1 00:00:02,002 --> 00:00:04,004 ⸨雛菊:狼星様…。 2 00:00:04,004 --> 00:00:08,342 (狼星)ハァ ハァ ハァ…。 3 00:00:08,342 --> 00:00:11,345 (雛菊)死なないで➨ 4 00:00:11,345 --> 00:00:14,515 生きてくれますか?⸩ 5 00:00:14,515 --> 00:00:17,684 (狼星)ハッ… ハァ ハァ…。 6 00:00:17,684 --> 00:00:20,687 (凍蝶)また あのときの夢か。 7 00:00:25,025 --> 00:00:30,330 (凍蝶)大丈夫だ 狼星。 お前の春は戻ってきている。 8 00:00:34,701 --> 00:00:39,106 凍蝶 頼みがある。 9 00:02:29,016 --> 00:02:41,361 ♬「朧月夜 剣の鋭さ 潜め」 10 00:02:41,361 --> 00:02:47,567 ♬「暗夜 かすみ… たゆたう…」 11 00:02:54,041 --> 00:02:56,043 (さくら)ハッ…。 12 00:02:59,046 --> 00:03:01,048 雛菊様! 13 00:03:03,650 --> 00:03:06,153 おけがはありませんか? 14 00:03:06,153 --> 00:03:11,324 秋の代行者様…。 15 00:03:11,324 --> 00:03:16,329 きっと 今頃…。 16 00:03:16,329 --> 00:03:20,667 (雛菊)泣いてる。 17 00:03:20,667 --> 00:03:23,170 (さくら)休息の日もつぶして 連日連夜➨ 18 00:03:23,170 --> 00:03:25,839 移動に次ぐ移動 顕現に次ぐ顕現。 19 00:03:25,839 --> 00:03:29,342 (さくら)せめて1日の 儀式の回数を通常どおりに。 20 00:03:29,342 --> 00:03:31,344 何度も申し上げましたが➨ 21 00:03:31,344 --> 00:03:34,181 これは 四季庁春部門全体の判断です。 22 00:03:34,181 --> 00:03:37,517 夏 秋と立て続けに 襲撃を受けた今➨ 23 00:03:37,517 --> 00:03:41,188 いつ我ら春が 賊に襲われないとも限りません。 24 00:03:41,188 --> 00:03:45,025 一刻も早く春顕現を済ませ 安全な場所へ。 25 00:03:45,025 --> 00:03:49,029 国家治安機構からも そう要請が。 しかし…。 26 00:03:49,029 --> 00:03:52,032 (雛菊)さくら…。 27 00:03:52,032 --> 00:03:57,204 もう 大丈夫 だから。 28 00:03:57,204 --> 00:03:59,372 雛菊様。 29 00:03:59,372 --> 00:04:03,310 ちょっと いい? 30 00:04:03,310 --> 00:04:07,314 いまだに賊からの 声明も要求もなし。 31 00:04:07,314 --> 00:04:09,316 夏離宮のときと同じだな。 32 00:04:09,316 --> 00:04:11,318 何の進展もないままか。 33 00:04:11,318 --> 00:04:14,988 もう だめなんじゃないか。 34 00:04:14,988 --> 00:04:25,665 (話し声) 35 00:04:25,665 --> 00:04:28,168 (長月)阿左美…。 36 00:04:28,168 --> 00:04:32,339 (長月)大丈夫だよ。 フェアリーちゃんは まだ生きてる。 37 00:04:32,339 --> 00:04:34,341 (長月)代行者が死に至った場合➨ 38 00:04:34,341 --> 00:04:39,513 新しい代行者が 超自然的に選ばれ 誕生する。 39 00:04:39,513 --> 00:04:43,517 神痣が浮かび上がり 四季の声に名前を呼ばれ➨ 40 00:04:43,517 --> 00:04:47,854 そして 本人の意志と関係なく➨ 41 00:04:47,854 --> 00:04:50,857 授かった力を発露させてしまう。 42 00:04:50,857 --> 00:04:54,528 よしんば 神痣や四季の声は ごまかせても➨ 43 00:04:54,528 --> 00:04:58,031 力の発露は ごまかせるはずがない。 44 00:04:58,031 --> 00:04:59,966 この世のどこにもまだ➨ 45 00:04:59,966 --> 00:05:02,469 新しい秋の代行者は 誕生していない。 46 00:05:02,469 --> 00:05:04,471 つまり…。 47 00:05:04,471 --> 00:05:07,641 (竜胆)撫子は生きてる。 48 00:05:07,641 --> 00:05:09,643 そうさ だから…。 49 00:05:09,643 --> 00:05:13,346 (竜胆)今もどこかで 俺に助けを求めてる。 50 00:05:15,982 --> 00:05:19,653 《深入りするつもりはなかった。 51 00:05:19,653 --> 00:05:22,656 あくまで仕事だ。 52 00:05:22,656 --> 00:05:27,661 適当に勤めたら 後継を育てて引退すればいい。 53 00:05:27,661 --> 00:05:31,998 さっさと成長して 手がかからなくなってくれと➨ 54 00:05:31,998 --> 00:05:34,668 そう思って…。 55 00:05:34,668 --> 00:05:39,506 心を明け渡す つもりなんてなかった。 56 00:05:39,506 --> 00:05:44,344 いつの間に 俺は…》 57 00:05:44,344 --> 00:05:50,684 (竜胆)返してくれ 撫子を…。 58 00:05:50,684 --> 00:05:53,887 俺の秋を…。 59 00:05:57,357 --> 00:05:59,359 (竜胆)返せ…。 60 00:06:11,972 --> 00:06:14,808 (ノック) 61 00:06:14,808 --> 00:06:16,810 (さくら)誰だ? 62 00:06:16,810 --> 00:06:19,813 (藤堂)藤堂です。 姫鷹様➨ 63 00:06:19,813 --> 00:06:22,649 突然 押しかけてしまい 申し訳ありません。 64 00:06:22,649 --> 00:06:25,485 どうか そのまま お聞きください。 65 00:06:25,485 --> 00:06:28,488 (藤堂)冬の代行者 寒椿狼星より➨ 66 00:06:28,488 --> 00:06:30,657 春の護衛官である あなたに➨ 67 00:06:30,657 --> 00:06:34,494 どうしても お伝えしたいことがあると。 68 00:06:34,494 --> 00:06:38,665 (霜月)本来であれば しかるべき 手順を踏むべきところですが➨ 69 00:06:38,665 --> 00:06:41,668 事は急を要するとのことでして➨ 70 00:06:41,668 --> 00:06:45,071 どうか お時間をたまわりたく…。 71 00:06:47,007 --> 00:06:49,009 (さくら)わかった。 72 00:06:55,015 --> 00:07:11,031 📱(呼び出し音) 73 00:07:12,966 --> 00:07:17,137 ⸨狼星:ごめん。 74 00:07:17,137 --> 00:07:23,043 (狼星)ごめん… ごめんな。 75 00:07:26,813 --> 00:07:29,015 (狼星)雛菊…。 76 00:07:31,985 --> 00:07:34,821 (狼星)ハァハァ ハァハァ…。 77 00:07:34,821 --> 00:07:37,023 (さくら)だめです 狼星様! 78 00:07:39,326 --> 00:07:41,328 (さくら)また こんなこと! 79 00:07:44,164 --> 00:07:48,668 (狼星)俺が… 全部悪いんだ。 80 00:07:48,668 --> 00:07:52,172 (さくら)死んでどうするんですか。 81 00:07:52,172 --> 00:07:55,842 そんなんじゃ…。 82 00:07:55,842 --> 00:07:59,045 雛菊様を捜せない! 83 00:08:17,130 --> 00:08:22,635 (凍蝶)さくら。 よかった ここにいたのか。 84 00:08:25,638 --> 00:08:27,640 大丈夫か? 85 00:08:31,144 --> 00:08:34,314 本当にすまない 私がいながら。 86 00:08:34,314 --> 00:08:40,120 (さくら)凍蝶様 あなたも 泣いていいんですよ⸩ 87 00:09:02,609 --> 00:09:07,013 📱(呼び出し音) 88 00:09:10,950 --> 00:09:15,955 (狼星)さくら 聞こえているか。 89 00:09:15,955 --> 00:09:19,259 📱(狼星)雛菊も そこにいるんだろう。 90 00:09:21,628 --> 00:09:24,964 まずは 謝らせてくれ。 91 00:09:24,964 --> 00:09:29,302 📱10年前 お前たちを巻き込んだこと。 92 00:09:29,302 --> 00:09:35,308 📱5年前 大規模捜査の 打ち切りを覆せなかったこと。 93 00:09:35,308 --> 00:09:40,647 本当に すまなかった。 94 00:09:40,647 --> 00:09:43,149 春顕現を終えたあとに➨ 95 00:09:43,149 --> 00:09:46,152 ちゃんとした場を設けて 謝罪するつもりだったが➨ 96 00:09:46,152 --> 00:09:49,656 それが かなわない状況に なってしまった。 97 00:09:49,656 --> 00:09:52,158 (狼星)秋離宮が襲撃され➨ 98 00:09:52,158 --> 00:09:55,662 秋の代行者が さらわれたことは 知っているな? 99 00:09:55,662 --> 00:10:00,333 秋の代行者とは 四季降ろしで ひと月 生活を共にした。 100 00:10:00,333 --> 00:10:03,336 本当に まだ小さな子どもだよ。 101 00:10:03,336 --> 00:10:05,338 さみしがり屋で➨ 102 00:10:05,338 --> 00:10:08,842 いつも従者の名前を 呼んでいるような女の子だった。 103 00:10:08,842 --> 00:10:12,846 雛菊が この事件で 心を痛めているのは聞いている。 104 00:10:12,846 --> 00:10:15,348 俺も かわいそうだとは思ったが➨ 105 00:10:15,348 --> 00:10:18,852 正直 何かしようとは 思えなかった。 106 00:10:18,852 --> 00:10:22,522 📱10年前 雛菊が かどわかされたとき➨ 107 00:10:22,522 --> 00:10:26,359 先代の夏と秋は 何もしなかったからな。 108 00:10:26,359 --> 00:10:28,361 (狼星)お前たちも おとなしくしていろと➨ 109 00:10:28,361 --> 00:10:32,365 言われているのだろう。 俺たちは所詮 駒だ。 110 00:10:32,365 --> 00:10:36,536 管理されるべき駒には 勝手な行動は許されない。 111 00:10:36,536 --> 00:10:39,539 不幸だったと終わらせるしかない。 112 00:10:39,539 --> 00:10:42,709 それが いちばん楽だ。 113 00:10:42,709 --> 00:10:46,212 だが 俺は あのとき➨ 114 00:10:46,212 --> 00:10:49,215 助けてほしかったんだ。 115 00:10:49,215 --> 00:10:55,054 世界中に 助けてほしかった。 116 00:10:55,054 --> 00:10:57,056 俺のせいで さらわれた➨ 117 00:10:57,056 --> 00:11:04,163 俺の好きな女の子を返してくれと 心の底から願った。 118 00:11:04,163 --> 00:11:08,168 きっと 秋は今そうなってる。 119 00:11:08,168 --> 00:11:13,006 見捨てることは 過去の 自分たちを見捨てるに等しい。 120 00:11:13,006 --> 00:11:17,010 この命は 雛菊にもらった命だ。 121 00:11:17,010 --> 00:11:20,513 雛菊に恥じない生き方をしたい。 122 00:11:20,513 --> 00:11:24,183 だから我ら冬は… いや➨ 123 00:11:24,183 --> 00:11:29,088 俺と凍蝶は 秋の捜索に助力すると決めた。 124 00:11:31,691 --> 00:11:33,693 📱俺たちが動くから➨ 125 00:11:33,693 --> 00:11:37,530 お前たちは安心して 安全なところにいてほしい。 126 00:11:37,530 --> 00:11:41,134 📱それを伝えておきたかった。 127 00:11:43,369 --> 00:11:45,705 📱(さくら)狼星。 ああ。 128 00:11:45,705 --> 00:11:48,875 📱お前は いつも段取りが悪い。 えっ? 129 00:11:48,875 --> 00:11:51,711 📱おまけに ひねくれていて暗い。 130 00:11:51,711 --> 00:11:55,882 📱常に葬式にいるような顔を しているし とてもじゃないが➨ 131 00:11:55,882 --> 00:11:58,051 我があるじを恋い慕う許しは 与えたくない。 132 00:11:58,051 --> 00:11:59,986 おい そこまで言うか!? 133 00:11:59,986 --> 00:12:01,988 この私が。 134 00:12:01,988 --> 00:12:04,490 📱雛菊様の護衛官である この私が➨ 135 00:12:04,490 --> 00:12:08,294 雛菊様を傷つけるものを 放っておくと思ったか? 136 00:12:10,997 --> 00:12:16,002 すでに我々春は 動く算段ができている。 137 00:12:18,004 --> 00:12:26,012 ⸨あのね 雛菊 もう早く 顕現 終わらせたい。 138 00:12:26,012 --> 00:12:29,682 (さくら)あの連中の言うことに 耳を傾ける必要はありません! 139 00:12:29,682 --> 00:12:33,186 あいつらは 雛菊様の身を 案じているのではなく➨ 140 00:12:33,186 --> 00:12:36,356 自分たちの仕事を 滞らせたくないだけ。 141 00:12:36,356 --> 00:12:38,358 違う の。 142 00:12:38,358 --> 00:12:44,530 雛菊 秋の代行者様が 今➨ 143 00:12:44,530 --> 00:12:50,036 どんなに 怖がってるか すごく わかるの。 144 00:12:50,036 --> 00:12:55,208 同じ 経験したから。 145 00:12:55,208 --> 00:13:00,480 早く 顕現を終わらせるの。 146 00:13:00,480 --> 00:13:07,987 (雛菊)撫子様 助けにいきたい。 147 00:13:07,987 --> 00:13:11,157 《怖い 嫌だ。 148 00:13:11,157 --> 00:13:13,660 私は ずっと捜していた。 149 00:13:13,660 --> 00:13:19,332 捜して捜して捜して捜して あなたは帰ってきた。 150 00:13:19,332 --> 00:13:23,503 あなたは 私の知る 前のあなたではないとおっしゃる。 151 00:13:23,503 --> 00:13:26,339 それでも帰ってきてくれた。 152 00:13:26,339 --> 00:13:30,677 それからも さまざまなことが あったけれど➨ 153 00:13:30,677 --> 00:13:36,015 ようやく… ようやく ここまで来たんだ。 154 00:13:36,015 --> 00:13:38,351 助けに行って 危ない目に遭ったら? 155 00:13:38,351 --> 00:13:41,354 また10年前のようなことが 起きたら? 156 00:13:41,354 --> 00:13:49,028 お願いだから もう どこにも行かないでほしい。 157 00:13:49,028 --> 00:13:53,199 でも あなたは優しいから➨ 158 00:13:53,199 --> 00:13:57,370 自分より 他人が傷つくことに 心を痛めてしまう。 159 00:13:57,370 --> 00:14:01,808 誰かを守るためなら 自分を犠牲にしてしまう。 160 00:14:01,808 --> 00:14:04,310 だから…》 161 00:14:04,310 --> 00:14:08,981 雛菊様 一つ ご提案が。 162 00:14:08,981 --> 00:14:13,152 (瑠璃)もちろんオッケー! 手伝うよ! 163 00:14:13,152 --> 00:14:16,989 📱(瑠璃)そうと決まったら すぐに動かないとね! 164 00:14:16,989 --> 00:14:20,159 ありがとうございます。 瑠璃様 あやめ様。 165 00:14:20,159 --> 00:14:24,330 ですが 本当にご協力いただいても よいのですか? 166 00:14:24,330 --> 00:14:26,332 (あやめ)ちょうど 私たちのほうでも➨ 167 00:14:26,332 --> 00:14:29,168 力になれないかと 考えていたんです。 168 00:14:29,168 --> 00:14:31,170 瑠璃の生命使役なら➨ 169 00:14:31,170 --> 00:14:35,675 捜索のお役に立てるのでは ないかと思いまして。 170 00:14:35,675 --> 00:14:37,677 私たちと同じ代行者が➨ 171 00:14:37,677 --> 00:14:40,346 わけわかんない 理不尽な目に遭ってるのに➨ 172 00:14:40,346 --> 00:14:43,349 何もしないでいるなんて 嫌だもん! 173 00:14:43,349 --> 00:14:48,020 ありがとう ございます。 174 00:14:48,020 --> 00:14:52,358 (さくら)捜査本部は10年前と同様 四季庁に置かれるはず。 175 00:14:52,358 --> 00:14:55,027 合流するまで少し時間をください。 176 00:14:55,027 --> 00:15:01,300 (雛菊)雛菊 全力 で エニシに春 届けて➨ 177 00:15:01,300 --> 00:15:04,470 帝州に 戻ります。 178 00:15:04,470 --> 00:15:06,472 📱(あやめ)了解です。 179 00:15:06,472 --> 00:15:09,809 📱(瑠璃)無理しないでね!⸩ 180 00:15:09,809 --> 00:15:11,811 というわけだ。 181 00:15:11,811 --> 00:15:14,814 我々春は 夏とともに秋を救う。 182 00:15:14,814 --> 00:15:18,484 📱(狼星)あの葉桜姉妹と!? 何かの取引か? 183 00:15:18,484 --> 00:15:21,821 お前ら ついこの間が 初対面なんじゃ。 184 00:15:21,821 --> 00:15:25,825 📱(さくら)何を言っているんだ。 ひとえに雛菊様の人徳。 185 00:15:25,825 --> 00:15:29,328 📱そうだな 言うなれば友達協定だ。 186 00:15:29,328 --> 00:15:31,330 友達…。 187 00:15:31,330 --> 00:15:35,334 📱理解できまい。 お前 友達いないもんな。 188 00:15:35,334 --> 00:15:38,004 改めて言うが➨ 189 00:15:38,004 --> 00:15:42,008 狼星 私はお前たち 冬が嫌いだ。 190 00:15:42,008 --> 00:15:48,014 📱(さくら)雛菊様が いなくなったのは 冬のせいだ。 191 00:15:48,014 --> 00:15:51,017 📱だが…。 192 00:15:51,017 --> 00:15:54,520 春の里を追われ 路頭に迷った私を➨ 193 00:15:54,520 --> 00:15:58,524 保護してくれたこと。 戦い方を教えてくれたこと。 194 00:15:58,524 --> 00:16:01,461 📱(さくら)感謝している。 195 00:16:01,461 --> 00:16:03,963 📱大規模捜査が 打ち切られたことは➨ 196 00:16:03,963 --> 00:16:05,965 いまだに許せない。 197 00:16:05,965 --> 00:16:08,801 📱しかし お前たちだけは➨ 198 00:16:08,801 --> 00:16:12,805 雛菊様の捜索を 続けていたと聞いた。 199 00:16:12,805 --> 00:16:15,641 📱挽回の機会をくれてやる。 200 00:16:15,641 --> 00:16:20,146 📱捜索は人海戦術。 助けは いくらあっても足りない。 201 00:16:20,146 --> 00:16:23,983 📱なので あえて私から言おう。 202 00:16:23,983 --> 00:16:27,653 📱冬の代行者 寒椿狼星様。 203 00:16:27,653 --> 00:16:30,823 📱我々は十分に耐え忍びました。 204 00:16:30,823 --> 00:16:36,662 📱今こそ戦うとき。 共に この戦に挑みましょう。 205 00:16:36,662 --> 00:16:42,001 春夏秋冬の共同戦線を組み➨ 206 00:16:42,001 --> 00:16:45,505 かどわかされた秋を救うのです。 207 00:16:48,341 --> 00:16:51,677 (雛菊)帝州 戻ってきたね。 208 00:16:51,677 --> 00:16:53,679 (さくら)確認しておりませんが➨ 209 00:16:53,679 --> 00:16:57,850 エニシ顕現期間の最速記録樹立は 間違いないでしょう。 210 00:16:57,850 --> 00:17:02,455 (雛菊)それで 狼星様は なんて? 211 00:17:02,455 --> 00:17:08,961 (さくら)協定の申し出 感謝する。 冬は全力で春の要請に応えると。 212 00:17:08,961 --> 00:17:11,964 (雛菊)凍蝶お兄様は? 213 00:17:11,964 --> 00:17:16,469 (さくら)何も。 こたびの目的は共同戦線締結。 214 00:17:16,469 --> 00:17:19,972 言葉を交わしたのは 冬の代行者のみです。 215 00:17:19,972 --> 00:17:25,645 そっか 残念だった ね。 216 00:17:25,645 --> 00:17:34,320 雛菊も 狼星様とお話 したかったな。 217 00:17:34,320 --> 00:17:39,025 ⸨まだ好きなのか。 雛菊様のことが。 218 00:17:41,327 --> 00:17:43,829 📱(狼星)好きだ。 219 00:17:43,829 --> 00:17:46,999 (さくら)誘拐されて 雛菊様は変わられた。 220 00:17:46,999 --> 00:17:50,836 お前の知っている雛菊様は もはや この世界に存在しない。 221 00:17:50,836 --> 00:17:52,838 それでも好きと言えるのか? 222 00:17:52,838 --> 00:17:54,840 📱(狼星)言える。 223 00:17:54,840 --> 00:17:56,842 会ってもないくせに。 224 00:17:56,842 --> 00:18:01,781 📱記憶はあるが 心が違うと そう聞いた。 225 00:18:01,781 --> 00:18:06,786 それでも 戻ってきたと わかったときは➨ 226 00:18:06,786 --> 00:18:08,788 地に足がつかなかった。 227 00:18:08,788 --> 00:18:14,961 夏離宮で襲撃に遭ったと聞けば 生きた心地がしなかった。 228 00:18:14,961 --> 00:18:22,134 各地から10年ぶりの 春の報せが届けば 胸が躍った。 229 00:18:22,134 --> 00:18:26,639 雛菊に会いたい。 そう思った。 230 00:18:26,639 --> 00:18:29,642 この気持ちは うそじゃない。 231 00:18:33,646 --> 00:18:36,148 だから…。 232 00:18:36,148 --> 00:18:40,319 📱(狼星)さくら ありがとう。 はぁ? 233 00:18:40,319 --> 00:18:44,023 ありがとう。 雛菊のことを守ってくれて。 234 00:18:59,338 --> 00:19:02,441 📱(狼星)そうだ。 今 凍蝶に代わる。 235 00:19:02,441 --> 00:19:04,443 余計なことをするな!⸩ 236 00:19:09,782 --> 00:19:13,953 《さくら:雛菊様 私は弱いんです。 237 00:19:13,953 --> 00:19:15,955 小さな頃から そう。 238 00:19:15,955 --> 00:19:20,126 強がっていますが 何もかもが怖いです。 239 00:19:20,126 --> 00:19:22,795 生きるのが嫌です》 240 00:19:22,795 --> 00:19:25,631 雛菊様 よろしいですか。 241 00:19:25,631 --> 00:19:28,801 《でも…》 242 00:19:28,801 --> 00:19:30,803 ぶしつけな まなざしや➨ 243 00:19:30,803 --> 00:19:32,805 言葉を投げかける者も いるかもしれません。 244 00:19:32,805 --> 00:19:34,807 お覚悟を。 245 00:19:34,807 --> 00:19:37,476 《あなたといると強くなれる。 246 00:19:37,476 --> 00:19:41,981 本当は ただの泣き虫で わがままなだけの私が》 247 00:19:41,981 --> 00:19:48,988 大丈夫 さくら 守ってくれる。 そう でしょう? 248 00:19:48,988 --> 00:19:50,990 《さくら:あなたのためなら➨ 249 00:19:50,990 --> 00:19:54,827 いくらだって 私は世界に戦いを挑める。 250 00:19:54,827 --> 00:19:58,664 私たちは弱く 傷つけられてばかり。 251 00:19:58,664 --> 00:20:01,167 でも 2人なら…》 252 00:20:01,167 --> 00:20:04,003 はい! あなたを守ります! 253 00:20:04,003 --> 00:20:07,606 あなたを守って いつか死ぬ。 それが さくらの幸せです! 254 00:20:09,675 --> 00:20:12,678 (雛菊)だめ だよ。 255 00:20:12,678 --> 00:20:17,683 (雛菊)2人で 生きるの。 256 00:20:17,683 --> 00:20:23,689 雛菊も さくら 守るから➨ 257 00:20:23,689 --> 00:20:27,693 2人で 生きるの。 258 00:20:31,363 --> 00:20:34,867 (雛菊)生きよう さくら。 259 00:20:40,372 --> 00:20:43,709 はい 雛菊様。 260 00:20:43,709 --> 00:20:49,715 《さくら:春を咲かせよう。 すべての人に春を。 261 00:20:49,715 --> 00:20:53,385 明日が来なければいいと 願う人の上にも➨ 262 00:20:53,385 --> 00:20:56,555 明日が来ることを 祈っている人の元にも➨ 263 00:20:56,555 --> 00:20:59,992 桜の花を舞い散らせよう。 264 00:20:59,992 --> 00:21:05,998 罪人にも善人にも 季節だけは平等だ。 265 00:21:05,998 --> 00:21:08,834 すばらしい季節をあげる。 266 00:21:08,834 --> 00:21:13,172 それが… 世界への復讐だ。 267 00:21:13,172 --> 00:21:17,843 傍観していたやつらに 虐げてきたやつらに➨ 268 00:21:17,843 --> 00:21:22,181 私たちを傷つける すべての者たちへ告ぐ》 269 00:21:22,181 --> 00:21:24,183 生きてやる。 270 00:21:24,183 --> 00:21:27,186 《さくら:ざまあみろ。 271 00:21:27,186 --> 00:21:31,857 これより先は 覚悟ある者だけが進める戦場。 272 00:21:31,857 --> 00:21:35,194 流した涙で みそぎは済んだ》 273 00:21:35,194 --> 00:21:40,533 私は 姫鷹さくら。 身分は春の護衛官。 274 00:21:40,533 --> 00:21:43,536 そして こちらに いらっしゃるのが➨ 275 00:21:43,536 --> 00:21:45,538 花葉雛菊様。 276 00:21:45,538 --> 00:21:49,708 この国の 春の代行者であらせられる。 277 00:21:49,708 --> 00:21:55,214 花葉雛菊と 申します。 278 00:22:00,653 --> 00:22:02,655 《さくら:いざや いざや。 279 00:22:02,655 --> 00:22:08,828 春夏秋冬の共同戦線の➨ 280 00:22:08,828 --> 00:22:11,030 始まりである》