1 00:00:01,969 --> 00:00:03,971 < あなたは 想像できるだろうか? 2 00:00:03,971 --> 00:00:05,973 思いを寄せた相手に 指1本➡ 3 00:00:05,973 --> 00:00:09,142 触れることすらできないという 人生を。 4 00:00:09,142 --> 00:00:11,645 触ったものの命を奪う。 5 00:00:11,645 --> 00:00:14,982 それが 魔女が 彼にかけた呪いだった。 6 00:00:14,982 --> 00:00:19,319 実の母には距離を置かれ 友人には 化け物と罵られ➡ 7 00:00:19,319 --> 00:00:24,324 見知らぬ人にまで 森に住む死神だと うわさされた。 8 00:00:24,324 --> 00:00:29,997 だが 彼は 決して 孤独ではなかった> 9 00:00:29,997 --> 00:00:34,668 (シャーデー)ぐっ! うっ… うぅ… んっ… ハァ…。 10 00:00:34,668 --> 00:00:36,670 (ダレス)シャーデー もう やめて! 11 00:00:36,670 --> 00:00:40,340 うるさい 裏切り者! 裏切ってなんかいない! 12 00:00:40,340 --> 00:00:44,344 あなたに… 姉さんに 素直になってほしいだけ。 13 00:00:44,344 --> 00:00:47,180 《ウォルターのためにも 未来を変えないと…》 14 00:00:47,180 --> 00:00:52,352 あっ… 素直になんか なれるはずないでしょ! 15 00:00:52,352 --> 00:00:56,189 聞きたくないのに 何もかも聞こえてしまうの! 16 00:00:56,189 --> 00:01:00,294 親に不気味がられてることも 人に裏切られてることも➡ 17 00:01:00,294 --> 00:01:04,631 みんな 私を怖がって 遠ざけて 従ったふりをして➡ 18 00:01:04,631 --> 00:01:07,467 腹の底で憎んでる! (坊ちゃん)シャーデー…。 19 00:01:07,467 --> 00:01:10,971 初恋も リズに勝てないまま 彼は 死んじゃったし➡ 20 00:01:10,971 --> 00:01:14,308 妹も 私の元から離れていく! 21 00:01:14,308 --> 00:01:18,812 愛してくれてる人がいる あなたたちが 本当は 恨めしい! 22 00:01:18,812 --> 00:01:21,982 私のことなど 誰も愛してくれない。 23 00:01:21,982 --> 00:01:26,987 なら 女王として 恐れられていたほうが ましよ~! 24 00:01:26,987 --> 00:01:29,089 (フリー)ニコ兄さん 離れて! 25 00:01:32,159 --> 00:01:34,161 うっ! うぅ…。 26 00:01:34,161 --> 00:01:36,997 (ニコ)フリー! おイチ! 27 00:01:36,997 --> 00:01:38,999 (イチ)私は無事だよ。 28 00:01:38,999 --> 00:01:42,169 フリーが 体 張って 守ってくれたからね。 29 00:01:42,169 --> 00:01:45,672 致命傷ってほどじゃないのが 幸いだが…。 30 00:01:45,672 --> 00:01:48,842 今日は もう 戦えないだろう。 31 00:01:48,842 --> 00:01:52,346 ここまで みんなを守ってくれて ありがとう。 32 00:01:52,346 --> 00:01:54,348 ただの弟分じゃなく➡ 33 00:01:54,348 --> 00:01:58,151 本当の弟みたいに思ってるよ フリー。 34 00:02:04,124 --> 00:02:06,126 んっ…。 35 00:02:09,296 --> 00:02:13,300 そう これでいい。 これでいいのよ。 36 00:03:54,668 --> 00:03:57,504 シャーデー! やっぱり お前は許せない! 37 00:03:57,504 --> 00:03:59,506 俺が この手で倒す! 38 00:03:59,506 --> 00:04:03,110 フフフ… ようやく 本音が出たじゃない。 39 00:04:03,110 --> 00:04:05,112 やりましょ とことんまで。 40 00:04:05,112 --> 00:04:08,782 ニコ! 私たちは 呪いを解きに来たんだ。 41 00:04:08,782 --> 00:04:10,784 それが 最優先事項だよ。 42 00:04:12,786 --> 00:04:15,622 誰も 邪魔しないでくれ。 頼む。 43 00:04:15,622 --> 00:04:17,624 (ダレス/坊ちゃん/カフ)あっ…。 44 00:04:25,966 --> 00:04:27,968 さて 足には くるが➡ 45 00:04:27,968 --> 00:04:30,137 この ぽっちゃりを運ばないとね。 46 00:04:30,137 --> 00:04:34,341 (カフ)私が やろうか? いい。 私が やりたいんだ。 47 00:04:36,476 --> 00:04:39,079 しばらく ニコを頼むよ。 あっ あっ…。 48 00:04:42,816 --> 00:04:45,986 《読める。 何もかも わかる。 49 00:04:45,986 --> 00:04:50,991 そう。 私は この能力と魔力で すべてを従えてきた。 50 00:04:50,991 --> 00:04:55,162 友達も 仲間も いらない》 51 00:04:55,162 --> 00:04:59,833 <シャーデー:私たちは 魔女のボスをしていた父の下➡ 52 00:04:59,833 --> 00:05:03,436 双子として生まれた。 53 00:05:03,436 --> 00:05:08,275 私は 魔法の才能に恵まれ 誰からも かわいがられた。 54 00:05:08,275 --> 00:05:11,111 でも ダレスは…。 55 00:05:11,111 --> 00:05:15,949 かわいそうだと思った。 私が守らなきゃって。 56 00:05:15,949 --> 00:05:18,952 やがて 私は 人の心の声が聞こえる力を➡ 57 00:05:18,952 --> 00:05:20,954 持つようになった> 58 00:05:20,954 --> 00:05:24,791 ⦅あっ ダレス 今 おなか すいたな って思ったでしょ? 59 00:05:24,791 --> 00:05:28,461 すごい! なんで わかったの? フフッ… まあね! 60 00:05:28,461 --> 00:05:33,967 パパ 今 背中 かゆいなって 思ったでしょ? 61 00:05:33,967 --> 00:05:37,971 《えっ 怖っ! こっわ…》⦆ 62 00:05:37,971 --> 00:05:39,973 <シャーデー:それからというもの➡ 63 00:05:39,973 --> 00:05:43,476 周囲の魔女は 明らかに 私を避け始めた。 64 00:05:43,476 --> 00:05:46,813 父も 母も…。 65 00:05:46,813 --> 00:05:50,317 信じられるのは ダレスだけだった。 66 00:05:50,317 --> 00:05:53,820 私の魔力は どんどん成長した。 67 00:05:53,820 --> 00:05:56,823 でも 父も 母も 褒めてはくれなかった。 68 00:05:56,823 --> 00:06:00,594 ただ 私の力を恐れ続けていた。 69 00:06:00,594 --> 00:06:05,098 かわいそうなのは ダレスじゃなく 私のほう。 70 00:06:05,098 --> 00:06:11,438 私は 父を この手で倒し 魔女のボスの座を手に入れた。 71 00:06:11,438 --> 00:06:14,274 そして ダレスも…> 72 00:06:14,274 --> 00:06:16,610 ⦅《怖い》 73 00:06:16,610 --> 00:06:19,946 喜んで。 一生 消えない 魔法の傷よ。 74 00:06:19,946 --> 00:06:23,450 痛い! 痛い~! 75 00:06:23,450 --> 00:06:27,954 ずっと 一緒よ ダレス。 あなたは 裏切らないで。 76 00:06:27,954 --> 00:06:32,792 ずっと ずっと 私のそばにいてちょうだいね⦆ 77 00:06:32,792 --> 00:06:35,962 <シャーデー:誰もが 私に平伏し 恐怖した。 78 00:06:35,962 --> 00:06:38,131 私は 無敵だった> 79 00:06:38,131 --> 00:06:42,135 ただの魔術師が よく頑張ってると 褒めてあげるわ。 80 00:06:42,135 --> 00:06:46,806 でも 私を従わせることなど 絶対に 無理。 81 00:06:46,806 --> 00:06:50,110 黙れ。 黙らせてみれば? 82 00:06:52,646 --> 00:06:56,483 傷はないが 喉を切られたような 痛みがあったはずだ。 83 00:06:56,483 --> 00:06:59,819 これで しばらく 皮肉を聞かずに済む。 84 00:06:59,819 --> 00:07:01,755 《声が出ないくらい 何よ? 85 00:07:01,755 --> 00:07:05,258 私は 女王。 皆が恐れ 平伏する存在。 86 00:07:05,258 --> 00:07:08,928 もっと 恐れなさい。 もっと…》 87 00:07:08,928 --> 00:07:10,930 ⦅ヴィクトル:君は もっと 好きなものを➡ 88 00:07:10,930 --> 00:07:13,767 増やしたほうがいい。 はっ? 89 00:07:13,767 --> 00:07:17,604 愛だよ。 君に 愛を知ってほしい。 90 00:07:17,604 --> 00:07:20,607 私が リズや息子を大切に思うように➡ 91 00:07:20,607 --> 00:07:24,945 妹でも友達でも 君も 誰かを愛せるといいな⦆ 92 00:07:24,945 --> 00:07:30,784 《だめよ ヴィクトル! 93 00:07:30,784 --> 00:07:34,621 あなたは もう いない。 私に帰る場所はない。 94 00:07:34,621 --> 00:07:37,624 だから… だから 愛なんて…》 95 00:07:37,624 --> 00:07:41,461 あっ! あっ あっ… うぅ…。 96 00:07:41,461 --> 00:07:43,797 お前の負けだ シャーデー。 あっ…。 97 00:07:43,797 --> 00:07:45,799 異常活性する魔力に➡ 98 00:07:45,799 --> 00:07:48,635 もう お前自身が 耐えきれなくなってる。 99 00:07:48,635 --> 00:07:52,639 あっ…。 ハッ…。 100 00:07:52,639 --> 00:07:57,310 ここで お前を殺せば 彼も 俺も 呪われずに済む。 101 00:07:57,310 --> 00:07:59,612 やっと 未来が変わる。 ハッ! 102 00:08:07,253 --> 00:08:09,589 待ってくれ! あっ…。 103 00:08:09,589 --> 00:08:12,092 どいてくれ。 どけないよ! 104 00:08:12,092 --> 00:08:16,096 チッ…。 うわっ! だめだってば! 105 00:08:16,096 --> 00:08:21,101 ギャッ! あっ! いいかげんにしろ! 君が死ぬぞ。 106 00:08:21,101 --> 00:08:25,772 《シャーデー:触れれば死ぬ呪いと 不死の呪いが反発し合ってる》 107 00:08:25,772 --> 00:08:29,609 僕たちは シャーデーと友達になりに来たのに…。 108 00:08:29,609 --> 00:08:33,613 こんなの あんまりじゃないか! まだ そんなこと 言ってるのか! 109 00:08:33,613 --> 00:08:35,949 言うよ! 約束したはずだ! 110 00:08:35,949 --> 00:08:38,618 《ヴィクトルの孫ね…》 111 00:08:38,618 --> 00:08:41,321 うわ~! 112 00:08:45,959 --> 00:08:52,132 《シャーデー:時間の魔法を手に入れて もう一度 彼に会いたかった。 113 00:08:52,132 --> 00:08:55,802 ちゃんと告白して 終わらせたかった。 114 00:08:55,802 --> 00:08:57,804 彼は なんて言うかしら? 115 00:08:57,804 --> 00:09:02,075 リズに いちずだったから 私を選ぶことはないだろうけど。 116 00:09:02,075 --> 00:09:06,579 でも ちゃんと向き合えば 誠実に答えをくれたと思う。 117 00:09:06,579 --> 00:09:11,918 友達になりたいって あの子の言葉… 本心だった。 118 00:09:11,918 --> 00:09:16,256 ヴィクトルと同じ 裏表のない言葉だった。 119 00:09:16,256 --> 00:09:19,759 やっと… やっと…。 120 00:09:19,759 --> 00:09:25,265 もう一度 誰かを信じてもいいって 思えたのに…。 121 00:09:25,265 --> 00:09:29,936 もう 遅いのかしら?》 122 00:09:29,936 --> 00:09:31,938 あっ…。 123 00:09:31,938 --> 00:09:35,108 シャーデー! 一体 どうなってるんだ? 124 00:09:35,108 --> 00:09:37,944 チッ… もう少しで とどめが刺せたのに。 125 00:09:37,944 --> 00:09:39,946 殺しちゃだめだってば! 126 00:09:39,946 --> 00:09:42,449 シャーデーも迷ってるのよ。 127 00:09:42,449 --> 00:09:45,118 人を信じたい気持ちと➡ 128 00:09:45,118 --> 00:09:48,121 閉ざしていた心が せめぎ合ってるの。 129 00:09:48,121 --> 00:09:50,623 行き場のない感情が 積もり積もって➡ 130 00:09:50,623 --> 00:09:53,793 怨念のように魔力を黒く染めてる。 131 00:09:53,793 --> 00:09:56,796 あっ…。 だが このままじゃ…。 132 00:09:56,796 --> 00:10:00,967 ええ。 いずれ 魔力が意思を持って 暴走し始める。 133 00:10:00,967 --> 00:10:03,636 なんだって? よくわからんが…。 134 00:10:03,636 --> 00:10:05,638 (ダレス/カフ)あっ…。 135 00:10:07,974 --> 00:10:12,645 うわっ! うわ~! シャーデー! 136 00:10:12,645 --> 00:10:16,349 うわ~! 137 00:10:20,153 --> 00:10:22,489 (イヴリン)どんだけ強いんだ シャーデーってのは! 138 00:10:22,489 --> 00:10:24,824 (ミリィ)わくわくするね! 139 00:10:24,824 --> 00:10:26,993 もう うかうかしてられないね。 140 00:10:26,993 --> 00:10:31,164 お前たち 出番だよ。 (イヴリン/ミリィ/ファイファ)よっしゃ~! 141 00:10:31,164 --> 00:10:35,168 ここを抜けたら 大昔なんだろ? 142 00:10:35,168 --> 00:10:37,170 腕が鳴るぜ! 143 00:10:39,672 --> 00:10:42,509 (ヴィオラ)大丈夫かな? お兄様。 144 00:10:42,509 --> 00:10:46,346 運動音痴だから 逃げるのも大変だろうし…。 145 00:10:46,346 --> 00:10:50,049 ねっ? アリ… アリス? 146 00:10:55,688 --> 00:10:59,592 (アリス)あっ… 坊ちゃん…。 147 00:11:08,301 --> 00:11:10,970 うっ…。 148 00:11:10,970 --> 00:11:13,973 くっ… なんて威力だ。 149 00:11:13,973 --> 00:11:16,476 (イチ)ニコ! あっ…。 これは…。 150 00:11:16,476 --> 00:11:20,813 シャーデーの魔力が暴走した。 ダレスたちは まだ 中にいる。 151 00:11:20,813 --> 00:11:24,817 おイチ こいつが拡大しないよう 手を貸してくれ。 152 00:11:24,817 --> 00:11:29,322 上級生たちは 魔力が薄い所から中に入って➡ 153 00:11:29,322 --> 00:11:33,660 みんなの救出を! (ファイファ/ミリィ/イヴリン)了解! 154 00:11:33,660 --> 00:11:38,331 しっかし 魔力の薄いとこ って言われても これじゃあ…。 155 00:11:38,331 --> 00:11:41,334 んっ? アリス! 156 00:11:41,334 --> 00:11:44,003 来ちまったのか? イヴリンさん。 157 00:11:44,003 --> 00:11:47,507 わかる わかるぜ。 純愛ってやつだな! 158 00:11:47,507 --> 00:11:53,179 俺の好きな恋愛小説の 126ページにも そんなシーンがある! 159 00:11:53,179 --> 00:11:55,181 暗記されてるんですか。 160 00:11:55,181 --> 00:11:59,953 任せとけ。 お坊ちゃんの所まで 俺が連れていってやる! 161 00:11:59,953 --> 00:12:02,755 もう なんでも 切っちゃえばいいもんね! 162 00:12:06,292 --> 00:12:09,295 (ファイファ)ふぬ~! 163 00:12:09,295 --> 00:12:13,132 でかした! 任せろ! うりゃ~! 164 00:12:13,132 --> 00:12:16,035 行くぞ 突っ込め! 165 00:12:17,971 --> 00:12:19,973 シャーデー どこかな? 166 00:12:23,810 --> 00:12:25,979 んっ? (アリス)シャーデーさん…。 167 00:12:25,979 --> 00:12:29,148 えっ? こいつが? 168 00:12:29,148 --> 00:12:33,653 ぐっ… うぅ~! くっ…。 169 00:12:33,653 --> 00:12:36,322 《坊ちゃん:冷たい…。 シャーデーの悲しみが➡ 170 00:12:36,322 --> 00:12:38,324 流れ込んでくるみたいだ。 171 00:12:38,324 --> 00:12:41,661 きっと シャーデーは どこかで泣いてるんだ。 172 00:12:41,661 --> 00:12:46,332 でも しがみついてるだけで 精いっぱいだし…》 173 00:12:46,332 --> 00:12:50,837 ⦅シャーデーも 大事な友人なんだ。 よろしく頼んだぞ⦆ 174 00:12:50,837 --> 00:12:53,673 《おじい様と約束したのに》 175 00:12:53,673 --> 00:12:56,175 あっ…。 176 00:12:56,175 --> 00:12:59,512 無事か? カフ 君は 初めて会ったときから➡ 177 00:12:59,512 --> 00:13:02,782 ずっと かっこいい! 急に どうした? 178 00:13:02,782 --> 00:13:07,287 私も あんたが 初めての人間の友達で うれしい。 179 00:13:07,287 --> 00:13:11,624 ここを切り抜けて シャーデーを連れて帰るぞ! うん! 180 00:13:11,624 --> 00:13:14,127 炎が見えたから来てみたけど…。 181 00:13:14,127 --> 00:13:17,297 よかった 2人とも 無事そうね。 ダレス! 182 00:13:17,297 --> 00:13:20,466 (ミリィ) これじゃ 張り合いがないよ! 183 00:13:20,466 --> 00:13:23,636 せっかく 僕たちが やっつけようと思ってたのに➡ 184 00:13:23,636 --> 00:13:27,140 もう やられちゃってるじゃん。 185 00:13:27,140 --> 00:13:30,309 回復できそうか? サラ。 186 00:13:30,309 --> 00:13:33,479 あの… イヴリンさん。 んっ? 187 00:13:33,479 --> 00:13:37,317 以前 見せていただいた イヴリンさんの魔法で➡ 188 00:13:37,317 --> 00:13:40,820 私が シャーデーさんの中に入ることは 可能でしょうか? 189 00:13:40,820 --> 00:13:42,822 お前が? 190 00:13:42,822 --> 00:13:45,825 目覚めさせるか 動かせるようなら➡ 191 00:13:45,825 --> 00:13:48,327 安全な場所まで 運びたいのです。 192 00:13:48,327 --> 00:13:52,332 う~ん…。 もう とっとと切り刻んで… ギャー! 193 00:13:58,504 --> 00:14:00,506 チッ! 194 00:14:02,442 --> 00:14:04,944 やるだけ やってはみたが 魔女が相手じゃ➡ 195 00:14:04,944 --> 00:14:08,281 どうなるか わかんねえぞ? 196 00:14:08,281 --> 00:14:11,951 大丈夫なようです。 お前 怖いとかないのかよ? 197 00:14:11,951 --> 00:14:16,956 あっ くそ! こっちは なんとかする。 行け アリス! 198 00:14:16,956 --> 00:14:18,958 うっ…。 199 00:14:22,628 --> 00:14:26,132 ここが シャーデーさんの心の中? 200 00:14:28,134 --> 00:14:43,149 ♬~ 201 00:14:43,149 --> 00:14:45,318 『恐れ』。 202 00:14:45,318 --> 00:14:47,820 『距離』? 203 00:14:57,497 --> 00:14:59,499 (アリス)『訣別』。 204 00:14:59,499 --> 00:15:02,101 『妹』。 205 00:15:02,101 --> 00:15:13,780 ♬~ 206 00:15:13,780 --> 00:15:15,782 (アリス)『出会いと恋』。 207 00:15:22,455 --> 00:15:24,624 (アリス)『苦悶』。 208 00:15:24,624 --> 00:15:27,460 『嫉妬』。 209 00:15:27,460 --> 00:15:29,462 『破滅』。 210 00:15:32,298 --> 00:15:34,967 (アリス)『友達に、なろう』。 211 00:15:34,967 --> 00:15:37,637 『なりたい』。 212 00:15:37,637 --> 00:15:40,640 『愛してほしい』。 213 00:15:40,640 --> 00:15:43,476 『どんな形でも』。 214 00:15:43,476 --> 00:15:46,312 『きっと無理』。 215 00:15:46,312 --> 00:15:48,981 『信じられない』。 216 00:15:48,981 --> 00:15:51,984 『信じたい』。 217 00:15:51,984 --> 00:15:53,986 『苦しい』。 218 00:15:53,986 --> 00:15:55,988 『独りは嫌』。 219 00:16:00,259 --> 00:16:03,095 あっ…。 220 00:16:03,095 --> 00:16:05,765 『助けて』。 221 00:16:05,765 --> 00:16:07,767 あっ…。 222 00:16:10,937 --> 00:16:16,442 今 参ります! (泣き声) 223 00:16:16,442 --> 00:16:18,778 (坊ちゃん)アリスが シャーデーの中に? 224 00:16:18,778 --> 00:16:23,282 ああ 入って しばらくたつが 全然 目を覚まさない。 225 00:16:23,282 --> 00:16:27,620 なんで アリスが そんな…。 あの子のメンタル 羨ましいわ。 226 00:16:27,620 --> 00:16:31,457 うわっ! ダレス こっちは任せろ。 227 00:16:31,457 --> 00:16:34,560 シャーデーに声をかけてやれ。 えっ… ええ。 228 00:16:36,629 --> 00:16:38,798 シャーデー。 229 00:16:38,798 --> 00:16:42,635 姉さん 聞こえる? 目を覚ましてよ。 230 00:16:42,635 --> 00:16:47,306 また 私を置いて… 何も相談してくれずに➡ 231 00:16:47,306 --> 00:16:50,309 1人で逝っちゃうの? 232 00:16:50,309 --> 00:16:55,147 シャーデー 生きててほしい。 233 00:16:55,147 --> 00:16:57,817 2人だけの姉妹だもの。 234 00:16:57,817 --> 00:17:01,087 ボスなんか 代わってくれなくてもいいから。 235 00:17:01,087 --> 00:17:03,422 お願い…。 236 00:17:03,422 --> 00:17:13,432 (泣き声) 237 00:17:15,434 --> 00:17:19,772 お迎えに上がりました。 なぜ 来たの? 238 00:17:19,772 --> 00:17:23,276 私が目を覚ましたところで 誰も 喜びはしない。 239 00:17:23,276 --> 00:17:28,781 寂しい。 これからも ずっと 独りだなんて 耐えられない。 240 00:17:28,781 --> 00:17:30,783 もう 消えたい。 241 00:17:30,783 --> 00:17:33,786 殺してほしい。 242 00:17:33,786 --> 00:17:36,789 シャーデーさんは よく似てらっしゃいます。 243 00:17:36,789 --> 00:17:39,792 あのころの坊ちゃんと。 244 00:17:39,792 --> 00:17:46,299 一緒に 孤独になってくれる友達が 欲しかったのではないですか? 245 00:17:46,299 --> 00:17:51,137 だから あなたは 坊ちゃんを抱き締めて呪った。 246 00:17:51,137 --> 00:17:56,475 (シャーデー)友達ね。 そう 私なら やりかねないわ。 247 00:17:56,475 --> 00:18:00,079 ヴィクトルの孫を 孤独の道連れにしようとした。 248 00:18:00,079 --> 00:18:06,419 笑える。 こんな自己愛にまみれた 力ばかり持ってしまった怪物が➡ 249 00:18:06,419 --> 00:18:08,588 友達が欲しいだなんて…。 250 00:18:08,588 --> 00:18:13,092 ヴィクトルと出会うまでは そんなこと 気付かなかった。 251 00:18:13,092 --> 00:18:15,094 誰かと一緒にいることが…。 252 00:18:15,094 --> 00:18:18,764 感情を共有することが 楽しいなんて…。 253 00:18:18,764 --> 00:18:21,934 彼が 人を信じることを教えてくれた。 254 00:18:21,934 --> 00:18:25,604 彼を失って すべてを なくした。 255 00:18:25,604 --> 00:18:28,107 もう 何も残ってない。 256 00:18:28,107 --> 00:18:31,444 私たちでは 友達になれませんか? 257 00:18:31,444 --> 00:18:34,280 裏切られるの 怖いもの。 258 00:18:34,280 --> 00:18:39,619 この先 私が また 誰かを傷つけないとも限らない。 259 00:18:39,619 --> 00:18:42,455 「あのとき 殺しておけば よかった」なんて➡ 260 00:18:42,455 --> 00:18:45,458 あなたたちが 後悔する日が来るかもしれない。 261 00:18:45,458 --> 00:18:48,794 だったら 今 殺してほしい。 262 00:18:48,794 --> 00:18:53,299 あなたは 彼を呪った私に 罰を与える権利がある。 263 00:18:55,301 --> 00:18:59,472 (シャーデー)魔女らしい最期を 迎えられるなら 本望よ。 264 00:18:59,472 --> 00:19:02,908 私を殺せば この体も死ぬわ。 265 00:19:02,908 --> 00:19:06,412 彼と ニコの呪いも 消えるようにしてあげる。 266 00:19:06,412 --> 00:19:09,582 みんな 幸せに終われる。 267 00:19:09,582 --> 00:19:12,485 あっ…。 268 00:19:22,928 --> 00:19:26,932 (泣き声) 269 00:19:26,932 --> 00:19:30,603 ずっと… ずっと してほしかったの。 270 00:19:30,603 --> 00:19:37,777 誰かに こうして 抱き締めてもらいたかったの。 271 00:19:37,777 --> 00:19:43,282 今は あなたを傷つける事柄より➡ 272 00:19:43,282 --> 00:19:45,785 あなたを愛している人を➡ 273 00:19:45,785 --> 00:19:48,487 信じてあげてください。 274 00:19:50,790 --> 00:19:53,959 (ダレス)シャーデー! 275 00:19:53,959 --> 00:19:56,962 お願い シャーデー 目を覚まして! 276 00:19:56,962 --> 00:20:00,633 あなたが こうなったのは 私にも責任がある! 277 00:20:00,633 --> 00:20:02,968 私は ずっと あなたを怖がるばかりで➡ 278 00:20:02,968 --> 00:20:04,970 向き合おうとしなかった。 279 00:20:04,970 --> 00:20:08,808 だから もう一度 ちゃんと 姉妹として 話がしたい! 280 00:20:08,808 --> 00:20:11,310 わかり合いたいの! だから…。 281 00:20:13,312 --> 00:20:15,981 ハッ…。 起きた! 282 00:20:15,981 --> 00:20:19,985 私のために泣いてるの? 当たり前じゃない。 283 00:20:19,985 --> 00:20:23,155 お~! 目 覚ましたな! 284 00:20:23,155 --> 00:20:25,157 (イヴリン/ファイファ)ふごっ! 285 00:20:25,157 --> 00:20:27,993 話の邪魔。 しばらく 黙ってて。 286 00:20:27,993 --> 00:20:31,597 シャーデ… うっ うっ… なっ… 何 やめっ… ひっ! 287 00:20:33,666 --> 00:20:35,835 えっ? えっ? 288 00:20:35,835 --> 00:20:37,837 今まで ごめんなさいね。 289 00:20:37,837 --> 00:20:41,140 あと そろそろ 出ていって。 あっ…。 290 00:20:44,009 --> 00:20:46,178 アリス! 坊ちゃん。 291 00:20:46,178 --> 00:20:48,180 ああ…。 坊ちゃん! 292 00:20:48,180 --> 00:20:50,182 アリス! って 絶対 だめ! 293 00:20:50,182 --> 00:20:55,855 申し訳ありません。 ずっと 心配で つい ここまで来てしまいました。 294 00:20:55,855 --> 00:21:00,626 おけがは ありませんか? うん みんなが守ってくれたから。 295 00:21:00,626 --> 00:21:03,295 あちこち すりむいたけど 大したことないよ。 296 00:21:03,295 --> 00:21:05,965 本当に消えた。 297 00:21:05,965 --> 00:21:08,801 よかったな 治してもらえて。 298 00:21:08,801 --> 00:21:10,803 ええ! 何より シャーデーが➡ 299 00:21:10,803 --> 00:21:14,140 自分から治して 謝ってくれたのが うれしい。 300 00:21:14,140 --> 00:21:17,977 ハッ… ウォルターに 早く見てほしい。 301 00:21:17,977 --> 00:21:19,979 ついてきて。 302 00:21:19,979 --> 00:21:23,082 シャーデーを連れて ここから抜け出すわ。 303 00:21:27,486 --> 00:21:32,324 意識をなくした私を 魔力が 守ってくれてたってわけね。 304 00:21:32,324 --> 00:21:36,662 でも もう いいの。 もう 誰も攻撃しなくていいのよ。 305 00:21:36,662 --> 00:21:40,100 彼らを… 初めて できた友達を 信じることにするわ。 306 00:21:40,100 --> 00:21:45,004 皮肉なものね。 ヴィクトルの孫だけじゃなく➡ 307 00:21:45,004 --> 00:21:48,674 シャロンの娘のおかげで やっと 気付くなんて。 308 00:21:48,674 --> 00:21:51,677 さあ もう 私の中に戻って。 309 00:21:51,677 --> 00:21:54,180 勇気を出して 一緒に進みましょう。 310 00:21:54,180 --> 00:21:56,182 みんなと生きるの。 311 00:21:59,351 --> 00:22:01,287 あっ? 312 00:22:01,287 --> 00:22:05,457 何? 私に友達ができるのが 許せないの? 313 00:22:05,457 --> 00:22:07,793 生意気な魔力ね。 314 00:22:07,793 --> 00:22:10,296 私のこと 誰だと思ってるの? 315 00:22:10,296 --> 00:22:14,800 シャーデー。 史上最強の魔女よ。