1 00:00:01,130 --> 00:00:05,300 (カルヴィ)半島の自治権を巡る戦争に 4年も費やした挙句・ 2 00:00:05,300 --> 00:00:11,610 敵艦隊と こちらの主力の巨人2体が あわや刺し違える失態を演じた。・ 3 00:00:11,610 --> 00:00:18,280 よろい 「人類の英知は ついにマーレの鎧を 粉々に砕くに至った」。・ 4 00:00:18,280 --> 00:00:23,050 どの国も そう報じ たた 中東連合国を讃えている。 5 00:00:23,050 --> 00:00:26,990 か これが 彼の大国マーレの勝利だと 言えるのか? 6 00:00:26,990 --> 00:00:29,920 マガト これはどういうことだ? 7 00:00:29,920 --> 00:00:33,630 元帥殿 いよいよ その時が来たのです。 8 00:00:33,630 --> 00:00:38,130 人類が巨人の力を超える… その時が。 9 00:00:38,130 --> 00:00:43,400 我々が巨人の力を過信し 植民地政策を進める中・ 10 00:00:43,400 --> 00:00:48,010 あらが 諸外国は それに抗うべく 兵器の開発に力を入れた。 11 00:00:48,010 --> 00:00:52,650 その純然たる結果を 今 突きつけられているのです。・ 12 00:00:52,650 --> 00:00:58,920 それでも我が巨人兵器は 当分の間 陸上戦においては無敵を誇るでしょう。 13 00:00:58,920 --> 00:01:05,590 しかし このまま航空機が発展していけば 爆弾が雨のように降り注ぐ。・ 14 00:01:05,590 --> 00:01:08,560 その時には大地の悪魔たる巨人は・ 15 00:01:08,560 --> 00:01:12,360 ただ空を見上げ続けるほか なくなるでしょう。 16 00:01:16,700 --> 00:01:20,570 羽根の生えた巨人は いなかったか? 17 00:01:20,570 --> 00:01:24,050 元帥殿… つまり我々はもう巨人の力に…。 18 00:01:24,050 --> 00:01:29,420 (カルヴィ)わかっておる。 近い将来 我々は戦争の主導権を失う。 19 00:01:29,420 --> 00:01:32,320 いや 既に後れをとっている。 20 00:01:32,320 --> 00:01:39,390 かつては 悪魔エルディアを討ち取りし 英雄の国マーレが 今や何たることだ…。 21 00:01:39,390 --> 00:01:41,930 恐れながら 元帥殿・ 22 00:01:41,930 --> 00:01:44,830 進言のご許可 賜りたく存じます。 23 00:01:44,830 --> 00:01:49,300 「驚異の子」ジークよ 言ってみろ。 24 00:01:49,300 --> 00:01:54,640 今こそパラディ島作戦を再開し 「始祖の巨人」奪還を急ぐべきです。 25 00:01:54,640 --> 00:01:56,610 (士官たち)は…? 26 00:01:56,610 --> 00:01:58,850 マガト隊長のおっしゃるとおり・ 27 00:01:58,850 --> 00:02:03,250 マーレは今後 通常兵器の開発に力を注ぐべきです。 28 00:02:03,250 --> 00:02:08,090 しかし それまで 諸外国が黙っているでしょうか? 29 00:02:08,090 --> 00:02:12,030 今我々に必要なのは 軍備再編までの時間。 30 00:02:12,030 --> 00:02:16,260 それには 一刻も早く 「マーレがパラディ島を占拠し・ 31 00:02:16,260 --> 00:02:21,070 すべての巨人の力を収めた」という 新聞の見出しが必要なのです。 32 00:02:21,070 --> 00:02:23,800 うーん…。 33 00:02:23,800 --> 00:02:27,370 お前の「任期」は あと1年足らずだったな…。 34 00:02:27,370 --> 00:02:31,780 えぇ… コルトが私の「獣」の能力を すべて引き継げるのか・ 35 00:02:31,780 --> 00:02:34,080 とても不安でして…。 …! 36 00:02:35,780 --> 00:02:39,590 そうだな。 残りの1年の命をもって・ 37 00:02:39,590 --> 00:02:43,190 4年前の雪辱を果たしたいというわけか。 38 00:02:43,190 --> 00:02:45,430 そのとおりでございます。 39 00:02:45,430 --> 00:02:50,260 あの忌まわしき驚異 グリシャ・イェーガー の行いに終止符を打つのは・ 40 00:02:50,260 --> 00:02:54,100 かつての息子である 私でなくてはなりません。 41 00:02:54,100 --> 00:03:04,100 ・~ 42 00:03:20,360 --> 00:03:24,100 ・「Let's start a new life from the darkness」 43 00:03:24,100 --> 00:03:27,370 ・「Until the light reveals the end」 44 00:03:27,370 --> 00:03:31,010 ・「Sinister faces,growing curses」 45 00:03:31,010 --> 00:03:34,510 ・「This is my last war」 46 00:03:34,510 --> 00:03:41,280 ・「Angels playing disguised with devil's faces」 47 00:03:41,280 --> 00:03:48,060 ・「Children cling to their coins squeezing out their wisdom」 48 00:03:48,060 --> 00:03:54,700 ・「Angels planning disguised with devil's faces」 49 00:03:54,700 --> 00:04:01,340 ・「Children cling on to their very last coins」 50 00:04:01,340 --> 00:04:07,580 ・「Destruction and regeneration You are the real enemy」 51 00:04:07,580 --> 00:04:17,580 ・~ 52 00:04:35,040 --> 00:04:38,710 悪かったな コルト お前をダシにしちまって。 53 00:04:38,710 --> 00:04:41,680 いえ すばらしかったです。・ 54 00:04:41,680 --> 00:04:46,780 エルディア人が マーレ軍元帥に意見を通すなんて。 55 00:04:46,780 --> 00:04:50,480 ジークさんの「獣」の能力は 歴代とは全く違う。 56 00:04:50,480 --> 00:04:54,290 まるで 話に聞く「始祖の巨人」だ。 57 00:04:54,290 --> 00:04:59,890 どうして特別なんでしょう? 王家の血を引いているわけでもないのに。 58 00:04:59,890 --> 00:05:04,470 さぁな… 結局 俺が死ぬまで わからずじまいだろう。 59 00:05:04,470 --> 00:05:10,770 あ 記憶を継承するお前には 知られちまうかもな… 俺の秘密を。 60 00:05:10,770 --> 00:05:13,110 秘密…ですか? 61 00:05:13,110 --> 00:05:15,980 ケツの拭き方が独特なんだ。 62 00:05:15,980 --> 00:05:17,910 誰にも言わないでくれ。 63 00:05:17,910 --> 00:05:21,120 ダメだ すべて話せ。 (ジーク コルト)隊長殿!! 64 00:05:21,120 --> 00:05:26,590 ケツ毛の数まで申告してもらう。 エルディア人にプライバシーは必要か? 65 00:05:26,590 --> 00:05:28,690 必要ありません!! ん。 66 00:05:32,160 --> 00:05:35,000 お 1年でパラディ島を陥とせるらしいな。 67 00:05:35,000 --> 00:05:39,370 私には1年しか残されていない という話ですよ。 68 00:05:39,370 --> 00:05:45,170 この3年間 パラディ島に向かった 調査船は1隻も帰ってきていない。 69 00:05:45,170 --> 00:05:48,380 ジーク お前はこれをどう見る? 70 00:05:48,380 --> 00:05:55,150 軍の船が 32隻も沈められたのなら それは巨人1体の仕業とは考えにくい。 71 00:05:55,150 --> 00:05:59,020 少なくとも エレン・イェーガーを含む 巨人が2体以上・ 72 00:05:59,020 --> 00:06:01,920 調査船に立ち塞がったのでは ないでしょうか。 73 00:06:01,920 --> 00:06:07,260 同じ意見だ。 島を攻めるには 戦艦の支援が必要になるだろう。 74 00:06:07,260 --> 00:06:12,060 えぇ… そして何より 敵の脅威は巨人だけじゃない。 75 00:06:17,910 --> 00:06:19,910 待っーー!! 76 00:06:21,780 --> 00:06:24,010 はぁ…。 77 00:06:24,010 --> 00:06:26,980 (ポルコ) 楽しい夢でも見てるみたいだったから・ 78 00:06:26,980 --> 00:06:29,380 起こさないでおいてやったよ。 79 00:06:29,380 --> 00:06:34,220 あの時の礼を まだ言ってなかったな… ガリアード…。・ 80 00:06:34,220 --> 00:06:36,160 助かったよ。 81 00:06:36,160 --> 00:06:38,490 礼には及ばん。 82 00:06:38,490 --> 00:06:41,760 そもそも9年前に 俺が「鎧」を継承していれば・ 83 00:06:41,760 --> 00:06:45,000 こんなことにはならなかった。 84 00:06:45,000 --> 00:06:50,270 アニキが お前をかばって その辺の巨人に食われることもなかった。 85 00:06:50,270 --> 00:06:53,840 マルセルの記憶を見たのか? いいや。 86 00:06:53,840 --> 00:06:58,480 だが前身のユミルって女のことは 少しわかった…。・ 87 00:06:58,480 --> 00:07:02,380 大層な名前をつけられた 哀れな女だ。 88 00:07:04,120 --> 00:07:08,320 あぎと アニキの「顎」を返してくれたのも あの女の意志だろ? 89 00:07:08,320 --> 00:07:10,890 あぁ… そうだ。 90 00:07:10,890 --> 00:07:14,130 じゃあ お前はあの島で何をしたんだ?・ 91 00:07:14,130 --> 00:07:18,000 誰かに助けられてばかりじゃねえかよ。 あぁ…。 92 00:07:18,000 --> 00:07:22,000 (ポルコ)女の記憶を通して お前を見たが… ありゃ何だ?・ 93 00:07:22,000 --> 00:07:26,140 ずいぶんと頼れる男を 気取っていたようだったが…・ 94 00:07:26,140 --> 00:07:28,680 まねごと まるでアニキの真似事じゃねぇか。 95 00:07:28,680 --> 00:07:33,350 ポッコ 艦砲射撃を食らった人を いじめちゃダメだよ。 96 00:07:33,350 --> 00:07:36,150 その名で呼ぶな ピーク。 97 00:07:36,150 --> 00:07:40,490 大丈夫か? 人間に戻るのは2か月ぶりだからね。 98 00:07:40,490 --> 00:07:44,020 その度に二足歩行を忘れてしまうよ。 99 00:07:44,020 --> 00:07:47,900 それよりライナー ガビたちに顔を見せてあげなよ。 100 00:07:47,900 --> 00:07:51,370 すごく心配してたよ。 そうしよう。 101 00:07:51,370 --> 00:07:55,200 (ライナーの足音 ドアが閉まる音) 102 00:07:55,200 --> 00:07:57,140 はー…。 103 00:07:57,140 --> 00:07:59,140 疲れた。 104 00:07:59,140 --> 00:08:01,910 久しぶりに会った気がするな。 105 00:08:01,910 --> 00:08:05,880 えー 戦場じゃ いつも一緒だったろ。 106 00:08:05,880 --> 00:08:09,080 まぁ… しばらくは休めるだろう。 107 00:08:09,080 --> 00:08:11,580 …だといいね。 108 00:08:14,320 --> 00:08:17,160 こっちよ。 あぁ。 109 00:08:17,160 --> 00:08:19,090 なぁ…。 110 00:08:19,090 --> 00:08:23,930 巨人が戦争で役に立たなくなったら 俺たち戦士隊は…・ 111 00:08:23,930 --> 00:08:27,370 エルディア人は どうなるんだろうな。 112 00:08:27,370 --> 00:08:30,170 (水音) (ゾフィア) 近所のおじさんが言ってたんだけど…。 113 00:08:30,170 --> 00:08:33,840 ブラウンさんなら大丈夫だ。 わかってる。 114 00:08:33,840 --> 00:08:36,040 (ファルコ)ん? あれは…。 115 00:08:38,710 --> 00:08:43,550 むく (ウド)恐らく 「無垢の巨人」の 襲撃を食らって生き延びた敵兵だ。 116 00:08:43,550 --> 00:08:48,360 本国に戻ったら 巨人兵器の非人道性を 訴えるマスコットにされる。 117 00:08:48,360 --> 00:08:52,360 そしたらエルディア人の立場は ますますひどくなる一方だ! 118 00:08:52,360 --> 00:08:55,560 世界の皆さん ユミルの民は殺しましょう。 119 00:08:58,400 --> 00:09:00,770 クソッ! クソッ クソッ!! 120 00:09:00,770 --> 00:09:02,840 (ライナー)こらウド。 121 00:09:02,840 --> 00:09:05,040 街の物に当たるな。 122 00:09:05,040 --> 00:09:07,540 あーー!! ライナー!! 123 00:09:07,540 --> 00:09:11,950 もう歩いていいの・ あぁ。 みんなも無事だったか? 124 00:09:11,950 --> 00:09:13,880 ガビ。 うん。 125 00:09:13,880 --> 00:09:15,950 ウド。 まぁね。 126 00:09:15,950 --> 00:09:19,120 ゾフィア。 普通です。 127 00:09:19,120 --> 00:09:22,090 ファルコ。 …どうも。 128 00:09:22,090 --> 00:09:25,990 ねぇ! 私たち レベリオの本部に帰れるんだって!! 129 00:09:25,990 --> 00:09:28,130 それまでに この街を回ろう!! 130 00:09:28,130 --> 00:09:30,200 オイ…。 こんな機会めったにないよ!! 131 00:09:30,200 --> 00:09:32,700 (ファルコ)ブラウンさんは 寝てた方がいいんじゃないですか? 132 00:09:35,840 --> 00:09:38,740 大丈夫だ。 心配ない。 133 00:09:38,740 --> 00:09:42,610 ファルコが帰って寝てな!! オレも行くよ!! 134 00:09:42,610 --> 00:09:46,350 (ウド) 待てガビ! そっちは子供が行っちゃ ダメだって マガト隊長が…。 135 00:09:46,350 --> 00:09:48,950 でも私 隊長が行ってるの見たよ。 136 00:09:58,290 --> 00:10:00,290 待って…。 え? 137 00:10:05,130 --> 00:10:07,830 (ライナー)そっちの店は まだお前らには早い。 138 00:10:07,830 --> 00:10:09,830 (ガビ)えぇ~! 139 00:10:12,140 --> 00:10:14,070 (列車の走行音) 140 00:10:14,070 --> 00:10:18,880 (コルト)お前らは見たか・ エルディアの女神・ガビの雄姿を!! 141 00:10:18,880 --> 00:10:23,720 ガビは 800の同志に代わり 果敢にも装甲列車に挑んだんだぞ・ 142 00:10:23,720 --> 00:10:26,190 ちょっとコルト… 酒臭い。 143 00:10:26,190 --> 00:10:29,490 なぜそんなことをした・ バカタレえぇ!! ぐあああ! 144 00:10:29,490 --> 00:10:35,300 (コルト)同志諸君よ 君らにはわかるか・ このバカタレが誰のために命を張ったか・ 145 00:10:35,300 --> 00:10:38,170 俺にはわかるぞ!! それは!! 146 00:10:38,170 --> 00:10:43,000 君たちエルディア人部隊のために ほかならない! 147 00:10:43,000 --> 00:10:46,610 (エルディア兵たち)うぉおおおおおおお!! 148 00:10:46,610 --> 00:10:48,980 やつ (士官)奴らを黙らせてきます。 149 00:10:48,980 --> 00:10:51,880 こよい (マガト)今宵だけだ。 150 00:10:51,880 --> 00:10:55,620 目をつぶろう。 (エルディア兵たちの声) 151 00:10:55,620 --> 00:10:59,450 (エルディア兵たち) ガービ!! ガービ!! ガービ!! 152 00:10:59,450 --> 00:11:02,120 また見事に担がれたな。 153 00:11:02,120 --> 00:11:04,830 兄に酒を飲ませるのが悪いんです…。 154 00:11:04,830 --> 00:11:07,830 ガビの奴も すぐ調子に乗るから…。 155 00:11:07,830 --> 00:11:13,830 しかし 実際に「鎧」の継承権を 獲得するのは ガビになりそうだ。 156 00:11:13,830 --> 00:11:18,670 ええ。 あなたを慕う少女が このまま「鎧」を継承すれば・ 157 00:11:18,670 --> 00:11:22,510 ガビの寿命は 27歳…。・ 158 00:11:22,510 --> 00:11:26,450 艦砲射撃の的にならなければですが。 159 00:11:26,450 --> 00:11:30,380 あなたは それでいいんですか? 160 00:11:30,380 --> 00:11:32,520 今お前 何て言った? 161 00:11:32,520 --> 00:11:35,720 「九つの巨人」を継承する名誉を 冒とくしたのか? 162 00:11:35,720 --> 00:11:38,660 …! もし これを報告したら・ 163 00:11:38,660 --> 00:11:42,300 お前はコルトや親族と共に 巨人兵器に加えられる。 164 00:11:42,300 --> 00:11:46,830 ま… 待って下さい! 発言を訂正させて下さい。 165 00:11:46,830 --> 00:11:48,770 戦士候補生ファルコ・グライスは・ 166 00:11:48,770 --> 00:11:52,170 己の一族を あ 悪しきユミルの血から解放するべく・ 167 00:11:52,170 --> 00:11:54,510 ささ この血を生涯マーレに捧げます。 168 00:11:54,510 --> 00:11:58,350 では「九つの巨人」を継承する名誉を 何と心得る。 169 00:11:58,350 --> 00:12:01,680 名誉マーレ人として栄誉と誇りを授かり・ 170 00:12:01,680 --> 00:12:06,290 祖国マーレへの忠誠を存分に示す権利が 得られることと存じます。 171 00:12:06,290 --> 00:12:08,790 「鎧の巨人」を継承したいのか? 172 00:12:08,790 --> 00:12:11,690 (エルディア兵たち)おおおおおおっ!! 173 00:12:11,690 --> 00:12:14,630 ありがとおおおおお!! 174 00:12:14,630 --> 00:12:17,500 「鎧の巨人」を継承するのは オレです。 175 00:12:17,500 --> 00:12:20,400 そうだ。 え? 176 00:12:20,400 --> 00:12:22,970 お前がガビを救い出すんだ。 177 00:12:22,970 --> 00:12:25,270 この真っ暗な俺たちの未来から…。 178 00:12:25,270 --> 00:12:30,070 (列車の走行音と警笛) 179 00:12:35,480 --> 00:12:41,960 (ブレーキ音) 180 00:12:41,960 --> 00:12:44,390 (蒸気の音) 181 00:12:44,390 --> 00:12:46,330 着いたああ~ッ!! 182 00:12:46,330 --> 00:12:48,730 生きて帰ってきたぞおぉ!!・ 183 00:12:48,730 --> 00:12:51,670 いと 我らの愛しの故郷!! レベリオ!! 184 00:12:51,670 --> 00:12:56,300 ただいまああああ!! (コルト)ガビ… 大きい声出すなって…。 185 00:12:56,300 --> 00:12:58,940 あっ! イッテテ…。 186 00:12:58,940 --> 00:13:03,240 (ポルコ) 飲めねぇくせに調子に乗るからだろうが。 187 00:13:03,240 --> 00:13:06,550 誰が兄に酒なんか飲ませたんですか? 188 00:13:06,550 --> 00:13:09,020 (ピーク)コルトが欲しそうな顔してたから。 189 00:13:09,020 --> 00:13:13,950 (ジーク)まったく ピークちゃんの思いやりを 車両中に吐き散らすなんて。 190 00:13:13,950 --> 00:13:16,550 (マガト)昨晩は黙らせるべきだった…。 191 00:13:18,290 --> 00:13:20,930 昨日は まんまと担がれたんだってな。 192 00:13:20,930 --> 00:13:23,960 だってコルトが…。 いいじゃない。 193 00:13:23,960 --> 00:13:28,670 担がれるうちが花だよ。 実際 大活躍だったんだもん。 194 00:13:28,670 --> 00:13:30,770 ピークさん。 195 00:13:32,910 --> 00:13:35,610 (ファルコ)<ブラウン副長…。・ 196 00:13:35,610 --> 00:13:38,280 もし副長がオレと同じ考えで・ 197 00:13:38,280 --> 00:13:43,120 エルディア人を戦争から 解放したいんだとしたら…。・ 198 00:13:43,120 --> 00:13:46,150 信じて…いいのか…?> 199 00:13:46,150 --> 00:13:54,430 ・~ 200 00:13:54,430 --> 00:13:57,700 じゃあな しばらくゆっくり休めよ。 201 00:13:57,700 --> 00:14:00,600 いえ あしたからまた訓練なので! 202 00:14:00,600 --> 00:14:03,940 あんた何張り切ってんの? 点数稼ぎ? 203 00:14:03,940 --> 00:14:05,870 そんなんじゃねぇよ! 204 00:14:05,870 --> 00:14:09,740 (ピーク) 二人とも あんま無理しちゃダメだよ。 205 00:14:09,740 --> 00:14:19,740 ・~ 206 00:14:20,690 --> 00:14:22,790 せき 父さん…。 (咳) 207 00:14:27,030 --> 00:14:30,700 ジーク…。 じいちゃん ばあちゃん。 208 00:14:30,700 --> 00:14:32,700 ただいま。 209 00:14:32,700 --> 00:14:35,370 立派に務めを果たしたな…。 210 00:14:35,370 --> 00:14:37,600 いいや まだだよ。 211 00:14:37,600 --> 00:14:40,210 コルト!! ファルコ!! ウギギ…。 コルト・ 212 00:14:40,210 --> 00:14:43,240 あ!! 父さん!! 母さん!! 213 00:14:43,240 --> 00:14:45,240 ガビ!! ガビ!! 214 00:14:48,320 --> 00:14:50,620 ・ライナー。 215 00:14:50,620 --> 00:14:54,490 疲れたでしょう。 帰ってゆっくりなさい。 216 00:14:54,490 --> 00:14:57,990 母さん… そうさせてもらうよ…。 217 00:15:00,160 --> 00:15:02,830 ん? 先 帰ってて。 218 00:15:02,830 --> 00:15:07,330 (コスロ)ほら座るな ったく さっさと立てよ。 219 00:15:07,330 --> 00:15:09,800 コスロさん 負傷兵ですか? 220 00:15:09,800 --> 00:15:12,710 あ? 邪魔すんなよ デコガキ。 221 00:15:12,710 --> 00:15:15,540 心的外傷を負っちまったエルディア人だ。 222 00:15:15,540 --> 00:15:17,480 こっちの国でも・ 223 00:15:17,480 --> 00:15:21,150 ざんごう 長いこと前線で塹壕掘ってると こうなっちまうらしい。 224 00:15:21,150 --> 00:15:24,050 弾とか爆弾が降ってくるからな。・ 225 00:15:24,050 --> 00:15:26,350 ヒュウウウウウ…・ 226 00:15:26,350 --> 00:15:28,290 ドカーーーン!! (負傷兵たち)わぁああっ!! 227 00:15:28,290 --> 00:15:32,230 だあっはははは!! オイ また転んじまったじゃねえか。 228 00:15:32,230 --> 00:15:36,700 大丈夫ですか? 落ち着いて下さい! あ…。 229 00:15:36,700 --> 00:15:39,170 あなたは腕章が逆だ。 230 00:15:39,170 --> 00:15:43,040 大丈夫ですよ。 きっと良くなりますよ。 231 00:15:43,040 --> 00:15:45,940 もう あなたは 戦わなくていいんですから…。 232 00:15:45,940 --> 00:15:48,840 ドッカーン!! (一同)おおおぉ!! 233 00:15:48,840 --> 00:15:52,710 狙ったとおり! 装甲列車は脱線して ひっくり返った!! 234 00:15:52,710 --> 00:15:54,680 作戦大成功!! 235 00:15:54,680 --> 00:15:57,850 でも敵は逃げ去る私に 機関銃を撃ってきた!! 236 00:15:57,850 --> 00:16:00,450 鉛玉を食らう寸前のところで…・ 237 00:16:00,450 --> 00:16:03,790 あぎと ガリアードさんが「顎の巨人」で 私を守ってくれたの! 238 00:16:03,790 --> 00:16:05,790 アッハハハ! すごいわ ガビ!! 239 00:16:05,790 --> 00:16:09,560 お前の勇気が 多くの同胞の命を救ったんだ! 240 00:16:09,560 --> 00:16:12,900 お前はエルディアの救世主だ!! へへへ…。 241 00:16:12,900 --> 00:16:16,240 あなたは自慢の娘よ。 うん うん。 242 00:16:16,240 --> 00:16:20,440 ライナー ガビは戦士になれそうなのかい? 243 00:16:20,440 --> 00:16:25,680 あぁ… ガビが「鎧の巨人」の継承権を 得るのは 決定的だと思う。 244 00:16:25,680 --> 00:16:27,710 それはよかった…。 245 00:16:27,710 --> 00:16:32,750 一族から二人も戦士を授かるなんて… 誇りに思うよ。 246 00:16:32,750 --> 00:16:36,590 あとは あの島に住む悪魔どもさえ 消えてくれれば…・ 247 00:16:36,590 --> 00:16:40,560 エルディア人は みんな幸せになれるのにね。 248 00:16:40,560 --> 00:16:43,200 (ガビの父)でもライナー お前でさえ・ 249 00:16:43,200 --> 00:16:46,100 島の悪魔から逃げるのが やっとだったんだろ? 250 00:16:46,100 --> 00:16:48,170 ダメだよ お父さん。 251 00:16:48,170 --> 00:16:52,870 凶悪で残虐な悪魔たちの住む島に 5年も潜入してたんだよ? 252 00:16:52,870 --> 00:16:55,210 どんなにつらい目に遭ったか…。 253 00:16:55,210 --> 00:16:58,110 機密情報じゃなくたって言えないよ。 254 00:16:58,110 --> 00:17:02,080 おい そうだな… 我が甥よ 悪かった。 255 00:17:02,080 --> 00:17:05,720 いいや… 話せることもある。 256 00:17:05,720 --> 00:17:08,690 俺は あの島で軍隊に潜入したんだ。 257 00:17:08,690 --> 00:17:14,030 連中は まさしく悪魔で 残虐非道な奴らだったよ。 258 00:17:14,030 --> 00:17:18,230 入隊式の最中 突然 芋を食いだした奴がいた。 259 00:17:18,230 --> 00:17:22,100 とが 教官が咎めると 悪びれる様子もなく答えた。 260 00:17:22,100 --> 00:17:25,010 うまそうだから盗んだと。 261 00:17:25,010 --> 00:17:31,140 そんな悪党だが さすがにまずいと 思ったのか 芋を半分譲ると言った。 262 00:17:31,140 --> 00:17:35,980 しかし 差し出した芋は 半分には到底満たないものだった。 263 00:17:35,980 --> 00:17:39,490 奴らに譲り合う精神などないからな。 264 00:17:39,490 --> 00:17:42,760 本当に どうしようもない奴らだった。 265 00:17:42,760 --> 00:17:46,730 便所に入るなり どっちを出しに来たのか 忘れるバカだったり・ 266 00:17:46,730 --> 00:17:50,160 自分のことしか考えてねぇ 不真面目な奴に・ 267 00:17:50,160 --> 00:17:53,500 人のことばっかり考えるクソ真面目な奴。 268 00:17:53,500 --> 00:17:56,000 突っ走るしか頭にねぇ奴に・ 269 00:17:56,000 --> 00:17:58,940 何があっても ついていく奴らだったり…。 270 00:17:58,940 --> 00:18:01,640 それに いろんな奴らがいて…・ 271 00:18:01,640 --> 00:18:05,110 そこに俺たちもいた。 272 00:18:05,110 --> 00:18:07,710 そこにいた日々は まさに地獄だった。 273 00:18:07,710 --> 00:18:10,110 (雨戸の音) 274 00:18:14,090 --> 00:18:17,960 少し話しすぎた。 忘れてくれ。 275 00:18:17,960 --> 00:18:22,800 いろんな奴らって何…? 悪い奴らでしょ? 276 00:18:22,800 --> 00:18:28,330 そうだよ ガビ… 島にいるのは 世界を地獄にした悪魔だ。 277 00:18:28,330 --> 00:18:31,300 いつまた強大な巨人で 世界を踏み潰し・ 278 00:18:31,300 --> 00:18:35,110 進撃してくるかわからない。 それを阻止するのは・ 279 00:18:35,110 --> 00:18:39,350 私たち善良なエルディア人でなくては ならない。 うん。 280 00:18:39,350 --> 00:18:42,680 私たちを 置き去りにして島に逃げた奴らに・ 281 00:18:42,680 --> 00:18:45,490 制裁を与えなくてはならない。 282 00:18:45,490 --> 00:18:48,090 私たちを見捨てた奴らに…。 283 00:18:49,760 --> 00:18:53,060 (雨音と雷鳴) 284 00:18:53,060 --> 00:18:56,300 (鳥の鳴き声) 285 00:18:56,300 --> 00:18:59,870 どうした ガビ? 元気がないな。 286 00:18:59,870 --> 00:19:02,600 おばさん すごく心配してたよ? 287 00:19:02,600 --> 00:19:06,510 島から一人だけ帰ってきて 別人みたいになったって…。 288 00:19:06,510 --> 00:19:10,940 は… 12歳だった息子が オッサンになって帰ってくれば・ 289 00:19:10,940 --> 00:19:13,650 さぞかし心配させるだろう。 290 00:19:13,650 --> 00:19:16,120 うそ なんか… 嘘ついてる。 291 00:19:16,120 --> 00:19:18,620 嘘? 何のことだ? 292 00:19:18,620 --> 00:19:20,550 私にはわからないけど・ 293 00:19:20,550 --> 00:19:23,860 カリナおばさんには わかるみたいだったよ? 294 00:19:23,860 --> 00:19:26,560 (住民)兵隊さんだって。 (住民)かわいそうに…。 295 00:19:28,700 --> 00:19:32,130 おはようございます。 (ジーク)全員そろったな。 296 00:19:32,130 --> 00:19:36,570 珍しいですね 戦士長の部屋に集合なんて。 297 00:19:36,570 --> 00:19:38,510 マーレ軍の人は? 298 00:19:38,510 --> 00:19:40,440 この部屋にはいない。 299 00:19:40,440 --> 00:19:43,540 お茶ぐらい たまにはいいだろ? はぁ。 300 00:19:45,950 --> 00:19:48,650 さて 先の戦いで・ 301 00:19:48,650 --> 00:19:53,820 通常兵器が巨人兵器を上回る未来が より明確に知れ渡った。 302 00:19:53,820 --> 00:19:58,990 マーレが弱れば エルディア人は より生存権を脅かされる立場になる…。 303 00:19:58,990 --> 00:20:01,490 これは民族滅亡の危機だ。 304 00:20:01,490 --> 00:20:06,300 唯一の解決策は 早急に 「始祖の巨人」とパラディ島の資源を・ 305 00:20:06,300 --> 00:20:08,670 マーレに納めること。 306 00:20:08,670 --> 00:20:13,910 まずは改めて あの島の脅威を 強く世界に知らしめなければならない。 307 00:20:13,910 --> 00:20:17,480 物語には語り手が必要だ。・ 308 00:20:17,480 --> 00:20:20,880 それを タイバー家が引き受けてくれるそうだ。 309 00:20:20,880 --> 00:20:23,680 せんつい 「戦鎚の巨人」を管理する タイバー家? 310 00:20:23,680 --> 00:20:29,190 確かにタイバー家は一度も巨人の力を 敵国に向けたことがない。 311 00:20:29,190 --> 00:20:35,500 何より巨人大戦で フリッツ王を退けた 一族として 諸外国に顔が利く。 312 00:20:35,500 --> 00:20:38,200 世界は耳を傾けざるをえないでしょう。 313 00:20:38,200 --> 00:20:41,100 さすがピークちゃんだ。 そのとおりだよ。 314 00:20:41,100 --> 00:20:45,640 しかし 広い土地で優雅に暮らしてきた タイバー家が・ 315 00:20:45,640 --> 00:20:50,080 今さら出てきて英雄を気取るなんて… 虫がよすぎませんか? 316 00:20:50,080 --> 00:20:54,910 気持ちはわかるが タイバー家も 祖国マーレを憂いているんだ。 317 00:20:54,910 --> 00:20:58,450 しかし 俺たちは…。 (ライナー)これで祖国マーレが救われるなら・ 318 00:20:58,450 --> 00:21:03,820 ありがたいことです。 俺たち戦士隊も タイバー家と協力して・ 319 00:21:03,820 --> 00:21:07,190 英雄国マーレ復活の礎となりましょう。 320 00:21:07,190 --> 00:21:11,760 そうだ。 近く このレベリオで祭事が行われる。 321 00:21:11,760 --> 00:21:15,640 祭事? (ジーク)諸外国の要人や記者を招いて・ 322 00:21:15,640 --> 00:21:19,310 タイバー家は宣言を行う。 323 00:21:19,310 --> 00:21:23,180 1年以内にパラディ島を制圧すると。・ 324 00:21:23,180 --> 00:21:27,050 エルディア人とマーレの運命は この作戦に懸かっている。・ 325 00:21:27,050 --> 00:21:31,020 もう失敗は許されない。 祖国マーレの未来のために・ 326 00:21:31,020 --> 00:21:34,890 いま一度 皆の心を一つにしよう。 327 00:21:34,890 --> 00:21:40,590 ガリアードは 多少不満があるようだが まぁ 任務となれば徹底する奴だ。 328 00:21:40,590 --> 00:21:43,930 密室で この内容なら問題ないだろう。 329 00:21:43,930 --> 00:21:47,700 ジークのひと言がなければな…。 ん? 330 00:21:47,700 --> 00:21:51,800 (ライナー)<「この部屋にはいない」…か> 331 00:21:56,710 --> 00:21:58,650 くっ! うわっ! 332 00:21:58,650 --> 00:22:00,750 ハッ…。 ハァッ ハァッ…。 333 00:22:02,380 --> 00:22:04,780 <俺は また行くのか…。・ 334 00:22:04,780 --> 00:22:06,980 あの島へ…> 335 00:22:11,160 --> 00:22:17,930 ・「一秒前の瞬き」 336 00:22:17,930 --> 00:22:25,140 ・「取り残された世界」 337 00:22:25,140 --> 00:22:35,140 ・「羽撃けるなら彼に伝えて」 338 00:22:38,520 --> 00:22:45,390 ・「羽根を焦がす無数の鳥が」 339 00:22:45,390 --> 00:22:52,170 ・「灰を散らし安らぎ笑う」 340 00:22:52,170 --> 00:22:58,710 ・「誰か散らせ」 341 00:22:58,710 --> 00:23:05,180 ・「僕がここに居たという証も」 342 00:23:05,180 --> 00:23:15,180 ・「骨はどうせ砂と化して消えるのに」 343 00:23:19,260 --> 00:23:28,870 ・「骨はどうせ砂と化して消えるのに」 344 00:23:28,870 --> 00:23:34,670 ・「生きてる」 345 00:23:40,410 --> 00:23:44,280 <名誉マーレ人 立派な戦士。・ 346 00:23:44,280 --> 00:23:48,250 なりたかった自分 なれなかった自分。・ 347 00:23:48,250 --> 00:23:52,250 歩んできた道のりは 本当に正しかったのか>