1 00:00:04,750 --> 00:00:08,760 (ベルトルト)ずっと 同じ夢を見るんだ。 2 00:00:08,760 --> 00:00:12,330 つ 開拓地で首を吊ったおじさんの夢だ。 3 00:00:12,330 --> 00:00:18,030 何で首をくくる前に 僕たちに あんな話をしたんだろうって…。 4 00:00:18,030 --> 00:00:21,900 そんなの… わかるわけないだろ。 5 00:00:21,900 --> 00:00:25,110 誰かに許してほしかったんでしょ。 6 00:00:25,110 --> 00:00:27,740 マルセルを置いて逃げた私たちに・ 7 00:00:27,740 --> 00:00:31,280 何か言えるわけないのにね。 8 00:00:31,280 --> 00:00:35,020 (ベルトルト)僕は… なぜか こう思うんだ。 9 00:00:35,020 --> 00:00:38,950 あのおじさんはきっと 誰かにーー・ 10 00:00:38,950 --> 00:00:41,950 裁いてほしかったんじゃないかな。 11 00:00:43,720 --> 00:00:47,120 よう… 4年ぶりだな ライナー。 12 00:00:50,500 --> 00:00:53,100 (ファルコ)え~と… あれ? 13 00:00:53,100 --> 00:00:56,770 お二人は古い友人だと聞いたんですが…。 14 00:00:56,770 --> 00:00:59,240 ですよね? クルーガーさん。 15 00:00:59,240 --> 00:01:03,640 あぁ… お互い積もる話が多くてな…。 16 00:01:03,640 --> 00:01:06,640 何から話せばいいか わからないんだ。 17 00:01:09,420 --> 00:01:12,120 ありえない…・ 18 00:01:12,120 --> 00:01:14,050 エレン! 19 00:01:14,050 --> 00:01:24,050 ・~ 20 00:01:40,480 --> 00:01:44,150 ・「Let's start a new life from the darkness」 21 00:01:44,150 --> 00:01:47,350 ・「Until the light reveals the end」 22 00:01:47,350 --> 00:01:50,990 ・「Sinister faces, growing curses」 23 00:01:50,990 --> 00:01:54,460 ・「This is my last war」 24 00:01:54,460 --> 00:02:01,230 ・「Angels playing disguised with devil's faces」 25 00:02:01,230 --> 00:02:07,970 ・「Children cling to their coins squeezing out their wisdom」 26 00:02:07,970 --> 00:02:14,610 ・「Angels planning disguised with devil's faces」 27 00:02:14,610 --> 00:02:21,320 ・「Children cling on to their very last coins」 28 00:02:21,320 --> 00:02:27,560 ・「Destruction and regeneration You are the real enemy」 29 00:02:27,560 --> 00:02:37,560 ・~ 30 00:02:49,280 --> 00:02:59,280 (観客のざわめき) 31 00:02:59,660 --> 00:03:02,930 ・タイバー公 そろそろお時間です。 32 00:03:02,930 --> 00:03:04,870 あぁ…。 33 00:03:04,870 --> 00:03:06,830 あらまぁ。 34 00:03:06,830 --> 00:03:09,740 (ヴィリー)これはこれは アズマビト家の皆様。 35 00:03:09,740 --> 00:03:11,740 わざわざ激励に? 36 00:03:11,740 --> 00:03:16,210 お邪魔だったかしらね。 少し顔を見に来ただけなの。 37 00:03:16,210 --> 00:03:20,410 ぶざま 無様な顔でしょう? すっかりアガってしまいました。 38 00:03:20,410 --> 00:03:24,050 いいえ あなた方は勇敢です。 39 00:03:24,050 --> 00:03:28,620 我々の一族は よく知ってますもの。 40 00:03:28,620 --> 00:03:31,090 健闘を祈りますよ。 41 00:03:31,090 --> 00:03:33,190 痛み入ります キヨミ様。 42 00:03:34,900 --> 00:03:38,530 座れよ ライナー。 43 00:03:38,530 --> 00:03:40,930 ここは いい席だ。 44 00:03:40,930 --> 00:03:44,740 けんそう ステージの喧騒が よく聞こえる…。 45 00:03:44,740 --> 00:03:50,440 この上の建物は普通の住居だ。 ステージの裏側だが…。 46 00:03:50,440 --> 00:03:55,080 多くの住民が 幕が上がるのを楽しみにして待っている。 47 00:03:55,080 --> 00:03:57,850 …! 48 00:03:57,850 --> 00:04:01,420 ここのすぐ上でな…。 49 00:04:01,420 --> 00:04:03,860 あれ… クルーガーさん・ 50 00:04:03,860 --> 00:04:05,930 けが 手を怪我しているんですか? 51 00:04:05,930 --> 00:04:08,230 あぁ… すり傷だ。 52 00:04:10,060 --> 00:04:12,860 ライナー 座れよ。 53 00:04:18,100 --> 00:04:20,810 では 僕は先に戻ってますね。 54 00:04:20,810 --> 00:04:23,410 いいや ファルコ。 55 00:04:23,410 --> 00:04:26,410 お前もここで話を聞くんだ。 56 00:04:26,410 --> 00:04:29,220 え? (ライナー)ファルコ…。 57 00:04:29,220 --> 00:04:31,520 言うとおりにするんだ…。 58 00:04:31,520 --> 00:04:34,190 …はい。 59 00:04:34,190 --> 00:04:37,090 さて… 行きましょうか。 60 00:04:42,460 --> 00:04:47,300 あら… お久しぶりです レオンハートさん。 61 00:04:47,300 --> 00:04:51,900 ブラウンさん。 あんたの息子を出迎えた時以来か…。 62 00:04:53,740 --> 00:04:57,610 そういや 寝たきりだったフーバーさん 逝っちまったんだって? 63 00:04:57,610 --> 00:05:02,850 えぇ… 息子がすべてを ささ マーレに捧げたことが誇りだと・ 64 00:05:02,850 --> 00:05:05,720 いつも おっしゃっていました…。 65 00:05:05,720 --> 00:05:08,820 きっと娘さんも立派に…。 (アニの父)死んでねぇよ。 66 00:05:11,220 --> 00:05:15,920 アニは生きてる。 帰ってくると 約束したんだ。 67 00:05:18,800 --> 00:05:24,500 (マガト)しかし まさかこの収容区で 宣戦布告を行うことになるとはな…。 68 00:05:26,170 --> 00:05:29,510 (ガビ) すごい… カルヴィ元帥まで来てるよ。 69 00:05:29,510 --> 00:05:33,310 (ウド)マーレ軍の中枢が 収容区にそろうなんて…。・ 70 00:05:33,310 --> 00:05:36,520 それに各国の大使や名家の数々。 71 00:05:36,520 --> 00:05:41,220 (ポルコ)あとは全世界の主要な新聞社が 全部ってところか。 72 00:05:41,220 --> 00:05:44,190 (ピーク)世界の中心にいる気分だね。 73 00:05:44,190 --> 00:05:47,660 (コルト)すごいですね タイバー家の力って。 74 00:05:47,660 --> 00:05:50,160 (ポルコ)同じエルディア人なのにな…。 75 00:05:50,160 --> 00:05:52,200 ・~(演奏) 76 00:05:52,200 --> 00:05:55,000 わっ!! 始まった。 77 00:05:55,000 --> 00:05:57,100 ファルコとブラウンさんは まだかな? 78 00:05:58,840 --> 00:06:03,180 マーレの戦士よ。 マガト隊長がお呼びだ。 79 00:06:03,180 --> 00:06:13,180 ・~(演奏) 80 00:06:22,530 --> 00:06:27,530 エレン… どうやって… 何しに ここに来た? 81 00:06:30,800 --> 00:06:32,770 お前と同じだよ。 82 00:06:32,770 --> 00:06:35,640 な… な…。 83 00:06:35,640 --> 00:06:39,980 わからないか? お前と同じだよ。 84 00:06:39,980 --> 00:06:43,720 しかた 「仕方なかった」ってやつだ。 85 00:06:43,720 --> 00:06:46,690 (拍手) 86 00:06:46,690 --> 00:06:51,090 おっと。 幕が上がったようだ。 87 00:06:51,090 --> 00:06:53,090 聞こうぜ。 88 00:06:53,090 --> 00:06:55,560 (拍手) 89 00:06:55,560 --> 00:06:58,500 昔話をしましょう。 90 00:06:58,500 --> 00:07:01,100 今から およそ100年前…・ 91 00:07:01,100 --> 00:07:06,910 エルディア帝国は 巨人の力で世界を支配していました。 92 00:07:06,910 --> 00:07:10,910 始祖ユミルの出現から 今日に至るまでに・ 93 00:07:10,910 --> 00:07:15,620 現生の人類が 三度絶滅しても足りないほどの命が・ 94 00:07:15,620 --> 00:07:18,520 巨人に奪われたとされています。 95 00:07:23,860 --> 00:07:25,830 (人々)ああぁぁああ…!! 96 00:07:25,830 --> 00:07:31,000 (ヴィリー)巨人によって 途方もない数の民族や文化…・ 97 00:07:31,000 --> 00:07:33,900 その歴史が奪われてきたのです。 98 00:07:33,900 --> 00:07:36,740 さつりく その殺戮こそが人類史であり・ 99 00:07:36,740 --> 00:07:39,940 エルディア帝国の歩んだ歴史でした。 100 00:07:39,940 --> 00:07:43,740 そして 敵のいなくなった エルディア帝国は・ 101 00:07:43,740 --> 00:07:48,310 同族同士で殺し合いを始めました。・ 102 00:07:48,310 --> 00:07:51,520 「巨人大戦」の始まりです。・ 103 00:07:51,520 --> 00:07:56,360 八つの巨人を持つ家が 血を流し合ったのです。・ 104 00:07:56,360 --> 00:08:01,490 そして この状況に 勝機を見いだしたマーレ人がいました。・ 105 00:08:01,490 --> 00:08:04,700 彼こそが 英雄ヘーロス。 106 00:08:04,700 --> 00:08:07,000 彼の巧みな情報操作により・ 107 00:08:07,000 --> 00:08:11,870 エルディア帝国は 次々と同士討ちに倒れていきました。・ 108 00:08:11,870 --> 00:08:15,040 そして彼は タイバー家と手を組み・ 109 00:08:15,040 --> 00:08:17,940 勝つことは不可能とされた フリッツ王さえも・ 110 00:08:17,940 --> 00:08:20,680 島に退かせることに成功したのです。 111 00:08:20,680 --> 00:08:23,180 (拍手) 112 00:08:23,180 --> 00:08:29,890 しかし パラディ島に退いた王は いまだに力を持ったまま。・ 113 00:08:29,890 --> 00:08:37,330 世界を踏み潰せるだけの幾千万もの巨人が あの島に控えています。・ 114 00:08:37,330 --> 00:08:43,000 今現在 我々の世界が まだ踏み潰されずに存在しているのは…・ 115 00:08:43,000 --> 00:08:48,310 偶然である。 巨人学会はそうとしか説明できません。・ 116 00:08:48,310 --> 00:08:55,650 我が祖国マーレは その脅威を排除すべく 4体の巨人を島に送り込みましたが…・ 117 00:08:55,650 --> 00:09:01,450 返り討ちに終わり よろい 戻ってこられたのは「鎧の巨人」のみ。・ 118 00:09:01,450 --> 00:09:07,560 つまり暗黒の人類史たるエルディア帝国は いまだ健在なのです。 119 00:09:07,560 --> 00:09:10,560 聞いたか ライナー。 120 00:09:10,560 --> 00:09:14,370 あれが壁を破壊した理由だろ? 121 00:09:14,370 --> 00:09:18,170 お前たちは世界を救おうとした。 122 00:09:18,170 --> 00:09:20,810 そうなんだろ? 123 00:09:20,810 --> 00:09:23,740 イェーガーは そのまま正門に行け。 124 00:09:23,740 --> 00:09:27,040 はーい。 二人はこっちだ。 125 00:09:31,180 --> 00:09:34,090 あなたを どこかで見たことがある気がする。 126 00:09:34,090 --> 00:09:36,320 どこの所属? 127 00:09:36,320 --> 00:09:40,190 西のラクア基地だが 招集を受け参加している。 128 00:09:40,190 --> 00:09:43,730 そしてエルディア人の無駄話に つきあう気はない。 129 00:09:43,730 --> 00:09:47,970 それは残念… すてき ひげ 素敵な あご髭だと思ったのに…。 130 00:09:47,970 --> 00:09:50,400 あ! ピークさん! 131 00:09:50,400 --> 00:09:52,340 パンツァー隊!・ 132 00:09:52,340 --> 00:09:54,940 こんな日まで お勤めご苦労! ッ・ 133 00:09:54,940 --> 00:09:57,710 な・ そ そんな ピークさんこそ…。 134 00:09:57,710 --> 00:09:59,950 今日は… ご機嫌なんですかね…。 135 00:09:59,950 --> 00:10:03,320 何をしている 行くぞ! どうした? 136 00:10:03,320 --> 00:10:09,460 しゃりき いや~ 車力の巨人と運命を共にする 彼らとは 絆が大事でね。 137 00:10:09,460 --> 00:10:13,630 今 その絆に 亀裂入ってないか? 138 00:10:13,630 --> 00:10:18,000 何か異常は? 今のところ 報告はありません。 139 00:10:18,000 --> 00:10:20,270 ささい どんな些細なことでもいい。 140 00:10:20,270 --> 00:10:23,570 すべて知らせるように伝えろ。 (コスロ)了解です。 141 00:10:25,100 --> 00:10:27,300 (兵士)ここだ。 入れ。 (ドアが開く音) 142 00:10:32,850 --> 00:10:34,780 (ポルコ)マガト隊長は どこに…? 143 00:10:34,780 --> 00:10:36,850 ポルコ!! (ポルコ ピーク)あっ!!・ 144 00:10:36,850 --> 00:10:39,650 わああああぁぁぁっ!! 145 00:10:41,960 --> 00:10:44,860 (ファルコ)<何なんだ これは?・ 146 00:10:44,860 --> 00:10:48,730 おび 何でブラウン副長が あんなに怯えて…・ 147 00:10:48,730 --> 00:10:52,270 クルーガーさんは 古い友人じゃないのか?・ 148 00:10:52,270 --> 00:10:55,170 …! 古い?・ 149 00:10:55,170 --> 00:10:58,170 古いって 何年前の…・ 150 00:10:58,170 --> 00:11:02,510 4年以前なら 知り合ったのはパラディ島…・ 151 00:11:02,510 --> 00:11:05,410 いや そんなわけが…・ 152 00:11:05,410 --> 00:11:08,210 だって そんなこと…> 153 00:11:08,210 --> 00:11:10,150 ありえない。 154 00:11:10,150 --> 00:11:12,250 <まさかー> 155 00:11:17,660 --> 00:11:22,600 (ヴィリー)さて ここまで語った話は 誰もが知る事実。・ 156 00:11:22,600 --> 00:11:27,270 ですが 真実とは少々異なります。 157 00:11:27,270 --> 00:11:33,070 ここからは 我々タイバー家が せんつい 「戦鎚の巨人」と共に受け継いできた記憶・ 158 00:11:33,070 --> 00:11:39,580 その本当の真実を 今回初めて公表させていただきます。・ 159 00:11:39,580 --> 00:11:42,780 今から およそ100年前…。・ 160 00:11:42,780 --> 00:11:45,220 「巨人大戦」を終わらせたのは・ 161 00:11:45,220 --> 00:11:48,860 ヘーロスでもタイバー家でも ありませんでした。 162 00:11:48,860 --> 00:11:53,190 あの戦争を終結させ 世界を救ったのは・ 163 00:11:53,190 --> 00:11:56,030 フリッツ王なのです。・ 164 00:11:56,030 --> 00:12:00,300 彼はエルディア帝国の残虐な歴史を嘆き・ 165 00:12:00,300 --> 00:12:03,140 同族同士の争いに疲れ果て・ 166 00:12:03,140 --> 00:12:08,940 何より 虐げられ続けたマーレに 心を痛めておられたのです。・ 167 00:12:08,940 --> 00:12:14,550 彼は「始祖の巨人」を継承すると同時に タイバー家と画策し・ 168 00:12:14,550 --> 00:12:18,950 ひとりのマーレ人を英雄と称し 活躍させました。・ 169 00:12:18,950 --> 00:12:21,550 名は ヘーロス。・ 170 00:12:21,550 --> 00:12:25,430 そして できる限りの エルディア国民を島に移し…・ 171 00:12:25,430 --> 00:12:28,330 壁の門を閉ざしました。・ 172 00:12:28,330 --> 00:12:35,130 その際 安息を脅かせば 幾千の巨人で報復すると言い残しました。 173 00:12:35,130 --> 00:12:40,040 しかし これは真意ではありません。・ 174 00:12:40,040 --> 00:12:43,810 フリッツ王は 自らの思想を引き継がせるため・ 175 00:12:43,810 --> 00:12:46,780 「不戦の契り」を生み出しました。・ 176 00:12:46,780 --> 00:12:51,550 これにより カール・フリッツの思想は 代々受け継がれ・ 177 00:12:51,550 --> 00:12:56,390 今日まで 島から 巨人が攻めてくることはなかったのです。 178 00:12:56,390 --> 00:12:59,330 つまり 世界を守っていたのは・ 179 00:12:59,330 --> 00:13:03,160 我々が忌むべき「壁の王」だと思っていた・ 180 00:13:03,160 --> 00:13:08,970 カール・フリッツの 平和を願う心なのです。・ 181 00:13:08,970 --> 00:13:12,540 彼の目的は平和です。 182 00:13:12,540 --> 00:13:18,880 後にマーレが力をつけ 王家の命や 「始祖の巨人」を奪おうとするなら・ 183 00:13:18,880 --> 00:13:21,150 それを受け入れる。・ 184 00:13:21,150 --> 00:13:24,820 それほどまでに エルディア人の犯した罪は重く・ 185 00:13:24,820 --> 00:13:28,050 決して償うことはできない。・ 186 00:13:28,050 --> 00:13:33,360 ただし いずれ報復を受けるまでの間 壁の中の世界に・ 187 00:13:33,360 --> 00:13:37,660 争いのない つかの間の楽園を享受したい。 188 00:13:37,660 --> 00:13:40,570 どうか それだけは許してほしい。 189 00:13:40,570 --> 00:13:43,070 王は最後に そう言い残しました。 190 00:13:43,070 --> 00:13:46,010 え…? (観客)どういうことだ? 191 00:13:46,010 --> 00:13:48,210 (観客のざわめき) (観客)これが事実なら…。 192 00:13:48,210 --> 00:13:51,110 (観客)マーレやタイバー家が 世界を救ったってのは・ 193 00:13:51,110 --> 00:13:54,010 すべてフリッツ王の お膳立てだったってことか? 194 00:13:54,010 --> 00:13:57,880 (観客)本当に 「壁の王」が 世界を侵略することがないなら・ 195 00:13:57,880 --> 00:14:00,390 パラディ島脅威論とは何だったのか…? 196 00:14:00,390 --> 00:14:03,720 そう 我々タイバー家は・ 197 00:14:03,720 --> 00:14:08,130 一族の安泰を条件に カール・フリッツと手を組み・ 198 00:14:08,130 --> 00:14:10,930 マーレにエルディアを売った。 199 00:14:10,930 --> 00:14:17,200 タイバー家とは ありもしない名誉を貪る 卑しいコソ泥にすぎない…。・ 200 00:14:17,200 --> 00:14:22,540 私が この場を持って 偽りの栄誉と決別したのは・ 201 00:14:22,540 --> 00:14:24,610 この世界が置かれている・ 202 00:14:24,610 --> 00:14:27,350 危険な状況を理解したからです。 203 00:14:27,350 --> 00:14:29,280 (マーレ兵)隊長! ん? 204 00:14:29,280 --> 00:14:33,890 戦士たちが… 呼びに向かった 兵士ともども 姿を消しました!! 205 00:14:33,890 --> 00:14:36,990 予備隊を動員し 捜索しろ!! 了解!! 206 00:14:38,820 --> 00:14:40,920 始まったか…。 207 00:14:42,700 --> 00:14:45,630 い (ポルコ)痛ってぇな クソ…。 208 00:14:45,630 --> 00:14:48,030 何だよ これは・ 209 00:14:48,030 --> 00:14:51,270 戦士を拘束する仕掛けだろうね。・ 210 00:14:51,270 --> 00:14:55,210 古典的だけど この狭さじゃ巨大化できない…。 211 00:14:55,210 --> 00:14:59,980 ましてや二人じゃ…。 あぁ… 最悪圧死だ。 212 00:14:59,980 --> 00:15:03,480 あのノッポの兵士… 何が目的だ? 213 00:15:03,480 --> 00:15:05,420 わからない…。 214 00:15:05,420 --> 00:15:08,720 でも あの兵士 どこかで…。 215 00:15:08,720 --> 00:15:12,730 (観客のざわめき) 216 00:15:12,730 --> 00:15:14,960 <そこで見ててくれ…。・ 217 00:15:14,960 --> 00:15:17,530 これが俺のけじめだ> 218 00:15:17,530 --> 00:15:20,870 ・~ 219 00:15:20,870 --> 00:15:27,640 カール・フリッツは 「始祖の巨人」の力で 三重の壁を築きました。 220 00:15:27,640 --> 00:15:32,880 この壁は およそ幾千万もの 「超大型巨人」で造られており・ 221 00:15:32,880 --> 00:15:37,320 盾と矛として 平和を守ってきました。 222 00:15:37,320 --> 00:15:42,150 しかし近年 パラディ島内で反乱が起きました。 223 00:15:42,150 --> 00:15:44,760 とうた フリッツ王の平和思想は淘汰され・ 224 00:15:44,760 --> 00:15:49,200 「始祖の巨人」は ある者に奪われました。 225 00:15:49,200 --> 00:15:53,130 ほうこう 世界に再び 危機が迫っています。 (咆哮) 226 00:15:53,130 --> 00:15:56,970 (ヴィリー)平和への反逆者… その名は・ 227 00:15:56,970 --> 00:15:59,370 エレン・イェーガー。 228 00:16:02,210 --> 00:16:08,010 だま (ファルコ)騙した… 尊敬…してたのに…。 229 00:16:08,010 --> 00:16:10,920 ずっと… 騙してた…。 230 00:16:10,920 --> 00:16:15,190 悪いな… ファルコ。 お前には助けられた。 231 00:16:15,190 --> 00:16:17,920 え…? ッーー!! 232 00:16:17,920 --> 00:16:22,220 あの手紙… オレに届けさせた あの手紙は…・ 233 00:16:25,770 --> 00:16:30,840 家族宛の手紙じゃなかったが 仲間には届いた。 234 00:16:30,840 --> 00:16:33,410 あ… あぁ…。 235 00:16:33,410 --> 00:16:35,880 そんな… まさか…。 236 00:16:35,880 --> 00:16:39,350 な…仲間だと・ 237 00:16:39,350 --> 00:16:41,910 (ヴィリー)パラディ島の脅威とは…・ 238 00:16:41,910 --> 00:16:46,650 この超大型巨人群による襲撃 「地鳴らし」です。 239 00:16:46,650 --> 00:16:49,860 先ほど説明したとおり 王家の血筋は・ 240 00:16:49,860 --> 00:16:54,630 「不戦の契り」により 「始祖の巨人」を行使することはない。 241 00:16:54,630 --> 00:16:59,530 しかし現在 「始祖の巨人」を身に宿す エレン・イェーガーは・ 242 00:16:59,530 --> 00:17:03,700 「地鳴らし」を発動させる可能性を 秘めています。・ 243 00:17:03,700 --> 00:17:09,510 一度「地鳴らし」が発動されてしまえば 我々にできることは もうありません。・ 244 00:17:09,510 --> 00:17:15,210 あしおと 人類はただ 終末の跫音に震え 逃げ惑うのみ。・ 245 00:17:15,210 --> 00:17:18,120 あらゆる都市や文明は踏み潰され・ 246 00:17:18,120 --> 00:17:22,690 文字どおり すべては平らな地表と化すのです。 247 00:17:22,690 --> 00:17:25,190 そのとおりだ。 248 00:17:25,190 --> 00:17:29,630 ヴィリー・タイバーの言うとおり オレは悪者だ。 249 00:17:29,630 --> 00:17:33,030 世界を滅ぼしちまうかもしれない。 250 00:17:33,030 --> 00:17:37,740 だがオレにも お前たちが悪者に見えた。 251 00:17:37,740 --> 00:17:43,580 あの日 壁が破られ じゅうりん オレの故郷は巨人に蹂躙され・ 252 00:17:43,580 --> 00:17:47,510 目の前で母親が食われた。 253 00:17:47,510 --> 00:17:50,320 オレには わからなかった…。 254 00:17:50,320 --> 00:17:53,150 なぜだ? ライナー。 255 00:17:53,150 --> 00:17:57,020 何で母さんはあの日 巨人に食われた? 256 00:17:57,020 --> 00:18:02,460 それは… 俺たちがあの日 壁を破壊したからだ…。 257 00:18:02,460 --> 00:18:05,700 なぜ壁を破壊した? 258 00:18:05,700 --> 00:18:08,670 混乱に乗じて壁内に侵入し…・ 259 00:18:08,670 --> 00:18:11,500 うかが 壁の王の出方を窺うために…。 260 00:18:11,500 --> 00:18:13,840 その任務とは? 261 00:18:13,840 --> 00:18:17,510 始祖を奪還し 世界を救うことだ。 262 00:18:17,510 --> 00:18:19,480 そうか…。 263 00:18:19,480 --> 00:18:22,380 世界を救うためだったら・ 264 00:18:22,380 --> 00:18:24,380 そりゃあ仕方ないよなぁ…。 265 00:18:28,150 --> 00:18:30,690 (ライナー)あの時 言ってたよな…。 266 00:18:30,690 --> 00:18:35,230 「お前らが できるだけ苦しんで死ぬように 努力する」って…。 267 00:18:35,230 --> 00:18:38,030 そのために来たんだろ? 268 00:18:38,030 --> 00:18:41,630 あぁ… 言ったっけ? そんなこと…。 269 00:18:41,630 --> 00:18:45,170 え? 忘れてくれ。 270 00:18:45,170 --> 00:18:50,610 確かにオレは 海の向こう側にあるもの すべてが敵に見えた。 271 00:18:50,610 --> 00:18:53,350 そして今 海を渡って・ 272 00:18:53,350 --> 00:18:58,950 敵と同じ屋根の下で 敵と同じ飯を食った。 273 00:18:58,950 --> 00:19:02,820 ライナー お前と同じだよ…。 274 00:19:02,820 --> 00:19:07,160 やつ もちろん ムカつく奴もいるし いい奴もいる。 275 00:19:07,160 --> 00:19:09,160 ウッ・ 276 00:19:09,160 --> 00:19:15,270 海の外も 壁の中も 同じなんだ。 277 00:19:15,270 --> 00:19:20,710 だがお前たちは 壁の中にいる奴らは 悪魔だと教えられた…。 278 00:19:20,710 --> 00:19:23,710 まだ何も知らない子供が…・ 279 00:19:23,710 --> 00:19:26,510 たた そう叩き込まれた。 280 00:19:26,510 --> 00:19:31,280 一体何ができたよ 子供だったお前に。 281 00:19:31,280 --> 00:19:34,590 なぁ? ライナー お前…・ 282 00:19:34,590 --> 00:19:37,290 ずっと苦しかっただろ? 283 00:19:37,290 --> 00:19:39,690 …!! 284 00:19:39,690 --> 00:19:43,560 違う!! 違うんだ エレン…!!・ 285 00:19:43,560 --> 00:19:46,870 俺は あの日… マルセルが食われて…・ 286 00:19:46,870 --> 00:19:49,700 アニと… ベルトルトは 作戦を中止して・ 287 00:19:49,700 --> 00:19:53,010 引き返そうとしたのに…・ 288 00:19:53,010 --> 00:19:56,310 俺は… 二人を無理やり説得して・ 289 00:19:56,310 --> 00:19:59,750 作戦を続行させたんだ…。 290 00:19:59,750 --> 00:20:02,410 俺は英雄になりたかった…!! 291 00:20:02,410 --> 00:20:05,650 誰かに尊敬されたかった…。 292 00:20:05,650 --> 00:20:08,550 俺が悪いんだよ。 293 00:20:08,550 --> 00:20:12,320 お前の母親が 巨人に食われたのは 俺のせいだ!! 294 00:20:12,320 --> 00:20:16,030 (ヴィリー)私は… この血を恨みました。 295 00:20:16,030 --> 00:20:20,330 他の誰よりも… エルディア人の根絶を願いました。 296 00:20:20,330 --> 00:20:25,540 (ライナー)もう嫌なんだ 自分が…。 俺を殺してくれ…。 297 00:20:25,540 --> 00:20:29,510 ですが 私は死にたくありません。・ 298 00:20:29,510 --> 00:20:34,680 それは… 私が この世に生まれてきてしまったからです。 299 00:20:34,680 --> 00:20:38,550 我々は 国も人種も異なる者同士です!!・ 300 00:20:38,550 --> 00:20:45,320 しかし 強大な敵を前にした今こそ 一つになる時なのです!!・ 301 00:20:45,320 --> 00:20:50,160 だから今 死にたくない者は 力を貸してほしい!! 302 00:20:50,160 --> 00:20:53,370 どうか… 一緒に未来を生きてほしい!! 303 00:20:53,370 --> 00:20:55,970 (拍手と歓声) 304 00:20:55,970 --> 00:21:00,810 (ヴィリー)皆で力を合わせれば どんな困難も 乗り越えていけるはずです!! 305 00:21:00,810 --> 00:21:03,710 (拍手と歓声) 306 00:21:03,710 --> 00:21:07,350 やっぱりオレは… お前と同じだ。 307 00:21:07,350 --> 00:21:09,720 …え? 308 00:21:09,720 --> 00:21:13,120 (拍手と歓声) (ヴィリー)どうか 私と共に 力を合わせて・ 309 00:21:13,120 --> 00:21:16,020 パラディ島の悪魔と戦ってほしい!! 310 00:21:16,020 --> 00:21:20,460 (拍手と歓声) 多分… 生まれた時からこうなんだ。 311 00:21:20,460 --> 00:21:25,030 私 ヴィリー・タイバーは マーレ政府特使として・ 312 00:21:25,030 --> 00:21:27,430 今ここに宣言します!! 313 00:21:27,430 --> 00:21:29,400 オレは進み続ける。 314 00:21:29,400 --> 00:21:31,400 …え? 315 00:21:31,400 --> 00:21:33,500 敵を駆逐するまで。 316 00:21:36,010 --> 00:21:38,010 …!! 317 00:21:40,980 --> 00:21:44,720 (ヴィリー)パラディ島勢力へ!! 宣戦布告を!! 318 00:21:44,720 --> 00:21:51,460 アアアアアアアァァァァアッ!! 319 00:21:51,460 --> 00:21:55,060 アアアァァ… ウガアアアッ!! 320 00:21:59,930 --> 00:22:06,330 アアアアアアアァァァアアッ!! 321 00:22:12,210 --> 00:22:18,980 ・「一秒前の瞬き」 322 00:22:18,980 --> 00:22:26,160 ・「取り残された世界」 323 00:22:26,160 --> 00:22:36,160 ・「羽撃けるなら彼に伝えて」 324 00:22:39,570 --> 00:22:46,410 ・「羽根を焦がす無数の鳥が」 325 00:22:46,410 --> 00:22:53,150 ・「灰を散らし安らぎ笑う」 326 00:22:53,150 --> 00:22:59,690 ・「誰か散らせ」 327 00:22:59,690 --> 00:23:06,200 ・「僕がここに居たという証も」 328 00:23:06,200 --> 00:23:16,200 ・「骨はどうせ砂と化して消えるのに」 329 00:23:20,250 --> 00:23:29,890 ・「骨はどうせ砂と化して消えるのに」 330 00:23:29,890 --> 00:23:35,690 ・「生きてる」 331 00:23:41,330 --> 00:23:44,300 <突如現れた「進撃の巨人」。・ 332 00:23:44,300 --> 00:23:49,540 その咆哮響く中 容赦なく踏み殺されていく人々。・ 333 00:23:49,540 --> 00:23:53,540 暴虐を尽くすエレンに 戦鎚が振り下ろされる>