1 00:00:03,303 --> 00:00:07,641 (ヴァン)ダンタク。 残るヒルジャイアントは あなた一人だ。 2 00:00:07,641 --> 00:00:10,644 (ダンタク)なぜ こんなことをする!? 3 00:00:10,644 --> 00:00:12,646 (ヴァン)怠惰だからですよ。 4 00:00:12,646 --> 00:00:15,983 (ダンタク)怠惰? モンスターなのに➡ 5 00:00:15,983 --> 00:00:19,987 人間を殺さずに 城に引きこもっているなんて➡ 6 00:00:19,987 --> 00:00:22,656 デミス様の教えに反します。 7 00:00:22,656 --> 00:00:26,493 お前は なんだ? 8 00:00:26,493 --> 00:00:30,497 悪を討つ者 勇者ヴァン。 9 00:00:30,497 --> 00:00:32,833 勇者? 10 00:00:32,833 --> 00:00:35,035 お前みたいなのが…。 11 00:00:40,007 --> 00:00:44,344 悪は去った。 (ラベンダ)キャー! ヴァン カッコいい! 12 00:00:44,344 --> 00:00:46,547 《ティセ:コイツは ヤベぇ…》 13 00:02:36,656 --> 00:02:38,659 (足音) 14 00:02:38,659 --> 00:02:41,828 (ティセ)いい匂いですね エスタさん。 15 00:02:41,828 --> 00:02:43,997 (エスタ)一緒に夜食でもどうだ? 16 00:02:43,997 --> 00:02:47,000 (ティセ)他の皆さんは? (エスタ)ヴァンと ラベンダは➡ 17 00:02:47,000 --> 00:02:49,169 モンスター狩りに出かけた。 18 00:02:49,169 --> 00:02:53,173 リュブ殿はぐっすり休んでいる。 19 00:02:53,173 --> 00:02:55,375 では 遠慮なく。 20 00:03:01,782 --> 00:03:05,285 (エスタ)こうして 2人で たき火を囲むのは久しぶりだな。 21 00:03:05,285 --> 00:03:08,455 はい。 それにしても➡ 22 00:03:08,455 --> 00:03:11,958 テオドラ様が 料理をするとは 意外でした。 23 00:03:11,958 --> 00:03:16,963 料理スキルを取ったんだ。 意外に楽しいものだぞ。 24 00:03:16,963 --> 00:03:19,966 もしかして レッドさんの影響ですか? 25 00:03:19,966 --> 00:03:23,470 あぁ。 彼のようになりたいんだ。 26 00:03:23,470 --> 00:03:28,475 料理だけではなく 勇者を支え 導く者に。 27 00:03:28,475 --> 00:03:31,812 だが 自分の力不足を 痛感する日々だ。 28 00:03:31,812 --> 00:03:35,816 そんな… あの勇者では しかたがないです。 29 00:03:35,816 --> 00:03:38,318 アルベールさんも 心配していましたよ。 30 00:03:40,487 --> 00:03:44,324 アルベールか。 彼には苦労ばかりかけている。 31 00:03:44,324 --> 00:03:48,662 でも アルベールさんは テオドラ様のことを話すときは➡ 32 00:03:48,662 --> 00:03:51,331 誇らしげですし 一緒に行動できることが➡ 33 00:03:51,331 --> 00:03:53,834 うれしいみたいです。 えっ! 34 00:03:53,834 --> 00:03:57,671 アルベールが そんなことを!? はい。 35 00:03:57,671 --> 00:04:01,274 テオドラ様に会えないから 寂しそうでしたよ。 36 00:04:01,274 --> 00:04:05,579 寂しい!? 私に会えなくて寂しい… と? 37 00:04:07,614 --> 00:04:09,950 そっ そうなのか。 38 00:04:09,950 --> 00:04:12,619 いや 私だって寂しいというか➡ 39 00:04:12,619 --> 00:04:15,956 状況が許せば すぐ会いたいというか…。 40 00:04:15,956 --> 00:04:20,794 あっ いや その…。 何を言っているんだ 私は! 41 00:04:20,794 --> 00:04:23,964 勘違いしないでくれ! 会いたいというのは その➡ 42 00:04:23,964 --> 00:04:28,135 あくまで友人というか 仲間というか…。 43 00:04:28,135 --> 00:04:30,804 と… とにかく そういうことだ! 44 00:04:30,804 --> 00:04:33,974 あぁ なんだか 喉が渇いてきたな。 45 00:04:33,974 --> 00:04:36,476 水… 水持ってくる。 46 00:04:40,480 --> 00:04:42,482 《乙女か!》 47 00:04:46,319 --> 00:04:48,321 (リット)おぉ~! 出来立て ホヤホヤ➡ 48 00:04:48,321 --> 00:04:52,659 村の名物 カレーパン! さぁ 好きなだけ食べとくれ! 49 00:04:52,659 --> 00:04:54,661 うわぁ ウフフ…。 ほら 遠慮はいらないよ! 50 00:04:57,330 --> 00:05:00,267 (ルーティ)三食 全部 カレーだね。 (レッド)シッ! 51 00:05:00,267 --> 00:05:02,936 は~むっ。 52 00:05:02,936 --> 00:05:05,438 ん~! この香ばしい匂いと➡ 53 00:05:05,438 --> 00:05:08,275 深みのある辛さ たまらない! 54 00:05:08,275 --> 00:05:10,777 白パンを油で揚げてある! 55 00:05:10,777 --> 00:05:13,113 これは最高のぜいたく品だな。 56 00:05:13,113 --> 00:05:16,116 中は カレーだね。 カレーパンだからな。 57 00:05:16,116 --> 00:05:19,119 ⚟わぁ~! ⚟見て見て! 58 00:05:19,119 --> 00:05:22,122 すご~い。 どこ行くんだろう。 59 00:05:22,122 --> 00:05:27,627 ほほぉ。 ペガサスがこの村を通るとは 珍しい。 60 00:05:27,627 --> 00:05:31,464 珍しいっていうか あたしゃ初めて見たよ。 61 00:05:31,464 --> 00:05:33,967 まるで 何かから逃げているみたい。 62 00:05:36,136 --> 00:05:38,338 あっ… 何かが来る。 63 00:05:47,480 --> 00:05:50,817 妖精王の盾か。 精神操作の魔法を➡ 64 00:05:50,817 --> 00:05:52,819 使うことができるという。 65 00:05:55,655 --> 00:05:57,824 どれだけ危険か わかっているな。 66 00:05:57,824 --> 00:06:00,093 (ラベンダ)ま~たお説教? 67 00:06:00,093 --> 00:06:02,762 いちいちうるさいわね。 68 00:06:02,762 --> 00:06:05,432 使い方しだいではないですか? 69 00:06:05,432 --> 00:06:07,434 正しい者が手にすれば➡ 70 00:06:07,434 --> 00:06:11,104 悪人を信仰の道へ 導くことができます。 71 00:06:11,104 --> 00:06:14,941 魔法で強制された祈りなど 信仰ではない。 72 00:06:14,941 --> 00:06:17,777 それは封印したほうがいい。 73 00:06:17,777 --> 00:06:20,113 これは ヴァンのものよ! どう使おうが➡ 74 00:06:20,113 --> 00:06:22,315 アンタには関係ないわ! 75 00:06:28,121 --> 00:06:30,957 (ミストーム)飛空艇を 勇者に渡すだけなのに➡ 76 00:06:30,957 --> 00:06:34,961 この祭りのような騒ぎ… 大丈夫かねぇ。 77 00:06:34,961 --> 00:06:38,298 (トーネド)さすがに今回は 大丈夫じゃないでしょうか。 78 00:06:38,298 --> 00:06:41,301 勇者様が いちばん 望んでいたことですから。 79 00:06:43,970 --> 00:06:46,139 (モグリム)よし こんなもんだろ。 80 00:06:46,139 --> 00:06:49,476 (ミド)モグリム。 おかみさんの調子は どうだ? 81 00:06:49,476 --> 00:06:53,980 ったく 休めと言っとるのに ちっとも言うこと聞かなくてな。 82 00:06:53,980 --> 00:06:58,151 気が気じゃない。 (ニューマン)まぁ まだ大丈夫だよ。 83 00:06:58,151 --> 00:07:00,921 (ニューマン)でも 無理はしないよう お前さんが しっかり➡ 84 00:07:00,921 --> 00:07:03,757 そばにいてやりなさい。 (モグリム)んなことは➡ 85 00:07:03,757 --> 00:07:06,059 わかっとるわい。 86 00:07:10,597 --> 00:07:15,268 (ストームサンダー)だぁ~! で… 新しい商売のほうは どうだ? 87 00:07:15,268 --> 00:07:17,938 (ゴドウィン)ぼちぼち もうけが出てきたところだ。 88 00:07:17,938 --> 00:07:20,940 ズーグの森のキノコは 香りがいいってんで➡ 89 00:07:20,940 --> 00:07:23,443 この辺じゃ かなり需要がある。 90 00:07:23,443 --> 00:07:26,780 よっ 商売上手! (ゴンズ)なんかおごれよ! 91 00:07:26,780 --> 00:07:30,784 はぁ!? なんで俺が お前らに おごらなくちゃならねえんだよ! 92 00:07:30,784 --> 00:07:34,120 お前らが俺におごれ! いいじゃねえか➡ 93 00:07:34,120 --> 00:07:37,290 ちょっとぐらい! ハハハ…。 男… 見せろ。 94 00:07:37,290 --> 00:07:40,627 うるせぇ バーカバーカ! バーカ! バカって言ったほうが…。 95 00:07:40,627 --> 00:07:42,629 (ナオ)ちょっと アンタたち! 96 00:07:42,629 --> 00:07:46,466 少しは子どもたちを 見習いなさいよ! 97 00:07:46,466 --> 00:07:49,803 (メグリア)こんにちは 1つちょうだい。 98 00:07:49,803 --> 00:07:51,805 はむっ。 勇者様➡ 99 00:07:51,805 --> 00:07:55,976 絶対喜んでくれるよね。 (タンタ)うん。 そうだね。 100 00:07:55,976 --> 00:07:58,478 ⦅それは違うな。 君の言っていることは➡ 101 00:07:58,478 --> 00:08:01,581 幸せとはいわない。 堕落というんだ⦆ 102 00:08:04,417 --> 00:08:06,720 ⚟勇者様が戻られたぞ~! 103 00:08:09,255 --> 00:08:12,926 (リュブ)そうか。 ようやく飛空艇が見つかったか。 104 00:08:12,926 --> 00:08:15,428 はい。 ささ あちらで➡ 105 00:08:15,428 --> 00:08:19,099 祝賀会の乾杯の音頭を お願いいたします。 106 00:08:19,099 --> 00:08:22,936 勇者様! おめでとうございま~す! 107 00:08:22,936 --> 00:08:26,239 またか。 祝賀会など不要です。 108 00:08:28,441 --> 00:08:31,611 市長殿 心づくしはうれしいが➡ 109 00:08:31,611 --> 00:08:34,781 我々は先を急ぐ身ゆえ 遠慮したい。 110 00:08:34,781 --> 00:08:37,784 あ… わかりました。 111 00:08:37,784 --> 00:08:42,956 こちらこそ 勇者様の使命の重さを 考えず 失礼いたしました。 112 00:08:42,956 --> 00:08:48,294 皆様の旅が成功しますことを デミス神にお祈りいたします。 113 00:08:48,294 --> 00:08:51,131 異端者の祈りは 神に届きませんよ。 114 00:08:51,131 --> 00:08:53,333 (どよめき) 115 00:09:01,074 --> 00:09:04,244 ヴァンくん! さすがにそれは言いすぎだ。 116 00:09:04,244 --> 00:09:07,080 訂正して 謝りなさい。 117 00:09:07,080 --> 00:09:10,083 いえ その必要はありません。 118 00:09:10,083 --> 00:09:13,586 (ヴァン)僕は修道士として 教育を受けた勇者。 119 00:09:13,586 --> 00:09:17,590 異端を改心させるのも 大事な目的の一つです。 120 00:09:17,590 --> 00:09:19,759 《何言ってんの この人。 121 00:09:19,759 --> 00:09:22,762 加護がある以上 みんな デミス神を信仰してるに➡ 122 00:09:22,762 --> 00:09:24,764 決まってるじゃない。 123 00:09:24,764 --> 00:09:27,767 なのに異端呼ばわりなんて…》 124 00:09:27,767 --> 00:09:30,603 うっ…。 125 00:09:30,603 --> 00:09:33,940 お… おなか痛い…。 126 00:09:33,940 --> 00:09:38,111 (ガラティン)勇者様 それは我々に対する侮辱ですぞ。 127 00:09:38,111 --> 00:09:41,448 何をもって 我々を異端だと? 128 00:09:41,448 --> 00:09:45,285 こんな所で無意味に 怠惰に生きていることですよ。 129 00:09:45,285 --> 00:09:47,620 (ヴァン)聖典にもあるように 怠惰とは➡ 130 00:09:47,620 --> 00:09:51,791 神の与えてくださった役割を 放棄する重罪です。 131 00:09:51,791 --> 00:09:55,462 あなた方は 悔い改めなければなりません。 132 00:09:55,462 --> 00:09:57,564 皆さんがやるべきことは ただ一つ。 133 00:10:01,134 --> 00:10:04,304 共に魔王軍と戦いましょう! 134 00:10:04,304 --> 00:10:07,974 魔王軍と? 戦う? 135 00:10:07,974 --> 00:10:10,143 勇者と共に戦うことが➡ 136 00:10:10,143 --> 00:10:13,313 あなたたちの 聖なる義務なのです! 137 00:10:13,313 --> 00:10:16,983 我々には 守るべき国があり 生活が…。 138 00:10:16,983 --> 00:10:19,486 国など捨てればいい。 139 00:10:19,486 --> 00:10:22,655 こんな辺境の国に なんの価値があるんです? 140 00:10:22,655 --> 00:10:24,657 (ざわめき) 141 00:10:24,657 --> 00:10:27,660 《ティセ:まずい》 (うげうげさん)キュッ。 142 00:10:27,660 --> 00:10:32,499 ゾルタンは我々の祖父母たちが 苦労して開拓してきた地です。 143 00:10:32,499 --> 00:10:36,002 それを捨てろなどと… 勇者様といえど➡ 144 00:10:36,002 --> 00:10:40,006 あまりに無礼ではありませんか! 無礼? 145 00:10:40,006 --> 00:10:42,509 礼とは 人と 人との決まり事。 146 00:10:42,509 --> 00:10:44,511 僕が説いているのは信仰です。 147 00:10:53,353 --> 00:10:55,522 なぜ 彼らは こうなのです? 148 00:10:55,522 --> 00:10:59,859 皆さんは この ゾルタンという国が大好きなんです。 149 00:10:59,859 --> 00:11:01,961 ここでの穏やかな日常を➡ 150 00:11:01,961 --> 00:11:04,964 大切にしたいと思っているのです。 151 00:11:04,964 --> 00:11:07,467 ハァ…。 152 00:11:07,467 --> 00:11:10,470 話にならないな。 153 00:11:10,470 --> 00:11:12,639 あっ 何をするつもりだい! 154 00:11:12,639 --> 00:11:16,309 やめろ! ヴァンの邪魔はさせない。 155 00:11:16,309 --> 00:11:18,978 どけ! ヴァンがやろうとしていることは➡ 156 00:11:18,978 --> 00:11:22,982 勇者の振る舞いなどではない! 私もそう思うわ。 157 00:11:22,982 --> 00:11:26,319 でも それが何? ヴァンがやろうとしていることは➡ 158 00:11:26,319 --> 00:11:28,621 私にとって全部正しいわ。 159 00:11:32,659 --> 00:11:35,328 (エスタ/ミストーム)うっ! 160 00:11:35,328 --> 00:11:38,831 この魔力… まさか コイツは…。 161 00:11:38,831 --> 00:11:41,501 くっ! 162 00:11:41,501 --> 00:11:44,504 リュブ殿! 163 00:11:44,504 --> 00:11:48,675 フゥ…。 まぁ一度 ヴァンくんも失敗してみるといい。 164 00:11:48,675 --> 00:11:52,178 こんな辺境の国で 少々 被害が出たとしても➡ 165 00:11:52,178 --> 00:11:55,848 勇者の名声に傷はつかん。 なっ! 166 00:11:55,848 --> 00:11:59,185 ティセ あなたも動かないでね。 167 00:11:59,185 --> 00:12:01,955 ヴァンの邪魔をするなら殺す。 168 00:12:01,955 --> 00:12:04,457 くっ…。 169 00:12:04,457 --> 00:12:08,127 これは 妖精王の盾です。 (どよめき) 170 00:12:08,127 --> 00:12:10,630 (ヴァン)君たちを 信仰の道へ連れ戻し➡ 171 00:12:10,630 --> 00:12:13,299 救う力がある。 172 00:12:13,299 --> 00:12:16,302 勇者がここにいるのに 平和に暮らすことなんて➡ 173 00:12:16,302 --> 00:12:18,304 デミス様は許さない! 174 00:12:18,304 --> 00:12:22,008 さぁ! 僕と共に 魔王軍と戦おう! 175 00:12:25,812 --> 00:12:28,982 (ヤランドララ)ソーンバインド! 176 00:12:28,982 --> 00:12:32,318 何!? 勇者ヴァン。 177 00:12:32,318 --> 00:12:36,155 それは ないんじゃないの。 誰だ!? 178 00:12:36,155 --> 00:12:39,158 (ヤランドララ)このゾルタンで暮らす ハイエルフよ。 179 00:12:41,494 --> 00:12:43,997 精神操作の魔法を使うなんて➡ 180 00:12:43,997 --> 00:12:48,668 とんだ悪党勇者ね。 勇者を悪党呼ばわりする➡ 181 00:12:48,668 --> 00:12:51,070 あなたこそ善をかたる邪悪だ。 182 00:12:54,674 --> 00:12:58,845 僕は勇者ヴァン。 悪を討つ者! 183 00:12:58,845 --> 00:13:00,847 ウィードスティング! 184 00:13:05,118 --> 00:13:07,320 ふっ! 185 00:13:12,125 --> 00:13:14,127 (悲鳴) 186 00:13:14,127 --> 00:13:16,129 みんな ここから離れよう! 皆さん 急いで! 187 00:13:18,131 --> 00:13:20,333 ふっ! 188 00:13:26,306 --> 00:13:28,308 (ダナン)武技! 189 00:13:28,308 --> 00:13:31,110 彗星墜壊脚! 190 00:13:34,981 --> 00:13:37,317 ぬおぉ~! 191 00:13:37,317 --> 00:13:40,319 危ねえ 危ねえ。 ダナン! 192 00:13:40,319 --> 00:13:42,822 勇者の相手は 一人じゃつらいだろう。 193 00:13:42,822 --> 00:13:45,992 手を貸すぜ。 相当 手ごわいわよ。 194 00:13:45,992 --> 00:13:48,327 見りゃわかる。 195 00:13:48,327 --> 00:13:50,330 なんで治療しないのかしら。 196 00:13:50,330 --> 00:13:52,665 勇者なら癒しの手があるでしょ。 197 00:13:52,665 --> 00:13:56,002 さぁな。 (ヤランドララ)超人的な 肉体があっても➡ 198 00:13:56,002 --> 00:13:58,504 痛みはあるはず。 199 00:13:58,504 --> 00:14:00,773 強大な悪が 2人。 200 00:14:00,773 --> 00:14:03,943 でも 僕は勇者 悪には屈しない! 201 00:14:03,943 --> 00:14:07,113 なるほど。 アイツを支えているのは➡ 202 00:14:07,113 --> 00:14:10,116 自分の加護に対する信念か。 203 00:14:10,116 --> 00:14:14,287 叩きのめして 鼻っ柱をへし折ってやるぜ。 204 00:14:14,287 --> 00:14:17,590 デミス様 勇者の戦いをご照覧あれ。 205 00:14:20,626 --> 00:14:24,130 武技 猛虎王爪! 206 00:14:24,130 --> 00:14:26,532 武技 聖刃! 207 00:14:33,306 --> 00:14:35,508 くっ! 援護するわ! 208 00:14:40,980 --> 00:14:44,650 くっ…。 209 00:14:44,650 --> 00:14:48,988 はっ! ぐっ 痛い…。 210 00:14:48,988 --> 00:14:52,992 けど 勇者は くじけない! 211 00:14:52,992 --> 00:14:57,330 癒しの手マスタリー 反転。 212 00:14:57,330 --> 00:15:00,266 うおっ! 213 00:15:00,266 --> 00:15:03,436 テェ…。 (ヴァン)すごい。 214 00:15:03,436 --> 00:15:07,106 僕は結構痛かったのに 全然 こたえてない! 215 00:15:07,106 --> 00:15:09,776 まさしく勇者の敵にふさわしい! 216 00:15:09,776 --> 00:15:12,779 大丈夫!? 217 00:15:12,779 --> 00:15:15,281 傷を移し替えたのか。 218 00:15:15,281 --> 00:15:17,784 勇者の技とは思えねえな。 219 00:15:17,784 --> 00:15:21,788 自分の傷を 相手の生命力で再生するスキルだよ。 220 00:15:21,788 --> 00:15:26,125 僕は このスキルによって どんな逆境からでも逆転できる! 221 00:15:26,125 --> 00:15:30,129 悪がどれほど強大でも 勇者は絶対にくじけない。 222 00:15:30,129 --> 00:15:32,965 テメェの痛みを他人に押しつけて➡ 223 00:15:32,965 --> 00:15:36,302 それのどこが勇者なんだ! プッ! 224 00:15:36,302 --> 00:15:40,807 僕が勇者であることを決めたのは 偉大なるデミス様だ。 225 00:15:40,807 --> 00:15:43,976 あなたは 神の意志を否定している。 226 00:15:43,976 --> 00:15:46,279 これ以上の異端はない。 227 00:15:51,150 --> 00:15:55,321 (咆哮) 228 00:15:55,321 --> 00:15:57,824 (ソルト・ドラゴン) 我らの同胞を殺りくし➡ 229 00:15:57,824 --> 00:16:00,092 秘宝を盗みし者よ! 230 00:16:00,092 --> 00:16:04,597 我らの怒りと 復しゅうを知る時が来たぞ! 231 00:16:04,597 --> 00:16:08,501 邪悪な竜どもめ。 僕の盾を取り返しに来たのか! 232 00:16:12,605 --> 00:16:14,607 (ヤランドララ)巨木の大精霊よ! 233 00:16:24,116 --> 00:16:27,787 ソルト・ドラゴンと 私の力は相性が悪いわね。 234 00:16:27,787 --> 00:16:30,122 このままじゃ町がやられる! 235 00:16:30,122 --> 00:16:32,792 えぇ わかってる! もらった! 236 00:16:32,792 --> 00:16:34,794 だっ テメェ! 237 00:16:34,794 --> 00:16:37,096 巨木の大精霊! 238 00:16:39,966 --> 00:16:42,802 あぁ 惜しい。 真の勇者なら➡ 239 00:16:42,802 --> 00:16:45,805 まず人々を救うことを 考えるはずだ! 240 00:16:45,805 --> 00:16:48,641 これも デミス様のご意志なんだ。 241 00:16:48,641 --> 00:16:52,311 ソルト・ドラゴンが この国を破壊してくれれば➡ 242 00:16:52,311 --> 00:16:55,314 怠惰なゾルタン人も 魔王軍との戦いに➡ 243 00:16:55,314 --> 00:16:57,650 向かう気になってくれるよね? 244 00:16:57,650 --> 00:17:00,753 意味わかんねえこと 言ってんじゃねえよ! 245 00:17:00,753 --> 00:17:04,757 テメェからぶっ殺すぞ! 246 00:17:04,757 --> 00:17:07,760 うっ…。 癒しの手マスタリー➡ 247 00:17:07,760 --> 00:17:10,096 反転。 248 00:17:10,096 --> 00:17:12,298 ぐはっ! 249 00:17:14,600 --> 00:17:16,802 はぁ! 250 00:17:19,272 --> 00:17:21,941 待たせたな。 レッド! 251 00:17:21,941 --> 00:17:23,943 なぜ ここに!? 252 00:17:29,782 --> 00:17:31,784 何をする! 253 00:17:33,786 --> 00:17:35,788 キュー。 254 00:17:35,788 --> 00:17:37,990 この…。 255 00:17:40,126 --> 00:17:42,128 あっ! 256 00:17:42,128 --> 00:17:58,144 ♬~ 257 00:17:58,144 --> 00:18:00,746 ソルト・ドラゴンは追ってきたな。 258 00:18:00,746 --> 00:18:03,082 ヴァンも じき追いつくだろう。 259 00:18:03,082 --> 00:18:05,751 ありがとう うげうげさん。 260 00:18:05,751 --> 00:18:09,088 クモの糸の目印がなかったら ダナンたちの所まで➡ 261 00:18:09,088 --> 00:18:12,091 来られなかった。 キュ! 262 00:18:12,091 --> 00:18:14,927 さて うげうげさんの頑張りに➡ 263 00:18:14,927 --> 00:18:16,929 俺も しっかり応えないとな。 264 00:18:20,433 --> 00:18:22,435 話を聞いてくれ! 265 00:18:28,608 --> 00:18:32,445 すさまじい殺気…。 勇者だ。 266 00:18:32,445 --> 00:18:35,281 なっ! 少し話を聞いてくれ。 267 00:18:35,281 --> 00:18:39,118 俺は これを返すために ここまで来たんだ。 268 00:18:39,118 --> 00:18:42,288 もともと あなたたちのものだろう? 269 00:18:42,288 --> 00:18:45,291 しかり。 それは我らが先代魔王より➡ 270 00:18:45,291 --> 00:18:49,295 預けられし宝だ。 やはり…。 271 00:18:49,295 --> 00:18:51,497 受け取ってくれ。 272 00:18:59,805 --> 00:19:02,308 あの勇者には 気をつけるがいい。 273 00:19:04,243 --> 00:19:07,079 忠告は ありがたく受け取るよ。 274 00:19:07,079 --> 00:19:09,081 が…。 武技! もう遅い。 275 00:19:09,081 --> 00:19:11,283 聖刃! 276 00:19:16,255 --> 00:19:20,926 あ~あ。 これじゃあ ここを通る人が困る。 277 00:19:20,926 --> 00:19:23,596 勇者としては落第点だな。 278 00:19:23,596 --> 00:19:26,098 あなたも異端者か。 そこだ! 279 00:19:28,267 --> 00:19:30,436 剣を振ることができなければ➡ 280 00:19:30,436 --> 00:19:32,772 切れ味を発揮することが できないだろ。 281 00:19:32,772 --> 00:19:35,941 こっ この… 離れろ! 282 00:19:35,941 --> 00:19:38,277 加護レベルは上がっているようだが➡ 283 00:19:38,277 --> 00:19:42,615 剣術の訓練が足りないな。 人の考えた剣術なんて➡ 284 00:19:42,615 --> 00:19:45,785 加護の力に比べたら 微々たるものだ! 285 00:19:45,785 --> 00:19:49,288 あぁ そういう考えをするタイプか。 286 00:19:49,288 --> 00:19:52,958 それで ノコノコと 仲間から遠く離れた町の外へ➡ 287 00:19:52,958 --> 00:19:55,795 誘い出されたわけだ。 288 00:19:55,795 --> 00:19:58,631 剣が ダメなら 魔法だってある。 289 00:19:58,631 --> 00:20:00,966 あっ! 290 00:20:00,966 --> 00:20:03,803 この間合いで 魔法なんて使えると思うな。 291 00:20:03,803 --> 00:20:06,305 こんな時間稼ぎをして なんのつもりだ! 292 00:20:06,305 --> 00:20:09,809 勇者は一晩中戦っても 息一つあがらない! 293 00:20:09,809 --> 00:20:12,645 そこまで 時間をかけるつもりはないさ。 294 00:20:12,645 --> 00:20:14,647 なぜなら…。 ハッ。 295 00:20:16,816 --> 00:20:18,818 誰!? 296 00:20:30,162 --> 00:20:34,166 だ… れ…。 297 00:20:34,166 --> 00:20:36,502 名乗るほどの者ではない。 298 00:20:36,502 --> 00:20:39,171 明日には忘れてほしい。 フッ。 299 00:20:39,171 --> 00:20:41,173 すぐに ヴァンの仲間が来る。 300 00:20:41,173 --> 00:20:43,509 顔を見られないうちに ここを去ろう。 301 00:20:43,509 --> 00:20:45,811 うん。 302 00:20:49,348 --> 00:20:51,517 《ヴァン:寒い…。 303 00:20:51,517 --> 00:20:55,521 そうか 僕は死ぬんだ。 304 00:20:55,521 --> 00:20:57,623 勇者が負けた》 305 00:21:00,793 --> 00:21:02,962 《ヴァン:これでいい。 306 00:21:02,962 --> 00:21:06,298 勇者の役割は 悪と戦うこと。 307 00:21:06,298 --> 00:21:09,468 勝利することではない。 308 00:21:09,468 --> 00:21:13,472 僕は ちゃんと役割を全うした。 309 00:21:13,472 --> 00:21:17,977 でも なぜ相手が あの子だったんだろう? 310 00:21:17,977 --> 00:21:22,648 起こることすべてに デミス様の意志があるなら➡ 311 00:21:22,648 --> 00:21:26,152 あの子と出会ったことにも 意味があるはず…》 312 00:21:32,825 --> 00:21:35,027 《ヴァン:そうか…》 313 00:21:41,333 --> 00:21:43,335 癒しの手…。 314 00:21:48,007 --> 00:21:52,344 あっ! 大丈夫!? 痛かったよね。 ごめんね。 315 00:21:52,344 --> 00:21:55,014 これからは ずっとそばにいるから! 316 00:21:55,014 --> 00:21:57,016 あぁ。 317 00:21:57,016 --> 00:22:00,619 (ヴァン)これも僕の役割なのですね。 318 00:22:00,619 --> 00:22:02,621 ヴァン? 319 00:22:02,621 --> 00:22:05,624 僕は あの子を殺します。 320 00:22:05,624 --> 00:22:09,128 そして僕は 真の勇者になります。 321 00:22:12,298 --> 00:22:14,800 (ヴァン)我が主 来ませり! 322 00:22:14,800 --> 00:22:18,504 アハ… アハハハ アハハハハハ!