1 00:00:02,002 --> 00:00:05,005 (悲鳴) 2 00:00:08,508 --> 00:00:12,346 (モニカ)あれは… 地竜。 3 00:00:12,346 --> 00:00:15,515 (ネロ)なぁ! うまいもの 喰いにきたのに➨ 4 00:00:15,515 --> 00:00:18,018 なんで 竜が出てくるんだよ~! 5 00:01:50,077 --> 00:01:56,049 (呪文) 6 00:01:58,418 --> 00:02:00,387 (グレン)あっ! 7 00:02:02,990 --> 00:02:08,328 あ~ もう! 全然 眉間 打ち抜けないっす! 8 00:02:08,328 --> 00:02:12,666 あの魔術師… なんで 空から攻撃しないんだ? 9 00:02:12,666 --> 00:02:17,671 二つの魔術を維持するのって すごく難しいの。 10 00:02:17,671 --> 00:02:22,009 へぇ… モニカが 当たり前のように使ってるから➨ 11 00:02:22,009 --> 00:02:25,612 魔術師なら 誰でもできるのかと思ってたぜ。 12 00:02:27,681 --> 00:02:33,353 ごめんなさい 師匠! もう 訓練 サボらないっす~! 13 00:02:33,353 --> 00:02:40,027 (グレンが呪文を唱える声) 14 00:02:40,027 --> 00:02:42,029 ここ。 15 00:02:44,531 --> 00:02:46,633 (咆哮) 16 00:02:55,709 --> 00:02:57,878 倒した! 倒したぞ! 17 00:02:57,878 --> 00:03:00,313 君! よくやってくれたな。 18 00:03:00,313 --> 00:03:03,517 い… いやぁ… マグレ当たりっすよ。 19 00:03:09,656 --> 00:03:11,658 ネロ…。 20 00:03:11,658 --> 00:03:14,995 重い。 ここまで 運んでやったろ。 21 00:03:14,995 --> 00:03:19,666 働き者の使い魔に 褒美を寄越せよ ご主人様。 22 00:03:19,666 --> 00:03:24,004 鶏肉がいいな。 塩を キツめに効かせたやつ。 23 00:03:24,004 --> 00:03:27,507 お店 開いてるかな…。 24 00:03:27,507 --> 00:03:30,010 《さぁ 営業再開だ! 25 00:03:30,010 --> 00:03:33,680 景気づけに安くしとくよ! 26 00:03:33,680 --> 00:03:36,683 人間って たくましいよな。 27 00:03:36,683 --> 00:03:40,687 どうせ わたしは たくましくないですよ。 28 00:03:44,191 --> 00:03:47,694 さては お前… 気づいてないな? 29 00:03:47,694 --> 00:03:50,697 何に? 30 00:03:50,697 --> 00:03:56,036 人間の姿のオレ様が近くにいても 平気になってることに。 31 00:03:56,036 --> 00:03:58,038 あっ…。 32 00:03:58,038 --> 00:04:02,309 少しは たくましくなったんじゃねぇの? 33 00:04:02,309 --> 00:04:05,512 そう… かな。 34 00:04:08,315 --> 00:04:11,618 《モニカ:そうだと… いいな》 35 00:04:13,653 --> 00:04:15,989 (リンジー)はあぁ…。 36 00:04:15,989 --> 00:04:20,994 《眼鏡が逮捕されちゃったから クラスの担任… 任されちゃった》 37 00:04:20,994 --> 00:04:24,498 (学園長)皆さん ご注目を! 38 00:04:24,498 --> 00:04:28,001 本日から 基礎魔術学の教師に就任する➨ 39 00:04:28,001 --> 00:04:32,506 水咬の魔術師 ウィリアム・マクレガン先生です。 40 00:04:32,506 --> 00:04:34,674 (マクレガン)どうぞ ヨロシク。 41 00:04:34,674 --> 00:04:39,679 先生は なんと 魔術師養成機関最高峰である➨ 42 00:04:39,679 --> 00:04:43,683 ミネルヴァの名誉教授を 務めていた方なのです。 43 00:04:43,683 --> 00:04:47,687 七賢人になる前の 結界の魔術師様や➨ 44 00:04:47,687 --> 00:04:51,525 沈黙の魔女様も 先生に師事されていたのですよ。 45 00:04:51,525 --> 00:04:55,629 名誉教授なんて 退屈なだけだからね~。 46 00:04:58,031 --> 00:05:02,969 (ニール)ノートン嬢… 選択授業 決めましたか? 47 00:05:02,969 --> 00:05:06,306 えっと… まだ です。 48 00:05:06,306 --> 00:05:11,978 (エリオット)貴族にとって 芸術は嗜み。 何か 楽器の経験は? 49 00:05:11,978 --> 00:05:15,815 ない… です。 やれやれ…。 50 00:05:15,815 --> 00:05:19,319 おっと! 芸術といえば 絵画もだが…。 51 00:05:19,319 --> 00:05:23,990 ここにもいたな 芸術の心得のない奴が。 52 00:05:23,990 --> 00:05:28,328 (シリル)私は高度実践魔術の授業を 受けることが決まっている。 53 00:05:28,328 --> 00:05:31,531 魔術も 貴族の嗜みだろう。 54 00:05:34,334 --> 00:05:36,336 (フェリクス)シリルの歌は好きだよ。 55 00:05:36,336 --> 00:05:40,507 で… 殿下!? いつ 私の歌など…。 56 00:05:40,507 --> 00:05:44,344 一人で資料室にいるとき たまに 歌っているじゃないか。 57 00:05:44,344 --> 00:05:47,514 とても上手だな… と 思っていたのだけど…。 58 00:05:47,514 --> 00:05:50,517 今度 ゆっくり 聴かせておくれ。 59 00:05:50,517 --> 00:05:55,355 いいえ いいえ! 私の歌など! し… 資料を取ってきます! 60 00:05:55,355 --> 00:05:57,357 (ドアの開閉音) 61 00:05:57,357 --> 00:06:00,961 そういえば エリオットは バイオリンが上手だったね。 62 00:06:00,961 --> 00:06:03,964 今度 シリルと合わせて 聴いてみたいな。 63 00:06:03,964 --> 00:06:06,967 うぅ… 勘弁してくれ。 64 00:06:06,967 --> 00:06:12,305 (フェリクス)ノートン嬢… まだ 授業を 決めていないのなら➨ 65 00:06:12,305 --> 00:06:14,307 魔術は どうだろう? へうっ!? 66 00:06:14,307 --> 00:06:16,977 数学と通じるものがあるよ。 67 00:06:16,977 --> 00:06:19,312 《なんて 応えれば…》 68 00:06:19,312 --> 00:06:21,481 《ルイス:面倒な話など➨ 69 00:06:21,481 --> 00:06:25,318 前向きに検討します とでも 言っておけばよいのです》 70 00:06:25,318 --> 00:06:27,654 《ありがとう ルイスさん》 71 00:06:27,654 --> 00:06:30,991 明日の見学会 案内しようか? 72 00:06:30,991 --> 00:06:33,660 はい! 前向きに検討します! 73 00:06:33,660 --> 00:06:38,832 そう。 では 明日 教室に迎えにいくからね。 74 00:06:38,832 --> 00:06:42,002 はい! 75 00:06:42,002 --> 00:06:44,004 (モニカ)あれ? 76 00:06:46,840 --> 00:06:51,177 魔術に関しては この学園も なかなかのものだよ。 77 00:06:51,177 --> 00:06:55,382 殿下も魔術を? 78 00:06:55,382 --> 00:06:59,352 いいや… 私は 魔術の才能がないからね。 79 00:07:01,454 --> 00:07:05,292 (ニール)あれ? 会長に ノートン嬢? 80 00:07:05,292 --> 00:07:10,964 やぁ 君たちも選択授業に? (グレン)もしかして 生徒会長!? 81 00:07:10,964 --> 00:07:13,300 王子様じゃないっすか! 82 00:07:13,300 --> 00:07:15,635 《モニカ:この人 クレーメで…》 83 00:07:15,635 --> 00:07:17,971 グレン・ダドリーっす。 84 00:07:17,971 --> 00:07:22,142 この秋に編入したばかりで ニールのクラスメイトなんす。 85 00:07:22,142 --> 00:07:26,980 はじめまして ダドリーくん。 フェリクス・アーク・リディルだ。 86 00:07:26,980 --> 00:07:29,649 よろしく。 よろしくっす。 87 00:07:29,649 --> 00:07:32,485 モ… モニカ・ノートンです。 88 00:07:32,485 --> 00:07:34,487 よろしくっす! 89 00:07:34,487 --> 00:07:37,991 アバッ!? うぅ…。 90 00:07:37,991 --> 00:07:39,993 あっ そうだ! 91 00:07:42,996 --> 00:07:46,666 お近づきの印に クレーメの焼き栗っす。 92 00:07:46,666 --> 00:07:49,169 グッ… グレン! 失礼ですよ! 93 00:07:49,169 --> 00:07:52,505 クレーメといえば 地竜が出たらしいね。 94 00:07:52,505 --> 00:07:56,176 なんでも 通りすがりの魔術師が 倒したとか…。 95 00:07:56,176 --> 00:07:59,346 うっ! 君は 巻き込まれたりしなかったかい? 96 00:07:59,346 --> 00:08:03,283 へ… へぇ… 全然 気づかなかったっす。 97 00:08:03,283 --> 00:08:07,287 《あれ?》 あっ モニカは 選択授業は何を? 98 00:08:07,287 --> 00:08:10,957 え~っと… その…。 99 00:08:10,957 --> 00:08:15,295 ノートン嬢には 基礎魔術学を 案内しようと思ってるんだ。 100 00:08:15,295 --> 00:08:17,297 オレとニールも同じっす! 101 00:08:19,632 --> 00:08:24,971 《だ… 大丈夫… 私のこと 知ってる人がいるわけ…》 102 00:08:24,971 --> 00:08:31,644 おや? 《マ… マクレガン先生!? 103 00:08:31,644 --> 00:08:33,980 終わった…》 104 00:08:33,980 --> 00:08:36,683 (マクレガン)チミたち 誰? へっ? 105 00:08:36,683 --> 00:08:40,653 受講希望者です。 私は 案内役です。 106 00:08:40,653 --> 00:08:42,989 見学者は 何人? 107 00:08:42,989 --> 00:08:46,659 目が悪くてね…。 (フェリクス)3人です。 108 00:08:46,659 --> 00:08:50,497 じゃあ 適当なとこに 座ってちょうだい。 109 00:08:50,497 --> 00:08:53,666 《気づかれてない?》 110 00:08:53,666 --> 00:08:59,339 (マクレガン)さて… まずは 魔術師の素質について。 111 00:08:59,339 --> 00:09:02,942 もう なんといっても 魔力量。 112 00:09:02,942 --> 00:09:05,945 コレがないと 魔術は使えないからね。 113 00:09:05,945 --> 00:09:09,949 普通は 50くらい。 100超えたら まぁまぁ。 114 00:09:09,949 --> 00:09:13,953 150を超えたら 七賢人になれるかも。 115 00:09:13,953 --> 00:09:16,623 《し… 心臓に悪い》 116 00:09:16,623 --> 00:09:19,292 あと 数学が得意な子は➨ 117 00:09:19,292 --> 00:09:23,963 この 魔術式の理解力に 優れていることが多いね。 118 00:09:23,963 --> 00:09:26,966 あっ そうそう…。 119 00:09:26,966 --> 00:09:30,970 ボクの教え子で この 魔術式の理解力が➨ 120 00:09:30,970 --> 00:09:34,641 抜群な子がいてね。 遂には 詠唱なしで➨ 121 00:09:34,641 --> 00:09:38,144 魔術を使えるように なっちゃったのよ。 122 00:09:38,144 --> 00:09:41,648 沈黙の魔女っていうんだけどね。 123 00:09:41,648 --> 00:09:45,652 《ひいぃ~っ!》 ちなみに 沈黙の魔女は➨ 124 00:09:45,652 --> 00:09:50,990 彼女が作った魔術式も含めて テストに出るから 覚えておいてね。 125 00:09:50,990 --> 00:09:53,159 《覚えないで~っ!》 126 00:09:53,159 --> 00:09:56,663 もうね… 近代魔術のセオリーを➨ 127 00:09:56,663 --> 00:09:59,999 ひっくり返したと言っても 過言ではないからね。 128 00:09:59,999 --> 00:10:02,001 (生徒たち)おぉ~! 129 00:10:02,001 --> 00:10:06,005 《過言です… 過言なんです~》 130 00:10:06,005 --> 00:10:09,342 最後に 魔力操作技術。 131 00:10:09,342 --> 00:10:13,346 このセンスがあれば 魔術式の理解力が低くても➨ 132 00:10:13,346 --> 00:10:20,520 魔術を使えちゃうんだよね。 まぁ 完成度は低いけど…。 133 00:10:20,520 --> 00:10:24,691 はぁ… これね 魔力測定器。 134 00:10:24,691 --> 00:10:26,693 見て。 135 00:10:28,695 --> 00:10:35,368 魔力は 160。 光が青だから 得意属性は水。 136 00:10:35,368 --> 00:10:38,204 こんな感じで 計れるの。 137 00:10:38,204 --> 00:10:42,041 はい じゃあ チミたちも やってみて。 138 00:10:42,041 --> 00:10:45,044 えっ…。 ニール やってみるっす! 139 00:10:45,044 --> 00:10:48,047 150超えたら 七賢人になれるかもっすよ! 140 00:10:48,047 --> 00:10:51,050 よ… よしてください! 僕に そんな才能は…。 141 00:10:51,050 --> 00:10:57,056 《最後に計測したときは 202… まだ 成長期だから…》 142 00:11:00,159 --> 00:11:04,664 メイウッド庶務は 土属性で 魔力は 96か。 143 00:11:04,664 --> 00:11:08,668 悪くない数字だね。 わぁ… ありがとうございます。 144 00:11:08,668 --> 00:11:10,670 次は 俺の番っす! 145 00:11:10,670 --> 00:11:13,006 《ど ど… どうしよう…》 146 00:11:13,006 --> 00:11:15,008 せ~の! 147 00:11:17,010 --> 00:11:19,512 《ここから逃げ出さないと…》 148 00:11:19,512 --> 00:11:21,848 おや? 149 00:11:21,848 --> 00:11:25,184 チミ… どこかで…。 150 00:11:25,184 --> 00:11:27,720 《はぎゃあ~っ!》 151 00:11:27,720 --> 00:11:30,390 あぁっ! 152 00:11:30,390 --> 00:11:34,727 先生 これ 壊れてるっす! 嘘でしょ!? 153 00:11:34,727 --> 00:11:38,064 (マクレガン)チミ… それ いくらすると思ってるの? 154 00:11:38,064 --> 00:11:40,066 (グレン)オ… オレのせいじゃないっす! 155 00:11:40,066 --> 00:11:42,035 きっと 不良品! 不良品なんすよ! 156 00:11:48,074 --> 00:11:51,544 危なかった…。 でも…。 157 00:11:51,544 --> 00:11:58,384 《グレンさんの測定器… 魔力量が 250を超えてた? 158 00:11:58,384 --> 00:12:02,488 そんな人… 七賢人でも 2人しか…》 159 00:12:02,488 --> 00:12:04,991 《うわ~ 負けた! あっ? 160 00:12:09,996 --> 00:12:11,998 《モニカ:あれは…》 161 00:12:13,100 --> 00:12:17,337 (エリオット)誰かと思ったら 子リスじゃないか。 162 00:12:17,337 --> 00:12:22,342 チェスに興味があるのか? い… いえ… わからないので…。 163 00:12:22,342 --> 00:12:26,012 フン… 遠慮するなよ。 教えてやる。 164 00:12:26,012 --> 00:12:28,014 へうぅ~! 165 00:12:30,350 --> 00:12:34,687 これは… 何をすれば 勝ちなのでしょうか? 166 00:12:34,687 --> 00:12:39,359 あっ… ハハハ! な~に 簡単さ。 167 00:12:39,359 --> 00:12:42,862 敵のキングを取る。 それだけだ。 168 00:12:42,862 --> 00:12:45,531 チェスは 疑似戦争。 169 00:12:45,531 --> 00:12:51,537 貴族にとって 戦略に対する感覚を 身につける 重要な嗜みだ。 170 00:12:51,537 --> 00:12:54,374 疑似戦争…。 171 00:12:54,374 --> 00:12:57,710 魔法兵は どの駒に あたるのでしょうか? 172 00:12:57,710 --> 00:12:59,712 ビショップあたりかな。 173 00:12:59,712 --> 00:13:02,982 昔は 僧兵が 魔術を好んで使ってたしな。 174 00:13:02,982 --> 00:13:06,986 じゃあ 魔術の力量は 設定されていますか? 175 00:13:06,986 --> 00:13:12,992 得意な魔術 その範囲… それと 防御結界の概算強度は? 176 00:13:12,992 --> 00:13:14,994 は? 季節や気候は➨ 177 00:13:14,994 --> 00:13:18,998 決められていますか? 地形の高低は? 風向きは? 178 00:13:18,998 --> 00:13:21,334 おいおい… この盤面に➨ 179 00:13:21,334 --> 00:13:23,670 それだけの要素が あるわけないだろう。 180 00:13:23,670 --> 00:13:28,508 この疑似戦争の舞台は ただの平面で いいんですね? 181 00:13:28,508 --> 00:13:33,012 高さは関係しない。 駒も 決められた動きのみ。 182 00:13:33,012 --> 00:13:37,016 上官同士の交渉もなく ただ 王を討つだけ。 183 00:13:37,016 --> 00:13:39,352 あ… あぁ…。 184 00:13:39,352 --> 00:13:44,023 だったら 簡単だと思います。 185 00:13:44,023 --> 00:13:48,528 こちらは クイーン抜き。 そちらからどうぞ。 186 00:13:50,530 --> 00:13:55,368 わたしが先攻でいいんですか? あぁ。 187 00:13:55,368 --> 00:14:00,573 《気づいているのか? 先攻のほうが有利だと…》 188 00:14:03,976 --> 00:14:06,646 じゃあ いきます。 189 00:14:06,646 --> 00:14:31,671 ♬~ 190 00:14:31,671 --> 00:14:34,006 《なんだ これ…。 191 00:14:34,006 --> 00:14:37,677 クイーン抜きとはいえ この状況は…》 192 00:14:37,677 --> 00:14:41,013 《嘘でしょ…。 《あの エリオット様が…。 193 00:14:41,013 --> 00:14:43,516 《あっ… いや 待て! 194 00:14:43,516 --> 00:14:46,686 キャスリングを使えば 勝てる。 195 00:14:46,686 --> 00:14:52,091 だが 子リスには キャスリングのルールを教えていない…》 196 00:14:55,361 --> 00:14:59,365 《それなのに 使うのか?》 197 00:15:16,315 --> 00:15:20,486 今のは キャスリングといって まだ 動かしていない キングと➨ 198 00:15:20,486 --> 00:15:23,656 ルークがあり かつ その間に…。 負けました。 199 00:15:23,656 --> 00:15:27,994 今の… きゃすりんぐ? が 正式なルールなら➨ 200 00:15:27,994 --> 00:15:30,496 わたしの勝ちは ありません。 201 00:15:30,496 --> 00:15:32,999 (生徒たち)おぉ~! 202 00:15:35,668 --> 00:15:39,338 か… 簡単って言って ごめんなさい。 203 00:15:39,338 --> 00:15:43,843 相手が人間だから 不確定要素が多くて…。 204 00:15:43,843 --> 00:15:47,680 なぁ…。 (ボイド)そこの女子生徒。 205 00:15:47,680 --> 00:15:52,852 (ボイド)名前は? モ モ モ… モニ モニ モニ…。 206 00:15:52,852 --> 00:15:58,524 モニカ・ノートン嬢… 俺と同じ 生徒会役員ですよ ボイド先生。 207 00:15:58,524 --> 00:16:00,460 覚えた。 モッ!? 208 00:16:00,460 --> 00:16:03,963 モニモニモニモニ? モニ? 209 00:16:03,963 --> 00:16:06,966 必ず 受講しなさい。 210 00:16:06,966 --> 00:16:11,804 (ネロ)で… どれにするか 悩んでるのか…。 211 00:16:11,804 --> 00:16:15,975 って おい! しっかりしろよ ご主人様! 212 00:16:15,975 --> 00:16:19,312 ていっ! ていっ! ていっ! ていっ! 213 00:16:19,312 --> 00:16:24,650 マクレガン先生がいるから 基礎魔術学は 絶対に避けないと。 214 00:16:24,650 --> 00:16:30,656 どうしよう… 2つ 選択授業 申し込まないといけないのに…。 215 00:16:30,656 --> 00:16:33,993 世話のやける ご主人様だなぁ…。 216 00:16:33,993 --> 00:16:36,662 ほら 肉球するか? 肉球。 217 00:16:36,662 --> 00:16:39,065 するぅ…。 218 00:16:43,002 --> 00:16:46,672 《ここで ルークを 動かしていたら…。 219 00:16:46,672 --> 00:16:50,009 チェス… 楽しかったな》 220 00:16:50,009 --> 00:16:52,845 (エリオット)シリル これは なんだ? 221 00:16:52,845 --> 00:16:56,349 どこから見ても 雄牛と車輪ではないか。 222 00:16:56,349 --> 00:16:59,018 どこから見ても ウサギと➨ 223 00:16:59,018 --> 00:17:01,787 輪切りにした 腐りかけのオレンジだろ。 224 00:17:01,787 --> 00:17:04,957 あの… なんの お話を…。 225 00:17:04,957 --> 00:17:07,960 業者の紋章を 教えていただけだ。 226 00:17:07,960 --> 00:17:11,464 なぁ… 雄牛に見えるか? 227 00:17:11,464 --> 00:17:16,469 (モニカ)えっ! え~っと…。 228 00:17:16,469 --> 00:17:20,973 これが現実だ。 殿下は わかってくださったぞ。 229 00:17:20,973 --> 00:17:25,978 そりゃ お前が 去年 アボット商会を 担当したって知ってるからだろ。 230 00:17:25,978 --> 00:17:28,481 あ… あの…。 231 00:17:28,481 --> 00:17:33,986 (2人)ん? これが アボット商会の紋章… です。 232 00:17:33,986 --> 00:17:37,323 おととい リストで見たので…。 233 00:17:37,323 --> 00:17:41,327 ふむ… 私の雄牛は 尻尾が欠けていたのか。 234 00:17:41,327 --> 00:17:44,664 欠けていたのは 画力とセンスだろ。 235 00:17:44,664 --> 00:17:47,667 まったく… 紋章は わかった。 236 00:17:47,667 --> 00:17:52,672 ノートン嬢 そろそろ 業者が来る頃だ。 一緒に来てくれ。 237 00:17:58,511 --> 00:18:00,813 (ブリジット)過保護だこと。 あっ…。 238 00:18:06,485 --> 00:18:09,655 《連れ出したはいいが…。 239 00:18:09,655 --> 00:18:16,629 教えてない キャスリングを使うなんて… 貴族として 恥ずべき行為だ》 240 00:18:25,004 --> 00:18:29,842 あ… ノートン嬢… 昨日のチェスのことだが…。 241 00:18:29,842 --> 00:18:32,311 違う。 ん? 242 00:18:32,311 --> 00:18:34,313 あの紋章…。 243 00:18:34,313 --> 00:18:39,652 車輪の軸が 12本あるはずなのに 10本しかない… です。 244 00:18:39,652 --> 00:18:42,655 覚え間違いじゃないのか? 245 00:18:42,655 --> 00:18:46,492 わたしは 一度見た図形は 忘れません。 246 00:18:46,492 --> 00:18:51,998 それに あの雄牛… 尻尾を描き忘れています。 247 00:18:53,100 --> 00:18:58,004 俺が時間を稼ぐから 君は 警備兵を呼んでこい。 248 00:18:58,004 --> 00:19:00,306 でも それだと…。 249 00:19:02,441 --> 00:19:06,946 俺は貴族だぞ。 貴族には 平民を守る義務がある。 250 00:19:08,948 --> 00:19:11,117 早く 行け! 251 00:19:11,117 --> 00:19:14,620 《今なら…。 ごめんね》 252 00:19:14,620 --> 00:19:16,956 (馬のいななき) 253 00:19:16,956 --> 00:19:18,958 なんだ!? ぐあっ! 254 00:19:18,958 --> 00:19:20,960 《まずは 一人…》 255 00:19:20,960 --> 00:19:23,629 何やってんだ! 256 00:19:23,629 --> 00:19:25,631 うわっ! 《ここ!》 257 00:19:27,633 --> 00:19:29,635 《モニカ:やった! うまくいった…》 258 00:19:29,635 --> 00:19:31,637 うわっ! 259 00:19:31,637 --> 00:19:33,639 ノートン嬢! 避けろ! 260 00:19:35,975 --> 00:19:38,277 ぴゃあぁ~っ! 261 00:19:40,980 --> 00:19:43,315 ノートン嬢! うぅっ…。 262 00:19:43,315 --> 00:19:45,317 《そのまま 動かないで! 263 00:19:50,322 --> 00:19:53,626 (ケイシー)どう どう ど~う…。 264 00:19:55,995 --> 00:20:01,167 (ケイシー)大丈夫… もう 大丈夫よ。 ほ~ら 落ち着いて。 265 00:20:01,167 --> 00:20:03,169 (ケイシー)いい子ね。 266 00:20:08,507 --> 00:20:12,011 警備兵を呼んでくる。 ここで 待機していてくれ。 267 00:20:12,011 --> 00:20:14,013 は… はい。 268 00:20:14,013 --> 00:20:16,682 あ… あの…。 ん? 269 00:20:16,682 --> 00:20:24,090 た… 助けてくれて… あ… ありがとう… ございました。 270 00:20:26,025 --> 00:20:31,030 私は 高等科2年 ケイシー・グローヴ。 あなたは? 271 00:20:31,030 --> 00:20:35,534 モ… モニカ・ノートン… でひゅ。 (馬のいななき) 272 00:20:35,534 --> 00:20:39,371 へうっ! どう どう どう…。 273 00:20:39,371 --> 00:20:41,373 やってみる? 274 00:20:41,373 --> 00:20:46,078 撫でてあげると 喜ぶわよ。 は… はい…。 275 00:20:57,056 --> 00:21:01,360 《さっきは 痛い思いさせて ごめんね》 276 00:21:04,997 --> 00:21:10,503 グローヴ様は… 馬が お好きなんですね。 277 00:21:10,503 --> 00:21:14,006 そんな 堅苦しい呼び方しなくていいわよ。 278 00:21:14,006 --> 00:21:16,008 ケイシーって呼んで。 279 00:21:16,008 --> 00:21:19,678 私も モニカって呼んでいい? うん うん…。 280 00:21:19,678 --> 00:21:21,680 ありがとう。 281 00:21:21,680 --> 00:21:24,683 そうね… 馬は好き。 282 00:21:24,683 --> 00:21:28,687 故郷じゃ 馬車で 家畜の出荷を 手伝ったりもするのよ。 283 00:21:28,687 --> 00:21:32,024 サムおじさんの豚の歌みたいに…。 284 00:21:32,024 --> 00:21:37,029 ごめん… わかんないわよね。 家畜の童謡なんて…。 285 00:21:37,029 --> 00:21:40,199 サムおじさんの歌 わかります! 286 00:21:40,199 --> 00:21:43,369 あっ…。 あれは すごくすごく美しい➨ 287 00:21:43,369 --> 00:21:47,706 数列の歌で…。 アハ… アハハハハ! 288 00:21:47,706 --> 00:21:51,544 まさか サムおじさんの豚を 知ってる人に出会うなんて…。 289 00:21:51,544 --> 00:21:55,714 私 この学園の子と 話が合わないのよね。 290 00:21:55,714 --> 00:21:59,218 田舎貴族だから。 なんだったら 狩りもするし…。 291 00:21:59,218 --> 00:22:02,154 すごい…。 ありがと! 292 00:22:02,154 --> 00:22:05,991 そうだ! こっち 来て! へっ!? 293 00:22:05,991 --> 00:22:09,295 (ケイシー)そうそう ここに 足かけて…。 294 00:22:13,666 --> 00:22:16,068 目 開けてみて。 295 00:22:23,042 --> 00:22:36,021 ♬~ 296 00:22:36,021 --> 00:22:38,023 馬 好き? 297 00:22:38,023 --> 00:22:41,694 き… きれいだな と思います。 298 00:22:41,694 --> 00:22:47,032 よかったら 一緒に 乗馬の授業 受けてみない? 299 00:22:47,032 --> 00:22:51,704 わ… わたし 運動神経➨ 300 00:22:51,704 --> 00:22:53,872 すごく すごく 悪くて…。 301 00:22:53,872 --> 00:22:57,042 初心者も大歓迎って 先生も言ってたわ。 302 00:22:57,042 --> 00:23:03,983 さらに さらに… 今なら ケイシー先生のサポート付き! 303 00:23:03,983 --> 00:23:06,986 なんちゃって! えへっ。 304 00:23:10,656 --> 00:23:13,993 あ… あの…。 ん? 305 00:23:13,993 --> 00:23:19,164 《新しいこと やってみたい…》 306 00:23:19,164 --> 00:23:24,670 乗馬… わたしでも できますか? 307 00:23:27,339 --> 00:23:30,643 (ケイシー)ケイシー先生に まっかせなさい! 308 00:23:37,516 --> 00:23:40,019 なんだよ もう寝ちゃったのか? 309 00:23:40,019 --> 00:23:42,521 よっぽど疲れたんだな。 310 00:23:42,521 --> 00:23:44,523 ん? 311 00:23:46,525 --> 00:23:50,863 へぇ… 意外だな。 冒険してるじゃん。 312 00:23:50,863 --> 00:23:54,066 チェスと乗馬とはね。