1 00:00:01,418 --> 00:00:07,424 ♪〜 2 00:01:24,292 --> 00:01:30,298 〜♪ 3 00:01:31,508 --> 00:01:34,219 (鹿堂(ししどう)) 北斗(ほくと) その目の前の棺(ひつぎ)を壊しなさい 4 00:01:34,719 --> 00:01:36,012 (北斗)うおーっ! 5 00:01:37,514 --> 00:01:38,515 (屍のさけび声) 6 00:01:39,057 --> 00:01:39,974 (マキナ)ああ あっ… 7 00:01:41,518 --> 00:01:42,852 (早季(さき))どこにいるの? 8 00:01:44,354 --> 00:01:45,271 (神佳(かみか))これは… 9 00:01:49,150 --> 00:01:50,318 (マキナ)う… 10 00:01:50,985 --> 00:01:56,407 私とオーリを結んでいた 縁が… 消えた… 11 00:01:56,574 --> 00:02:02,580 (読経) 12 00:02:08,837 --> 00:02:14,843 (屍姫(しかばねひめ)Aのうめき声) 13 00:02:17,428 --> 00:02:19,305 (屍姫たちのうめき声) 14 00:02:20,098 --> 00:02:21,558 (真世(しんぜ))七星(しちせい)が来たか 15 00:02:22,642 --> 00:02:25,061 (白江(しらえ))いいえ 猊下(げいか) それが… 16 00:02:25,770 --> 00:02:31,776 (真世) 姫たちの様子がおかしいようだな 今し方 妙な気配を感じた 17 00:02:32,026 --> 00:02:34,612 (白江) “縁が切れた”と申しております 18 00:02:34,737 --> 00:02:38,741 (真世)姫たちが 契約僧との縁が切れたと? 19 00:02:39,409 --> 00:02:41,494 (屍姫B)どこにいるの ねえ 20 00:02:41,619 --> 00:02:44,873 (僧侶A) ここだ わかるだろ 目の前だ 21 00:02:45,373 --> 00:02:48,585 (屍姫B) 感じられない 何も感じない 22 00:02:49,377 --> 00:02:52,213 あなたの霊気(ルン)が途絶えた 23 00:02:52,630 --> 00:02:54,507 (白江)屍姫たちを外へ! 24 00:02:54,632 --> 00:02:57,635 縁が切れれば ただの屍化する者も出るぞ 25 00:02:59,220 --> 00:03:02,098 (真世) 紫央(しおう)は… 権大僧正はどこに? 26 00:03:03,099 --> 00:03:06,769 (白江)読経が始まってから 姿をお見かけしておりません 27 00:03:17,614 --> 00:03:21,075 (鹿堂)屍姫は 若い女性しかなれない 28 00:03:22,035 --> 00:03:24,078 その理由は ご存じですか? 29 00:03:25,038 --> 00:03:27,373 (狭間(はざま))光言宗(こうごんしゅう)開祖が— 30 00:03:27,498 --> 00:03:30,585 死んだ自分の娘を よみがえらせんとして— 31 00:03:30,710 --> 00:03:32,962 編み出した術法だからだろ 32 00:03:35,381 --> 00:03:38,509 (鹿堂) 開祖はその術法を書き記した 33 00:03:40,053 --> 00:03:43,681 光言宗は開祖の記した 教典に従って— 34 00:03:43,806 --> 00:03:46,559 屍姫を作ることしかできない 35 00:03:47,185 --> 00:03:52,023 開祖の娘と同じ年頃 星巡りの少女以外— 36 00:03:52,315 --> 00:03:55,735 何人(なんぴと)も屍姫にすることは できない 37 00:03:56,236 --> 00:04:01,366 それだけではない 開祖が生み出した最初の屍姫 38 00:04:01,658 --> 00:04:04,369 それを大切に保存し— 39 00:04:04,494 --> 00:04:09,624 その霊力でもって 屍姫と契約僧の縁を結んだ 40 00:04:10,124 --> 00:04:13,962 だが 今やその霊力の源は 砕け散った 41 00:04:14,087 --> 00:04:19,634 (時花(ときはな))何ということを… 地上では契約僧との縁を失い— 42 00:04:19,759 --> 00:04:22,929 屍姫たちが悲しみ 迷いだしているだろう 43 00:04:23,137 --> 00:04:25,932 (鹿堂)迷う? 悲しむ? 44 00:04:26,057 --> 00:04:30,228 何を言う これこそ屍姫の解放だ 45 00:04:30,478 --> 00:04:32,563 (狭間)よくやった 赤紗(あかしゃ) 46 00:04:32,689 --> 00:04:36,609 光言宗によって生み出された 屍姫たちは— 47 00:04:36,734 --> 00:04:42,740 今や契約僧との縁を断たれ そのまま滅ぶか屍となるか… 48 00:04:43,283 --> 00:04:46,077 いずれにしろ もやは力にはならぬ 49 00:04:46,202 --> 00:04:48,746 (時花)背信僧 お前は… 50 00:04:49,205 --> 00:04:51,582 (鹿堂) もう1つの屍法姫(しほうき)教典 51 00:04:52,542 --> 00:04:56,963 星村(ほしむら)の家に秘蔵されていたものは この写しでしかない 52 00:04:57,714 --> 00:05:00,300 この真の教典が欲しかった 53 00:05:00,842 --> 00:05:03,386 (狭間)だが 今や不要 54 00:05:08,516 --> 00:05:09,267 赤紗! 55 00:05:09,559 --> 00:05:12,186 来るな! すぐ終わる 56 00:05:39,547 --> 00:05:41,924 (狭間)貴様 まさか… 57 00:05:56,522 --> 00:06:00,818 (鹿堂)フゥ… 北斗 いくぞ 58 00:06:01,235 --> 00:06:02,070 (狭間)北斗! 59 00:06:04,155 --> 00:06:05,156 北斗! 60 00:06:17,835 --> 00:06:18,461 フッフフ 61 00:06:26,886 --> 00:06:31,724 七星北斗を屍姫としたか 赤紗… 62 00:06:32,058 --> 00:06:34,143 (鹿堂)そのとおりです 猊下 63 00:06:34,435 --> 00:06:38,147 (本多(ほんだ))かつて貴様は 自分の屍姫を手にかけた 64 00:06:38,940 --> 00:06:42,485 なのに また屍姫を 作り出したということか 65 00:06:43,611 --> 00:06:46,572 これは私の償いですよ 66 00:06:48,074 --> 00:06:49,075 (銃声) 67 00:06:54,747 --> 00:06:56,916 よく来ましたね オーリ 68 00:06:57,750 --> 00:06:59,836 どうやら歪質(ひずち)は倒れたらしい 69 00:07:00,586 --> 00:07:04,757 (オーリ) おかげで俺は思い出しました 自分が何者であるか 70 00:07:05,842 --> 00:07:07,009 (鹿堂)そうですか 71 00:07:07,135 --> 00:07:09,971 俺は屍の母から生まれました 72 00:07:10,388 --> 00:07:13,641 だけど そんな出生など どうでもいい 73 00:07:14,016 --> 00:07:17,228 俺は星村眞姫那(まきな)の契約僧です 74 00:07:18,146 --> 00:07:19,689 戦うと? 75 00:07:19,939 --> 00:07:22,066 あなたが敵ならば! 76 00:07:22,817 --> 00:07:25,194 (北斗)私の敵 77 00:07:25,695 --> 00:07:28,906 そうですね あなたの敵です 78 00:07:29,574 --> 00:07:32,368 彼女だけは始末しておきましょう 79 00:07:32,994 --> 00:07:37,707 そのとき あなたは本当の意味で 私のものとなる 80 00:07:39,208 --> 00:07:39,876 北斗! 81 00:08:10,740 --> 00:08:11,532 (オーリ)マキナ! 82 00:08:14,410 --> 00:08:15,244 (北斗)フッ 83 00:08:16,078 --> 00:08:17,497 (マキナ)う… 84 00:08:17,622 --> 00:08:18,831 マキナ! 85 00:08:18,998 --> 00:08:20,791 (マキナ)ううっ うう… 86 00:08:21,042 --> 00:08:23,336 お前たちの縁は切れている 87 00:08:24,378 --> 00:08:27,507 契約僧から霊気を 受けられない屍姫は— 88 00:08:27,632 --> 00:08:30,051 空気の抜けた風船に等しい 89 00:08:30,301 --> 00:08:31,719 (鹿堂)そのとおり 90 00:08:32,470 --> 00:08:36,933 だが幸せですよ 何も知らずに死ねるあなたは 91 00:08:44,232 --> 00:08:48,319 これは座壇術法… 驚きましたね 92 00:08:49,028 --> 00:08:51,614 君がここまでやるようになるとは… 93 00:08:52,031 --> 00:08:56,244 俺だけの力じゃない マキナとアニキと— 94 00:08:56,786 --> 00:09:00,414 お前のせいで死んでいった人たち みんなの力だ! 95 00:09:00,957 --> 00:09:05,711 お前のように自分の屍姫を 殺したヤツには絶対わからない 96 00:09:09,840 --> 00:09:11,300 (鹿堂)ほざきましたね 97 00:09:11,425 --> 00:09:12,760 本当のことだろう! 98 00:09:15,054 --> 00:09:20,142 (鹿堂)私が望んで 自分の屍姫を手にかけたと… 99 00:09:20,518 --> 00:09:22,228 (時花)やめろ 赤紗 100 00:09:22,645 --> 00:09:26,816 (鹿堂) いいえ やめませんよ 権大僧正猊下 101 00:09:27,233 --> 00:09:32,280 あなたたちが何百年も 必死に隠してきた真実を知って— 102 00:09:32,405 --> 00:09:36,742 この子たちが どんな顔をするか 見てみようじゃありませんか 103 00:09:38,494 --> 00:09:42,582 私は屍姫を愛していた 104 00:09:42,915 --> 00:09:43,708 ウソだ! 105 00:09:44,959 --> 00:09:49,005 (鹿堂) ウソではない なぜなら 私は… 106 00:09:52,049 --> 00:09:56,220 私の恋人を屍姫にしたのだから 107 00:10:16,282 --> 00:10:19,118 (鹿堂)私は愛していた 108 00:10:20,119 --> 00:10:21,495 彼女を… 109 00:10:23,539 --> 00:10:24,540 響(ひびき)… 110 00:10:29,086 --> 00:10:31,714 光言宗の修行を始めるずっと前 111 00:10:32,798 --> 00:10:37,303 子供のころから響と私は いつも一緒でした 112 00:10:38,763 --> 00:10:43,309 お互い身寄りもなく 支え合う友達関係は— 113 00:10:43,434 --> 00:10:47,396 いつしか恋人へと 変わっていったのです 114 00:10:51,817 --> 00:10:52,818 しかし… 115 00:10:58,407 --> 00:11:01,118 彼女の体はもろかった 116 00:11:01,744 --> 00:11:04,538 若くして難病に侵されてしまった 117 00:11:04,914 --> 00:11:05,539 (響のささやき声) 118 00:11:07,708 --> 00:11:09,919 (響のささやき声) 119 00:11:10,294 --> 00:11:11,212 ああ… 120 00:11:11,337 --> 00:11:15,049 (鹿堂) 彼女は病床で私にささやきました 121 00:11:16,217 --> 00:11:22,014 “あなたの屍姫になれば ずっと一緒にいられるの?”と… 122 00:11:29,855 --> 00:11:35,194 (景世(けいせい))赤紗 待て よく考えろ 赤紗 わかっているのか 123 00:11:35,945 --> 00:11:38,406 屍姫は契約僧の盾だ 124 00:11:38,531 --> 00:11:41,951 彼女が傷つき 戦うのを お前 耐えられるのか? 125 00:11:42,493 --> 00:11:45,246 (貞比呂(さだひろ)) こいつは そんなことわかっている 126 00:11:45,579 --> 00:11:46,580 (景世)貞比呂! 127 00:11:47,456 --> 00:11:50,209 響には才能がありました 128 00:11:51,669 --> 00:11:55,881 僕の屍姫にしなければ 別の者の盾とされる 129 00:11:56,799 --> 00:11:59,343 そんなことは我慢できない 130 00:11:59,802 --> 00:12:01,637 これは運命です 131 00:12:02,972 --> 00:12:04,181 (真世)いいでしょう 132 00:12:11,021 --> 00:12:13,691 (鹿堂)僕はうれしいんです 133 00:12:14,733 --> 00:12:18,487 少しでも長く響と一緒にいられる 134 00:12:26,912 --> 00:12:28,998 (鹿堂)僕と響は強かった 135 00:12:30,374 --> 00:12:36,172 高峰(たかみね)僧正とその屍姫 神佳をも しのぐかとさえ言われていた 136 00:12:38,507 --> 00:12:40,593 108人の屍を殺し— 137 00:12:41,510 --> 00:12:44,763 未練にとらわれた彼女を 救ってやりたかった 138 00:12:46,891 --> 00:12:49,685 そして あの日が来た 139 00:12:50,853 --> 00:12:52,980 そこにいた屍は200以上 140 00:12:54,023 --> 00:12:58,235 1カ所に集い 群れとなって 攻撃を企てていた 141 00:12:58,903 --> 00:13:00,696 だが 連絡が遅れ— 142 00:13:00,821 --> 00:13:06,243 屍姫を連れた契約僧は 僕を含めて数人しかいませんでした 143 00:13:07,244 --> 00:13:09,288 そうですね 本多さん 144 00:13:09,580 --> 00:13:10,206 (本多)ん… 145 00:13:12,208 --> 00:13:15,753 (鹿堂)狭間… 彼の計画だ 146 00:13:30,100 --> 00:13:32,102 (鹿堂) 負ける気などしなかった 147 00:13:32,394 --> 00:13:34,688 何匹 屍がいようとも 148 00:13:38,692 --> 00:13:39,443 (狭間)フン… 149 00:13:42,780 --> 00:13:44,949 屍たちを集めたのは貴様か 150 00:13:46,951 --> 00:13:48,035 答えろ! 151 00:13:48,577 --> 00:13:49,328 おや? 152 00:13:50,412 --> 00:13:51,705 (鹿堂)彼女は言った 153 00:13:52,748 --> 00:13:58,587 (響) 私 数えたら108人 殺したわ 154 00:13:59,171 --> 00:14:00,422 108人? 155 00:14:01,215 --> 00:14:02,174 当然ね 156 00:14:03,050 --> 00:14:07,388 常に最前線で戦い しかも群れの中に飛び込めば… 157 00:14:08,556 --> 00:14:10,099 それで彼女はどうしたの? 158 00:14:10,808 --> 00:14:12,810 いきなり成仏してしまったとでも? 159 00:14:14,436 --> 00:14:18,274 成仏だと? 成仏などするものか 160 00:14:18,607 --> 00:14:20,609 (本多)赤紗 もういい! 161 00:14:21,360 --> 00:14:23,988 彼女は… 響は… 162 00:14:25,865 --> 00:14:28,242 天国へ行ってしまうのかい 響 163 00:14:32,204 --> 00:14:33,205 どわっ! 164 00:14:35,416 --> 00:14:37,501 ひび… き… 165 00:14:37,626 --> 00:14:40,296 (響)う うっ うう… 166 00:14:40,504 --> 00:14:44,675 うわあああーっ! 167 00:14:48,053 --> 00:14:48,929 うわーっ! 168 00:14:49,054 --> 00:14:50,598 (僧侶B)ううっ ぐおっ 169 00:14:52,516 --> 00:14:53,434 (響)うわ! 170 00:14:54,101 --> 00:14:56,604 やめろ 響 171 00:14:57,646 --> 00:14:58,647 やめるんだ! 172 00:15:00,900 --> 00:15:02,693 やめろーっ! 173 00:15:12,036 --> 00:15:18,042 (狭間の笑い声) 174 00:15:24,340 --> 00:15:26,091 (マキナ) どうして そんなことが… 175 00:15:28,302 --> 00:15:31,972 全て偽りだったのだ 176 00:15:34,350 --> 00:15:39,146 108人の屍を倒した者が 天国へ行けるなど 177 00:15:39,688 --> 00:15:40,397 それどころか… 178 00:15:40,397 --> 00:15:40,689 それどころか… 179 00:15:40,397 --> 00:15:40,689 (衝撃音) 180 00:15:40,689 --> 00:15:41,065 (衝撃音) 181 00:15:41,565 --> 00:15:43,525 そんなに語られたくないのですか? 182 00:15:44,276 --> 00:15:45,486 だが もう遅い 183 00:15:45,861 --> 00:15:48,781 花神旺理(かがみおうり) ここを離れろ 184 00:15:49,031 --> 00:15:49,657 え? 185 00:15:49,865 --> 00:15:52,242 お前たちでは何もできん 行くぞ! 186 00:15:52,576 --> 00:15:53,202 でも… 187 00:15:53,327 --> 00:15:56,330 無駄ですよ 権大僧正 188 00:15:56,664 --> 00:15:58,999 あなたの座壇は北斗には及ばない 189 00:15:59,124 --> 00:16:03,462 (時花)さっきは触媒が弱かった だが今は… 190 00:16:03,879 --> 00:16:06,882 自分自身の血を触媒に… 191 00:16:07,049 --> 00:16:10,177 権大僧正の命だ 不足はあるまい! 192 00:16:11,095 --> 00:16:12,429 (鹿堂)聞け! 花神旺里 193 00:16:13,681 --> 00:16:16,350 108の屍を倒した屍姫は— 194 00:16:16,558 --> 00:16:21,021 それまで保っていた理性を失い 未練も執着も持たない— 195 00:16:21,438 --> 00:16:23,357 破壊の屍となるのだ! 196 00:16:38,372 --> 00:16:40,874 (時花) お前の屍姫だけではない 197 00:16:42,126 --> 00:16:45,838 これが… これが運命なのだ 198 00:16:46,380 --> 00:16:50,884 (鹿堂)ウソだったんですね 108人 殺せば天国へ… 199 00:16:51,176 --> 00:16:52,845 そのための監査官だ 200 00:16:54,013 --> 00:16:57,016 これまでも 108人近く殺した屍姫は— 201 00:16:57,391 --> 00:17:01,520 ひそかに契約僧から引き離され ここに連れてこられた 202 00:17:01,979 --> 00:17:05,315 (本多) 契約僧には天国へ行ったと伝えてな 203 00:17:06,358 --> 00:17:09,236 (鹿堂) なぜです なぜそんな… 204 00:17:09,486 --> 00:17:11,488 (時花) そうでもしなければ— 205 00:17:11,613 --> 00:17:15,159 屍姫も契約僧も まともに戦えると思うのか 206 00:17:15,951 --> 00:17:19,163 (鹿堂) 響はどうなるのですか? 207 00:17:19,705 --> 00:17:22,124 間もなく再生するだろう 208 00:17:23,000 --> 00:17:27,046 だが それは破壊の屍としてだ 209 00:17:27,671 --> 00:17:32,760 この屍は決して倒すことができない 永遠に生き続ける 210 00:17:33,594 --> 00:17:36,430 そのため 一切の縁を断ち封印する 211 00:17:36,847 --> 00:17:39,850 (鹿堂) まさか 棺の中身は全て… 212 00:17:41,185 --> 00:17:44,938 開祖以来108の屍を殺し— 213 00:17:45,064 --> 00:17:47,983 破壊の屍となった屍姫たちさ 214 00:17:48,650 --> 00:17:52,404 開祖の力で ここからは絶対 出られぬようになっている 215 00:17:52,905 --> 00:17:56,867 (鹿堂) 永遠に化け物として生き続ける地獄 216 00:17:57,326 --> 00:17:58,869 それが定めだ 217 00:17:59,661 --> 00:18:01,580 ことわりなのだ 赤紗 218 00:18:03,415 --> 00:18:04,041 (鹿堂)わかりました 219 00:18:07,586 --> 00:18:08,253 赤紗! 220 00:18:08,420 --> 00:18:10,672 わかったと言ったでしょ! 221 00:18:10,798 --> 00:18:14,843 響は… 響は未練のために 屍となった 222 00:18:14,968 --> 00:18:17,137 所詮は救われぬ者 223 00:18:17,262 --> 00:18:20,808 未練と妄執(もうしゅう)にとらわれた 呪わしき存在 224 00:18:21,058 --> 00:18:23,060 ならば この手で… 225 00:18:23,477 --> 00:18:24,728 あ… 226 00:18:31,485 --> 00:18:32,986 これが… 227 00:18:33,529 --> 00:18:37,407 (本多)“これが 私が全てをささげた光言宗か” 228 00:18:38,033 --> 00:18:40,828 それが赤紗の最後の言葉だった 229 00:18:43,997 --> 00:18:47,084 本多さんは 全部 知っていたんですね 230 00:18:47,793 --> 00:18:53,674 権大僧正紫央(しおう)家と監査官の一部のみ 言い伝えられてきたことだ 231 00:18:53,799 --> 00:18:54,675 (マキナ)く… 232 00:18:55,050 --> 00:18:57,594 (本多)憎いか そうだろうな 233 00:18:58,595 --> 00:19:00,222 だが忘れるな 234 00:19:00,347 --> 00:19:06,061 だからこそ権大僧正猊下は 屍姫の使用をずっと嫌っておられた 235 00:19:06,645 --> 00:19:09,857 呪わしい異形の屍に なるからではない 236 00:19:10,524 --> 00:19:14,653 永遠に続く地獄が あまりにも哀れだからだ 237 00:19:16,905 --> 00:19:18,699 (鹿堂)聞いたでしょ (マキナ)あ! 238 00:19:19,408 --> 00:19:20,617 (鹿堂)光言宗は— 239 00:19:21,994 --> 00:19:24,580 君たちをたばかっていた 240 00:19:24,872 --> 00:19:26,999 (オーリ)だが お前は— 241 00:19:27,332 --> 00:19:28,876 アニキの敵だ! 242 00:19:34,506 --> 00:19:37,885 (鹿堂)屍姫と契約僧の縁が 断たれた以上— 243 00:19:38,177 --> 00:19:41,305 もはや お前たちに戦うすべはない 244 00:19:46,852 --> 00:19:47,853 (高峰)神佳! 245 00:19:47,978 --> 00:19:51,231 (神佳) ご心配なく まだ戦えます 246 00:19:51,481 --> 00:19:55,611 私の霊気を受けてないお前では いくらももつまい 247 00:19:56,820 --> 00:19:58,113 (神佳)う… 248 00:19:58,238 --> 00:20:00,240 (フレッシュ)そうですね 249 00:20:00,365 --> 00:20:05,537 汚らわしい梅原(うめはら)の霊気が切れて かえってすっきりしました 250 00:20:05,662 --> 00:20:07,080 (梅原)どこが汚らわしい! 251 00:20:07,414 --> 00:20:09,791 (異月(いつき))嵩柾(たかまさ) 見ないで 252 00:20:10,209 --> 00:20:15,923 (嵩柾) 大丈夫だ もう目はそらさない 君がどんな姿になっても 253 00:20:17,090 --> 00:20:17,716 (早季)うっ う… 254 00:20:17,841 --> 00:20:22,638 (莉花(りか))早季 もうやめて あなたを失いたくない 255 00:20:23,222 --> 00:20:25,265 何が起こったんだと思う? 256 00:20:25,557 --> 00:20:28,185 え? あっ ああ… 257 00:20:29,144 --> 00:20:33,815 屍姫と私たちの縁を 強く結ぶための触媒が— 258 00:20:33,941 --> 00:20:37,152 光言宗本山近くにあると 聞いたことがあるわ 259 00:20:37,945 --> 00:20:41,323 もしかしたら それが破壊されたのかも 260 00:20:43,158 --> 00:20:46,787 (早季)何だ そんなことか 261 00:20:46,995 --> 00:20:48,121 え? 262 00:20:48,330 --> 00:20:50,791 (早季) 莉花 あなたと私は何? 263 00:20:51,458 --> 00:20:55,045 (莉花) それは… 契約僧と屍姫… 264 00:20:55,170 --> 00:20:58,590 (早季) 違うでしょ あなたと私は何! 265 00:21:01,260 --> 00:21:04,930 (莉花) 友達… かけがえのない… 266 00:21:05,055 --> 00:21:08,350 (早季)そうよ だから あなたと私は結ばれている 267 00:21:09,184 --> 00:21:13,730 触媒がどうであろうが それは変わらない! 268 00:21:14,439 --> 00:21:18,527 (鹿堂) 傷が癒える… なぜだ 269 00:21:18,652 --> 00:21:21,280 お前に霊気を与える相手は いないはず 270 00:21:22,030 --> 00:21:26,076 一度 縁が切れたからって どうしたっていうの? 271 00:21:26,201 --> 00:21:27,327 (鹿堂)何? 272 00:21:27,452 --> 00:21:30,664 私とオーリには 触媒なんていらない 273 00:21:31,873 --> 00:21:35,752 2人の心が1つのうちは 何度だって縁を結べるわ 274 00:21:36,962 --> 00:21:41,216 あなただって自分の屍姫と そうやって戦ってきたんじゃないの 275 00:21:41,341 --> 00:21:42,426 (鹿堂)う… 276 00:21:43,677 --> 00:21:45,846 いくわよ オーリ 277 00:21:46,930 --> 00:21:49,474 私には あなたが必要なの 278 00:21:51,977 --> 00:21:52,811 (オーリ)ああ 279 00:21:56,023 --> 00:22:02,029 ♪〜 280 00:23:17,854 --> 00:23:23,860 〜♪ 281 00:23:26,446 --> 00:23:30,700 (黒猫)求めたのは安息でなく 痛みという名の証し 282 00:23:30,826 --> 00:23:34,663 生きている そう感じられる 確かな手応え 283 00:23:34,913 --> 00:23:39,584 最後まで見届けてやるさ 屍(かばね)の果てに何があるのか