美しい… 死は憧れ… 189 00:12:26,434 --> 00:12:30,467 私はいや このまま普通に生きてゆくのなんて… 190 00:12:31,367 --> 00:12:35,167 なのに… 旺里くんと眞姫那さんは あちら側にいて… 191 00:12:36,167 --> 00:12:39,601 どうして私は… ただの… つまらない… 192 00:12:40,501 --> 00:12:43,200 あなたに素晴らしいものをあげましょう 193 00:12:44,801 --> 00:12:46,968 さぁ〜幸せになりなさい 194 00:12:49,334 --> 00:12:51,000 あなたはなんでもできる 195 00:12:52,033 --> 00:12:55,234 そして… 幸せの絶頂で死ぬ 196 00:12:57,167 --> 00:13:00,167 ふふふっ 幸せ… 197 00:13:00,400 --> 00:13:01,734 ふっふっふっふっ 198 00:13:01,901 --> 00:13:04,868 ふっふっふっふっ… 199 00:13:07,767 --> 00:13:10,133 無理するな… しばらく休め 200 00:13:11,000 --> 00:13:11,767 大丈夫? 201 00:13:12,934 --> 00:13:16,167 大丈夫… 慣れないとな これ… 202 00:13:19,434 --> 00:13:20,701 私 遠岡アキラ 203 00:13:21,100 --> 00:13:22,133 先輩かな 204 00:13:22,467 --> 00:13:26,400 そうね なんだかんだで こいつとももう三年かな 205 00:13:26,501 --> 00:13:29,400 なんだ その不満そうな言い方は 206 00:13:30,033 --> 00:13:32,400 じゃあ もしかしたらもうすぐ108人? 207 00:13:33,868 --> 00:13:35,734 早く天国へ行けるといいわね 208 00:13:36,334 --> 00:13:37,133 えーと… 209 00:13:37,534 --> 00:13:38,534 旺里くん 210 00:13:39,067 --> 00:13:40,234 眞姫那んいるの〜? 211 00:13:41,300 --> 00:13:43,601 オレたちのことは言わないほうがいい… 212 00:13:44,200 --> 00:13:46,400 オレたちもお前の呪いのことは言わない 213 00:13:50,434 --> 00:13:53,901 私たちのターゲットは背信僧だから じゃっ 214 00:13:58,634 --> 00:14:02,868 背信僧って… 人間を殺せるの? あの子… 215 00:14:06,934 --> 00:14:10,167 七星は 明確な意志を持ち 216 00:14:10,434 --> 00:14:16,100 集団行動をとるという点について 従来の屍とは全く異なる 217 00:14:17,334 --> 00:14:19,934 そして その目的は明らかに 218 00:14:20,334 --> 00:14:22,667 我ら光言宗に 仇(あだ)をなすことにある 219 00:14:23,901 --> 00:14:26,033 七星とは言え屍に過ぎぬ 220 00:14:27,167 --> 00:14:29,300 既にそのうちの二つの星は落ちた 221 00:14:30,567 --> 00:14:34,734 今後 当本山を中心に絶対防衛線をしき 222 00:14:35,367 --> 00:14:37,434 早期に残る七星を殲滅する 223 00:14:38,934 --> 00:14:41,467 これは大僧正猊下の勅令である 224 00:14:44,133 --> 00:14:48,467 以後 守護のものを中心に 戦いの準備をはじめるよう 225 00:14:48,534 --> 00:14:49,100 あのー 226 00:14:49,601 --> 00:14:50,334 旺里! 227 00:14:50,934 --> 00:14:53,200 うわ〜 やるねぇ 旺里 228 00:14:53,834 --> 00:14:56,501 光言宗に入ったばっかりでいきなり 229 00:14:57,133 --> 00:14:58,868 怒られなければいいけど… 230 00:14:59,267 --> 00:15:02,534 七星は単に光言宗を狙っているとは 思えません 231 00:15:03,367 --> 00:15:05,467 その真の狙いはなんなのでしょうか… 232 00:15:06,100 --> 00:15:11,868 控えよ 花神大僧都 君は非常措置で ここに参加しているに過ぎない 233 00:15:12,234 --> 00:15:16,634 しかし オレは何度も七星に遭遇しています それに背信僧が… 234 00:15:16,767 --> 00:15:17,634 控えよ! 235 00:15:17,767 --> 00:15:20,267 じうんし… 特質な何かを感じる… 236 00:15:20,334 --> 00:15:21,501 花神大僧都 237 00:15:21,901 --> 00:15:22,400 ああ… 238 00:15:23,067 --> 00:15:24,267 大僧正猊下… 239 00:15:25,334 --> 00:15:29,334 ならば君は 七星の真の目的をどう見る 240 00:15:30,033 --> 00:15:32,234 あの人が… 大僧正… 241 00:15:32,834 --> 00:15:33,934 答えられまい 242 00:15:34,901 --> 00:15:38,033 七星は ただ光言宗を敵とみているにすぎぬ 243 00:15:39,434 --> 00:15:40,434 わかりません 244 00:15:41,634 --> 00:15:45,033 君は七星と戦うべきではないと? 245 00:15:45,701 --> 00:15:47,801 いえ 七星は滅ぼします 246 00:15:48,834 --> 00:15:51,234 それは僕らの願いですから 247 00:15:53,267 --> 00:15:57,033 おぉ〜 いっひっひっひっ… 248 00:15:58,334 --> 00:16:02,667 僕らの願いですから ぐふふふ… 249 00:16:04,834 --> 00:16:08,400 は〜 まったく 冷や汗かいたわよ 250 00:16:09,033 --> 00:16:12,200 あのー オレ なんかまずいことしちゃったんですか? 251 00:16:12,501 --> 00:16:14,801 プッ〜! あのねー 252 00:16:15,300 --> 00:16:19,067 勅令っていうのは 言われたら私たちは従うだけ 253 00:16:19,901 --> 00:16:21,701 質問なんてする余地はないの 254 00:16:21,968 --> 00:16:25,000 それじゃー まるで神様の言葉じゃないか 255 00:16:25,400 --> 00:16:29,734 そうよ 大僧正は神 それと等しいものとされているの 256 00:16:30,601 --> 00:16:35,868 屍姫を作り出す修法だって 完全には大僧正しか行えないんだから 257 00:16:41,100 --> 00:16:41,767 これか… 258 00:16:42,234 --> 00:16:43,968 田神師兄の忘れ物 259 00:16:44,801 --> 00:16:47,267 形見じゃないんですか 莉花さんへの 260 00:16:47,534 --> 00:16:48,067 え… 261 00:16:50,033 --> 00:16:54,133 でも… やっぱりこれは旺里くんが 持っているべきだと思う 262 00:16:55,000 --> 00:16:58,767 座段術法をこれから学ぶなら 触媒は必要だし 263 00:16:59,501 --> 00:17:00,467 でもオレ… 264 00:17:01,267 --> 00:17:02,234 もらっておきなさい 265 00:17:02,567 --> 00:17:03,067 えっ? 266 00:17:03,667 --> 00:17:08,100 それを着ていれば 少しは足手まといじゃ なくなるかもしれないしねー 267 00:17:08,601 --> 00:17:12,567 違うよ! そ そういう意味じゃないだろ 眞姫那? 268 00:17:15,234 --> 00:17:16,067 あの… 269 00:17:20,467 --> 00:17:21,100 何あれ? 270 00:17:21,534 --> 00:17:22,033 うわ 271 00:17:22,334 --> 00:17:22,934 う〜おっ 272 00:17:23,234 --> 00:17:24,067 おい ためせ 273 00:17:25,868 --> 00:17:27,634 あ? なんだ? 274 00:17:30,901 --> 00:17:31,801 あれは… 275 00:17:34,200 --> 00:17:35,467 おむねさま? 276 00:17:38,634 --> 00:17:41,300 凄いね ボクもさっき見てきたよ 277 00:17:41,934 --> 00:17:43,000 関係ねぇ! 278 00:17:43,334 --> 00:17:47,734 んっ なにふてくされてんだよ 彼女 あんなキレイだったとはね… 279 00:17:48,634 --> 00:17:50,300 あんなのおむねさまじゃねぇ 280 00:17:51,000 --> 00:17:52,267 なに言ってるんだよ 281 00:17:52,667 --> 00:17:56,734 女の子が休みのあと ガラッと変わるなんてよくあることだろ 282 00:17:57,100 --> 00:17:59,601 んあー なんかわかんねぇけど… 283 00:17:59,968 --> 00:18:03,067 オレのおむねさまは あんな自信満々じゃなくて… 284 00:18:03,467 --> 00:18:07,400 なんか いつも困ってるような か弱さが良かったんだよ 285 00:18:07,934 --> 00:18:10,167 くそっ! 旺里はなにやってんだ! 286 00:18:10,767 --> 00:18:13,968 うん… 本当になにやってんだろう 287 00:18:17,901 --> 00:18:18,601 ん… 288 00:18:18,667 --> 00:18:19,300 ん… 289 00:18:20,534 --> 00:18:22,434 ん… もう いいわ… 290 00:18:22,734 --> 00:18:25,968 えー なに言ってんだよ これからじゃん 291 00:18:26,567 --> 00:18:31,701 男の子とこんなことするの初めてだから もっと幸せになれると思ってた 292 00:18:32,367 --> 00:18:36,634 こんなのじゃダメ 私もっともっと幸せにならなきゃ 293 00:18:36,934 --> 00:18:38,601 おい そりゃないぜ… 294 00:18:39,501 --> 00:18:41,267 あなたも幸せになって… 295 00:18:41,501 --> 00:18:42,033 はっ? 296 00:18:42,701 --> 00:18:43,267 ふっ 297 00:18:44,400 --> 00:18:44,901 えっ 298 00:18:45,367 --> 00:18:47,167 あっ… うっ… 299 00:18:47,901 --> 00:18:50,767 うっ あああ… あああ… 300 00:18:54,434 --> 00:18:58,501 は は は はぁ 最高だぜ 望 301 00:19:05,167 --> 00:19:07,601 ふふふふっ 素敵だよ 302 00:19:09,400 --> 00:19:12,200 望 いったいどうしちゃったのよ 303 00:19:12,901 --> 00:19:15,534 私 今… すごく幸せなの 304 00:19:16,868 --> 00:19:18,801 望めばなんでも叶いそう 305 00:19:19,634 --> 00:19:20,601 幸せ? 306 00:19:21,634 --> 00:19:25,767 あなたにもあげましょうか 幸せ 307 00:19:27,033 --> 00:19:29,567 ふふっ ふふふ… 308 00:19:29,901 --> 00:19:32,701 ああ… あ… うぐっ 309 00:19:40,501 --> 00:19:41,467 鍵かけて 310 00:19:41,634 --> 00:19:42,133 えっ 311 00:19:43,000 --> 00:19:44,567 は 入っていいの? 312 00:19:45,167 --> 00:19:48,300 いいわよ 別に見られて困るものないし 313 00:19:48,667 --> 00:19:50,400 じゃー おじゃまします 314 00:19:54,234 --> 00:19:54,734 ん… 315 00:19:55,734 --> 00:19:57,501 こんなものしか食べないのか… 316 00:19:58,200 --> 00:20:00,400 本当はなにも食べなくても平気よ… 317 00:20:01,167 --> 00:20:02,267 死んでいるんだから 318 00:20:03,501 --> 00:20:05,434 でもね お腹はすくの 319 00:20:07,367 --> 00:20:08,334 変なものね… 320 00:20:10,801 --> 00:20:14,734 しかし 全額契約僧もちとは知らなかったなぁ… 321 00:20:15,801 --> 00:20:16,367 うわっ! 322 00:20:17,033 --> 00:20:21,033 屍姫を養うのも仕事のうちよ… いやんなった? 323 00:20:21,601 --> 00:20:24,133 あっいや… べっ別に… 324 00:20:30,200 --> 00:20:31,801 うう… んっ… 325 00:20:34,100 --> 00:20:37,868 本気なの? 呪いごと 私と契約するって 326 00:20:39,934 --> 00:20:40,434 うん 327 00:20:42,200 --> 00:20:46,200 私が呪いを使えば あなたの体は衰弱する 328 00:20:47,133 --> 00:20:49,634 悪くすれば… あなたは… 329 00:20:51,400 --> 00:20:52,801 決めたんだ! うあっ! 330 00:20:53,801 --> 00:20:58,701 あ いや… その オレ… きっ… 決めたんだ 331 00:21:08,701 --> 00:21:11,801 私 景世が好き きっと今でも… 332 00:21:13,434 --> 00:21:14,167 どうしたの? 333 00:21:15,434 --> 00:21:18,167 うん なんでもない 334 00:21:33,033 --> 00:21:36,501 あ 春日さん? ちょっ! うあっ! 335 00:21:42,400 --> 00:21:44,234 か… 春日さん? 336 00:21:45,300 --> 00:21:50,601 ねぇ 旺里くん 私を殺して 337 00:21:55,334 --> 00:22:02,901 安息の地に辿り着く日を夢見て 338 00:22:02,968 --> 00:22:06,901 今 大きく踏み出した 339 00:22:07,033 --> 00:22:14,534 陽炎の様な現実から目をそらさない 340 00:22:14,767 --> 00:22:22,434 光さえ何処にも探せなくとも 341 00:22:25,300 --> 00:22:30,701 私の行く末に未来はあるの? 342 00:22:31,133 --> 00:22:36,467 鉛色の空に問いかけてみた 343 00:22:37,067 --> 00:22:42,601 戦う事でしか前に進めない 344 00:22:42,934 --> 00:22:48,601 不器用な生き方 それしか出来なくて 345 00:22:48,734 --> 00:22:53,334 もがき続けてばかり 346 00:22:53,868 --> 00:23:01,467 安息の地に辿り着く日を夢見て 347 00:23:01,534 --> 00:23:05,367 今 大きく踏み出した 348 00:23:05,567 --> 00:23:13,100 陽炎の様な現実から目をそらさない 349 00:23:13,267 --> 00:23:20,934 光さえ何処にも探せなくとも 350 00:23:26,033 --> 00:23:28,133 とっくに気付いていたくせに 351 00:23:28,567 --> 00:23:31,234 かんちがいの余地などないほど単純で 352 00:23:31,667 --> 00:23:35,033 だけど それを叶えてやれるのはお前だけ 353 00:23:35,801 --> 00:23:38,501 彼女の 「ありふれた望み」