1 00:00:02,002 --> 00:00:04,004 < あなたは 想像できるだろうか? 2 00:00:04,004 --> 00:00:06,006 思いを寄せた相手に 指1本➡ 3 00:00:06,006 --> 00:00:09,176 触れることすらできないという 人生を。 4 00:00:09,176 --> 00:00:11,678 触った者の命を奪う。 5 00:00:11,678 --> 00:00:15,015 それが 魔女が 彼にかけた呪いだった。 6 00:00:15,015 --> 00:00:19,353 実の母には距離を置かれ 友人には 化け物と罵られ➡ 7 00:00:19,353 --> 00:00:24,358 見知らぬ人にまで 森に住む死神だと うわさされた。 8 00:00:24,358 --> 00:00:29,363 だが 彼は 決して 孤独でなかった> 9 00:00:31,865 --> 00:00:34,034 (シャロン)よく寝た! 10 00:00:34,034 --> 00:00:36,870 <坊ちゃん:突然 現れた 2人の魔術師。 11 00:00:36,870 --> 00:00:39,373 考え方は違うけれど 僕らは➡ 12 00:00:39,373 --> 00:00:42,709 彼らの魔術学校に 入ることに決めた。 13 00:00:42,709 --> 00:00:46,046 過去を変えたいという 同じ目的の下に> 14 00:00:46,046 --> 00:00:48,849 (シャーデー)私も 仲間に入れてよ! 15 00:02:32,519 --> 00:02:37,190 (ヴィオラ)毎朝 毎朝 本当に 大丈夫なの? この子。 16 00:02:37,190 --> 00:02:39,192 歩きながら寝てるけど…。 17 00:02:39,192 --> 00:02:42,029 (アリス)イチ先生のお稽古は 厳しいんですね。 18 00:02:42,029 --> 00:02:46,033 (カフ)ああ だが 充実している。 (ケト)急に起きたっす。 19 00:02:46,033 --> 00:02:50,037 イチ先生が教えてくれた。 強くなることは信じることだ! 20 00:02:50,037 --> 00:02:53,540 自分を信じ ザインや みんなを信じて 戦いに集中すれば➡ 21 00:02:53,540 --> 00:02:55,542 私は もっと もっと 熱くなれ…。 22 00:02:55,542 --> 00:02:58,211 ぐぅ…。 言うだけ言って 電池 切れたか。 23 00:02:58,211 --> 00:03:00,147 (ザイン)ほんま 器用な子やで。 24 00:03:00,147 --> 00:03:04,484 (イヴリン)お~い! 下級生! (坊ちゃん)先輩たち? 25 00:03:04,484 --> 00:03:08,488 なんか用っすか? イチ先生に頼まれたんだよ。 26 00:03:08,488 --> 00:03:11,658 カフが 毎日 徹夜で そろそろ きついだろって。 27 00:03:11,658 --> 00:03:14,861 サラ やってやんな。 お~! 《巨乳!》 28 00:03:17,664 --> 00:03:19,666 (一同)あっ…。 んっ? 29 00:03:19,666 --> 00:03:24,337 頭が すっきりする! 眠気も 疲れも なくなったぞ! 30 00:03:24,337 --> 00:03:27,507 サラは なめることで 元の状態に戻す。 31 00:03:27,507 --> 00:03:31,845 つまり 回復させる魔術師なんだ。 唾 付けときゃ 治るってやつさ。 32 00:03:31,845 --> 00:03:34,514 なるほど! ありがとう サラさん! 33 00:03:34,514 --> 00:03:38,351 うわ~! うぅ… 俺も 急に疲れが出て…。 34 00:03:38,351 --> 00:03:40,353 サラさん 頼む 回復を…。 35 00:03:40,353 --> 00:03:43,023 ねえ 他のみんなは 何ができるの? 36 00:03:43,023 --> 00:03:46,359 (ミリィ)私 なんでも斬れる! 37 00:03:46,359 --> 00:03:48,528 お前は 滑舌を なんとかしろ! 38 00:03:48,528 --> 00:03:52,632 先に行くよ ザイン。 うぅ… 回復! サラさんの回復! 39 00:04:45,852 --> 00:04:49,356 それじゃあ 稽古に行ってくる。 (ザイン)おう。 あんま無理すんなよ。 40 00:04:49,356 --> 00:04:53,693 平気だ! 私とイチ先生を信じろ。 ヘヘッ。 41 00:04:53,693 --> 00:04:56,029 さて 俺は どうするかな? 42 00:04:56,029 --> 00:04:59,966 もう少しで 魔法が 1段上に行く気がするんだが➡ 43 00:04:59,966 --> 00:05:02,135 何かが足りねえ。 44 00:05:02,135 --> 00:05:05,972 気持ちよく すっきりしてえな。 45 00:05:05,972 --> 00:05:09,776 先輩たちに頼んでみるか! 46 00:05:11,812 --> 00:05:15,982 クルクル クルクルクル。 おりゃ! んっ…。 47 00:05:15,982 --> 00:05:17,984 《イチ:集中できてるね。 48 00:05:17,984 --> 00:05:21,488 少し教えただけで これほど変わるとは…》 49 00:05:21,488 --> 00:05:23,824 (イチ)そこまで! そろそろ いいだろう。 50 00:05:23,824 --> 00:05:27,827 どれだけ熱くなれるか 魔法を使ってみな。 51 00:05:27,827 --> 00:05:30,830 うむ。 52 00:05:30,830 --> 00:05:34,000 《カフ:何も守れなかった あの日から➡ 53 00:05:34,000 --> 00:05:37,671 私は 自分1人で戦おうと もがいてきた。 54 00:05:37,671 --> 00:05:39,673 だが もう 違う。 55 00:05:39,673 --> 00:05:44,344 ザインを… イチ先生を…。 共に進む仲間を信じて➡ 56 00:05:44,344 --> 00:05:47,347 私は 最っ高に 強く 熱くなる!》 57 00:05:47,347 --> 00:05:49,349 フッ…。 58 00:05:49,349 --> 00:05:53,053 《もっと もっと… もっと 熱く!》 59 00:05:55,355 --> 00:05:58,024 やるじゃないか。 ああ。 60 00:05:58,024 --> 00:06:01,461 今の私は 太陽くらい熱々だぞ。 61 00:06:01,461 --> 00:06:08,301 ハッ! とう! 食らえ 必殺 太陽くらい熱いボール! 62 00:06:08,301 --> 00:06:10,470 (ザイン)ギャー! 63 00:06:10,470 --> 00:06:13,073 あっ… ああ… うっ… うぅ…。 64 00:06:15,809 --> 00:06:17,978 あっ あっ… ああ かなり。 65 00:06:17,978 --> 00:06:19,980 《何かが足りねえなんて➡ 66 00:06:19,980 --> 00:06:22,482 軽い気持ちで 頼むんじゃなかったぜ。 67 00:06:22,482 --> 00:06:25,318 1段上どころか 2~3段 上がったかも》 68 00:06:25,318 --> 00:06:28,521 ありがとうな 先輩。 これで 十分…。 69 00:06:31,825 --> 00:06:33,827 えっ!? いや そっ… その もう 結構…。 70 00:06:33,827 --> 00:06:37,497 ヒギャー! ブゲー! 71 00:06:37,497 --> 00:06:40,333 ビリビリ ビリビリ ビリビリ ビリビリ ビリビリ ビリビリ! 72 00:06:40,333 --> 00:06:42,502 (ニコ)魔界に戻るって? 73 00:06:42,502 --> 00:06:45,338 在学中 いろいろ お世話になったっす。 74 00:06:45,338 --> 00:06:47,674 (ダレス)感情的には複雑だけど➡ 75 00:06:47,674 --> 00:06:50,677 あなたたちとは 利害が一致してる。 76 00:06:50,677 --> 00:06:52,846 できることがあれば協力するわ。 77 00:06:52,846 --> 00:06:56,683 もちろん シャーデーの説得は するのよね? 78 00:06:56,683 --> 00:07:00,787 いきなり 戦って殺すというなら こちらにも考えがあるけど。 79 00:07:00,787 --> 00:07:04,624 肉親の情ってやつかい? だけじゃないわ。 80 00:07:04,624 --> 00:07:07,460 彼女には 生きててもらわなきゃ困るのよ。 81 00:07:07,460 --> 00:07:12,966 わかった。 君がいれば シャーデーを 説得できる確率も上がるだろう。 82 00:07:12,966 --> 00:07:16,136 俺だって 無駄な血を 流したいわけじゃない。 83 00:07:16,136 --> 00:07:20,807 過去に向かう段取りが決まったら 呼んでちょうだい。 それじゃあ。 84 00:07:20,807 --> 00:07:27,480 ねえ 協力する代わりに 1つ 欲しい物があるのだけど。 85 00:07:27,480 --> 00:07:29,482 んっ? 86 00:07:29,482 --> 00:07:34,487 《ダレス:この前 見つけた 魔女が 人間になれる本。 87 00:07:34,487 --> 00:07:38,491 ここに書いているとおりにすれば 人間に…。 88 00:07:38,491 --> 00:07:41,995 そうしたら…。 89 00:07:41,995 --> 00:07:45,665 そうしたら… そうしたら!》 90 00:07:45,665 --> 00:07:48,168 い~や~! 91 00:07:48,168 --> 00:07:52,839 あ~! あ~! ハァハァ ハァハァ…。 92 00:07:52,839 --> 00:07:56,176 でっ… でも 結構 大変みたい。 93 00:07:56,176 --> 00:07:58,678 アイテムを 1,000種 集めたうえで➡ 94 00:07:58,678 --> 00:08:01,614 1,000の工程を経る必要が あるのね。 95 00:08:01,614 --> 00:08:03,616 最後は 何かしら? 96 00:08:03,616 --> 00:08:07,120 にっ… 人間と せっぷん! 97 00:08:07,120 --> 00:08:09,956 ハッ! びっくりして 思わず 投げちゃった。 98 00:08:09,956 --> 00:08:13,960 《だけど これを 全部 やり遂げたら➡ 99 00:08:13,960 --> 00:08:15,962 ウォルターと同じになれる。 100 00:08:15,962 --> 00:08:21,801 なりたい。 ウォルターと同じ人間になりたい!》 101 00:08:21,801 --> 00:08:25,638 (ウォルター)あっ ここにいたのか ダレス。 102 00:08:25,638 --> 00:08:27,974 ウウウウ… ウォルター!? 103 00:08:27,974 --> 00:08:31,811 捜してたんだ。 もう 魔界に戻る って さっき聞いたから。 104 00:08:31,811 --> 00:08:35,482 うっ… うん。 しばらく留守にしたから➡ 105 00:08:35,482 --> 00:08:40,320 そろそろ 帰らなきゃって。 んっ? 106 00:08:40,320 --> 00:08:43,156 ごめんなさい。 もう 行かないと。 あっ…。 107 00:08:43,156 --> 00:08:45,992 ひぃ~! また 会える? 108 00:08:45,992 --> 00:08:49,329 もっ… もちろん。 109 00:08:49,329 --> 00:08:52,332 あっ…。 110 00:08:52,332 --> 00:08:56,636 つい 握ってしまった。 失礼だったかな? 111 00:09:03,777 --> 00:09:05,779 う~ん 空気が まずい! 112 00:09:05,779 --> 00:09:10,116 魔界に帰ってきたって 感じがするっす。 ええ。 113 00:09:10,116 --> 00:09:12,285 でも なんだか 雰囲気が違うわね。 114 00:09:12,285 --> 00:09:15,622 いつもと比べて どこか緩いような。 そっすか? 115 00:09:15,622 --> 00:09:19,793 (テト)お~ ケト おかえり! あら おかえりなさい。 116 00:09:19,793 --> 00:09:24,297 お魚パーティーしてるのよ。 あなたたちも一緒に どう? ウフッ。 117 00:09:24,297 --> 00:09:27,100 ほっ… 本物? なじみまくってるっす。 118 00:09:31,805 --> 00:09:33,973 (シャロン)ふ~ん なるほどね。 119 00:09:33,973 --> 00:09:37,644 あなたの話で 大体のところは わかったけど➡ 120 00:09:37,644 --> 00:09:39,979 あれから 10年以上もたってるなんて➡ 121 00:09:39,979 --> 00:09:42,148 信じられないわ! 122 00:09:42,148 --> 00:09:45,151 この別邸だって 私の知ってるまんまだし! 123 00:09:45,151 --> 00:09:47,987 そもそも あなたが ダレスだなんて➡ 124 00:09:47,987 --> 00:09:50,323 言われなきゃ 気付かなかったわよ! 125 00:09:50,323 --> 00:09:53,326 あの仮面の顔しか印象にないもの。 126 00:09:53,326 --> 00:09:56,996 そういえば お姉さんは? シャーデーは 元気? 127 00:09:56,996 --> 00:10:00,166 相変わらず よくしゃべる女ね。 ウフッ。 128 00:10:00,166 --> 00:10:03,169 あなたたち いつも一緒だったから ちょっと違和感。 129 00:10:03,169 --> 00:10:07,574 は~い ロブ! あっ ちょっと老けてる! 130 00:10:12,512 --> 00:10:16,349 (ロブ)びっくりした。 そうは見えないわね。 131 00:10:16,349 --> 00:10:19,686 (ロブ)ご本人なのですか? 132 00:10:19,686 --> 00:10:22,856 本物よ! シャロン・レンドロット 25歳。 133 00:10:22,856 --> 00:10:24,858 娘は 大好きなアリス! 134 00:10:24,858 --> 00:10:28,194 好きな食べ物は うんと… たくさん! 135 00:10:28,194 --> 00:10:32,365 あっ 間違いないようですね。 おかえりなさいませ シャロン殿。 136 00:10:32,365 --> 00:10:35,535 ただいま! ていうか おはよう! 137 00:10:35,535 --> 00:10:39,038 う~ん… しかし 私には 何がなんだか わかりません。 138 00:10:39,038 --> 00:10:41,374 突然 いなくなった あなたが➡ 139 00:10:41,374 --> 00:10:46,212 今になって あの日のままの姿で現れるとは。 140 00:10:46,212 --> 00:10:48,381 私も不思議なのよね。 141 00:10:48,381 --> 00:10:51,217 毎日 メイドを 頑張ってたはずなんだけど➡ 142 00:10:51,217 --> 00:10:54,554 どうして こんなに寝ちゃったのか 覚えてなくて。 143 00:10:54,554 --> 00:10:57,390 強いショックで 記憶が飛んだのよ。 144 00:10:57,390 --> 00:10:59,893 しばらく のんびりしやがるといいわ。 145 00:10:59,893 --> 00:11:02,829 アリスも じきに 学校から戻ってくるだろうし。 146 00:11:02,829 --> 00:11:05,164 学校? アリスは 学校に行ってるの? 147 00:11:05,164 --> 00:11:07,500 そうよね もう そんな年だし。 148 00:11:07,500 --> 00:11:12,005 今回は 10日間ほどの 短期留学のようなものです。 149 00:11:12,005 --> 00:11:15,508 坊ちゃんが行かれるというので アリス殿も お供に。 150 00:11:15,508 --> 00:11:20,680 坊ちゃんも ご一緒なの? アリス 大きくなったんでしょうね。 151 00:11:20,680 --> 00:11:23,683 一体 どんな子になってるのかしら? 152 00:11:23,683 --> 00:11:25,685 えっ? ていうか 坊ちゃんは➡ 153 00:11:25,685 --> 00:11:29,355 今 こっちに お住まいなの? アリスも? ガーベラは 本邸よね? 154 00:11:29,355 --> 00:11:34,527 じゃあ もしかして 私が寝てる間 ロブが ずっと アリスの面倒を? 155 00:11:34,527 --> 00:11:38,364 あっ いえ アリス殿が ここに来たのは 2年前です。 156 00:11:38,364 --> 00:11:41,201 一体 何から話せばよいのか…。 157 00:11:41,201 --> 00:11:43,703 長くなりそうだし 帰るわ。 158 00:11:43,703 --> 00:11:46,873 寝てる間の積もる話 じっくり聞きなさい。 159 00:11:46,873 --> 00:11:50,376 あっ うん。 ダレスも いろいろ ありがとうね。 160 00:11:50,376 --> 00:11:55,381 魔界のみんなにも よろしく。 ええ ごきげんよう。 161 00:11:55,381 --> 00:11:58,051 《シャロンが目覚めたのは➡ 162 00:11:58,051 --> 00:12:01,654 私たちが 過去に戻ったことの影響よね? 163 00:12:01,654 --> 00:12:05,658 シャーデーが意図したことか それとも…》 164 00:12:05,658 --> 00:12:09,329 (坊ちゃん)ニコ先生 本当に お世話になりました。 165 00:12:09,329 --> 00:12:11,497 明日 みんなで帰ります。 166 00:12:11,497 --> 00:12:14,334 そうか 寂しくなるな。 167 00:12:14,334 --> 00:12:18,004 教えるべきことは教えたが 収穫はあったかい? はい。 168 00:12:18,004 --> 00:12:21,507 ザインは しびれるくらい 何か つかんだって言ってますし➡ 169 00:12:21,507 --> 00:12:24,510 イチ先生からも カフは もう 十分 強くなったと。 170 00:12:24,510 --> 00:12:26,512 君は どうだい? 171 00:12:26,512 --> 00:12:29,182 まだ シャーデーと 友達になるとか ほざくかよ? 172 00:12:29,182 --> 00:12:33,019 もちろん。 ここで学んで 改めて思ったんです。 173 00:12:33,019 --> 00:12:35,021 僕ら 普通の人間も➡ 174 00:12:35,021 --> 00:12:39,525 魔術師も 魔女も みんな わかり合えるって。 175 00:12:39,525 --> 00:12:43,863 だから 友達になれます。 シャーデーとだって きっと。 176 00:12:43,863 --> 00:12:47,867 おもしろい男だな 君は。 177 00:12:47,867 --> 00:12:50,036 気に入ったよ。 あっ…。 178 00:12:50,036 --> 00:12:54,540 ダレスとも約束した。 シャーデーとは まず 説得から入る。 179 00:12:54,540 --> 00:12:57,377 そこは 君たちに任せたよ。 はい。 180 00:12:57,377 --> 00:13:00,647 それと あのときの言葉は取り消す。 181 00:13:00,647 --> 00:13:03,483 ⦅シャーデーを殺す最後の切り札は➡ 182 00:13:03,483 --> 00:13:07,320 君が やつに触ることだって⦆ 183 00:13:07,320 --> 00:13:11,991 君の気持ちも考えず 望まないことをさせようとした。 184 00:13:11,991 --> 00:13:15,495 許してほしい。 そんな… 気にしてません。 185 00:13:15,495 --> 00:13:18,665 ありがとう。 一緒に呪いを解こう。 186 00:13:18,665 --> 00:13:22,835 そして お互いの人生を取り戻そうぜ。 187 00:13:22,835 --> 00:13:26,172 おい ニコ! 授業で使った備品の片づけ➡ 188 00:13:26,172 --> 00:13:30,009 手伝えって言ったはずだよ! あ~ ごめん おイチ! 189 00:13:30,009 --> 00:13:32,011 フッ…。 190 00:14:29,168 --> 00:14:31,170 そろそろ 出発します。 191 00:14:31,170 --> 00:14:35,174 作戦の準備が整ったら それぞれに知らせに行くよ。 192 00:14:35,174 --> 00:14:40,012 ザインは ここで得た感覚を忘れずに 自主トレを頼む。 193 00:14:40,012 --> 00:14:44,016 おっ… おっす パイセン。 それより カフ もう 帰るぞ! 194 00:14:44,016 --> 00:14:47,520 イチ先生が 背中 とんとん してくれなきゃ 行かない。 195 00:14:47,520 --> 00:14:50,356 何 言ってんだい? こいつは。 196 00:14:50,356 --> 00:14:52,358 ムフー。 197 00:14:52,358 --> 00:14:55,528 ありがとう イチ先生! バイバイ! 198 00:14:55,528 --> 00:14:58,197 変なのに懐かれちまった。 199 00:14:58,197 --> 00:15:00,133 特等席! 200 00:15:00,133 --> 00:15:03,136 それじゃ 連絡を待ってます。 201 00:15:03,136 --> 00:15:07,140 またな 下級生! 僕たちも一緒に戦うからね! 202 00:15:13,146 --> 00:15:16,482 (イヴリン)バイバーイ! (ミリィ)うんち! 203 00:15:16,482 --> 00:15:18,484 (イチ)黙れ! 204 00:15:18,484 --> 00:15:22,822 なあ おイチ シャーデーとの最終決戦の日➡ 205 00:15:22,822 --> 00:15:25,992 シャーデーとデイをかけて シャーデイって呼ぶのは…。 206 00:15:25,992 --> 00:15:27,994 (イチ)お前も黙れ。 207 00:15:27,994 --> 00:15:30,663 速い 速い! すごいぞ ザイン! 208 00:15:30,663 --> 00:15:32,832 手 離すな 落ちるぞ! うっ… うぅ…。 209 00:15:32,832 --> 00:15:35,835 フリー先生 どのくらいで屋敷に着くんだい? 210 00:15:35,835 --> 00:15:38,337 (フリー) もう 着きました。 降ろします。 211 00:15:38,337 --> 00:15:41,507 うわ~! 坊ちゃん。 212 00:15:41,507 --> 00:15:43,509 ほらほら 坊ちゃん。 213 00:15:43,509 --> 00:15:46,012 痛ててて。 214 00:15:46,012 --> 00:15:49,182 さすが 魔法の馬車 あっという間だな。 215 00:15:49,182 --> 00:15:51,517 帰ってきましたね。 ああ。 216 00:15:51,517 --> 00:15:54,020 やっぱり ここが落ち着くよ。 217 00:15:56,022 --> 00:15:59,525 お~ おかえりなさいませ 坊ちゃん アリス殿。 218 00:15:59,525 --> 00:16:01,794 ウフフッ お待ちしてましたよ! 219 00:16:01,794 --> 00:16:05,465 ただいま帰りました ロブさん。 ウフフフフフ…。 ただいま。 220 00:16:05,465 --> 00:16:08,467 それより どうしたの? なんか 様子が変だけど。 221 00:16:08,467 --> 00:16:10,470 あ~ いやいや 何も。 222 00:16:10,470 --> 00:16:14,473 実は アリス殿に ちょっとしたサプライズがありまして。 223 00:16:14,473 --> 00:16:17,143 きっと喜んでくださるだろうと。 フフフッ! 224 00:16:17,143 --> 00:16:19,145 サプライズなのに言っちゃうの? 225 00:16:19,145 --> 00:16:21,981 あ~ まだ 言わないほうが よかったですね。 226 00:16:21,981 --> 00:16:23,983 あっ ともかく こちらへ。 ささ! 227 00:16:27,987 --> 00:16:29,989 あっ…。 アリス! 228 00:16:29,989 --> 00:16:32,491 シャロンさん? 229 00:16:32,491 --> 00:16:35,795 ご無沙汰してます。 坊ちゃんも大きくなられて。 230 00:16:39,332 --> 00:16:41,334 あっ…。 231 00:16:44,837 --> 00:16:50,510 この長い年月がたっても 私のこと すぐに わかりました? 232 00:16:50,510 --> 00:16:54,313 わかるわよ。 私 あなたのママだもの。 233 00:16:56,515 --> 00:16:59,352 こんな すてきな お嬢さんに なってるなんて➡ 234 00:16:59,352 --> 00:17:01,287 ママ 鼻が高いわ。 235 00:17:01,287 --> 00:17:03,956 それに とっても元気そうだし…。 236 00:17:03,956 --> 00:17:06,792 うれしい。 生きていることが…。 237 00:17:06,792 --> 00:17:09,462 目覚めてくれたことが ただ うれしい。 238 00:17:09,462 --> 00:17:12,131 寂しい思いをさせて ごめんね。 239 00:17:12,131 --> 00:17:14,800 よかった アリスも シャロンさんも。 うんうんうん。 240 00:17:14,800 --> 00:17:18,137 (シャロン/アリス)ウフフフ! フフフフフ…。 《でも どうして 急に 呪いが? 241 00:17:18,137 --> 00:17:21,140 シャーデー 一体 何を?》 242 00:17:23,142 --> 00:17:26,145 (シャロン)ロブから いろいろ聞いて 本当に びっくりしたわ。 243 00:17:26,145 --> 00:17:29,982 坊ちゃん 呪いのこと ずっと おつらかったでしょう。 244 00:17:29,982 --> 00:17:32,985 いえ ロブやアリスがいてくれましたから。 245 00:17:32,985 --> 00:17:34,987 シャロンさんこそ 大変でしたね。 246 00:17:34,987 --> 00:17:38,491 フフッ… 意外と受け入れてますよ。 247 00:17:38,491 --> 00:17:42,495 アリスの成長を そばで見守れたら もっと よかったんだけど。 248 00:17:44,664 --> 00:17:47,500 せっかく 会えて うれしいのだけど➡ 249 00:17:47,500 --> 00:17:50,336 私 近いうちに ここを出るわ。 250 00:17:50,336 --> 00:17:53,839 えっ? ここで メイドしてくれると助かるのに。 251 00:17:53,839 --> 00:17:55,841 いつも 人手不足だから。 252 00:17:55,841 --> 00:17:59,512 妹が 長い間 アリスの面倒を見てくれてたので➡ 253 00:17:59,512 --> 00:18:01,447 挨拶に行きたいんです。 254 00:18:01,447 --> 00:18:04,283 そのあとは 本邸で お世話になるつもり。 255 00:18:04,283 --> 00:18:07,787 ガーベラに会いに行かなきゃ! ガーベラ? 256 00:18:07,787 --> 00:18:11,958 ハッ! ガーベラって あの母を名前で? ウフフフフ! ウフフッ! 257 00:18:11,958 --> 00:18:14,460 そう呼んでって言われたんです。 258 00:18:14,460 --> 00:18:19,131 あの子 ああ見えて 意外と 情熱的なんだから。 情熱的? 259 00:18:19,131 --> 00:18:23,636 私は お母さんに そばにいてほしい。 260 00:18:23,636 --> 00:18:26,639 《萌え!》 ごめんね アリス。 261 00:18:26,639 --> 00:18:29,308 でも 私がいたら 坊ちゃんと あなたが➡ 262 00:18:29,308 --> 00:18:32,144 いちゃいちゃできないでしょ? あっ…。 263 00:18:32,144 --> 00:18:34,146 まあ かわいい! 図星? 264 00:18:34,146 --> 00:18:36,983 ロブも いちゃいちゃの邪魔ですかね? 265 00:18:36,983 --> 00:18:40,086 そんなわけない。 君も家族だろ。 ほっ! 266 00:18:44,156 --> 00:18:47,994 シャロンさん もう少し詳しく 聞きたいことがあるんです。 267 00:18:47,994 --> 00:18:52,164 はっ… はい。 おじい様とシャーデーのことで。 268 00:18:52,164 --> 00:18:54,333 何か 知っていることはありませんか? 269 00:18:54,333 --> 00:18:57,169 僕の呪いに 関係があるみたいなんです。 270 00:18:57,169 --> 00:19:00,439 呪いに? いくらでも話しますわ! 271 00:19:00,439 --> 00:19:05,277 まず 私とヴィクトル様のことから お話ししますね。 272 00:19:05,277 --> 00:19:08,280 出会いは 本当に偶然だったんです。 273 00:19:08,280 --> 00:19:10,950 私とアリスが 2人で暮らしていた小屋。 274 00:19:10,950 --> 00:19:13,619 そういえば ここ 少し似ているわ。 275 00:19:13,619 --> 00:19:17,289 その小屋に 狩りの途中で けがをした貴族の方が➡ 276 00:19:17,289 --> 00:19:19,291 助けを求めに来られて…。 277 00:19:19,291 --> 00:19:22,795 (坊ちゃん)それが おじい様? (シャロン)はい。 278 00:19:22,795 --> 00:19:27,133 幸い おけがは軽く すぐに戻られたのですが…。 279 00:19:27,133 --> 00:19:29,969 後日 ご連絡を頂いたのです。 280 00:19:29,969 --> 00:19:32,972 よかったら 屋敷に住み込みで働きなさい。 281 00:19:32,972 --> 00:19:36,142 アリスを診てくれる医者も 呼ぶからと。 282 00:19:36,142 --> 00:19:38,644 それで お屋敷に? (シャロン)うん。 283 00:19:38,644 --> 00:19:40,813 あのころは 病弱な あなたを残して➡ 284 00:19:40,813 --> 00:19:44,150 働きにも行けなくて 本当に苦しかったの。 285 00:19:44,150 --> 00:19:47,319 だから ヴィクトル様には 感謝しても しきれない。 286 00:19:47,319 --> 00:19:49,321 でも 雇ってもらったものの➡ 287 00:19:49,321 --> 00:19:52,992 メイドの仕事は初めてだし 失敗ばっかりで…。 288 00:19:52,992 --> 00:19:55,327 あまりにも エプロンを汚すからって➡ 289 00:19:55,327 --> 00:19:58,497 特別に 黒い服を 用意してもらったりして。 290 00:19:58,497 --> 00:20:00,833 毎日 必死で 大変だったけど➡ 291 00:20:00,833 --> 00:20:04,670 旦那様やガーベラ ロブや いい仲間に支えられて➡ 292 00:20:04,670 --> 00:20:07,506 とっても楽しくて…。 293 00:20:07,506 --> 00:20:10,509 何より アリスが目に見えて➡ 294 00:20:10,509 --> 00:20:13,345 回復しているのが 幸せだったんです。 295 00:20:13,345 --> 00:20:16,682 坊ちゃんとも 仲よくして いただいてたんですよ。 296 00:20:16,682 --> 00:20:19,018 うん。 アリスから聞きました。 297 00:20:19,018 --> 00:20:22,354 僕は そのころのこと あんまり覚えてないんだけど。 298 00:20:22,354 --> 00:20:26,192 そんな ある日 シャーデーから声をかけられたんです。 299 00:20:26,192 --> 00:20:28,194 友達になりましょうって。 300 00:20:28,194 --> 00:20:31,030 シャーデーは 私が来る前から➡ 301 00:20:31,030 --> 00:20:33,532 お屋敷に出入りしていた シスターです。 302 00:20:33,532 --> 00:20:36,535 いつも 妹のダレスを連れていて。 303 00:20:36,535 --> 00:20:39,038 彼女と話すの 楽しかったんですよ! 304 00:20:39,038 --> 00:20:41,707 占いが趣味で 私の考えてることとかも➡ 305 00:20:41,707 --> 00:20:44,877 当てちゃったりして! それで…。 んっ…。 306 00:20:44,877 --> 00:20:47,546 旦那様が亡くなって…。 307 00:20:47,546 --> 00:20:51,050 ごめんなさい。 このあとが 何も思い出せなくて。 308 00:20:51,050 --> 00:20:53,552 無理しなくていいです。 ありがとう。 309 00:20:53,552 --> 00:20:57,389 お母さん 私のお父さんって どんな人だったんですか? 310 00:20:57,389 --> 00:21:00,159 《直球で聞いた! しかも このタイミングで?》 311 00:21:00,159 --> 00:21:03,496 えっ… ええ… 娘に言うのもなんだけど➡ 312 00:21:03,496 --> 00:21:06,832 私 男を見る目がなくて。 アリスが生まれて すぐ➡ 313 00:21:06,832 --> 00:21:09,335 他に 女 作って 出ていっちゃったの。 314 00:21:09,335 --> 00:21:12,838 たぶん この世界のどこかで 暮らしてるとは思うけど。 315 00:21:12,838 --> 00:21:15,007 なるほど 叔母さんが➡ 316 00:21:15,007 --> 00:21:18,177 一切 話そうとしなかった理由が わかりました。 317 00:21:18,177 --> 00:21:20,179 生きているならいいんです。 318 00:21:20,179 --> 00:21:23,182 あと お母さんが納得してるなら。 あっ…。 319 00:21:23,182 --> 00:21:27,353 さ~てと 私は そろそろ 屋敷に戻って眠りますね。 320 00:21:27,353 --> 00:21:30,356 坊ちゃんは アリスのこと 裏切っちゃだめですよ。 321 00:21:30,356 --> 00:21:34,360 あとは お若い お2人で。 ウフフッ おやすみなさ~い! 322 00:21:38,531 --> 00:21:40,533 (坊ちゃん)シャロンさん! んっ…。 323 00:21:40,533 --> 00:21:43,702 僕が アリスを裏切ることは 一生ないです。 324 00:21:43,702 --> 00:21:47,039 どんなことがあっても 僕が彼女を守ります。 325 00:21:47,039 --> 00:21:49,041 幸せにします! 326 00:21:49,041 --> 00:21:52,711 あっ はい! アリスを よろしくお願いしま~す! 327 00:21:52,711 --> 00:21:56,382 《やだ! あれって 娘さんを僕に下さい的なこと? 328 00:21:56,382 --> 00:22:01,153 坊ちゃん 大胆! 青春だわ! あした ロブに話そうっと!》 329 00:22:01,153 --> 00:22:03,155 ♬「ルルンルルンルルー」 330 00:22:03,155 --> 00:22:05,658 アリス もう少し 2人で話そ…。 331 00:22:05,658 --> 00:22:08,994 アリス ねえ アリス どうかした? 332 00:22:08,994 --> 00:22:13,098 あの アリス? アリスー?