1 00:00:03,971 --> 00:00:07,574 《モニカ:わぁ~! お父さん ありがとう! 2 00:00:11,311 --> 00:00:13,647 楽しい! 楽しい! 3 00:00:13,647 --> 00:00:15,649 楽しい! 4 00:00:15,649 --> 00:00:18,051 楽しい!!》 5 00:00:19,987 --> 00:00:25,325 《モニカ:あのメジャー… 目盛りが 擦り切れるまで 持ち歩いたっけ。 6 00:00:25,325 --> 00:00:29,663 世界は数字に満ちている。 人間もそう…。 7 00:00:29,663 --> 00:00:35,369 人体は 膨大な数字でできている》 8 00:00:39,339 --> 00:00:42,042 《お父さんが よく言ってたなぁ…》 9 00:02:13,967 --> 00:02:15,969 (イザベル)ごっ冗談でしょう!? 10 00:02:15,969 --> 00:02:18,972 こんな 泥くさい子と 近くの部屋なんて! 11 00:02:18,972 --> 00:02:21,975 も… 申し訳ありません! 12 00:02:21,975 --> 00:02:24,978 イザベル様のお身内と 聞いていましたので…。 13 00:02:24,978 --> 00:02:26,980 えぇ… はい はい…。 14 00:02:26,980 --> 00:02:30,984 《2人部屋!? 知らない人と? えぇ~っ! 15 00:02:30,984 --> 00:02:34,988 ご安心ください お姉さま。 16 00:02:34,988 --> 00:02:39,993 わたくしが 悪役令嬢的に 解決いたしましょう》 17 00:02:42,162 --> 00:02:46,833 あぁ~っ! わたくし 耐えられそうもありませんわ! 18 00:02:46,833 --> 00:02:49,669 はぁ…。 そんな! 19 00:02:49,669 --> 00:02:52,172 わたくしにできることがあれば…。 20 00:02:52,172 --> 00:02:54,174 フッ! 21 00:02:54,174 --> 00:02:56,677 あなたなんて 屋根裏部屋がお似合いよ! 22 00:02:56,677 --> 00:02:59,346 や… 屋根裏部屋? 23 00:02:59,346 --> 00:03:01,848 屋根裏が空いてない? 24 00:03:01,848 --> 00:03:04,818 馬小屋でも構いませんことよ! 25 00:03:04,818 --> 00:03:07,988 いいえ! すぐに ご用意を! 26 00:03:07,988 --> 00:03:09,956 あぁ…。 27 00:03:09,956 --> 00:03:13,960 《モニカ:悪役令嬢って… すごい》 28 00:03:16,129 --> 00:03:20,634 (フェリクス)さて… 生徒会会計 アーロン・オブライエン。 29 00:03:23,637 --> 00:03:27,040 (フェリクス)帳簿に 改竄の跡が見られた。 30 00:03:29,309 --> 00:03:34,014 (エリオット)俺のほうで 確認できただけで 30回以上だ。 31 00:03:34,014 --> 00:03:38,018 (ブリジット)特別予算からも 使いこんでいるのではなくて? 32 00:03:38,018 --> 00:03:40,020 (ニール)はい。 見直し中ですが➨ 33 00:03:40,020 --> 00:03:44,291 通常予算と合わせて 50回近くになるかと…。 34 00:03:47,327 --> 00:03:49,663 (フェリクス)君を 生徒会役員に選んだのは➨ 35 00:03:49,663 --> 00:03:55,001 お祖父様… クロックフォード公爵の 推薦があったからだ。 36 00:03:55,001 --> 00:04:01,341 だが 今回の件で お祖父様は 君のお父上を見限るだろうね。 37 00:04:01,341 --> 00:04:07,280 《アーロン:大丈夫だ… あいつが なんとかしてくれる! 38 00:04:07,280 --> 00:04:09,282 あい… つ? 39 00:04:09,282 --> 00:04:13,620 なんだ? なんで 思い出せない!?》 40 00:04:13,620 --> 00:04:15,956 あ… あぁ…。 41 00:04:15,956 --> 00:04:18,291 (フェリクス)わかるかい? 42 00:04:18,291 --> 00:04:21,962 君の愚かさが ステイル伯爵家を滅ぼすんだ。 43 00:04:21,962 --> 00:04:24,631 くっ… 黙れ 黙れ! 44 00:04:24,631 --> 00:04:28,969 王族とは名ばかりの 公爵の犬が~っ! 45 00:04:28,969 --> 00:04:31,972 (シリル)ツァイ・ダルヴァン・メルゼ! 46 00:04:33,974 --> 00:04:37,310 殿下への狼藉 万死に値する! 47 00:04:37,310 --> 00:04:39,980 (フェリクス)シリル。 48 00:04:39,980 --> 00:04:45,986 出過ぎた真似 失礼いたしました。 守ってくれて ありがとう。 49 00:04:45,986 --> 00:04:47,988 アーロン。 うぅ…。 50 00:04:47,988 --> 00:04:53,326 君には 退学の通知が 下されるまで 謹慎を命ずる。 51 00:04:53,326 --> 00:04:57,330 公爵の犬風情にしてやられた 己の愚かさを➨ 52 00:04:57,330 --> 00:04:59,633 存分に噛みしめてくれ。 53 00:05:04,271 --> 00:05:06,439 うぅ…。 はっ! 54 00:05:06,439 --> 00:05:09,109 モニカお姉さまと ルームメイトになって➨ 55 00:05:09,109 --> 00:05:14,281 こっそり 夜中のお茶会を 開きたかったですわ~! 56 00:05:14,281 --> 00:05:18,618 でもでも… お姉さまの任務の お邪魔をしてはいけませんものね。 57 00:05:18,618 --> 00:05:22,455 (アーロン)放せ! 放せ!! 俺は悪くない! 58 00:05:22,455 --> 00:05:24,991 俺じゃないんだ! (ソーンリー)落ち着きなさい! 59 00:05:24,991 --> 00:05:29,663 あの方… ステイル伯爵家の アーロン様ですわね。 60 00:05:29,663 --> 00:05:31,998 社交界で お見かけしたことが…。 61 00:05:31,998 --> 00:05:37,003 焦茶の髪の方は ダーズヴィー伯爵家のエリオット様。 62 00:05:37,003 --> 00:05:40,674 銀髪の方は 存じあげませんが…。 63 00:05:40,674 --> 00:05:43,343 生徒会の 役員章がついてますから➨ 64 00:05:43,343 --> 00:05:47,013 おそらく 名のある家の方なのでしょう。 65 00:05:47,013 --> 00:05:50,984 《モニカ:わたしより 潜入任務向きなんじゃ…》 66 00:05:52,986 --> 00:05:55,322 (ソーンリー)全員 注目! 67 00:05:55,322 --> 00:05:58,358 編入生のモニカ・ノートン嬢だ。 68 00:05:58,358 --> 00:06:00,327 挨拶を。 69 00:06:02,596 --> 00:06:05,432 《な… 何か言わなきゃ…》 70 00:06:05,432 --> 00:06:08,268 姿勢! ひゃい! 71 00:06:08,268 --> 00:06:12,305 ここは この国の頂点に立つ名門。 72 00:06:12,305 --> 00:06:17,577 生徒には 相応の品性と 完璧な教養が求められるのだよ。 73 00:06:31,992 --> 00:06:35,262 もう 結構。 席に着きたまえ。 74 00:06:40,667 --> 00:06:42,669 (ラナ)ねぇ…。 75 00:06:42,669 --> 00:06:46,006 ねぇ あなたに 話しかけているのだけど…。 76 00:06:46,006 --> 00:06:51,344 編入生さん。 えっ…。 77 00:06:51,344 --> 00:06:53,346 (ラナ)わたしは ラナ・コレット。 78 00:06:53,346 --> 00:06:57,017 ねぇ どうして 髪を おさげなんかにしてるの? 79 00:06:58,985 --> 00:07:03,590 ほ… 他のやり方… わからなくて…。 80 00:07:03,590 --> 00:07:08,295 侍女がいないの? あの貧相な身なりですもの。 81 00:07:10,597 --> 00:07:13,600 (ラナ)あなた 育ちはどこ? 82 00:07:13,600 --> 00:07:16,436 リェ… リェンナックです。 83 00:07:16,436 --> 00:07:21,274 まぁ! 国境沿いの大きな街ね! 何が流行ってるの? 84 00:07:21,274 --> 00:07:26,279 うっ… そういうの わからなくて…。 85 00:07:26,279 --> 00:07:28,982 ごめんなさい…。 86 00:07:32,285 --> 00:07:34,287 (ラナ)ねぇ 見て! 87 00:07:36,289 --> 00:07:40,961 この口紅… 王都の最新作なのよ。 88 00:07:40,961 --> 00:07:43,296 はぁ…。 89 00:07:43,296 --> 00:07:47,967 《成金男爵の令嬢が 田舎者相手に自慢してるわよ。 90 00:07:47,967 --> 00:07:51,971 お金で爵位を買ったからって 必死よね…。 91 00:07:54,307 --> 00:07:56,309 もう いいわ。 92 00:08:02,282 --> 00:08:05,452 ヒィッ! ジッとしてなさいよ。 93 00:08:05,452 --> 00:08:07,454 あ… あの…。 94 00:08:07,454 --> 00:08:09,923 動かない。 は… はい! 95 00:08:24,604 --> 00:08:27,273 (ラナ)これでいいわ。 96 00:08:27,273 --> 00:08:31,644 簡単なんだから できるようになりなさいよ。 97 00:08:31,644 --> 00:08:33,613 あっ…。 98 00:08:38,985 --> 00:08:43,957 《ありがとうのひと言すら 言えなかった…》 99 00:08:47,994 --> 00:08:51,498 《モニカ:王子様って 生徒会長だから➨ 100 00:08:51,498 --> 00:08:57,003 生徒会室に近づけば 顔ぐらいは 見ることができるかも…。 101 00:08:57,003 --> 00:08:59,005 だけど…。 102 00:08:59,005 --> 00:09:01,007 む… 無理! 103 00:09:01,007 --> 00:09:02,909 人が多すぎて…。 104 00:09:02,909 --> 00:09:06,913 でも 早く 王子様の護衛につかないと…》 105 00:09:06,913 --> 00:09:10,417 《ルイス:ハッハッハッハッハ! 106 00:09:10,417 --> 00:09:12,419 ハッハッハッハッハ!》 107 00:09:12,419 --> 00:09:14,587 ご… ごめんなさい! 頑張ります! 108 00:09:14,587 --> 00:09:16,589 あっ…。 109 00:09:18,925 --> 00:09:20,927 ふぅ…。 110 00:09:23,930 --> 00:09:26,933 お昼は これでいいかな…。 111 00:09:26,933 --> 00:09:30,937 人が来なさそうな場所は…。 112 00:09:37,277 --> 00:09:40,947 静かで いい場所…。 113 00:09:40,947 --> 00:09:42,949 あっ…。 114 00:09:49,456 --> 00:09:51,458 《他の場所を探そう…》 115 00:09:53,460 --> 00:09:56,463 まんまと引っかかったな! えっ!? 116 00:09:56,463 --> 00:09:58,631 あっ! それが武器か!? 117 00:09:58,631 --> 00:10:01,968 えっ 違っ… その… わたしのお昼…。 118 00:10:01,968 --> 00:10:05,638 ポケットに昼食入れてるやつなんて いるわけないだろ! 119 00:10:05,638 --> 00:10:08,808 人けのない所まで 俺たちを追ってきて…。 120 00:10:08,808 --> 00:10:10,977 誰に雇われた!? 121 00:10:10,977 --> 00:10:13,980 《やだ やだ やだ! 怖い 怖い 怖い~!》 122 00:10:13,980 --> 00:10:15,982 あっ! おっと! 123 00:10:17,984 --> 00:10:20,987 あぁっ…。 うぅ…。 木の実? 124 00:10:20,987 --> 00:10:24,491 (フェリクス)エリオット その子を離してあげてくれ。 125 00:10:24,491 --> 00:10:27,794 なんでだよ! アーロンが仕向けた 刺客に…。 126 00:10:38,004 --> 00:10:42,008 今年は 二年生に 編入生がいると聞いたんだ。 127 00:10:42,008 --> 00:10:45,345 もしかして 君が そうなんじゃないかな? 128 00:10:45,345 --> 00:10:50,049 名前は… そうだ モニカ・ノートン。 129 00:10:52,018 --> 00:10:55,021 ほらね… この子は 刺客じゃなくて➨ 130 00:10:55,021 --> 00:10:58,024 たまたま迷い込んだ 子リスだ。 131 00:10:58,024 --> 00:11:01,327 食事の邪魔をして すまないね。 132 00:11:04,297 --> 00:11:07,600 あ… あり… あり…。 133 00:11:09,969 --> 00:11:11,971 あっ 危ない! へっ? 134 00:11:16,009 --> 00:11:17,977 (植木鉢の割れる音) 135 00:11:19,979 --> 00:11:22,282 クソッ! 136 00:11:24,317 --> 00:11:26,319 大丈夫かい? 137 00:11:35,995 --> 00:11:37,997 はひゅっ! 138 00:11:41,000 --> 00:11:44,671 《18473726…。 クソが! 139 00:11:44,671 --> 00:11:48,341 お前の親父のせいで とんだ とばっちりだ! 140 00:11:48,341 --> 00:11:52,011 もう 外で おかしなこと 口走るんじゃねぇぞ! 141 00:11:52,011 --> 00:11:54,347 聞いてんのか!》 142 00:11:54,347 --> 00:11:57,016 はあっ! 143 00:11:57,016 --> 00:11:59,018 はぁ…。 144 00:12:01,020 --> 00:12:02,956 (セルマ)大丈夫? 145 00:12:02,956 --> 00:12:08,962 わたしは セルマ・カーシュ。 あなたのクラスの保健委員よ。 146 00:12:08,962 --> 00:12:11,631 倒れたって聞いたから…。 147 00:12:11,631 --> 00:12:15,468 髪… 乱れてる。 148 00:12:15,468 --> 00:12:18,304 《きれいな手…》 149 00:12:18,304 --> 00:12:22,609 落ち着いたら 寮に戻って 大丈夫よ。 150 00:12:37,323 --> 00:12:40,660 (ネロ)おう… どうだった? 151 00:12:40,660 --> 00:12:43,997 む… 無理ぃ…。 What!? 152 00:12:43,997 --> 00:12:47,500 初日から やらかしてるな…。 153 00:12:47,500 --> 00:12:50,336 ぐっ… うぅ…。 あれだ! 154 00:12:50,336 --> 00:12:52,672 ボロが出そうになったら 相手の記憶とか➨ 155 00:12:52,672 --> 00:12:56,175 いじっちゃえばいいじゃん。 精神干渉魔術は➨ 156 00:12:56,175 --> 00:13:00,013 そんなことに使っちゃいけないの。 記憶障害になったり➨ 157 00:13:00,013 --> 00:13:02,949 錯乱状態になっちゃうことも あるんだから。 158 00:13:02,949 --> 00:13:06,285 怖ぇ~な! まぁ… 気を取り直して➨ 159 00:13:06,285 --> 00:13:09,622 頑張るしかないな。 うん…。 160 00:13:09,622 --> 00:13:11,624 どした? 161 00:13:11,624 --> 00:13:16,295 今日 いろんな人に 親切にしてもらったの。 162 00:13:16,295 --> 00:13:18,965 本当は ちゃんと➨ 163 00:13:18,965 --> 00:13:22,268 ありがとうございます って 言いたかったのに…。 164 00:13:24,637 --> 00:13:27,307 よし! オレ様にまかせろ! 165 00:13:27,307 --> 00:13:29,642 ま… まさか…。 166 00:13:29,642 --> 00:13:32,345 その まさかだぜ! 167 00:13:34,313 --> 00:13:37,016 あぁっ… あばばば…。 168 00:13:40,687 --> 00:13:42,655 (ネロ)これで どうだ!? 169 00:13:42,655 --> 00:13:46,492 ひいっ…。 さぁ ドンとこい! 170 00:13:46,492 --> 00:13:50,663 やだ… それ やだ! お願い… 猫の姿に…。 171 00:13:50,663 --> 00:13:52,665 言え! 言うのだ! 172 00:13:52,665 --> 00:13:55,668 ありがとうございますと言え~! ふわぁ~っ! 173 00:13:55,668 --> 00:14:00,506 ネロ様 サイコー! ネロ様 ありがとうございますと言え~! 174 00:14:00,506 --> 00:14:04,277 ん? 妖しいやつがいるぞ。 175 00:14:04,277 --> 00:14:06,279 えっ? 176 00:14:08,614 --> 00:14:14,020 (モニカ)ホントだ… 男子寮の庭に誰かいる…。 177 00:14:17,957 --> 00:14:20,960 王子を狙う刺客? 追うか? 178 00:14:20,960 --> 00:14:23,629 ネロ…。 179 00:14:23,629 --> 00:14:29,035 わたし… あの人と会ってる。 180 00:14:32,638 --> 00:14:34,640 《わぁ…。 181 00:14:34,640 --> 00:14:38,978 この計算が終わったら 研究が完成するの? 182 00:14:38,978 --> 00:14:42,648 (レイン)いいや… これは まだ ほんの一部だよ。 183 00:14:42,648 --> 00:14:46,319 もしかしたら この研究は 無駄かもしれないし➨ 184 00:14:46,319 --> 00:14:49,655 私が生きている間に 完成させるのは➨ 185 00:14:49,655 --> 00:14:51,991 難しいかもしれないね。 186 00:14:51,991 --> 00:14:56,996 こんなに頑張ってるのに? それでも…》 187 00:15:12,945 --> 00:15:16,949 《髪型… 気にしたことなかったけど…》 188 00:15:19,619 --> 00:15:23,623 ネロにとって 無駄じゃないものって何? 189 00:15:23,623 --> 00:15:26,959 哲学か? 哲学って言葉知ってる オレ様➨ 190 00:15:26,959 --> 00:15:29,629 賢いよな。 褒めろ! 191 00:15:29,629 --> 00:15:32,632 うん すごい すごい。 それだ! 192 00:15:32,632 --> 00:15:35,635 お前の褒め言葉は 無駄じゃないぞ! 193 00:15:35,635 --> 00:15:37,970 気分が ポカポカするからな。 194 00:15:37,970 --> 00:15:40,973 あとな… 無駄を楽しむのがいいんだ。 195 00:15:40,973 --> 00:15:44,310 ん? 「人生は無駄だらけだ。 196 00:15:44,310 --> 00:15:47,980 ならば その無駄を 大いに楽しもうではないか」。 197 00:15:47,980 --> 00:15:51,984 って ダスティン・ギュンターも 小説に書いてたぞ。 198 00:15:54,320 --> 00:15:58,991 生きていくのに精一杯なのに 無駄を楽しむなんて…。 199 00:15:58,991 --> 00:16:01,027 《レイン:それでも…。 200 00:16:01,027 --> 00:16:05,998 困難な挑戦ほど 楽しいものだよ モニカ》 201 00:16:07,967 --> 00:16:11,237 ちょっと 挑戦… してみる。 202 00:16:13,306 --> 00:16:16,943 (モニカ)あ… あの…。 何よ…。 203 00:16:16,943 --> 00:16:19,979 あっ! どうしたの? それ…。 204 00:16:19,979 --> 00:16:22,982 き き… 昨日 やってもらったみたいに➨ 205 00:16:22,982 --> 00:16:26,285 したくて… こ… これ… その…。 206 00:16:26,285 --> 00:16:33,292 き… 昨日は ありがとう… ご… ございました! 207 00:16:33,292 --> 00:16:35,294 いらない。 208 00:16:35,294 --> 00:16:37,296 それ もう 流行ってないもの。 209 00:16:47,306 --> 00:16:50,977 き… 昨日の…。 210 00:16:50,977 --> 00:16:57,483 やり方… お… お… 教えてもらえましぇんか!? 211 00:16:57,483 --> 00:17:01,587 《バカバカバカー! 肝心なときに~!》 212 00:17:05,591 --> 00:17:08,261 フフッ…。 213 00:17:08,261 --> 00:17:11,931 うぅ…。 仕方ないわね。 214 00:17:11,931 --> 00:17:14,934 ほら 座りなさいよ。 215 00:17:17,937 --> 00:17:22,275 (ラナ)この櫛… アンメル地方の 細工師が作ったものなの。 216 00:17:22,275 --> 00:17:26,279 小さめの宝石を 控えめにちりばめて…。 217 00:17:29,282 --> 00:17:32,952 つまらないでしょ わたしの話。 218 00:17:32,952 --> 00:17:37,556 どうせ ウチは成金だもの。 私の話なんて…。 219 00:17:39,959 --> 00:17:45,464 えっと… わ… わたしも よく 話がつまらないって➨ 220 00:17:45,464 --> 00:17:48,801 言われます。 数字の話ばかりしちゃうから…。 221 00:17:48,801 --> 00:17:52,305 フフ… なにそれ… 変なの。 222 00:17:54,307 --> 00:17:56,609 変… ですか? 223 00:17:58,644 --> 00:18:00,646 す… すごい…。 224 00:18:00,646 --> 00:18:03,916 重要なのは 三つ編みの位置と角度…。 225 00:18:03,916 --> 00:18:06,585 束にする髪の比率も…。 226 00:18:06,585 --> 00:18:09,589 こういうのは数字じゃなくて 手で覚えるのよ。 227 00:18:09,589 --> 00:18:12,591 一度ほどいて 自分でやってみなさいよ。 228 00:18:12,591 --> 00:18:15,928 こんなに きれいなのに!? 229 00:18:15,928 --> 00:18:19,265 自分でやらなきゃ 覚えられないでしょ。 230 00:18:19,265 --> 00:18:21,968 《わぁ…。 231 00:18:26,439 --> 00:18:29,542 はわわわ… あぁっ。 232 00:18:38,284 --> 00:18:41,454 (エリオット)人の顔を見るなり 逃げだすとは…。 233 00:18:41,454 --> 00:18:45,624 なるほど… たしかに 臆病な子リスだ。 234 00:18:45,624 --> 00:18:48,027 わ… わたし 人間です。 235 00:18:49,996 --> 00:18:52,465 黙って ついてきてもらおうか。 236 00:18:54,467 --> 00:18:57,303 (フェリクス)突然 呼び出して すまないね。 237 00:18:57,303 --> 00:19:02,908 セレンディア学園 生徒会長 フェリクス・アーク・リディルだ。 238 00:19:02,908 --> 00:19:08,080 《モニカ:昨日のあの人が 第二王子だったなんて…》 239 00:19:08,080 --> 00:19:12,918 《ハッハッハ… なんて おバカな出会いを してやがるのですか? 240 00:19:12,918 --> 00:19:14,920 同期殿…》 241 00:19:14,920 --> 00:19:18,591 《あばばば…》 242 00:19:18,591 --> 00:19:20,593 昨日は…。 ん? 243 00:19:20,593 --> 00:19:23,929 その… あ… ありがとうございました。 244 00:19:23,929 --> 00:19:26,932 お礼を言われるようなことを したかな? 245 00:19:26,932 --> 00:19:30,936 木の実を… それと 保健室に…。 246 00:19:30,936 --> 00:19:33,439 あぁ… 気にしなくていいよ。 247 00:19:33,439 --> 00:19:35,441 そ… それと…。 ん? 248 00:19:35,441 --> 00:19:39,278 なんで 寮を 抜け出してたんですか? 249 00:19:39,278 --> 00:19:44,283 寮を!? それは初耳だぞ! なんのことかな? 250 00:19:44,283 --> 00:19:47,620 昨日の晩… 見たんです。 251 00:19:47,620 --> 00:19:51,957 部屋の窓から…。 不審者かもしれないね。 252 00:19:51,957 --> 00:19:55,127 特徴は? フ… フードで➨ 253 00:19:55,127 --> 00:20:01,467 顔は見えませんでしたけど… 体格が殿下と一緒で…。 254 00:20:01,467 --> 00:20:04,970 (フェリクス)体格が近い人間なんて 珍しくないだろう。 255 00:20:04,970 --> 00:20:07,306 黄金比… なんです! 256 00:20:07,306 --> 00:20:10,976 わたしは 目で見た物の長さを 言い当てる自信があります。 257 00:20:10,976 --> 00:20:14,480 殿下は 頭の横と縦の比率が 1:1.618でした。 258 00:20:14,480 --> 00:20:16,982 これは 人間が 最も美しいと感じる黄金比に➨ 259 00:20:16,982 --> 00:20:19,985 限りなく近い数値です! 服を着ていても 足の長さで➨ 260 00:20:19,985 --> 00:20:21,987 だいたい ヘソの位置は 割り出せます。 261 00:20:21,987 --> 00:20:24,323 昨晩の人物も殿下も ヘソで分割したとき➨ 262 00:20:24,323 --> 00:20:26,659 上と下の比率が この 黄金比でした! 263 00:20:26,659 --> 00:20:29,161 さらに なんと! 下半身を1としたとき➨ 264 00:20:29,161 --> 00:20:33,165 上半身と下半身を合計した全長が 1:1.618になるんです! 265 00:20:33,165 --> 00:20:36,001 まるで 計算されたような 黄金比です! 266 00:20:36,001 --> 00:20:38,003 こんな人 めったに いませ…。 267 00:20:38,003 --> 00:20:40,005 あっ…。 268 00:20:44,009 --> 00:20:46,679 採寸したときは…。 269 00:20:46,679 --> 00:20:49,849 あっ 1:1.618だ。 270 00:20:49,849 --> 00:20:52,685 やっちゃった~! 271 00:20:52,685 --> 00:20:56,021 つまり 子リスの 証言どおりということか? 272 00:20:56,021 --> 00:20:58,524 進展はなかったけど…。 273 00:20:58,524 --> 00:21:01,360 シリルが聞いたら 卒倒するぞ。 274 00:21:01,360 --> 00:21:05,464 やはり 彼女は 無害な子リスだよ。 275 00:21:05,464 --> 00:21:10,636 一人になった私に何もせず 挙句 口を滑らせるなんて➨ 276 00:21:10,636 --> 00:21:12,972 刺客なら ありえない。 277 00:21:12,972 --> 00:21:16,976 植木鉢の件は どう説明する!? (モニカ)あ… あの…。 278 00:21:16,976 --> 00:21:19,979 偶然 落ちてきたんじゃ…。 279 00:21:19,979 --> 00:21:24,984 事の始まりは 生徒会会計による 予算着服でね。 280 00:21:24,984 --> 00:21:27,653 彼の退学手続きが終わるまで➨ 281 00:21:27,653 --> 00:21:30,656 寮で 謹慎させることにしたんだが…。 282 00:21:30,656 --> 00:21:33,692 《危ない! (衝撃音) 283 00:21:33,692 --> 00:21:35,661 (シリル)殿下!》 284 00:21:38,664 --> 00:21:42,501 (フェリクス)アーロンは共犯者がいたことを ほのめかしている。 285 00:21:42,501 --> 00:21:45,671 だから 俺たちは 罠を張ってたんだ。 286 00:21:45,671 --> 00:21:48,340 あの 裏庭で。 あっ…。 287 00:21:48,340 --> 00:21:51,677 《わたし… 刺客だと思われてる!?》 288 00:21:51,677 --> 00:21:56,015 《さすが 同期殿は やることが 斜め上ですなぁ…》 289 00:21:56,015 --> 00:22:00,219 共犯者は お前なんだろ? ち… 違っ! 290 00:22:00,219 --> 00:22:03,155 じゃあ 真犯人を見つけるか? 291 00:22:03,155 --> 00:22:05,991 えぇっ!? どうする? 292 00:22:05,991 --> 00:22:09,495 や… やりまふ…。 293 00:22:09,495 --> 00:22:13,299 そう それなら お願いするよ。 294 00:22:13,299 --> 00:22:16,302 (モニカ)うぅ~っ! 295 00:22:16,302 --> 00:22:20,973 お前… 護衛なんだよな? うん うん うん! 296 00:22:20,973 --> 00:22:23,976 刺客扱いされてちゃ ダメじゃね? 297 00:22:23,976 --> 00:22:25,978 へうっ!