1 00:00:02,830 --> 00:00:05,730 戦え…。 2 00:00:05,730 --> 00:00:07,670 戦え…。 3 00:00:07,670 --> 00:00:10,210 何してるの? 4 00:00:10,210 --> 00:00:13,710 鏡に向かって話しかけてたの? ねぇ…? 5 00:00:13,710 --> 00:00:16,510 戦え 戦えって…。 6 00:00:16,510 --> 00:00:20,320 ね? 戦え 戦えって言ってたんだよね? 7 00:00:20,320 --> 00:00:24,920 戦え 戦えって… 何と戦うの? 8 00:00:24,920 --> 00:00:28,790 戦え 戦えって 2回言ったってことは・ 9 00:00:28,790 --> 00:00:30,790 2回戦があるのかな? 10 00:00:33,760 --> 00:00:36,130 黙ってちゃ わからないよ。 11 00:00:36,130 --> 00:00:40,000 しゃべ 普通は そんな一人で喋ったりは しないと思うんだ…。 12 00:00:40,000 --> 00:00:44,400 私は鏡に映る自分に 話しかけたりしたことがないからさ。 13 00:00:47,240 --> 00:00:50,680 その髪型 かっこいいと思うよ 私は!! 14 00:00:50,680 --> 00:00:52,920 ちょっと乱れてる感じなんか・ 15 00:00:52,920 --> 00:00:56,150 頑張って無造作に見えるような 努力が伝わってくるし…。 16 00:00:56,150 --> 00:00:58,120 何しに来たんですか・ 17 00:00:58,120 --> 00:01:01,490 何って… 話しに来たんだよ。 18 00:01:01,490 --> 00:01:06,830 初めて会った時なんて 一晩中 巨人について語り明かしたじゃないか。 19 00:01:06,830 --> 00:01:12,030 私の一方的な話を… 君は聞いてくれた…。 20 00:01:12,030 --> 00:01:14,300 私は確信してた…。 21 00:01:14,300 --> 00:01:18,800 君が ヒストリアを犠牲にすることは ないって…。 22 00:01:21,080 --> 00:01:31,080 ・~ 23 00:01:47,340 --> 00:01:51,070 ・「Let's start a new life from the darkness」 24 00:01:51,070 --> 00:01:54,340 ・「Until the light reveals the end」 25 00:01:54,340 --> 00:01:57,980 ・「Sinister faces,growing curses」 26 00:01:57,980 --> 00:02:01,480 ・「This is my last war」 27 00:02:01,480 --> 00:02:08,260 ・「Angels playing disguised with devil's faces」 28 00:02:08,260 --> 00:02:14,960 ・「Children cling to their coins squeezing out their wisdom」 29 00:02:14,960 --> 00:02:21,600 ・「Angels planning disguised with devil's faces」 30 00:02:21,600 --> 00:02:28,140 ・「Children cling on to their very last coins」 31 00:02:28,140 --> 00:02:34,550 ・「Destruction and regeneration You are the real enemy」 32 00:02:34,550 --> 00:02:44,550 ・~ 33 00:02:56,470 --> 00:02:59,370 (海鳥の声) 34 00:02:59,370 --> 00:03:05,750 エレン… 1年前 君に 船ごと担ぎ上げられて以来ですね。 35 00:03:05,750 --> 00:03:07,820 これから よろしくお願いします。 36 00:03:07,820 --> 00:03:11,550 いいや 今後もお前らとの接触はない。 37 00:03:11,550 --> 00:03:14,490 顔を見せたのは最大限の譲歩だ。 38 00:03:14,490 --> 00:03:19,390 それで十分です…。 今日は めでたい日になる。 39 00:03:19,390 --> 00:03:24,830 港が完成して 初めて外国の要人を迎えるのだから…。・ 40 00:03:24,830 --> 00:03:29,040 こく パラディ島唯一の友好国 ヒィズル国。・ 41 00:03:29,040 --> 00:03:32,040 その特使 キヨミ・アズマビト。 42 00:03:36,310 --> 00:03:39,110 この家紋に見覚えはございませんか? 43 00:03:40,980 --> 00:03:43,450 これは…!! 見せるんだ ミカサ。 44 00:03:43,450 --> 00:03:46,860 でも これはお母さんが 秘密にしてろって…。 45 00:03:46,860 --> 00:03:50,090 子供の頃 オレには見せただろ? 46 00:03:50,090 --> 00:03:53,790 その秘密は きっとこの日のためだ。 さぁ…。 47 00:03:57,170 --> 00:03:59,100 …!! 48 00:03:59,100 --> 00:04:04,040 この印は 死んだ母の一族から 受け継いできたものです。 49 00:04:04,040 --> 00:04:07,740 私も自分の子に託すように言われました。 50 00:04:07,740 --> 00:04:12,280 あぁ… なんと けなげなことでしょう…。・ 51 00:04:12,280 --> 00:04:16,490 およそ100年以上前 みおや アズマビト家の御祖にあたる・ 52 00:04:16,490 --> 00:04:20,490 我が将軍家子息は フリッツ王家と懇意にしており・ 53 00:04:20,490 --> 00:04:24,290 このパラディ島に とうりゅう 逗留しておられたのです。 54 00:04:24,290 --> 00:04:29,930 そして「巨人大戦」後 ヒィズル国は 敗戦国として立場を追われ…・ 55 00:04:29,930 --> 00:04:34,240 その混乱のさなか 将軍家の忘れ形見は・ 56 00:04:34,240 --> 00:04:38,110 この島に取り残されたのです。 57 00:04:38,110 --> 00:04:42,410 あるじ まつえい あなたは我々が失った一国の主の末裔・ 58 00:04:42,410 --> 00:04:45,010 ヒィズル国の希望です! 59 00:04:48,920 --> 00:04:52,150 (幹部)そもそも「国」ってのが まだよくわからんな…。 60 00:04:52,150 --> 00:04:55,720 とにかく ヒィズルが利用できるなら 何でもするんだ! 61 00:04:55,720 --> 00:04:57,760 わな これが罠だったら? 62 00:04:57,760 --> 00:05:00,860 (幹部) やはり イェレナたちの意見を聞くしか…。 63 00:05:03,030 --> 00:05:05,800 やつ つぼ いや それこそ奴らの思う壺だろ! 64 00:05:05,800 --> 00:05:08,740 (ピクシス)一つ確かなことがある。 65 00:05:08,740 --> 00:05:12,070 我々は海でつながる世界において・ 66 00:05:12,070 --> 00:05:15,940 ヨチヨチ歩きを始めた赤ん坊にすぎん。 67 00:05:15,940 --> 00:05:20,780 今は黙って 耳を貸すのみとしよう…。 68 00:05:20,780 --> 00:05:25,620 ねぇ その印 なんでエレンだけに見せたの? え…? 69 00:05:25,620 --> 00:05:29,490 だって手首の包帯 誰にも見せなかったじゃない。 70 00:05:29,490 --> 00:05:31,760 これは… その…。 71 00:05:31,760 --> 00:05:35,100 うれ なんか嬉しそうだな。 嬉しいんだよ! 72 00:05:35,100 --> 00:05:39,940 私たちは生まれのことで 重い荷物を 背負う者同士なんでしょ? 73 00:05:39,940 --> 00:05:42,840 ミカサが一緒なら こんなに頼もしい人いないよ! 74 00:05:42,840 --> 00:05:45,540 うふふっ。 あ…。 75 00:05:48,440 --> 00:05:51,910 (キヨミ) 本日は両国にとって歴史的な日です。・ 76 00:05:51,910 --> 00:05:55,780 この日を迎えられたのは 私たちを引き合わせてくれた・ 77 00:05:55,780 --> 00:05:59,660 ジーク・イェーガーの存在が不可欠でした。 78 00:05:59,660 --> 00:06:04,890 私どもは彼と密会し ミカサ様への取り次ぎを条件に・ 79 00:06:04,890 --> 00:06:09,790 ある取り計らいに賛同しましたことを 報告させていただきます。 80 00:06:11,730 --> 00:06:14,570 (ジーク)まずは こちらをご覧下さい。 81 00:06:14,570 --> 00:06:16,510 …! これは…。 82 00:06:16,510 --> 00:06:23,110 あれ? ご存じでしたか。 マーレの機密案件でしたが。 83 00:06:23,110 --> 00:06:26,980 この「立体機動装置」は パラディ島で開発された・ 84 00:06:26,980 --> 00:06:29,320 巨人を殺す兵器です。 85 00:06:29,320 --> 00:06:33,520 私が個人的に調達した物ですので ご安心を。 86 00:06:33,520 --> 00:06:35,860 こちらを差し上げます。 87 00:06:35,860 --> 00:06:40,700 しかし この兵器を動かすには ある特殊な燃料が必要です。 88 00:06:40,700 --> 00:06:45,200 ひょうばくせき それを彼らは「氷爆石」と呼んでいました。 89 00:06:45,200 --> 00:06:48,200 いまだパラディ島以外では 採掘されたことがない・ 90 00:06:48,200 --> 00:06:50,540 未知の地下資源です。・ 91 00:06:50,540 --> 00:06:54,140 その兵器の中にも 痕跡が残っているでしょう。 92 00:06:55,840 --> 00:06:59,650 (キヨミ)ジーク・イェーガーは 自分の計画に協力するなら・ 93 00:06:59,650 --> 00:07:04,290 傾いた国家が大国に返り咲くほどの産業を 手にするでしょうと・ 94 00:07:04,290 --> 00:07:06,250 提案してきたのです。 95 00:07:06,250 --> 00:07:11,030 まだ埋蔵量も調査したわけでは ございませんのにねぇ…。 96 00:07:11,030 --> 00:07:14,900 ですが それが事実なら この近代化の時代において・ 97 00:07:14,900 --> 00:07:18,400 金銀財宝に等しい資源が 眠っておられるのです。 98 00:07:20,070 --> 00:07:22,500 <私は だしに使われただけでは…> 99 00:07:22,500 --> 00:07:25,310 <アズマビトは金の匂いに鋭いから・ 100 00:07:25,310 --> 00:07:28,510 うま 交渉は上手くいくって イェレナが言ってたな…> 101 00:07:28,510 --> 00:07:31,080 もう <やはり 儲け話も無しに・ 102 00:07:31,080 --> 00:07:34,980 この島に来る危険は冒せん というわけじゃな> 103 00:07:34,980 --> 00:07:41,190 それで ジーク・イェーガーとの 取り計らいとは 一体何でしょうか? 104 00:07:41,190 --> 00:07:45,790 ご存じのとおり ジーク・イェーガーは 「秘策」があると主張し・ 105 00:07:45,790 --> 00:07:50,070 それには ヒィズルの介入が 不可欠だとしています。・ 106 00:07:50,070 --> 00:07:55,700 こちらは「地鳴らし」でこの島を守るために 必要な 三つの過程です。・ 107 00:07:55,700 --> 00:07:59,570 まず一つ目は 「地鳴らし」の実験的活用。・ 108 00:07:59,570 --> 00:08:05,380 その力の一部を公開し 世界に破壊力を見せつけるのです。・ 109 00:08:05,380 --> 00:08:07,980 二つ目が ヒィズルの介入。・ 110 00:08:07,980 --> 00:08:11,720 「地鳴らし」が必要なくなるまで この島の軍事力を・ 111 00:08:11,720 --> 00:08:16,060 世界の水準並みに底上げすることが 目的です。 112 00:08:16,060 --> 00:08:18,760 そして その期間における「始祖」・ 113 00:08:18,760 --> 00:08:20,800 および「王家の血を引く巨人」・ 114 00:08:20,800 --> 00:08:23,500 両者の継続的な維持。・ 115 00:08:23,500 --> 00:08:25,800 これが三つ目の過程。・ 116 00:08:25,800 --> 00:08:30,210 ジークは「獣の巨人」を 王家の血を引く者へと継承。・ 117 00:08:30,210 --> 00:08:33,480 その者は 13年の任期を終えるまで・ 118 00:08:33,480 --> 00:08:36,040 可能な限り子を増やすこと。 119 00:08:36,040 --> 00:08:41,420 <他の兵器が発達しても 「地鳴らし」は強力な兵器だ…。・ 120 00:08:41,420 --> 00:08:44,090 手放すことができなければ・ 121 00:08:44,090 --> 00:08:48,920 何世代にもわたり 継承は繰り返されていく…。・ 122 00:08:48,920 --> 00:08:53,600 今 私たちが助かるためなら こんな解決不可能の問題を・ 123 00:08:53,600 --> 00:08:57,100 未来の子孫たちに残していいのか…?・ 124 00:08:57,100 --> 00:09:00,000 いいわけがない…! しかし…> 125 00:09:00,000 --> 00:09:05,470 わかりました。 私は 「獣の巨人」の継承を受け入れます。 126 00:09:05,470 --> 00:09:09,170 「地鳴らし」が 我々の存続に不可欠である以上は。 127 00:09:15,480 --> 00:09:17,420 ヒストリア…・ (椅子を引く音) 128 00:09:17,420 --> 00:09:21,020 じゅうりん 壁を破壊し蹂躙されたあげく・ 129 00:09:21,020 --> 00:09:24,260 家畜みてぇに子供を産まされ殺されて・ 130 00:09:24,260 --> 00:09:27,730 やっと生きることが許されるって いうのなら…・ 131 00:09:27,730 --> 00:09:32,330 オレは ジーク・イェーガーの計画は 到底受け入れられません!! 132 00:09:34,300 --> 00:09:38,510 「地鳴らし」の維持に 我々の命運を委ねるのは危険です。 133 00:09:38,510 --> 00:09:42,680 残された時間の限り あらゆる選択を模索するのが・ 134 00:09:42,680 --> 00:09:45,780 我々の取るべき 最善策ではないでしょうか? 135 00:09:49,180 --> 00:09:52,820 (ハンジ) 君と焦燥感を共にしたつもりだった…。 136 00:09:52,820 --> 00:09:56,320 でも 君がなぜ単独行動に出て・ 137 00:09:56,320 --> 00:09:59,630 この島を危機に追い込んだのかが わからない。 138 00:09:59,630 --> 00:10:02,630 もう ヒストリアは どうなってもよかったのかい? 139 00:10:02,630 --> 00:10:06,200 せんつい オレは「戦鎚の巨人」を食いました。 え? 140 00:10:06,200 --> 00:10:10,740 この巨人の能力は 地面から自在に硬質化を操り・ 141 00:10:10,740 --> 00:10:13,440 武器でも何でも生み出せるわけです。 142 00:10:13,440 --> 00:10:19,080 つまり どれだけ深く硬い地下に オレを幽閉しても無駄だってことです。 143 00:10:19,080 --> 00:10:22,320 オレはいつでも好きな時に ここを出られる。 144 00:10:22,320 --> 00:10:25,990 当然 始祖を持つオレを 殺すこともできない。 145 00:10:25,990 --> 00:10:29,790 いくら脅したところで ジークを殺すわけにもいかない。 146 00:10:29,790 --> 00:10:35,000 つまり… ハンジさん あなたに何ができるっていうんですか? 147 00:10:35,000 --> 00:10:36,930 うぐッ・ 148 00:10:36,930 --> 00:10:39,370 教えて下さいよ ハンジさん。 149 00:10:39,370 --> 00:10:43,070 他のやり方があったら!!教えて下さいよ!! 150 00:10:43,070 --> 00:10:45,010 うっ…・ 151 00:10:45,010 --> 00:10:46,980 エレンのエッチ!! 152 00:10:46,980 --> 00:10:50,810 いまだに反抗期かよ!! バカ!! 若者!! 153 00:10:50,810 --> 00:10:53,410 (ハンジの足音) 154 00:10:56,920 --> 00:11:01,420 エルヴィン… あんたの唯一の失策だ…。 155 00:11:01,420 --> 00:11:04,520 何で私なんか団長にしたんだよ…。 156 00:11:07,200 --> 00:11:09,630 (ドアが開く音) 157 00:11:09,630 --> 00:11:13,070 中に入ろう ヒストリア。 158 00:11:13,070 --> 00:11:15,970 もっと 体をいたわらないと…。 159 00:11:21,910 --> 00:11:24,610 (ワインを注ぐ音) 160 00:11:24,610 --> 00:11:29,020 (ローグ)やっぱり俺たちの提議どおり ジークは島に着くなり・ 161 00:11:29,020 --> 00:11:32,450 巨人にしたヒストリア女王に 食わせるべきだったんだ。・ 162 00:11:32,450 --> 00:11:34,490 それがまさか…・ 163 00:11:34,490 --> 00:11:38,730 こしら ハッ! ガキをお拵え あそばされるとはなぁ…。 164 00:11:38,730 --> 00:11:43,000 げせん 所詮は下賤の身にすぎない 名ばかりの女王様ってことだ。 165 00:11:43,000 --> 00:11:45,000 オイ! やめろ。 166 00:11:46,870 --> 00:11:49,800 (ナイル)女王には相手を選ぶ権利がある。 167 00:11:49,800 --> 00:11:55,240 誰の息もかかっていない相手であることは 調査済みだろ?・ 168 00:11:55,240 --> 00:11:58,080 同じ地で生まれた青年だ。・ 169 00:11:58,080 --> 00:12:01,920 幼少期は 女王に石を投げつけていたらしい。・ 170 00:12:01,920 --> 00:12:04,890 構ってほしかったようだ。・ 171 00:12:04,890 --> 00:12:09,590 孤児院を手伝っていたのも 罪悪感からだと。・ 172 00:12:09,590 --> 00:12:14,400 何年も顔を伏せたまま 下働きを務める彼に気付いたのは・ 173 00:12:14,400 --> 00:12:17,200 女王の方からだった。 174 00:12:17,200 --> 00:12:20,100 な そ 馴れ初めなんて どうでもいい。 175 00:12:20,100 --> 00:12:25,510 問題は女王がなぜ今 身勝手な行為に及んだのかだ!! 176 00:12:25,510 --> 00:12:27,810 誰かが助言したんだ。 177 00:12:27,810 --> 00:12:31,310 「妊娠しちまえば 巨人にされずに済む」と! 178 00:12:31,310 --> 00:12:33,320 イェレナに違いない。 179 00:12:33,320 --> 00:12:38,820 あの女は一番イカレていて 頭が切れる危険な奴だからな! 180 00:12:38,820 --> 00:12:42,660 女王が妊娠して ジークは命拾いしたんだぞ・ 181 00:12:42,660 --> 00:12:44,590 オイ 飲みすぎだ ローグ…。 182 00:12:44,590 --> 00:12:47,030 今なら まだ間に合う…。 183 00:12:47,030 --> 00:12:49,830 身重だろうと巨人にしちまえば…。 184 00:12:49,830 --> 00:12:52,230 なか お腹の子は死ぬだろうな。 185 00:12:52,230 --> 00:12:55,570 何より女王の身に何かあれば おしまいだ。 186 00:12:55,570 --> 00:12:59,770 ただでさえ 出産は命の危険が伴うというのに…。 187 00:12:59,770 --> 00:13:03,650 その正論で この国は滅ぶかもな!! 188 00:13:03,650 --> 00:13:06,920 オーイ!! もう1本持ってこい マーレ人!! 189 00:13:06,920 --> 00:13:09,020 かしこまりました。 190 00:13:10,720 --> 00:13:12,650 (ニコロ)グリーズ。 191 00:13:12,650 --> 00:13:16,520 ニコロ…。 オススメは こいつだろ? 192 00:13:16,520 --> 00:13:21,230 (ハンマーの音) (ジャン コニー)ふっ! …っ! 193 00:13:21,230 --> 00:13:23,630 (コニー)なぁ! これは! 194 00:13:23,630 --> 00:13:25,570 俺たちが! 195 00:13:25,570 --> 00:13:29,200 やらなきゃいけないこと! なのか・ 196 00:13:29,200 --> 00:13:32,540 (ジャン)いいや! やらなくていいことだ! 197 00:13:32,540 --> 00:13:36,410 あのバカが あんなこと言いださなければな…。・ 198 00:13:36,410 --> 00:13:41,250 これなら体も鍛えられるし 島の開発も進むって…。 199 00:13:41,250 --> 00:13:45,650 (コニー)確かに今は ヒィズルからの回答を 待つしかないからな…。 200 00:13:45,650 --> 00:13:50,860 (ジャン)ああ… ヒィズルを介して 世界との対話を図るんだ。・ 201 00:13:50,860 --> 00:13:52,790 それで「地鳴らし」に頼らず・ 202 00:13:52,790 --> 00:13:55,700 つら ヒストリアが辛い目に遭わなくて 済むんなら・ 203 00:13:55,700 --> 00:13:58,100 わら 藁でも すがるしかねぇよ…。 204 00:13:58,100 --> 00:14:00,500 あぁ…。 (ハンジ)オォーイ!! 205 00:14:03,610 --> 00:14:07,810 (ハンジ)いや~ この暑い中ご苦労様だよ。 206 00:14:07,810 --> 00:14:11,810 いえ… 俺たちは しかた このバカの護衛で仕方なく…。 207 00:14:11,810 --> 00:14:15,680 お前ら… ずうたい 図体ばかり でかくなりやがって…。 208 00:14:15,680 --> 00:14:17,850 ヒィズルの件でしょうか? 209 00:14:17,850 --> 00:14:21,520 たった今 アズマビトから返事が来た。 それで…。 210 00:14:21,520 --> 00:14:23,490 (ハンジ)ダメだった…。・ 211 00:14:23,490 --> 00:14:27,100 ヒィズル国は 取りつく島もないようだ。 212 00:14:27,100 --> 00:14:30,060 やはり ヒィズルはパラディ島の資源を・ 213 00:14:30,060 --> 00:14:32,600 独占取引したいのだから・ 214 00:14:32,600 --> 00:14:35,500 他国との貿易に協力などしない。・ 215 00:14:35,500 --> 00:14:41,310 そして 世界はパラディ島が災いの種で あり続けることを望んでいる…。・ 216 00:14:41,310 --> 00:14:46,210 それが国々の団結を促し 世界の安定を担保するからだ。 217 00:14:48,080 --> 00:14:50,120 じゃあ…・ 218 00:14:50,120 --> 00:14:53,320 オレたちは「地鳴らし」に頼るしかなくて・ 219 00:14:53,320 --> 00:14:56,220 ヒストリアの犠牲は 避けられないってことですか? 220 00:14:56,220 --> 00:14:59,130 そうなる。 そんな…! 221 00:14:59,130 --> 00:15:03,670 こちらの意図も量らず 勝手に悪魔だって決めつけて…。 222 00:15:03,670 --> 00:15:07,270 どうして みんなが平和になる道を 考えられないんだ…。 223 00:15:08,970 --> 00:15:12,740 それは わからないからだと思う…。 224 00:15:12,740 --> 00:15:16,610 私たちが何者か わからないから 恐れている。 225 00:15:16,610 --> 00:15:21,880 そうだ。 顔の見えない相手なんかを 信用するわけにはいかないからね。 226 00:15:21,880 --> 00:15:23,820 だから… 会いに行こう! 227 00:15:23,820 --> 00:15:28,060 わからないものがあれば 理解しに行けばいい。 228 00:15:28,060 --> 00:15:30,760 それが 調査兵団だろ? 229 00:15:32,860 --> 00:15:35,830 (ジャン)マーレに拠点を設けて潜入か…。 230 00:15:35,830 --> 00:15:39,600 (サシャ)ハンジさん そんなこと考えてたんですね。 231 00:15:39,600 --> 00:15:43,200 そこで 本場のマーレ料理に舌鼓を。 232 00:15:43,200 --> 00:15:48,840 え~ 俺 何持っていこう。 腹を下したら大変だよな。 233 00:15:48,840 --> 00:15:52,550 胃薬と歯ブラシと 故郷の味を何か…。 234 00:15:52,550 --> 00:15:55,220 ハンジさんの話聞いてた? 235 00:15:55,220 --> 00:15:59,090 僕たちが平和を望んでいることを 世界が知れば・ 236 00:15:59,090 --> 00:16:01,390 何かが変わるかもしれない…。 237 00:16:06,390 --> 00:16:09,060 もう少し時間があればな。 238 00:16:09,060 --> 00:16:12,570 オレの寿命は5年とあと少ししかねぇ。 239 00:16:12,570 --> 00:16:15,170 そろそろ決めなきゃいけない。 240 00:16:15,170 --> 00:16:17,470 オレの巨人の継承者を…。 241 00:16:20,010 --> 00:16:23,040 私が引き継ぐ。 (ジャン)お前じゃダメだろ。 242 00:16:23,040 --> 00:16:26,510 アッカーマン家が何なのか まだわかってねぇんだ。 243 00:16:26,510 --> 00:16:31,350 何よりヒィズルといろいろやってこうって 奴が 巨人になってどうする?・ 244 00:16:31,350 --> 00:16:34,090 お前じゃダメな理由は多すぎんだよ。 245 00:16:34,090 --> 00:16:37,290 じゃあ他に誰が? 俺だ。・ 246 00:16:37,290 --> 00:16:40,190 まず俺はエレンより はるかに頭がいい。・ 247 00:16:40,190 --> 00:16:42,800 トチ狂って死に急ぐようなこともなく・ 248 00:16:42,800 --> 00:16:47,770 いついかなる状況でも けう 優れた判断力を発揮できる稀有な存在。・ 249 00:16:47,770 --> 00:16:50,140 それが俺だ! 250 00:16:50,140 --> 00:16:55,080 お前のお下がりは気に入らねぇが 実際 俺以上の人材がいるか? 251 00:16:55,080 --> 00:16:59,510 そんなすげぇ奴を 13年でみすみす 死なすわけにいかねぇだろ・ 252 00:16:59,510 --> 00:17:01,450 アホか。 あぁ・ 253 00:17:01,450 --> 00:17:04,350 お前は兵団の指導者とか目指せよ。 254 00:17:04,350 --> 00:17:06,690 エレンの巨人は俺が継ぐから。 255 00:17:06,690 --> 00:17:09,020 なぁ? それがいいだろ エレン。 256 00:17:09,020 --> 00:17:10,960 コニー…。 257 00:17:10,960 --> 00:17:15,400 よくないですよ あなたはバカなんですよ? え? 258 00:17:15,400 --> 00:17:18,900 え? じゃなくて バカにそんな重要なこと・ 259 00:17:18,900 --> 00:17:20,940 任せられるわけないじゃないですか。 260 00:17:20,940 --> 00:17:23,070 …え? 261 00:17:23,070 --> 00:17:26,410 はぁ… よだきぃなぁもおおぉ…。 262 00:17:26,410 --> 00:17:28,340 私が継ぎますよ。 263 00:17:28,340 --> 00:17:32,180 実戦経験もあって 信頼できるのも私たちくらいなら・ 264 00:17:32,180 --> 00:17:34,920 消去法で私しかいないじゃないですか。 265 00:17:34,920 --> 00:17:36,850 お前ら…。 266 00:17:36,850 --> 00:17:40,090 せれれんよ? せれれんっちゃけどね? 267 00:17:40,090 --> 00:17:43,520 イヤ え? それはおかしいだろ…。 268 00:17:43,520 --> 00:17:46,430 え? いや… だから・ 269 00:17:46,430 --> 00:17:49,630 バカには任せられないって お前が言ったんだろ? 270 00:17:49,630 --> 00:17:51,570 …ん? 271 00:17:51,570 --> 00:17:57,070 お前は 俺よりもバカなんだから… お前 言ってることが矛盾してるんだぞ? 272 00:17:57,070 --> 00:17:59,070 …え? 273 00:17:59,070 --> 00:18:01,780 …え? 274 00:18:01,780 --> 00:18:05,750 オレは お前らに継承させるつもりはない。 275 00:18:05,750 --> 00:18:08,050 何でだ? 276 00:18:08,050 --> 00:18:12,490 お前らが大事だからだ。 他の誰よりも…。 277 00:18:12,490 --> 00:18:15,990 だから… 長生きしてほしい。 278 00:18:15,990 --> 00:18:25,990 ・~ 279 00:18:31,370 --> 00:18:34,840 は・ てめぇ! 何赤くなってんだ・ 280 00:18:34,840 --> 00:18:37,080 どうすんだよ この空気をよぉ・ 281 00:18:37,080 --> 00:18:39,010 すまん…。 282 00:18:39,010 --> 00:18:41,980 ジャン 夕日のせいだよ…。 283 00:18:41,980 --> 00:18:44,820 みんな赤くなってるからさ。 284 00:18:44,820 --> 00:18:48,690 (ジャン)そうか… 夕日なら 仕方ねぇよな…。 285 00:18:48,690 --> 00:18:58,690 ・~ 286 00:19:07,110 --> 00:19:09,880 義勇兵の拘束か…。 287 00:19:09,880 --> 00:19:14,250 まさかピクシス司令が そんな強行策に出るとはな…。 288 00:19:14,250 --> 00:19:19,890 調査兵団は彼らと距離が近いから 事前に知らされなかったらしい…。 289 00:19:19,890 --> 00:19:23,090 そう…せざるを得ないだろうな。 290 00:19:23,090 --> 00:19:29,600 ジークの思惑が確定していない以上 俺たちは危険な状態にあるんだ。 291 00:19:29,600 --> 00:19:33,170 そして突然 ジークの計画に乗ったエレン。 292 00:19:33,170 --> 00:19:36,500 ジークと接触して何を話したのか…・ 293 00:19:36,500 --> 00:19:39,470 真相は本人たちにしか わからない。 294 00:19:39,470 --> 00:19:44,250 なぁ… お前らには アレがエレンに見えたか? 295 00:19:44,250 --> 00:19:48,420 俺は違うと思う。 あいつはエレンじゃない。 296 00:19:48,420 --> 00:19:50,720 もし あいつが俺たちじゃなく・ 297 00:19:50,720 --> 00:19:54,190 腹違いの兄貴の方に 付くことがあるなら…。 298 00:19:54,190 --> 00:19:56,920 あるなら どうするの? 299 00:19:56,920 --> 00:20:00,190 俺たちは 奴を切る覚悟をしておく必要がある。 300 00:20:00,190 --> 00:20:02,190 そんなことさせない!! 301 00:20:05,030 --> 00:20:07,930 お前もそっちに付くのかよ… ミカサ。 302 00:20:09,870 --> 00:20:13,070 そんなことにはならないと思う…。 303 00:20:13,070 --> 00:20:15,980 おも エレンは誰よりも私たちを想っている。 304 00:20:15,980 --> 00:20:18,080 みんなも わかっているはず…。 305 00:20:22,550 --> 00:20:28,260 だから私たち以外の外部に対して 攻撃的になったのかもしれない。 306 00:20:28,260 --> 00:20:30,560 きっと その想いが強すぎたから…。 307 00:20:30,560 --> 00:20:33,930 それは違うぞ。 かつてのあいつは・ 308 00:20:33,930 --> 00:20:39,230 いくらお前が強くても 前線から遠ざけようとする奴だった。・ 309 00:20:39,230 --> 00:20:44,070 だがアルミンに軍港を破壊させ お前を戦場に呼んだ。 310 00:20:44,070 --> 00:20:47,940 あいつが大事だと言った俺も コニーも サシャもだ。 311 00:20:47,940 --> 00:20:51,350 それは 私たちが信頼されてるから…。 312 00:20:51,350 --> 00:20:55,220 実際 私たちが行かなければ 何もできなかった。 313 00:20:55,220 --> 00:20:58,490 サシャが死ぬこともなかっただろうな。 314 00:20:58,490 --> 00:21:03,690 ミカサ… サシャが死んだ時 エレンはどうしたと思う?・ 315 00:21:03,690 --> 00:21:07,600 涙を流したと思うか? 悔しがったと思うか? 316 00:21:07,600 --> 00:21:09,830 コニー よせ。 317 00:21:09,830 --> 00:21:12,600 笑いやがった。 318 00:21:12,600 --> 00:21:16,100 一体何が そんなにおかしかったんだろうな。 319 00:21:16,100 --> 00:21:18,910 サシャが死んだことの どこが…。 320 00:21:18,910 --> 00:21:23,850 説明してくれよ ミカサ。 何でエレンは笑ったのか…。・ 321 00:21:23,850 --> 00:21:27,350 エレンのことは 何でもわかるんだろ? なぁ? 322 00:21:29,550 --> 00:21:33,720 エレンと話そう。 僕とミカサと3人だけで…。 323 00:21:33,720 --> 00:21:35,720 エレンの真意を確かめるんだ。 324 00:21:35,720 --> 00:21:37,930 話し合ってどうする? 325 00:21:37,930 --> 00:21:40,830 もし ジークと同じ目的だったら? 326 00:21:42,760 --> 00:21:46,770 巨人化の薬を入手した兵団には… 選択肢がある。 327 00:21:46,770 --> 00:21:48,900 …まさか・ 328 00:21:48,900 --> 00:21:52,440 信頼できる 他の誰かを巨人にして・ 329 00:21:52,440 --> 00:21:56,040 エレンの「始祖」を継承する選択だ。 330 00:21:56,040 --> 00:22:06,040 ・~ 331 00:22:11,190 --> 00:22:17,970 ・「一秒前の瞬き」 332 00:22:17,970 --> 00:22:25,110 ・「取り残された世界」 333 00:22:25,110 --> 00:22:35,110 ・「羽撃けるなら彼に伝えて」 334 00:22:38,550 --> 00:22:45,390 ・「羽根を焦がす無数の鳥が」 335 00:22:45,390 --> 00:22:52,130 ・「灰を散らし安らぎ笑う」 336 00:22:52,130 --> 00:22:58,670 ・「誰か散らせ」 337 00:22:58,670 --> 00:23:05,180 ・「僕がここに居たという証も」 338 00:23:05,180 --> 00:23:15,180 ・「骨はどうせ砂と化して消えるのに」 339 00:23:19,230 --> 00:23:28,870 ・「骨はどうせ砂と化して消えるのに」 340 00:23:28,870 --> 00:23:34,670 ・「生きてる」 341 00:23:41,220 --> 00:23:44,120 <脱獄したガビとファルコ。・ 342 00:23:44,120 --> 00:23:48,090 行くあても手がかりもない2人に 手を差し伸べたのは・ 343 00:23:48,090 --> 00:23:51,490 彼らが憎むべき悪魔だった>