1 00:00:51,483 --> 00:00:55,283 (エレン)ううっ うう…! 2 00:00:56,321 --> 00:00:58,323 《クソッ。》 ううっ…。 3 00:00:58,323 --> 00:01:01,723 ハァ ハァ…。 4 00:01:06,331 --> 00:01:07,833 ハッ…。 5 00:01:07,833 --> 00:01:10,502 (ヒストリア)あっ エレン 起きたの? 6 00:01:10,502 --> 00:01:14,172 もう少し辛抱してね 大丈夫だから。 7 00:01:14,172 --> 00:01:16,508 《無事だったか ヒストリア。》 8 00:01:16,508 --> 00:01:18,343 (ヒストリア)エレン 聞いて。 9 00:01:18,343 --> 00:01:21,680 私のお父さんは これまでも これからも 10 00:01:21,680 --> 00:01:24,850 この壁に残された人類 全ての味方なの。 11 00:01:24,850 --> 00:01:26,852 私たちには誤解があったんだよ。・ 12 00:01:26,852 --> 00:01:29,021 確かに 彼らは・ 13 00:01:29,021 --> 00:01:31,189 調査兵団の邪魔をしたし・ 14 00:01:31,189 --> 00:01:34,026 ニック司祭は 彼らに殺された。・ 15 00:01:34,026 --> 00:01:36,695 でも お父さんは そうするしかなかった。・ 16 00:01:36,695 --> 00:01:40,198 その全ては 人類を思って やらざるを得なかったの。 17 00:01:40,198 --> 00:01:42,134 (足音) (ロッド)ヒストリア。・ 18 00:01:42,134 --> 00:01:44,634 あとは 私から説明しよう。 19 00:01:47,472 --> 00:01:48,974 (ヒストリア)ああ…。 20 00:01:48,974 --> 00:01:51,774 《思い出したぞ 確か…・ 21 00:01:52,811 --> 00:01:56,011 俺の最後の記憶は この2人だった。・ 22 00:01:56,982 --> 00:01:58,984 どのくらい時間がたった?・ 23 00:01:58,984 --> 00:02:03,822 兵長 アルミン… 調査兵団は 今 どうなってる?・ 24 00:02:03,822 --> 00:02:05,822 あっ…。》 25 00:02:10,162 --> 00:02:12,998 《この壁 なんだ?・ 26 00:02:12,998 --> 00:02:15,333 うっすら光ってる。・ 27 00:02:15,333 --> 00:02:17,333 時間が 全く分からねえ。・ 28 00:02:18,336 --> 00:02:20,736 いや そうじゃなくて・ 29 00:02:21,673 --> 00:02:26,344 俺は ここに 来たことが… ある。》 30 00:02:26,344 --> 00:02:27,846 (ロッド)どうした?・ 31 00:02:27,846 --> 00:02:31,016 君は ここに来るのは初めてだぞ。 ハッ…。 32 00:02:31,016 --> 00:02:34,016 (ロッド)だが 見覚えがあっても 不思議ではない。 33 00:02:35,020 --> 00:02:36,820 《どういう意味だ?》 34 00:02:38,023 --> 00:02:39,524 んっ…。 35 00:02:39,524 --> 00:02:42,627 お… お父さん エレンに説明を。 36 00:02:42,627 --> 00:02:45,130 ああ そのつもりだ。 37 00:02:45,130 --> 00:02:49,134 だが ひとつ 試してみようと思ってな。 38 00:02:49,134 --> 00:02:53,134 こうすれば 彼は 思い出すかもしれない。 39 00:03:00,812 --> 00:03:02,312 ううっ…。 40 00:03:04,316 --> 00:03:06,985 《これは なんだ?・ 41 00:03:06,985 --> 00:03:08,485 俺の見たものじゃない。・ 42 00:03:10,322 --> 00:03:13,222 違う 誰の記憶だ?・ 43 00:03:15,160 --> 00:03:16,660 この鍵!・ 44 00:03:17,996 --> 00:03:21,333 これは まさか…。》 45 00:03:21,333 --> 00:03:32,344 ・~ 46 00:03:32,344 --> 00:03:42,287 ・~ 47 00:03:42,287 --> 00:03:44,623 <お… 父さん…。・ 48 00:03:44,623 --> 00:03:46,458 うっ… くう…。> 49 00:03:46,458 --> 00:03:51,158 (泣き叫ぶ声) 50 00:03:52,130 --> 00:03:53,630 (ロッド)どうだ?・ 51 00:03:58,470 --> 00:04:02,170 思い出したか? 父親の罪を。 52 00:04:03,642 --> 00:04:07,479 ・(オープニングテーマ) 53 00:04:07,479 --> 00:04:27,499 ・~ 54 00:04:27,499 --> 00:04:42,614 ・~ 55 00:04:42,614 --> 00:04:58,797 ・~ 56 00:04:58,797 --> 00:05:18,483 ・~ 57 00:05:18,483 --> 00:05:33,483 ・~ 58 00:05:39,004 --> 00:05:41,606 (鳥の鳴き声) 59 00:05:41,606 --> 00:05:43,441 (フリーダ)<すごいよ ヒストリア。・ 60 00:05:43,441 --> 00:05:45,610 もう こんなに 読めるようになるなんて。> 61 00:05:45,610 --> 00:05:48,947 (ヒストリア)<だって お姉ちゃんが 教えてくれるから。> 62 00:05:48,947 --> 00:05:52,450 (フリーダ)<あっ ダメだよ 鼻水 垂らしてちゃ。・ 63 00:05:52,450 --> 00:05:55,250 ヒストリアは もうちょっと 女の子らしくしないと。・ 64 00:05:56,288 --> 00:05:58,623 はい かんで。> 65 00:05:58,623 --> 00:06:00,125 (はなをかむ音) 66 00:06:00,125 --> 00:06:03,425 <おっ はーい よくできました。> 67 00:06:05,797 --> 00:06:07,465 (ヒストリア)<ねえ。> (フリーダ)<うん?> 68 00:06:07,465 --> 00:06:09,968 (ヒストリア)<女の子らしくって何?> 69 00:06:09,968 --> 00:06:14,139 (フリーダ)<そうだねえ 女の子らしくっていうのは・ 70 00:06:14,139 --> 00:06:16,975 この子みたいな 女の子のことかな。> 71 00:06:16,975 --> 00:06:18,476 (ヒストリア)<クリスタ?> 72 00:06:18,476 --> 00:06:21,980 <そう ヒストリアも クリスタが好きでしょ?> 73 00:06:21,980 --> 00:06:23,481 <うん。> 74 00:06:23,481 --> 00:06:25,984 <クリスタは いつも ほかの人を思いやっている・ 75 00:06:25,984 --> 00:06:27,986 優しい子だからね。・ 76 00:06:27,986 --> 00:06:30,989 ヒストリアも この子みたいになってね。・ 77 00:06:30,989 --> 00:06:34,826 この世界は つらくて 厳しいことばかりだから。・ 78 00:06:34,826 --> 00:06:37,829 みんなから愛される人になって 助け合いながら・ 79 00:06:37,829 --> 00:06:39,998 生きていかなきゃ いけないんだよ。> 80 00:06:39,998 --> 00:06:41,433 <うん。・ 81 00:06:41,433 --> 00:06:44,769 じゃあ 私 お姉ちゃんみたいになりたい。> 82 00:06:44,769 --> 00:06:47,939 <えっ?> (ヒストリア)<私 大きくなったら・ 83 00:06:47,939 --> 00:06:50,139 お姉ちゃんみたいに なれるかな?> 84 00:06:52,444 --> 00:06:53,945 (フリーダ)<いいよ!> (ヒストリア)<ああっ…。> 85 00:06:53,945 --> 00:06:56,948 <いいよ いいよ! そのままでいいよ。> 86 00:06:56,948 --> 00:06:58,450 <うわあ…。> 87 00:06:58,450 --> 00:07:02,450 (フリーダとヒストリアの笑い声) 88 00:07:04,789 --> 00:07:08,626 <ごめんね ヒストリア もう時間になっちゃった。・ 89 00:07:08,626 --> 00:07:11,129 今日も 私のことは忘れてね。・ 90 00:07:11,129 --> 00:07:12,630 また会う日まで。> 91 00:07:12,630 --> 00:07:14,130 (ヒストリア)<ああ…。> 92 00:07:26,644 --> 00:07:30,644 (ヒストリア) <あれ? あの女の人 誰?> 93 00:07:36,988 --> 00:07:41,188 (ヒストリア)ああ…。 94 00:07:42,093 --> 00:07:45,096 どうした? ヒストリア。 95 00:07:45,096 --> 00:07:47,098 なんで? 96 00:07:47,098 --> 00:07:50,198 なんで 今まで 忘れてたんだろう?・ 97 00:07:51,436 --> 00:07:53,136 私は 独りじゃなかった。・ 98 00:07:54,105 --> 00:07:57,105 私には あのお姉さんがいた。・ 99 00:07:58,777 --> 00:08:03,114 私に本を 読み書きを教えてくれた・ 100 00:08:03,114 --> 00:08:05,116 優しくしてくれた・ 101 00:08:05,116 --> 00:08:07,616 あの人のことを忘れるなんて。 102 00:08:08,787 --> 00:08:11,456 フリーダと会っていたのか。 103 00:08:11,456 --> 00:08:12,957 (ヒストリア)フリーダ? 104 00:08:12,957 --> 00:08:17,462 その子が 長い黒髪の 若い女性であれば 105 00:08:17,462 --> 00:08:19,964 恐らく 彼女はフリーダ・レイス。・ 106 00:08:19,964 --> 00:08:22,467 お前の腹違いの姉だ。 107 00:08:22,467 --> 00:08:23,968 え? 108 00:08:23,968 --> 00:08:28,807 (ロッド)フリーダは お前を気にかけ 時折 面倒を見ていたようだな。・ 109 00:08:28,807 --> 00:08:34,145 お前の記憶を消していたのは 恐らく お前を守るためだ。 110 00:08:34,145 --> 00:08:36,815 えっ… 記憶を消す? 111 00:08:36,815 --> 00:08:39,150 ああ しかし それも 112 00:08:39,150 --> 00:08:43,150 ここで 彼に触れたことで 記憶の蓋が開いたらしい。 113 00:08:45,757 --> 00:08:47,759 ねえ お父さん・ 114 00:08:47,759 --> 00:08:50,762 フリーダお姉さんは 今 どこにいるの? 115 00:08:50,762 --> 00:08:52,762 会って お礼が言いたいの。・ 116 00:08:55,266 --> 00:08:58,269 お姉さんがいなかったら 私…。・ 117 00:08:58,269 --> 00:09:01,269 あのときのこと ありがとうって伝えなきゃ。 118 00:09:04,108 --> 00:09:07,445 (ロッド)フリーダは もう この世にはいない。 119 00:09:07,445 --> 00:09:08,945 え? 120 00:09:10,114 --> 00:09:12,414 (ロッド)私には 5人の子供がいた。・ 121 00:09:14,953 --> 00:09:19,457 しかし 妻も フリーダを含む子供たちも全員・ 122 00:09:19,457 --> 00:09:21,960 5年前 ここで 彼の父親・ 123 00:09:21,960 --> 00:09:24,660 グリシャ・イェーガーに 殺されたのだ。 124 00:09:27,966 --> 00:09:30,766 うう うう…。 125 00:09:33,137 --> 00:09:36,474 (ロッド)グリシャは 巨人の力を持つ者だった。・ 126 00:09:36,474 --> 00:09:39,474 彼が何者なのかは分からないが…。 127 00:09:41,246 --> 00:09:43,414 (グリシャの咆哮) (ロッド)目的は レイス家が持つ・ 128 00:09:43,414 --> 00:09:45,714 ある力を奪うこと。・ 129 00:09:46,918 --> 00:09:49,254 グリシャが求める その力とは…。 130 00:09:49,254 --> 00:09:51,089 (フリーダ)<ううっ…!> (咆哮) 131 00:09:51,089 --> 00:09:54,592 (ロッド)フリーダの中に宿る 巨人の力だった。 132 00:09:54,592 --> 00:09:57,192 (咆哮) 133 00:09:58,263 --> 00:10:02,600 (ロッド)フリーダの巨人は 全ての巨人の頂点に立つ存在。・ 134 00:10:02,600 --> 00:10:05,270 いわば 無敵の力を持つ 巨人だった。 135 00:10:05,270 --> 00:10:06,771 (咆哮) 136 00:10:06,771 --> 00:10:12,271 (ロッド)だが それを使いこなすには まだ経験が足りなかったようだ。・ 137 00:10:13,444 --> 00:10:16,281 フリーダは 真価を発揮することなく・ 138 00:10:16,281 --> 00:10:21,281 グリシャに食われ 力は奪われてしまった。・ 139 00:10:23,454 --> 00:10:28,126 そのうえ 彼は 我々一家に襲いかかった。 140 00:10:28,126 --> 00:10:30,461 レイス家を根絶やしにするためだ。 141 00:10:30,461 --> 00:10:32,297 ああ…。 142 00:10:32,297 --> 00:10:36,801 (ロッド)14歳のディルクと 12歳のエーベルをたたき潰し・ 143 00:10:36,801 --> 00:10:40,471 10歳のフロリアンを 抱えた妻ごと踏みつけ・ 144 00:10:40,471 --> 00:10:44,976 最後は 長男のウルクリンを 握り潰した。・ 145 00:10:44,976 --> 00:10:49,176 くしくも その場から 生き残ったのは私だけだった。 146 00:10:55,320 --> 00:10:56,820 そんな…。 147 00:10:58,489 --> 00:11:00,289 お姉さんが…。・ 148 00:11:02,160 --> 00:11:04,660 どうして そんな ひどいことができるの? 149 00:11:10,001 --> 00:11:13,838 (足音) 150 00:11:13,838 --> 00:11:17,238 (ケニー) おいおい おいおい おいおい!・ 151 00:11:19,010 --> 00:11:20,511 何 のんびり くっちゃべってんだ? 152 00:11:20,511 --> 00:11:22,680 あんたら。・ 153 00:11:22,680 --> 00:11:25,280 外は どえらいことに なってるってのに。 154 00:11:26,517 --> 00:11:29,520 ケニーか 何が起こった? 155 00:11:29,520 --> 00:11:32,357 (ケニー)調査兵団が クーデターを企てて・ 156 00:11:32,357 --> 00:11:34,525 全兵団が寝返った。・ 157 00:11:34,525 --> 00:11:37,362 王様は偽者だって バレちまったし・ 158 00:11:37,362 --> 00:11:40,031 お偉方も 全員 逮捕された。・ 159 00:11:40,031 --> 00:11:42,133 大変めでてえ状況だよ。 160 00:11:42,133 --> 00:11:43,968 (ヒストリア)ああ…。 161 00:11:43,968 --> 00:11:46,638 (ケニー)ここが見つかるのも 時間の問題だ。・ 162 00:11:46,638 --> 00:11:48,973 さっさと やること済ましてくれ。 163 00:11:48,973 --> 00:11:50,808 ああ 分かった。 164 00:11:50,808 --> 00:11:54,479 君たち対人制圧部隊は 入り口の防備を固めてくれ。 165 00:11:54,479 --> 00:11:55,980 (ケニー)えっ…。 166 00:11:55,980 --> 00:11:57,815 (ロッド)儀式を行うには 君たちが・ 167 00:11:57,815 --> 00:12:00,818 ここから離れることが必要だと 言ったはずだ。 168 00:12:00,818 --> 00:12:03,518 (ケニー) なんだ 王様 怒っちまったか? 169 00:12:05,823 --> 00:12:09,223 悪かったよ 何しろ心配性なもんでな。 170 00:12:10,161 --> 00:12:14,332 ケニー 君を信用しているぞ 行け。 171 00:12:14,332 --> 00:12:16,732 俺もだよ 王様。 172 00:12:18,670 --> 00:12:20,170 チッ。 173 00:13:29,307 --> 00:13:31,409 (ザックレー) これからは 一切の食事を・ 174 00:13:31,409 --> 00:13:35,246 下から摂取していただくことに なっております。・ 175 00:13:35,246 --> 00:13:40,251 また 着用できる衣服は 膝から下のものまでとします。・ 176 00:13:40,251 --> 00:13:42,253 そして 週に一度は・ 177 00:13:42,253 --> 00:13:45,953 民衆の前で その姿を 披露していただきましょう。・ 178 00:13:47,592 --> 00:13:49,093 美しい。 179 00:13:49,093 --> 00:13:51,596 これ以上の芸術作品は 180 00:13:51,596 --> 00:13:53,598 存在し得ないでしょう。 181 00:13:53,598 --> 00:13:55,099 何十年もかけて 182 00:13:55,099 --> 00:13:56,768 考案したかいがあった。 183 00:13:56,768 --> 00:14:02,440 そして あなた方が虐げた民の前で そのお姿をさらして 184 00:14:02,440 --> 00:14:05,777 ようやく この作品は 完成を迎えるのです。 185 00:14:05,777 --> 00:14:07,278 (アウリール)ザックレー・ 186 00:14:07,278 --> 00:14:09,781 今に見てろよ。 187 00:14:09,781 --> 00:14:13,284 お前の その血は 奴隷用の血だ。 188 00:14:13,284 --> 00:14:16,954 我々 名家の血筋とは違ってな! 189 00:14:16,954 --> 00:14:19,290 お前は すぐに記憶を失い 190 00:14:19,290 --> 00:14:20,792 排便のしかたすら忘れ…。・ 191 00:14:20,792 --> 00:14:22,293 うっ…。 192 00:14:22,293 --> 00:14:26,297 ハハハハ… また同じ脅し文句を垂れたな! 193 00:14:26,297 --> 00:14:28,797 ほかのやつはないのか! (アウリール)ううっ…。 194 00:14:30,735 --> 00:14:32,737 (ピクシス)マズいのう エルヴィン。・ 195 00:14:32,737 --> 00:14:36,407 王政幹部は 皆 同じことを吐きよったぞ。 196 00:14:36,407 --> 00:14:38,707 お主と父君の仮説どおりじゃ。・ 197 00:14:40,077 --> 00:14:41,746 レイス家は 人類の記憶を・ 198 00:14:41,746 --> 00:14:44,415 都合よく 改ざんできるというわけじゃ。 199 00:14:44,415 --> 00:14:47,919 しかも ヤツらを含む一部の血族は 200 00:14:47,919 --> 00:14:50,922 それに影響されないといった 口ぶりだったぞ。 201 00:14:50,922 --> 00:14:54,091 (エルヴィン)あっ そんなことが…。 202 00:14:54,091 --> 00:14:57,261 レイスが エレンの持つ 「叫び」の力さえ手にすれば 203 00:14:57,261 --> 00:15:01,432 民衆の反乱なんぞ 事もなしというわけじゃ。 204 00:15:01,432 --> 00:15:06,270 その証拠に 皆 恥じもせず ベラベラと しゃべりおったわい。 205 00:15:06,270 --> 00:15:08,940 ぶたれるだけ損とばかりにのう。 206 00:15:08,940 --> 00:15:10,441 (エルヴィン)なるほど。・ 207 00:15:10,441 --> 00:15:15,613 そんな重要な情報さえ 我々は いずれ忘れ去ると。 208 00:15:15,613 --> 00:15:19,116 じゃが まあ どのみち ザックレーの手にかかり・ 209 00:15:19,116 --> 00:15:21,452 我らの拷問を受け続けたほうが・ 210 00:15:21,452 --> 00:15:24,288 マシだったと思っておるだろう。 211 00:15:24,288 --> 00:15:26,791 分からんヤツじゃ。 212 00:15:26,791 --> 00:15:30,294 あれが 生涯を捧げて やりたかったことだとはのう。 213 00:15:30,294 --> 00:15:33,564 司令 知っていたのですか? 214 00:15:33,564 --> 00:15:37,068 (ピクシス)うむ… 口が滑ったな。・ 215 00:15:37,068 --> 00:15:38,568 いかにも。・ 216 00:15:39,570 --> 00:15:43,574 ダリス・ザックレーの野望には 感づいておった。・ 217 00:15:43,574 --> 00:15:47,078 わしは お主と違って 賭け事は好まん。・ 218 00:15:47,078 --> 00:15:49,580 また お主らと違って 219 00:15:49,580 --> 00:15:51,582 己よりも 生き残る人類の数を 220 00:15:51,582 --> 00:15:53,084 尊重しておる。 221 00:15:53,084 --> 00:15:54,752 (エルヴィン)んん…。 222 00:15:54,752 --> 00:15:56,420 (ピクシス)お主の提案に乗ったのは・ 223 00:15:56,420 --> 00:16:00,424 それが人類にとって 最善だと思うたからじゃ。・ 224 00:16:00,424 --> 00:16:03,594 その結果 王政につくべきと 風が吹けば 225 00:16:03,594 --> 00:16:07,598 ザックレーと争うことも 覚悟しとった。・ 226 00:16:07,598 --> 00:16:09,600 …と まあ・ 227 00:16:09,600 --> 00:16:12,270 わしら クーデター直後の お仲間同士でさえ・ 228 00:16:12,270 --> 00:16:14,105 このありさまじゃ。・ 229 00:16:14,105 --> 00:16:18,109 いつか 人は争いをやめるとか 誰かが歌っておったが・ 230 00:16:18,109 --> 00:16:19,609 それは いつじゃ? 231 00:16:21,445 --> 00:16:23,114 ・(調査兵)団長。 (エルヴィン)んっ…。 232 00:16:23,114 --> 00:16:25,449 (調査兵)総員 準備が整いました。 233 00:16:25,449 --> 00:16:27,149 いつでも行けます! 234 00:16:29,787 --> 00:16:32,223 人類が1人以下まで減れば 235 00:16:32,223 --> 00:16:34,892 人同士の争いは不可能になります。 236 00:16:34,892 --> 00:16:37,228 (ピクシス)ハッハハハ…。 237 00:16:37,228 --> 00:16:40,564 そんな 屁理屈が 聞きたかったわけではないわい。 238 00:16:40,564 --> 00:16:42,900 (エルヴィン)総員 整列!・ 239 00:16:42,900 --> 00:16:47,738 これより エレンおよび ヒストリア奪還作戦を開始する。 240 00:16:47,738 --> 00:16:51,938 目標と思われる レイス領地 礼拝堂を目指す! 241 00:16:54,745 --> 00:16:58,082 (リヴァイ)分かったか 切り裂きケニーだ。・ 242 00:16:58,082 --> 00:17:00,918 ヤツがいれば それが一番の障害になる。・ 243 00:17:00,918 --> 00:17:04,755 脅威の度合いで言えば 敵に俺がいると思え。 244 00:17:04,755 --> 00:17:08,092 いいや あの武器がある分 俺よりも やっかいだ。 245 00:17:08,092 --> 00:17:11,095 (サシャ)じゃあ 無理ですよ 私たちじゃ。 246 00:17:11,095 --> 00:17:13,097 (コニー) 兵団との合流を待つってのは…。 247 00:17:13,097 --> 00:17:14,598 (ミカサ)絶対ダメ。 248 00:17:14,598 --> 00:17:16,434 そう 絶対ダメだ! 249 00:17:16,434 --> 00:17:19,103 朝まで待ってたら エレンが 食われちゃうかもだからな。 250 00:17:19,103 --> 00:17:22,773 (アルミン)でも 兵長の話を聞くかぎり 251 00:17:22,773 --> 00:17:24,942 弱点がないってわけでも ないと思うな。 252 00:17:24,942 --> 00:17:27,445 (ジャン)本当か? アルミン。 うん。 253 00:17:27,445 --> 00:17:30,715 訓練は積んでても 実戦に慣れてないなら なおさら。 254 00:17:30,715 --> 00:17:32,883 (ハンジ)しかし 一緒に暮らしていて 255 00:17:32,883 --> 00:17:35,553 それしか切り裂きケニーの 情報がないって 256 00:17:35,553 --> 00:17:37,388 どういうことだよ リヴァイ? 257 00:17:37,388 --> 00:17:38,889 悪いな。 258 00:17:38,889 --> 00:17:41,726 ヤツのフルネームも 知ったばかりだ。 259 00:17:41,726 --> 00:17:44,562 ケニー・アッカーマンって 名前らしいが・ 260 00:17:44,562 --> 00:17:46,362 お前の親戚だったりしてな。 261 00:17:49,734 --> 00:17:54,238 生前の両親の話では 父の姓 アッカーマン家は 262 00:17:54,238 --> 00:17:57,638 都市部で迫害を受けていたと 聞きました。 263 00:17:58,909 --> 00:18:01,412 東洋人である母の一族は 264 00:18:01,412 --> 00:18:04,915 人種の違いからか 街に居場所を失い 265 00:18:04,915 --> 00:18:09,086 お互い 壁の端の山奥に 追い詰められた者同士が出会って 266 00:18:09,086 --> 00:18:11,088 夫婦となったのです。 267 00:18:11,088 --> 00:18:13,758 なぜアッカーマン家が 迫害されていたのかは 268 00:18:13,758 --> 00:18:15,760 分かりません。 269 00:18:15,760 --> 00:18:18,095 母のような人種的差異が 270 00:18:18,095 --> 00:18:20,195 父にあったようには 見えませんでしたし。 271 00:18:22,266 --> 00:18:24,935 お前 あるとき 突然・ 272 00:18:24,935 --> 00:18:28,272 力に目覚めたような感覚を 経験したことがあるか? 273 00:18:28,272 --> 00:18:29,772 うん? 274 00:18:35,546 --> 00:18:37,646 あります。 275 00:18:43,387 --> 00:18:47,725 (リヴァイ)ケニー・アッカーマンにも その瞬間があったそうだ。・ 276 00:18:47,725 --> 00:18:49,894 あるとき ある瞬間に・ 277 00:18:49,894 --> 00:18:53,230 突然 バカみてえな力が 体じゅうから湧いてきて・ 278 00:18:53,230 --> 00:18:56,400 何をどうすればいいか分かるんだ。 279 00:18:56,400 --> 00:18:59,236 その瞬間が 俺にもあった。 280 00:18:59,236 --> 00:19:09,636 ・~ 281 00:19:13,751 --> 00:19:15,651 (ケニー)<話せよ じいさん。・ 282 00:19:17,088 --> 00:19:19,388 あんた もう死ぬんだろ?> 283 00:19:22,093 --> 00:19:23,594 (ケニーの祖父)<ケニー。・ 284 00:19:23,594 --> 00:19:27,765 お前 また憲兵を殺したのか?> 285 00:19:27,765 --> 00:19:29,433 (ケニー)<ああ。・ 286 00:19:29,433 --> 00:19:32,203 この辺りを 嗅ぎ回ってた連中なら・ 287 00:19:32,203 --> 00:19:34,371 畑の肥やしに生まれ変わったぜ。> 288 00:19:34,371 --> 00:19:37,208 (せき込み) 289 00:19:37,208 --> 00:19:39,043 <分家のほうだが・ 290 00:19:39,043 --> 00:19:43,214 南のシガンシナ区の辺りに 移ったそうだ。・ 291 00:19:43,214 --> 00:19:47,051 ただ そこにも商売の邪魔をする ヤツらが現れて・ 292 00:19:47,051 --> 00:19:49,887 どうにも貧しいままのようだ。・ 293 00:19:49,887 --> 00:19:52,389 一体どうなってる?・ 294 00:19:52,389 --> 00:19:53,891 かつてのアッカーマン家は・ 295 00:19:53,891 --> 00:19:56,727 王側近の 武家だったそうじゃねえか。・ 296 00:19:56,727 --> 00:19:59,227 それが 今じゃ 一族 根絶やし寸前だ。・ 297 00:20:00,231 --> 00:20:03,131 一体 何をやれば ここまで王政に恨まれる?・ 298 00:20:05,736 --> 00:20:08,936 なあ 言えよ 孫が かわいくねえのか?> 299 00:20:10,574 --> 00:20:12,910 (祖父)<フッ…。> 300 00:20:12,910 --> 00:20:14,912 (祖父のせき) 301 00:20:14,912 --> 00:20:17,748 <あの かわいかった孫が・ 302 00:20:17,748 --> 00:20:22,248 今じゃ 都の化け物 切り裂きケニーか。・ 303 00:20:23,254 --> 00:20:27,258 アッカーマン家は 王政に恨まれてはおらん。・ 304 00:20:27,258 --> 00:20:30,094 ただ恐れられておる。・ 305 00:20:30,094 --> 00:20:34,394 王が アッカーマン家を 操ることができなかったからだ。> 306 00:20:35,366 --> 00:20:36,867 <操る?> 307 00:20:36,867 --> 00:20:40,704 (祖父)<わしとて 全てを知るわけではない。・ 308 00:20:40,704 --> 00:20:42,540 だが 確かなのは・ 309 00:20:42,540 --> 00:20:47,378 我々の一族が かつて 王政の 懐刀であり・ 310 00:20:47,378 --> 00:20:50,548 中枢のひとつで あったということだ。・ 311 00:20:50,548 --> 00:20:52,550 そして 王は・ 312 00:20:52,550 --> 00:20:56,554 巨人の力を 代々 受け継ぎ 保持しておる。> 313 00:20:56,554 --> 00:21:00,558 <はあ? 巨人の力を なんだって?> 314 00:21:00,558 --> 00:21:03,394 (祖父)<その力は 強大で・ 315 00:21:03,394 --> 00:21:09,567 人類全ての記憶を改ざんし 過去を忘れさせることができる。・ 316 00:21:09,567 --> 00:21:12,736 少数の血族を除いてな。・ 317 00:21:12,736 --> 00:21:17,741 その中で 王政に背を向けた家が 2つあった。・ 318 00:21:17,741 --> 00:21:22,241 それが 東洋の一族と アッカーマン家だ。> 319 00:21:23,247 --> 00:21:25,416 <だから迫害を?> 320 00:21:25,416 --> 00:21:27,918 <むごい話だ。> 321 00:21:27,918 --> 00:21:32,089 (祖父のせき込み) 322 00:21:32,089 --> 00:21:35,759 (ケニー)<冥土の土産には ならん話かもしれんが・ 323 00:21:35,759 --> 00:21:38,095 やっと妹を見つけたよ。・ 324 00:21:38,095 --> 00:21:42,099 クシェルは 地下街の娼館で働いてた。・ 325 00:21:42,099 --> 00:21:44,935 客の子をみごもってな。・ 326 00:21:44,935 --> 00:21:47,104 それを産むっつって 聞かねんだよ。> 327 00:21:47,104 --> 00:21:48,772 (せきばらい) 328 00:21:48,772 --> 00:21:51,942 (ケニー)<ったく こんなクソみてえな世界に・ 329 00:21:51,942 --> 00:21:53,444 生まれたところで・ 330 00:21:53,444 --> 00:21:56,244 一体 どんな夢が 見れるってんだろうな。> 331 00:21:59,283 --> 00:22:00,951 (虫の鳴き声) 332 00:22:00,951 --> 00:22:03,954 (ハンジ)あった 隠し扉だ。 333 00:22:03,954 --> 00:22:06,790 エレンも敵も この奥だろう。 334 00:22:06,790 --> 00:22:09,460 私が予想したとおりの 地形だといいんだが。 335 00:22:09,460 --> 00:22:11,962 (リヴァイ)わざわざ寄り道して・ 336 00:22:11,962 --> 00:22:13,962 手土産 用意したかいがあればな。 337 00:22:17,301 --> 00:22:19,637 (カーフェン) 敵は少なくとも7人以上。・ 338 00:22:19,637 --> 00:22:23,307 その中には 当然 リヴァイが含まれる。・ 339 00:22:23,307 --> 00:22:27,311 知ってのとおり リヴァイは 完全な奇襲を受けたうえで・ 340 00:22:27,311 --> 00:22:30,011 我々の仲間を12人も葬った。・ 341 00:22:31,415 --> 00:22:34,752 そして 我々 中央憲兵の本部も王政も 342 00:22:34,752 --> 00:22:37,755 制圧されてしまった らしいじゃないか。 343 00:22:37,755 --> 00:22:39,757 厳しい状況だよ。・ 344 00:22:39,757 --> 00:22:41,925 この狭い世界じゃ・ 345 00:22:41,925 --> 00:22:44,261 投降したあとに 私たちを待ってるのは・ 346 00:22:44,261 --> 00:22:46,961 死んだほうがマシな日々だろう。 347 00:22:48,932 --> 00:22:52,603 でも それって この壁の中で生きてるかぎり・ 348 00:22:52,603 --> 00:22:55,272 同じことでしょ? 349 00:22:55,272 --> 00:22:57,274 かないっこない敵がいて 350 00:22:57,274 --> 00:22:58,776 いつ 壁を破って 351 00:22:58,776 --> 00:23:01,278 私たちを滅ぼしに来るか 分からない。 352 00:23:01,278 --> 00:23:03,947 私たちが憲兵を選んだのも 353 00:23:03,947 --> 00:23:07,618 中央憲兵を志望し ケニーのもとについたのも 354 00:23:07,618 --> 00:23:10,287 そんな無意味な世界と 無意味な人生に・ 355 00:23:10,287 --> 00:23:12,456 意味を見いだすため。・ 356 00:23:12,456 --> 00:23:15,459 ならば 最後まで信じてみよう。 357 00:23:15,459 --> 00:23:18,462 この世界を盤上ごと ひっくり返すっていう 358 00:23:18,462 --> 00:23:19,962 ケニーの夢を。 359 00:23:23,967 --> 00:23:25,969 よし 準備 整いました。 360 00:23:25,969 --> 00:23:28,138 そうか。 361 00:23:28,138 --> 00:23:32,409 それで お前ら 手を汚す覚悟のほうはどうだ? 362 00:23:32,409 --> 00:23:40,417 ・~ 363 00:23:40,417 --> 00:23:41,919 よさそうだな。 364 00:23:41,919 --> 00:23:57,419 ・~ 365 00:24:00,771 --> 00:24:05,275 ・(エンディングテーマ) 366 00:24:05,275 --> 00:24:25,295 ・~ 367 00:24:25,295 --> 00:24:41,078 ・~ 368 00:24:41,078 --> 00:24:45,916 ・~ 369 00:24:45,916 --> 00:25:04,935 ・~ 370 00:25:04,935 --> 00:25:08,772 ・~ 371 00:25:08,772 --> 00:25:28,672 ・~ 372 00:27:36,653 --> 00:27:38,822 〈彼の夢を守ること。・ 373 00:27:38,822 --> 00:27:40,991 彼を救い出すこと。・ 374 00:27:40,991 --> 00:27:43,994 彼の記憶を引き継ぐこと。・ 375 00:27:43,994 --> 00:27:48,498 それぞれの思いが 戦いへと向かわせる。・ 376 00:27:48,498 --> 00:27:50,498 次回 「願い」。〉