1 00:00:34,334 --> 00:00:36,336 ((雛菊:狼星様…。 2 00:00:36,336 --> 00:00:40,674 (狼星)ハァ ハァ ハァ…。 3 00:00:40,674 --> 00:00:43,677 (雛菊)死なないで➡ 4 00:00:43,677 --> 00:00:46,847 生きてくれますか?)) 5 00:00:46,847 --> 00:00:50,017 (狼星)ハッ… ハァ ハァ…。 6 00:00:50,017 --> 00:00:53,020 (凍蝶)また あのときの夢か。 7 00:00:57,357 --> 00:01:02,663 (凍蝶)大丈夫だ 狼星。 お前の春は戻ってきている。 8 00:01:07,034 --> 00:01:11,438 凍蝶 頼みがある。 9 00:03:01,348 --> 00:03:13,694 ♬「朧月夜 剣の鋭さ 潜め」 10 00:03:13,694 --> 00:03:19,900 ♬「暗夜 かすみ… たゆたう…」 11 00:03:26,373 --> 00:03:28,375 (さくら)ハッ…。 12 00:03:31,378 --> 00:03:33,380 雛菊様! 13 00:03:35,982 --> 00:03:38,485 おけがはありませんか? 14 00:03:38,485 --> 00:03:43,657 秋の代行者様…。 15 00:03:43,657 --> 00:03:48,662 きっと 今頃…。 16 00:03:48,662 --> 00:03:52,999 (雛菊)泣いてる。 17 00:03:52,999 --> 00:03:55,502 (さくら)休息の日もつぶして 連日連夜➡ 18 00:03:55,502 --> 00:03:58,171 移動に次ぐ移動 顕現に次ぐ顕現。 19 00:03:58,171 --> 00:04:01,675 (さくら)せめて1日の 儀式の回数を通常どおりに。 20 00:04:01,675 --> 00:04:03,677 何度も申し上げましたが➡ 21 00:04:03,677 --> 00:04:06,513 これは 四季庁春部門全体の判断です。 22 00:04:06,513 --> 00:04:09,850 夏 秋と立て続けに 襲撃を受けた今➡ 23 00:04:09,850 --> 00:04:13,520 いつ我ら春が 賊に襲われないとも限りません。 24 00:04:13,520 --> 00:04:17,357 一刻も早く春顕現を済ませ 安全な場所へ。 25 00:04:17,357 --> 00:04:21,361 国家治安機構からも そう要請が。 しかし…。 26 00:04:21,361 --> 00:04:24,364 (雛菊)さくら…。 27 00:04:24,364 --> 00:04:29,536 もう 大丈夫 だから。 28 00:04:29,536 --> 00:04:31,705 雛菊様。 29 00:04:31,705 --> 00:04:35,642 ちょっと いい? 30 00:04:35,642 --> 00:04:39,646 いまだに賊からの 声明も要求もなし。 31 00:04:39,646 --> 00:04:41,648 夏離宮のときと同じだな。 32 00:04:41,648 --> 00:04:43,650 何の進展もないままか。 33 00:04:43,650 --> 00:04:47,320 もう だめなんじゃないか。 34 00:04:47,320 --> 00:04:57,998 (話し声) 35 00:04:57,998 --> 00:05:00,500 (長月)阿左美…。 36 00:05:00,500 --> 00:05:04,671 (長月)大丈夫だよ。 フェアリーちゃんは まだ生きてる。 37 00:05:04,671 --> 00:05:06,673 (長月)代行者が死に至った場合➡ 38 00:05:06,673 --> 00:05:11,845 新しい代行者が 超自然的に選ばれ 誕生する。 39 00:05:11,845 --> 00:05:15,849 神痣が浮かび上がり 四季の声に名前を呼ばれ➡ 40 00:05:15,849 --> 00:05:20,187 そして 本人の意志と関係なく➡ 41 00:05:20,187 --> 00:05:23,190 授かった力を発露させてしまう。 42 00:05:23,190 --> 00:05:26,860 よしんば 神痣や四季の声は ごまかせても➡ 43 00:05:26,860 --> 00:05:30,363 力の発露は ごまかせるはずがない。 44 00:05:30,363 --> 00:05:32,299 この世のどこにもまだ➡ 45 00:05:32,299 --> 00:05:34,801 新しい秋の代行者は 誕生していない。 46 00:05:34,801 --> 00:05:36,803 つまり…。 47 00:05:36,803 --> 00:05:39,973 (竜胆)撫子は生きてる。 48 00:05:39,973 --> 00:05:41,975 そうさ だから…。 49 00:05:41,975 --> 00:05:45,679 (竜胆)今もどこかで 俺に助けを求めてる。 50 00:05:48,315 --> 00:05:51,985 《深入りするつもりはなかった。 51 00:05:51,985 --> 00:05:54,988 あくまで仕事だ。 52 00:05:54,988 --> 00:05:59,993 適当に勤めたら 後継を育てて引退すればいい。 53 00:05:59,993 --> 00:06:04,331 さっさと成長して 手がかからなくなってくれと➡ 54 00:06:04,331 --> 00:06:06,100 そう思って…。 55 00:06:06,100 --> 00:06:11,838 心を明け渡す つもりなんてなかった。 56 00:06:11,838 --> 00:06:16,676 いつの間に 俺は…》 57 00:06:16,676 --> 00:06:23,016 (竜胆)返してくれ 撫子を…。 58 00:06:23,016 --> 00:06:26,219 俺の秋を…。 59 00:06:29,689 --> 00:06:31,691 (竜胆)返せ…。 60 00:06:44,304 --> 00:06:47,140 (ノック) 61 00:06:47,140 --> 00:06:49,142 (さくら)誰だ? 62 00:06:49,142 --> 00:06:52,145 (藤堂)藤堂です。 姫鷹様➡ 63 00:06:52,145 --> 00:06:54,981 突然 押しかけてしまい 申し訳ありません。 64 00:06:54,981 --> 00:06:57,817 どうか そのまま お聞きください。 65 00:06:57,817 --> 00:07:00,820 (藤堂)冬の代行者 寒椿狼星より➡ 66 00:07:00,820 --> 00:07:02,989 春の護衛官である あなたに➡ 67 00:07:02,989 --> 00:07:06,826 どうしても お伝えしたいことがあると。 68 00:07:06,826 --> 00:07:10,997 (霜月)本来であれば しかるべき 手順を踏むべきところですが➡ 69 00:07:10,997 --> 00:07:14,000 事は急を要するとのことでして➡ 70 00:07:14,000 --> 00:07:17,404 どうか お時間をたまわりたく…。 71 00:07:19,339 --> 00:07:21,341 (さくら)わかった。 72 00:07:27,347 --> 00:07:43,363 📱(呼び出し音) 73 00:07:45,298 --> 00:07:49,469 ((狼星:ごめん。 74 00:07:49,469 --> 00:07:55,375 (狼星)ごめん… ごめんな。 75 00:07:59,145 --> 00:08:01,348 (狼星)雛菊…。 76 00:08:04,317 --> 00:08:07,153 (狼星)ハァハァ ハァハァ…。 77 00:08:07,153 --> 00:08:09,356 (さくら)だめです 狼星様! 78 00:08:11,658 --> 00:08:13,660 (さくら)また こんなこと! 79 00:08:16,496 --> 00:08:21,000 (狼星)俺が… 全部悪いんだ。 80 00:08:21,000 --> 00:08:24,504 (さくら)死んでどうするんですか。 81 00:08:24,504 --> 00:08:28,174 そんなんじゃ…。 82 00:08:28,174 --> 00:08:31,378 雛菊様を捜せない! 83 00:08:49,462 --> 00:08:54,968 (凍蝶)さくら。 よかった ここにいたのか。 84 00:08:57,971 --> 00:08:59,973 大丈夫か? 85 00:09:03,476 --> 00:09:06,646 本当にすまない 私がいながら。 86 00:09:06,646 --> 00:09:12,452 (さくら)凍蝶様 あなたも 泣いていいんですよ)) 87 00:09:34,941 --> 00:09:39,345 📱(呼び出し音) 88 00:09:43,283 --> 00:09:48,288 (狼星)さくら 聞こえているか。 89 00:09:48,288 --> 00:09:51,591 📱(狼星)雛菊も そこにいるんだろう。 90 00:09:53,960 --> 00:09:57,297 まずは 謝らせてくれ。 91 00:09:57,297 --> 00:10:01,634 📱10年前 お前たちを巻き込んだこと。 92 00:10:01,634 --> 00:10:07,640 📱5年前 大規模捜査の 打ち切りを覆せなかったこと。 93 00:10:07,640 --> 00:10:12,979 本当に すまなかった。 94 00:10:12,979 --> 00:10:15,482 春顕現を終えたあとに➡ 95 00:10:15,482 --> 00:10:18,485 ちゃんとした場を設けて 謝罪するつもりだったが➡ 96 00:10:18,485 --> 00:10:21,988 それが かなわない状況に なってしまった。 97 00:10:21,988 --> 00:10:24,491 (狼星)秋離宮が襲撃され➡ 98 00:10:24,491 --> 00:10:27,994 秋の代行者が さらわれたことは 知っているな? 99 00:10:27,994 --> 00:10:32,665 秋の代行者とは 四季降ろしで ひと月 生活を共にした。 100 00:10:32,665 --> 00:10:35,668 本当に まだ小さな子どもだよ。 101 00:10:35,668 --> 00:10:37,670 さみしがり屋で➡ 102 00:10:37,670 --> 00:10:41,174 いつも従者の名前を 呼んでいるような女の子だった。 103 00:10:41,174 --> 00:10:45,178 雛菊が この事件で 心を痛めているのは聞いている。 104 00:10:45,178 --> 00:10:47,680 俺も かわいそうだとは思ったが➡ 105 00:10:47,680 --> 00:10:51,184 正直 何かしようとは 思えなかった。 106 00:10:51,184 --> 00:10:54,854 📱10年前 雛菊が かどわかされたとき➡ 107 00:10:54,854 --> 00:10:58,691 先代の夏と秋は 何もしなかったからな。 108 00:10:58,691 --> 00:11:00,693 (狼星)お前たちも おとなしくしていろと➡ 109 00:11:00,693 --> 00:11:04,697 言われているのだろう。 俺たちは所詮 駒だ。 110 00:11:04,697 --> 00:11:08,868 管理されるべき駒には 勝手な行動は許されない。 111 00:11:08,868 --> 00:11:11,871 不幸だったと終わらせるしかない。 112 00:11:11,871 --> 00:11:15,041 それが いちばん楽だ。 113 00:11:15,041 --> 00:11:18,545 だが 俺は あのとき➡ 114 00:11:18,545 --> 00:11:21,548 助けてほしかったんだ。 115 00:11:21,548 --> 00:11:27,387 世界中に 助けてほしかった。 116 00:11:27,387 --> 00:11:29,389 俺のせいで さらわれた➡ 117 00:11:29,389 --> 00:11:36,496 俺の好きな女の子を返してくれと 心の底から願った。 118 00:11:36,496 --> 00:11:40,500 きっと 秋は今そうなってる。 119 00:11:40,500 --> 00:11:45,338 見捨てることは 過去の 自分たちを見捨てるに等しい。 120 00:11:45,338 --> 00:11:49,342 この命は 雛菊にもらった命だ。 121 00:11:49,342 --> 00:11:52,845 雛菊に恥じない生き方をしたい。 122 00:11:52,845 --> 00:11:56,516 だから我ら冬は… いや➡ 123 00:11:56,516 --> 00:12:01,421 俺と凍蝶は 秋の捜索に助力すると決めた。 124 00:12:04,023 --> 00:12:06,025 📱俺たちが動くから➡ 125 00:12:06,025 --> 00:12:09,862 お前たちは安心して 安全なところにいてほしい。 126 00:12:09,862 --> 00:12:13,466 📱それを伝えておきたかった。 127 00:12:15,702 --> 00:12:18,037 📱(さくら)狼星。 ああ。 128 00:12:18,037 --> 00:12:21,207 📱お前は いつも段取りが悪い。 えっ? 129 00:12:21,207 --> 00:12:24,043 📱おまけに ひねくれていて暗い。 130 00:12:24,043 --> 00:12:28,214 📱常に葬式にいるような顔を しているし とてもじゃないが➡ 131 00:12:28,214 --> 00:12:30,383 我があるじを恋い慕う許しは 与えたくない。 132 00:12:30,383 --> 00:12:32,318 おい そこまで言うか!? 133 00:12:32,318 --> 00:12:34,320 この私が。 134 00:12:34,320 --> 00:12:36,823 📱雛菊様の護衛官である この私が➡ 135 00:12:36,823 --> 00:12:40,627 雛菊様を傷つけるものを 放っておくと思ったか? 136 00:12:43,329 --> 00:12:48,334 すでに我々春は 動く算段ができている。 137 00:12:50,336 --> 00:12:58,344 ((あのね 雛菊 もう早く 顕現 終わらせたい。 138 00:12:58,344 --> 00:13:02,015 (さくら)あの連中の言うことに 耳を傾ける必要はありません! 139 00:13:02,015 --> 00:13:05,518 あいつらは 雛菊様の身を 案じているのではなく➡ 140 00:13:05,518 --> 00:13:08,688 自分たちの仕事を 滞らせたくないだけ。 141 00:13:08,688 --> 00:13:10,690 違う の。 142 00:13:10,690 --> 00:13:16,863 雛菊 秋の代行者様が 今➡ 143 00:13:16,863 --> 00:13:22,368 どんなに 怖がってるか すごく わかるの。 144 00:13:22,368 --> 00:13:27,540 同じ 経験したから。 145 00:13:27,540 --> 00:13:32,812 早く 顕現を終わらせるの。 146 00:13:32,812 --> 00:13:40,319 (雛菊)撫子様 助けにいきたい。 147 00:13:40,319 --> 00:13:43,489 《怖い 嫌だ。 148 00:13:43,489 --> 00:13:45,992 私は ずっと捜していた。 149 00:13:45,992 --> 00:13:51,664 捜して捜して捜して捜して あなたは帰ってきた。 150 00:13:51,664 --> 00:13:55,835 あなたは 私の知る 前のあなたではないとおっしゃる。 151 00:13:55,835 --> 00:13:58,671 それでも帰ってきてくれた。 152 00:13:58,671 --> 00:14:03,009 それからも さまざまなことが あったけれど➡ 153 00:14:03,009 --> 00:14:08,347 ようやく… ようやく ここまで来たんだ。 154 00:14:08,347 --> 00:14:10,683 助けに行って 危ない目に遭ったら? 155 00:14:10,683 --> 00:14:13,686 また10年前のようなことが 起きたら? 156 00:14:13,686 --> 00:14:21,361 お願いだから もう どこにも行かないでほしい。 157 00:14:21,361 --> 00:14:25,531 でも あなたは優しいから➡ 158 00:14:25,531 --> 00:14:29,702 自分より 他人が傷つくことに 心を痛めてしまう。 159 00:14:29,702 --> 00:14:34,140 誰かを守るためなら 自分を犠牲にしてしまう。 160 00:14:34,140 --> 00:14:36,642 だから…》 161 00:14:36,642 --> 00:14:41,314 雛菊様 一つ ご提案が。 162 00:14:41,314 --> 00:14:45,485 (瑠璃)もちろんオッケー! 手伝うよ! 163 00:14:45,485 --> 00:14:49,322 📱(瑠璃)そうと決まったら すぐに動かないとね! 164 00:14:49,322 --> 00:14:52,492 ありがとうございます。 瑠璃様 あやめ様。 165 00:14:52,492 --> 00:14:56,662 ですが 本当にご協力いただいても よいのですか? 166 00:14:56,662 --> 00:14:58,664 (あやめ)ちょうど 私たちのほうでも➡ 167 00:14:58,664 --> 00:15:01,501 力になれないかと 考えていたんです。 168 00:15:01,501 --> 00:15:03,503 瑠璃の生命使役なら➡ 169 00:15:03,503 --> 00:15:08,007 捜索のお役に立てるのでは ないかと思いまして。 170 00:15:08,007 --> 00:15:10,009 私たちと同じ代行者が➡ 171 00:15:10,009 --> 00:15:12,678 わけわかんない 理不尽な目に遭ってるのに➡ 172 00:15:12,678 --> 00:15:15,681 何もしないでいるなんて 嫌だもん! 173 00:15:15,681 --> 00:15:20,353 ありがとう ございます。 174 00:15:20,353 --> 00:15:24,690 (さくら)捜査本部は10年前と同様 四季庁に置かれるはず。 175 00:15:24,690 --> 00:15:27,360 合流するまで少し時間をください。 176 00:15:27,360 --> 00:15:33,633 (雛菊)雛菊 全力 で エニシに春 届けて➡ 177 00:15:33,633 --> 00:15:36,803 帝州に 戻ります。 178 00:15:36,803 --> 00:15:38,805 📱(あやめ)了解です。 179 00:15:38,805 --> 00:15:42,141 📱(瑠璃)無理しないでね!)) 180 00:15:42,141 --> 00:15:44,143 というわけだ。 181 00:15:44,143 --> 00:15:47,146 我々春は 夏とともに秋を救う。 182 00:15:47,146 --> 00:15:50,817 📱(狼星)あの葉桜姉妹と!? 何かの取引か? 183 00:15:50,817 --> 00:15:54,153 お前ら ついこの間が 初対面なんじゃ。 184 00:15:54,153 --> 00:15:58,157 📱(さくら)何を言っているんだ。 ひとえに雛菊様の人徳。 185 00:15:58,157 --> 00:16:01,661 📱そうだな 言うなれば友達協定だ。 186 00:16:01,661 --> 00:16:03,663 友達…。 187 00:16:03,663 --> 00:16:07,667 📱理解できまい。 お前 友達いないもんな。 188 00:16:07,667 --> 00:16:10,336 改めて言うが➡ 189 00:16:10,336 --> 00:16:14,340 狼星 私はお前たち 冬が嫌いだ。 190 00:16:14,340 --> 00:16:20,346 📱(さくら)雛菊様が いなくなったのは 冬のせいだ。 191 00:16:20,346 --> 00:16:23,349 📱だが…。 192 00:16:23,349 --> 00:16:26,853 春の里を追われ 路頭に迷った私を➡ 193 00:16:26,853 --> 00:16:30,857 保護してくれたこと。 戦い方を教えてくれたこと。 194 00:16:30,857 --> 00:16:33,793 📱(さくら)感謝している。 195 00:16:33,793 --> 00:16:36,295 📱大規模捜査が 打ち切られたことは➡ 196 00:16:36,295 --> 00:16:38,297 いまだに許せない。 197 00:16:38,297 --> 00:16:41,133 📱しかし お前たちだけは➡ 198 00:16:41,133 --> 00:16:45,137 雛菊様の捜索を 続けていたと聞いた。 199 00:16:45,137 --> 00:16:47,974 📱挽回の機会をくれてやる。 200 00:16:47,974 --> 00:16:52,478 📱捜索は人海戦術。 助けは いくらあっても足りない。 201 00:16:52,478 --> 00:16:56,315 📱なので あえて私から言おう。 202 00:16:56,315 --> 00:16:59,986 📱冬の代行者 寒椿狼星様。 203 00:16:59,986 --> 00:17:03,155 📱我々は十分に耐え忍びました。 204 00:17:03,155 --> 00:17:08,995 📱今こそ戦うとき。 共に この戦に挑みましょう。 205 00:17:08,995 --> 00:17:14,333 春夏秋冬の共同戦線を組み➡ 206 00:17:14,333 --> 00:17:17,837 かどわかされた秋を救うのです。 207 00:17:20,673 --> 00:17:24,010 (雛菊)帝州 戻ってきたね。 208 00:17:24,010 --> 00:17:26,012 (さくら)確認しておりませんが➡ 209 00:17:26,012 --> 00:17:30,182 エニシ顕現期間の最速記録樹立は 間違いないでしょう。 210 00:17:30,182 --> 00:17:34,787 (雛菊)それで 狼星様は なんて? 211 00:17:34,787 --> 00:17:41,294 (さくら)協定の申し出 感謝する。 冬は全力で春の要請に応えると。 212 00:17:41,294 --> 00:17:44,297 (雛菊)凍蝶お兄様は? 213 00:17:44,297 --> 00:17:48,801 (さくら)何も。 こたびの目的は共同戦線締結。 214 00:17:48,801 --> 00:17:52,305 言葉を交わしたのは 冬の代行者のみです。 215 00:17:52,305 --> 00:17:57,977 そっか 残念だった ね。 216 00:17:57,977 --> 00:18:06,652 雛菊も 狼星様とお話 したかったな。 217 00:18:06,652 --> 00:18:11,357 ((まだ好きなのか。 雛菊様のことが。 218 00:18:13,659 --> 00:18:16,162 📱(狼星)好きだ。 219 00:18:16,162 --> 00:18:19,332 (さくら)誘拐されて 雛菊様は変わられた。 220 00:18:19,332 --> 00:18:23,169 お前の知っている雛菊様は もはや この世界に存在しない。 221 00:18:23,169 --> 00:18:25,171 それでも好きと言えるのか? 222 00:18:25,171 --> 00:18:27,173 📱(狼星)言える。 223 00:18:27,173 --> 00:18:29,175 会ってもないくせに。 224 00:18:29,175 --> 00:18:34,113 📱記憶はあるが 心が違うと そう聞いた。 225 00:18:34,113 --> 00:18:39,118 それでも 戻ってきたと わかったときは➡ 226 00:18:39,118 --> 00:18:41,120 地に足がつかなかった。 227 00:18:41,120 --> 00:18:47,293 夏離宮で襲撃に遭ったと聞けば 生きた心地がしなかった。 228 00:18:47,293 --> 00:18:54,467 各地から10年ぶりの 春の報せが届けば 胸が躍った。 229 00:18:54,467 --> 00:18:58,971 雛菊に会いたい。 そう思った。 230 00:18:58,971 --> 00:19:01,974 この気持ちは うそじゃない。 231 00:19:05,978 --> 00:19:08,481 だから…。 232 00:19:08,481 --> 00:19:12,651 📱(狼星)さくら ありがとう。 はぁ? 233 00:19:12,651 --> 00:19:16,355 ありがとう。 雛菊のことを守ってくれて。 234 00:19:31,670 --> 00:19:34,774 📱(狼星)そうだ。 今 凍蝶に代わる。 235 00:19:34,774 --> 00:19:36,776 余計なことをするな!)) 236 00:19:42,114 --> 00:19:46,285 《さくら:雛菊様 私は弱いんです。 237 00:19:46,285 --> 00:19:48,287 小さな頃から そう。 238 00:19:48,287 --> 00:19:52,458 強がっていますが 何もかもが怖いです。 239 00:19:52,458 --> 00:19:55,127 生きるのが嫌です》 240 00:19:55,127 --> 00:19:57,963 雛菊様 よろしいですか。 241 00:19:57,963 --> 00:20:01,133 《でも…》 242 00:20:01,133 --> 00:20:03,135 ぶしつけな まなざしや➡ 243 00:20:03,135 --> 00:20:05,137 言葉を投げかける者も いるかもしれません。 244 00:20:05,137 --> 00:20:07,139 お覚悟を。 245 00:20:07,139 --> 00:20:09,809 《あなたといると強くなれる。 246 00:20:09,809 --> 00:20:14,313 本当は ただの泣き虫で わがままなだけの私が》 247 00:20:14,313 --> 00:20:21,320 大丈夫 さくら 守ってくれる。 そう でしょう? 248 00:20:21,320 --> 00:20:23,322 《さくら:あなたのためなら➡ 249 00:20:23,322 --> 00:20:27,159 いくらだって 私は世界に戦いを挑める。 250 00:20:27,159 --> 00:20:30,996 私たちは弱く 傷つけられてばかり。 251 00:20:30,996 --> 00:20:33,499 でも 2人なら…》 252 00:20:33,499 --> 00:20:36,335 はい! あなたを守ります! 253 00:20:36,335 --> 00:20:39,939 あなたを守って いつか死ぬ。 それが さくらの幸せです! 254 00:20:42,007 --> 00:20:45,010 (雛菊)だめ だよ。 255 00:20:45,010 --> 00:20:50,015 (雛菊)2人で 生きるの。 256 00:20:50,015 --> 00:20:56,021 雛菊も さくら 守るから➡ 257 00:20:56,021 --> 00:21:00,025 2人で 生きるの。 258 00:21:03,696 --> 00:21:07,199 (雛菊)生きよう さくら。 259 00:21:12,705 --> 00:21:16,041 はい 雛菊様。 260 00:21:16,041 --> 00:21:22,047 《さくら:春を咲かせよう。 すべての人に春を。 261 00:21:22,047 --> 00:21:25,718 明日が来なければいいと 願う人の上にも➡ 262 00:21:25,718 --> 00:21:28,888 明日が来ることを 祈っている人の元にも➡ 263 00:21:28,888 --> 00:21:32,324 桜の花を舞い散らせよう。 264 00:21:32,324 --> 00:21:38,330 罪人にも善人にも 季節だけは平等だ。 265 00:21:38,330 --> 00:21:41,167 すばらしい季節をあげる。 266 00:21:41,167 --> 00:21:45,504 それが… 世界への復讐だ。 267 00:21:45,504 --> 00:21:50,176 傍観していたやつらに 虐げてきたやつらに➡ 268 00:21:50,176 --> 00:21:54,513 私たちを傷つける すべての者たちへ告ぐ》 269 00:21:54,513 --> 00:21:56,515 生きてやる。 270 00:21:56,515 --> 00:21:59,518 《さくら:ざまあみろ。 271 00:21:59,518 --> 00:22:04,190 これより先は 覚悟ある者だけが進める戦場。 272 00:22:04,190 --> 00:22:07,526 流した涙で みそぎは済んだ》 273 00:22:07,526 --> 00:22:12,865 私は 姫鷹さくら。 身分は春の護衛官。 274 00:22:12,865 --> 00:22:15,868 そして こちらに いらっしゃるのが➡ 275 00:22:15,868 --> 00:22:17,870 花葉雛菊様。 276 00:22:17,870 --> 00:22:22,041 この国の 春の代行者であらせられる。 277 00:22:22,041 --> 00:22:27,546 花葉雛菊と 申します。 278 00:22:32,985 --> 00:22:34,987 《さくら:いざや いざや。 279 00:22:34,987 --> 00:22:41,160 春夏秋冬の共同戦線の➡ 280 00:22:41,160 --> 00:22:43,362 始まりである》