1 00:00:10,990 --> 00:00:13,660 (幸平創真・心の声) ≪美味すぎる!≫ 2 00:00:13,660 --> 00:00:16,800 ≪春の食材を生かしきった料理≫ 3 00:00:16,800 --> 00:00:20,500 ≪こんな繊細な皿を あの一瞬で まとめ上げたってのか!?≫ 4 00:00:21,940 --> 00:00:25,560 ≪他の寮生とは レベルが段違いだ≫ 5 00:00:25,560 --> 00:00:28,360 (一色) 改めて自己紹介させてもらおう。 6 00:00:30,980 --> 00:00:32,980 (一色)遠月十傑…。 7 00:00:34,620 --> 00:00:36,970 (一色)第七席➡ 8 00:00:36,970 --> 00:00:39,000 一色慧だ。 9 00:00:39,000 --> 00:00:43,590 ♬~ 10 00:00:43,590 --> 00:00:47,680 あんたが 十傑… だと? 11 00:00:47,680 --> 00:00:52,180 (一色)さあ お次は 創真君の料理を食べてみたいな。 12 00:00:55,100 --> 00:00:58,700 (一色)君は一体 どんな品を作ってくれるんだろう。 13 00:01:00,120 --> 00:01:02,160 見せてごらん。➡ 14 00:01:02,160 --> 00:01:04,900 君が 皿の上に語る➡ 15 00:01:04,900 --> 00:01:06,930 物語を。 16 00:01:06,930 --> 00:01:10,100 ♬~ 17 00:01:10,100 --> 00:01:12,940 ≪親父が 俺を ここへ よこした意味が➡ 18 00:01:12,940 --> 00:01:15,010 少しは分かった気がするぜ≫ 19 00:01:15,010 --> 00:01:17,070 ふっ。 20 00:01:17,070 --> 00:01:20,160 ♬~ 21 00:01:20,160 --> 00:01:22,160 お待ちを! 22 00:01:24,600 --> 00:02:53,170 ♬~ 23 00:02:54,570 --> 00:02:57,870 ホォー ホォー(フクロウの鳴き声) 24 00:03:02,560 --> 00:03:05,000 (ふみ緒)がぁ~ ぐぐっ…。 25 00:03:05,000 --> 00:03:07,100 ≪一色先輩の料理➡ 26 00:03:07,100 --> 00:03:10,150 「鰆の山椒焼き ピューレ添え」≫ 27 00:03:10,150 --> 00:03:14,160 ひょっとして 先輩の実家は 割烹料理のお店か何か? 28 00:03:14,160 --> 00:03:16,230 なぜ そう思うんだい? 29 00:03:16,230 --> 00:03:19,860 鰆の山椒焼きは 和食では定番メニューだし➡ 30 00:03:19,860 --> 00:03:22,980 こんな仕事 そこいらの店じゃ できないですしね。 31 00:03:22,980 --> 00:03:24,980 (一色)ふふっ。 32 00:03:26,450 --> 00:03:29,740 ≪ほくほくと 繊細に焼き上げられた鰆の身≫ 33 00:03:29,740 --> 00:03:32,640 ≪春キャベツをベースにした ピューレの意外性≫ 34 00:03:34,040 --> 00:03:37,530 ≪しかし このとろりとした 柔らかい甘みが➡ 35 00:03:37,530 --> 00:03:39,970 鰆に ぴしゃりと合っている≫ 36 00:03:39,970 --> 00:03:43,150 ≪春が旬の鰆と 春キャベツ≫ 37 00:03:43,150 --> 00:03:45,850 ≪互いが 美味さを高め合う組み合わせ≫ 38 00:03:48,080 --> 00:03:51,580 ≪まるで 春の陽気みたいな華やかさだ!≫ 39 00:03:53,730 --> 00:03:55,770 鰆…。 40 00:03:55,770 --> 00:04:00,190 よし! 「ゆきひら」裏メニュー その20が使える。 41 00:04:00,190 --> 00:04:03,790 「ゆきひら」? うちの実家の定食屋っすよ。 42 00:04:03,790 --> 00:04:06,630 俺も 食材は鰆でいきます。 43 00:04:06,630 --> 00:04:08,660 「ゆきひら」の人気メニューを➡ 44 00:04:08,660 --> 00:04:11,760 先輩と同じく 「春」をテーマに お届けしますよ。 45 00:04:13,430 --> 00:04:15,450 ボオッ! 46 00:04:15,450 --> 00:04:19,440 ♬~ 47 00:04:19,440 --> 00:04:23,930 (悠姫) んっ…。 うう~ 寝ちゃったかぁ。 48 00:04:23,930 --> 00:04:26,930 (涼子)やだ! 飲み過ぎちゃった お米のジュース。 49 00:04:26,930 --> 00:04:28,930 ≪ジュー(焼く音) (2人)ん? 50 00:04:31,150 --> 00:04:33,570 (悠姫)あれ? 幸平 料理してる? 51 00:04:33,570 --> 00:04:35,610 (涼子) まだ おなか すいてるのかしら。 52 00:04:35,610 --> 00:04:37,660 (伊武崎)料理対決だってよ。 53 00:04:37,660 --> 00:04:39,690 (悠姫) おお~! 伊武崎 起きてたの?➡ 54 00:04:39,690 --> 00:04:42,850 って! 二人が対決!? なんで!? なんで!? 55 00:04:42,850 --> 00:04:46,030 (伊武崎)さあな。 でも この勝負➡ 56 00:04:46,030 --> 00:04:48,920 一色先輩から 吹っかけてたぜ。 (2人)あっ…。 57 00:04:48,920 --> 00:04:53,670 ♬~ 58 00:04:53,670 --> 00:04:57,040 (悠姫)この場合 先輩の服装には コメントいらないの? 59 00:04:57,040 --> 00:04:59,850 (涼子)せっかくの対決に 水をさすのは 悪いわよ。 60 00:04:59,850 --> 00:05:01,900 (悠姫)だね。 61 00:05:01,900 --> 00:05:06,240 ♬~ 62 00:05:06,240 --> 00:05:08,270 完成だ! 63 00:05:08,270 --> 00:05:11,360 「ゆきひら」裏メニュー その20改! 64 00:05:11,360 --> 00:05:14,030 「鰆おにぎり茶漬け」だ! 65 00:05:14,030 --> 00:05:16,610 本当は 鮭で作る品なんだけど➡ 66 00:05:16,610 --> 00:05:19,580 本日は 鰆バージョンに アレンジしてみたんだ。 67 00:05:19,580 --> 00:05:22,400 みんなの分も作ったから 一緒に おあがりよ。 68 00:05:22,400 --> 00:05:24,960 (涼子)わあ~ ありがとう。 69 00:05:24,960 --> 00:05:26,990 注いであるのは なぁに? 70 00:05:26,990 --> 00:05:30,090 塩昆布茶だよ。 優しい塩気とコクが➡ 71 00:05:30,090 --> 00:05:32,160 食事の締めに ぴったりだからね。 72 00:05:32,160 --> 00:05:34,500 もう~! こんなの出されたら➡ 73 00:05:34,500 --> 00:05:37,700 おなか減るに決まってんじゃん! (伊武崎)そうだな。 74 00:05:39,120 --> 00:05:42,820 (一色)≪しかし これでは あまりに普通のお茶漬け≫ 75 00:05:42,820 --> 00:05:48,310 ≪いかにも大衆食堂で出される品 といったところだが さて…≫ 76 00:05:48,310 --> 00:05:51,500 じゃあ 早速! いっただっきま~す! 77 00:05:51,500 --> 00:05:53,500 (2人)いただきます。 78 00:05:54,990 --> 00:05:57,290 (一色)あっ! あぁ…。 79 00:05:58,710 --> 00:06:01,530 んん~ 美味い! 80 00:06:01,530 --> 00:06:03,890 鰆の身が すごくジューシーで➡ 81 00:06:03,890 --> 00:06:06,410 何より 皮の このザクザク感!➡ 82 00:06:06,410 --> 00:06:08,980 かむ度に 旨味が湧き出てくる! 83 00:06:08,980 --> 00:06:11,920 ただ炙っただけじゃ この歯応えは出ないわ。➡ 84 00:06:11,920 --> 00:06:14,340 一体どうやって…。 (一色)ポワレだ。 85 00:06:14,340 --> 00:06:17,060 (2人)ん? (一色)この鰆➡ 86 00:06:17,060 --> 00:06:19,190 ポワレで焼き上げられている。 (悠姫)ポ…。 87 00:06:19,190 --> 00:06:21,230 (2人)ワ…。 (3人)レ!? 88 00:06:21,230 --> 00:06:23,260 って なんで あんたも驚いてるのよ! 89 00:06:23,260 --> 00:06:26,000 いや ポワレって なんだろう? と思って…。 90 00:06:26,000 --> 00:06:28,670 はあ!? ポワレっていうのは➡ 91 00:06:28,670 --> 00:06:33,560 フランス料理における 素材の焼き方 ソテの一種だよ。➡ 92 00:06:33,560 --> 00:06:36,580 素材の上から オリーブオイルなどを掛けて➡ 93 00:06:36,580 --> 00:06:39,360 均一に焼き色を付ける技法だね。 94 00:06:39,360 --> 00:06:42,180 教えてもらえるかな 創真君。 95 00:06:42,180 --> 00:06:45,250 なぜ 君が フランス料理の技法を 知っているんだい? 96 00:06:45,250 --> 00:06:49,340 いや~ この焼き方は うちの親父に習ったんですよ。 97 00:06:49,340 --> 00:06:52,690 魚を バリッと仕上げるには 持って来いだってね。 98 00:06:52,690 --> 00:06:55,530 ご飯と一緒に ザクザク食うのもいいし➡ 99 00:06:55,530 --> 00:06:58,320 昆布茶に浸して 少し しんなりさせると➡ 100 00:06:58,320 --> 00:07:00,520 また違う食感が楽しめるんだ。 101 00:07:02,590 --> 00:07:05,440 (一色)君のお父さんは フランス料理の修業を? 102 00:07:05,440 --> 00:07:08,660 いや~ それが 俺にも よく分かんなくて。 103 00:07:08,660 --> 00:07:11,630 どうも いろいろな国で 料理してたみたいだけど。 104 00:07:11,630 --> 00:07:13,660 なるほど。 105 00:07:13,660 --> 00:07:17,270 (一色)≪まさか おにぎりの具を フレンチの技で作るなんて…≫ 106 00:07:17,270 --> 00:07:21,410 ≪国境やジャンルにとらわれない なんて自由な料理だろう。➡ 107 00:07:21,410 --> 00:07:23,460 そして ポワレは➡ 108 00:07:23,460 --> 00:07:26,010 皮に厚みのある素材に 向いている。➡ 109 00:07:26,010 --> 00:07:30,130 鮭 そして鰆は まさに ぴったりの魚。➡ 110 00:07:30,130 --> 00:07:32,520 創真君は それを瞬時に見極め➡ 111 00:07:32,520 --> 00:07:35,350 メニューのアレンジを 組み立てた。➡ 112 00:07:35,350 --> 00:07:38,750 純白に輝くお米は さながら雪のよう≫ 113 00:07:40,520 --> 00:07:44,160 ♬~ 114 00:07:44,160 --> 00:07:47,400 (一色) ≪その中から 力強く現れる鰆は➡ 115 00:07:47,400 --> 00:07:50,800 まさに 春の生命力そのもの!➡ 116 00:07:50,800 --> 00:07:53,850 彼は 春の始まるその一瞬を➡ 117 00:07:53,850 --> 00:07:55,920 この品で表現したんだ!≫ 118 00:07:55,920 --> 00:07:57,920 ふぅ ふぅ。 119 00:08:00,030 --> 00:08:02,080 んん~! 120 00:08:02,080 --> 00:08:05,720 ♬~ 121 00:08:05,720 --> 00:08:07,770 んん~! 122 00:08:07,770 --> 00:08:18,360 ♬~ 123 00:08:18,360 --> 00:08:20,660 (一色)んっ んん~ んん~! 124 00:08:20,660 --> 00:08:23,580 んっ… あぁ…。 125 00:08:23,580 --> 00:08:39,980 ♬~ 126 00:08:39,980 --> 00:08:44,340 め…。 127 00:08:45,620 --> 00:08:47,620 ≪めばえ!≫ 128 00:08:49,030 --> 00:08:51,030 御粗末! 129 00:08:52,430 --> 00:08:57,300 美しい…。 美しい雪解けだったよ 創真君。 130 00:08:57,300 --> 00:09:00,890 先輩こそな。 すがすがしい春風➡ 131 00:09:00,890 --> 00:09:02,920 確かに感じたぜ。 132 00:09:02,920 --> 00:09:06,180 (一色)いい勝負をありがとう。 133 00:09:06,180 --> 00:09:08,880 (田所恵)んっ…。 あっ んん? 134 00:09:10,630 --> 00:09:12,630 えっ? 135 00:09:14,020 --> 00:09:16,320 ≪なんだべ? この状況≫ 136 00:09:19,420 --> 00:09:21,620 あっ あっ… あぁ…。 137 00:09:23,040 --> 00:09:25,060 (伊武崎)ふぅ~。 138 00:09:25,060 --> 00:09:29,420 (悠姫)丸井? 丸井! 丸井~! (丸井)うう~ ううぅ…。 139 00:09:29,420 --> 00:09:32,290 これは起きないわね。 うん。 140 00:09:32,290 --> 00:09:36,390 (青木・佐藤)あぁ…。 (青木)うぅ…。 141 00:09:36,390 --> 00:09:38,440 (悠姫)よし 解散! 142 00:09:38,440 --> 00:09:41,330 (佐藤)次は 絶対 片づけて帰るからな 丸井。 143 00:09:41,330 --> 00:09:43,800 (青木)ほんと 次こそはな マジで。 144 00:09:43,800 --> 00:09:46,720 (悠姫・鼻歌)♬ ふっふ~ ふっふ~ ん? ん? ん? 145 00:09:46,720 --> 00:09:49,870 あぁ~あ…。 それにしても 一色先輩➡ 146 00:09:49,870 --> 00:09:52,390 どうして 料理対決なんて 仕掛けたんだろう? 147 00:09:52,390 --> 00:09:54,960 さあ? 気まぐれな人だから。 148 00:09:54,960 --> 00:09:58,760 あんな変人の考えること 気にしてても しょうがないって。 149 00:09:58,760 --> 00:10:02,720 ≪(青木)眠ぃ~。 ≪(佐藤)ふあぁ~…。 150 00:10:02,720 --> 00:10:06,990 (悠姫)じゃあ おやすみ 恵。 うん おやすみなさい。 151 00:10:06,990 --> 00:10:10,320 (一色)創真君 この歓迎会で 晴れて君も➡ 152 00:10:10,320 --> 00:10:12,360 極星の一員だ。 153 00:10:12,360 --> 00:10:15,600 ふあぁ~…。 分からないことがあれば➡ 154 00:10:15,600 --> 00:10:19,230 遠慮せずに聞いてくれ。 じゃあ…➡ 155 00:10:19,230 --> 00:10:22,140 十傑って どうやったら入れるんすか? 156 00:10:22,140 --> 00:10:27,860 ♬~ 157 00:10:27,860 --> 00:10:31,280 (一色)ふふっ そうだった。 158 00:10:31,280 --> 00:10:34,700 君は この学園の てっぺんを取るんだったね。 159 00:10:34,700 --> 00:10:38,550 それほどの執念 何か理由でもあるのかな? 160 00:10:38,550 --> 00:10:42,660 実は 俺 ちょっとした親子ゲンカの最中で…。 161 00:10:42,660 --> 00:10:47,390 うちの親父に認められるには そんくらいやんないとダメなんで。 162 00:10:47,390 --> 00:10:50,190 さっきの対決は 引き分けでしたけど➡ 163 00:10:51,600 --> 00:10:53,720 今 先輩に勝ったら➡ 164 00:10:53,720 --> 00:10:56,420 俺が 遠月で七番目になるの? 165 00:10:57,820 --> 00:10:59,920 ふふっ…。 ん? 166 00:10:59,920 --> 00:11:01,960 すばらしい~‼ うわっ! 167 00:11:01,960 --> 00:11:05,060 すばらしい向上心だ 創真君! はあ…。 168 00:11:05,060 --> 00:11:07,530 (一色) 僕は今 猛烈に感動している!➡ 169 00:11:07,530 --> 00:11:09,550 極星に住まう学生は➡ 170 00:11:09,550 --> 00:11:12,690 そうでなくてはいけないよ~! お… おう…。 171 00:11:12,690 --> 00:11:15,940 (一色)でも! 今日のところは おあずけだね。 172 00:11:15,940 --> 00:11:20,380 夜も更けた。 我々も休もう 創真君。 173 00:11:20,380 --> 00:11:23,410 まっ… そっ そうっすね。 174 00:11:23,410 --> 00:11:25,800 ≪遠月のてっぺんを取る≫ 175 00:11:25,800 --> 00:11:27,830 ≪君が言い放った言葉が➡ 176 00:11:27,830 --> 00:11:31,190 本当の重みを持つのは これからだよ≫ 177 00:11:31,190 --> 00:11:34,620 (回想)(([スピーカ] えっと 幸平創真っていいます)) 178 00:11:34,620 --> 00:11:36,980 ((この学園のことは正直➡ 179 00:11:36,980 --> 00:11:39,060 踏み台としか思ってないです)) 180 00:11:39,060 --> 00:11:41,100 ((てっぺん取るんで)) 181 00:11:41,100 --> 00:11:43,850 ≪君は 追々知るだろう。➡ 182 00:11:43,850 --> 00:11:47,340 この学園では 文字どおりの意味で➡ 183 00:11:47,340 --> 00:11:49,370 料理が全てなのだと≫ 184 00:11:49,370 --> 00:12:07,790 ♬~ 185 00:12:07,790 --> 00:12:10,230 (薙切えりな) ((メインの食材は 卵)) 186 00:12:10,230 --> 00:12:15,130 ((ひと品 作りなさい。 私の舌をうならせた者にだけ➡ 187 00:12:15,130 --> 00:12:18,500 遠月学園への編入を許可します)) 188 00:12:18,500 --> 00:12:20,440 ((さっさと器をよこしなさい!)) 189 00:12:20,440 --> 00:12:22,470 ((不味いわよ~!)) 190 00:12:22,470 --> 00:12:26,230 ((言っておきます! 私は認めてはいないわ 君も➡ 191 00:12:26,230 --> 00:12:28,260 君の料理もね!)) 192 00:12:28,260 --> 00:12:31,650 ((てっぺんを取るですって!? 笑わせないで)) 193 00:12:31,650 --> 00:12:34,380 ((中等部からの 内部進学者たちは みんな➡ 194 00:12:34,380 --> 00:12:37,550 最先端のガストロノミーを 学んできたの)) 195 00:12:37,550 --> 00:12:41,660 ((上を見上げるまでもない。 外様の編入生なんて➡ 196 00:12:41,660 --> 00:12:43,660 彼らにも勝てやしないわ)) 197 00:12:47,830 --> 00:12:50,530 (一色)ふふっ… ふふふっ ふふふふっ。 198 00:12:52,560 --> 00:12:55,260 チュンチュン…(鳥の鳴き声) 199 00:12:55,260 --> 00:12:57,660 (涼子)んんっ…。 200 00:12:57,660 --> 00:13:00,560 発酵しちゃう~。 201 00:13:02,720 --> 00:13:05,690 ふあぁ~。 うさ子…。 202 00:13:05,690 --> 00:13:07,740 ブヒッ ブヒッ ブヒッ… 203 00:13:07,740 --> 00:13:10,540 ガァ ガァ ガァ… (悠姫)重っ。 204 00:13:12,490 --> 00:13:14,930 ふあぁ~。 205 00:13:14,930 --> 00:13:17,630 おはよう みんな。 206 00:13:19,000 --> 00:13:23,220 (丸井)ああ~! いつもいつも 散らかしやがって!➡ 207 00:13:23,220 --> 00:13:25,270 今日は いつも以上に ガツンと…➡ 208 00:13:25,270 --> 00:13:28,090 ガツンと ガツンと言ってやる!➡ 209 00:13:28,090 --> 00:13:30,830 えっ? うぎゃ! 210 00:13:30,830 --> 00:13:33,830 (青木)うぃ~っす。 (佐藤)ちぃ~っす。 211 00:13:33,830 --> 00:13:35,950 (佐藤・青木)ああ? (悠姫)ふあぁ~。➡ 212 00:13:35,950 --> 00:13:38,150 何? どうしたの~? 213 00:13:41,320 --> 00:13:43,890 昨日は おあずけ くらったからね。 214 00:13:43,890 --> 00:13:47,760 さあ 十傑の第七席をかけて➡ 215 00:13:47,760 --> 00:13:49,760 勝負だ 一色先輩! 216 00:13:54,170 --> 00:13:56,290 (悠姫・佐藤)ふあぁ~。 (青木)ふあぁ~あ…。 217 00:13:56,290 --> 00:13:58,340 ふっ! 218 00:13:58,340 --> 00:14:00,740 ん? ん? 219 00:14:03,360 --> 00:14:05,400 あれ? 220 00:14:05,400 --> 00:14:07,880 (佐藤)飯 飯~。 (悠姫)おなか すいた~。 221 00:14:07,880 --> 00:14:10,970 (青木)ふみ緒さん まだ~? グダグダうるさいよ! 222 00:14:10,970 --> 00:14:13,240 おとなしく座ってな! 223 00:14:13,240 --> 00:14:15,270 (一色)ごめんよ 創真君。 224 00:14:15,270 --> 00:14:17,960 説明が足りなかった。 ん? 225 00:14:17,960 --> 00:14:20,940 (一色)この遠月学園における 勝負について。 226 00:14:20,940 --> 00:14:25,400 (歓声) 227 00:14:25,400 --> 00:14:28,300 (学生)えりな~! (学生)えりな様~! 228 00:14:28,300 --> 00:14:32,100 (学生)頑張ってくださ~い! (学生)頑張って~! 229 00:14:33,490 --> 00:14:36,560 (豪田林)どすこ~い! んん…。 230 00:14:36,560 --> 00:14:43,750 ♬~ 231 00:14:43,750 --> 00:14:46,190 (豪田林) 我らが ちゃんこ鍋研究会は➡ 232 00:14:46,190 --> 00:14:51,610 学園創立期から続く 由緒正しき研究会でごわす。➡ 233 00:14:51,610 --> 00:14:56,560 その部屋を潰して 何を建てると申される? 薙切君。 234 00:14:56,560 --> 00:15:00,730 私専用の調理棟ですわ。 5棟目が手狭になってきたので➡ 235 00:15:00,730 --> 00:15:02,770 6棟目を。 ふざけるな! 236 00:15:02,770 --> 00:15:05,970 あの建物には 先輩方が育んできた➡ 237 00:15:05,970 --> 00:15:08,630 食への情熱と歴史が詰まっている。 238 00:15:08,630 --> 00:15:12,160 それを踏みにじろうとは 貴様 それでも料理人か! 239 00:15:12,160 --> 00:15:14,730 そうだ そうだ! 暴挙を許すな! 240 00:15:14,730 --> 00:15:16,770 えりな様…。 241 00:15:16,770 --> 00:15:18,800 ふぅ…。 242 00:15:18,800 --> 00:15:21,570 その先輩方のレシピを ただ模倣して➡ 243 00:15:21,570 --> 00:15:24,090 いたずらに 予算を浪費することが➡ 244 00:15:24,090 --> 00:15:27,460 あなた方の言う情熱なのですか? なっ! 245 00:15:27,460 --> 00:15:30,660 ここ数年 めぼしい実績は特になし。 246 00:15:30,660 --> 00:15:33,970 過去の栄光をうたうばかりの 研究会など➡ 247 00:15:33,970 --> 00:15:36,290 遠月には不要かと思います。 248 00:15:36,290 --> 00:15:38,990 権力をかさに やりたい放題。 249 00:15:38,990 --> 00:15:41,260 もう お前をのさばらせておけん! 250 00:15:41,260 --> 00:15:44,190 俺が勝ったら 第十席から降りろ! 251 00:15:44,190 --> 00:15:46,900 勝負でごわす 薙切えりな! 252 00:15:46,900 --> 00:15:51,170 では 私が勝てば 予定どおり 建設を進めます。 253 00:15:51,170 --> 00:15:55,170 手合わせいたしますわ 豪田林先輩。 254 00:15:57,620 --> 00:15:59,730 (一色)もともと この学園では➡ 255 00:15:59,730 --> 00:16:03,780 学生のもめ事 解決のために 制定された制度がある。 256 00:16:03,780 --> 00:16:07,220 そこには いくつかの決め事があるんだ。➡ 257 00:16:07,220 --> 00:16:11,650 創真君が 僕の第七席を欲して 勝負を挑むなら➡ 258 00:16:11,650 --> 00:16:15,320 それに見合う対価を 君も 差し出さなければいけない。 259 00:16:15,320 --> 00:16:18,140 第七席に見合う対価? 260 00:16:18,140 --> 00:16:21,230 七席に釣り合う条件となると…➡ 261 00:16:21,230 --> 00:16:23,420 君の退学をかけても足りないな。 262 00:16:23,420 --> 00:16:25,850 えっ! マジ!? (ふみ緒)そう。 263 00:16:25,850 --> 00:16:28,520 十傑には それほどの価値がある。➡ 264 00:16:28,520 --> 00:16:32,760 なんたって 学園の 最高意思決定機関だからねぇ。➡ 265 00:16:32,760 --> 00:16:38,210 十傑評議会が決定したことには 講師陣だって逆らえない。 266 00:16:38,210 --> 00:16:43,500 かつては この寮から毎年のように 何人もの十傑を 輩出したもんさ。 267 00:16:43,500 --> 00:16:46,820 まさしく 極星の黄金時代。 268 00:16:46,820 --> 00:16:49,330 それに比べて あんたたちの情けないこと! 269 00:16:49,330 --> 00:16:51,880 (悠姫)もう~ ふみ緒さん また その話? 270 00:16:51,880 --> 00:16:54,280 ふふふっ。 まあ そんなわけで➡ 271 00:16:54,280 --> 00:16:57,520 もし 僕が 了承すれば 対戦は可能だが➡ 272 00:16:57,520 --> 00:17:01,020 もちろん僕は 君が 学園を去ることなんて望まない。 273 00:17:01,020 --> 00:17:04,620 結論 勝負は成り立たないというわけさ。 274 00:17:04,620 --> 00:17:08,730 マジか~。 今朝5時起きして 気合い入れたのに。 275 00:17:08,730 --> 00:17:11,510 っていうか 第七席に挑むなんてね。 276 00:17:11,510 --> 00:17:14,970 むちゃだよ~。 たぶん 彼 バカなんだと思う。 277 00:17:14,970 --> 00:17:18,790 (一色)それにね 好き勝手に やれるわけでもないんだ。 278 00:17:18,790 --> 00:17:21,360 勝負に必要なものは 三つある。 279 00:17:21,360 --> 00:17:25,750 一つ 正式な勝負であることを 証明する認定員。 280 00:17:25,750 --> 00:17:28,350 一つ 奇数名の判定員。 281 00:17:28,350 --> 00:17:33,500 一つ 対戦者両名の 勝負条件に関する合意。 282 00:17:33,500 --> 00:17:36,040 以上により 初めて成立するんだ。 283 00:17:36,040 --> 00:17:39,890 ふ~ん。 めんどくせぇんだな。 (一色)しかし 逆に言えば➡ 284 00:17:39,890 --> 00:17:41,930 その三つさえ そろえば➡ 285 00:17:41,930 --> 00:17:45,030 この学園の全てが 勝負の対象になりうる。 286 00:17:51,370 --> 00:17:54,060 (一色)遠月伝統 料理勝負一騎打ち➡ 287 00:17:54,060 --> 00:17:56,060 その名も…。 288 00:18:00,100 --> 00:18:03,700 [スピーカ](判定員) 審査は決した! この食戟➡ 289 00:18:03,700 --> 00:18:05,850 薙切えりなの勝利とする! 290 00:18:05,850 --> 00:18:08,320 (歓声) 291 00:18:08,320 --> 00:18:12,660 そっ そんな… 完敗だと!?➡ 292 00:18:12,660 --> 00:18:15,330 俺たちの ちゃん研が…。➡ 293 00:18:15,330 --> 00:18:20,530 俺の「伊勢エビちゃんこ」の どこが 劣っているというんだ~! あっ? 294 00:18:25,400 --> 00:18:27,400 んっ…。 295 00:18:29,890 --> 00:18:48,830 ♬~ 296 00:18:48,830 --> 00:18:50,860 あぁ~。 297 00:18:50,860 --> 00:18:55,450 ♬~ 298 00:18:55,450 --> 00:19:01,320 カンカンカンカン…(踏切の音) 299 00:19:01,320 --> 00:19:04,090 ≪ドドドドッ…(足音) 300 00:19:04,090 --> 00:19:08,560 ドドドドドッ! 301 00:19:08,560 --> 00:19:12,560 カンカンカンカン… 302 00:19:16,410 --> 00:19:19,360 ぬぬぬぬ…。 先輩の品には➡ 303 00:19:19,360 --> 00:19:21,690 至らぬ箇所が 27点あります。 304 00:19:21,690 --> 00:19:23,730 まず 伊勢エビ。 305 00:19:23,730 --> 00:19:26,780 霜降りの時間が 2秒余計です。 うっ…。 306 00:19:26,780 --> 00:19:32,120 次に 牡蠣から僅かに出た雑味が 鍋全体の風味を損ねています。 307 00:19:32,120 --> 00:19:34,790 黙れ! そして 野菜のあしらいですが…。 308 00:19:34,790 --> 00:19:38,960 (豪田林)黙れ~! だったら お前の料理は どうだというんだ! 309 00:19:38,960 --> 00:19:42,560 今日のために練りに練った 俺の品より美味いわけが…。 310 00:19:44,420 --> 00:19:46,450 (行司)はっけよい! バシン! 311 00:19:46,450 --> 00:19:48,500 (豪田林)うわぁ~! 312 00:19:48,500 --> 00:19:51,670 いかがですか? 先輩。 313 00:19:51,670 --> 00:19:55,460 私の「ラビオリ・ド・ラングスティーヌ」は。 314 00:19:55,460 --> 00:19:58,330 (豪田林)≪ふわふわっと 蒸し上がった ラビオリの中から➡ 315 00:19:58,330 --> 00:20:01,880 ぷりっとした手長エビの旨味が あふれてる≫ 316 00:20:01,880 --> 00:20:03,940 バシン! 317 00:20:03,940 --> 00:20:07,040 ♬~ 318 00:20:07,040 --> 00:20:09,090 (豪田林) ≪弾むような しなやかさは➡ 319 00:20:09,090 --> 00:20:13,710 まるで 横綱のすごみに 圧倒されているかのような…≫ 320 00:20:13,710 --> 00:20:16,470 ≪味の次元が違う!≫ 321 00:20:16,470 --> 00:20:18,870 ≪極上~!≫ 322 00:20:21,970 --> 00:20:24,560 あっふぅ~ん…。 323 00:20:24,560 --> 00:20:28,190 ♬~ 324 00:20:28,190 --> 00:20:30,780 私です。 ええ。 325 00:20:30,780 --> 00:20:33,370 始めてください。 ん?➡ 326 00:20:33,370 --> 00:20:37,640 何を…。 やっ やめ… やめるでごわす~‼ 327 00:20:37,640 --> 00:20:40,190 ドゴーン! バキバキバキッ! 328 00:20:40,190 --> 00:20:42,220 ドォーン‼ 329 00:20:42,220 --> 00:20:44,930 ≪冷酷 非道…。➡ 330 00:20:44,930 --> 00:20:48,830 これが… これが➡ 331 00:20:48,830 --> 00:20:51,530 食の魔王の血族か!≫ 332 00:20:53,190 --> 00:20:55,240 ごきげんよう。 333 00:20:55,240 --> 00:21:03,250 (歓声) 334 00:21:03,250 --> 00:21:06,020 食戟かぁ。 335 00:21:06,020 --> 00:21:09,970 あぁ~あ 薙切にも 勝負 吹っかけたかったのに。 336 00:21:09,970 --> 00:21:13,610 か… 勝てっこないよ そんなの。 337 00:21:13,610 --> 00:21:16,680 (一色)ふふふっ。 今後が楽しみだ。 338 00:21:16,680 --> 00:21:20,810 彼は きっと よい戦績を 収めるだろうね。➡ 339 00:21:20,810 --> 00:21:23,470 なんせ 僕と引き分けたんだから。➡ 340 00:21:23,470 --> 00:21:25,890 第七席の この僕と。 341 00:21:25,890 --> 00:21:27,920 君も そう思うだろう? 342 00:21:27,920 --> 00:21:30,820 伊武崎君。 ちっ。 よく言うぜ。 343 00:21:30,820 --> 00:21:33,310 ちっとも 本気出してなかったくせに。➡ 344 00:21:33,310 --> 00:21:36,780 スペシャリテも出さねぇで。 あんときの品➡ 345 00:21:36,780 --> 00:21:40,080 あんたにとっては 無難にも程がある料理じゃねぇか。 346 00:21:41,450 --> 00:21:46,670 なんのことかな? 僕は 全力で調理に取り組んだだけだが。 347 00:21:46,670 --> 00:21:49,170 (伊武崎)ふん… 食えねぇ先輩。 348 00:21:50,630 --> 00:21:54,210 (一色)≪創真君 君の料理を食べたとき➡ 349 00:21:54,210 --> 00:21:56,630 予感がしたんだ。➡ 350 00:21:56,630 --> 00:21:59,730 君というルーキーを 引き金にして➡ 351 00:22:01,170 --> 00:22:05,010 この学園に 食戟の華➡ 352 00:22:05,010 --> 00:22:07,010 咲き乱れる予感が≫ 353 00:22:08,560 --> 00:23:09,370 ♬~ 354 00:23:13,660 --> 00:23:36,860 ♬~ 355 00:23:38,530 --> 00:23:42,040 ≫(学生たち)わあ~! (緋沙子)見事なお手並みでした➡ 356 00:23:42,040 --> 00:23:44,040 えりな様。 ふっ…。 357 00:23:46,090 --> 00:23:48,930 あれが相手では 自慢にもならないわ。 358 00:23:48,930 --> 00:23:50,930 期待外れもいいところよ。 359 00:23:52,870 --> 00:23:57,070 完璧でないものなど この遠月には必要ない。 360 00:23:57,070 --> 00:24:00,820 次のターゲットのリストを。 (緋沙子)えっ? あっ はい!➡ 361 00:24:00,820 --> 00:24:02,860 こちらです。 362 00:24:02,860 --> 00:24:05,710 ≪(郁魅)えりな様。 ん? 363 00:24:05,710 --> 00:24:09,600 (郁魅)次は 私に やらせていただけませんか?➡ 364 00:24:09,600 --> 00:24:14,640 雑魚相手に えりな様が自ら 手を下す必要はありません。➡ 365 00:24:14,640 --> 00:24:17,220 ぜひ その役目を私に。 366 00:24:17,220 --> 00:24:20,360 そうね それも面白そうだわ。 367 00:24:20,360 --> 00:24:23,560 ですが やるからには分かっていますね? 368 00:24:25,180 --> 00:24:28,300 (郁魅)ミートマスターと呼ばれる この私が➡ 369 00:24:28,300 --> 00:24:31,850 その名に恥じぬ 完璧な勝利を➡ 370 00:24:31,850 --> 00:24:34,150 必ずや 収めてみせます。 371 00:26:11,890 --> 00:26:14,570 (一色)次回 「食戟のソーマ」➡ 372 00:26:14,570 --> 00:26:16,570 もう 六品目なんだね。 373 00:26:20,830 --> 00:26:22,880 (一色)すばらしい~‼ 374 00:26:22,880 --> 00:26:26,580 欲しいの? (緋沙子)欲ひいれす。