1 00:00:34,501 --> 00:00:38,171 ((雛菊:母さま お願い 一人にしないで。 2 00:00:38,171 --> 00:00:42,342 いい子でいるから 一人にしないで)) 3 00:00:42,342 --> 00:00:45,679 (雛菊)これは 夢。 4 00:00:45,679 --> 00:00:50,017 ((紅梅:いいよ。 じゃあ 一緒においで。 5 00:00:50,017 --> 00:00:55,355 いいの 母さま? フフッ! 6 00:00:55,355 --> 00:00:58,859 私ね すごくすごく いい子にしてたんだよ。 7 00:00:58,859 --> 00:01:02,863 頑張ったの。 生きたよ!)) 8 00:01:02,863 --> 00:01:05,532 《雛菊:あの子の 夢》 9 00:01:05,532 --> 00:01:08,869 ((紅梅:えぇ 知ってるわ 雛菊。 10 00:01:08,869 --> 00:01:12,539 母さまは見てたもの ずっと)) 11 00:01:12,539 --> 00:01:15,709 《本当じゃ ない。 12 00:01:15,709 --> 00:01:18,712 あの子のため の➡ 13 00:01:18,712 --> 00:01:20,714 夢》 14 00:01:22,716 --> 00:01:24,718 (エレベーターの到着音) 15 00:01:28,221 --> 00:01:30,724 (美上)戦う準備がされている。 16 00:01:30,724 --> 00:01:35,495 (観鈴)そんな…。 あんなに愛してあげたのに。 17 00:01:35,495 --> 00:01:39,333 (美上)俺たちが来るのを 察したんですよ。 18 00:01:39,333 --> 00:01:42,536 じゃなきゃ こんなことしないでしょう。 19 00:01:44,504 --> 00:01:46,506 (美上)斥候を出す。 20 00:01:53,013 --> 00:01:55,515 (長月)ん~ ん~。 21 00:01:55,515 --> 00:02:00,187 (長月)た… 助けて~! 助けてくださ~い! 22 00:02:00,187 --> 00:02:04,024 ぼくは君たちと同じ賊だ! 間諜だったんだけど➡ 23 00:02:04,024 --> 00:02:07,361 正体が露見してこんなことに なっちゃったんだ! 24 00:02:07,361 --> 00:02:09,363 ガッ! うっ!? 25 00:02:09,363 --> 00:02:12,532 いかがでしたか~? ぼくの名演技は! 26 00:02:12,532 --> 00:02:16,536 (さくら)フン! こいつを 囮にする作戦は悪くないな。 27 00:02:16,536 --> 00:02:18,538 (長月)姫鷹様。 28 00:02:18,538 --> 00:02:21,208 予想通り斥候をだしてきたし➡ 29 00:02:21,208 --> 00:02:24,544 仲間が戻らなければ再度 斥候を出すはず。 30 00:02:24,544 --> 00:02:26,546 (霜月)見てください これ。 31 00:02:29,049 --> 00:02:31,051 まさか これに細工が!? 32 00:02:31,051 --> 00:02:33,987 (藤堂)逆にそれを利用しましょう。 (さくら)なっ! 33 00:02:33,987 --> 00:02:37,657 端末を置いて お二人だけでお逃げください。 34 00:02:37,657 --> 00:02:40,160 後は我々が何とかします。 35 00:02:40,160 --> 00:02:44,331 しかし まだ人々が残されて…。 主をお守りするのが➡ 36 00:02:44,331 --> 00:02:46,833 護衛官の務めのはず。 37 00:02:46,833 --> 00:02:49,336 どうか心を鬼にしてください。 だが! 38 00:02:49,336 --> 00:02:53,507 ご決断ください。 迷っている時間はありません。 39 00:02:53,507 --> 00:02:59,679 《そうだ 雛菊様のお命を 一番に考えれば当然だ。 40 00:02:59,679 --> 00:03:03,850 迷うな 雛菊様を危険にさらしてまで➡ 41 00:03:03,850 --> 00:03:07,688 他人を助ける必要など…。 42 00:03:07,688 --> 00:03:10,357 迷うな 迷うな》 43 00:03:10,357 --> 00:03:14,194 みんな置いて いくの? 44 00:03:14,194 --> 00:03:19,199 だめ だよ。 爆弾 ある。 45 00:03:19,199 --> 00:03:23,203 みんな 逃がしてあげ ないと。 46 00:03:23,203 --> 00:03:26,206 しかし 全員を逃がすには時間が。 47 00:03:26,206 --> 00:03:29,543 それに華歳の目を 非常階段から遠ざけないと! 48 00:03:29,543 --> 00:03:32,479 うん だから…。 49 00:03:32,479 --> 00:03:38,985 それ持って 雛菊とさくらで 上 行こう? 50 00:03:38,985 --> 00:03:43,156 観鈴さん 雛菊が目的。 51 00:03:43,156 --> 00:03:48,995 雛菊が残ってたら 爆破しないで 追ってくる。 52 00:03:48,995 --> 00:03:52,999 みんな その間に逃げられる よ。 53 00:03:52,999 --> 00:03:55,001 また ご自分の身を差し出して➡ 54 00:03:55,001 --> 00:03:57,170 他を守ろうとする おつもりですか!? 55 00:03:57,170 --> 00:04:00,674 ちがう よ さくら。 56 00:04:00,674 --> 00:04:05,879 時間 かせぐ くらい できるって いいたいの。 57 00:04:07,848 --> 00:04:12,519 戦う。 戦う の。 58 00:04:12,519 --> 00:04:17,524 もう 自分をさしだしたり しない。 59 00:04:17,524 --> 00:04:22,028 もう まえの雛菊じゃ ない。 60 00:04:22,028 --> 00:04:24,030 危険すぎます! 61 00:04:24,030 --> 00:04:26,700 お二人だけで逃げる それが最も安全です! 62 00:04:26,700 --> 00:04:29,703 ごめん ね さくら。 63 00:04:29,703 --> 00:04:34,474 雛菊 今日しか これ 言いません。 64 00:04:34,474 --> 00:04:39,146 これは 我々の 戦い。 65 00:04:39,146 --> 00:04:42,649 賊から 民を 逃がすこと。 66 00:04:42,649 --> 00:04:45,485 至上命令 とします。 67 00:04:45,485 --> 00:04:49,990 春の代行者としての 君命です。 68 00:04:51,992 --> 00:04:57,164 みなさまにも 協力の要請を いたします。 69 00:04:57,164 --> 00:05:00,667 ひとり では できません。 70 00:05:00,667 --> 00:05:05,505 少しでも 多くの 命を 守る。 71 00:05:05,505 --> 00:05:10,177 その お手伝いを してください。 72 00:05:10,177 --> 00:05:14,581 お願い 致し ます。 73 00:05:19,519 --> 00:05:21,521 (さくら)拝命いたしました。 74 00:05:33,466 --> 00:05:37,470 (美上)第一 第二班とも 連絡が取れません。 75 00:05:37,470 --> 00:05:40,974 もういいわ 行きましょう。 うっ しかし…。 76 00:05:40,974 --> 00:05:43,643 こんな罠 どうせただの子ども騙しよ。 77 00:05:43,643 --> 00:05:47,814 釣られてあげようじゃない。 78 00:05:47,814 --> 00:05:51,151 早く あの子に会いたいもの。 79 00:05:51,151 --> 00:05:55,989 (雛菊)さくら ごめんね 怖いよね。 80 00:05:55,989 --> 00:05:59,826 (さくら)雛菊様も 怖いですよね? 81 00:05:59,826 --> 00:06:03,163 (雛菊)うん… でも➡ 82 00:06:03,163 --> 00:06:06,666 みんな 逃げられる までは…。 83 00:06:06,666 --> 00:06:12,172 雛菊 さくらがいれば 強くなれる。 84 00:06:12,172 --> 00:06:14,841 強く なるの。 85 00:06:14,841 --> 00:06:21,514 だから お願い 一緒に 戦って。 86 00:06:21,514 --> 00:06:26,186 いついかなる時も 私はあなたを守ります。 87 00:06:26,186 --> 00:06:29,856 そして… 二人で生きる。 88 00:06:29,856 --> 00:06:35,061 大丈夫 私たち 二人なら。 89 00:06:38,965 --> 00:06:41,801 (観鈴)背が伸びたわね。 90 00:06:41,801 --> 00:06:45,805 大人っぽくなってて お母さん嬉しいわ。 91 00:06:45,805 --> 00:06:49,476 その服は趣味じゃないけど。 92 00:06:49,476 --> 00:06:54,648 雛菊は この服が 一番好き。 93 00:06:54,648 --> 00:06:59,653 さくらが 一生懸命 選んでくれたから。 94 00:06:59,653 --> 00:07:07,160 前のは 観鈴さんに着せられた服は 嫌い です。 95 00:07:07,160 --> 00:07:10,830 (観鈴)ここなら あなたの力も使い放題じゃない。 96 00:07:10,830 --> 00:07:15,168 その割に攻撃してこないのね。 97 00:07:15,168 --> 00:07:18,838 フッ そう わかってるのね。 98 00:07:18,838 --> 00:07:21,508 爆弾があるってこと。 99 00:07:21,508 --> 00:07:24,511 あいつら 爆破計画のことまで? 100 00:07:24,511 --> 00:07:27,514 誰がバラしたのかしら いやねぇ。 101 00:07:27,514 --> 00:07:31,518 でも むしろ好都合だわ。 102 00:07:34,621 --> 00:07:36,623 (藤堂たち)わっ! 103 00:07:38,959 --> 00:07:41,795 (観鈴)今のはテストね。 104 00:07:41,795 --> 00:07:45,799 (観鈴)同じ物を 建物中に仕掛けてあるわ。 105 00:07:45,799 --> 00:07:50,971 ぜ~んぶ爆発させたら どうなっちゃうかしら? 106 00:07:50,971 --> 00:07:55,976 ああ コレを壊してもムダよ。 その瞬間に爆発しちゃう。 107 00:07:55,976 --> 00:08:00,814 解除は私しか出来ないから 私を殺してもゲームオーバー。 108 00:08:00,814 --> 00:08:03,149 だから! 109 00:08:03,149 --> 00:08:06,152 大人しく 私の言うことを聞けばいいのよ! 110 00:08:06,152 --> 00:08:08,154 雛菊様! 111 00:08:08,154 --> 00:08:11,658 さくら! ヒッ! (観鈴)お互い加勢はなしね。 112 00:08:11,658 --> 00:08:14,995 お話しましょう? 雛菊。 113 00:08:14,995 --> 00:08:19,666 なあに? 桜の木で刺す? 114 00:08:19,666 --> 00:08:22,502 できないわよね。 ハハハ。 115 00:08:22,502 --> 00:08:25,672 そんなことしたら あなたのせいで➡ 116 00:08:25,672 --> 00:08:30,010 大勢死んじゃうもの。 117 00:08:30,010 --> 00:08:34,447 帰ってきなさい。 そしたら爆弾を解除してあげる。 118 00:08:34,447 --> 00:08:36,449 ハァ ハァ ハァ…。 どう? 119 00:08:36,449 --> 00:08:44,791 (雛菊)観鈴さん は どうして そんなに 雛菊に こだわる の? 120 00:08:44,791 --> 00:08:48,595 は? どうしてって…。 121 00:08:50,630 --> 00:08:53,466 《観鈴:欲しかった。 122 00:08:53,466 --> 00:08:56,970 誰かを守るための姿が。 123 00:08:56,970 --> 00:09:01,474 隣に いて欲しかった。 124 00:09:01,474 --> 00:09:07,480 私の人生に こういう存在が》 125 00:09:09,649 --> 00:09:14,320 だって あなたは私の娘でしょ? だからよ。 126 00:09:14,320 --> 00:09:17,323 (雛菊)誰かを 代わりに すると➡ 127 00:09:17,323 --> 00:09:22,162 観鈴さんの 何か 解決 するの? 128 00:09:22,162 --> 00:09:25,999 勝手に 重ねないで。 129 00:09:25,999 --> 00:09:30,003 雛菊 は あなたの娘じゃ ない。 130 00:09:30,003 --> 00:09:33,440 もう 放って おいて! 131 00:09:33,440 --> 00:09:36,943 誰も 殺さ ないで! 132 00:09:36,943 --> 00:09:44,117 それが観鈴さんの ために なっても しないで! 133 00:09:44,117 --> 00:09:46,453 《どうして そんなことするの。 134 00:09:46,453 --> 00:09:48,788 どうしてそんなことするの!?》 135 00:09:48,788 --> 00:09:50,790 ひっ。 136 00:09:50,790 --> 00:09:54,127 私はね そうやって叫んでも ちっとも➡ 137 00:09:54,127 --> 00:09:57,964 世界が優しくならないから 立場を変えたの。 138 00:09:57,964 --> 00:10:02,469 他人が私にしてきたことを 私が他人にしてやることにしたの。 139 00:10:02,469 --> 00:10:04,471 それの何が悪いの? 140 00:10:04,471 --> 00:10:06,973 私のことは 誰も救ってくれなかった! 141 00:10:06,973 --> 00:10:09,976 神様なんて役立たずよ! 142 00:10:09,976 --> 00:10:12,479 《さくら:弱くなる。 143 00:10:12,479 --> 00:10:14,481 そう思っていた。 144 00:10:14,481 --> 00:10:17,650 憎しみを捨ててしまえば 刃になれない。 145 00:10:17,650 --> 00:10:20,320 私には 必要だった。 146 00:10:20,320 --> 00:10:23,990 刃になれなければ守れない。 でも!》 147 00:10:23,990 --> 00:10:27,160 ((戦う の)) 148 00:10:27,160 --> 00:10:29,162 だぁっ! があっ! 149 00:10:29,162 --> 00:10:34,501 《さくら:わたしの神さまが 先へ進むと決めた! 150 00:10:34,501 --> 00:10:36,503 だから!》 151 00:10:36,503 --> 00:10:39,506 だから私がより良い世界を 創ってあげる! 152 00:10:39,506 --> 00:10:42,509 代行者の力を もっと困っている人のために➡ 153 00:10:42,509 --> 00:10:44,511 役立てるべきなのよ! 154 00:10:44,511 --> 00:10:47,847 助けを求めている人たちが いるのに なぜ無視するの!? 155 00:10:47,847 --> 00:10:50,350 あなたの言ってることは 子どもの駄々よ! 156 00:10:50,350 --> 00:10:54,187 そんな生ぬるい祈り 私には全く響かない! 157 00:10:54,187 --> 00:10:57,357 うっ。 もうすぐあっちもカタが付くわ。 158 00:10:57,357 --> 00:11:02,028 あの子を生かして欲しかったら お友達が大事なら! 159 00:11:02,028 --> 00:11:05,832 うっ… ぐうっ! 言うことを聞きなさい! 雛菊!! 160 00:11:07,867 --> 00:11:10,703 ((さくら:作戦… とは 言えませんが➡ 161 00:11:10,703 --> 00:11:14,207 私たちのやることは一つです。 162 00:11:14,207 --> 00:11:17,877 耐え忍び 戦機を待つ。 163 00:11:17,877 --> 00:11:19,879 そうです。 164 00:11:19,879 --> 00:11:25,385 (さくら)例え今が苦しくても 生きていれば 必ずいつかは)) 165 00:11:25,385 --> 00:11:27,387 ひっ。 166 00:11:27,387 --> 00:11:31,224 さっ お友達が どんどんボロボロになるわよ。 167 00:11:31,224 --> 00:11:33,726 おとなしく従いなさい。 168 00:11:35,995 --> 00:11:37,997 あっ。 169 00:11:40,333 --> 00:11:43,670 なに笑ってるのよ 馬鹿にしてるの? 170 00:11:43,670 --> 00:11:46,839 寒く なって きた ね。 171 00:11:46,839 --> 00:11:48,841 は? 172 00:11:48,841 --> 00:11:53,680 雛菊 は 冬が 好き。 173 00:11:53,680 --> 00:11:57,016 何をブツブツ言って…。 (雛菊)待って たの。 174 00:11:57,016 --> 00:11:59,686 ハァ…。 175 00:11:59,686 --> 00:12:01,688 嘘…。 176 00:12:01,688 --> 00:12:05,358 ((さくら:信じましょう 雛菊様。 177 00:12:05,358 --> 00:12:08,361 あいつらは必ず来ます)) 178 00:12:08,361 --> 00:12:10,363 美上 来るわ! 179 00:12:10,363 --> 00:12:13,166 雛菊様! さくら! 180 00:12:21,040 --> 00:12:23,543 冬の代行者! 181 00:12:23,543 --> 00:12:26,045 確保! あぁっ! 182 00:12:26,045 --> 00:12:28,881 はっ… うっ! 183 00:12:28,881 --> 00:12:30,883 くっ! 184 00:12:30,883 --> 00:12:32,819 はっ! 185 00:12:32,819 --> 00:12:34,821 お嬢様! 186 00:12:34,821 --> 00:12:37,023 ぐっ…。 187 00:12:41,995 --> 00:12:43,997 ぐぅ…。 188 00:12:46,165 --> 00:12:48,167 (雛菊)だめ! 189 00:12:50,169 --> 00:12:53,172 殺し ちゃ だめ。 190 00:12:55,842 --> 00:12:58,511 観鈴 さん。 191 00:12:58,511 --> 00:13:02,348 雛菊たちの 勝ち だよ。 192 00:13:02,348 --> 00:13:05,685 爆弾 解除 して。 193 00:13:05,685 --> 00:13:12,525 フフフ… アハハハハ! 194 00:13:12,525 --> 00:13:17,864 無いわよ 解除する方法なんか。 195 00:13:17,864 --> 00:13:22,568 (狼星)俺が誰だか 忘れたのか? 196 00:13:32,478 --> 00:13:41,587 (タイマーの音) 197 00:13:44,991 --> 00:13:50,163 (長月)あ~ 雛菊さま~! 198 00:13:50,163 --> 00:13:53,100 間に合った…。 はぁ~。 (長月)あぁ~。 199 00:13:53,100 --> 00:13:57,003 (狼星)いつまでも10年前と同じ➡ 200 00:13:57,003 --> 00:14:00,006 無力な子どもだと思うなよ。 201 00:14:03,176 --> 00:14:05,178 あっ。 あっ! 202 00:14:05,178 --> 00:14:07,580 お嬢様! 待て 貴様! 203 00:14:13,186 --> 00:14:15,188 お嬢様!! 204 00:14:23,529 --> 00:14:25,531 あ…。 205 00:14:25,531 --> 00:14:31,537 (足音) 206 00:14:31,537 --> 00:14:36,142 お嬢 さま。 207 00:14:36,142 --> 00:14:38,544 みす ず…。 208 00:14:49,489 --> 00:14:51,491 あぁ。 209 00:14:51,491 --> 00:14:53,826 (凍蝶)さくら。 210 00:14:53,826 --> 00:14:55,828 (足音) 211 00:14:55,828 --> 00:14:57,997 はっ。 212 00:14:57,997 --> 00:15:03,503 あ… あぁ… はっ。 213 00:15:06,506 --> 00:15:08,608 (凍蝶)大丈夫か? 214 00:15:10,676 --> 00:15:14,580 よく頑張ったな。 215 00:15:16,516 --> 00:15:21,020 なんなんだよ! お前 遅いんだよ 来るのが! 216 00:15:25,525 --> 00:15:28,528 なっ ななな!? 217 00:15:30,530 --> 00:15:34,133 さくら… だよな? 218 00:15:34,133 --> 00:15:37,470 う…。 その…。 219 00:15:37,470 --> 00:15:39,972 大きくなったな。 220 00:15:43,142 --> 00:15:45,978 親戚の人みたいなこと言うな! 221 00:15:45,978 --> 00:15:48,481 フフ…。 222 00:15:48,481 --> 00:15:50,483 (足音) 223 00:15:56,489 --> 00:15:58,491 お…。 224 00:16:11,003 --> 00:16:13,506 雛菊。 225 00:16:13,506 --> 00:16:17,009 雛菊 俺は敵じゃない。 226 00:16:17,009 --> 00:16:20,847 冬の代行者 寒椿狼星だ。 227 00:16:20,847 --> 00:16:23,516 事情は聞いている。 228 00:16:23,516 --> 00:16:27,019 心が… 心が違うんだろう? 229 00:16:27,019 --> 00:16:30,523 でも 記憶はあると聞いている。 230 00:16:30,523 --> 00:16:32,625 ん… ハッ。 231 00:16:32,625 --> 00:16:36,128 氷の花… 覚えてないか? 232 00:16:36,128 --> 00:16:38,464 一緒にたくさん遊んだ。 233 00:16:38,464 --> 00:16:43,135 お前に助けてもらって 俺…。 234 00:16:43,135 --> 00:16:45,538 大人になれた。 235 00:16:53,145 --> 00:16:56,482 違う…。 236 00:16:56,482 --> 00:17:01,320 守ったのは 雛菊 じゃなくて➡ 237 00:17:01,320 --> 00:17:06,492 死んでしまった あの子。 238 00:17:06,492 --> 00:17:11,497 狼星さま 生きてて 嬉しい。 239 00:17:11,497 --> 00:17:18,170 だけど この嬉しい は 雛菊の もの じゃない。 240 00:17:18,170 --> 00:17:23,843 ほんとは あの子 の もの。 241 00:17:23,843 --> 00:17:27,513 前の 雛菊 ね…。 242 00:17:27,513 --> 00:17:31,517 狼星さまの こと➡ 243 00:17:31,517 --> 00:17:36,022 好き だったの。 244 00:17:38,457 --> 00:17:42,962 あの子を かえして あげられなくて➡ 245 00:17:42,962 --> 00:17:45,965 ごめんね。 246 00:17:45,965 --> 00:17:49,135 ((紅梅:耐え忍び 戦機を待つの)) 247 00:17:49,135 --> 00:17:51,971 《これは あの子の もの》 248 00:17:51,971 --> 00:17:54,807 ((お前が… 好きなんだよ)) 249 00:17:54,807 --> 00:17:56,809 《雛菊:あの子の もの》 250 00:17:56,809 --> 00:18:00,479 ((雛菊:わたしね すごくすごく いい子にしてたんだよ。 251 00:18:00,479 --> 00:18:03,983 頑張ったの 生きたよ!)) 252 00:18:03,983 --> 00:18:06,986 《雛菊:あの子の もの》 253 00:18:06,986 --> 00:18:13,659 ((紅梅:ええ 知ってるわ 雛菊。 母さまは見てたもの ずっと)) 254 00:18:13,659 --> 00:18:17,496 《雛菊:この夢も この言葉も➡ 255 00:18:17,496 --> 00:18:20,100 みんな あの子の もの。 256 00:18:20,100 --> 00:18:28,007 私は あの子を 返してあげられない》 257 00:18:28,007 --> 00:18:34,013 (狼星)君が帰ってきてくれて 俺は すごく嬉しいんだ。 258 00:18:37,283 --> 00:18:40,119 伝えてくれて ありがとう。 259 00:18:40,119 --> 00:18:45,624 俺も ずっと ずっと好きだったんだ。 260 00:18:45,624 --> 00:18:49,295 返事を届けてくれて 嬉しい。 261 00:18:49,295 --> 00:18:53,966 だから 泣かないでくれ。 262 00:18:53,966 --> 00:18:59,305 助けに来たぞ もう大丈夫だ。 263 00:18:59,305 --> 00:19:04,143 でも 雛菊 ちがうの。 264 00:19:04,143 --> 00:19:07,146 ああ わかってる。 265 00:19:07,146 --> 00:19:11,317 だけど君は 俺が好きだった女の子を➡ 266 00:19:11,317 --> 00:19:15,488 最後まで見届けて 守ってくれていた人だろう? 267 00:19:15,488 --> 00:19:21,827 それに 俺達は一緒だ。 あの子の思い出を持ってる。 268 00:19:21,827 --> 00:19:24,830 俺は あの子をずっと好きだったけど➡ 269 00:19:24,830 --> 00:19:30,503 それが 君の帰りを 喜ばないことにはならないよ。 270 00:19:30,503 --> 00:19:33,939 戻ってきてくれてありがとう。 271 00:19:33,939 --> 00:19:38,444 生きていてくれて ありがとう。 272 00:19:42,114 --> 00:19:45,951 君に会いたかった ずっと。 273 00:19:45,951 --> 00:19:48,954 君は俺の春だ。 274 00:19:48,954 --> 00:19:54,460 もう君を 誰にも奪わせないし 傷つけさせない。 275 00:19:56,629 --> 00:20:00,966 おかえり 雛菊。 276 00:20:00,966 --> 00:20:05,471 フフッ フフッ。 277 00:20:05,471 --> 00:20:17,483 ♬~ 278 00:20:17,483 --> 00:20:21,087 ((雛菊:あと任せてもいい?)) 279 00:20:25,157 --> 00:20:31,163 ((紅梅:雛菊。 大変な役目をごめんね。 280 00:20:31,163 --> 00:20:36,001 もう少し 頑張ってもらってもいい?)) 281 00:20:36,001 --> 00:20:39,839 《これは 夢》 282 00:20:39,839 --> 00:20:43,509 ((よろしくね 雛菊)) 283 00:20:43,509 --> 00:20:48,681 《本当じゃ ない。 わかってる。 284 00:20:48,681 --> 00:20:52,518 だけど…》 285 00:20:52,518 --> 00:20:57,523 うん! 雛菊 頑張る! 286 00:21:05,030 --> 00:21:07,533 (狼星)以上をもって➡ 287 00:21:07,533 --> 00:21:12,538 黎明20年度 四季会議を終了する。 288 00:21:12,538 --> 00:21:15,040 最後に➡ 289 00:21:15,040 --> 00:21:18,544 春夏秋冬と季節が巡り➡ 290 00:21:18,544 --> 00:21:24,049 豊穣と安寧が 大地に齎されんことを願って。 291 00:21:24,049 --> 00:21:26,719 二十四節気。 292 00:21:26,719 --> 00:21:28,721 (代行者たち)唱和! 293 00:21:28,721 --> 00:21:31,724 (瑠璃)私 踊り1回 間違っちゃった。 294 00:21:31,724 --> 00:21:33,659 (あやめ)だから昨日➡ 295 00:21:33,659 --> 00:21:35,995 もう少し練習してから 寝ようって言ったのに。 296 00:21:35,995 --> 00:21:39,165 (竜胆)すみません 昨日 俺が止めていれば。 297 00:21:39,165 --> 00:21:41,167 (撫子)私が悪いのよ。 298 00:21:41,167 --> 00:21:46,005 カードを最初にやりましょうって 言ったの 私なんですもの。 299 00:21:46,005 --> 00:21:48,841 (瑠璃)次は絶対 負けないから! (撫子)そんな…。 300 00:21:48,841 --> 00:21:52,011 ひな 足元 気をつけてな。 301 00:21:52,011 --> 00:21:56,015 は い。 狼星 さま。 302 00:21:56,015 --> 00:21:58,851 くっ! 何が 「ひな」だ! 303 00:21:58,851 --> 00:22:01,520 お前だけの特別な愛称で 雛菊様を呼ぶな! 304 00:22:01,520 --> 00:22:03,522 さては私へのマウントか!? 305 00:22:03,522 --> 00:22:08,027 雛菊が 前と違うの 気にするから➡ 306 00:22:08,027 --> 00:22:13,699 狼星さま じゃあ ひなって呼ぶって言ってくれて。 307 00:22:13,699 --> 00:22:15,701 ひな 無駄だ。 308 00:22:15,701 --> 00:22:19,038 全部わかってるくせに スネてるんだ こいつは。 ん? 309 00:22:19,038 --> 00:22:24,210 大体 護衛官の私を差し置いて エスコートまで! 何様のつもりだ!? 310 00:22:24,210 --> 00:22:29,548 だから事前に許可取っただろ! お前 本当 俺には態度悪いよな。 311 00:22:29,548 --> 00:22:32,384 凍蝶には優しくしてるくせに。 なっ! 312 00:22:32,384 --> 00:22:35,988 優しくしてくれているのか? 光栄だな。 313 00:22:35,988 --> 00:22:39,658 しっ… 知らない! フンッ! 314 00:22:39,658 --> 00:22:42,995 お… おぉ! おい! 少し散歩してくる! 315 00:22:42,995 --> 00:22:44,997 エヘヘ。 316 00:22:44,997 --> 00:22:46,999 おぉ。 フッ。 317 00:22:49,168 --> 00:22:51,170 アハハハ! 318 00:22:56,008 --> 00:23:00,179 狼星 あからさまですね。 うん? 319 00:23:00,179 --> 00:23:03,015 (さくら)雛菊様に 惚れているでしょう。 320 00:23:03,015 --> 00:23:06,518 隠す気がない。 お応えになるのですか? 321 00:23:06,518 --> 00:23:08,520 えっと…。 322 00:23:08,520 --> 00:23:10,522 ん…。 323 00:23:10,522 --> 00:23:15,694 歓迎はしませんが 反対もしませんよ。 324 00:23:15,694 --> 00:23:17,696 さくら。 325 00:23:17,696 --> 00:23:21,367 雛菊… 狼星 さま➡ 326 00:23:21,367 --> 00:23:23,869 好き だよ。 327 00:23:23,869 --> 00:23:27,206 う…。 328 00:23:27,206 --> 00:23:29,208 でも ね…。 329 00:23:29,208 --> 00:23:35,481 どんなに 好きな 男の子がいたって ね➡ 330 00:23:35,481 --> 00:23:39,318 雛菊が 世界一➡ 331 00:23:39,318 --> 00:23:41,820 愛おしい 女の子は➡ 332 00:23:41,820 --> 00:23:45,524 さくらだって 決まってるの。 333 00:23:47,493 --> 00:23:49,995 雛菊様。 334 00:23:49,995 --> 00:23:53,599 大好き だよ さくら。 335 00:23:55,668 --> 00:23:57,670 フフフフ。 336 00:23:59,672 --> 00:24:02,341 (さくら) 来年も 再来年も➡ 337 00:24:02,341 --> 00:24:04,843 私達で春を捧げましょう。 338 00:24:04,843 --> 00:24:09,515 二人なら きっと出来ます。 うん。 339 00:24:09,515 --> 00:24:12,351 ご安心 くださいませ。 340 00:24:12,351 --> 00:24:15,020 春 の 顕現➡ 341 00:24:15,020 --> 00:24:18,524 みごと はたして みせましょう。