1 00:00:01,835 --> 00:00:04,379 助けにきたぞ 2 00:00:04,838 --> 00:00:06,589 もう大丈夫だ 3 00:00:07,132 --> 00:00:12,846 それは 言いたかった言葉 言えないままの言葉 4 00:00:13,471 --> 00:00:14,723 あの時… 5 00:00:16,433 --> 00:00:18,977 俺が死ねば良かったのに 6 00:00:26,026 --> 00:00:28,236 よかった ね 7 00:00:28,528 --> 00:00:30,947 元気に育ってほしいものです 8 00:00:31,281 --> 00:00:31,948 あ… 9 00:00:31,990 --> 00:00:33,033 雛菊様っ 10 00:00:34,034 --> 00:00:35,577 ふへへ… 11 00:00:35,577 --> 00:00:36,494 あ… 12 00:00:38,955 --> 00:00:44,002 四季庁の…捕捉されていますね 逃げますか? 13 00:00:44,502 --> 00:00:52,302 春にしちゃったし かわいそうだから つかまって あげようか? 14 00:00:52,927 --> 00:00:55,638 後悔 されていませんか… 15 00:00:55,805 --> 00:00:56,848 え? 16 00:00:57,140 --> 00:01:02,270 十年前 貴方は誘拐されて この国から春が消えていた 17 00:01:02,270 --> 00:01:04,272 そして今になっての帰還です 18 00:01:04,356 --> 00:01:06,232 ···否が応でも注目を浴び 19 00:01:06,232 --> 00:01:10,111 事情を知りもしない者たちが 酷い言葉を振りかざす 20 00:01:10,403 --> 00:01:13,490 きっと私達は今より傷つくでしょう 21 00:01:14,157 --> 00:01:16,493 それでも 耐えられますか? 22 00:01:17,077 --> 00:01:19,662 耐えて くれますか? 23 00:01:18,703 --> 00:01:19,662 うん 24 00:01:19,996 --> 00:01:25,627 出来る よ 誰が 何を 言おうと 25 00:01:26,169 --> 00:01:30,382 …そんな すぐ はっきり答えていいんですか…? 26 00:01:30,382 --> 00:01:32,342 いいん だよ 27 00:01:32,342 --> 00:01:36,763 だって さくら 守ってくれる 28 00:01:36,763 --> 00:01:37,722 うぅ… 29 00:01:38,098 --> 00:01:40,850 もう 離れ ない 30 00:01:40,850 --> 00:01:43,561 はい 雛菊様 31 00:01:45,814 --> 00:01:47,440 狼星 32 00:01:46,690 --> 00:01:47,440 ハッ...! 33 00:01:47,607 --> 00:01:49,693 四季庁に確認した 34 00:01:49,984 --> 00:01:53,154 今回の……竜宮の春帰還は―― 35 00:01:53,154 --> 00:01:56,366 『新たな代行者が誕生したわけでは無い』と 36 00:01:56,700 --> 00:01:58,451 ……従者はさくら 37 00:01:58,618 --> 00:02:00,954 顕現を行ったのは 行方不明だった 38 00:02:00,954 --> 00:02:04,082 花葉雛菊様に間違いないそうだ 39 00:03:40,553 --> 00:03:43,390 本日付けで 四季庁保全部警備課 40 00:03:43,390 --> 00:03:45,725 冬部門より配属されました 石原です 41 00:03:46,059 --> 00:03:49,229 冬の代行者 寒椿狼星様 42 00:03:49,229 --> 00:03:52,982 並びに代行者護衛官 寒月凍蝶様 43 00:03:53,358 --> 00:03:56,653 誠心誠意努めますので ご指導・ご鞭撻のほど 44 00:03:56,653 --> 00:03:58,113 宜しくお願い致し――― 45 00:03:57,320 --> 00:03:59,280 挨拶はいい 行くぞ 46 00:03:59,239 --> 00:04:00,240 え 47 00:03:59,906 --> 00:04:02,033 すまない 君も来てくれ 48 00:04:02,075 --> 00:04:05,078 えっ あのっ どちらに… 49 00:04:05,286 --> 00:04:06,496 花見だ 50 00:04:06,413 --> 00:04:07,497 痛っ 51 00:04:06,621 --> 00:04:07,664 視察だ 52 00:04:08,289 --> 00:04:12,544 十年ぶりの春の顕現が 無事為されていることを見届ける 53 00:04:12,752 --> 00:04:14,587 着任早々申し訳ないが 54 00:04:14,796 --> 00:04:18,466 代行者付き冬職員の君にも 随行してもらう 55 00:04:18,758 --> 00:04:20,093 はぁ… 56 00:04:20,093 --> 00:04:21,261 何を言う!? 57 00:04:21,261 --> 00:04:24,055 冬離宮でおとなしくしていろとあれほど… 58 00:04:24,305 --> 00:04:25,890 クソッ! 59 00:04:25,932 --> 00:04:29,602 春も冬も…代行者風情がいちいち勝手を! 60 00:04:29,602 --> 00:04:32,772 貴様らの管理にいくらかかると思ってる! 61 00:04:33,023 --> 00:04:36,276 ―ということで大和の国にようやく訪れた 62 00:04:36,276 --> 00:04:41,031 十年ぶりの春に対する 各国からの祝いの言葉でした 63 00:04:41,031 --> 00:04:41,823 それにしても 64 00:04:41,823 --> 00:04:46,619 我が国の春の代行者はいったい 今までどこにいたのでしょう 65 00:04:46,745 --> 00:04:48,413 四季庁からか 66 00:04:48,413 --> 00:04:51,541 いつものだ 勝手に動き回るなと 67 00:04:51,750 --> 00:04:53,835 せっかく10年ぶりの春だ 68 00:04:53,877 --> 00:04:56,504 エニシの地でただ待つこともなかろう 69 00:04:57,297 --> 00:05:00,008 …雛菊様にお会いすることは難しいが… 70 00:05:00,550 --> 00:05:02,802 文の返事が無いってことは 71 00:05:02,802 --> 00:05:04,929 あっちは会いたくなどないんだろう 72 00:05:05,347 --> 00:05:06,556 良いんだ 73 00:05:06,556 --> 00:05:09,934 雛菊のくれる春が見られれば それで 74 00:05:10,602 --> 00:05:13,563 それに誘拐のショックであいつは…… 75 00:05:13,563 --> 00:05:16,858 派遣した護衛の報告から出された推測だ 76 00:05:16,858 --> 00:05:18,485 断定はできない 77 00:05:19,569 --> 00:05:21,905 全部俺のせいだ 78 00:05:22,155 --> 00:05:25,825 雛菊もさくらも 俺を恨んでいるはずだ…… 79 00:05:26,284 --> 00:05:28,870 いっそこの世に俺が居なければ…… 80 00:05:28,953 --> 00:05:30,330 狼星…… 81 00:05:30,330 --> 00:05:31,331 あ… 82 00:05:32,082 --> 00:05:32,999 ぐあっ!? 83 00:05:32,624 --> 00:05:34,834 そんなことを言ってはダメだ! 84 00:05:34,834 --> 00:05:35,919 口で言えよ! 85 00:05:35,919 --> 00:05:37,962 お前は口で言ってもわからない 86 00:05:37,962 --> 00:05:39,631 頭で語るしか無い 87 00:05:39,631 --> 00:05:41,049 頭の意味ちがうだろ! 88 00:05:41,549 --> 00:05:43,259 ったく… 89 00:05:43,760 --> 00:05:46,638 当機は間もなく着陸態勢に入ります 90 00:05:46,721 --> 00:05:48,932 あ… 91 00:05:51,434 --> 00:05:52,894 春だ… 92 00:05:59,484 --> 00:06:01,277 暖かい… 93 00:06:01,986 --> 00:06:04,072 本当に春だ… 94 00:06:06,783 --> 00:06:08,326 あいつが… 95 00:06:08,993 --> 00:06:09,994 狼星! 96 00:06:09,244 --> 00:06:09,994 ッ! 97 00:06:12,288 --> 00:06:14,582 あ…ヒィ…! 98 00:06:19,504 --> 00:06:22,632 こら 周囲を警戒しなさい 99 00:06:22,632 --> 00:06:24,300 わかっている 100 00:06:26,011 --> 00:06:27,804 いつものことだろう 101 00:06:27,929 --> 00:06:30,306 …ッ!撃て! 102 00:06:35,854 --> 00:06:38,606 改革派…ではないな 103 00:06:38,189 --> 00:06:39,274 ハッ… 104 00:06:38,606 --> 00:06:39,566 根絶派か? 105 00:06:39,566 --> 00:06:40,775 …賊…!? 106 00:06:40,817 --> 00:06:41,985 そうだ 107 00:06:41,317 --> 00:06:41,985 あっ 108 00:06:42,193 --> 00:06:45,822 冬の陣営は四季の中でも特に襲撃が多い 109 00:06:45,822 --> 00:06:47,157 覚悟してくれ 110 00:06:47,824 --> 00:06:49,951 特定の季節に恨みを抱いて 111 00:06:49,951 --> 00:06:52,579 代行者の持つ力を狙って…… 112 00:06:52,579 --> 00:06:53,955 理由は様々だが―― 113 00:06:53,955 --> 00:06:55,123 やめろ 114 00:06:55,123 --> 00:06:59,711 俺たちを殺すか 利用するかしか 頭にない連中の主義主張なんぞ 115 00:06:59,711 --> 00:07:02,172 まともに理解しようとするだけ無駄だ 116 00:07:02,172 --> 00:07:03,423 いくぞ 117 00:07:02,505 --> 00:07:03,381 ああ 118 00:07:07,510 --> 00:07:08,678 ぐあっ! 119 00:07:10,221 --> 00:07:11,014 ぎゃあ! 120 00:07:11,264 --> 00:07:12,140 援護入ります 121 00:07:12,140 --> 00:07:13,933 良い 俺たちで事足りる 122 00:07:21,024 --> 00:07:21,900 うわぁっ!? 123 00:07:21,983 --> 00:07:23,068 っ!? 124 00:07:28,281 --> 00:07:29,324 ふんっ 125 00:07:29,324 --> 00:07:30,909 うわー! 126 00:07:30,992 --> 00:07:33,661 代行者専門のテロリスト集団 127 00:07:33,745 --> 00:07:35,580 それが賊だ 128 00:07:35,580 --> 00:07:37,874 それ以上でもそれ以下でもない 129 00:07:38,333 --> 00:07:41,336 そんな奴らがこの世界にはごまんといて 130 00:07:41,336 --> 00:07:43,755 代行者は絶えず襲われる 131 00:07:44,130 --> 00:07:49,511 理不尽極まりないが それが俺たちにとっての現実だ 132 00:07:50,303 --> 00:07:54,057 石原 お前も危険な目に遭わせることになる 133 00:07:54,808 --> 00:07:55,767 すまない 134 00:07:56,935 --> 00:07:57,936 ぐぅッ! 135 00:07:57,977 --> 00:08:00,814 我々が来ることをどこから聞いた? 136 00:08:01,398 --> 00:08:02,857 滅びよ… 137 00:08:03,900 --> 00:08:05,151 ぐあ! 138 00:08:10,949 --> 00:08:12,867 無事連行された 139 00:08:12,867 --> 00:08:16,287 国家治安機構による取り調べを行うそうだ 140 00:08:16,371 --> 00:08:19,207 創紫に着いた途端 足止めか…… 141 00:08:19,582 --> 00:08:23,628 冬の里長と…四季庁も今度こそお怒りだ 142 00:08:23,837 --> 00:08:25,755 すまないが少し待て 143 00:08:26,047 --> 00:08:29,467 この程度の襲撃 日常茶飯事だろう 144 00:08:29,467 --> 00:08:31,302 …ならば俺一人で行く 145 00:08:31,302 --> 00:08:33,013 お前らはここに残れ 146 00:08:33,013 --> 00:08:34,139 狼星 147 00:08:34,139 --> 00:08:36,474 そうすれば誰も巻き込まずに済む 148 00:08:36,474 --> 00:08:38,810 被害は最小限だ 違うか 149 00:08:38,810 --> 00:08:40,478 バカを言うな 150 00:08:40,520 --> 00:08:44,065 無視して強行すれば お前の立場を悪くする 151 00:08:44,524 --> 00:08:46,443 焦るな 狼星 152 00:08:46,818 --> 00:08:48,653 何度言えばわかる? 153 00:08:48,945 --> 00:08:51,281 私はお前が大事なんだ 154 00:08:55,535 --> 00:08:57,078 …笑えるよ 155 00:08:57,620 --> 00:09:00,582 現人神だなんだと持ち上げられても 156 00:09:00,582 --> 00:09:04,544 賊からは狙われ国には縛り付けられる 157 00:09:04,919 --> 00:09:07,630 花見一つ自由にならない 158 00:09:07,922 --> 00:09:12,385 あいつが戻ってきたのを… あいつの春を感じたい 159 00:09:12,469 --> 00:09:16,806 ただ それだけなのに… 160 00:09:17,682 --> 00:09:21,770 あの時 俺のせいで雛菊は失われた 161 00:09:21,770 --> 00:09:23,521 行け!回り込め! 162 00:09:23,521 --> 00:09:25,815 冬の代行者を殺せ! 163 00:09:31,112 --> 00:09:32,655 …さくら! 164 00:09:36,451 --> 00:09:39,788 ――凍蝶 君命を下す 165 00:09:39,996 --> 00:09:42,791 雛菊とさくらを連れて逃げろ 166 00:09:45,210 --> 00:09:47,170 俺はここで死ぬ 167 00:09:47,879 --> 00:09:50,674 そうすればあいつらは満足するんだ! 168 00:09:50,674 --> 00:09:52,050 だめぇっ! 169 00:09:57,597 --> 00:09:59,307 ッ雛菊っ! 170 00:09:57,597 --> 00:09:59,849 雛菊様っ! 171 00:10:12,487 --> 00:10:15,073 もう誰も傷つけないで 172 00:10:17,075 --> 00:10:18,785 代わりに私が…… 173 00:10:19,202 --> 00:10:20,328 お願い……! 174 00:10:24,624 --> 00:10:27,544 狼星さま……ありがとう 175 00:10:29,629 --> 00:10:33,383 氷の花をくれて……ありがとう 176 00:10:34,050 --> 00:10:35,844 死なないで 177 00:10:37,554 --> 00:10:39,723 生きてくれますか 178 00:10:40,223 --> 00:10:42,434 十年前のあの時 179 00:10:42,934 --> 00:10:45,311 俺が死ねば 良かったのに 180 00:10:49,357 --> 00:10:50,692 凍蝶様 181 00:10:50,692 --> 00:10:54,612 狼星様は 春の代行者様と 親しかったのですか? 182 00:10:56,197 --> 00:10:57,741 そういうことでしたら 183 00:10:57,741 --> 00:11:00,535 春が顕現された土地の視察などと言わず 184 00:11:00,535 --> 00:11:02,620 直接お会いになられても... 185 00:11:04,122 --> 00:11:08,460 石原女史 そう簡単な話ではないんだ 186 00:11:09,252 --> 00:11:11,838 雛菊様のお気持ちは分からない 187 00:11:11,838 --> 00:11:14,758 だが少なくとも 従者は… 188 00:11:15,383 --> 00:11:17,302 姫鷹さくらは… 189 00:11:17,844 --> 00:11:20,430 我々を許しはしないだろう 190 00:11:21,014 --> 00:11:23,391 それは どういう… 191 00:11:27,937 --> 00:11:30,440 すべて 私のせいだ 192 00:11:30,440 --> 00:11:31,775 あ… 193 00:11:33,151 --> 00:11:34,319 あぁ… 194 00:11:35,236 --> 00:11:40,075 十年前に起きた 春の代行者 花葉雛菊誘拐事件 195 00:11:41,117 --> 00:11:44,329 当時冬の里に滞在していた春の代行者が 196 00:11:44,329 --> 00:11:48,208 賊の襲撃により拉致され 以降行方不明となる 197 00:11:48,375 --> 00:11:51,086 捜索は 国家治安機構 四季庁 198 00:11:51,086 --> 00:11:54,964 春の里 冬の里の4陣営合同で行われるも 199 00:11:55,006 --> 00:11:56,299 しかし… 200 00:11:56,508 --> 00:11:57,717 ハッ!? 201 00:11:57,884 --> 00:12:02,389 春の里はたったの3ヶ月で捜査から手を引いてる 202 00:12:02,806 --> 00:12:04,140 どうして? 203 00:12:05,350 --> 00:12:07,185 お願いします!! 204 00:12:07,185 --> 00:12:09,521 見捨てないで!開けてください! 205 00:12:09,521 --> 00:12:11,022 お願いします!! 206 00:12:11,022 --> 00:12:12,315 さくら! 207 00:12:14,943 --> 00:12:16,695 …凍蝶様…… 208 00:12:17,487 --> 00:12:20,907 春の里は 捜査を打ち切ると… 209 00:12:20,907 --> 00:12:22,200 は…? 210 00:12:22,575 --> 00:12:27,330 私…お役目を降ろされました… 211 00:12:27,330 --> 00:12:28,790 何? 212 00:12:29,165 --> 00:12:32,293 私は従者です 命に代えても 213 00:12:32,293 --> 00:12:35,296 雛菊様をお守りするべきでした… 214 00:12:35,672 --> 00:12:37,132 なのに… 215 00:12:38,258 --> 00:12:40,969 生き残ってしまった…っ 216 00:12:39,676 --> 00:12:40,927 待てっ… 217 00:12:41,261 --> 00:12:43,680 違う 君のせいじゃない! 218 00:12:43,805 --> 00:12:45,557 さくら 聞け! 219 00:12:45,890 --> 00:12:48,852 責められるべきは賊の侵入を許した冬だ! 220 00:12:49,060 --> 00:12:50,395 私だ! 221 00:12:51,896 --> 00:12:53,732 …罰は受けます… 222 00:12:53,732 --> 00:12:55,567 でも今は… 223 00:12:55,859 --> 00:12:59,362 雛菊様を探さないといけないのに… 224 00:13:02,240 --> 00:13:03,658 さくら 225 00:13:03,700 --> 00:13:05,702 冬の里に来なさい 226 00:13:06,911 --> 00:13:08,038 え… 227 00:13:08,079 --> 00:13:11,332 私たちと雛菊様を探そう! 228 00:13:11,666 --> 00:13:13,835 …っ 229 00:13:17,964 --> 00:13:19,424 …しかし 230 00:13:19,758 --> 00:13:24,346 冬の里も 五年後には 大規模捜査が打ち切りに… 231 00:13:24,804 --> 00:13:26,306 つまり… 232 00:13:26,890 --> 00:13:29,100 春の代行者は 233 00:13:30,018 --> 00:13:31,603 見捨てられた… 234 00:13:31,603 --> 00:13:33,438 見捨てませんよね… 235 00:13:34,147 --> 00:13:37,192 嘘ですよね 凍蝶さま… 236 00:13:38,485 --> 00:13:42,072 雛菊様を 私を… 237 00:13:41,738 --> 00:13:42,822 さくら… 238 00:13:42,155 --> 00:13:44,115 くうっ…! 239 00:13:42,947 --> 00:13:44,115 ッ! 240 00:13:46,201 --> 00:13:49,037 助けるって… 241 00:13:49,371 --> 00:13:52,123 言ってくれたじゃないですか!! 242 00:13:51,915 --> 00:13:53,249 …ッ! 243 00:13:54,834 --> 00:13:57,420 ハァ…ハァ…ハァ… 244 00:14:03,218 --> 00:14:06,304 探すぞ 凍蝶… 245 00:14:07,180 --> 00:14:09,683 里の助けが無くとも 246 00:14:10,892 --> 00:14:13,019 俺たちだけでも …… っ! 247 00:14:13,978 --> 00:14:19,067 以後春の護衛官・姫鷹さくらは消息を絶ち 248 00:14:19,484 --> 00:14:22,737 冬陣営との交流は途絶えた… 249 00:14:24,114 --> 00:14:29,452 あの時 命に代えても雛菊様を お守りするべきだった 250 00:14:29,869 --> 00:14:31,788 そうすれば 狼星も 251 00:14:32,247 --> 00:14:33,832 さくらも…… 252 00:14:35,458 --> 00:14:36,835 なのに…… 253 00:14:38,628 --> 00:14:40,213 守れなかったんだ… 254 00:14:42,173 --> 00:14:43,800 さくら 255 00:14:45,552 --> 00:14:47,846 まだ私が憎いか 256 00:14:58,773 --> 00:15:00,400 狼星さま 257 00:15:02,902 --> 00:15:04,279 ん…? 258 00:15:05,238 --> 00:15:07,323 四季庁と里を説き伏せた 259 00:15:07,449 --> 00:15:11,828 時間はかかったが あいつらの力添えのおかげだ 260 00:15:12,120 --> 00:15:16,458 彼らは皆 十年前の襲撃を 生き残った者たちだ 261 00:15:16,791 --> 00:15:20,754 あの時 俺たちと同じく 雛菊様に救われた 262 00:15:21,212 --> 00:15:24,674 春の帰りを喜んでいるのは お前だけじゃない 263 00:15:24,841 --> 00:15:27,677 お前と一緒に 春が見たいんだよ 264 00:15:27,677 --> 00:15:28,678 あ… 265 00:15:29,304 --> 00:15:31,181 行くぞ 狼星 266 00:15:31,681 --> 00:15:35,477 お前が望むなら どこへだって連れていってやる 267 00:15:45,570 --> 00:15:48,948 こんな風景 忘れていました 268 00:15:49,532 --> 00:15:53,536 前に春が来たのは まだ十代の頃でしたから 269 00:15:54,412 --> 00:15:56,122 見事だな… 270 00:16:00,585 --> 00:16:01,795 あ… 271 00:16:10,804 --> 00:16:12,806 助けに来たぞ 272 00:16:12,931 --> 00:16:14,808 もう大丈夫だ 273 00:16:20,647 --> 00:16:23,858 帰って来たんだ…あいつは… 274 00:16:23,858 --> 00:16:25,151 ああっ!? 275 00:16:28,405 --> 00:16:29,989 止まれ! 276 00:16:32,158 --> 00:16:36,496 襲撃の可能性がある 確認が取れるまで全員待機だ 277 00:16:36,496 --> 00:16:38,123 りょ 了解 278 00:16:39,082 --> 00:16:41,835 酷いな あれは… 279 00:16:50,218 --> 00:16:52,220 中に 子どもが… 280 00:16:52,220 --> 00:16:53,430 …っ! 281 00:16:54,097 --> 00:16:55,598 わ〜 282 00:16:56,933 --> 00:16:59,686 あれじゃ いつまで保つか… 283 00:17:04,441 --> 00:17:06,067 確認取れました 284 00:17:06,109 --> 00:17:07,861 襲撃の危険はありません 285 00:17:07,861 --> 00:17:09,738 無関係の事故です 286 00:17:09,904 --> 00:17:14,325 既に複数通報もあり 国家治安機構と救急が対応中 287 00:17:14,659 --> 00:17:15,452 了解した 288 00:17:15,452 --> 00:17:17,037 狼星様!? 289 00:17:17,078 --> 00:17:18,371 お待ち下さい! 290 00:17:20,415 --> 00:17:21,875 狼星! 291 00:17:22,334 --> 00:17:23,585 放せ 292 00:17:23,710 --> 00:17:27,088 代行者の神通力は季節を もたらすためのもの 293 00:17:27,088 --> 00:17:31,176 四季条例によって護身以外での 個人的な使用は認められていない 294 00:17:31,176 --> 00:17:32,427 わかっているだろう 295 00:17:32,427 --> 00:17:33,595 俺なら救える 296 00:17:33,595 --> 00:17:37,140 お前はヒーローじゃない 四季の代行者だ 297 00:17:37,265 --> 00:17:41,478 この人だかりで能力を使用し 身分が明らかになればどうなる? 298 00:17:41,561 --> 00:17:44,147 どこへ行くにも危険がはね上がるぞ 299 00:17:44,272 --> 00:17:47,317 今以上にお前の行動も制限される 300 00:17:47,400 --> 00:17:48,068 それでもだ 301 00:17:48,068 --> 00:17:49,402 狼星! 302 00:17:48,777 --> 00:17:50,195 凍蝶 303 00:17:52,572 --> 00:17:56,326 目の前に 助けられる命がある 304 00:17:57,911 --> 00:17:59,913 今なら救える 305 00:18:01,081 --> 00:18:04,668 お前ならその意味が わかるだろう 306 00:18:04,709 --> 00:18:06,044 ハッ…! 307 00:18:14,928 --> 00:18:19,474 舞っている暇は無いだろう 歌だけだ やれるな? 308 00:18:19,683 --> 00:18:21,476 当たり前だ 309 00:18:23,770 --> 00:18:26,106 わぁー!! 310 00:18:27,148 --> 00:18:30,402 本当は あいつに言いたかった 311 00:18:30,568 --> 00:18:38,451 (六花の剣を突き立てて) 312 00:18:38,493 --> 00:18:43,206 『助けに来たぞ』『 もう大丈夫だ』と 313 00:18:39,202 --> 00:18:47,085 (月の色すら白に塗れ) 314 00:18:43,581 --> 00:18:47,085 俺の手で 助け出したかった 315 00:18:47,293 --> 00:18:54,843 (雪月花の夢はとこしえの) 316 00:18:48,044 --> 00:18:49,337 けれど 317 00:18:49,462 --> 00:18:53,425 冬の代行者の能力『生命凍結』 318 00:18:53,925 --> 00:18:56,302 あんなこともできるなんて… 319 00:18:55,135 --> 00:19:03,143 (眠り病者への慰め) 320 00:18:56,678 --> 00:18:58,304 全く 321 00:18:58,763 --> 00:19:00,598 粋なことを… 322 00:19:03,143 --> 00:19:04,936 そうだ 323 00:19:03,143 --> 00:19:11,234 (秋を殺して春に死ね) 324 00:19:05,770 --> 00:19:08,189 あいつは戻って来たんだ 325 00:19:10,025 --> 00:19:12,110 春にふさわしい 326 00:19:11,276 --> 00:19:19,034 (忌むべき者は諸共に死を) 327 00:19:12,485 --> 00:19:15,030 振る舞いをしなければ 328 00:19:15,697 --> 00:19:17,782 本当はあいつに… 329 00:19:18,241 --> 00:19:20,118 言いたかったけれど 330 00:19:19,075 --> 00:19:27,208 (嘆きはすべて 白に塗れ) 331 00:19:22,454 --> 00:19:24,497 いつか言えたらと 332 00:19:25,206 --> 00:19:27,250 願っていたけれど 333 00:19:27,208 --> 00:19:42,807 (すべては白に 六花の色に解けてゆけ) 334 00:19:48,146 --> 00:19:50,023 助けに来たぞ 335 00:19:50,940 --> 00:19:54,235 もう 大丈夫だ 336 00:19:59,824 --> 00:20:01,743 よくやった 狼星 337 00:20:02,243 --> 00:20:06,164 面倒事は任せろ 私がなんとかしておく 338 00:20:06,706 --> 00:20:08,124 ...すまないな 339 00:20:08,124 --> 00:20:11,169 謝るな 言っただろう 340 00:20:11,211 --> 00:20:14,297 お前が望むなら どこへだって連れていってやる 341 00:20:14,547 --> 00:20:16,966 私はお前のために生きてるんだ 342 00:20:17,342 --> 00:20:19,177 何度でも言う 343 00:20:19,636 --> 00:20:23,890 狼星 私はお前が一番大事なんだ 344 00:20:24,974 --> 00:20:27,602 …そういうのは さくらに言え 345 00:20:29,104 --> 00:20:31,481 言えたら苦労はしないな 346 00:20:47,372 --> 00:20:49,457 大丈夫だ 狼星 347 00:20:50,041 --> 00:20:53,920 いつかきっと 雛菊様のこともなんとかなる 348 00:20:55,422 --> 00:20:58,758 責任も取れないのに そんなこと… 349 00:20:58,758 --> 00:21:02,804 責任は取るさ 生涯かけてお前を守る 350 00:21:02,804 --> 00:21:05,682 だからそういうのはさくらに言えっ 351 00:21:05,932 --> 00:21:07,017 フッ… 352 00:21:07,642 --> 00:21:08,601 フフフ… 353 00:21:08,727 --> 00:21:10,687 フフフ... 354 00:21:11,021 --> 00:21:12,063 そうだ 355 00:21:12,647 --> 00:21:14,607 あれは見事だったぞ 356 00:21:15,358 --> 00:21:20,321 雛菊様のもたらした春を 汚さないように ああしたのだろう? 357 00:21:28,163 --> 00:21:31,291 良い春景色だった 358 00:21:40,800 --> 00:21:42,177 ふふふ… 359 00:21:46,431 --> 00:21:47,974 雛菊… 360 00:21:48,850 --> 00:21:51,227 お前はどこにでもいるな 361 00:21:52,145 --> 00:21:54,564 俺が恋い焦がれるから 362 00:21:55,315 --> 00:21:57,317 どこにでも現れる