1 00:00:14,868 --> 00:00:20,501 逆らえない運命をこの手で切り裂いてく 2 00:00:20,901 --> 00:00:26,334 ごまかせない現実をこの胸に受け止めて 3 00:00:26,601 --> 00:00:37,200 嘆き苦しみの果てに 蠢く魂の行方は 光差す方へ 4 00:00:37,334 --> 00:00:49,300 叫んで 叶えて 揺るぎない執着の彼方へ 5 00:00:49,868 --> 00:00:55,400 あたしごと 心ごと一瞬でもいいから 6 00:00:55,534 --> 00:01:00,501 喜びとゆう温もりを掴みとる為 7 00:01:00,601 --> 00:01:12,634 壊して 試して 精一杯生きて行くだけなんだ 8 00:01:12,901 --> 00:01:18,667 淋しさならどっかに 置き忘れてきたままで 9 00:01:18,767 --> 00:01:27,868 優しさなら 同情なら今はいらない 照らして 10 00:01:37,801 --> 00:01:38,567 なぜだ… 11 00:01:42,968 --> 00:01:45,968 赤紗め 失敗したのか…? 12 00:01:46,300 --> 00:01:46,901 いいや 13 00:01:46,968 --> 00:01:47,467 ん あっ… 14 00:01:47,934 --> 00:01:52,434 俺達と屍姫の縁は 確かに一度消滅した 15 00:01:53,200 --> 00:01:54,534 もう私達は 16 00:01:54,934 --> 00:01:58,200 屍姫をつなぎとめておく事は できないのだと… 17 00:01:59,067 --> 00:02:00,234 僕もそう思った 18 00:02:00,667 --> 00:02:03,234 あ〜あ! やってらんない! 19 00:02:03,734 --> 00:02:05,601 そんな風に思われてたなんて 20 00:02:05,901 --> 00:02:10,334 光言宗の開祖が作ったと言われる “最初の屍姫” 21 00:02:10,801 --> 00:02:16,734 その存在が 屍姫と契約僧を結ぶ 触媒になっている… 22 00:02:17,501 --> 00:02:19,167 そう聞いた事がある 23 00:02:19,567 --> 00:02:24,400 私と ウメハーラを結びつけ 力を与えていたのは 24 00:02:24,701 --> 00:02:27,501 確かに その屍姫かもしれません 25 00:02:27,801 --> 00:02:28,300 バット! 26 00:02:28,868 --> 00:02:31,234 私と嵩柾を最初につないだ縁は… 27 00:02:31,934 --> 00:02:33,868 私達の 大切な記憶! 28 00:02:34,434 --> 00:02:36,834 そうか… 私達は 29 00:02:37,167 --> 00:02:41,634 光言宗の法力で お前達を 縛りつけているつもりだった 30 00:02:41,868 --> 00:02:42,801 違います 31 00:02:43,234 --> 00:02:46,133 私達が あなた達を選んだのです 32 00:02:46,968 --> 00:02:49,133 ともに戦うべきパートナーとして 33 00:02:49,801 --> 00:02:51,334 それが縁だというなら… 34 00:02:51,901 --> 00:02:54,100 縁は 私達の意志! 35 00:02:54,434 --> 00:02:59,567 屍姫の秘術を成すのは 屍姫自身という訳か… 36 00:03:00,200 --> 00:03:03,334 私達の意志は 誰にも消されはしない 37 00:03:07,534 --> 00:03:09,200 はっは… 意志…? 38 00:03:09,834 --> 00:03:12,234 それが未練というものですよ 39 00:03:12,901 --> 00:03:15,234 性に劣る愚かな未練… 40 00:03:15,667 --> 00:03:18,400 一時の感情でしかないそんなものに… 41 00:03:20,501 --> 00:03:20,934 うっ… 42 00:03:21,467 --> 00:03:21,734 えいっ! 43 00:03:22,167 --> 00:03:22,667 うっ! 44 00:03:22,734 --> 00:03:23,234 ふっ ぐっ… 45 00:03:24,334 --> 00:03:24,901 でえっ! 46 00:03:25,434 --> 00:03:25,934 ふっ! 47 00:03:26,701 --> 00:03:27,200 があっ! 48 00:03:31,167 --> 00:03:32,000 はあっ… 49 00:03:32,367 --> 00:03:32,868 あっ… 50 00:03:33,467 --> 00:03:34,767 ふっはっは… んん? 51 00:03:42,734 --> 00:03:43,234 うっ… 52 00:03:43,300 --> 00:03:44,033 ああ… 53 00:03:45,701 --> 00:03:47,033 ああ… うう… 54 00:03:48,534 --> 00:03:49,100 はっ… 55 00:03:50,300 --> 00:03:51,100 おのれ… 56 00:03:52,167 --> 00:03:52,701 頭屋! 57 00:03:53,934 --> 00:03:54,834 できないよ… 58 00:03:55,200 --> 00:03:55,801 何! 59 00:03:58,567 --> 00:03:59,434 私は… 60 00:04:00,534 --> 00:04:02,968 私は幸福を分け与えたかった 61 00:04:03,667 --> 00:04:04,167 なっ… 62 00:04:04,767 --> 00:04:07,801 死こそ幸福… 死こそ永遠… 63 00:04:08,934 --> 00:04:12,901 だけど この子達は… とっくに知っていた… 64 00:04:13,501 --> 00:04:15,100 デス イズ ハッピー? 65 00:04:15,667 --> 00:04:16,734 そうなのかな… 66 00:04:17,434 --> 00:04:20,200 私は死んでから 初恋ができたんだし… 67 00:04:20,601 --> 00:04:25,467 死んでからしか 幸福の意味が 分からなかった… とも言えますけど… 68 00:04:26,067 --> 00:04:28,901 私の幸福は… どこ…? 69 00:04:35,934 --> 00:04:36,434 ああ… 70 00:04:38,968 --> 00:04:39,467 あ… 71 00:04:40,334 --> 00:04:40,834 だあっ! 72 00:04:40,934 --> 00:04:41,634 ウゴウ… 73 00:04:41,834 --> 00:04:42,367 ふんっ! 74 00:04:42,634 --> 00:04:43,133 はっ! 75 00:04:43,267 --> 00:04:44,567 頭屋〜! 76 00:04:45,067 --> 00:04:45,901 なぜだ… 77 00:04:46,267 --> 00:04:50,267 北斗様の気配も さっきから途絶えたままだ… 78 00:04:50,734 --> 00:04:53,133 私はあっ… 滅びない… 79 00:04:53,467 --> 00:04:54,934 滅びたくない…! 80 00:04:55,267 --> 00:04:56,734 私の性は… 81 00:04:57,167 --> 00:04:58,968 誰にもお…! 82 00:05:02,701 --> 00:05:05,100 お前達が契約僧を選んだだと? 83 00:05:05,567 --> 00:05:09,067 だから 縁は再び結び直す事ができる 84 00:05:09,801 --> 00:05:13,234 私が… 屍姫が望む限り 85 00:05:14,133 --> 00:05:15,834 これが屍姫の力よ 86 00:05:16,133 --> 00:05:16,868 ふっ… 87 00:05:17,501 --> 00:05:19,167 いくわよ 旺里(オーリ) 88 00:05:19,467 --> 00:05:20,067 ああ! 89 00:05:21,634 --> 00:05:22,133 うっ! 90 00:05:23,934 --> 00:05:24,434 あっ! 91 00:05:24,868 --> 00:05:25,367 うあっ! 92 00:05:25,501 --> 00:05:26,033 くっ… 93 00:05:26,100 --> 00:05:26,634 眞姫那(マキナ)! 94 00:05:27,334 --> 00:05:28,567 私の敵! 95 00:05:28,868 --> 00:05:30,100 赤紗の敵! 96 00:05:30,434 --> 00:05:30,934 あっ… 97 00:05:31,501 --> 00:05:32,000 うっ… 98 00:05:32,834 --> 00:05:33,734 どうした! 眞姫那! 99 00:05:34,200 --> 00:05:34,501 うあっ! 100 00:05:34,734 --> 00:05:35,234 があっ… 101 00:05:38,300 --> 00:05:39,067 旺里… 102 00:05:39,901 --> 00:05:40,434 うっく… 103 00:05:40,901 --> 00:05:41,400 あっ… 104 00:05:41,467 --> 00:05:41,968 う! 105 00:05:42,400 --> 00:05:43,334 眞姫那… 106 00:05:43,734 --> 00:05:44,234 う… 107 00:05:44,300 --> 00:05:45,033 うううっ! 108 00:05:45,100 --> 00:05:45,601 うう… 109 00:05:46,167 --> 00:05:46,834 んはっ… 110 00:05:47,534 --> 00:05:48,767 あなたの呪い 111 00:05:49,467 --> 00:05:52,334 無限とも言える再生能力は素晴らしい 112 00:05:53,167 --> 00:05:55,033 北斗と対等に戦える 113 00:05:55,100 --> 00:05:55,601 ああ… 114 00:05:55,667 --> 00:05:59,634 だがその呪いは 契約僧の 霊気(ルン)を 大量に奪い取る 115 00:06:00,367 --> 00:06:03,701 戦いの連続で衰弱した あなたの契約僧は 116 00:06:04,234 --> 00:06:05,801 今度こそもたない 117 00:06:06,100 --> 00:06:08,000 眞姫那… いいんだ 118 00:06:08,534 --> 00:06:09,501 うううっ… 119 00:06:10,300 --> 00:06:11,267 敵だ… 120 00:06:12,100 --> 00:06:12,601 敵だ! 121 00:06:12,667 --> 00:06:13,167 あっ! 122 00:06:13,934 --> 00:06:17,434 聞いたでしょ? 北斗は死そのものです 123 00:06:17,567 --> 00:06:18,234 死? 124 00:06:18,901 --> 00:06:20,934 北斗には未練も性もない 125 00:06:21,667 --> 00:06:23,834 ただ死んで屍になっただけです 126 00:06:24,434 --> 00:06:27,400 -それは突然訪れる死と同じで -うあ… あっ… はっ… 127 00:06:27,767 --> 00:06:29,901 -人間には抗う術もない -う… 128 00:06:30,801 --> 00:06:32,968 人はいつか 必ず死ぬ… 129 00:06:33,634 --> 00:06:35,601 死に勝てる人間はいない… 130 00:06:35,934 --> 00:06:36,968 そんな… 131 00:06:37,334 --> 00:06:38,234 あっ… 132 00:06:38,767 --> 00:06:40,033 私の敵 133 00:06:40,434 --> 00:06:41,834 赤紗の敵! 134 00:06:44,567 --> 00:06:44,901 くっ… 135 00:06:45,033 --> 00:06:45,667 あはっ… 136 00:06:46,067 --> 00:06:48,100 貞比呂さん! アキラさん! 137 00:06:48,434 --> 00:06:50,300 ふっ ふふ… アキラ 138 00:06:50,934 --> 00:06:53,734 お前が一度なくなった縁を結び直すほど 139 00:06:54,200 --> 00:06:56,701 俺を頼りにしてるとは 思わなかったぜ 140 00:06:57,100 --> 00:06:57,734 はあ… 141 00:06:58,167 --> 00:06:59,634 仕方ないでしょう? 142 00:07:00,167 --> 00:07:02,267 私はまだ殺し足りないの 143 00:07:02,934 --> 00:07:07,000 私を殺したような悪い奴を 1人でも多く殺す 144 00:07:07,767 --> 00:07:09,234 それが私の未練… 145 00:07:09,968 --> 00:07:11,634 だからこそ俺達は… 146 00:07:12,200 --> 00:07:15,968 屍姫が決して天国へ 行けないと知った上で 147 00:07:16,400 --> 00:07:18,200 人をも殺す任務を受けた 148 00:07:19,234 --> 00:07:20,868 どこを狙ってるんですか? 149 00:07:27,801 --> 00:07:28,834 奇想蓮華! 150 00:07:30,634 --> 00:07:31,501 はあっ… 151 00:07:36,534 --> 00:07:38,167 大丈夫か? 北斗… 152 00:07:38,901 --> 00:07:39,467 あ はっ… 153 00:07:40,033 --> 00:07:40,901 う… うう… 154 00:07:49,801 --> 00:07:50,100 うう… 155 00:07:50,167 --> 00:07:51,067 あ… はは… 156 00:07:51,133 --> 00:07:51,801 どうした? 157 00:07:51,868 --> 00:07:52,734 うっ う… は… 158 00:07:52,801 --> 00:07:54,200 何を怯えている? 159 00:07:54,567 --> 00:07:55,801 くっ ううっ… 160 00:07:56,667 --> 00:07:57,367 ううう… 161 00:07:59,767 --> 00:08:02,100 あれは いったいなんですか? 162 00:08:02,534 --> 00:08:06,033 108の屍を倒した屍姫は 163 00:08:06,434 --> 00:08:08,033 天国へは行けない… 164 00:08:08,801 --> 00:08:11,601 破壊の屍になって 永遠に生きる… 165 00:08:12,067 --> 00:08:14,267 じゃあ あの中は全部… 166 00:08:14,667 --> 00:08:16,601 屍となった屍姫? 167 00:08:17,300 --> 00:08:17,834 うむ… 168 00:08:18,234 --> 00:08:19,834 そしてあの中には 169 00:08:20,467 --> 00:08:23,634 赤紗 お前の屍姫もいる 170 00:08:24,033 --> 00:08:25,968 あっ あああ あ… 171 00:08:26,033 --> 00:08:26,901 どうした? 172 00:08:27,434 --> 00:08:28,367 私は… 173 00:08:33,434 --> 00:08:34,100 あっ! 174 00:08:35,234 --> 00:08:35,968 うっ… 175 00:08:36,367 --> 00:08:37,334 うっ はっ… 176 00:08:38,100 --> 00:08:38,868 赤紗…! 177 00:08:40,334 --> 00:08:43,300 感じられない… お前の霊気が… 178 00:08:43,701 --> 00:08:46,067 あ あ ああ… 179 00:08:46,701 --> 00:08:48,133 ああ… 180 00:08:48,968 --> 00:08:51,734 あそこに 赤紗の屍姫が… 181 00:08:52,167 --> 00:08:53,400 今だ! 旺里! 182 00:08:53,968 --> 00:08:54,767 眞姫那! 183 00:08:55,100 --> 00:08:55,601 うん! 184 00:08:56,200 --> 00:08:57,567 座壇術法ーっ! 185 00:08:59,267 --> 00:08:59,767 うわあっ…! 186 00:09:08,667 --> 00:09:09,234 ぐわっ… 187 00:09:11,367 --> 00:09:12,701 う… うくっ… 188 00:09:13,133 --> 00:09:13,834 あ… 189 00:09:15,367 --> 00:09:17,801 赤紗… なぜ… 190 00:09:18,501 --> 00:09:24,067 僕は 二度と屍姫など作るまいと そう固く決めていた… 191 00:09:24,934 --> 00:09:29,033 屍姫は未練によって生きる 所詮は穢れたもの… 192 00:09:30,100 --> 00:09:32,234 だから天国にも行けないのだ 193 00:09:33,100 --> 00:09:36,501 響… 僕の恋人でもあったのに… 194 00:09:36,968 --> 00:09:40,534 僕はそう信じて… 信じようとした… 195 00:09:41,901 --> 00:09:45,367 光言宗への復讐しか 考えられなかった僕を 196 00:09:46,467 --> 00:09:48,067 あなたが救ってくれた… 197 00:09:49,234 --> 00:09:51,534 あなたには性も未練もない 198 00:09:52,667 --> 00:09:57,300 屍は穢れなどではなく ただ生まれるだけなのだ… 199 00:09:58,133 --> 00:10:01,434 僕は 響を穢れとした事を悔いた… 200 00:10:02,267 --> 00:10:06,868 その償いの為に あなたを僕の屍姫にした! 201 00:10:14,968 --> 00:10:16,968 あ… あ あ… 202 00:10:17,534 --> 00:10:18,033 あ…? 203 00:10:24,734 --> 00:10:26,701 あ あ… はあっ… 204 00:10:27,667 --> 00:10:29,801 うっ はあっ… はあっ… 205 00:10:30,033 --> 00:10:32,868 は… はあ… は… 206 00:10:36,968 --> 00:10:38,000 響… 207 00:10:44,067 --> 00:10:45,634 すまない北斗… 208 00:10:46,267 --> 00:10:47,434 やっぱり僕は… 209 00:10:50,667 --> 00:10:51,501 あ はあっ… 210 00:10:52,100 --> 00:10:52,901 う… 211 00:10:54,868 --> 00:10:56,400 うっああああーっ! 212 00:10:56,467 --> 00:10:57,167 ぐわあっ! 213 00:11:03,000 --> 00:11:05,934 あいつ また屍に戻ってる! 214 00:11:06,300 --> 00:11:07,400 早くとどめを! 215 00:11:07,634 --> 00:11:08,133 よし 216 00:11:09,501 --> 00:11:10,067 うわっ! 217 00:11:17,667 --> 00:11:22,067 全ては… 人間を信じた私の失敗だ… 218 00:11:22,934 --> 00:11:25,701 嫌な思いをさせたな 北斗 219 00:11:26,434 --> 00:11:27,434 虫だ… 220 00:11:28,133 --> 00:11:31,234 あの子供は もういないのか? 221 00:11:31,868 --> 00:11:34,868 ああ… 赤紗はもういない… 222 00:11:35,567 --> 00:11:36,934 行こう 北斗 223 00:11:39,501 --> 00:11:40,834 狙えなかった… 224 00:11:41,067 --> 00:11:41,801 くそっ! 225 00:11:42,834 --> 00:11:43,334 んっ… 226 00:11:43,601 --> 00:11:44,334 貞比呂 227 00:11:44,400 --> 00:11:44,901 ん? 228 00:11:47,634 --> 00:11:48,667 行ったか… 229 00:11:49,300 --> 00:11:50,167 あいつらも… 230 00:11:52,467 --> 00:11:54,834 屍は急速に数を減らしています 231 00:11:55,534 --> 00:11:58,367 七星が作りあげた穢れによって 232 00:11:58,901 --> 00:12:02,801 普段よりも高い確率で 屍が発生していました 233 00:12:03,100 --> 00:12:07,868 だが 七星が去った今 屍は力を失い 234 00:12:08,267 --> 00:12:10,834 あるいは自ら滅ぶ… か 235 00:12:11,501 --> 00:12:15,234 それでも屍姫達にとっては かなりの負担となります 236 00:12:16,133 --> 00:12:17,901 恐らくこの戦いのあとで 237 00:12:18,434 --> 00:12:22,133 108以上の屍を倒すものも でることでしょう… 238 00:12:22,400 --> 00:12:24,501 そいつらは天国に行くだけだ 239 00:12:28,868 --> 00:12:29,868 貞比呂! 240 00:12:33,133 --> 00:12:35,901 紫央権大僧正が入定され 241 00:12:36,267 --> 00:12:40,434 後継として 壬生貞比呂殿を ご指名になられました 242 00:12:40,634 --> 00:12:41,501 おおっ…! 243 00:12:41,634 --> 00:12:42,467 ううっ… 244 00:12:42,934 --> 00:12:46,601 今まで通り 大僧正を補佐し 245 00:12:47,100 --> 00:12:51,033 108の屍を滅ぼした屍姫を見届ける役は 246 00:12:51,534 --> 00:12:52,934 俺が引き受けます 247 00:12:53,834 --> 00:12:55,801 無事に天国へ行けるように 248 00:12:56,234 --> 00:12:58,467 貞比呂! 何があった 249 00:12:58,934 --> 00:13:00,667 赤紗は? それに… 250 00:13:00,801 --> 00:13:02,601 何も知る必要はない 251 00:13:02,968 --> 00:13:04,100 あなた達は… 252 00:13:04,367 --> 00:13:05,267 そうはいかん! 253 00:13:06,200 --> 00:13:07,534 赤紗は死んだ… 254 00:13:08,067 --> 00:13:11,534 だが屍姫達は 今もここにいる 255 00:13:11,934 --> 00:13:12,834 それだけだっ…! 256 00:13:20,100 --> 00:13:20,834 うひひひ… 257 00:13:21,601 --> 00:13:22,100 ん? 258 00:13:25,067 --> 00:13:26,033 眞姫那んは? 259 00:13:26,367 --> 00:13:29,267 行方不明… という事になるみたい 260 00:13:29,634 --> 00:13:30,701 みたいって… 261 00:13:31,200 --> 00:13:33,033 死んだ という事ですかあ? 262 00:13:33,734 --> 00:13:35,467 眞姫那が死ぬもんですか! 263 00:13:35,901 --> 00:13:36,734 旺里君は? 264 00:13:37,267 --> 00:13:38,167 同じく… 265 00:13:38,934 --> 00:13:40,033 なら大丈夫ね 266 00:13:41,300 --> 00:13:45,501 旺里君が一緒なら どこにいても 眞姫那ちゃんは大丈夫! 267 00:13:47,300 --> 00:13:48,033 そうでしょ? 268 00:13:48,601 --> 00:13:49,100 ふ… 269 00:13:50,767 --> 00:13:51,601 うふっ… 270 00:13:51,801 --> 00:13:52,501 ふ… 271 00:13:58,267 --> 00:14:00,334 私をどこに連れて行くつもり? 272 00:14:01,701 --> 00:14:03,968 もう 戦わなくていい 273 00:14:04,200 --> 00:14:04,701 えっ…? 274 00:14:05,567 --> 00:14:09,334 108の屍を倒しても 天国へ行けないなら 275 00:14:09,934 --> 00:14:11,467 もう戦う必要はない 276 00:14:12,133 --> 00:14:13,067 そうだろう? 277 00:14:13,467 --> 00:14:17,567 戦えばそれだけ 破壊の屍になる日が近づくだけだ 278 00:14:20,534 --> 00:14:22,868 そうか そうだね… 279 00:14:23,667 --> 00:14:27,267 でも 私にはどこにも行く所がない… 280 00:14:27,667 --> 00:14:29,567 あるさ おいで 281 00:14:35,400 --> 00:14:36,234 眞姫那… 282 00:14:40,734 --> 00:14:42,901 ちょっ… 何をするのよ! 283 00:14:43,400 --> 00:14:45,634 違うよ! 手を引くだけ 284 00:14:46,334 --> 00:14:48,334 こっちだよって… ほら 285 00:14:49,434 --> 00:14:50,934 1人で歩けるわよ 286 00:14:52,801 --> 00:14:53,300 ふ… 287 00:14:59,200 --> 00:14:59,901 あ… 288 00:15:02,434 --> 00:15:04,601 ここが… 私の居場所? 289 00:15:05,100 --> 00:15:08,868 うん もうすぐ 理子や子供達も 帰ってくるだろうしさ 290 00:15:09,701 --> 00:15:12,701 こんなとこ… すぐにばれるわよ… 291 00:15:12,968 --> 00:15:16,767 分かってる 光言宗には 俺がちゃんと話すよ 292 00:15:17,501 --> 00:15:21,601 だから 君はこれから 子供達の相手でもしながら 293 00:15:22,267 --> 00:15:25,701 普通に… 生きれば いいんじゃないのかな? 294 00:15:26,167 --> 00:15:29,801 戦ったりせず… ただの女の子みたいに… 295 00:15:30,300 --> 00:15:30,801 あ… 296 00:15:37,400 --> 00:15:38,133 眞姫那? 297 00:15:39,434 --> 00:15:42,968 私 この門から一度も入った事がないの 298 00:15:43,334 --> 00:15:45,300 えっ? だってアニキと… 299 00:15:45,801 --> 00:15:47,767 景世にも不思議がられてた 300 00:15:48,300 --> 00:15:49,834 でも どうしてかな… 301 00:15:50,701 --> 00:15:53,167 子供達の楽しそうな声を聞くと 302 00:15:53,434 --> 00:15:57,868 私が… 穢れた私が 入ってはいけない場所なんだと 303 00:15:58,634 --> 00:15:59,567 思ってた… 304 00:16:09,267 --> 00:16:09,767 あ… 305 00:16:10,467 --> 00:16:11,000 あ… 306 00:16:12,801 --> 00:16:14,801 入っ… ちゃった… 307 00:16:15,534 --> 00:16:16,067 うん 308 00:16:21,467 --> 00:16:22,801 ああー いたいた! 309 00:16:22,868 --> 00:16:23,367 あ? 310 00:16:23,634 --> 00:16:26,234 おおい! 今までどこ行ってたんだよ! 311 00:16:27,100 --> 00:16:29,767 あれ? なんかお邪魔だったかしら? 312 00:16:29,934 --> 00:16:30,801 ははは… 313 00:16:31,100 --> 00:16:32,234 なんの話? 314 00:16:32,434 --> 00:16:34,601 いや なんでみんなここに? 315 00:16:34,968 --> 00:16:36,200 捜してたんだよー 316 00:16:36,834 --> 00:16:41,000 この間の学校の騒ぎのあと またいなくなっちゃっただろー? 317 00:16:41,367 --> 00:16:45,968 そしたら 街に飛行機が落ちるわ 化け物が現れるわで 318 00:16:46,367 --> 00:16:47,834 いったいどうなってんだよ? 319 00:16:48,300 --> 00:16:49,767 ああ そうか 320 00:16:50,100 --> 00:16:51,701 みんな 大変だったね… 321 00:16:52,033 --> 00:16:54,868 旺里… それに 星村さんだっけ? 322 00:16:55,367 --> 00:17:00,100 もしかしたら あの化け物と あんた達 何か関係あるの? 323 00:17:00,300 --> 00:17:00,901 あ… 324 00:17:01,534 --> 00:17:04,200 うん… でも もう終わったんだ… 325 00:17:04,601 --> 00:17:06,234 今度 ちゃんと話すよ 326 00:17:06,601 --> 00:17:09,400 お胸… 春日さんはいないのか? 327 00:17:10,901 --> 00:17:12,801 望だけ見つかってないの… 328 00:17:13,367 --> 00:17:16,868 なんか知ってる? あんた一緒にいたはずでしょ? 329 00:17:18,567 --> 00:17:19,367 うん… 330 00:17:21,234 --> 00:17:21,801 あ… 331 00:17:22,267 --> 00:17:23,400 あっはは… あ… 332 00:17:23,834 --> 00:17:24,701 眞姫那? 333 00:17:28,734 --> 00:17:30,234 どこに行くんだよ 眞姫那! 334 00:17:30,801 --> 00:17:32,367 忘れるところだった… 335 00:17:33,067 --> 00:17:34,334 春日さんのこと? 336 00:17:34,701 --> 00:17:36,834 死んだのは 彼女だけじゃない 337 00:17:37,367 --> 00:17:42,033 でも だからって 君が 責任を感じることはない 338 00:17:43,234 --> 00:17:43,868 違う! 339 00:17:44,167 --> 00:17:44,667 え? 340 00:17:45,334 --> 00:17:48,501 春日望は 死にあこがれていた… 341 00:17:49,334 --> 00:17:52,634 永遠の死 美しいままに生きる… 342 00:17:53,434 --> 00:17:55,267 そんな屍になる事に… 343 00:17:56,234 --> 00:17:59,267 このままじゃ 私がそうなってしまう 344 00:17:59,501 --> 00:18:00,167 あ… 345 00:18:00,868 --> 00:18:03,734 そんなの嫌 私は生きたい 346 00:18:04,000 --> 00:18:04,701 あはっ… 347 00:18:07,801 --> 00:18:11,200 生きていた時 私は分かっていなかった 348 00:18:12,033 --> 00:18:13,334 生きるって事に… 349 00:18:14,100 --> 00:18:15,868 本当に生きるって事に… 350 00:18:16,868 --> 00:18:21,767 屍姫になって 景世とともに 屍と戦うようになって 351 00:18:22,467 --> 00:18:23,767 やっと分かった… 352 00:18:24,334 --> 00:18:25,834 生きるっていう事が… 353 00:18:26,901 --> 00:18:29,767 自分のすべき事の為に 戦う事の意味が 354 00:18:30,534 --> 00:18:32,367 まだ戦うっていうのか? 355 00:18:33,067 --> 00:18:34,067 でも北斗は…! 356 00:18:35,167 --> 00:18:36,801 北斗が死そのもの? 357 00:18:37,133 --> 00:18:40,567 違う 北斗だってただの屍よ 358 00:18:41,267 --> 00:18:43,000 それを忘れているだけ 359 00:18:43,467 --> 00:18:46,167 だから 思い出させてやりたい 360 00:18:46,767 --> 00:18:50,033 生きるって事を 死ぬって事を… 361 00:18:50,901 --> 00:18:53,167 人は誰も死から逃げられない 362 00:18:53,367 --> 00:18:56,200 だけど 死と戦うことはできる 363 00:18:56,734 --> 00:18:58,300 眞姫那 でも! 364 00:18:58,834 --> 00:19:03,734 旺里は 私を春日望が 夢見ていたようなものにしたいの? 365 00:19:04,734 --> 00:19:07,033 ただこの姿で存在するだけ 366 00:19:07,534 --> 00:19:09,167 だけどとっくに死んでいる… 367 00:19:09,501 --> 00:19:12,234 そして 心も死んでいく… 368 00:19:13,167 --> 00:19:14,901 ただそれだけの死体に… 369 00:19:18,834 --> 00:19:21,434 私は戦いたい 死と 370 00:19:22,267 --> 00:19:25,501 それが生きるって事… そうでしょう? 371 00:19:26,434 --> 00:19:27,033 あ… 372 00:19:29,667 --> 00:19:32,133 旺里 一緒に来て 373 00:19:32,400 --> 00:19:32,901 え? 374 00:19:34,267 --> 00:19:37,267 旺里は 私の契約僧なんだから 375 00:19:38,200 --> 00:19:41,033 見ていて欲しいの… 私の戦いを 376 00:19:42,701 --> 00:19:43,334 うん… 377 00:19:44,200 --> 00:19:44,834 ふっ… 378 00:20:01,267 --> 00:20:02,100 分かるの? 379 00:20:02,601 --> 00:20:04,734 感じるの 景世を 380 00:20:04,868 --> 00:20:05,367 え? 381 00:20:05,801 --> 00:20:09,167 あいつ… 赤紗の触媒を 持っているでしょう? 382 00:20:09,467 --> 00:20:15,100 うう… ううっ… は… う… う… う… 383 00:20:15,167 --> 00:20:18,434 あれは 景世の一部から作られたもの 384 00:20:18,901 --> 00:20:19,400 はっ…! 385 00:20:22,267 --> 00:20:25,367 アニキとの縁が まだつながっているんだね 386 00:20:25,400 --> 00:20:26,033 うふふっ… 387 00:20:26,100 --> 00:20:26,601 ごめん 388 00:20:27,133 --> 00:20:30,968 いいんだ 俺はその呪いごと 君と契約したんだから 389 00:20:31,868 --> 00:20:32,501 それに… 390 00:20:32,567 --> 00:20:32,901 ふ… 391 00:20:34,100 --> 00:20:36,367 坊主は死者の為にいるんじゃない 392 00:20:37,067 --> 00:20:40,734 生きている人の悲しみを 和らげる為にいるんだって 393 00:20:41,267 --> 00:20:42,434 アニキが言ってた 394 00:20:43,267 --> 00:20:46,868 なりたてだけど 俺だって 君の力にはなれる 395 00:20:47,367 --> 00:20:49,701 私… 死んでるのよ? 396 00:20:49,968 --> 00:20:50,667 生きてるよ 397 00:20:51,000 --> 00:20:51,501 えっ? 398 00:20:52,167 --> 00:20:53,801 本当に生きようとしている 399 00:20:54,501 --> 00:20:57,167 それって 生きてるって事だろ? 400 00:21:00,801 --> 00:21:01,300 あ… 401 00:21:07,033 --> 00:21:07,534 あっ…! 402 00:21:09,634 --> 00:21:10,234 眞姫那! 403 00:21:11,100 --> 00:21:11,601 がっ…! 404 00:21:11,968 --> 00:21:13,367 ふふふふふ… 405 00:21:13,434 --> 00:21:14,234 敵… 406 00:21:14,400 --> 00:21:15,767 私の敵! 407 00:21:16,067 --> 00:21:17,701 思い出しなさい北斗! 408 00:21:18,234 --> 00:21:18,734 ふ! 409 00:21:21,400 --> 00:21:21,601 う! 410 00:21:21,634 --> 00:21:21,934 う! 411 00:21:22,200 --> 00:21:22,601 う… 412 00:21:23,334 --> 00:21:23,968 うああ…! 413 00:21:24,801 --> 00:21:25,334 うっ! 414 00:21:27,701 --> 00:21:28,200 ぎゃあっ! 415 00:21:31,734 --> 00:21:34,067 やめろ… やめるんだ… 416 00:21:34,667 --> 00:21:36,033 思い出させてやる… 417 00:21:36,534 --> 00:21:39,067 痛みを… 悲しみを怒りを… 418 00:21:39,534 --> 00:21:41,300 お前も人間だという事を! 419 00:21:41,434 --> 00:21:41,934 ぐっ! 420 00:21:45,701 --> 00:21:46,968 私は戦う 421 00:21:47,567 --> 00:21:48,501 生きる為に 422 00:21:48,834 --> 00:21:49,667 ぐうう… 423 00:21:49,968 --> 00:21:51,033 くふっ… 424 00:21:51,434 --> 00:21:55,000 ふ… ふはは… ふふ… ふはは… 425 00:21:55,434 --> 00:21:58,234 私は… 今生きているか… 426 00:21:59,167 --> 00:22:01,234 生きている… 生きている… 427 00:22:02,067 --> 00:22:04,100 お前も… 私も… 428 00:22:04,601 --> 00:22:05,767 生きている! 429 00:22:09,434 --> 00:22:18,334 痛みはやがて経験となってこの身を創り 430 00:22:18,400 --> 00:22:21,100 悲しみ越えるよ 431 00:22:21,200 --> 00:22:28,701 一途な心 迷路に迷い込んだとしても 432 00:22:28,767 --> 00:22:35,567 その先に答えを探せますように 433 00:22:47,501 --> 00:22:55,234 安息の地に辿り着く日を夢見て 434 00:22:55,300 --> 00:22:59,267 今 大きく踏み出した 435 00:22:59,334 --> 00:23:06,934 陽炎の様な現実から目をそらさない 436 00:23:07,033 --> 00:23:13,367 光さえ何処にも探せなくとも 437 00:23:13,534 --> 00:23:22,467 流れて行く時の中で 438 00:23:23,534 --> 00:23:36,734 嗚呼 光さえ何処にも探せなくとも