1 00:00:02,002 --> 00:00:06,006 ⸨観鈴:かわいい娘ができて幸せ。 2 00:00:06,006 --> 00:00:09,176 あなたは私の言うことを 聞いていればいいの。 3 00:00:09,176 --> 00:00:11,511 (雛菊)ハッ。 (ノイズ) 4 00:00:11,511 --> 00:00:15,515 (観鈴)ついに この日が来て お母さん うれしい。 5 00:00:15,515 --> 00:00:20,020 ひっ… ひ… ひなぎくは…。 (ノイズ) 6 00:00:20,020 --> 00:00:22,523 …じゃ ありません。 7 00:00:25,526 --> 00:00:29,529 (観鈴)あなたが 守ろうとしてた人たち。 8 00:00:29,529 --> 00:00:32,032 全員 殺すわよ。 9 00:00:34,034 --> 00:00:39,206 いや… いや… いや⸩ 10 00:00:39,206 --> 00:00:41,608 (雛菊)かあさま。 11 00:00:44,044 --> 00:00:47,547 (雛菊)だめ だよ。 12 00:00:50,217 --> 00:00:52,219 もう無理なの。 13 00:00:52,219 --> 00:00:56,056 まだ頑張れる よ。 14 00:00:56,056 --> 00:00:58,559 (雛菊)もう頑張れない。 15 00:00:58,559 --> 00:01:01,161 死んじゃう の? 16 00:01:01,161 --> 00:01:04,564 うん もう死にたい。 17 00:01:09,002 --> 00:01:12,005 わかった。 18 00:02:58,045 --> 00:03:01,982 《さくら:なぜ なぜ見捨てた!?》 19 00:03:01,982 --> 00:03:06,987 ♬~ 20 00:03:06,987 --> 00:03:13,493 ♬(雛菊)「永久に 咲く花は無し」 21 00:03:13,493 --> 00:03:19,666 ♬「あわれいと 恋し」 22 00:03:19,666 --> 00:03:22,002 ♬「冬の君よ」 23 00:03:22,002 --> 00:03:25,839 《さくら:恋の歌だと声がのびる》 24 00:03:25,839 --> 00:03:32,546 ♬「その背を 永久に追う」 25 00:03:34,514 --> 00:03:37,617 (さくら)連日の顕現で お疲れでしょう。 26 00:03:41,688 --> 00:03:43,690 こちらへ どうぞ。 27 00:03:43,690 --> 00:03:46,693 さくらも すわろ。 28 00:03:46,693 --> 00:03:49,029 いすは ひとつしかないんです。 29 00:03:49,029 --> 00:03:51,031 じゃあ。 おっ。 30 00:03:51,031 --> 00:03:54,367 さくらの おひざ すわる? 31 00:03:54,367 --> 00:03:56,570 くっ! 32 00:04:01,975 --> 00:04:04,144 ゆき。 ん? 33 00:04:04,144 --> 00:04:07,647 きれい だね。 んっ。 34 00:04:07,647 --> 00:04:11,151 狼星さま おげんき かな。 35 00:04:11,151 --> 00:04:13,987 どうでもいいでしょう あんなの。 36 00:04:13,987 --> 00:04:16,990 あなたさまが 気にかける必要はない。 37 00:04:16,990 --> 00:04:20,494 そんなこと い わないで。 38 00:04:20,494 --> 00:04:28,502 あの子 が 前のわたしが 好き だったひと… だ から。 39 00:04:28,502 --> 00:04:34,007 今も ど うしても 気に なるの。 40 00:04:34,007 --> 00:04:38,011 あなたのご意思ではないと? 41 00:04:38,011 --> 00:04:47,354 どうだ ろう… い まの 雛菊 は 知らない 人の おうち に➨ 42 00:04:47,354 --> 00:04:50,857 勝手に 住んで る みたいな。 43 00:04:50,857 --> 00:04:54,861 そこは あなたのお家です。 44 00:04:54,861 --> 00:05:00,800 だ けど やっ ぱり ちがう ん だよ。 45 00:05:00,800 --> 00:05:02,969 ⸨捜索を打ち切る!? 46 00:05:02,969 --> 00:05:05,972 そんな たった3ヶ月で。 47 00:05:05,972 --> 00:05:08,975 雛菊様は まだ生きているのに。 48 00:05:08,975 --> 00:05:11,978 見殺しにする おつもりなのですか!? 49 00:05:11,978 --> 00:05:13,980 ハッ! あっ! 50 00:05:13,980 --> 00:05:17,984 雛菊様を捜してください! お願い!! 51 00:05:17,984 --> 00:05:22,489 見捨てないで! 開けてください! お願いします! 52 00:05:22,489 --> 00:05:25,659 (凍蝶)さくら! 53 00:05:25,659 --> 00:05:27,661 凍蝶様。 54 00:05:30,664 --> 00:05:32,666 なんだと? 55 00:05:32,666 --> 00:05:36,336 (狼星)大規模捜査の打ち切りが 決定した。 56 00:05:36,336 --> 00:05:40,173 俺達には 覆せない! 57 00:05:40,173 --> 00:05:43,677 裏切り者。 58 00:05:43,677 --> 00:05:48,014 嘘ですよね 凍蝶様。 59 00:05:48,014 --> 00:05:51,518 雛菊様も 私を…。 60 00:05:51,518 --> 00:05:53,520 さくら。 61 00:05:53,520 --> 00:06:00,126 助けるって 言ってくれたじゃないですか! 62 00:06:00,126 --> 00:06:05,966 (さくら)里も 狼星も 凍蝶も➨ 63 00:06:05,966 --> 00:06:13,139 みんな みんな なぜだ? なぜ!? 64 00:06:13,139 --> 00:06:15,642 なぜ 見捨てた!? 65 00:06:25,151 --> 00:06:28,555 (さくら)今更どういうつもりだ? 66 00:06:31,658 --> 00:06:36,496 雛菊様を捜す気もないのに 私を呼びつけるな! 67 00:06:36,496 --> 00:06:38,498 帰還したのです。 68 00:06:38,498 --> 00:06:41,334 は? 69 00:06:41,334 --> 00:06:45,171 代行者雛菊は 帰還しています。 70 00:06:45,171 --> 00:06:49,075 半年ほど前に発見されました。 71 00:06:55,015 --> 00:06:57,183 ですが…。 72 00:06:57,183 --> 00:07:00,954 《雛菊様! 雛菊様! 73 00:07:00,954 --> 00:07:05,458 戻って来た。 帰って来た。 74 00:07:05,458 --> 00:07:10,964 私を救ってくれた 世界で一番大切な女の子が!》 75 00:07:12,966 --> 00:07:14,968 雛菊様! 76 00:07:17,971 --> 00:07:19,973 あぁ…。 77 00:07:22,976 --> 00:07:25,312 雛菊様! 78 00:07:25,312 --> 00:07:28,982 私です! 姫鷹さくらです! 79 00:07:28,982 --> 00:07:31,651 さく ら? 80 00:07:31,651 --> 00:07:34,487 あなたのさくらです! 81 00:07:34,487 --> 00:07:41,828 ひ… 雛… ひなぎく様。 82 00:07:41,828 --> 00:07:45,165 雛菊様。 83 00:07:45,165 --> 00:07:51,504 お守りできず 申し訳ありませんでした! 84 00:07:51,504 --> 00:07:55,675 ずっと ずっと さくらは…。 85 00:07:55,675 --> 00:07:59,346 うぅっ くっ… うぅ…。 86 00:07:59,346 --> 00:08:02,549 さ くら。 87 00:08:04,951 --> 00:08:08,288 ほん とに… さ… くら? 88 00:08:08,288 --> 00:08:10,290 うっ。 89 00:08:10,290 --> 00:08:12,292 雛菊様! 90 00:08:12,292 --> 00:08:15,962 かみ どう したの? 91 00:08:15,962 --> 00:08:19,466 きれいなくろかみ だっ たのに。 92 00:08:19,466 --> 00:08:21,634 (さくら)お会いしたかった。 93 00:08:21,634 --> 00:08:24,971 ずっと さくらは捜しておりました。 94 00:08:24,971 --> 00:08:27,474 さがし て た? 95 00:08:27,474 --> 00:08:30,310 捜していない日などありません。 96 00:08:30,310 --> 00:08:35,315 そっか。 ひな ぎくを さがし てたんだ。 97 00:08:35,315 --> 00:08:37,317 ごめんね。 98 00:08:37,317 --> 00:08:41,154 従者でありながら 御身をお守りできず➨ 99 00:08:41,154 --> 00:08:43,156 深く陳謝いたします。 100 00:08:43,156 --> 00:08:46,826 ううん 違う の。 101 00:08:46,826 --> 00:08:53,033 ひなぎく ね… もう死んじゃったの。 102 00:08:56,336 --> 00:08:58,505 あ… あの…。 103 00:08:58,505 --> 00:09:01,441 死んだ とは? 104 00:09:01,441 --> 00:09:06,613 もとの ひなぎく は死んじゃった。 105 00:09:06,613 --> 00:09:11,951 今の ひなぎくは ちがうひと。 106 00:09:11,951 --> 00:09:14,954 違う? 107 00:09:14,954 --> 00:09:18,792 前の ひなぎく は ね➨ 108 00:09:18,792 --> 00:09:23,129 耐え きれなくて 消えちゃって➨ 109 00:09:23,129 --> 00:09:30,804 今は さくらが 捜してた ひなぎく じゃ ない 代わりなの。 110 00:09:30,804 --> 00:09:35,975 確かに お話し方も違いますが… けれど。 111 00:09:35,975 --> 00:09:38,478 ちがう の。 112 00:09:38,478 --> 00:09:45,318 ちがうって ね みんなにも 言ってるのに。 113 00:09:45,318 --> 00:09:52,492 ごめん ね さくら だから かえっていい よ。 114 00:09:52,492 --> 00:09:54,661 雛菊様? 115 00:09:54,661 --> 00:10:00,500 みんな あの子が 死ぬの 待ってたんでしょ。 116 00:10:00,500 --> 00:10:04,003 なら そうしてあげる。 117 00:10:04,003 --> 00:10:12,345 そのうち 今の雛菊も 死ぬ から 放って おいて。 118 00:10:12,345 --> 00:10:16,015 かえって いい よ。 119 00:10:16,015 --> 00:10:20,019 ありがとう ね。 120 00:10:20,019 --> 00:10:24,624 しあわせに ね… さくら。 121 00:10:26,693 --> 00:10:30,196 《雛菊様を忘れて生きる? 122 00:10:30,196 --> 00:10:35,368 言われたとおり このまま去って幸せに? 123 00:10:35,368 --> 00:10:39,372 やめろ うるさい! 124 00:10:39,372 --> 00:10:43,543 そんな人生 要らない。 125 00:10:43,543 --> 00:10:48,047 この方の傍にいる権利以外 なにもかも…。 126 00:10:48,047 --> 00:10:51,050 いいえ 雛菊様。 127 00:10:51,050 --> 00:10:54,554 さくらの還る場所は ひとつです。 128 00:10:56,556 --> 00:11:00,827 如何なることがあろうとも 私は あなたの下僕。 129 00:11:00,827 --> 00:11:03,496 あなたの元に辿りつきます。 130 00:11:03,496 --> 00:11:07,167 長き不在をお許しください。 131 00:11:07,167 --> 00:11:12,071 姫鷹さくら 只今 御身の元に はせ参じました⸩ 132 00:11:21,014 --> 00:11:24,017 (足音) 133 00:11:24,017 --> 00:11:27,187 (凍蝶)藤堂たちから 報告があった。 134 00:11:27,187 --> 00:11:32,192 雛菊様は 本日もつつがなく 春顕現を終えられたそうだ。 135 00:11:32,192 --> 00:11:34,694 それと…。 136 00:11:34,694 --> 00:11:38,364 上に圧力をかけて入手した。 137 00:11:38,364 --> 00:11:43,202 雛菊様は2年前 賊から逃れ すでに帰還されていた。 138 00:11:43,202 --> 00:11:49,042 しかし 春の里と四季庁は 今年 春顕現が無事果たされるまで➨ 139 00:11:49,042 --> 00:11:52,378 それをひた隠しにしていた。 なぜなら➨ 140 00:11:52,378 --> 00:11:58,384 戻ってきた雛菊様は お心を壊され 別の人格になっていたと。 141 00:11:58,384 --> 00:12:01,988 行方知れずだったさくらが 連れ戻されたのも➨ 142 00:12:01,988 --> 00:12:05,825 その回復が目的だったそうだ。 143 00:12:05,825 --> 00:12:10,663 (狼星)もうあの頃とは ちがうのかもしれない。 144 00:12:10,663 --> 00:12:12,665 それでも…。 145 00:12:12,665 --> 00:12:16,169 ⸨雛菊様。 146 00:12:16,169 --> 00:12:19,005 食べないと倒れてしまいますよ。 147 00:12:19,005 --> 00:12:24,510 いい よ 雛菊 たおれて 死ぬ から。 148 00:12:24,510 --> 00:12:31,017 ダメです。 さ せめてひとくち。 149 00:12:33,019 --> 00:12:37,523 雛菊様 何度も申し上げましたが➨ 150 00:12:37,523 --> 00:12:40,526 このまま季節の顕現を 拒否されていると➨ 151 00:12:40,526 --> 00:12:42,528 お命があぶないのです。 152 00:12:42,528 --> 00:12:45,865 雛菊様が 顕現をしてくださらない限り➨ 153 00:12:45,865 --> 00:12:48,034 この大和には春が来ません。 154 00:12:48,034 --> 00:12:50,703 春を呼ぶためには あなたを殺して➨ 155 00:12:50,703 --> 00:12:53,873 新しい代行者を 誕生させるしかない。 156 00:12:53,873 --> 00:12:57,877 そう考える輩がいても おかしくないんです。 157 00:12:57,877 --> 00:13:03,316 だから 死んであげる って言ってる のに。 158 00:13:03,316 --> 00:13:08,488 さくらが大事 なのは 雛菊 じゃなくて➨ 159 00:13:08,488 --> 00:13:11,157 あの子 でしょ? 160 00:13:11,157 --> 00:13:13,159 あっ。 161 00:13:13,159 --> 00:13:17,997 だから 雛菊 死んでも さくら は➨ 162 00:13:17,997 --> 00:13:22,302 悲しまなくて いい よ。 163 00:13:25,171 --> 00:13:29,842 雛菊様 さくらです。 失礼致します。 164 00:13:29,842 --> 00:13:32,045 ん? あっ。 165 00:13:35,014 --> 00:13:38,017 雛菊様! あっ。 166 00:13:42,689 --> 00:13:45,024 ハァ ハァ ハァ…。 167 00:13:45,024 --> 00:13:48,027 さく ら…。 168 00:13:48,027 --> 00:13:51,197 やめ て…。 ハァ ハァ ハァ…。 169 00:13:51,197 --> 00:13:56,035 痛い よ。 ハァ ハァ ハァ…。 170 00:13:56,035 --> 00:14:00,473 うぅ… ハァ ハァ ハァ…。 171 00:14:00,473 --> 00:14:04,310 フフフ… ハハハハ! 172 00:14:04,310 --> 00:14:08,981 昔 雛菊様と出会った頃➨ 173 00:14:08,981 --> 00:14:11,484 お屋敷に忍び込んだのが 見つかって➨ 174 00:14:11,484 --> 00:14:13,986 引き離されたことがあって。 175 00:14:13,986 --> 00:14:17,490 その時も雛菊様 部屋に籠城して➨ 176 00:14:17,490 --> 00:14:22,161 「姫鷹さくらを連れて来ないと おつとめはいたしません」って。 177 00:14:22,161 --> 00:14:25,498 里の者が それはもう困り果てて フフフフ。 178 00:14:25,498 --> 00:14:29,335 申し訳ありません つい。 179 00:14:29,335 --> 00:14:33,673 覚えていらっしゃらないですよね。 180 00:14:33,673 --> 00:14:36,008 知っ てる。 181 00:14:36,008 --> 00:14:38,010 え? 182 00:14:41,514 --> 00:14:48,020 雛菊の 中 に あの子の 思い出➨ 183 00:14:48,020 --> 00:14:50,523 残ってる から…。 184 00:14:55,027 --> 00:15:01,634 ごめ ん… さくら ごめん… ね。 185 00:15:01,634 --> 00:15:05,972 あの子 じゃない 雛菊のこと➨ 186 00:15:05,972 --> 00:15:11,978 もう 守ろうと しなく て いいん だよ。 187 00:15:11,978 --> 00:15:17,650 あの子の こと 帰して あげられなくて➨ 188 00:15:17,650 --> 00:15:20,553 ごめん ね。 189 00:15:23,823 --> 00:15:26,025 いいえ。 190 00:15:31,497 --> 00:15:35,501 さくらの雛菊様は 帰ってきております。 191 00:15:35,501 --> 00:15:39,839 今を懸命に生きる あなた様です。 192 00:15:39,839 --> 00:15:43,176 私は 貴女と いたい。 193 00:15:43,176 --> 00:15:51,184 (泣き声) 194 00:15:51,184 --> 00:15:54,520 何度でも言いましょう。 195 00:15:54,520 --> 00:15:57,190 私は あなたがよいのです。 196 00:15:57,190 --> 00:16:00,460 あなたが ご自分をお認めになれなくても➨ 197 00:16:00,460 --> 00:16:02,462 私にはわかります。 198 00:16:02,462 --> 00:16:06,466 あなた様は 花葉雛菊様です。 199 00:16:06,466 --> 00:16:10,470 うん じゃあ。 200 00:16:10,470 --> 00:16:15,475 狼星様 を… 想っても いい? 201 00:16:15,475 --> 00:16:17,476 あっ。 202 00:16:17,476 --> 00:16:20,480 (雛菊)どうして だろう ね。 203 00:16:20,480 --> 00:16:23,983 雛菊は 別人なのに➨ 204 00:16:23,983 --> 00:16:32,325 狼星様への 好き の気持ち は 死んでない みたい なの。 205 00:16:32,325 --> 00:16:41,534 だから ね… あの子 を 狼星様に会わせてあげたい。 206 00:16:43,669 --> 00:16:45,671 くっ。 207 00:16:45,671 --> 00:16:50,009 《なぜ… なぜ見捨てた!》 208 00:16:50,009 --> 00:16:53,679 (さくら)あなたが誘拐されたのは 冬のせいです。 209 00:16:53,679 --> 00:16:59,852 (雛菊)違う よ 罪 犯したのは 賊の人。 210 00:16:59,852 --> 00:17:03,289 (さくら)でも 冬の連中は見捨てました。 211 00:17:03,289 --> 00:17:06,292 私たちに信用していい 味方なんていません。 212 00:17:06,292 --> 00:17:10,463 (雛菊)そんなこと ないよ。 (さくら)いいえ そうです! 213 00:17:10,463 --> 00:17:15,801 さくら 狼星様と 凍蝶お兄様を➨ 214 00:17:15,801 --> 00:17:20,139 わるもの にすると らくになる? 215 00:17:20,139 --> 00:17:23,809 《狼星! 凍蝶!》 216 00:17:23,809 --> 00:17:28,147 (雛菊)わかる よ。 でもね それ➨ 217 00:17:28,147 --> 00:17:33,486 自分が 勝手に わるもの 作ってる だけ。 218 00:17:33,486 --> 00:17:37,490 本当は わかってる よね? 219 00:17:37,490 --> 00:17:41,994 ふたりが 守ろうと して くれた こと。 220 00:17:41,994 --> 00:17:47,667 誰かを わるもの に すると くるしいよ。 221 00:17:47,667 --> 00:17:52,171 さくらが くるしい ままになる。 222 00:17:52,171 --> 00:17:54,173 《さくら:憎しみを》 223 00:17:54,173 --> 00:17:59,345 変われ なくても 雛菊は さくら が 好き だけど。 224 00:17:59,345 --> 00:18:01,447 《さくら:捨ててしまったら》 225 00:18:01,447 --> 00:18:05,117 くるしま ないで ほしいよ。 226 00:18:05,117 --> 00:18:07,119 《さくら:弱くなる。 227 00:18:07,119 --> 00:18:09,121 何年もあなたを捜したんです。 228 00:18:09,121 --> 00:18:12,124 弱くなれば刃になれない。 229 00:18:12,124 --> 00:18:15,795 春が見捨てても 冬が見捨てても捜しました。 230 00:18:15,795 --> 00:18:18,965 刃になれなければ守れない。 231 00:18:18,965 --> 00:18:23,135 《私には怒りが必要だったんです。 232 00:18:23,135 --> 00:18:26,806 憎しみが 必要だったんです。 233 00:18:26,806 --> 00:18:31,978 最愛の少女を 主を守れない》 234 00:18:31,978 --> 00:18:35,481 雛菊様 知らないでしょう。 235 00:18:35,481 --> 00:18:40,987 憎しみがないと 生きられない 人間もいるんですよ。 236 00:18:40,987 --> 00:18:47,827 守れないと 雛菊様も私も 死んでしまうから》 237 00:18:47,827 --> 00:18:49,829 雛菊様。 238 00:18:49,829 --> 00:18:51,831 なに? 239 00:18:51,831 --> 00:18:55,334 お言葉通りできるよう 努力は します。 240 00:18:55,334 --> 00:19:01,941 ですので もう一度 好きだと言ってくれませんか。 241 00:19:01,941 --> 00:19:05,444 がんばる力が欲しい。 242 00:19:05,444 --> 00:19:10,449 ⸨いつになったら春が来る! お前はもう用済みだ! 243 00:19:10,449 --> 00:19:14,954 1年かけても やはり代行者は機能しない。 244 00:19:14,954 --> 00:19:20,793 もう十分でしょう。 あなたの役目も終わりです。 245 00:19:20,793 --> 00:19:22,795 《これからなのに! 246 00:19:22,795 --> 00:19:27,967 やっと信じてもらえた 恩返しができると思っていたのに。 247 00:19:27,967 --> 00:19:31,137 私以外に あの方の何が分かるんだ。 248 00:19:31,137 --> 00:19:34,807 どれだけ壊れてしまっていても 雛菊様は雛菊様だ。 249 00:19:34,807 --> 00:19:38,978 あの方は私の神様なんだ! 250 00:19:38,978 --> 00:19:44,650 雛菊様 ただ そばに…》 251 00:19:44,650 --> 00:19:49,822 ハッ。 252 00:19:49,822 --> 00:19:52,992 春の におい? 253 00:19:52,992 --> 00:19:56,162 雛菊様! ハァ ハァ ハァ…。 254 00:19:56,162 --> 00:20:01,667 此処です! さくらは ここに おります! 255 00:20:01,667 --> 00:20:05,171 ハァ ハァ ハァ…。 256 00:20:05,171 --> 00:20:07,173 さくら! 257 00:20:07,173 --> 00:20:13,679 いっしょにいて おねがい 何でもする から。 258 00:20:13,679 --> 00:20:15,681 傍にいさせてください 何でもします。 259 00:20:15,681 --> 00:20:21,087 あなたの為に まだ何もできていない。 260 00:20:23,022 --> 00:20:28,861 この世界が 怖いよ。 怖くても生きてるの。 261 00:20:28,861 --> 00:20:30,863 まだ 生きなきゃ いけないの。 262 00:20:30,863 --> 00:20:32,865 さくらが守ります。 263 00:20:32,865 --> 00:20:38,370 どんなに怖いものからも 必ず守りますから⸩ 264 00:20:38,370 --> 00:20:43,876 望むなら 何度でも言うよ。 265 00:20:43,876 --> 00:20:47,880 《さくら:愚かしい 浅ましい 分かってる》 さくら。 266 00:20:47,880 --> 00:20:49,882 好き。 267 00:20:49,882 --> 00:20:53,052 《憎い人間が 主人からの好意を➨ 268 00:20:53,052 --> 00:20:57,890 何の苦労もなく受け取るのが嫌で 自分にもくださいと言う》 269 00:20:57,890 --> 00:20:59,892 好き だよ。 270 00:20:59,892 --> 00:21:05,498 《それでも欲しい あなたの愛が。 私だけを見ていてほしい》 271 00:21:05,498 --> 00:21:10,002 優しい とこも 怒りんぼな とこも。 272 00:21:10,002 --> 00:21:13,672 《生きる希望が あなたしかない》 273 00:21:13,672 --> 00:21:18,010 好き すごく す き。 274 00:21:18,010 --> 00:21:21,013 《さくら:あなたが 私を愛してくれる度に➨ 275 00:21:21,013 --> 00:21:25,017 私の中で 何かが許されていく気がする》 276 00:21:25,017 --> 00:21:30,523 大丈夫 だから ね さくら。 277 00:21:30,523 --> 00:21:35,194 雛菊様 私も 好きです。 278 00:21:35,194 --> 00:21:38,864 《さくら:ごめんなさい ごめんなさい もっと普通に➨ 279 00:21:38,864 --> 00:21:40,866 あなたを好きでいられたら 280 00:21:40,866 --> 00:21:46,539 一生 お傍で聞きたいです。 一番近くで離れずに。 281 00:21:46,539 --> 00:21:50,543 でも この在り方でないと 私は機能できない》 282 00:21:50,543 --> 00:21:58,050 うん 何回でも言うよ 雛菊は さくらが 好き。 283 00:21:58,050 --> 00:22:02,988 忘れない で 好きだよ。 284 00:22:02,988 --> 00:22:06,992 はい さくらも好きです。 285 00:22:06,992 --> 00:22:12,498 《だから 今だけは 憎しみも 依存も必要で手放せない》 286 00:22:12,498 --> 00:22:16,168 絶対に一生 守ります。 287 00:22:16,168 --> 00:22:19,004 うん。 288 00:22:19,004 --> 00:22:24,677 さくら 好きだよ。 すごくすごく好き。 289 00:22:24,677 --> 00:22:26,679 《さくら:私たちの 間にあるものは➨ 290 00:22:26,679 --> 00:22:29,181 恋ではない けどそれは➨ 291 00:22:29,181 --> 00:22:33,018 恋よりも激しく 愛よりも純粋で。 292 00:22:33,018 --> 00:22:38,023 少し壊れているけれど 正常な感情なのだ》