1 00:00:01,969 --> 00:00:03,971 < あなたは 想像できるだろうか? 2 00:00:03,971 --> 00:00:05,973 思いを寄せた相手に 指1本➡ 3 00:00:05,973 --> 00:00:09,142 触れることすらできないという 人生を。 4 00:00:09,142 --> 00:00:11,645 触った者の命を奪う。 5 00:00:11,645 --> 00:00:14,982 それが 魔女が 彼にかけた呪いだった。 6 00:00:14,982 --> 00:00:19,319 実の母には距離を置かれ 友人には 化け物と罵られ➡ 7 00:00:19,319 --> 00:00:24,324 見知らぬ人にまで 森に住む死神だと うわさされた。 8 00:00:24,324 --> 00:00:29,329 だが 彼は 決して 孤独ではなかった> 9 00:00:43,677 --> 00:00:46,847 ⦅シャーデー:娘のために ためらいもしないなんて…。 10 00:00:46,847 --> 00:00:50,851 いいわ 約束は守ってあげる。 11 00:00:50,851 --> 00:00:55,856 このまま 永遠に眠らせてもいいのだけど➡ 12 00:00:55,856 --> 00:01:01,795 未来から来た あの連中のために あなたに役目を…。 13 00:01:01,795 --> 00:01:05,465 与えようかしら。 14 00:01:05,465 --> 00:01:09,970 フフフフフフフ。 フフフフフフフ⦆ 15 00:02:50,671 --> 00:02:53,006 (シャロン)アーリス! お待たせ! 16 00:02:53,006 --> 00:02:56,176 ママ アイスに目がなくて。 一緒に食べる? 17 00:02:56,176 --> 00:02:58,512 (アリス) いえ… 寒くはないのですか? 18 00:02:58,512 --> 00:03:04,618 寒~いけど アリスと くっついて歩けるから いいの! 19 00:03:04,618 --> 00:03:08,288 う~ん。 うぅ~…。 20 00:03:08,288 --> 00:03:10,290 あっ…。 アリス あったか~い! 21 00:03:10,290 --> 00:03:12,959 坊ちゃんには感謝しなくちゃだわ。 22 00:03:12,959 --> 00:03:16,129 本邸に帰る前に こうして アリスと一緒に➡ 23 00:03:16,129 --> 00:03:19,299 1日 過ごさせてもらえるなんて。 (カフ)アリス! 24 00:03:19,299 --> 00:03:22,302 んっ? カフさんたち。 25 00:03:22,302 --> 00:03:24,304 お友達? はい。 26 00:03:24,304 --> 00:03:26,640 親しくさせていただいております。 27 00:03:26,640 --> 00:03:30,977 お母さんにも紹介しますね。 んっ…。 28 00:03:30,977 --> 00:03:34,981 ん~? 29 00:03:34,981 --> 00:03:38,318 アリスと偽アリス! 30 00:03:38,318 --> 00:03:42,155 あっ ママで~す! (ザイン)ママ!? 31 00:03:42,155 --> 00:03:45,492 初めまして 俺 ザイン君っていいます。 キリッ! 32 00:03:45,492 --> 00:03:50,831 ママさん もろタイプ! 親子そろって 巨 巨 巨 巨… 美人っすね! 33 00:03:50,831 --> 00:03:57,838 うわっ! ギャー! 34 00:03:57,838 --> 00:04:00,941 ハッ! うわっ! 35 00:04:00,941 --> 00:04:02,943 んっ? アリスちゃんのママって➡ 36 00:04:02,943 --> 00:04:06,780 シャーデーの呪いで 眠ってるんじゃ なかったっけ? あっ…。 37 00:04:06,780 --> 00:04:08,949 あっ… あの… 本物の人間かどうか➡ 38 00:04:08,949 --> 00:04:12,953 確かめていいですか? 全身 くまなく。 39 00:04:12,953 --> 00:04:18,291 またね カフちゃん ザイン君さん! 今度 サーカス 見に行くわね。 40 00:04:18,291 --> 00:04:20,961 ジェミニ座の皆様に よろしくお伝えください。 41 00:04:20,961 --> 00:04:22,963 またな! 42 00:04:25,465 --> 00:04:27,467 う~ん おいしい。 43 00:04:27,467 --> 00:04:30,971 この辺り よく遊びに来てたのよ。 44 00:04:30,971 --> 00:04:34,474 ヴィクトル様は 今 あなたたちの住んでる別邸が➡ 45 00:04:34,474 --> 00:04:36,476 お好きだったから。 46 00:04:36,476 --> 00:04:40,313 ダンスホールで お2人で ダンスの練習していたと。 47 00:04:40,313 --> 00:04:44,818 ええ。 いつか 奥様と 再会するときのためにって。 48 00:04:44,818 --> 00:04:49,156 一緒にいるのに ロブは見てるだけで 休ませてもくれないの。 49 00:04:49,156 --> 00:04:53,326 先代の奥様は 早くに亡くなられた と聞きましたが…。 50 00:04:53,326 --> 00:04:57,330 そう。 だから 天国で また 会うつもりだと おっしゃって。 51 00:04:57,330 --> 00:05:01,601 私は お会いしたことないけど いつも のろけられてたの。 52 00:05:01,601 --> 00:05:05,272 旦那様は 本当に優しくて 立派な方だった。 53 00:05:05,272 --> 00:05:09,776 亡くなったときは 父親を失ったような気がしたわ。 54 00:05:09,776 --> 00:05:11,778 なるほど。 55 00:05:11,778 --> 00:05:15,782 もしかして 緊張してる? ちっとも食べてないけど…。 56 00:05:15,782 --> 00:05:17,784 気まずいとかではないです。 57 00:05:17,784 --> 00:05:23,957 ただ ずっと憧れだったので 少し緊張してます。 58 00:05:23,957 --> 00:05:27,761 かわいい! お嫁においで。 娘です。 59 00:05:30,130 --> 00:05:32,132 フフッ。 60 00:05:37,971 --> 00:05:41,308 (シャロン)アリスも ちょうど こんな お姫様って感じの絵本が➡ 61 00:05:41,308 --> 00:05:44,978 大好きだったのよ。 子どものときの話だけど。 62 00:05:44,978 --> 00:05:47,314 今でも好きです。 63 00:05:47,314 --> 00:05:51,151 ねえ 今更だけど 敬語じゃなくてもいいのよ? 64 00:05:51,151 --> 00:05:53,320 子どものときみたいに。 65 00:05:53,320 --> 00:05:56,656 私たち 親子なんだし。 66 00:05:56,656 --> 00:05:59,659 うん うれしい。 ウフッ。 67 00:06:03,096 --> 00:06:05,265 (シャロン)今日は 1日 ありがとう。 68 00:06:05,265 --> 00:06:09,769 これからは いつでも会えるわね。 うん。 69 00:06:09,769 --> 00:06:13,106 アリス 大好きよ! 私も。 70 00:06:13,106 --> 00:06:15,508 道中 お気を付けて。 71 00:06:17,777 --> 00:06:20,280 ♬「フフンフンフーン」 72 00:06:20,280 --> 00:06:31,291 ♬~ 73 00:06:31,291 --> 00:06:34,127 (坊ちゃん) なんだ? この不気味なの。 74 00:06:34,127 --> 00:06:36,963 (ロブ)力なく 廊下にいたので 保護したのです。 75 00:06:36,963 --> 00:06:39,466 きっと 新種の生き物でしょう。 76 00:06:39,466 --> 00:06:41,801 これ 飼うつもり? はい。 77 00:06:41,801 --> 00:06:46,640 ロブ2号と名前を付けて 成長を見守りたいと。 78 00:06:46,640 --> 00:06:49,643 《なんで 自分の名前 付けちゃうかな》 79 00:06:54,314 --> 00:06:59,653 (ヴィオラ)ハァ… ちょっと なんで さっきから ついてくんのよ! 80 00:06:59,653 --> 00:07:01,588 (ウォルター) 女装だけじゃ カバーしきれない➡ 81 00:07:01,588 --> 00:07:04,758 女の子らしさを学ぼうと思ってね。 82 00:07:04,758 --> 00:07:06,760 気持ち 内股歩きなんだね。 83 00:07:06,760 --> 00:07:09,095 キンモ! キンモ! マジ 鬼キモッ! 84 00:07:09,095 --> 00:07:11,097 やっほ~! (ヴィオラ/ウォルター)んっ? 85 00:07:11,097 --> 00:07:16,603 まあ ウォルター様も ヴィオラ様も すっかり大きくなられて! 86 00:07:16,603 --> 00:07:18,605 えっ? 誰? 87 00:07:22,942 --> 00:07:24,945 (ガーベラ)あっ! 88 00:07:24,945 --> 00:07:28,949 ご・き・げ・ん・い・か・が? 89 00:07:28,949 --> 00:07:32,452 ちょっ… なんで 閉めちゃうのよ! 90 00:07:34,788 --> 00:07:39,459 (シャロン)あの… ちょっと どっきりさせよっかなと。 91 00:07:39,459 --> 00:07:41,461 あなたは 誰? 92 00:07:41,461 --> 00:07:44,964 今更 シャロンに似た人をよこすなんて 誰の仕業なの? 93 00:07:44,964 --> 00:07:47,967 いたずらの度を超えてるわ。 そっくりさんじゃないわ。 94 00:07:47,967 --> 00:07:49,969 私 本物のシャロンよ! 95 00:07:49,969 --> 00:07:53,139 そんなはずないでしょ? 年も取らずに…。 96 00:07:53,139 --> 00:07:55,475 あれから 何年たったと思ってるの? 97 00:07:55,475 --> 00:08:00,080 帰ってちょうだい。 夢や幻覚なら 覚めるのを待つから。 98 00:08:00,080 --> 00:08:02,415 (シャロン)ごめんね ガーベラ。 99 00:08:02,415 --> 00:08:05,919 急にいなくなって ずっと 独りにしちゃったんだもの。 100 00:08:05,919 --> 00:08:08,421 信じてくれなくても 無理はないわよね。 101 00:08:08,421 --> 00:08:10,924 でもね 私 ずっと忘れてない! 102 00:08:10,924 --> 00:08:14,761 あなたが私にくれた言葉。 愛し…。 やめて! 103 00:08:14,761 --> 00:08:19,265 あなた 本当に シャロンなの? 104 00:08:19,265 --> 00:08:24,437 かいつまんで話すと 私 ずっと 魔法で眠ってたみたいなの。 105 00:08:24,437 --> 00:08:28,608 あなたに会いたくて 急いで ここまで来たのよ。 106 00:08:28,608 --> 00:08:33,446 出会ったころは あなたのほうが年下だったのに➡ 107 00:08:33,446 --> 00:08:36,950 私だけ 時間が止まってしまったわね。 108 00:08:36,950 --> 00:08:40,120 シャロン…。 109 00:08:40,120 --> 00:08:43,123 じゃあ あれって アリスのお母さんなの? 110 00:08:43,123 --> 00:08:46,793 昔 うちにいた? 間違いない。 だが どうして…。 111 00:08:46,793 --> 00:08:49,129 (ガーベラ) 少し考える時間をちょうだい。 112 00:08:49,129 --> 00:08:51,965 部屋は 昔のままにしてあるから 勝手に使って。 113 00:08:51,965 --> 00:08:54,634 (シャロン)ああ… ちょっと ガーベラ! (ヴィオラ/ウォルター)ハッ! 114 00:08:54,634 --> 00:08:58,138 あ~! うっ…。 ハッ! 115 00:08:58,138 --> 00:09:00,073 こら 開けなさい! 116 00:09:00,073 --> 00:09:02,909 せっかく会ったんだから もっと お話ししてよ! 117 00:09:02,909 --> 00:09:07,580 すごっ… ぐいぐい いく。 ハッ! あらあら 嫌ですわ。 118 00:09:07,580 --> 00:09:10,417 私 奥様に敬語も使わずに。 119 00:09:10,417 --> 00:09:14,754 まあまあ ヴィオラ様も ウォルター様も すっかり大きくなられて! 120 00:09:14,754 --> 00:09:16,756 それは さっき聞いた。 121 00:09:18,758 --> 00:09:21,428 (ヴィオラ)アリスの100倍くらい しゃべるじゃん。 122 00:09:21,428 --> 00:09:24,431 みんな びっくりさせて ごめんね。 123 00:09:24,431 --> 00:09:27,267 でも シャロンさん ほんと 変わってないわ。 124 00:09:27,267 --> 00:09:29,936 また一緒に働けるんですか? だめだよ ちみ。 125 00:09:29,936 --> 00:09:33,606 ここは女性の部屋。 男子禁制だよ。 126 00:09:33,606 --> 00:09:36,943 僕も シャロンさんに 確かめたいことがあるんだ。 127 00:09:36,943 --> 00:09:39,245 そうだ! だったら…。 128 00:09:42,615 --> 00:09:46,519 う~ん! うぅ~! 129 00:09:49,122 --> 00:09:55,128 《確かに 長男たちは テストを兼ねて 過去に戻ったと言っていた。 130 00:09:55,128 --> 00:09:58,631 シャロンさんが目覚めたのは その影響に違いない。 131 00:09:58,631 --> 00:10:02,135 もしかして シャーデーが 何か たくらんでるのか?》 132 00:10:02,135 --> 00:10:07,140 んっ? あっ ああ…。 うっ… う~ん…。 133 00:10:07,140 --> 00:10:09,476 んっ… うぅ…。 134 00:10:09,476 --> 00:10:14,581 うっ! うぅ…。 やっと…。 135 00:10:21,154 --> 00:10:25,992 やっと まともに動けるようになったわ。 136 00:10:25,992 --> 00:10:28,595 貴様 シャーデーか。 137 00:10:30,663 --> 00:10:35,502 え~っと 確か あなた え~っと ヴィクトルの孫の➡ 138 00:10:35,502 --> 00:10:38,505 え~っと…。 次男のほうだ! ブエッ! まあ! 139 00:10:38,505 --> 00:10:41,841 んっ… 何が どうなっているか 知らないが➡ 140 00:10:41,841 --> 00:10:43,843 会えて うれしいよ シャーデー。 141 00:10:43,843 --> 00:10:48,515 初めは 跡継ぎになるために お前を追っていたが…。 142 00:10:48,515 --> 00:10:50,517 今は それだけじゃない。 143 00:10:50,517 --> 00:10:53,186 顔だけでなく➡ 144 00:10:53,186 --> 00:10:56,389 ダレスの心まで傷つけた お前を 許さない! 145 00:11:03,129 --> 00:11:07,467 あなた 1人? どこなの? 時間を操る魔女は。 146 00:11:07,467 --> 00:11:12,138 教えてなんかやるもんか。 お前は 悪い魔女だ。 147 00:11:12,138 --> 00:11:14,641 食らえ 太陽の…。 148 00:11:14,641 --> 00:11:19,145 え~っと… なんだっけ? ボール! 149 00:11:19,145 --> 00:11:23,049 あなたは まっすぐで力強い魔法を 使うけど…。 150 00:11:25,151 --> 00:11:31,157 少し ばか。 アッハハハハハハ! ハハハハハハハ! 151 00:11:31,157 --> 00:11:33,493 ギャッ! あっ…。 152 00:11:33,493 --> 00:11:37,664 ったく… ジェミニ座がなくなるところ だったじゃねえかよ。 153 00:11:37,664 --> 00:11:39,999 ザイン! 時間の魔法か? 154 00:11:39,999 --> 00:11:42,502 かっこいい! さすが魔法の天才! あっ…。 155 00:11:42,502 --> 00:11:45,004 フゥー! ヒューヒューヒュー! 困っちゃうな イケメンで。 156 00:11:45,004 --> 00:11:49,008 そんなことは言ってない。 ぐっ… 案外 冷静なのね。 157 00:11:51,010 --> 00:11:53,012 ハッ! 158 00:11:55,014 --> 00:11:57,517 ぐっ! ハァハァ…。 159 00:11:57,517 --> 00:11:59,519 《目玉を斬らなきゃだめか》 160 00:11:59,519 --> 00:12:02,956 チープな武器。 非力な人間らしい。 あっ…。 くっ! 161 00:12:02,956 --> 00:12:06,292 ダレスと あなたは 愛し合っているの? 162 00:12:06,292 --> 00:12:08,294 お前には関係ない! 163 00:12:08,294 --> 00:12:11,798 そう…。 ぶっ壊してやりたくなるわ! 164 00:12:11,798 --> 00:12:15,468 フッ! くっ! んっ! うっ! ぐわっ! 165 00:12:15,468 --> 00:12:18,137 フフフフフフ… ハハハハハ! 166 00:12:18,137 --> 00:12:22,141 そうやって 人の心を揺さぶり 楽しんでいたんだな。 167 00:12:22,141 --> 00:12:24,143 うっ! んっ? 168 00:12:34,153 --> 00:12:38,157 んっ… しまった 3等分にしなければ。 169 00:12:38,157 --> 00:12:40,326 なんか気持ち悪いな。 170 00:12:40,326 --> 00:12:42,829 んっ? げっ! 血が! えっ? 171 00:12:42,829 --> 00:12:44,998 誰か! 誰か 来て! あっ… えっ? 172 00:12:44,998 --> 00:12:47,834 お兄様が死んじゃう! あっ! あっ…。 173 00:12:47,834 --> 00:12:50,637 とりあえず お母様には ないしょにしてくれ! 174 00:12:53,506 --> 00:12:56,009 これを当てて 血を止めなよ。 175 00:12:56,009 --> 00:13:00,279 でも これは ヴィオラの大事な…。 いいから早くして! 殴るぞ。 176 00:13:00,279 --> 00:13:03,783 んっ… ありがとう。 177 00:13:03,783 --> 00:13:07,453 《分身が ここにしか 来ないなんてわけないよな》 178 00:13:07,453 --> 00:13:09,455 何してんの! あっ! 179 00:13:13,459 --> 00:13:15,461 (ケト)ダレス! 180 00:13:15,461 --> 00:13:17,797 (ウサギ)ダレス様! 181 00:13:17,797 --> 00:13:21,634 ちゃんと 休憩 取れてますか~! 182 00:13:21,634 --> 00:13:23,636 うぅっ! 183 00:13:23,636 --> 00:13:27,140 この30分後には 魔女組合の食事会。 184 00:13:27,140 --> 00:13:29,809 子どもと 大ぐも糸巻かれ体験。 185 00:13:29,809 --> 00:13:34,981 あしたのサバトの資料作りに コラムの執筆を…。 ぐっ! 186 00:13:34,981 --> 00:13:38,651 この忙しさは ダレス様のせいですよ。 187 00:13:38,651 --> 00:13:43,823 ケトと 人間界へ行ったまま 何日も帰ってこないんだから。 188 00:13:43,823 --> 00:13:46,659 あっ… ああ… あっ 気持ちいい。 189 00:13:46,659 --> 00:13:48,995 (ダレス)働けばいいんでしょ。 はい。 190 00:13:48,995 --> 00:13:51,664 馬車馬のように働いてください。 191 00:13:51,664 --> 00:13:55,335 もふもふ愛されボディーのくせして…。 192 00:13:55,335 --> 00:13:57,337 しかし あれですね。 193 00:13:57,337 --> 00:13:59,939 ダレス様が魔界のボスになられてから➡ 194 00:13:59,939 --> 00:14:02,942 魔界は 驚くほど 暮らしやすくなりました。 195 00:14:02,942 --> 00:14:06,112 んっ…。 もっとも 仮面を取られる前は➡ 196 00:14:06,112 --> 00:14:09,449 少々 近寄りがたかったですが…。 ⦅♬「ルールルー」⦆ 197 00:14:09,449 --> 00:14:11,617 最近のダレス様は 私たちに➡ 198 00:14:11,617 --> 00:14:14,954 心を開いて接してくださって うれしいです。 199 00:14:14,954 --> 00:14:18,958 (ケト)お~い! (テト)ダレスも こっち おいでよ! 200 00:14:18,958 --> 00:14:22,128 みんな ダレス様が大好きですよ。 201 00:14:22,128 --> 00:14:24,530 お仕事 やる気になられました? 202 00:14:26,466 --> 00:14:28,968 今の ひと言がなければね。 203 00:14:28,968 --> 00:14:33,072 フゥ…。 んっ? あれ? 204 00:14:35,308 --> 00:14:37,310 ケトとテトが…。 205 00:14:37,310 --> 00:14:39,812 (テト) 絶滅した超巨大ざめ メガロドンだ! 206 00:14:39,812 --> 00:14:41,814 (ケト)さめに詳しいの ウケる。 207 00:14:41,814 --> 00:14:43,816 うっ! 208 00:14:43,816 --> 00:14:45,818 (ダレス)この子たちは 食べちゃだめよ。 📱(シャッター音) 209 00:14:45,818 --> 00:14:48,488 (ケト)ダレス 投網 超イケてるっす! 📱(シャッター音) 210 00:14:48,488 --> 00:14:51,324 あなたの すみかまで 送ってあげる。 はい。 211 00:14:51,324 --> 00:14:53,626 今の 動画 撮っとけばよかった。 212 00:14:57,830 --> 00:15:00,767 ごきげんよう。 213 00:15:00,767 --> 00:15:04,270 やっと 2人になれた。 ハッ! シャーデー。 214 00:15:04,270 --> 00:15:07,273 あなたって 何やらせても ぬるいのね。 215 00:15:07,273 --> 00:15:09,942 それでも 魔界を束ねるボスのつもり? 216 00:15:09,942 --> 00:15:12,612 うっ! 物わかりの悪いやつは➡ 217 00:15:12,612 --> 00:15:16,949 痛めつけないと だめ。 私が あなたにしてたようにね。 218 00:15:16,949 --> 00:15:20,453 そっ… そんなひどいこと 私にできるわけない。 219 00:15:20,453 --> 00:15:23,456 いいえ! わからせてあげるのも 愛なのだわ。 220 00:15:23,456 --> 00:15:25,458 姉の言うことが聞けないのなら➡ 221 00:15:25,458 --> 00:15:27,960 この分身と 海に沈んでちょうだい。 222 00:15:27,960 --> 00:15:30,296 んっ…。 ダレス➡ 223 00:15:30,296 --> 00:15:32,965 昔は そんな顔 しなかったのに! ハッ! 224 00:15:32,965 --> 00:15:36,135 子どものころ どれだけ海に潜れるか➡ 225 00:15:36,135 --> 00:15:38,137 2人で試したわよね? うっ…。 226 00:15:38,137 --> 00:15:40,973 私が飽きて 80時間で やめちゃったけど。 227 00:15:40,973 --> 00:15:43,976 そもそも なんの用なのよ? 228 00:15:43,976 --> 00:15:46,479 あなたを愛しに来ただけ! 229 00:15:46,479 --> 00:15:48,481 うっ! あっ! 230 00:15:48,481 --> 00:15:52,819 うぅっ! うっ! くっ… あっ…。 231 00:15:52,819 --> 00:15:56,656 ごきげんよう。 ゴホッ! うっ! ぐっ…。 232 00:15:56,656 --> 00:15:58,658 ダレス…。 233 00:16:01,761 --> 00:16:06,432 本物のシャーデーなら こんな幻覚 絶対に引っかからない。 234 00:16:06,432 --> 00:16:09,268 ⦅フフフフフフフ…⦆ あの怖い顔さえなければ➡ 235 00:16:09,268 --> 00:16:11,604 私だって戦えるわ。 236 00:16:11,604 --> 00:16:15,608 ロブ2号さんの調子は どうですか? 237 00:16:15,608 --> 00:16:18,945 ずっと寝てます。 238 00:16:18,945 --> 00:16:20,947 あっ 今 起きました。 239 00:16:28,120 --> 00:16:30,456 この世界の女王 シャーデーよ。 240 00:16:30,456 --> 00:16:34,260 死してなお 分身として復活したわ。 イェイ。 241 00:16:36,295 --> 00:16:38,798 こっ… これは…。 お母さんを➡ 242 00:16:38,798 --> 00:16:40,967 わざと眠りから覚ましたのですね。 243 00:16:40,967 --> 00:16:44,136 ロブ2号…。 ダサい名前で呼ばないで。 244 00:16:44,136 --> 00:16:46,806 でも ありがとう。 育ててくれたおかげで➡ 245 00:16:46,806 --> 00:16:49,308 ここまで動けるようになったわ! 246 00:16:51,310 --> 00:16:55,815 アリス シャロンが眠ったことは あなたも無関係ではないのよ。 247 00:16:55,815 --> 00:16:58,651 おもしろそうだったから 選ばせたの。 248 00:16:58,651 --> 00:17:03,256 アリスの病を治して シャロンが眠るか そのまま生きるか。 249 00:17:03,256 --> 00:17:06,759 アリスが 今 ここにいられるのは 私のおかげ。 250 00:17:06,759 --> 00:17:10,763 シャロンが眠ったのは あなたのせいよ アリス。 251 00:17:10,763 --> 00:17:12,765 あっ…。 252 00:17:12,765 --> 00:17:16,469 アリス殿のせいじゃない。 あなたのせいでしょう? 253 00:17:19,939 --> 00:17:24,443 そんな態度でいいの? 陰湿で醜い魔女ですね。 254 00:17:24,443 --> 00:17:26,445 あなたね こういうときは➡ 255 00:17:26,445 --> 00:17:29,115 下手に出ないと 痛い目 見るのよ。 256 00:17:29,115 --> 00:17:31,784 こんなふうにね! 257 00:17:31,784 --> 00:17:34,620 アリス いる? えっ? 258 00:17:34,620 --> 00:17:37,456 えっ… えっ!? 259 00:17:37,456 --> 00:17:42,295 ロッ… ロブ2号…。 やってしまった。 260 00:17:42,295 --> 00:17:44,297 (アリス/ロブ)ぼっ… 坊ちゃん! ごめん ロブ。 261 00:17:44,297 --> 00:17:46,999 (アリス/ロブ)坊ちゃ~ん! 大事な大事なペットを。 262 00:17:49,468 --> 00:17:52,638 (坊ちゃん)ロブ2号は シャーデーの分身だったのか。 263 00:17:52,638 --> 00:17:55,808 呪いがかかって まもないころ➡ 264 00:17:55,808 --> 00:17:58,978 籠から逃げ出した お母様の鳥を捕らえようとして➡ 265 00:17:58,978 --> 00:18:01,080 誤って 触れてしまったんだ。 266 00:18:01,080 --> 00:18:07,420 お母様は かなり怒ってね 「まるで 死神みたいな子ね」って。 267 00:18:07,420 --> 00:18:10,423 《たぶん ニコ先生の言ってたとおり➡ 268 00:18:10,423 --> 00:18:13,259 僕は シャーデーも殺せてしまう。 269 00:18:13,259 --> 00:18:16,262 それこそ ペットの小鳥のように…。 270 00:18:16,262 --> 00:18:18,264 どうして シャーデーは 自分に➡ 271 00:18:18,264 --> 00:18:20,933 不利になるような呪いを かけたんだ? 272 00:18:20,933 --> 00:18:23,602 ニコ先生の不老不死だってそうだ。 273 00:18:23,602 --> 00:18:27,773 結局 それで 彼女は滅んだ》 あっ! 274 00:18:27,773 --> 00:18:30,776 《もしかして シャーデーは…》 275 00:18:34,613 --> 00:18:37,950 (坊ちゃん)アリス 大丈夫? あの…。 276 00:18:37,950 --> 00:18:42,455 一介のメイドが こんなことを 言うのは 恐れ多いのですが➡ 277 00:18:42,455 --> 00:18:44,557 夜 1人でいたくないのです。 278 00:18:48,461 --> 00:18:50,796 今夜 おそばにいても よろしいですか? 279 00:18:50,796 --> 00:18:53,466 もっ… もちろん! いいに決まってる! 280 00:18:53,466 --> 00:18:56,969 僕は 世界が滅んでも 君の隣にいるよ。 281 00:18:56,969 --> 00:18:58,971 ありがとうございます。 282 00:18:58,971 --> 00:19:01,907 かわいいランジェリー 着ていきますね。 えっ…。 283 00:19:01,907 --> 00:19:04,076 ♬(ピアノ) 284 00:19:04,076 --> 00:19:06,078 (アリス)ここまで してくださらなくても➡ 285 00:19:06,078 --> 00:19:08,748 よかったのに。 (坊ちゃん)いいんだ。 286 00:19:08,748 --> 00:19:14,420 今の僕は 君のために ピアノを 弾くことくらいしかできない。 287 00:19:14,420 --> 00:19:17,590 この呪いが早く解けさえすれば…。 288 00:19:17,590 --> 00:19:19,592 抱き締めてくださるのですか? 289 00:19:19,592 --> 00:19:23,429 いっ… 今は無理! ロブ2号の末路を見なかったのか? 290 00:19:23,429 --> 00:19:25,431 フッ…。 291 00:19:27,600 --> 00:19:29,602 フッ…。 292 00:19:31,604 --> 00:19:35,274 (坊ちゃん)君は どうして 落ち込んでるの? 293 00:19:35,274 --> 00:19:37,276 らしくないな。 294 00:19:37,276 --> 00:19:41,947 (アリス)シャーデーさんに 母が眠ったのは 私のせいだと言われたからです。 295 00:19:41,947 --> 00:19:43,949 (坊ちゃん)えっ? 296 00:19:43,949 --> 00:19:48,120 私が幼少のころに患っていた病が 治る代わりに➡ 297 00:19:48,120 --> 00:19:50,456 母が眠りに就いた。 298 00:19:50,456 --> 00:19:53,959 そういう取り引きをしたのだと 思います。 299 00:19:53,959 --> 00:19:57,129 母が その取り引きを のんでいなかったら➡ 300 00:19:57,129 --> 00:20:00,800 私は 今でも 病に伏していたでしょう。 301 00:20:00,800 --> 00:20:03,969 シャーデーは アリスを治す約束は➡ 302 00:20:03,969 --> 00:20:08,307 果たしたわけだな。 変なやつ。 303 00:20:08,307 --> 00:20:11,310 彼女なりのルールが あるのかもしれません。 304 00:20:11,310 --> 00:20:13,479 ルールか…。 305 00:20:13,479 --> 00:20:16,482 私のために 母は ずっと…。 306 00:20:18,484 --> 00:20:24,323 ♬『Requiem ballad』 307 00:20:24,323 --> 00:20:29,161 この曲…。 君が自分を責める気持ちもわかる。 308 00:20:29,161 --> 00:20:35,501 でも シャロンさんが 今の君を見たら もっと悲しいと思うよ。 309 00:20:35,501 --> 00:20:39,338 元気 出してよ。 310 00:20:39,338 --> 00:20:41,340 君が悲しいと…。 311 00:20:41,340 --> 00:20:43,843 ♬~ 312 00:20:43,843 --> 00:20:46,345 (坊ちゃん)僕も悲しいんだ。 313 00:20:46,345 --> 00:21:01,293 ♬~ 314 00:21:01,293 --> 00:21:03,295 《坊ちゃん…》 315 00:21:03,295 --> 00:21:09,301 ♬~ 316 00:21:09,301 --> 00:21:13,639 とっても すてきな曲でした。 ありがとうございます。 317 00:21:13,639 --> 00:21:15,641 そう言ってもらえてよかった。 318 00:21:15,641 --> 00:21:18,978 よろしければ 今の演奏のお礼がしたいです。 319 00:21:18,978 --> 00:21:22,481 何か 私にしてほしいことなど ありませんか? 320 00:21:22,481 --> 00:21:25,317 坊ちゃんのためなら 私 なんでもできますよ。 321 00:21:25,317 --> 00:21:27,319 脱がなくていい! 322 00:21:27,319 --> 00:21:30,656 う~ん 君にしてもらいたいことか。 323 00:21:30,656 --> 00:21:34,660 《デート 膝枕 添い寝。 けっ… けっ!?》 324 00:21:36,996 --> 00:21:40,332 けっ… うぅ~! 325 00:21:40,332 --> 00:21:44,837 《危ない! また軽々しく 何か言うところだった》 326 00:21:44,837 --> 00:21:46,839 けっ? えっ? 327 00:21:46,839 --> 00:21:50,676 獣のように求め合おうですか? それか けだものの…。 328 00:21:50,676 --> 00:21:54,513 違う! ふだん どんな本を読んでいるんだ! 329 00:21:54,513 --> 00:21:57,850 お礼のこと 考えておいてくださいね。 330 00:21:57,850 --> 00:21:59,952 おやすみなさいませ 坊ちゃん。 331 00:21:59,952 --> 00:22:01,954 (坊ちゃん)ああ おやすみ アリス。 332 00:22:05,291 --> 00:22:08,994 私は どうしたら…。