1 00:00:34,801 --> 00:00:38,805 ((観鈴:かわいい娘ができて幸せ。 2 00:00:38,805 --> 00:00:41,975 あなたは私の言うことを 聞いていればいいの。 3 00:00:41,975 --> 00:00:44,311 (雛菊)ハッ。 (ノイズ) 4 00:00:44,311 --> 00:00:48,315 (観鈴)ついに この日が来て お母さん うれしい。 5 00:00:48,315 --> 00:00:52,819 ひっ… ひ… ひなぎくは…。 (ノイズ) 6 00:00:52,819 --> 00:00:55,322 …じゃ ありません。 7 00:00:58,325 --> 00:01:02,329 (観鈴)あなたが 守ろうとしてた人たち。 8 00:01:02,329 --> 00:01:04,831 全員 殺すわよ。 9 00:01:06,833 --> 00:01:12,005 いや… いや… いや)) 10 00:01:12,005 --> 00:01:14,408 (雛菊)かあさま。 11 00:01:16,843 --> 00:01:20,347 (雛菊)だめ だよ。 12 00:01:23,016 --> 00:01:25,018 もう無理なの。 13 00:01:25,018 --> 00:01:28,855 まだ頑張れる よ。 14 00:01:28,855 --> 00:01:31,358 (雛菊)もう頑張れない。 15 00:01:31,358 --> 00:01:33,961 死んじゃう の? 16 00:01:33,961 --> 00:01:37,364 うん もう死にたい。 17 00:01:41,802 --> 00:01:44,805 わかった。 18 00:03:30,844 --> 00:03:34,781 《さくら:なぜ なぜ見捨てた!?》 19 00:03:34,781 --> 00:03:39,786 ♬~ 20 00:03:39,786 --> 00:03:46,293 ♬(雛菊)「永久に 咲く花は無し」 21 00:03:46,293 --> 00:03:52,466 ♬「あわれいと 恋し」 22 00:03:52,466 --> 00:03:54,801 ♬「冬の君よ」 23 00:03:54,801 --> 00:03:58,638 《さくら:恋の歌だと声がのびる》 24 00:03:58,638 --> 00:04:05,345 ♬「その背を 永久に追う」 25 00:04:07,314 --> 00:04:10,417 (さくら)連日の顕現で お疲れでしょう。 26 00:04:14,488 --> 00:04:16,490 こちらへ どうぞ。 27 00:04:16,490 --> 00:04:19,493 さくらも すわろ。 28 00:04:19,493 --> 00:04:21,828 いすは ひとつしかないんです。 29 00:04:21,828 --> 00:04:23,830 じゃあ。 おっ。 30 00:04:23,830 --> 00:04:27,167 さくらの おひざ すわる? 31 00:04:27,167 --> 00:04:29,369 くっ! 32 00:04:34,774 --> 00:04:36,943 ゆき。 ん? 33 00:04:36,943 --> 00:04:40,447 きれい だね。 んっ。 34 00:04:40,447 --> 00:04:43,950 狼星さま おげんき かな。 35 00:04:43,950 --> 00:04:46,786 どうでもいいでしょう あんなの。 36 00:04:46,786 --> 00:04:49,789 あなたさまが 気にかける必要はない。 37 00:04:49,789 --> 00:04:53,293 そんなこと い わないで。 38 00:04:53,293 --> 00:05:01,301 あの子 が 前のわたしが 好き だったひと… だ から。 39 00:05:01,301 --> 00:05:06,807 今も ど うしても 気に なるの。 40 00:05:06,807 --> 00:05:10,810 あなたのご意思ではないと? 41 00:05:10,810 --> 00:05:20,153 どうだ ろう… い まの 雛菊 は 知らない 人の おうち に➡ 42 00:05:20,153 --> 00:05:23,657 勝手に 住んで る みたいな。 43 00:05:23,657 --> 00:05:27,661 そこは あなたのお家です。 44 00:05:27,661 --> 00:05:33,600 だ けど やっ ぱり ちがう ん だよ。 45 00:05:33,600 --> 00:05:35,769 ((捜索を打ち切る!? 46 00:05:35,769 --> 00:05:38,772 そんな たった3ヶ月で。 47 00:05:38,772 --> 00:05:41,775 雛菊様は まだ生きているのに。 48 00:05:41,775 --> 00:05:44,778 見殺しにする おつもりなのですか!? 49 00:05:44,778 --> 00:05:46,780 ハッ! あっ! 50 00:05:46,780 --> 00:05:50,784 雛菊様を捜してください! お願い!! 51 00:05:50,784 --> 00:05:55,288 見捨てないで! 開けてください! お願いします! 52 00:05:55,288 --> 00:05:58,458 (凍蝶)さくら! 53 00:05:58,458 --> 00:06:00,460 凍蝶様。 54 00:06:03,463 --> 00:06:05,465 なんだと? 55 00:06:05,465 --> 00:06:09,135 (狼星)大規模捜査の打ち切りが 決定した。 56 00:06:09,135 --> 00:06:12,973 俺達には 覆せない! 57 00:06:12,973 --> 00:06:16,476 裏切り者。 58 00:06:16,476 --> 00:06:20,814 嘘ですよね 凍蝶様。 59 00:06:20,814 --> 00:06:24,317 雛菊様も 私を…。 60 00:06:24,317 --> 00:06:26,319 さくら。 61 00:06:26,319 --> 00:06:32,926 助けるって 言ってくれたじゃないですか! 62 00:06:32,926 --> 00:06:38,765 (さくら)里も 狼星も 凍蝶も➡ 63 00:06:38,765 --> 00:06:45,939 みんな みんな なぜだ? なぜ!? 64 00:06:45,939 --> 00:06:48,441 なぜ 見捨てた!? 65 00:06:57,951 --> 00:07:01,354 (さくら)今更どういうつもりだ? 66 00:07:04,457 --> 00:07:09,296 雛菊様を捜す気もないのに 私を呼びつけるな! 67 00:07:09,296 --> 00:07:11,298 帰還したのです。 68 00:07:11,298 --> 00:07:14,134 は? 69 00:07:14,134 --> 00:07:17,971 代行者雛菊は 帰還しています。 70 00:07:17,971 --> 00:07:21,875 半年ほど前に発見されました。 71 00:07:27,814 --> 00:07:29,983 ですが…。 72 00:07:29,983 --> 00:07:33,753 《雛菊様! 雛菊様! 73 00:07:33,753 --> 00:07:38,258 戻って来た。 帰って来た。 74 00:07:38,258 --> 00:07:43,763 私を救ってくれた 世界で一番大切な女の子が!》 75 00:07:45,765 --> 00:07:47,767 雛菊様! 76 00:07:50,770 --> 00:07:52,772 あぁ…。 77 00:07:55,775 --> 00:07:58,111 雛菊様! 78 00:07:58,111 --> 00:08:01,781 私です! 姫鷹さくらです! 79 00:08:01,781 --> 00:08:04,451 さく ら? 80 00:08:04,451 --> 00:08:07,287 あなたのさくらです! 81 00:08:07,287 --> 00:08:14,627 ひ… 雛… ひなぎく様。 82 00:08:14,627 --> 00:08:17,964 雛菊様。 83 00:08:17,964 --> 00:08:24,304 お守りできず 申し訳ありませんでした! 84 00:08:24,304 --> 00:08:28,475 ずっと ずっと さくらは…。 85 00:08:28,475 --> 00:08:32,145 うぅっ くっ… うぅ…。 86 00:08:32,145 --> 00:08:35,348 さ くら。 87 00:08:37,751 --> 00:08:41,087 ほん とに… さ… くら? 88 00:08:41,087 --> 00:08:43,089 うっ。 89 00:08:43,089 --> 00:08:45,091 雛菊様! 90 00:08:45,091 --> 00:08:48,762 かみ どう したの? 91 00:08:48,762 --> 00:08:52,265 きれいなくろかみ だっ たのに。 92 00:08:52,265 --> 00:08:54,434 (さくら)お会いしたかった。 93 00:08:54,434 --> 00:08:57,771 ずっと さくらは捜しておりました。 94 00:08:57,771 --> 00:09:00,273 さがし て た? 95 00:09:00,273 --> 00:09:03,109 捜していない日などありません。 96 00:09:03,109 --> 00:09:08,114 そっか。 ひな ぎくを さがし てたんだ。 97 00:09:08,114 --> 00:09:10,116 ごめんね。 98 00:09:10,116 --> 00:09:13,953 従者でありながら 御身をお守りできず➡ 99 00:09:13,953 --> 00:09:15,955 深く陳謝いたします。 100 00:09:15,955 --> 00:09:19,626 ううん 違う の。 101 00:09:19,626 --> 00:09:25,832 ひなぎく ね… もう死んじゃったの。 102 00:09:29,135 --> 00:09:31,304 あ… あの…。 103 00:09:31,304 --> 00:09:34,240 死んだ とは? 104 00:09:34,240 --> 00:09:39,412 もとの ひなぎく は死んじゃった。 105 00:09:39,412 --> 00:09:44,751 今の ひなぎくは ちがうひと。 106 00:09:44,751 --> 00:09:47,754 違う? 107 00:09:47,754 --> 00:09:51,591 前の ひなぎく は ね➡ 108 00:09:51,591 --> 00:09:55,929 耐え きれなくて 消えちゃって➡ 109 00:09:55,929 --> 00:10:03,603 今は さくらが 捜してた ひなぎく じゃ ない 代わりなの。 110 00:10:03,603 --> 00:10:08,775 確かに お話し方も違いますが… けれど。 111 00:10:08,775 --> 00:10:11,277 ちがう の。 112 00:10:11,277 --> 00:10:18,117 ちがうって ね みんなにも 言ってるのに。 113 00:10:18,117 --> 00:10:25,291 ごめん ね さくら だから かえっていい よ。 114 00:10:25,291 --> 00:10:27,460 雛菊様? 115 00:10:27,460 --> 00:10:33,299 みんな あの子が 死ぬの 待ってたんでしょ。 116 00:10:33,299 --> 00:10:36,803 なら そうしてあげる。 117 00:10:36,803 --> 00:10:45,144 そのうち 今の雛菊も 死ぬ から 放って おいて。 118 00:10:45,144 --> 00:10:48,815 かえって いい よ。 119 00:10:48,815 --> 00:10:52,819 ありがとう ね。 120 00:10:52,819 --> 00:10:57,423 しあわせに ね… さくら。 121 00:10:59,492 --> 00:11:02,996 《雛菊様を忘れて生きる? 122 00:11:02,996 --> 00:11:08,168 言われたとおり このまま去って幸せに? 123 00:11:08,168 --> 00:11:12,172 やめろ うるさい! 124 00:11:12,172 --> 00:11:16,342 そんな人生 要らない。 125 00:11:16,342 --> 00:11:20,847 この方の傍にいる権利以外 なにもかも…。 126 00:11:20,847 --> 00:11:23,850 いいえ 雛菊様。 127 00:11:23,850 --> 00:11:27,353 さくらの還る場所は ひとつです。 128 00:11:29,355 --> 00:11:33,626 如何なることがあろうとも 私は あなたの下僕。 129 00:11:33,626 --> 00:11:36,296 あなたの元に辿りつきます。 130 00:11:36,296 --> 00:11:39,966 長き不在をお許しください。 131 00:11:39,966 --> 00:11:44,871 姫鷹さくら 只今 御身の元に はせ参じました)) 132 00:11:53,813 --> 00:11:56,816 (足音) 133 00:11:56,816 --> 00:11:59,986 (凍蝶)藤堂たちから 報告があった。 134 00:11:59,986 --> 00:12:04,991 雛菊様は 本日もつつがなく 春顕現を終えられたそうだ。 135 00:12:04,991 --> 00:12:07,493 それと…。 136 00:12:07,493 --> 00:12:11,164 上に圧力をかけて入手した。 137 00:12:11,164 --> 00:12:16,002 雛菊様は2年前 賊から逃れ すでに帰還されていた。 138 00:12:16,002 --> 00:12:21,841 しかし 春の里と四季庁は 今年 春顕現が無事果たされるまで➡ 139 00:12:21,841 --> 00:12:25,178 それをひた隠しにしていた。 なぜなら➡ 140 00:12:25,178 --> 00:12:31,184 戻ってきた雛菊様は お心を壊され 別の人格になっていたと。 141 00:12:31,184 --> 00:12:34,787 行方知れずだったさくらが 連れ戻されたのも➡ 142 00:12:34,787 --> 00:12:38,625 その回復が目的だったそうだ。 143 00:12:38,625 --> 00:12:43,463 (狼星)もうあの頃とは ちがうのかもしれない。 144 00:12:43,463 --> 00:12:45,465 それでも…。 145 00:12:45,465 --> 00:12:48,968 ((雛菊様。 146 00:12:48,968 --> 00:12:51,804 食べないと倒れてしまいますよ。 147 00:12:51,804 --> 00:12:57,310 いい よ 雛菊 たおれて 死ぬ から。 148 00:12:57,310 --> 00:13:03,816 ダメです。 さ せめてひとくち。 149 00:13:05,818 --> 00:13:10,323 雛菊様 何度も申し上げましたが➡ 150 00:13:10,323 --> 00:13:13,326 このまま季節の顕現を 拒否されていると➡ 151 00:13:13,326 --> 00:13:15,328 お命があぶないのです。 152 00:13:15,328 --> 00:13:18,665 雛菊様が 顕現をしてくださらない限り➡ 153 00:13:18,665 --> 00:13:20,833 この大和には春が来ません。 154 00:13:20,833 --> 00:13:23,503 春を呼ぶためには あなたを殺して➡ 155 00:13:23,503 --> 00:13:26,673 新しい代行者を 誕生させるしかない。 156 00:13:26,673 --> 00:13:30,677 そう考える輩がいても おかしくないんです。 157 00:13:30,677 --> 00:13:36,115 だから 死んであげる って言ってる のに。 158 00:13:36,115 --> 00:13:41,287 さくらが大事 なのは 雛菊 じゃなくて➡ 159 00:13:41,287 --> 00:13:43,956 あの子 でしょ? 160 00:13:43,956 --> 00:13:45,958 あっ。 161 00:13:45,958 --> 00:13:50,797 だから 雛菊 死んでも さくら は➡ 162 00:13:50,797 --> 00:13:55,101 悲しまなくて いい よ。 163 00:13:57,970 --> 00:14:02,642 雛菊様 さくらです。 失礼致します。 164 00:14:02,642 --> 00:14:04,844 ん? あっ。 165 00:14:07,814 --> 00:14:10,817 雛菊様! あっ。 166 00:14:15,488 --> 00:14:17,824 ハァ ハァ ハァ…。 167 00:14:17,824 --> 00:14:20,827 さく ら…。 168 00:14:20,827 --> 00:14:23,996 やめ て…。 ハァ ハァ ハァ…。 169 00:14:23,996 --> 00:14:28,835 痛い よ。 ハァ ハァ ハァ…。 170 00:14:28,835 --> 00:14:33,272 うぅ… ハァ ハァ ハァ…。 171 00:14:33,272 --> 00:14:37,110 フフフ… ハハハハ! 172 00:14:37,110 --> 00:14:41,781 昔 雛菊様と出会った頃➡ 173 00:14:41,781 --> 00:14:44,283 お屋敷に忍び込んだのが 見つかって➡ 174 00:14:44,283 --> 00:14:46,786 引き離されたことがあって。 175 00:14:46,786 --> 00:14:50,289 その時も雛菊様 部屋に籠城して➡ 176 00:14:50,289 --> 00:14:54,961 「姫鷹さくらを連れて来ないと おつとめはいたしません」って。 177 00:14:54,961 --> 00:14:58,297 里の者が それはもう困り果てて フフフフ。 178 00:14:58,297 --> 00:15:02,135 申し訳ありません つい。 179 00:15:02,135 --> 00:15:06,472 覚えていらっしゃらないですよね。 180 00:15:06,472 --> 00:15:08,808 知っ てる。 181 00:15:08,808 --> 00:15:10,810 え? 182 00:15:14,313 --> 00:15:20,820 雛菊の 中 に あの子の 思い出➡ 183 00:15:20,820 --> 00:15:23,322 残ってる から…。 184 00:15:27,827 --> 00:15:34,433 ごめ ん… さくら ごめん… ね。 185 00:15:34,433 --> 00:15:38,771 あの子 じゃない 雛菊のこと➡ 186 00:15:38,771 --> 00:15:44,777 もう 守ろうと しなく て いいん だよ。 187 00:15:44,777 --> 00:15:50,449 あの子の こと 帰して あげられなくて➡ 188 00:15:50,449 --> 00:15:53,352 ごめん ね。 189 00:15:56,622 --> 00:15:58,825 いいえ。 190 00:16:04,297 --> 00:16:08,301 さくらの雛菊様は 帰ってきております。 191 00:16:08,301 --> 00:16:12,638 今を懸命に生きる あなた様です。 192 00:16:12,638 --> 00:16:15,975 私は 貴女と いたい。 193 00:16:15,975 --> 00:16:23,983 (泣き声) 194 00:16:23,983 --> 00:16:27,320 何度でも言いましょう。 195 00:16:27,320 --> 00:16:29,989 私は あなたがよいのです。 196 00:16:29,989 --> 00:16:33,259 あなたが ご自分をお認めになれなくても➡ 197 00:16:33,259 --> 00:16:35,261 私にはわかります。 198 00:16:35,261 --> 00:16:39,265 あなた様は 花葉雛菊様です。 199 00:16:39,265 --> 00:16:43,269 うん じゃあ。 200 00:16:43,269 --> 00:16:48,274 狼星様 を… 想っても いい? 201 00:16:48,274 --> 00:16:50,276 あっ。 202 00:16:50,276 --> 00:16:53,279 (雛菊)どうして だろう ね。 203 00:16:53,279 --> 00:16:56,782 雛菊は 別人なのに➡ 204 00:16:56,782 --> 00:17:05,124 狼星様への 好き の気持ち は 死んでない みたい なの。 205 00:17:05,124 --> 00:17:14,333 だから ね… あの子 を 狼星様に会わせてあげたい。 206 00:17:16,469 --> 00:17:18,471 くっ。 207 00:17:18,471 --> 00:17:22,808 《なぜ… なぜ見捨てた!》 208 00:17:22,808 --> 00:17:26,479 (さくら)あなたが誘拐されたのは 冬のせいです。 209 00:17:26,479 --> 00:17:32,652 (雛菊)違う よ 罪 犯したのは 賊の人。 210 00:17:32,652 --> 00:17:36,088 (さくら)でも 冬の連中は見捨てました。 211 00:17:36,088 --> 00:17:39,091 私たちに信用していい 味方なんていません。 212 00:17:39,091 --> 00:17:43,262 (雛菊)そんなこと ないよ。 (さくら)いいえ そうです! 213 00:17:43,262 --> 00:17:48,601 さくら 狼星様と 凍蝶お兄様を➡ 214 00:17:48,601 --> 00:17:52,939 わるもの にすると らくになる? 215 00:17:52,939 --> 00:17:56,609 《狼星! 凍蝶!》 216 00:17:56,609 --> 00:18:00,947 (雛菊)わかる よ。 でもね それ➡ 217 00:18:00,947 --> 00:18:06,285 自分が 勝手に わるもの 作ってる だけ。 218 00:18:06,285 --> 00:18:10,289 本当は わかってる よね? 219 00:18:10,289 --> 00:18:14,794 ふたりが 守ろうと して くれた こと。 220 00:18:14,794 --> 00:18:20,466 誰かを わるもの に すると くるしいよ。 221 00:18:20,466 --> 00:18:24,971 さくらが くるしい ままになる。 222 00:18:24,971 --> 00:18:26,973 《さくら:憎しみを》 223 00:18:26,973 --> 00:18:32,144 変われ なくても 雛菊は さくら が 好き だけど。 224 00:18:32,144 --> 00:18:34,246 《さくら:捨ててしまったら》 225 00:18:34,246 --> 00:18:37,917 くるしま ないで ほしいよ。 226 00:18:37,917 --> 00:18:39,919 《さくら:弱くなる。 227 00:18:39,919 --> 00:18:41,921 何年もあなたを捜したんです。 228 00:18:41,921 --> 00:18:44,924 弱くなれば刃になれない。 229 00:18:44,924 --> 00:18:48,594 春が見捨てても 冬が見捨てても捜しました。 230 00:18:48,594 --> 00:18:51,764 刃になれなければ守れない。 231 00:18:51,764 --> 00:18:55,935 《私には怒りが必要だったんです。 232 00:18:55,935 --> 00:18:59,605 憎しみが 必要だったんです。 233 00:18:59,605 --> 00:19:04,777 最愛の少女を 主を守れない》 234 00:19:04,777 --> 00:19:08,280 雛菊様 知らないでしょう。 235 00:19:08,280 --> 00:19:13,786 憎しみがないと 生きられない 人間もいるんですよ。 236 00:19:13,786 --> 00:19:20,626 守れないと 雛菊様も私も 死んでしまうから》 237 00:19:20,626 --> 00:19:22,628 雛菊様。 238 00:19:22,628 --> 00:19:24,630 なに? 239 00:19:24,630 --> 00:19:28,134 お言葉通りできるよう 努力は します。 240 00:19:28,134 --> 00:19:34,740 ですので もう一度 好きだと言ってくれませんか。 241 00:19:34,740 --> 00:19:38,244 がんばる力が欲しい。 242 00:19:38,244 --> 00:19:43,249 ((いつになったら春が来る! お前はもう用済みだ! 243 00:19:43,249 --> 00:19:47,753 1年かけても やはり代行者は機能しない。 244 00:19:47,753 --> 00:19:53,592 もう十分でしょう。 あなたの役目も終わりです。 245 00:19:53,592 --> 00:19:55,594 《これからなのに! 246 00:19:55,594 --> 00:20:00,766 やっと信じてもらえた 恩返しができると思っていたのに。 247 00:20:00,766 --> 00:20:03,936 私以外に あの方の何が分かるんだ。 248 00:20:03,936 --> 00:20:07,606 どれだけ壊れてしまっていても 雛菊様は雛菊様だ。 249 00:20:07,606 --> 00:20:11,777 あの方は私の神様なんだ! 250 00:20:11,777 --> 00:20:17,450 雛菊様 ただ そばに…》 251 00:20:17,450 --> 00:20:22,621 ハッ。 252 00:20:22,621 --> 00:20:25,791 春の におい? 253 00:20:25,791 --> 00:20:28,961 雛菊様! ハァ ハァ ハァ…。 254 00:20:28,961 --> 00:20:34,467 此処です! さくらは ここに おります! 255 00:20:34,467 --> 00:20:37,970 ハァ ハァ ハァ…。 256 00:20:37,970 --> 00:20:39,972 さくら! 257 00:20:39,972 --> 00:20:46,479 いっしょにいて おねがい 何でもする から。 258 00:20:46,479 --> 00:20:48,481 傍にいさせてください 何でもします。 259 00:20:48,481 --> 00:20:53,886 あなたの為に まだ何もできていない。 260 00:20:55,821 --> 00:21:01,660 この世界が 怖いよ。 怖くても生きてるの。 261 00:21:01,660 --> 00:21:03,662 まだ 生きなきゃ いけないの。 262 00:21:03,662 --> 00:21:05,664 さくらが守ります。 263 00:21:05,664 --> 00:21:11,170 どんなに怖いものからも 必ず守りますから)) 264 00:21:11,170 --> 00:21:16,675 望むなら 何度でも言うよ。 265 00:21:16,675 --> 00:21:20,679 《さくら:愚かしい 浅ましい 分かってる》 さくら。 266 00:21:20,679 --> 00:21:22,681 好き。 267 00:21:22,681 --> 00:21:25,851 《憎い人間が 主人からの好意を➡ 268 00:21:25,851 --> 00:21:30,689 何の苦労もなく受け取るのが嫌で 自分にもくださいと言う》 269 00:21:30,689 --> 00:21:32,691 好き だよ。 270 00:21:32,691 --> 00:21:38,297 《それでも欲しい あなたの愛が。 私だけを見ていてほしい》 271 00:21:38,297 --> 00:21:42,802 優しい とこも 怒りんぼな とこも。 272 00:21:42,802 --> 00:21:46,472 《生きる希望が あなたしかない》 273 00:21:46,472 --> 00:21:50,810 好き すごく す き。 274 00:21:50,810 --> 00:21:53,813 《さくら:あなたが 私を愛してくれる度に➡ 275 00:21:53,813 --> 00:21:57,816 私の中で 何かが許されていく気がする》 276 00:21:57,816 --> 00:22:03,322 大丈夫 だから ね さくら。 277 00:22:03,322 --> 00:22:07,993 雛菊様 私も 好きです。 278 00:22:07,993 --> 00:22:11,664 《さくら:ごめんなさい ごめんなさい もっと普通に➡ 279 00:22:11,664 --> 00:22:13,666 あなたを好きでいられたら 280 00:22:13,666 --> 00:22:19,338 一生 お傍で聞きたいです。 一番近くで離れずに。 281 00:22:19,338 --> 00:22:23,342 でも この在り方でないと 私は機能できない》 282 00:22:23,342 --> 00:22:30,850 うん 何回でも言うよ 雛菊は さくらが 好き。 283 00:22:30,850 --> 00:22:35,788 忘れない で 好きだよ。 284 00:22:35,788 --> 00:22:39,792 はい さくらも好きです。 285 00:22:39,792 --> 00:22:45,297 《だから 今だけは 憎しみも 依存も必要で手放せない》 286 00:22:45,297 --> 00:22:48,968 絶対に一生 守ります。 287 00:22:48,968 --> 00:22:51,804 うん。 288 00:22:51,804 --> 00:22:57,476 さくら 好きだよ。 すごくすごく好き。 289 00:22:57,476 --> 00:22:59,478 《さくら:私たちの 間にあるものは➡ 290 00:22:59,478 --> 00:23:01,981 恋ではない けどそれは➡ 291 00:23:01,981 --> 00:23:05,818 恋よりも激しく 愛よりも純粋で。 292 00:23:05,818 --> 00:23:10,823 少し壊れているけれど 正常な感情なのだ》