1 00:00:14,868 --> 00:00:20,501 逆らえない運命をこの手で切り裂いてく 2 00:00:20,901 --> 00:00:26,334 ごまかせない現実をこの胸に受け止めて 3 00:00:26,601 --> 00:00:37,200 嘆き苦しみの果てに 轟く魂の行方は 光差す方へ 4 00:00:37,334 --> 00:00:49,300 叫んで 叶えて 揺るぎない執着の彼方へ 5 00:00:49,868 --> 00:00:55,400 あたしごと 心ごと一瞬でもいいから 6 00:00:55,534 --> 00:01:00,501 喜びとゆう温もりを掴みとる為 7 00:01:00,601 --> 00:01:12,634 壊して 試して 精一杯生きて行くだけなんだ 8 00:01:12,901 --> 00:01:18,667 淋しさならどっかに置き忘れてきたままで 9 00:01:18,767 --> 00:01:27,868 優しさなら 同情なら今はいらない 照らして 10 00:01:32,267 --> 00:01:35,167 私 景世(けいせい)が好き 11 00:01:36,534 --> 00:01:37,200 どうしたの? 12 00:01:37,934 --> 00:01:38,667 なんでもない 13 00:01:40,801 --> 00:01:43,868 春日さん? ちょっ! うあっ! 14 00:01:45,200 --> 00:01:46,167 春日さん… 15 00:01:46,501 --> 00:01:50,834 ねぇ 旺里(オーリ)くん 私を殺して 16 00:01:54,934 --> 00:01:55,434 くっ! 17 00:01:55,501 --> 00:01:57,033 あっ! 18 00:01:57,901 --> 00:01:59,667 ん… 旺里くん… 19 00:02:00,267 --> 00:02:02,334 ん 何考えてるんだよ 春日さん! 20 00:02:02,901 --> 00:02:06,000 お願い 私 幸せになりたいの 21 00:02:06,467 --> 00:02:08,400 言ってる事がめちゃくちゃだって! 22 00:02:10,033 --> 00:02:12,234 私… 幸せに… 23 00:02:13,501 --> 00:02:14,000 あっ… 24 00:02:20,701 --> 00:02:22,267 あ… ええっ 25 00:02:22,934 --> 00:02:24,234 見間違いじゃない 26 00:02:24,367 --> 00:02:24,901 はっ… 27 00:02:26,234 --> 00:02:27,701 お前… また… 28 00:02:28,133 --> 00:02:28,801 旺里くん… 29 00:02:28,868 --> 00:02:29,367 うっ! 30 00:02:30,234 --> 00:02:34,801 んっ ん… ん ん… んん… 31 00:02:38,934 --> 00:02:41,033 遊んでないで よく見てみろ 32 00:02:48,033 --> 00:02:49,601 うふっ 33 00:02:51,234 --> 00:02:51,767 あっ! 34 00:02:55,868 --> 00:02:56,567 風船? 35 00:02:57,701 --> 00:02:59,601 見えるの? 旺里くん 36 00:03:01,701 --> 00:03:06,934 これは 風船じゃないの 私の幸せ 37 00:03:07,300 --> 00:03:07,801 え? 38 00:03:08,734 --> 00:03:11,667 私が幸せになればどんどん膨らんで 39 00:03:12,534 --> 00:03:15,434 そして私に最高の死をもたらすの 40 00:03:15,834 --> 00:03:17,667 幸せな 死? 41 00:03:18,667 --> 00:03:23,968 そうよ だから もっと私に幸せを感じさせて… 42 00:03:24,334 --> 00:03:25,334 春日さん… 43 00:03:27,934 --> 00:03:28,434 あっ! 44 00:03:33,167 --> 00:03:33,667 あっ… 45 00:03:34,300 --> 00:03:34,801 んっ 46 00:03:37,834 --> 00:03:38,334 きゃっ! 47 00:03:38,701 --> 00:03:40,167 ああっ いきなり何を! 48 00:03:40,868 --> 00:03:45,968 どーなってんのかわかんないけど とりあえず目を覚ましなさいよ 望(のぞみ)! 49 00:03:46,801 --> 00:03:49,167 う… 邪魔しないで… 50 00:03:49,701 --> 00:03:55,067 あんた本当にどうなっちゃったの? あんたのせいで 学校が変なんだから 51 00:03:55,367 --> 00:03:55,868 え? 52 00:03:59,567 --> 00:04:00,400 私は… 53 00:04:03,300 --> 00:04:05,167 幸せになりたいだけだから 54 00:04:06,067 --> 00:04:07,501 春日さ… あっ! 55 00:04:14,234 --> 00:04:16,367 ん… 大丈夫か? 56 00:04:17,000 --> 00:04:21,601 あんたが消えてから あの子はずっと あんたの事ばっかり気にしてた 57 00:04:21,868 --> 00:04:25,767 まだそんな事言ってんのかよ オレと春日さんは別に… 58 00:04:26,033 --> 00:04:31,167 あんたには分からないかもしれないけどね 好きになるのに理由なんてないの! 59 00:04:32,300 --> 00:04:36,367 たとえ相手が自分の事 なんとも思ってなかったって… 60 00:04:39,534 --> 00:04:42,701 そのつらい気持ちは 自分じゃ… 61 00:04:43,367 --> 00:04:45,100 自分じゃどうにもならない… 62 00:04:45,767 --> 00:04:46,367 あ… 63 00:04:47,000 --> 00:04:49,167 オレにだって 分かるよ… 64 00:05:00,667 --> 00:05:05,133 旺里… あんたもう いきなり消えるんじゃないよ… 65 00:05:11,200 --> 00:05:11,701 どう? 66 00:05:12,634 --> 00:05:15,334 だめです 旺里くん 出ません 67 00:05:16,200 --> 00:05:19,033 依海(いかい)高校に向かった 監査官達の方は? 68 00:05:19,567 --> 00:05:23,467 そちらも連絡が途切れたままで… どうしましょう 69 00:05:23,968 --> 00:05:26,968 責任者の白江さんはまだ治療中ですし… 70 00:05:31,100 --> 00:05:32,667 もしもし 眞姫那(マキナ)ちゃん? 71 00:05:35,868 --> 00:05:39,033 ええ あの時 もう一人七星が… 72 00:05:44,901 --> 00:05:47,567 風船のバケモノ… 確か頭屋(トーヤ) 73 00:05:48,300 --> 00:05:50,434 もし奴なら 私が倒します 74 00:05:51,133 --> 00:05:54,601 とにかく依海高校についたら 状況を伝えてくれ 75 00:05:55,167 --> 00:05:56,901 ボクと異月(いつき)もこれから向かう 76 00:05:57,601 --> 00:06:00,534 いいえ こちらが囮である可能性もあります 77 00:06:01,267 --> 00:06:03,801 守護は本山の警戒にあたって下さい 78 00:06:04,200 --> 00:06:05,234 でも一人では… 79 00:06:09,434 --> 00:06:14,567 はぁ〜 七星だからって マキナンまた熱くなってる… 80 00:06:15,133 --> 00:06:19,534 旺里くんがいれば 以前みたいな事には ならないと思うけど… 81 00:06:20,334 --> 00:06:22,234 やっぱり 私行きます! 82 00:06:22,667 --> 00:06:23,234 待って 83 00:06:23,501 --> 00:06:24,000 ん… 84 00:06:24,534 --> 00:06:26,267 星村眞姫那(マキナ)の言う通りです 85 00:06:27,167 --> 00:06:31,868 二人を失った七星が本格的に攻撃を 仕掛けてくる可能性があります 86 00:06:32,767 --> 00:06:36,801 送儀守護 あなた方は本山を 動かぬようにして下さい 87 00:06:37,334 --> 00:06:37,868 はい… 88 00:06:38,100 --> 00:06:38,601 あ… 89 00:06:39,567 --> 00:06:41,868 でもそれじゃあ 眞姫那ちゃんと旺里くんが… 90 00:06:42,300 --> 00:06:44,701 七星頭屋の能力は不明です 91 00:06:45,300 --> 00:06:49,033 未知の相手にこれ以上 戦力をさく事はできません 92 00:06:52,934 --> 00:06:56,367 師兄 旺里くんを守ってあげて下さい 93 00:07:03,234 --> 00:07:03,734 ん? 94 00:07:06,868 --> 00:07:07,400 うっ! 95 00:07:07,901 --> 00:07:10,400 う… ん… ん? 96 00:07:15,901 --> 00:07:17,834 ん… ん… 97 00:07:19,400 --> 00:07:21,467 あ… 98 00:07:21,734 --> 00:07:23,033 何をしている 99 00:07:23,267 --> 00:07:23,767 うっ… 100 00:07:24,334 --> 00:07:25,167 狭間さん… 101 00:07:25,968 --> 00:07:27,968 あまり北斗に近づくな 102 00:07:28,701 --> 00:07:31,334 興味をもたれたら… 死ぬぞ 103 00:07:32,167 --> 00:07:33,133 わかっています 104 00:07:33,934 --> 00:07:39,667 北斗さんにとって他者を理解するとは それを破壊する事に他ならない… 105 00:07:40,467 --> 00:07:44,067 それが自分がされた唯一の事だからな… 106 00:07:45,734 --> 00:07:48,567 屍法姫経典は面白かったか? 107 00:07:49,634 --> 00:07:52,067 屍姫を作る為の経典を 108 00:07:52,767 --> 00:07:57,701 あなた方は最初から奪う為に 星村家を襲撃したのですか? 109 00:07:58,033 --> 00:07:59,234 成り行きだな… 110 00:08:00,033 --> 00:08:04,334 屍姫を理解するのに その文書が必要だった 111 00:08:05,467 --> 00:08:07,334 だがもう一つの目的は… 112 00:08:08,067 --> 00:08:11,234 星村眞姫那という 屍を作り上げること 113 00:08:11,767 --> 00:08:15,167 必要だったんだよ… 北斗の敵が… 114 00:08:16,200 --> 00:08:19,300 北斗が光言宗を敵と見なす材料がな 115 00:08:19,501 --> 00:08:25,234 痛い… 痛い 痛い… 痛い 痛い! 116 00:08:25,501 --> 00:08:28,767 北斗には未練はない 性(さが)もない 117 00:08:29,400 --> 00:08:32,167 ただそこに存在するだけの屍だ… 118 00:08:32,701 --> 00:08:35,667 だからこそ屍の象徴となり得る 119 00:08:36,100 --> 00:08:40,133 その象徴によって光言宗を 破滅させるワケですね 120 00:08:40,634 --> 00:08:41,434 不満かね? 121 00:08:42,667 --> 00:08:46,901 やれやれ 坊やが飛び出していって しまいましたよ 122 00:08:47,567 --> 00:08:50,467 歪質(ヒズチ)か? しょうがない奴だ 123 00:08:51,033 --> 00:08:54,834 どうしても頭屋のやり方が 気に入らないようで… 124 00:08:55,200 --> 00:08:59,567 ほおっておけ 性に従うのが七星だ 125 00:09:00,167 --> 00:09:02,434 そんな悠長に構えていていいんですか? 126 00:09:02,734 --> 00:09:06,200 貴様はさっさと その書の解読をすすめればいい 127 00:09:09,901 --> 00:09:14,467 あ… あああ… ああ… 128 00:09:18,133 --> 00:09:18,634 きゃー! 129 00:09:18,701 --> 00:09:19,200 んっ! 130 00:09:27,467 --> 00:09:30,167 彼女は確か… 春日望… 131 00:09:30,868 --> 00:09:31,868 眞姫那さん… 132 00:09:34,033 --> 00:09:38,601 学校には入らない方がいい 今ここは 何かが起きている… 133 00:09:39,834 --> 00:09:43,767 何もないわ みんな幸せになっているだけ… 134 00:09:44,467 --> 00:09:46,267 あなた 何か知ってるの? 135 00:09:46,934 --> 00:09:49,634 私 あなたに憧れてたの… 136 00:09:50,300 --> 00:09:51,968 私にそんな価値はないわ 137 00:09:52,467 --> 00:09:54,234 どうしてかなって思ってた… 138 00:09:55,067 --> 00:09:57,033 あなたが美しいと思った… 139 00:09:57,868 --> 00:10:02,167 私 わかったの… 死んでいるから 140 00:10:03,000 --> 00:10:06,200 あなたはもう永遠だから美しい… 141 00:10:07,400 --> 00:10:10,434 だから… 旺里くんはあなたの事を… 142 00:10:10,834 --> 00:10:14,000 旺里? あなた 旺里の事を… 143 00:10:14,334 --> 00:10:15,467 でも大丈夫… 144 00:10:17,667 --> 00:10:20,434 私ももうすぐ… 永遠になれるの… 145 00:10:22,667 --> 00:10:23,167 見て 146 00:10:27,367 --> 00:10:29,868 うっ ぐっ! う… 147 00:10:33,801 --> 00:10:36,167 う うう… あ… 148 00:10:37,100 --> 00:10:40,534 うふふ… どう 幸せでしょう 149 00:10:41,534 --> 00:10:46,567 その風船はあなたの幸せを飲み込んで どんどん膨れ上がるの… 150 00:10:50,400 --> 00:10:51,701 んっ んっ あ… 151 00:10:52,200 --> 00:10:55,100 眞姫那! 大丈夫か? 152 00:10:55,734 --> 00:10:57,467 あ あの子を… 153 00:10:57,701 --> 00:10:58,234 あ… 154 00:10:59,434 --> 00:11:01,200 早く つかまえて… 155 00:11:02,467 --> 00:11:06,567 あの子はまだ屍じゃない… 七星に利用されてるだけ… 156 00:11:07,567 --> 00:11:08,501 でも 君は… 157 00:11:08,567 --> 00:11:09,968 行け 早く! 158 00:11:13,968 --> 00:11:16,334 あの子は旺里を待ってる… 159 00:11:17,267 --> 00:11:19,834 は… ん… 160 00:11:22,334 --> 00:11:25,300 うっ… うう… うっ… 161 00:11:27,167 --> 00:11:27,767 んっ! 162 00:11:28,501 --> 00:11:33,133 どーしてそんなに嫌がるの? 幸せになれるのに… 163 00:11:33,601 --> 00:11:35,033 うう… 164 00:11:37,067 --> 00:11:41,901 うっ う… んっ うう… う… 165 00:11:42,868 --> 00:11:43,367 くっ! 166 00:11:48,968 --> 00:11:50,400 うっ… あっ! 167 00:11:53,334 --> 00:11:53,868 あっ! 168 00:12:06,734 --> 00:12:10,267 んっ う うっ 169 00:12:10,734 --> 00:12:11,501 ふふ… 170 00:12:12,200 --> 00:12:13,000 はは… 171 00:12:14,267 --> 00:12:17,968 ははは… ははっ… 172 00:12:21,834 --> 00:12:25,067 人の幸福感を喰う… そういう事か! 173 00:12:26,200 --> 00:12:28,801 ふふふ やめた方がいい 174 00:12:35,367 --> 00:12:35,901 なに! 175 00:12:39,601 --> 00:12:40,434 あ… 176 00:12:40,968 --> 00:12:43,634 グググ… 177 00:12:43,868 --> 00:12:44,367 ああっ! 178 00:12:44,767 --> 00:12:47,267 ぐああっ! んっ! 179 00:12:51,133 --> 00:12:55,267 あはははは… お見事 お見事 180 00:12:55,601 --> 00:12:58,100 みんな幸せに死んで行ったね 181 00:12:58,434 --> 00:12:59,334 貴様! 182 00:12:59,634 --> 00:13:03,567 気にしなくていい どうせ時間の問題だったんだ 183 00:13:04,167 --> 00:13:10,000 みんな自分の幸福という怪物が 膨らんだら それに喰われるんだから… 184 00:13:10,300 --> 00:13:12,901 それが… 幸せだって? 185 00:13:13,734 --> 00:13:14,634 そうだよ 186 00:13:15,033 --> 00:13:19,767 私はその幸せが最高の時に 死なせてあげているだけ 187 00:13:20,167 --> 00:13:24,067 死んで… 何がしあ… わせ… 188 00:13:26,033 --> 00:13:29,534 どう 君も幸せになって来ただろう? 189 00:13:45,567 --> 00:13:50,567 そのままもっともっと幸せになって 膨らませればいい… 190 00:13:51,400 --> 00:13:54,334 幸福という 怪物を… 191 00:13:55,601 --> 00:13:56,267 あっ… 192 00:14:01,934 --> 00:14:04,167 春日さん… ん… 193 00:14:19,234 --> 00:14:22,400 うふふふっ ふふふっ… 194 00:14:22,467 --> 00:14:27,801 春日さん目を覚ますんだ! 君は屍に利用されている! 195 00:14:28,567 --> 00:14:30,234 私 幸せよ! 196 00:14:32,434 --> 00:14:36,133 旺里くん 私 屍姫になりたいの… 197 00:14:36,534 --> 00:14:37,033 え? 198 00:14:37,767 --> 00:14:40,901 眞姫那さんのように 死んで屍姫に… 199 00:14:42,100 --> 00:14:45,234 そうすれば私… 旺里くんと… 200 00:14:46,434 --> 00:14:48,434 やめろよ そういう事言うの! 201 00:14:50,868 --> 00:14:51,934 旺里くんと… 202 00:14:54,167 --> 00:14:55,767 しっかりしろー! 203 00:15:02,968 --> 00:15:03,467 あっ… 204 00:15:05,267 --> 00:15:08,567 うし! すみ! 君がやったのか? 205 00:15:09,334 --> 00:15:13,033 みんな幸せになりたいの… 私と同じ 206 00:15:13,300 --> 00:15:17,400 幸せって… 君が言ってるのは死ぬってことだろ! 207 00:15:18,234 --> 00:15:18,734 ああっ! 208 00:15:23,868 --> 00:15:25,133 うああああっ! 209 00:15:25,200 --> 00:15:26,033 やめて! 210 00:15:28,567 --> 00:15:29,367 春日さん… 211 00:15:30,100 --> 00:15:33,801 風船が割れたら 私 死んじゃう… 212 00:15:34,701 --> 00:15:36,434 春日さん しっかりしてよ! 213 00:15:37,234 --> 00:15:41,701 あれ そうだよね… 私 何言ってるんだろう… 214 00:15:42,767 --> 00:15:47,934 でも今 旺里くんと一緒にいれて とっても幸せ… 215 00:15:49,267 --> 00:15:49,901 だから… 216 00:15:50,267 --> 00:15:50,767 あ… 217 00:15:50,968 --> 00:15:53,467 だから ずっとこうしていたい… 218 00:15:54,701 --> 00:15:55,868 死にたくない… 219 00:15:56,467 --> 00:16:00,167 私… まだ死にたくない… 220 00:16:02,100 --> 00:16:07,033 おやおや どうしたんだい こんなに楽しいのに 221 00:16:08,200 --> 00:16:09,133 待ちなさい! 222 00:16:11,734 --> 00:16:13,334 行か… せない… 223 00:16:19,400 --> 00:16:23,334 あーあ もっと大きくなるはずだったのに… 224 00:16:23,934 --> 00:16:28,667 しょうがない… 自分の幸せに食べられてしまえばいい 225 00:16:33,334 --> 00:16:33,834 あっ… 226 00:16:37,300 --> 00:16:42,400 そうだね 子供の頃は何も考えないで 遊んでいられた… 227 00:16:43,133 --> 00:16:45,834 それが君の幸せの形なんだ… 228 00:16:46,667 --> 00:16:49,100 戻りたいだろ あの頃に… 229 00:16:52,868 --> 00:16:54,000 教えてあげるわ 230 00:16:55,234 --> 00:16:57,901 私に 幸せがあるとしたら… 231 00:17:00,734 --> 00:17:03,534 七星! お前達が滅ぶ時だけよ! 232 00:17:03,734 --> 00:17:06,167 グオオオ! 233 00:17:06,234 --> 00:17:09,901 オオオ! 234 00:17:15,067 --> 00:17:17,334 お前の性も 私が滅ぼす! 235 00:17:29,501 --> 00:17:30,901 え… あっ… 236 00:17:36,000 --> 00:17:36,634 ん… 237 00:17:40,467 --> 00:17:41,334 お前… 238 00:17:42,367 --> 00:17:46,534 教えて… 幸せと死は違うの? 239 00:17:49,300 --> 00:17:51,334 何を 言っている… 240 00:17:52,334 --> 00:17:55,033 そいつの家は ろくでもない貧乏で 241 00:17:55,734 --> 00:17:58,634 まともな飯も 食ったことがなかったそうだ 242 00:17:59,367 --> 00:18:04,801 そんなある日 突然家族そろって 遊園地に出かける事になった… 243 00:18:05,033 --> 00:18:10,834 パパー ママー あはははっ うふふ あはははっ ふふふふ… 244 00:18:11,133 --> 00:18:15,501 わー! 早く早く〜! こっちー! ふふっ 245 00:18:16,801 --> 00:18:21,934 楽しかった おいしいもの食べて なんでも買ってもらえて 246 00:18:22,567 --> 00:18:25,801 一日中パパやママと遊んだのも初めて… 247 00:18:26,701 --> 00:18:32,033 ああ 幸せ 幸せってこういうことなんだって思った 248 00:18:34,734 --> 00:18:39,100 すごく楽しかった ずっとずっと楽しいまま… 249 00:18:41,100 --> 00:18:43,400 これが 幸せ… 250 00:18:45,133 --> 00:18:49,567 そいつは幸せの絶頂で 家族心中の犠牲になり… 251 00:18:50,067 --> 00:18:52,100 死んだ事にも気付いちゃいねー… 252 00:18:53,634 --> 00:18:58,701 だから そいつにとって幸せってのは 死と同じものになったんだ 253 00:18:58,934 --> 00:19:02,067 そんな… 死は幸せではない! 254 00:19:02,334 --> 00:19:03,567 嘘をつけ! 255 00:19:03,868 --> 00:19:08,334 お前も死んで屍姫になったから オレ達と闘う事ができる 256 00:19:08,701 --> 00:19:10,801 それは幸せじゃねーのかよ! 257 00:19:11,200 --> 00:19:11,901 違う! 258 00:19:20,267 --> 00:19:20,767 うっ! 259 00:19:22,400 --> 00:19:25,467 お前も心の中で わかってるはずだ 260 00:19:25,767 --> 00:19:29,868 人は死ぬ事で やっと幸せになるんだってな 261 00:19:31,467 --> 00:19:33,567 頭屋 こいつを連れてけ 262 00:19:34,100 --> 00:19:35,734 狭間が欲しがってたろ… 263 00:19:37,000 --> 00:19:39,801 オレはちょっと後始末してくる 264 00:19:39,968 --> 00:19:42,367 う う… うう… 265 00:19:42,868 --> 00:19:48,234 屍姫っていうのになれば 旺里くんと一緒にいられるって思ったから… 266 00:19:48,400 --> 00:19:52,701 う… 私が死ねば 私も見てもらえるって… 267 00:19:53,801 --> 00:19:58,901 でも やっぱり生きて 旺里くんと一緒にいたい… うっ… 268 00:19:59,300 --> 00:20:01,634 当たり前だよね… ばか… 269 00:20:03,133 --> 00:20:04,801 グワッ! 270 00:20:04,868 --> 00:20:08,834 あ… これが 私の幸せ… 271 00:20:09,234 --> 00:20:10,968 グオオオオ… 272 00:20:11,033 --> 00:20:13,434 あっ… 春日さん逃げるんだ! 273 00:20:16,200 --> 00:20:17,634 グアアアア! 274 00:20:17,701 --> 00:20:20,267 アニキ もう一度オレに力を貸してくれ… 275 00:20:23,033 --> 00:20:24,334 座壇術法! 276 00:20:25,267 --> 00:20:28,033 グオオオーッ! 277 00:20:28,467 --> 00:20:28,968 ぐあっ! 278 00:20:31,701 --> 00:20:33,434 座壇術法だと? 279 00:20:33,501 --> 00:20:34,000 あっ… 280 00:20:34,534 --> 00:20:38,501 お前に神や星の加護で 奇跡が起こせる訳ないだろ 281 00:20:38,968 --> 00:20:39,567 えっ? 282 00:20:40,667 --> 00:20:44,567 無理なんだよ 屍の子であるお前には 283 00:20:45,200 --> 00:20:45,701 あ… 284 00:20:46,934 --> 00:20:49,100 グオオオオ… 285 00:20:49,167 --> 00:20:53,701 うるせえな 旺里はオレの獲物だ 雑魚は黙ってろ! 286 00:20:53,767 --> 00:20:56,534 グアアアアーッ! 287 00:21:00,334 --> 00:21:01,234 きゃー! 288 00:21:01,634 --> 00:21:02,133 あっ… 289 00:21:02,501 --> 00:21:03,367 春日さん! 290 00:21:04,868 --> 00:21:06,501 どうしたの 春日さん! 291 00:21:06,834 --> 00:21:10,267 風船の中身は その子の幸福感… 292 00:21:10,868 --> 00:21:12,834 その子の分身だったんだよ… 293 00:21:13,367 --> 00:21:15,934 それが消えればその子も… 294 00:21:16,501 --> 00:21:18,434 春日さん! 春日さん! 295 00:21:19,334 --> 00:21:20,968 旺里… くん… 296 00:21:22,033 --> 00:21:26,067 私を… 屍姫に… 297 00:21:28,200 --> 00:21:30,100 して… ね… 298 00:21:33,400 --> 00:21:37,300 あ… ああ… あああ… 299 00:21:37,868 --> 00:21:41,300 あ… ああ… 300 00:21:41,434 --> 00:21:45,367 ああ… うわー! 301 00:21:45,601 --> 00:21:47,367 ああああー! 302 00:21:55,334 --> 00:22:02,901 安息の地に辿り着く日を夢見て 303 00:22:02,968 --> 00:22:06,901 今 大きく踏み出した 304 00:22:07,033 --> 00:22:14,534 陽炎の様な現実から目をそらさない 305 00:22:14,767 --> 00:22:22,434 光さえ何処にも探せなくとも 306 00:22:25,300 --> 00:22:30,701 私の行く末に未来はあるの? 307 00:22:31,133 --> 00:22:36,467 鉛色の空に問いかけてみた 308 00:22:37,067 --> 00:22:42,601 戦う事でしか前に進めない 309 00:22:42,934 --> 00:22:48,601 不器用な生き方 それしか出来なくて 310 00:22:48,734 --> 00:22:53,334 もがき続けてばかり 311 00:22:53,868 --> 00:23:01,467 安息の地に辿り着く日を夢見て 312 00:23:01,534 --> 00:23:05,367 今 大きく踏み出した 313 00:23:05,567 --> 00:23:13,100 陽炎の様な現実から目をそらさない 314 00:23:13,267 --> 00:23:20,934 光さえ何処にも探せなくとも 315 00:23:25,601 --> 00:23:30,667 思い出してしまったんだね 打ち捨てられた兄弟達の屍 316 00:23:31,234 --> 00:23:33,367 「我が母は穢れたまいし」 317 00:23:34,033 --> 00:23:38,567 叫び声にこもるのは 絶望か それとも歓喜か